JP2020003583A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、従来よりも簡易な構成で互いに異なる2つのプリセット位置を記憶することが可能な光学機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 レンズ装置100が備える操作手段110に対して第1あるいは第2の操作が行われた場合に、メモリ111は、第1あるいは第2の操作が行われたときに操作検出手段114によって検出されるフォーカスレンズユニットFLUの第1あるいは第2の状態を記憶することが可能である。そして、メモリ111が第1あるいは第2の状態を記憶した後であって操作手段110に対して第1あるいは第2の操作が行われた場合に、フォーカス駆動手段102は、フォーカスレンズユニットFLUの状態を第1あるいは第2の状態とすることが可能である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光学素子を備える光学機器に関する。
プリセット機能を備えるレンズ装置(光学機器)として、特許文献1に記載のレンズ装置が知られている。プリセット機能とは次の機能のことをいう。すなわち、ズームレンズユニットあるいはフォーカスレンズユニットの現在の位置をプリセット位置として記憶する。そして、ユーザーが操作リングを操作することでズームレンズユニットあるいはフォーカスレンズユニットが上記のプリセット位置に移動する機能である。
特許文献1に記載のレンズ装置は、プリセット位置記憶用の操作リングを2つ設けることで、互いに異なる2つのプリセット位置を記憶することができる。
特開2001−42197号公報
しかしながら、特許文献1に記載のレンズ装置では、互いに異なる2つのプリセット位置を記憶するために2つのプリセット位置記憶用の操作リングをレンズ装置に設ける必要があり、レンズ装置の構造が複雑になってしまう。
そこで本発明は、従来よりも簡易な構成で互いに異なる2つのプリセット位置を記憶することが可能な光学機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学機器は、
光学素子と、
前記光学素子の状態を調整するための調整手段と、
前記調整手段によって調整された前記光学素子の状態を検出するための検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記光学素子の状態を記憶するための記憶手段と、
操作手段と、を備える光学機器であって、
前記光学機器が、前記記憶手段が前記光学素子の状態を記憶する記憶モードになっており、
前記操作手段に対して第1の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第1の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記光学素子の第1の状態を記憶することが可能であり、
前記操作手段に対して前記第1の操作とは異なる第2の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第2の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記光学素子の第2の状態を記憶することが可能であり、
前記記憶手段が前記第1の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第1の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第1の状態とすることが可能であり、
前記記憶手段が前記第2の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第2の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第2の状態とすることが可能である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも簡易な構成で互いに異なる2つのプリセット位置を記憶することが可能な光学機器を提供することができる。
各実施例のカメラシステムのシステム図。 各実施例の単一記憶モードの動作を示すフローチャート。 第1実施例の複数記憶モードの動作を示すフローチャート。 第2実施例の複数記憶モードの動作を示すフローチャート。 各実施例のレンズ装置の外観図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
[第1実施例]
(カメラシステムの構成)
図1を用いて本実施例におけるカメラシステムの構成について説明する。ここでいうカメラシステムとは後述のレンズ装置100及びカメラ本体200の総称である。本実施例及び後述の第2実施例において、レンズ装置100を光学機器としても良いし、カメラシステムを光学機器としても良い。また、レンズ装置100を交換レンズ、アクセサリ、カメラアクセサリとしてもよい。
(カメラ本体200の構成)
カメラ本体200は、電源スイッチ(SW)手段201、レリーズSW手段202、測光手段203、測距手段204、露光手段205、撮像素子206を備える。カメラ本体200は更に信号処理部207、画像記録部208、カメラマイコン210、レンズ装置100との通信手段250を備える。カメラ本体200は図1には不図示の複数のバヨネット爪部を有するカメラ側マウント部を備え、このカメラ側マウント部に後述のレンズ側マウント部が結合することで、レンズ装置100はカメラ本体200に対して取り外し可能に装着されている。つまり、レンズ装置100はカメラ本体200に対して着脱可能な交換レンズである。
(レンズ装置100の構成)
レンズ装置100は、撮影光学系101、フォーカス駆動手段102、ズーム駆動手段103、絞りユニット(光量調整手段)104、フォーカス位置検出手段105、ズーム位置検出手段106、レンズマイコン112、メモリ111を備える。レンズ装置100は更にカメラ本体200との通信手段150、絞りユニット104の状態を検出する絞りユニット検出手段113、絞りユニット104を駆動するための絞り駆動手段600を有する。
