JP2020006833A - 車両用制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で作動油の過熱を監視できる車両用制御装置を提供する。【解決手段】ECUは、ポンプの吐出圧に基づいて駆動トルクTpを演算し(ステップ102)、駆動トルクTpに回転数Nを乗算することでポンプの消費動力W(=Tp×N)を演算し(ステップ103)、所定期間内の各演算周期で演算した消費動力Wの総和をポンプの発熱量Jとして演算する(ステップ104)。続いて、ECUは、演算した発熱量Jに基づいて作動油の推定油温Oeを演算し(ステップ105)、推定油温Oeが規定温度Othを超えるか否かを判定する(ステップ106)。そして、ECUは、推定油温Oeが規定温度Othを超える場合には(ステップ106:YES)、作動油が過熱していると判定し、回転数Nが下限回転数を下回らない範囲で回転数Nを低下させて内燃機関の作動を制御する(ステップ107)。【選択図】図3
Description
本発明は、油圧パワーステアリング装置を制御対象とする車両用制御装置に関する。
一般に油圧パワーステアリング装置は、内燃機関(エンジン)の駆動により作動するポンプと、ピストンにより内部が第1及び第2油圧室に区画された油圧シリンダと、ステアリング操作に基づいて油圧シリンダへの作動油の給排を制御する制御バルブ(ロータリバルブ)とを備えている。そして、制御バルブの切り替え状態に応じて、ポンプと油圧シリンダとを繋ぐ供給油路を介してポンプから油圧シリンダ内の第1及び第2油圧室のいずれか一方に作動油が供給されるとともに、他方から油圧シリンダとリザーバタンクとを繋ぐ排出油路を介して作動油が排出されることにより、操舵を補助するためのアシスト力を操舵機構に付与する。
ところで、ポンプには、その吐出圧を予め設定された規定圧力以下に保持するための内部レリーフ弁を備えたものがある。これにより、例えば制御バルブが全閉となる状態が継続してポンプの吐出圧が高くなった場合に、ポンプの吐出側から吸入側へとポンプ内で作動油が還流することで、吐出圧が規定圧力以下に保持される。しかし、ポンプ内で作動油が還流する期間が長くなると、ポンプ内の作動油が過熱し、該ポンプが高温になるおそれがある。
この点を踏まえ、例えば特許文献1に記載の油圧パワーステアリング装置では、供給油路と排出油路との間に、ポンプの吐出圧を規定圧力以下に保持する外部レリーフ弁を、制御バルブと並列的に設けている。この構成では、例えば制御バルブが全閉となる状態が継続してポンプの吐出圧が高くなると、外部レリーフ弁が開状態となり、作動油がポンプ内で還流せずに外部レリーフ弁を介して排出油路に設けられたクーラ配管を含む経路で還流するようになるため、作動油の過熱を抑制できる。
しかし、上記特許文献1の構成において、例えば雪道等で駆動輪が空転するスタック状態から脱出しようとして、内燃機関の回転数が非常に高くなる状況が継続した場合、外部レリーフ弁が開状態となることで、ポンプが高温になることを防止できるものの、パワーステアリング装置の油圧回路を流れる作動油全体の油温が上昇し、ポンプ以外の機能部品に影響するおそれがある。そこで、油温の上昇に応じて何らかの対策を講じるべく、作動油の油温を監視することが考えられるが、例えば油温を検出する温度センサを設ける場合には、その構成が煩雑なものとなってしまう。
本発明の目的は、簡易な構成で作動油の過熱を監視できる車両用制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用制御装置は、内燃機関の駆動により作動するポンプと、前記ポンプから吐出される作動油の油圧に基づいてアシスト力を発生する油圧シリンダと、ステアリング操作に基づいて前記油圧シリンダへの作動油の給排を制御する制御バルブとを備えた油圧パワーステアリング装置を制御対象とし、前記ポンプの負荷を示す負荷状態量と前記内燃機関の回転数とに基づいて推定される該ポンプの発熱量を用いて前記作動油の過熱を判定する。
上記構成によれば、ポンプの負荷状態量と内燃機関の回転数とに基づいて推定されるポンプの発熱量を用いて作動油が過熱しているか否かを判定するため、例えば温度センサを設ける場合に比べ、簡易な構成で作動油の過熱を監視できる。
上記車両用制御装置において、前記負荷状態量は、前記ポンプの駆動トルクに応じた値として示されるものであることが好ましい。
上記構成によれば、ポンプの駆動トルクに応じた値と内燃機関の回転数とに基づいてポンプの消費動力(仕事)を演算することで、ポンプの発熱量を好適に推定できる。
