JP2020007724A - シール部材及びシール方法 - Google Patents

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Junji Asano
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Abstract

【課題】通気層を備える壁へ後付けされた貫通スリーブと透湿防水シートの孔との隙間を簡易に塞ぐことのできるシール部材を提供する。【解決手段】通気層を備える壁へ後付けされた貫通スリーブと通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール部材であって、貫通スリーブに外挿されるスリーブ外挿部と、該スリーブ外挿部の外周からその半径方向外方へ立設され、可撓性のある材料で形成されたフランジ部とを備え、フランジ部の半径方向に渡って形成されたスリットであって、該スリットはスリーブ外挿部に連通しており、該スリットの両縁を重ね合わせることで、フランジ部を縮径可能なスリットと、を備えているシール部材。【選択図】図1

Description

本発明は、通気層を備える壁へ後付けされる貫通スリーブと通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール部材及びこのシール部材を用いるシール方法に関する。
住宅の耐久性を目的に、壁体内の湿気等の水分を排出させる通気工法が一般化している。この通気工法は、壁の内に通気層を設けこの通気層へ通風をして壁体内の湿気等の水分を外部へ排出させる。
一般的に通気層は壁体内において外壁側に設けられる。即ち、外壁の内面と壁体内に設けられる断熱材その他の構造体層の外側面との間に空隙を形成し、これを通気層とする。壁体内の構造体層の外側面には透湿防水シートが積層される。この透湿防水シートは、外側から通気層内へ漏れ入るおそれのある雨水が構造体層内へ入り込むことを防止しつつ、室内から構造体層内へ入り込んだ水蒸気を通気層側へ排出し、壁体内での結露を防止する。
このような通気層を備えた壁に対し、後付けでエアコン等を取付けるとき、室外機と室内機とを繋ぐため、貫通孔が設けられ、この貫通孔へ貫通スリーブが通される。貫通孔と貫通スリーブとの隙間を塞ぐため、一般的にはパテやシーリング材が用いられる。ここに、外壁及び内壁の孔と貫通スリーブとの隙間は外部からパテ等を塗り込むことで簡単に塞ぐことができる。
本件に関連する技術を紹介する文献として特許文献文献1及び2を参照されたい。
特許第5582873号公報 特開2017−145581号公報
しかしながら、壁体内の要素に開けられた孔と貫通スリーブとの隙間を充填することは困難であった。貫通スリーブを通すためにそもそも外壁や内壁に後付けされた孔は小さいので、この孔を介して内部に造作をすることは手間がかかるからである。
特に、通気層に面する透湿防水シートにあけられた孔に関しては、これと貫通スリーブとの間に隙間があると、防水機能をそもそも果たせなくなるおそれがある。
そこでこの発明は、通気層を備える壁へ後付けされる貫通スリーブと透湿防水シートの孔との隙間を簡易に塞ぐことのできるシール部材を提供することを1つの目的とする。
この発明の他の目的は、かかるシール部材を用いて、貫通スリーブと透湿防水シートとの間をシールするシール方法を提供することにある。
この発明の第1の局面に規定のシール部材は上記課題の少なくともひとつを解決すべくなされたものである。即ち、
通気層を備える壁へ後付けされる貫通スリーブと前記通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール部材であって、
前記貫通スリーブに外挿されるスリーブ外挿部と、該スリーブ外挿部の外周からその外方へ立設され、可撓性のある材料で形成されたフランジ部とを備え、
前記フランジ部の半径方向に渡って形成されたスリットであって、該スリットは前記スリーブ外挿部に連通しており、該スリットの両縁を重ね合わせることで、前記フランジ部を縮径可能なスリットと、
を備えるシール部材。
このように規定される第1の局面に規定のシール部材によれば、フランジ部に形成されたスリットの両縁を重ね合わせるように力を加えると、フランジ部が縮径する。縮径したフランジ部は容易に外壁の孔へ挿入できる。このように挿入されたフランジ部はその材質が可撓性を有するため、縮径のための力を外すと壁内(通気層内)でもとの形に戻る。この状態でフランジ部は透湿防水シートの孔の周囲に当接させられる。