撮影光学系101は、ズーミング(変倍)のために光軸方向に移動するズームレンズユニット(ズーム光学系)ZLU、フォーカシング(焦点調整、合焦)のために光軸方向に移動するフォーカスレンズユニット(フォーカス光学系)FLUを備える。なお、絞りユニット104も撮影光学系101に含まれると考えても良い。撮影光学系101は被写体の光学像を撮像素子206上に形成することができる。ここでいう光軸とは撮影光学系101の光軸である。つまり、ここでいう光軸方向とは撮影光学系101の光軸と平行な方向である。
なお、ここでいうレンズユニットとは1枚のレンズも複数のレンズの集合も含む言葉である。本実施例及び後述の第2実施例において、撮影光学系101はズームレンズユニットZLUを備えているが、撮影光学系101の構成はズームレンズユニットZLUを備えない構成であってもよい。つまり、ズームレンズではなく単焦点のレンズ装置において本実施例及び後述の第2実施例で説明するプリセット機能を適用してもよい。
フォーカス駆動手段102及びズーム駆動手段103は、フォーカスレンズユニットFLUやズームレンズユニットZLUを光軸方向に移動するための超音波モータ、DCモータ、ステッピングモータなどの駆動源を備える。そして、レンズマイコン112によって駆動制御される。言い換えれば、フォーカス駆動手段102は、フォーカスレンズユニットFLUを光学素子とするとき、この光学素子の状態、より詳細には光学素子の位置を調整するための調整手段である。なお、フォーカス駆動手段102及びズーム駆動手段103は互いに異なる構成であってもよい。
フォーカス位置検出手段105は、フォーカスレンズユニットFLUの光軸上の位置を検出し、エンコーダや磁気センサなどを備える。例えば、フォーカス駆動手段102の出力キーを光軸周りに回転可能に構成し、出力キーの回転と同時にエンコーダから回転量に応じて発生されるパルスとグレーコードパターン上をブラシが走行することでフォーカスレンズ152の位置を検出することができる。
なお、ズーム位置検出手段106はフォーカス位置検出手段105と同様の構成であるが、フォーカス位置検出手段105及びズーム位置検出手段106は互いに異なる構成であってもよい。
レンズマイコン112は、カメラマイコン(カメラ側制御部、カメラ側通信部)210と電気的に接続され、撮影動作に必要な情報の交換を行うレンズ側制御部(レンズ側通信部)である。レンズマイコン112はマイクロコンピュータ(CPU、プロセッサ)から構成されている。レンズマイコン112とカメラマイコン210は双方向データ通信を行うことが可能である。
メモリ(記憶手段)111は、フォーカスプリセット情報、後述する制御方法に必要な情報やそのプログラム、その他の各種の情報を保持する。フォーカスプリセットに必要な情報は、プリセット位置までフォーカスレンズユニットFLUを移動する速度などを含む。
レンズ装置100は更に、操作系として、記憶指示モードから記憶モードへの遷移を指示するための遷移スイッチ107、複数の記憶モードの中から1つの記憶モードを選択するための記憶モード選択スイッチ108を備える。レンズ装置100は更に、記憶モード選択スイッチ108の状態を検出する検出手段(スイッチ検出手段)109と、検出手段109の状態に応じてどの記憶モードが選択されているかをユーザーに通知するための状態通知手段115を備える。状態通知手段115は、例えば、音を鳴らすブザー、点滅及び点灯可能なLED、表示パネルなどである。ブザーが鳴らす音のメロディ、リズム、音量、LEDの点滅パターン、色、表示パネル上に表示される文字や図面などでユーザーに現在選択されている記憶モードを通知することができる。
レンズ装置100は更に、操作系として、操作手段110と操作手段110の操作量と操作方向を検出する操作検出手段114とを備える。操作手段110は、記憶モード選択スイッチ108によって記憶された位置にフォーカスレンズを復帰動作させる命令を出す駆動命令手段でもある。なお、操作手段110はレンズ装置100に設けられていてもよいし、カメラ本体200に設けられてもよい。操作検出手段114は、操作手段110が操作されたこと、および、その場合の操作量と操作方向を検出する。
前述のように、記憶モード選択スイッチ108は、複数の記憶モードの中から1つの記憶モードを選択するためのものである。ここでいう複数の記憶モードとは、フォーカスプリセット情報(フォーカスプリセット位置)を1つ記憶する記憶モード(単一記憶モード)と、複数のフォーカスプリセット情報を記憶する記憶モード(複数記憶モード)のことである。
また、ユーザーが記憶モード選択スイッチ108を所定時間以内に1回オン状態にすることで、フォーカス位置検出手段105で検出された現在のフォーカス位置、つまり、フォーカスプリセット情報がメモリ111に記憶される。このように、記憶モード選択スイッチ108は、単一記憶モードと複数記憶モードの選択(切替)を行う機能に加えて、現在のフォーカス位置をメモリ111に記憶する機能も備えている。
記憶モード選択スイッチ108は、自動復帰する機械的スイッチであり、操作力を与えている間のみオン状態になり、操作力を解除するとオフ状態になるものである。そして、ユーザーが記憶モード選択スイッチ108を所定時間以上長押しすることで、単一記憶モードから複数記憶モードへ、あるいは、複数記憶モードから単一記憶モードへ記憶モードが遷移する。
なお、前述のフォーカス位置は、例えば、ある被写体距離に対して合焦するフォーカスレンズユニットFLUの位置である。そして、このフォーカス位置(フォーカスプリセット情報)をメモリ111に記憶させる。その後、記憶させた位置とは異なる位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させた場合でも、復帰操作によりメモリ111に記憶された位置にフォーカスレンズユニットFLUを復帰させることができる。以上がフォーカスプリセット機能である。
(レンズ装置100の外観)
図5は、レンズ装置100の外観を示すものである。記憶モード選択スイッチ108はレンズ装置100の外装部に設けられたスイッチパネル700内に配置されている。レンズ装置100の外装部には記憶モード選択スイッチ108以外に前述の遷移スイッチ107も配置されている。
