JP2020003103A - 空調用室内ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、端部ケーシングに起因するクロスフローファンの端部の外周面から吹き出される空気の阻害を抑制することで、NZ音の発生を抑制可能な空調用室内ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】クロスフローファン本体31の端部に設けられ、空気流入領域に対応する第1の外周面31bとの間に第1の隙間48Gを形成する第1の内面48aを含む第1の部分48、及び空気流出領域に対応する第2の外周面31cとの間に第2の隙間49Gを形成する第2の内面49aを含む第2の部分49を有する端部ケーシング22を備え、第2の隙間49Gが第1の隙間48Gよりも広い。
【選択図】図5

Description

本発明は、空調用室内ユニットに関する。
特許文献1には、空気吸込口及び空気吹出口を有する筐体と、端部ケーシングと、クロスフローファンと、熱交換器ユニットと、を有する空調用室内ユニットが開示されている。
筐体は、端部ケーシング、クロスフローファン、及び熱交換器ユニットを収容している。
端部ケーシングは、僅かな隙間を介在させた状態で、クロスフローファンの端部の外周面と対向するように配置されている。端部ケーシングは、クロスフローファンの端部から室内の空気の逆流を抑制することを目的に設けられている。
クロスフローファンの外周面は、空気吸込口から吸い込んだ空気が流入する空気流入領域に対応する第1の外周面と、熱交換器ユニットと熱交換した空気を空気吹出口に向けて吹き出す空気流出領域に対応する第2の外周面と、を有する。
特開2015−190637号公報
しかしながら、僅かな隙間を介して、クロスフローファンの端部の第2の外周面と対向するように端部ケーシングを配置させると、クロスフローファンの端部の外周面から吹き出される熱交換後の空気の流れが阻害されて、クロスフローファンの端部の第2の外周面から室内の空気が入り込んで、NZ音が発生する可能性があった。
そこで、本発明は、端部ケーシングに起因するクロスフローファンの端部の外周面から吹き出される空気の阻害を抑制することで、NZ音の発生を抑制可能な空調用室内ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る空調用室内ユニットは、室内の空気を吸い込む空気吸込口、及び該空気を吹き出す空気吹出口を有する筐体と、前記筐体内に収容され、前記空気吸込口から吸い込まれた前記空気と熱交換する熱交換ユニットと、前記筐体内に収容され、該筐体の幅方向に延びて配置されており、熱交換後の前記空気が流入する空気流入領域に対応する第1の外周面、及び前記熱交換後の空気が流出する空気流出領域に対応する第2の外周面を含む外周面を有するクロスフローファンと、前記筐体内に収容され、かつ該筐体の背面側に配置されたリアガイダと、前記筐体内に収容され、前記リアガイダの前面側に配置されており、前記空気吹出口と連通し、かつ前記空気流出領域を露出する空気吹出流路を前記リアガイダとの間に区画するスタビライザと、前記クロスフローファンの端部に設けられ、前記クロスフローファンの端部に位置する前記第1の外周面との間に第1の隙間を形成する第1の内面を含む第1の部分、及び前記クロスフローファンの端部に位置する前記第2の外周面との間に第2の隙間を形成する第2の内面を含む第2の部分を有する端部ケーシングと、を備え、前記第2の隙間は、第1の隙間よりも広い。
本発明によれば、空気流出領域に対応する第2の外周面と端部ケーシングを構成する第2の部分の第2の内面との間に形成された第2の隙間を、空気流入領域に対応する第1の外周面と端部ケーシングを構成する第1の部分の第1の内面との間に形成された第1の隙間よりも広くすることで、クロスフローファンの端部に位置する第2の外周面から吹き出される空気の流れを第2の部分が阻害する可能性を低減することが可能となる。
これにより、クロスフローファンの端部に位置する第2の外周面から室内の空気が入り込むことを抑制可能となるので、NZ音の発生を抑制できる。