ここに、フランジ部において透湿防水シートに当接する面が接着性を備えれば、当該フランジ部を透湿防水シートの孔の周囲に接着することで、両者に間の防水性を確保できる。
フランジ部はスリーブ外挿部の外周からその外方へ立設されているので、フランジ部とスリーブ外挿部との間のシール性はそもそも確保されるものとすれば、スリーブ外挿部と貫通スリーブとの間のシール性を確保すれば、通気層側の水分が透湿防水シートに形成された孔を介してその内側へ透過することは無くなる。
この発明では、フランジ部を通気層の周囲に接着させた後、スリーブ外挿部のスリットを例えば防水テープその他で閉塞するという簡易な方法で、スリーブ外挿部と貫通スリーブとの間のシール性が確保できる。
この発明の第2の局面は次のように規定される。即ち、第1の局面のシール部材において、該フランジ部には前記透湿防水シートに対向する面に接着層が形成され、該接着層は除去可能な保護フィルムで被覆されている。
このように規定される第2の局面に規定のシール部材によれば、フランジ部において透湿防水シートに対向する面に接着層が形成されているため、当該面を透湿防水シートの孔の周縁に当接させれば、その部分のシール性を確保できる。また、接着層は保護フィルムで被覆されているので、外壁の孔へフランジ部を通すときの作業性になんら悪影響を生じさせない。
この発明の第3の局面は次のように規定される。即ち、第2の局面に規定のシール部材において、前記保護フィルムの表面に取り付けられる固定部と、該固定部に連結して前記スリーブ外挿部に沿って配設されるピックアップ部とを備える保護フィルム除去具が更に備えられ、
前記ピックアップ部を前記スリーブ外挿部に沿って引き抜くことで前記固定部が移動し、該固定部の移動に伴い前記保護フィルムが前記接着層から剥離される。
このように規定される第3の局面のシール部材によれば、保護フィルム除去具があるため、壁体内の通気層においてフランジ部材の縮径を解放した後、スリーブ外挿部に沿ってピックアップ部を引き抜くことで、接着層から保護フィルムを容易に除去できる。よって、作業性が向上する。
この発明の第4の局面は次のように規定される。即ち、第1〜3の何れかに規定のシール部材において、前記フランジ部は前記スリーブ外挿部の一端に形成され、前記スリットは前記スリーブ外挿部の軸方向に渡って他端まで形成される。
このように規定される第4の局面のシール部材によれば、スリーブ外挿部の軸方向に渡ってスリットが形成されるため、スリーブ外挿部の他端側を、これに形成されたスリットの両縁が重なるように縮径すれば、フランジ部も併せて縮径されることとなって、その作業性が向上する。
この発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、第4の局面に規定のシール部材において、前記スリットは前記スリーブ外挿部の軸と平行に形成され、前記フランジ部において前記スリーブ外挿部の軸から半径方向に形成されている。
このように規定される第5の局面のシール部材によれば一条のスリットが軸方向に形成されることとなるので、スリットの作製が容易になり、ひいてはシール部材の製造コストが削減される。
この発明の第6の局面のシール部材は次のように規定される。即ち、第2の局面に規定のシール部材において、第2の接着層が前記フランジ部の他面に形成され、該第2の接着層は除去可能な第2の保護フィルムで被覆されている。
このように規定される第6の局面のシール部材によれば、そのフランジ部の両面に接着剤層が形成される。かかるフランジ部は、壁の中において、断熱材等の構造材層と透湿防水シートとの間に挿入されて、両者に接着する。フランジ部と透湿防水シートとの接続面は、透湿防水シートからみて、構造材層側になり、その通気層側には接続面がなくなる。よって、通気層側の面を滴下してくる水が入り込むことをより確実に防止できる。フランジ部と構造体層とを接着することによりその間もシールされるので全体としての気密性が向上する。また、壁の構造物に対してフランジ部を二重に接着することにより、シール部材がより安定する。
この発明の第7の局面は次のように規定される。即ち、通気層を備える壁へ後付けされる貫通スリーブと前記通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール方法であって、