三脚座リング116は、三脚を使用した際の撮影時にレンズ装置100を三脚座に固定したまま縦位置での撮影を可能にすべく、レンズ装置100を光軸周りに回転可能なリングである。
操作手段110は、レンズ装置100の外装部に撮影光学系101の光軸周りに回転可能なリング部材として配置される。操作手段110の表面には回転操作が行いやすいように滑り止めのためのローレットパターンが設けられている。また、操作手段110は、光軸周りに所定の回転量だけ回転が可能なように、回転操作の回転方向毎に移動端が設けられている。
そして、操作手段110は、操作力を与えない場合には、常に回転可動範囲の中心位置である中立位置に自動復帰するように構成されている。
操作手段110を中立位置から一方の回転方向に回転させた際、中立位置から、移動端よりも中立位置に近い第1の所定位置までの間で操作手段110の操作が完了したとする。このときの操作を第1の操作とする。この場合には、操作検出手段114は、操作手段110が第1の状態(第1の操作状態)であることを知らせる信号をレンズマイコン112へ出力する。そして、操作手段110を中立位置から一方の回転方向に回転させた際、前述の第1の所定位置から移動端までの間(移動端も含む)で操作手段110の操作が完了したとする。このときの操作を第2の操作とする。この場合には、操作検出手段114は、操作手段110が第2の状態(第2の操作状態)であることを知らせる信号をレンズマイコン112へ出力する。例えば、操作手段110が中立位置から一方の回転方向へ60度回転可能である場合には、中立位置から一方の回転方向へ30度の位置を第1の所定位置としてもよい。あるいは、例えば、操作手段110が中立位置から一方の回転方向へ10度回転可能である場合には、中立位置から一方の回転方向へ5度の位置を第1の所定位置としてもよい。
同様に、操作手段110を中立位置から他方の回転方向に回転させた際、中立位置から、移動端よりも中立位置に近い第2の所定位置までの間で操作手段110の操作が完了したとする。このときの操作を第3の操作とする。この場合には、操作検出手段114は、操作手段110が第3の状態(第3の操作状態)であることを知らせる信号をレンズマイコン112へ出力する。そして、操作手段110を中立位置から他方の回転方向に回転させた際、前述の第2の所定位置から移動端までの間(移動端も含む)で操作手段110の操作が完了したとする。このときの操作を第4の操作とする。この場合には、操作検出手段114は、操作手段110が第4の状態(第4の操作状態)であることを知らせる信号をレンズマイコン112へ出力する。例えば、操作手段110が中立位置から他方の回転方向へ60度回転可能である場合には、中立位置から他方の回転方向へ30度の位置を第2の所定位置としてもよい。あるいは、例えば、操作手段110が中立位置から他方の回転方向へ10度回転可能である場合には、中立位置から他方の回転方向へ5度の位置を第2の所定位置としてもよい。
したがって、操作検出手段114は、操作手段110の状態として、中立位置に位置する状態(中立状態)を含めて合計五つの状態を検出することが可能である。
(フォーカスプリセット機能のフローチャート)
次に、図2及び図3に示すフローチャートを用いて本実施例におけるフォーカスプリセット機能に関するレンズ装置100の制御方法を説明する。図2及び図3は、本実施例のフォーカスプリセット機能に関する制御方法を説明するためのフローチャートである。
より詳細には、図2は単一記憶モードにおけるフォーカスプリセット機能に関する制御方法を説明するためのフローチャートであり、図3は複数記憶モードにおけるフォーカスプリセット機能に関する制御方法を説明するためのフローチャートである。
図2及び図3に示す制御方法はコンピュータによって実行可能なプログラムとして具現化され、レンズマイコン112によって実行される。なお、レンズ装置100がカメラ本体200に一体化された撮像装置(コンパクトデジタルカメラ)においては、図2及び図3に示す動作をカメラマイコン210が行っても良い。また、コンパクトデジタルカメラにおいては記憶モード選択スイッチ108とメモリ111がカメラ本体200側に配置されていてもよい。
(単一記憶モードにおける制御)
まず、図2に示すフローチャートを用いて単一記憶モードにおけるフォーカスプリセット機能の制御について説明する。図2に示すフローチャートはカメラ200とレンズ装置100が電気的に接続されカメラ本体200の電源SW手段201がオンされた初期状態からの制御を示す。
ユーザーがカメラ本体200の電源SW手段201をONにし、カメラ本体200からレンズ装置100へ電力が供給されると、レンズマイコン112は、記憶モードを単一記憶モードとする(#301)。そして、メモリ111に含まれる第1メモリ111−1には、無限遠にピントが合うフォーカス位置が記憶される(#302)。なお、#302の工程を行わなくてもよい。つまり、第1メモリ111−1に予め無限遠にピントが合うフォーカス位置を記憶しておいてもよい。
次に、フォーカス位置検出手段105により、現在のフォーカスレンズユニットFLUの光軸方向の位置であるフォーカス位置を検出する(#303)。
次に、レンズマイコン112は、操作検出手段114により、操作手段110の操作状態を検出する(#304)。操作検出手段114は、操作手段110が操作されて所定時間経過後に操作方向とその操作量の情報を取得することができる。操作検出手段114により、操作手段110の状態が、前述した第1、第2、第3、第4のいずれかの状態であると検出されれば、第1メモリ111−1に記憶されたフォーカス位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させる(#305)。このときのフォーカスレンズユニットFLUは、第1、第2、第3、第4のいずれか状態においてもフォーカス駆動手段102で駆動可能な最高速度で移動する。あるいは、第1と第3の状態であれば、予め設定された低速側の駆動速度(第1の駆動速度)で移動する。そして、第2と第4の状態であれば、予め設定された高速側の駆動速度(第1の駆動速度よりも速い第2の駆動速度)で移動するようにしてもよい。