また、上記本発明の一態様に係る空調用室内ユニットにおいて、前記第2の内面は、前記クロスフローファンの中心軸から離れる方向に傾斜した傾斜面であってもよい。
このように、第2の内面をクロスフローファンの中心軸から離れる方向に傾斜した傾斜面とすることで、第2の隙間を第1の隙間よりも広くすることができるとともに、クロスフローファンの端部から吹き出された空気をクロスフローファンの中央側に向かう方向に案内することができる。
また、上記本発明の一態様に係る空調用室内ユニットにおいて、前記リアガイダは、前記空気吹出口側に位置する第1の端部と、該第1の端部とは反対側に位置する第2の端部と、を有し、前記第2の端部は、前記端部ケーシングのうち、前記空気流入領域と前記空気流出領域との境界部分に対応する部分と接続されており、前記傾斜面は、前記第2の端部側に配置され、該第2の端部から前記第1の端部側に向かうにつれて、前記中心軸に対する傾斜角度が徐々に大きくなる第1の傾斜面と、前記第1の端部側に配置され、前記第1の傾斜面と一体とされ、前記中心軸に対する傾斜角度が一定とされた第2の傾斜面と、を有してもよい。
このように、第2の内面となる傾斜面が、中心軸に対する傾斜角度が徐々に大きくなる第1の傾斜面と、第1の傾斜面と一体とされ、中心軸に対する傾斜角度が一定とされた第2の傾斜面と、を有することで、クロスフローファンの端部に位置する第2の外周面から流出した空気を空気吹出口に向かう方向に滑らかに案内することができる。
また、上記本発明の一態様に係る空調用室内ユニットにおいて、前記第2の傾斜面と前記第1の内面との境界部分には、段差が形成されており、前記スタビライザは、前記空気吹出口側に位置する端部とは反対側に位置する端部に舌部を有し、前記舌部は、前記段差を緩和可能な形状とされており、前記舌部の一部は、前記段差に延びて配置されていてもよい。
このように、段差を緩和可能な形状とされた舌部の一部を段差に配置させることで、第2の傾斜面と第1の内面との境界部分に形成された段差を低減することが可能となる。これにより、クロスフローファンから流出された空気が段差に衝突して、流れが乱れることを抑制できる。
本発明によれば、端部ケーシングに起因するクロスフローファンの端部の外周面から吹き出される空気の阻害を抑制することで、NZ音の発生を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る空調用室内ユニットを水平面に対して直交する平面で切断した断面図であり、図2に示す構造体をB−B線で切断した際の断面に対応する図である。 図1に示す構造体をA−A線で切断した際の断面図である。 モータ側に配置された端部ケーシング及びスタビライザの斜視図である。 図2に示す端部ケーシングの端部及びクロスフローファンをC−C線で切断した際の断面図である。 図2に示す端部ケーシングの端部及びクロスフローファンをD−D線で切断した際の断面図である。 図2に示す端部ケーシングの端部及びクロスフローファンをE−E線で切断した際の断面図である。 図2に示す端部ケーシングの端部及びクロスフローファンをF−F線で切断した際の断面図である。 図2に示す端部ケーシングの端部及びクロスフローファンをG−G線で切断した際の断面図である。 本実施形態の変形例に係る端部ケーシングを示す断面図である。
(実施形態)
図1〜図8を参照して、本実施形態の空調用室内ユニット10について説明する。図1において、Xは筐体11の幅方向、Oはクロスフローファン15の中心軸(以下、「中心軸O」という)をそれぞれ示している。
図1及び図2において、Z方向はX方向に対して直交する筐体11の高さ方向(鉛直方向)を示している。図2において、Y方向は図1に示すX方向及びZ方向に対して直交する筐体11の奥行方向を示している。
図4〜図7では、スタビライザ18側の断面が紙面の下側に位置するように図示している。図1〜図8において、同一構成部分には、同一符号を付す。
空調用室内ユニット10は、筐体11と、熱交換ユニット13と、クロスフローファン15と、軸受部16と、リアガイダ17と、スタビライザ18と、空気吹出流路19と、モータ20と、端部ケーシング21,22と、上下風向板24と、を有する。
筐体11は、内側に中空部を有しており、X方向に延びている。筐体11は、空気吸込口11Aと、空気吹出口11Bと、を有する。