外壁に貫通された貫通スリーブの挿通孔に対して第1〜6の局面の何れかに記載のシール部材の前記フランジ部を挿入するステップであって、前記スリットの両縁を重なる方向に移動させて、前記フランジ部を縮径し、これを前記挿通孔へ挿入するステップと、
前記通気層内において前記フランジ部の縮径を解いて、前記透湿防水シートに接触させるステップと、
を含むシール方法。
このように規定される第7の局面に規定のシール方法によれば、後付けの貫通スリーブ用挿通孔を介して、フランジ部を容易に壁内の通気層へ挿入し、そして、縮径を解かれたフランジ部を該通気層に面する透湿防水シートへ当て付けることができる。
そして、第8の局面に規定するように、フランジ部を透湿防水シートへ接着することで、壁内通気層の水分が透湿防水シートに後付けされた孔を通じてその内側へ漏れ入ることを確実に防止できる。
図1はこの発明の1つの実施の形態のシール部材の施工状態を示す断面図である。 図2は同シール部材を示す正面側斜視図の代用写真である。 図3は同シール部材を示す裏面側斜視図の代用写真である。 図4は同シール部材の正面図、両側面図及び断面図を示す。 図5は施行例を示す図面の代用写真である。 図6は施工の完成図の代用写真である。 図7は他の態様のシール部材の正面図、両側面図及び断面図である。 図8はこの発明の他の実施の形態のシール部材の施工状態を示す断面図である。 図9は同シール部材を示す正面側斜視図の代用写真である。 図10は同シール部材を示す裏面側斜視図の代用写真である。 図11は同シール部材の正面図、両側面図及び断面図を示す。 図12は施工の完成図の代用写真である。 図13は他の態様のシール部材の正面図、両側面図及び断面図である。
以下、図例を参考にしながらこの発明の実施の形態を説明する。
最初に、実施の形態のシール部材1の施工状態を図1に基づいて説明する。
図1は通気工法の施された壁構造を示し、通気層9が外壁4に沿って形成される。符号6は構造体層を示し、この例では断熱材層6Aと構造用合板6Bとで構造体層6が構成される。構造用合板6Bの表面には透湿防水シート7が貼着されている。
かかる壁構造の各要素には孔2が穿設されて、貫通スリーブ3を貫通させる。
実施形態のシール部材1はスリーブ外挿部11とフランジ部13とを備え、そのスリーブ外挿部11は貫通スリーブ3へ外挿され、フランジ部13は透湿防水シート7の孔2の周縁へ水密に接着される(シーリングされている)。
符号5はシーラントであり、外壁4の孔2、シール部材1のスリーブ外挿部11及び貫通スリーブ3の間の隙間を埋めてシーリングする。
図1において、意図的にシーリング(即ち水が漏れ入れないような処理)してある要素は接触して描いてある。
図1から、透湿防水シート7に後付けで孔2があけられたとしても、その孔2と通気層9とがシール部材1によりシールされていることがわかる。即ち、シール部材1のフランジ部13が透湿防水シート7に接着されているので、通気層9に侵入した水が透湿防水シート7の孔2を通過することがない。
次に、シール部材1について詳述する。
実施の形態のシール部材1は、図2〜図4に示すように、本体部10、保護フィルム20及び保護フィルム除去具30を備えてなる。
本体部10は筒状のスリーブ外挿部11と該スリーブ外挿部11の一端の縁から半径方向外方へ立ち上がったフランジ部13とを備える。スリーブ外挿部11及びフランジ部13には、これらを軸方向に分割する一条のスリット14が形成されている。
上記において、本体部10を構成する筒状のスリーブ外挿部11の一端に折り曲げ部12が形成される。この折り曲げ部12は型成形によりスリーブ外挿部11から延設することができる。この例では、筒状部材の一端に多数の切れ込みを入れて、外方へ折り曲げて当該折り曲げ部12を構成した。フランジ部13は円環状の部材であって、その裏面の全面に接着層18を設けこの接着層18を介して折り曲げ部12へ液密に固着されている。接着層18の残部には保護フィルム20が被覆されている。
この例では、スリーブ外挿部11とフランジ部13とを別体としているが、これらを一体に型成形可能である。フランジ部13はスリーブ外挿部11の外周から半径方向外方へ何ら隙間なく、即ち水分を透過させることなく立ち上がっていれば、一体であっても別体であってもよい。