次に、操作検出手段114により、操作手段110が中立状態であると検出された場合、レンズマイコン112は、検出手段109により、記憶モード選択スイッチ108の状態を検出する(#306)。検出手段109により、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された長時間(例えば1.5秒以上)操作されたことが検出されると、現在の単一記憶モードから複数のプリセット位置が記憶、復帰可能な複数記憶モードに遷移する(#307)。この時に、状態通知手段115であるブザーの音を例えば2回鳴らす、あるいは状態通知手段115であるLEDを点滅させる。
検出手段109により、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された短い時間(例えば1.5秒より短い時間)操作されたことが検出されると、第1メモリ111−1に#303で検出したフォーカスレンズユニットFLUの現在位置を記憶する(#308)。つまり、#308では#302で記憶したフォーカスレンズユニットFLUの位置を上書きする。
#308の後は#303に戻り、再びフォーカスレンズユニットFLUの位置を検出する。そして、操作手段110が中立状態以外であると検出された場合、言い換えれば、操作手段110に対して何らかの操作が行われた場合には、#308で記憶された位置にフォーカスレンズユニットFLUが移動する。このようにユーザーにとって任意の位置にフォーカスプリセットを行うことができる。
(複数記憶モードにおける制御)
次に複数記憶モードについて図3に示すフローチャートを用いて説明する。前述のように、検出手段109が所定時間以上ONになっていると判断された場合には、単一記憶モードから複数記憶モードに遷移する(♯307)。図3に示すフローチャートはレンズ装置100が複数記憶モードに移行した後の制御について示している。カメラ本体200とレンズ装置100が電気的に接続されカメラ本体200の電源SW手段201がオンされた状態ではまず単一記憶モードになる。そして、単一記憶モードにおいては、メモリ111に含まれる第1メモリ111−1には、無限遠にピントが合うフォーカス位置が記憶される(#302)。さらに、メモリ111に含まれる第2メモリ111−2には無限遠にピントが合うフォーカス位置が予め記憶され、メモリ111に含まれる第3メモリ111−3には至近にピントが合うフォーカス位置が予め記憶されている。なお、メモリ111−2及びメモリ111−3にはまずはフォーカス位置を記憶せず、複数記憶モードになったことが検出されたら、メモリ111−2及び111−3に上記の情報を記憶する構成を採用してもよい。また、メモリ111−2と111−3とで同じフォーカス位置が予め記憶されている構成を採用してもよい。
複数記憶モードに遷移すると、フォーカスレンズユニットFLUの位置検出を行う(#402)。次に不図示のタイマーにより所定時間(例えば2秒)が計測したかどうかを判定する(#403)。次に所定時間が経過する前に操作手段110が操作され、操作検出手段114の検出結果に変化があったかどうかを判断する(#404)。所定時間経過しても、操作検出手段114の検出結果に変化がなかった場合、言い換えれば、所定時間内に操作手段110が操作されなかった場合には、複数記憶モードを解除し、図2に示すフローチャート中の「1」(#309)に戻る(#414)。
操作検出手段114により、操作手段110が第1の状態あるいは第2の状態であることを検出すると、メモリ111−2に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置を記憶する(#405)。操作検出手段114により、操作手段110が第3の状態あるいは第4の状態であることを検出すると、メモリ111−3に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置を記憶する(#406)。なお、#404にて操作手段110が中立状態であることが検出された場合、より詳細には、所定時間経過する前に操作手段110が操作されていないことが検出された場合には、#402に戻る。
メモリ111−2、111−3のいずれかにフォーカスレンズユニットFLUの位置が記憶されると、状態通知手段115であるブザーの音を鳴らすあるいは状態通知手段115であるLEDの点滅状態を解除する。そして、一旦タイマーによる計時を終了し、記憶の待機状態を解除する(#415)。
次に、操作検出手段114の検出結果、つまり、操作手段110の状態を確認する(#407)。そして、操作リング110が操作されて第1の状態あるいは第2の状態であることが検出されると、メモリ111−2に記憶したフォーカスレンズユニットFLUの位置にフォーカスを移動させる(#408)。操作リング110が操作されて第3の状態あるいは第4の状態であることが検出されると、メモリ111−3に記憶したフォーカスレンズユニットFLUの位置にフォーカスを移動させる(#409)。
このときの駆動速度は、第1、第2、第3、第4のいずれの状態においてもフォーカス駆動手段102で駆動可能な最高速度である。あるいは、例えば、第1と第3の状態であれば、予め設定された低速側の駆動速度(第1の駆動速度)でフォーカスレンズユニットFLUが移動するようにしてもよい。そして、第2と第4の状態であれば、予め設定された高速側の駆動速度(第1の駆動速度よりも速い第2の駆動速度。)でフォーカスレンズユニットFLUが移動するようにしてもよい。
#407にて、操作検出手段114の検出結果を確認した結果、中立状態を示す信号が出力されたままの場合は、操作手段110の操作が行われていないことを示す。その場合は、フォーカスレンズユニットFLUの位置検出を行い(#410)、検出手段109の状態を確認する(#411)。#411にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された長時間時間(例えば1.5秒以上の時間)操作されたことを検出すると、#402に戻る。