上記構成によれば、ポンプの駆動トルクに応じた値と内燃機関の回転数とに基づいてポンプの消費動力(仕事)を演算することで、ポンプの発熱量を好適に推定できる。
上記車両用制御装置において、前記負荷状態量は、前記ポンプの吐出圧に応じた値として示されるものであることが好ましい。
上記構成によれば、ポンプの吐出圧に応じた値と内燃機関の回転数とに基づいてポンプの消費動力(仕事)を演算することで、ポンプの発熱量を好適に推定できる。
上記構成によれば、ポンプの吐出圧に応じた値と内燃機関の回転数とに基づいてポンプの消費動力(仕事)を演算することで、ポンプの発熱量を好適に推定できる。
上記車両用制御装置において、前記作動油が過熱していると判定した場合には、前記内燃機関の回転数を低下させることが好ましい。
上記構成によれば、内燃機関の回転数を低下させることで、ポンプの発熱量を減少させるため、油温の上昇を好適に抑制できる。
上記構成によれば、内燃機関の回転数を低下させることで、ポンプの発熱量を減少させるため、油温の上昇を好適に抑制できる。
本発明によれば、簡易な構成で作動油の過熱を監視できる。
以下、車両用制御装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、油圧パワーステアリング装置1は、運転者によるステアリングホイール2の操作に基づいて転舵輪3を転舵させる操舵機構4と、操舵機構4に操舵を補助するためのアシスト力を付与する油圧機構5とを備えている。
図1に示すように、油圧パワーステアリング装置1は、運転者によるステアリングホイール2の操作に基づいて転舵輪3を転舵させる操舵機構4と、操舵機構4に操舵を補助するためのアシスト力を付与する油圧機構5とを備えている。
操舵機構4は、ステアリングホイール2が固定されるステアリングシャフト11と、ステアリングシャフト11の回転に応じて軸方向に往復動するラック軸12とを備えている。ステアリングシャフト11の先端部分には、ラック軸12と噛合するピニオン軸13が一体回転可能に設けられている。
ラック軸12とピニオン軸13とは、所定の交差角をもって配置されており、ラック軸12に形成されたラック歯12aとピニオン軸13に形成されたピニオン歯13aとが噛合されることでラックアンドピニオン機構14が構成されている。また、ラック軸12の両端には、タイロッド15が連結されており、タイロッド15の先端は、転舵輪3が組み付けられた図示しないナックルに連結されている。したがって、油圧パワーステアリング装置1では、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト11の回転がラックアンドピニオン機構14によりラック軸12の軸方向移動に変換され、この軸方向移動がタイロッド15を介してナックルに伝達されることにより、転舵輪3の転舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
油圧機構5は、油圧の供給源となるポンプ21と、作動油が貯留される樹脂製のリザーバタンク22と、油圧に基づくアシスト力を付与する油圧シリンダ23と、油圧シリンダ23への作動油の給排を制御する制御バルブ24と、ポンプ21、リザーバタンク22、油圧シリンダ23及び制御バルブ24間を連結する各油路L1〜L5とを備えている。また、油圧機構5は、ポンプ21と制御バルブ24とを繋ぐ供給油路L1とリザーバタンク22と制御バルブ24とを繋ぐ排出油路L2との間に、制御バルブ24と並列的に設けられた外部レリーフ弁25とを備えている。
ポンプ21には、内燃機関(エンジン)31のクランク軸の回転によって駆動される機関駆動式のポンプが採用されている。内燃機関31は、車両用制御装置としてのECU32によりその作動が制御される。
油圧シリンダ23は、ラック軸12が往復動可能に挿通される円筒状のシリンダチューブ41と、シリンダチューブ41内を第1油圧室42と第2油圧室43とに区画するピストン44とを備えている。ピストン44は、ラック軸12に対して該ラック軸12と一体で軸方向移動可能に固定されている。