空気吸込口11Aは、筐体11の上面側(Z方向一方側)に配置されている。空気吸込口11Aは、空調用室内ユニット10が配置された室内の空気を筐体11内に吸い込む際に使用する部分である。
空気吹出口11Bは、筐体11の下面側(Z方向他方側)に配置されている。空気吹出口11Bは、クロスフローファン15から流出された熱交換後の空気を室内に吹き出す際に使用される開口部である。
熱交換ユニット13は、筐体11内に収容されており、複数の熱交換器により構成されている。熱交換ユニット13は、クロスフローファン15から離れた位置に設けられている。
熱交換ユニット13は、U字形状とされている。熱交換ユニット13は、クロスフローファン15の第1の外周面31b(空気流入領域31Aに対応する外周面)を囲むように配置されている。
熱交換ユニット13は、空気吸込口11Aから吸い込んだ室内の空気と熱交換ユニット13の配管内を流れる冷媒とを熱交換させる。
クロスフローファン15は、筐体11内に収容されている。クロスフローファン15は、クロスフローファン本体31と、軸部32と、軸収容部34と、を有する。
クロスフローファン本体31は、円柱形状とされており、X方向に延びて配置されている。クロスフローファン本体31は、熱交換後の空気が流入する空気流入領域31Aと、熱交換後の空気が流出する空気流出領域31Bと、外周面31aと、X方向に配置された端部31C,31Dと、を有する。
空気流入領域31Aは、熱交換ユニット13と対向する領域である。空気流出領域31Bは、リアガイダ17とスタビライザ18とで区画される空気吹出流路19に露出された領域である。
外周面31aは、第1の外周面31bと、第2の外周面31cと、を有する。第1の外周面31bは、外周面31aのうち、空気流入領域31Aに対応する外周面である。第2の外周面31cは、外周面31aのうち、空気流出領域31Bに対応する外周面である。
端部31C,31Dは、上述した第1及び第2の外周面31b,31cを含む。端部31Cは、軸受部16側に配置された端部である。端部31Dは、モータ20側に配置された端部である。
軸部32は、X方向に位置する一方の端面(軸受部16側に配置された端面)からX方向に突出して設けられている。
軸収容部34は、X方向に位置する他方の端面(モータ20側に配置された端面)側に形成された凹部である。軸収容部34は、軸部32に向かうX方向に延びて形成されている。
軸受部16は、筐体11内に収容されている。軸受部16は、軸部32を回転可能な状態で支持している。
リアガイダ17は、筐体11内に収容されている。リアガイダ17は、筐体11の背面側に配置されている。リアガイダ17は、筐体11の背面側に突出した湾曲形状とされている。スタビライザ18側に位置するリアガイダ17の面17aは、湾曲面とされている。
リアガイダ17は、空気吹出口11B側に位置する第1の端部17A(下端部)と、第1の端部17Aとは反対側に位置する第2の端部17Bと、を有する。
第1の端部17Aは、空気吹出口11Bを区画する筐体11のうち、筐体11の背面側に位置する部分と接続されている。
第2の端部17Bは、端部ケーシング21,22のうち、空気流入領域31Aと空気流出領域31Bとの境界部分と接続されている。
スタビライザ18は、筐体11内に収容されている。スタビライザ18は、一方の端部18Aを構成する舌部37と、他方の端部18Bと、面18aと、有する。
舌部37は、スタビライザ18のうち、舌部37を除いた部分に対して空気吸込口11A側に傾斜した状態で配置されている。舌部37は、端部ケーシング21,22と接続されている。なお、端部ケーシング22に対する舌部37の接続位置の詳細については、後述する。
舌部37は、渦気流とクロスフローファン15の羽根が干渉することによって、風切り音(NZ音)が発生することを抑制する機能を有する。
他方の端部18Bは、空気吹出口11Bを区画する筐体11のうち、筐体11の前面側に位置する部分と接続されている。
面18aは、リアガイダ17側に配置された面である。面18aは、面17aに対してY方向に間隔を空けて配置されている。