#411にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された短い時間(例えば1.5秒より短い時間)操作されたことを検出したとする。この場合、メモリ111−1に#410で検出したフォーカスレンズユニットFLUの現在位置を記憶する(#302で記憶した位置を上書きする)(#412)。そして、記憶モードが複数記憶モードから単一記憶モードに戻る(#413)。
#411にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108がオフの状態を検出した場合、言い換えれば、記憶モード選択スイッチ108が操作されている状態を検出できない場合は、#411から#407へ戻る。
(本実施例によって得られる効果)
上記のように本実施例においては、複数記憶モードにおいて操作手段110の状態に応じて複数のプリセット位置を記憶することができる。
より詳細には、レンズ装置(光学機器)100が、メモリ(記憶手段)111がフォーカスレンズユニット(光学素子)FLUの状態を記憶する記憶モードになっている。そして、操作手段110に対して第1の操作(例えば、操作手段110を第1の状態とする操作)が行われた場合には、メモリ111はフォーカスレンズユニットFLUの第1の状態を記憶する。ここでいうフォーカスレンズユニットFLUの第1の状態とは、第1の操作が行われた場合に、フォーカス位置検出手段105によって検出されるフォーカスレンズユニットFLUの位置である。そして、操作手段110に対して第1の操作とは異なる第2の操作(例えば、操作手段110を第3の状態とする操作)が行われた場合には、メモリ111はフォーカスレンズユニットFLUの第2の状態を記憶する。ここでいうフォーカスレンズユニットFLUの第2の状態とは、第2の操作が行われた場合に、フォーカス位置検出手段105によって検出されるフォーカスレンズユニットFLUの位置である。
そして、メモリ111がフォーカスレンズユニットFLUの第1の状態を記憶した後であって操作手段110に対して第1の操作が行われた場合に、フォーカス駆動手段102はフォーカスレンズユニットFLUの状態を第1の状態とする。さらに、メモリ111がフォーカスレンズユニットFLUの第2の状態を記憶した後であって操作手段110に対して第2の操作が行われた場合に、フォーカス駆動手段102はフォーカスレンズユニットFLUの状態を第2の状態とする。
このように、本実施例によれば、従来よりも簡易な構成で互いに異なる2つのプリセット位置を記憶することが可能な光学機器を提供することができる。これは、前述のように、操作手段110に対して行われる操作の種類によって、その操作に対応したプリセット位置を記憶することができるためである。つまり、本実施例で示すレンズ装置100は、記憶したいプリセット位置の数と同じ数の操作手段を用意することなく、1つの操作手段で複数のプリセット位置を記憶することが可能である。
[第2実施例]
本実施例における複数記憶モードについて図4に示すフローチャートを用いて説明する。単一記憶モードにおける制御は前述の第1実施例と同じである。
カメラ本体200とレンズ装置100が電気的に接続されカメラ本体200の電源SW手段201がオンされた状態を初期状態とする。この初期状態において、メモリ111に含まれる第2メモリ111−2、第3メモリ111−3、第4メモリ111−4、第5メモリ111−5には、それぞれ所定の互いに異なるフォーカス位置が記憶されている。メモリ111−2〜111−5に記憶されるフォーカス位置は、例えば、次のように設定すればよい。フォーカスレンズユニットFLUの移動可能な範囲を3等分する2つのフォーカス位置、至近側の移動端におけるフォーカス位置、無限遠側の移動端におけるフォーカス位置をメモリ111−2〜111−5に割り振って記憶させてもよい。
前述のように、検出手段109が所定時間以上ONになっていると判断された場合には、単一記憶モードから複数記憶モードに遷移する。複数記憶モードに遷移すると、フォーカスレンズユニットFLUの位置検出を行う(#502)。次に不図示のタイマーにより所定時間(例えば2秒)が計測したかどうかを判定する(#503)。次に所定時間が経過する前に操作手段110が操作され、操作検出手段114の検出結果に変化があったかどうかを判断する(#504)。
所定時間経過しても、操作検出手段114の検出結果に変化がなかった場合、言い換えれば、所定時間内に操作手段110が操作されなかった場合には、複数記憶モードを解除し、図2に示すフローチャート中の「1」(#309)に戻る(#514)。所定時間以内であって、かつ、操作手段110が中立状態であることが操作検出手段114によって検出された場合、言い換えれば、所定時間以内であって、操作手段110が操作されていないことが検出された場合には、#502に戻る。
所定時間以内に操作手段110が操作され、操作手段110が第1の状態であることを操作検出手段114が検出すると、メモリ111−2に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置が記憶される(#516)。所定時間以内に操作手段110が操作され、操作手段110が第2の状態であることを操作検出手段114が検出すると、メモリ111−3に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置が記憶される(#517)。所定時間以内に操作手段110が操作され、操作手段110が第3の状態であることを操作検出手段114が検出すると、メモリ111−4に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置が記憶される(#518)。所定時間以内に操作手段110が操作され、操作手段110が第4の状態であることを操作検出手段114が検出すると、メモリ111−5に現在のフォーカスレンズユニットFLUの位置が記憶される(#519)。
メモリ111−2〜111−5までのいずれかにフォーカス位置が記憶されると、状態通知手段115であるブザーが音を鳴らす、あるいは状態通知手段115であるLEDは点滅状態を解除する。そして、一旦タイマーの計時を終了し、記憶の待機状態を解除する(#515)。