制御バルブ24は、ステアリング操作に連動して油圧シリンダ23の第1及び第2油圧室42,43への作動油の給排を制御する周知のロータリバルブとして構成されている。具体的には、制御バルブ24には、供給ポート51、排出ポート52、第1及び第2給排ポート53,54が設けられている。供給ポート51は供給油路L1を介してポンプ21に接続され、排出ポート52は排出油路L2を介してリザーバタンク22に接続されている。本実施形態の排出油路L2には、作動油を冷却するためのクーラ配管Lcが設けられている。第1給排ポート53は、第1給排油路L3を介して第1油圧室42に接続され、第2給排ポート54は、第2給排油路L4を介して第2油圧室43に接続されている。なお、ポンプ21とリザーバタンク22とは、吸入油路L5を介して互いに接続されている。また、各油路L1〜L5は、金属材料からなる鋼管L1a〜L5aとゴム等からなるチューブL1b〜L5bとを連結することにより構成されている。
そして、制御バルブ24は、運転者によるステアリングホイール2の操舵方向に応じて供給油路L1と第1及び第2給排油路L3,L4のいずれか一方とを連通するとともに、排出油路L2と第1及び第2給排油路L3,L4の他方とを連通する。また、制御バルブ24は、例えばステアリングホイール2がその操舵限界となるステアリングエンド位置まで操舵されて全閉状態となるまでは、供給油路L1から排出油路L2への作動油の流通を許容する。
外部レリーフ弁25は、ポンプ21の吐出圧Pdが規定圧力Pth以下の状態では閉弁状態となり、吐出圧Pdが規定圧力Pthを超えると開弁状態となることで、制御バルブ24を介さずに供給油路L1から排出油路L2への作動油の流通を許容する。なお、規定圧力Pthは、制御バルブ24が全閉状態となることで供給油路L1から排出油路L2への作動油の流通が遮断された際に生じるポンプ21の吐出圧Pdよりもやや小さな圧力であり、予め実験等により設定されている。
このように構成された油圧パワーステアリング装置1では、ポンプ21から送出される作動油は、供給油路L1を介して制御バルブ24に供給される。そして、制御バルブ24に供給された作動油は、運転者のステアリング操作に応じて、第1及び第2給排油路L3,L4のいずれか一方を介して第1及び第2油圧室42,43のいずれか一方に供給される。このとき、第1及び第2油圧室42,43の他方から作動油が排出され、この作動油は第1及び第2給排油路L3,L4の他方、制御バルブ24及び排出油路L2(クーラ配管Lc)を介してリザーバタンク22に排出される。その結果、第1油圧室42と第2油圧室43との間に油圧差が発生し、この油圧差に基づいてピストン44とともにラック軸12が軸方向移動することで、操舵機構4にアシスト力が付与され、ステアリング操作がアシストされる。
次に、油圧パワーステアリング装置1の電気的構成について説明する。
ECU32には、油圧パワーステアリング装置1が搭載される車両の車速Vを検出する車速センサ61、内燃機関31の回転数Nを検出する回転数センサ62、ポンプ21の吐出圧Pdを検出する圧力センサ63が接続されている。また、ECU32には、図示しないアクセル開度等の各種状態量が入力される。そして、ECU32は、これらの状態量に基づいて内燃機関31の作動を制御する。一例として、ECU32は、ステアリング操作が行われると、図2に示すように操舵トルクThの絶対値の増大に応じて吐出圧Pdが高くなることを踏まえ、例えばアイドル時にステアリング操作が行われた場合に、ポンプ21の吐出圧Pdの増大によって内燃機関31が停止しないようにその回転数Nが高くなるように制御する。つまり、圧力センサ63は、ECU32が所謂アイドルアップ制御を行うために用いられるセンサである。なお、ECU32には、何らかの異常を報知するための警告灯やスピーカ等の報知部64が接続されている。
ECU32には、油圧パワーステアリング装置1が搭載される車両の車速Vを検出する車速センサ61、内燃機関31の回転数Nを検出する回転数センサ62、ポンプ21の吐出圧Pdを検出する圧力センサ63が接続されている。また、ECU32には、図示しないアクセル開度等の各種状態量が入力される。そして、ECU32は、これらの状態量に基づいて内燃機関31の作動を制御する。一例として、ECU32は、ステアリング操作が行われると、図2に示すように操舵トルクThの絶対値の増大に応じて吐出圧Pdが高くなることを踏まえ、例えばアイドル時にステアリング操作が行われた場合に、ポンプ21の吐出圧Pdの増大によって内燃機関31が停止しないようにその回転数Nが高くなるように制御する。つまり、圧力センサ63は、ECU32が所謂アイドルアップ制御を行うために用いられるセンサである。なお、ECU32には、何らかの異常を報知するための警告灯やスピーカ等の報知部64が接続されている。