図2の例では、スリーブ外挿部11の一端からフランジ部13が立ち上がっているが、その外周のいずれの位置からフランジ部13を立ち上げてもよい。
フランジ部13はスリーブ外挿部11の外周外方に形成された環状の部材であって、透湿防水シート7に形成された孔2の周囲へ当接する。
フランジ部13の形状は、当該孔2を360度囲繞できれば特に限定されないが、縮径時の作業性を考えれば円環状とすること、即ち内周部と外周部の幅が全周において一定であることが好ましい。
スリーブ外挿部11の端以外の部分にフランジ部を設けるときは、フランジを逃がすため、外挿部11に周方向の切れ込みを設けることが好ましい。
かかるフランジ部13は、一旦縮径された後、縮径のための力を外すと、元の形に戻るように可撓性の材料で形成されることが好ましい。勿論、壁に用いられることから、防水性及び耐候性を備える必要があることは言うまでもない。
かかる材料として、銅、アルミ、ステンレス等の金属材料、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の等の樹脂材料、EPDM、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム等のエラストマー材料を挙げることができる。
フランジ部13の厚さは、縮径されて折りたたまれたときに破損しない剛性を備えた上で、人の力で容易に変形させられるように、可及的に薄くすることが好ましい。この例では0.1〜0.4mmの厚さとした。
このフランジ部はスリーブ外挿部11の外周面から半径方向外方へ、即ち軸に対して直角に形成することができる。スリーブ外挿部11に対してこのフランジ部を傾斜して設けることもできる。雨じまいのため壁に対して貫通スリーブを傾斜させるとき、貫通スリーブの軸に対して傾斜した仮想平面上にフランジ部を設けて、当該フランジ部を壁に対して平行にすることが好ましい。
スリーブ外挿部11の成形材料は防水性や耐候性を備えることはもとより、フランジ部13と同様に可撓性を備えることが好ましい。
スリーブ外挿部11の厚さはフランジ部13と同じとすることできる。
スリーブ外挿部11の径は、貫通スリーブ3より少し大径として、貫通スリーブ3の挿入を容易にする。また、外壁4の孔2の径より少し小径とする。シーリング材を壁の内側まで行き渡らせるためのスペースを確保するためである。
スリーブ外挿部11の長さは、フランジ部13からその先端部までの距離が、壁における透湿防水シート7から外壁4の外面までの距離より長いものとする。フランジ部13を透湿防水シート7へ当て付けた状態で、スリーブ外挿部11を操作可能とするためである。なお、シール部材1を装着後は、図1に示すように、スリーブ外挿部11の先端側は壁4の外面と沿うように切断され、シーリング材5でシールされる。
フランジ部13には半径方向渡った、即ち、内周から外周に至るに第1スリット15が形成される。そしてこの第1スリット15に連通してスリーブ外挿部11に第2のスリット16が形成される。第2のスリット16はスリーブ外挿部11において軸方向に渡って、即ちフランジ部13が連結されたその一端から他端まで連続して形成される。なお、この第2のスリット16はスリーブ外挿部11においてその他端まで切れ込ませなくてもよい。フランジ部13の縮径を阻害しない範囲でスリーブ外挿部11の一端側が縮径すれば良いからである。
なお、第1のスリット15及び第2のスリット16は、図2に示すように、軸方向に沿った一条のスリット14とすることが好ましい。作製が容易だからである。
フランジ部13の第1のスリット15を傾斜して設けてもよい。即ちフランジ部13の内周縁(又は外周縁)の法線に対して第1のスリット15を傾斜させる。また、スリーブ外挿部11の第2のスリット16も傾斜して設けられることができる。このように第1及び第2のスリットを傾斜して設ける場合も、第1及び第2のスリットは一条とすることが好ましい。
更には、スリットを2以上設けて、即ち、本体部(スリーブ外挿部11とフランジ部13)を分割してもよい。この場合、位置合わせのため、保護フィルム20に分割した本体部を繋ぎ合わせる役目を持たせることが好ましい。
フランジ部13の裏面には接着層18が設けられる。この接着層18はフランジ部13の全面に形成することが好ましいが、シール性確保の見地から少なくも周方向に連続しているものとする(スリット15は除く)。その幅は30〜50mmとする。