次に、操作検出手段114の検出結果を確認する(#507)。この結果、操作リング110が操作されて第1の状態になったことが検出されると、#516でメモリ111−2に記憶した位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させる(#520)。あるいは、操作リング110が操作されて第2の状態になったことが検出されると、#517でメモリ111−3に記憶した位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させる(#521)。あるいは、操作リング110が操作されて第3の状態になったことが検出されると、#518でメモリ111−4に記憶した位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させる(#522)。あるいは、操作リング110が操作されて第4の状態になったことが検出されると、#519でメモリ111−5に記憶した位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させる(#523)。このときの駆動速度は、第1、第2、第3、第4のいずれの状態においてもフォーカス駆動手段102で駆動可能な最高速度である。あるいは、例えば、予め設定された所定の駆動速度としてもよい。
#507にて、操作検出手段114の検出結果を確認した結果、中立状態を示す信号が出力されたままの場合は、操作手段110の操作が行われていないことを示す。その場合は、フォーカスレンズユニットFLUの位置検出を行い(#510)、検出手段109の状態を確認する(#511)。#511にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された長時間時間(例えば1.5秒以上の時間)操作されたことを検出すると、#502に戻る。
#511にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108が予め設定された短い時間(例えば1.5秒より短い時間)操作されたことを検出したとする。この場合、メモリ111−1に#510で検出したフォーカスレンズユニットFLUの現在位置を記憶する(#502で記憶した位置を上書きする)(#512)。そして、記憶モードが複数記憶モードから単一記憶モードに戻る(#513)。
#511にて検出手段109が、記憶モード選択スイッチ108がオフの状態を検出した場合、言い換えれば、記憶モード選択スイッチ108が操作されている状態を検出できない場合は、#511から#507へ戻る。
(本実施例によって得られる効果)
以上説明したように、本実施例においては、前述の第1実施例よりも多い4つのフォーカス位置をフォーカスプリセット情報として記憶することができる。より詳細には、操作検出手段114が、操作手段110が操作される方向、時間、量、速度のうち第1の操作パラメータおよび第2の操作パラメータを検出することが可能である。そして、メモリ111はこの第1の操作パラメータ及び第2の操作パラメータを基にフォーカスレンズユニットFLUの位置を3つ以上記憶することができる。本実施例において第1の操作パラメータは方向(時計回り、あるいは反時計回り)であり、第2の操作パラメータは量(多い、あるいは少ない)である。
したがって、本実施例によれば、前述の第1実施例よりも多くの撮影状況に対してフォーカスプリセットを行うことで対応することが可能な光学機器を提供することができる。
[変形例]
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、前述の各実施例ではメモリ111に記憶させる情報をフォーカスレンズユニットFLUの位置としたが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。メモリ111に記憶させる情報を、例えば、ズームレンズユニットZLUの位置、絞りユニット104の開口径あるいは位置、ISO感度など撮影条件を変更するパラメータなどとしてもよい。このとき、レンズ装置100あるいはカメラ本体200にこれらの情報を検出する検出手段を設ければよい。また、このときの調整手段はズーム駆動手段103、絞り駆動手段600などである。
また、前述の各実施例では記憶モード選択スイッチ108を、操作力を解除するとオフ状態に自動復帰するプッシュボタンとして構成し、オンになっている時間でモード選択をするものとした。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、記憶モード選択スイッチ108が所定時間内にオンになる回数に基づいて記憶モードを選択できるような構成などであってもよい。より詳細には、記憶モード選択スイッチ108がシングルクリックされた場合は単一記憶モードになり、ダブルクリックされたら複数記憶モードになる構成などであってもよい。
また、記憶モード選択スイッチ108をタッチセンサとし、このタッチセンサで指の移動軌跡を識別し、指の移動軌跡に基づいて記憶モードを選択できるようにしてもよい。さらに、タッチセンサで識別する指の移動軌跡に基づいて記憶モードから再生モードに遷移するようにしてもよい。ここでいう再生モードとは、記憶モードで記憶した位置にフォーカスレンズユニットFLUを移動させるための復帰動作(再生動作)を行うことが可能なモードのことをいう。あるいは、復帰対象であるフォーカス位置(フォーカスプリセット位置)を記憶した後を再生モードとしてもよい。
また、前述の各実施例では操作手段110は外装部材に対してレンズ装置100の光軸周り(回転軸周り)に回転可能なリング部材として構成されている。従って、正位置の構図での撮影時、縦位置の構図での撮影時にも同じ操作性を維持することができる。即時に操作リング110を操作したい場合にも対応が可能である。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、操作手段110を光軸方向に移動可能な操作手段としてもよい。