ここで、例えば雪道等で駆動輪が空転するスタック状態から脱出しようとして、内燃機関31の回転数Nが非常に高くなる状況が継続した場合において、制御バルブ24が全閉状態となるような操舵を運転者が行った場合を想定する。この場合、外部レリーフ弁25が開状態となることにより、ポンプ21が高温になることが防止されるが、油圧機構5を流れる作動油全体の油温が上昇し、樹脂製のリザーバタンク22やゴム製のチューブL1b〜L5b等の劣化が進むおそれがある。
この点を踏まえ、本実施形態のECU32は、ポンプ21の負荷を示す負荷状態量としての駆動トルクTpと内燃機関31の回転数Nとに基づいて推定されるポンプ21の発熱量Jを用いて作動油の過熱を判定する。そして、ECU32は、作動油が過熱していると判定した場合には、ポンプ21での発熱を抑制すべく、回転数Nが低下するように内燃機関31の作動を制御する。
詳しくは、図3のフローチャートに示すように、ECU32は、各種状態量を取得すると(ステップ101)、下記(1)式を用いてポンプ21の駆動トルクTpを演算する(ステップ102)。
Tp=α×Pd+β…(1)
なお、「α」及び「β」は、ポンプ21の内圧や油圧機構5を流通する作動油の総油量、クーラ配管Lcの冷却性能等によって定まる係数であり、予め実験等により設定されている。
なお、「α」及び「β」は、ポンプ21の内圧や油圧機構5を流通する作動油の総油量、クーラ配管Lcの冷却性能等によって定まる係数であり、予め実験等により設定されている。
ECU32は、ステップ102で演算した駆動トルクTpに回転数Nを乗算することでポンプ21の消費動力(仕事)W(=Tp×N)を演算し(ステップ103)、予め設定された所定期間(例えば、10秒程度)内の各演算周期で演算した消費動力Wの総和をポンプ21の発熱量Jとして演算する(ステップ104)。続いて、演算した発熱量Jに基づき、作動油の総油量や比熱等を考慮して作動油の推定油温Oeを演算する(ステップ105)。
ECU32は、ステップ105で演算した推定油温Oeが予め設定された規定温度Othを超えるか否かを判定する(ステップ106)。そして、推定油温Oeが規定温度Othを超える場合には(ステップ106:YES)、作動油が過熱していると判定し、内燃機関31の回転数Nが下限回転数Nloを下回らない範囲で回転数Nを低下させて内燃機関31の作動を制御する(ステップ107)。なお、ECU32は、車速Vと車速Vに応じた最低限の出力を維持できる下限回転数Nloとの関係を示すマップを有しており、同マップを参照することにより、下限回転数Nloを演算する。一方、推定油温Oeが規定温度Oth以下である場合には(ステップ106:NO)、作動油が過熱していないと判定し、ステップ107の処理を実行しない。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ECU32は、ポンプ21の駆動トルクTpと内燃機関31の回転数Nとに基づいて推定されるポンプ21の発熱量Jを用いて作動油が過熱しているか否かを判定するため、例えば温度センサを設ける場合に比べ、簡易な構成で作動油の過熱を監視できる。
(1)ECU32は、ポンプ21の駆動トルクTpと内燃機関31の回転数Nとに基づいて推定されるポンプ21の発熱量Jを用いて作動油が過熱しているか否かを判定するため、例えば温度センサを設ける場合に比べ、簡易な構成で作動油の過熱を監視できる。
(2)ECU32は、ポンプ21の吐出圧Pdに基づく駆動トルクTpと内燃機関31の回転数Nとに基づいてポンプ21の消費動力Wを演算するため、その発熱量Jを好適に推定できる。
(3)ECU32は、アイドルアップ制御を行うために用いる圧力センサ63により検出される吐出圧Pdに基づいて駆動トルクTpを演算するため、油圧パワーステアリング装置1の構成が複雑化することを防止できる。
(4)ECU32は、作動油が過熱していると判定した場合には、内燃機関31の回転数Nを低下させる。そのため、例えば図4(a)に示す時刻t1において、推定油温Oeが規定温度Othを超えると、図4(b)に示すように回転数Nが低下する。これにより、図4(c)に示すように、ポンプ21の吐出圧Pdが変動しても、ポンプ21の発熱量Jが減少するため、同図(a)に示すように、油温の上昇を好適に抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、ポンプ21に、吐出圧Pdに応じてその吐出側から吸入側へとポンプ21内で作動油を還流させる内部レリーフ弁を設けてもよい。また、油圧機構5が外部レリーフ弁25を備えない構成としてもよい。