空気吹出流路19は、リアガイダ17の面17aとスタビライザ18の面18aとの間に形成された流路である。
空気吹出流路19は、空気流出領域31Bに対応する端部ケーシング21,22の外面、及び空気流出領域31Bに対応する第2の外周面31cを露出するとともに、空気吹出口11Bと連通している。これにより、クロスフローファン15から空気吹出流路19に流出された熱交換後の空気は、空気吹出口11Bを介して、室内に供給される。
モータ20は、筐体11内に収容されている。モータ20は、モータ本体20Aと、モータ軸20Bと、を有する。モータ本体20Aは、図示していない支持部材により支持されている。
モータ軸20Bは、モータ本体20Aと接続されており、X方向に延びている。モータ軸20Bは、軸収容部34内に収容された状態で、クロスフローファン本体31に固定されている。モータ20は、クロスフローファン15を回転させるための駆動部である。
端部ケーシング21は、筐体11内に収容されている。端部ケーシング21は、図示していない支持部材により支持されている。
端部ケーシング21は、円形部41と、円形筒状部42と、を有する。円形部41の中央には、軸部32を挿入するための開口部41Aが形成されている。円形部41は、X方向において、隙間(例えば、後述する第1の隙間48Gと同じ大きさの隙間)を介在させた状態で、クロスフローファン本体31の一方の端面と対向している。
円形筒状部42は、一方の端が円形部41と接続されており、X方向に延びている。円形筒状部42は、クロスフローファン本体31の端部31Cの第1及び第2の外周面31b,31cと対向している。
上記構成とされた端部ケーシング21は、隙間を介在させた状態で、端部31Cの端面及び第1の外周面31b,31cを囲むように設けられている。
端部ケーシング22は、筐体11内に収容されている。端部ケーシング22は、図示していない支持部材により、筐体11に対して支持されている。
端部ケーシング22は、円形部45と、筒状部46と、を有する。
円形部45の中央には、モータ軸20Bを挿入させるための開口部45Aが形成されている。円形部45は、X方向において、隙間を介在させた状態で、クロスフローファン本体31の他方の端面と対向している。
筒状部46は、一方の端が円形部45と接続されている。筒状部46は、第1の部分48と、第2の部分49と、を有する。
第1の部分48は、空気流入領域31Aに対応する第1の外周面31bを囲むように設けられている。第1の部分48は、第1の外周面31bと対向するとともに、第1の外周面31bとの間に第1の隙間48Gを形成する第1の内面48aを有する。第1の隙間48Gは、クロスフローファン本体31の周方向において、同じ大きさとされている。
第2の部分49は、空気流出領域31Bに対応する第2の外周面31cを囲むように設けられている。第2の部分49は、円形部45側に位置する端部とは反対側に位置する端部49Aがクロスフローファン15の中心軸Oから離れる方向に傾斜している。
第2の部分49は、第2の外周面31c側に配置された第2の内面49aを有する。第2の内面49aは、クロスフローファン15の中心軸Oに対して傾斜する傾斜面とされている。
第2の内面49aは、第1の傾斜面49bと、第2の傾斜面49cと、を有する。
第1の傾斜面49bは、リアガイダ17側に配置されており、リアガイダ17の第2の端部17Bから始まる傾斜面である。第1の傾斜面49bは、第2の端部17Bから第1の端部17A側に向かうにつれて、中心軸Oに対する傾斜角度が徐々に大きくなる傾斜面である。
第2の傾斜面49cは、スタビライザ18側(第1の端部17A側)に配置されており、第1の傾斜面と一体とされた面である。第2の傾斜面49cと第1の傾斜面49bとの間には、段差は形成されておらず、滑らかな面で接続されている。
第2の傾斜面49cは、中心軸Oに対して傾斜している。第2の傾斜面49cは、第1の傾斜面49bと第2の傾斜面49cとの境界における傾斜角度と同じ傾斜角度で傾斜している。つまり、第2の傾斜面49cは、中心軸Oに対する傾斜角度が一定とされた傾斜面である。
上記構成とされた第2の内面49aと空気流出領域31Bに対応する第2の外周面31cとの間には、第2の隙間49Gが形成されている。第2の隙間49Gは、第1の隙間48Gよりも広い隙間である。