また、前述の各実施例ではカメラ本体200を操作する撮影者から見て操作手段110を反時計回りに小さい角度で操作した場合を第1の状態、より大きい角度で操作した場合を第2の状態とした。そして、カメラ本体200を操作する撮影者から見て操作手段110を時計回りに小さい角度で操作した場合を第3の状態、より大きい角度で操作した場合を第4の状態とした。
つまり、前述のように第1の操作パラメータを方向(時計回り、あるいは反時計回り)とし、第2の操作パラメータを量(多い、あるいは少ない)としていた。しかしながら、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、第1の操作パラメータを方向とし、第2の操作パラメータを速度としてもよい。この場合には、例えば、カメラ本体200を操作する撮影者から見て操作手段110を反時計回りに遅い速度で操作した場合を第1の状態、より速い速度で操作した場合を第2の状態とすればよい。さらに、この場合には、カメラ本体200を操作する撮影者から見て操作手段110を時計回りに遅い速度で操作した場合を第3の状態、より速い速度で操作した場合を第4の状態とすればよい。
さらに、例えば、前述のように光軸方向に移動可能な操作手段を用い、この操作手段を被写体側に小さい移動量で移動させた場合を第1の状態、より大きい移動量で移動させた場合を第2の状態としてもよい。さらに、この操作手段をカメラ本体200側に小さい移動量で移動させた場合を第3の状態、より大きい移動量で移動させた場合を第4の状態としてもよい。
なお、操作手段110を光軸方向に移動可能でかつ光軸周りに回転可能な操作手段としてもよい。この場合には、前述の各実施例と比較してより多くの状態を検出可能となり、より多くのプリセット情報を記憶することができるようになる。また、操作手段110をレバー式の中点復帰スイッチとしてもよい。この場合には移動方向と移動量に応じて操作手段110の状態を判断し、その状態に応じてフォーカス位置を記憶する、あるいは、記憶位置への復帰動作を行ってもよい。
また、前述の各実施例においては交換レンズであるレンズ装置100を光学機器とし、この光学機器におけるフォーカスプリセット機能について説明を行った。しかしながら、レンズ装置とカメラ本体が一体となったカメラシステムを光学機器とし、この光学機器に前述の各実施例におけるフォーカスプリセット機能を適用してもよい。
また、前述の各実施例における制御はレンズマイコン112によって行われるが、レンズマイコン112から受け取った情報を基にカメラマイコン210によって行われても良い。
100 レンズ装置(光学機器)
102 フォーカス駆動手段(調整手段)
105 フォーカス位置検出手段(検出手段)
110 操作リング(操作手段)
111 メモリ(記憶手段)
FLU フォーカスレンズユニット(光学素子)
フォーカス位置検出手段105は、フォーカスレンズユニットFLUの光軸上の位置を検出し、エンコーダや磁気センサなどを備える。例えば、フォーカス駆動手段102の出力キーを光軸周りに回転可能に構成し、グレーコードパターン上をブラシが走行するときに、出力キーの回転と同時にエンコーダから回転量に応じて発生されるパルスからフォーカスレンズ152の位置を検出することができる。
(単一記憶モードにおける制御)
まず、図2に示すフローチャートを用いて単一記憶モードにおけるフォーカスプリセット機能の制御について説明する。図2に示すフローチャートはカメラ本体200とレンズ装置100が電気的に接続されカメラ本体200の電源SW手段201がオンされた初期状態からの制御を示す。
(複数記憶モードにおける制御)
次に複数記憶モードについて図3に示すフローチャートを用いて説明する。前述のように、検出手段109によって、記憶モード選択スイッチ108が所定時間以上ONになっていると判断された場合には、単一記憶モードから複数記憶モードに遷移する(♯307)。図3に示すフローチャートはレンズ装置100が複数記憶モードに移行した後の制御について示している。カメラ本体200とレンズ装置100が電気的に接続されカメラ本体200の電源SW手段201がオンされた状態ではまず単一記憶モードになる。そして、単一記憶モードにおいては、メモリ111に含まれる第1メモリ111−1には、無限遠にピントが合うフォーカス位置が記憶される(#302)。さらに、メモリ111に含まれる第2メモリ111−2には無限遠にピントが合うフォーカス位置が予め記憶され、メモリ111に含まれる第3メモリ111−3には至近にピントが合うフォーカス位置が予め記憶されている。なお、メモリ111−2及びメモリ111−3にはまずはフォーカス位置を記憶せず、複数記憶モードになったことが検出されたら、メモリ111−2及び111−3に上記の情報を記憶する構成を採用してもよい。また、メモリ111−2と111−3とで同じフォーカス位置が予め記憶されている構成を採用してもよい。

Claims (15)

  1. 光学素子と、
    前記光学素子の状態を調整するための調整手段と、
    前記調整手段によって調整された前記光学素子の状態を検出するための検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記光学素子の状態を記憶するための記憶手段と、
    操作手段と、を備える光学機器であって、
    前記光学機器が、前記記憶手段が前記光学素子の状態を記憶する記憶モードになっており、
    前記操作手段に対して第1の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第1の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記光学素子の第1の状態を記憶することが可能であり、
    前記操作手段に対して前記第1の操作とは異なる第2の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第2の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記光学素子の第2の状態を記憶することが可能であり、