この接着層18は透湿防水シート7に接着してそこに防水機能を発揮する材料からなれば特に限定されないが、ブチルゴム、ポリイソブチレンゴム、ゴムアスファルトなどのゴム系材料、アクリル系、ポリウレタン系、シリコン系、ポリエステル系等の樹脂系材料を用いることができる。
フランジ部13の形成材料自体を透湿防止シート7に対して熱や高周波で融着可能であるか、前もって透湿防水シート7側に接着剤の塗布またはシール材の充填が可能であれば、この接着層を省略することもできる。
接着層18の表面には保護フィルム20が積層されて、接着層18が対象物(透湿防水シート7)以外に接着することを防止している。保護フィルム20には周知の離型材が塗布されており、人の力で接着層18から容易に剥離可能とする。
保護フィルム20には保護フィルム除去具30が取り付けられている。保護フィルム除去具30は固定部31とピックアップ部33とを備える。
固定部31は保護フィルム20の表面へ固定される。固定部31の取付け位置はスリット15の周縁部が好ましい。保護フィルム20の剥離はその端部から行うことが容易だからである。ピックアップ部33はスリープ外挿部11のスリット16に沿って配置され、その基端部は固定部31に連結される。これにより、ピックアップ部33を引っ張ると固定部31がスリーブ外挿部11側へ移動し、もって保護フィルム20は順次引きはがされていく。
この例では、保護フィルム除去部30を柔軟性のある一連のテープで構成した。当該テープの一端が固定部31として保護フィルム20へスリット16に沿って貼付けられる。このテープは保護フィルム20の外縁で折り返されてスリーブ外挿部11の内周面に沿って引き伸ばされて、ピックアップ部30となる。
ピックアップ部33を剛性の高いロッドその他棒材で代替可能である。
図5に施行例を示す。
このシール部材1においてスリット14の両縁を重ね合わせてスリープ外挿部11を握りしめて縮径させると、図5Aに示すように、フランジ部13も縮径してコーン状になる。この状態で外壁4の孔2へ挿入する(図5B)。ここに、フランジ部13は縮径されており、かつそれ自体が可撓性を有するので、フランジ部13は容易に孔2を通過する。
その後、縮径を解くと、フランジ部13は壁構造内、即ち通気層9内で平坦に戻される(図5C)。次に、保護フィルム除去具30のピックアップ部11をスリーブ外挿部11に沿って引っ張って、保護フィルム20を接着層18から剥離する(図5D)。その後、治具を用いてフランジ部13を透湿防水シート7の孔2の周囲に押し付け、両者を液密に接着する(図5E,F)。
次に、スリーブ外挿部11に形成されている第2のスリット16を防水テープでシールする(図5G)。外壁4から突出したスリーブ外挿部11を除去し(図5H,I)、その後、第2の貫通スリーブ3bを挿入する(図5J)。
最後に外壁4の孔2の周壁、スリーブ外挿部11及び貫通スリーブ3bの間の隙間をシーリング材で充填してシールする(図5K,L)。
図6は、外壁4を外したときの、透湿防水シート7へのシール部材1の取付け態様を示している。
図7には、他の態様のシール部材101を示す。このシール部材101はスリーブ外挿部111とフランジ部113とが一体成形されており、フランジ部113の全面に接着層118が形成されて、これが保護フィルム120で保護されている。
保護フィルム除去具130として一連のテープが図4の例と同様に用いられている。この例では、スリーブ外挿部111の先端近傍にスリット134が周方向に形成され、このスリット132へピックアップ部133が挿通されている。これにより、ピップアップ部133は常にスリーブ外挿部111へ沿った状態となり、作業の邪魔となることがない。
図8に、他の形態のシール部材201の施工状態を図8に基づいて説明する。なお、図8において図1と同一の要素には同一の参照番号を付してその説明を部分的に省略する。
図8において、シール部材201のフランジ部213はその両面に接着層が形成され、それぞれ構造体層6と透湿防水シート7の孔の周縁に接着される。なお、図8の例では、透湿防水シート7の裏面(通気層9からみて)においてこれとフランジ部213とが接着されている。このため、フランジ部213と透湿防水シート7とのつなぎ目が通気層9に表出していない。よって、透湿防水シート7において通気層9側表面を伝って滴下してきた水をより確実にブロックできる。