・上記実施形態において、ポンプ21に、吐出圧Pdに応じてその吐出側から吸入側へとポンプ21内で作動油を還流させる内部レリーフ弁を設けてもよい。また、油圧機構5が外部レリーフ弁25を備えない構成としてもよい。
・上記実施形態では、吐出圧Pdに基づいて演算される駆動トルクTpをポンプ21の負荷状態量としたが、これに限らず、例えばステアリングシャフト11にトルクセンサを設け、該トルクセンサにより検出される操舵トルクThを負荷状態量としてもよい。なお、ポンプ21の吐出圧Pdは、操舵トルクThの増大に基づいて大きくなることから(図2参照)、操舵トルクThの増大に基づいてポンプ21での発熱量は大きくなる。
・上記実施形態において、推定油温Oeが規定温度Othを超える場合に、内燃機関31の回転数Nを低下させることに加えて又は代えて、推定油温Oeが規定温度Othを超える旨を上記報知部64により報知してもよい。このように推定油温Oeが規定温度Othを超える旨を報知することで、例えばステアリング操作を一時的に中止するように運転者に促すことができ、ポンプ21の負荷を低減して作動油が過熱することを抑制できる。
・上記実施形態では、車両用制御装置としてのECU32は、内燃機関31の作動を制御したが、これに限らず、例えば内燃機関31の作動を制御せず、油圧パワーステアリング装置1の作動を制御するためのECUであってもよい。なお、この場合、内燃機関31の回転数Nを低下させるためには、内燃機関31の作動を制御する上位ECUに対して、回転数Nを低下させるように要求する信号を出力することになる。
1…油圧パワーステアリング装置、5…油圧機構、21…ポンプ、23…油圧シリンダ、24…制御バルブ、25…外部レリーフ弁、31…内燃機関、32…ECU(車両用制御装置)、J…発熱量、N…回転数、Pd…吐出圧、Th…操舵トルク、Oe…推定油温、Tp…駆動トルク、Oth…規定温度、W…消費動力。
Claims (4)
- 内燃機関の駆動により作動するポンプと、
前記ポンプから吐出される作動油の油圧に基づいてアシスト力を発生する油圧シリンダと、
ステアリング操作に基づいて前記油圧シリンダへの作動油の給排を制御する制御バルブとを備えた油圧パワーステアリング装置を制御対象とし、
前記ポンプの負荷を示す負荷状態量と前記内燃機関の回転数とに基づいて推定される該ポンプの発熱量を用いて前記作動油の過熱を判定する車両用制御装置。 - 請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記負荷状態量は、前記ポンプの駆動トルクに応じた値として示されるものである車両用制御装置。 - 請求項1に記載の車両用制御装置において、
前記負荷状態量は、前記ポンプの吐出圧に応じた値として示されるものである車両用制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用制御装置において、
前記作動油が過熱していると判定した場合には、前記内燃機関の回転数を低下させる車両用制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2018130201A JP2020006833A (ja) | 2018-07-09 | 2018-07-09 | 車両用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115419635A (zh) * | 2022-09-02 | 2022-12-02 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 液压转向系统的散热方法、装置、设备及介质 |
| JP2023160895A (ja) * | 2020-01-20 | 2023-11-02 | Toppanホールディングス株式会社 | 遮光板、カメラユニット、電子機器、および、遮光板の製造方法 |
-
2018
- 2018-07-09 JP JP2018130201A patent/JP2020006833A/ja active Pending
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| CN115419635B (zh) * | 2022-09-02 | 2025-08-15 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 液压转向系统的散热方法、装置、设备及介质 |
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