    前記記憶手段が前記第1の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第1の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第1の状態とすることが可能であり、
    前記記憶手段が前記第2の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第2の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第2の状態とすることが可能である、
    ことを特徴とする光学機器。
  2. 前記記憶モードには、前記記憶手段が、前記光学素子の状態を1つのみ記憶する第1の記憶モードと、前記記憶手段が、前記光学素子の前記第1の状態及び前記第2の状態を記憶する第2の記憶モードがあり、
    前記光学機器は、前記第1の記憶モードから前記第2の記憶モードのうちいずれかを選択するための選択手段をさらに備え、
    前記選択手段によって前記第2の記憶モードが選択された場合であって、
    前記操作手段に対して前記第1の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第1の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記第1の状態を記憶することが可能であり、
    前記操作手段に対して前記第2の操作が行われた場合に、前記記憶手段は、前記第2の操作が行われたときに前記検出手段によって検出される前記第2の状態を記憶することが可能であり、
    前記記憶手段が前記第1の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第1の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第1の状態とすることが可能であり、
    前記記憶手段が前記第2の状態を記憶した後であって前記操作手段に対して前記第2の操作が行われた場合に、前記調整手段は、前記光学素子の状態を前記第2の状態とすることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記選択手段は、操作力が与えられるとオン状態となり、前記操作力が解除されるとオフ状態となるスイッチである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
  4. 前記オン状態になっている時間が所定の時間以上である場合に、前記光学機器は前記第1の記憶モード及び前記第2の記憶モードの一方から他方になる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の光学機器。
  5. 前記操作手段は前記第1の操作あるいは前記第2の操作が完了すると、前記第1の操作あるいは前記第2の操作が行われる前の中立状態となることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学機器。
  6. 前記操作手段が操作される方向、時間、量、速度のうち少なくとも一つを検出するための操作検出手段をさらに備え、
    前記第1の操作と前記第2の操作は、前記操作される方向、時間、量、速度のうち少なくとも一つが互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学機器。
  7. 前記操作検出手段は、前記操作される方向、時間、量、速度のうち第1の操作パラメータ及び第2の操作パラメータを検出することが可能であり、
    前記記憶手段は、前記操作検出手段が検出する前記第1の操作パラメータ及び前記第2の操作パラメータを基に前記光学素子の3つ以上の状態を記憶することが可能である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
  8. 前記操作手段は、回転軸周りに互いに異なる第1の方向及び第2の方向に回転することが可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光学機器。
  9. 前記光学素子を含む撮影光学系をさらに備え、
    前記回転軸は前記撮影光学系の光軸であり、
    前記操作手段は、前記光学機器の外装部材にして前記光軸周りに回転可能な操作リングである、
    ことを特徴とする請求項8に記載の光学機器。
  10. 前記光学素子はフォーカシングのために移動するフォーカスレンズユニットであり、
    前記光学素子の状態は前記フォーカスレンズユニットの位置である、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学機器。
  11. 前記光学素子はズーミングのために移動するズームレンズユニットであり、
    前記光学素子の状態は前記ズームレンズユニットの位置である、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学機器。
  12. 前記光学素子は光量調整のための絞りユニットであり、
    前記光学素子の状態は前記絞りユニットの開口径および位置のうち少なくとも一方である、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学機器。
  13. 前記光学機器は、撮像素子を備えるカメラ本体に対して着脱可能なレンズ装置である、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の光学機器。
  14. 前記光学機器は、撮像素子を備えるカメラ本体と、前記カメラ本体に装着されたレンズ装置とを備えるカメラシステムである、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の光学機器。
  15. 前記光学素子は前記撮像素子であり、
    前記光学素子の状態はISO感度である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の光学機器。
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