このように、空気流出領域31Bに対応するクロスフローファン本体31の第2の外周面31cと端部ケーシング22を構成する第2の部分49の第2の内面49aとの間に形成される第2の隙間49Gを、空気流入領域31Aに対応するクロスフローファン本体31の第1の外周面31bと端部ケーシング22を構成する第1の部分48の第1の内面48aとの間に形成された第1の隙間48Gよりも広くすることで、クロスフローファン本体31の端部31Dの第2の外周面31cから吹き出される空気の流れを第2の部分49が阻害する可能性を低減することが可能となる。
これにより、クロスフローファン本体31の端部31Dの第2の外周面31cから室内の空気が入り込むことを抑制可能となるので、NZ音の発生を抑制できる。
また、第2の内面49aをクロスフローファン15の中心軸Oから離れる方向に傾斜した傾斜面とすることで、第2の隙間49Gを第1の隙間48Gよりも広くすることができるとともに、クロスフローファン15の端部31Dから吹き出された空気をクロスフローファン15の中央側に向かう方向に案内することができる。
また、傾斜面である第2の内面49aが、第2の端部17Bから第1の端部17A側に向かうにつれて、中心軸Oに対する傾斜角度が徐々に大きくなる第1の傾斜面49bと、第1の傾斜面49bと一体とされ、中心軸Oに対する傾斜角度が一定とされた第2の傾斜面49cと、を有することで、クロスフローファン本体31の端部31Dの第2の外周面31cから流出した空気を空気吹出口11Bに向かう方向に滑らかに案内することができる。
スタビライザ18側に位置する第2の傾斜面49cの端部と第1の内面48aとの間には、第2の傾斜面49cが中心軸Oに対して傾斜することで、段差Gが形成されている(図3参照)。
段差Gには、段差Gを緩和可能な形状とされたスタビライザ18の舌部37の一部が延びて配置されている。
このように、段差Gを緩和可能な形状とされた舌部37の一部を段差Gに配置させることで、第2の傾斜面49cと第1の内面48aとの境界部分に形成された段差Gを低減することが可能となる。これにより、クロスフローファン15から流出された空気が段差Gに衝突して、流れが乱れることを抑制できる。
上下風向板24は、空気吹出口11Bに対応する筐体11に設けられている。上下風向板24は、クロスフローファン15から流出された空気を吹き出す向きを調整する。
本実施形態の空調用室内ユニット10によれば、空気流出領域31Bに対応するクロスフローファン本体31の第2の外周面31cと端部ケーシング22を構成する第2の部分49の第2の内面49aとの間に形成される第2の隙間49Gを、空気流入領域31Aに対応するクロスフローファン本体31の第1の外周面31bと端部ケーシング22を構成する第1の部分48の第1の内面48aとの間に形成された第1の隙間48Gよりも広くすることで、クロスフローファン本体31の端部31Dの第2の外周面31cから吹き出される空気の流れを第2の部分49が阻害する可能性を低減することが可能となる。
これにより、クロスフローファン本体31の端部31Dの第2の外周面31cから室内の空気が入り込むことを抑制可能となるので、NZ音の発生を抑制できる。
なお、本実施形態では、一例として、モータ20側に配置された端部ケーシング22が第1及び第2の部分48,49を有する場合を例に挙げて説明したが、軸受部16側に配置された端部ケーシング21が第1及び第2の部分48,49を有していてもよいし、両方の端部ケーシング21,22が第1及び第2の部分48,49を有していてもよい。
次に、図9を参照して、本実施形態の変形例に係る端部ケーシング55について説明する。図9において、図4〜図7に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図9を参照するに、端部ケーシング55は、先に説明した端部ケーシング22を構成する第2の部分49に替えて、第2の部分56を有するとともに、円形部45のうち、第2の外周面31c側に位置する部分を延出させたこと以外は、端部ケーシング22と同様に構成されている。
第2の部分56の第2の内面56aは、中心軸Oに対して傾斜していない面である。第2の内面56aと第2の外周面31cとの間には、第1の隙間48Gよりも幅の広い第2の隙間56Gが形成されている。
第2の隙間56Gは、第2の外周面31cの周方向において、隙間の大きさが一定とされている。
このような構成とされた端部ケーシング55を用いた場合も、クロスフローファン本体31の端部の第2の外周面31cから室内の空気が入り込むことを抑制可能となるので、NZ音の発生を抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第2の内面49aを第1の傾斜面49bのみで構成してもよい。
10…空調用室内ユニット
11…筐体
11A…空気吸込口
11B…空気吹出口
13…熱交換ユニット
15…クロスフローファン
16…軸受部
17…リアガイダ
17a,18a…面
17A…第1の端部
17B…第2の端部
18…スタビライザ
18A…一方の端部
18B…他方の端部
19…空気吹出流路
20…モータ
20A…モータ本体
20B…モータ軸
21,22,55…端部ケーシング
24…上下風向板
31…クロスフローファン本体
31a…外周面
31A…空気流入領域
31b…第1の外周面
31B…空気流出領域
31c…第2の外周面
31C,31D…端部
32…軸部
34…軸収容部
37…舌部
41,45…円形部
41A,45A…開口部
42…円形筒状部
46…筒状部
48…第1の部分
48a…第1の内面
48G…第1の隙間
49…第2の部分
49a,56a…第2の内面
49A…端部
49b…第1の傾斜面
49c…第2の傾斜面
49G,56G…第2の隙間
G…段差
O…中心軸

Claims (4)

  1. 室内の空気を吸い込む空気吸込口、及び該空気を吹き出す空気吹出口を有する筐体と、
    前記筐体内に収容され、前記空気吸込口から吸い込まれた前記空気と熱交換する熱交換ユニットと、
    前記筐体内に収容され、該筐体の幅方向に延びて配置されており、熱交換後の前記空気が流入する空気流入領域に対応する第1の外周面、及び前記熱交換後の空気が流出する空気流出領域に対応する第2の外周面を含む外周面を有するクロスフローファンと、
    前記筐体内に収容され、かつ該筐体の背面側に配置されたリアガイダと、
    前記筐体内に収容され、前記リアガイダの前面側に配置されており、前記空気吹出口と連通し、かつ前記空気流出領域を露出する空気吹出流路を前記リアガイダとの間に区画するスタビライザと、
    前記クロスフローファンの端部に設けられ、前記クロスフローファンの端部に位置する前記第1の外周面との間に第1の隙間を形成する第1の内面を含む第1の部分、及び前記クロスフローファンの端部に位置する前記第2の外周面との間に第2の隙間を形成する第2の内面を含む第2の部分を有する端部ケーシングと、
    を備え、
    前記第2の隙間は、第1の隙間よりも広い空調用室内ユニット。
  2. 前記第2の内面は、前記クロスフローファンの中心軸から離れる方向に傾斜した傾斜面である請求項1記載の空調用室内ユニット。
  3. 前記リアガイダは、前記空気吹出口側に位置する第1の端部と、該第1の端部とは反対側に位置する第2の端部と、を有し、
    前記第2の端部は、前記端部ケーシングのうち、前記空気流入領域と前記空気流出領域との境界部分に対応する部分と接続されており、
    前記傾斜面は、前記第2の端部側に配置され、該第2の端部から前記第1の端部側に向かうにつれて、前記中心軸に対する傾斜角度が徐々に大きくなる第1の傾斜面と、前記第1の端部側に配置され、前記第1の傾斜面と一体とされ、前記中心軸に対する傾斜角度が一定とされた第2の傾斜面と、を有する請求項2記載の空調用室内ユニット。
  4. 前記第2の傾斜面と前記第1の内面との境界部分には、段差が形成されており、
    前記スタビライザは、前記空気吹出口側に位置する端部とは反対側に位置する端部に舌部を有し、
    前記舌部は、前記段差を緩和可能な形状とされており、
    前記舌部の一部は、前記段差に延びて配置されている請求項3記載の空調用室内ユニット。
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