次に、シール部材201の構成を図9〜図11に示す。なお、図9〜図11において、図2〜4で説明した要素には同一の符号を付してその説明を部分的に省略する。
このシール部材201では、フランジ部213の両面に接着層18、218が形成されている。フランジ部213においてスリーブ外挿部11側の面には接着層218が形成され、この接着層218は保護フィルム220で保護される。
この保護フィルム220には保護フィルム除去具230が連結される。この保護フィルム除去具230は一連のテープからなり、その一端が固定部231として保護フィルム220の内周縁から、スリット16に沿って固着される。このテープは保護フィルム220の外周縁で折り返されてスリーブ外挿部11の外周面にそって配設されて、ピックアップ部233を構成する。
かかる構成のシール部材201の施工方法は図5に示したものと同じであるが、保護フィルム20、220を除去したフランジ部213を壁構造において構造体層6と透湿防水シート7との間に挿入する。
図12は、完成後の状態を示し、図12は外壁4を取り去った状態を示す。フランジ部13は透湿防水シート7へ裏側から当て付けられ、そこに接着されている。
図13には、他の態様のシール部材401を示す。図13において図7及び図11と同一の部材には同一の符号を付してその説明を部分的に省略する。この例では、フランジ部113の上面(スリーブ外挿部側)の全面に接着層318が形成されてこれが保護シート320で保護されている。他方、フランジ部113の裏面の全面に接着層418が形成されてこれが保護シート420で保護される。そのための保護フィルム除去具330として一連のテープが図11の例と同様に用いられている。この例では、そのピックアップ部331がスリット134に通されている。
以上の例では、通気層が外壁側に形成されものを例に採り取り説明したが、これが内壁側に形成されたときは、同じく内壁に形成された孔を用いて実行する。
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
1、101、201、401 シール部材
2 孔
3 貫通スリーブ
4 外壁
5 シーリング材
6 構造体層
7 透湿防水シート
9 通気層
10 本体部
11、111 スリーブ外挿部
13、113、213 不安自部
14、15、16 スリット
18、118、218、318、418 接着層
20、120、220、320、420 保護フィルム
30、130、230 保護フィルム除去具

Claims (8)

  1. 通気層を備える壁へ後付けされる貫通スリーブと前記通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール部材であって、
    前記貫通スリーブに外挿されるスリーブ外挿部と、該スリーブ外挿部の外周からその外方へ立設されるフランジ部とを備え、
    前記フランジ部の半径方向に渡って形成されたスリットであって、該スリットは前記スリーブ外挿部に連通しており、該スリットの両縁を重ね合わせることで、前記フランジ部を縮径可能なスリットと、
    を備えるシール部材。

  2. 該フランジ部には前記透湿防水シートに対向する面に接着層が形成され、該接着層は除去可能な保護フィルムで被覆されている、請求項1に記載のシール部材。
  3. 前記保護フィルムの表面に取り付けられる固定部と、該固定部に連結して前記スリーブ外挿部に沿って配設されるピックアップ部とを備える保護フィルム除去具が更に備えられ、
    前記ピックアップ部を前記スリーブ外挿部に沿って引き抜くことで前記固定部が移動し、該固定部の移動に伴い前記保護フィルムが前記接着層から剥離される、請求項2に記載のシール部材。
  4. 前記スリットは前記スリーブ外挿部の軸方向に渡って形成されている、請求項1〜3のいずれか記載のシール部材。
  5. 前記スリットは前記スリーブ外挿部の軸と平行に形成され、前記フランジ部において前記スリーブ外挿部の軸から半径方向に形成されている、請求項4に記載のシール部材。
  6. 第2の接着層が前記フランジ部の他面に形成され、該第2の接着層は除去可能な第2の保護フィルムで被覆されている請求項2に記載のシール部材。
  7. 通気層を備える壁へ後付けされた貫通スリーブと前記通気層に面する透湿防水シートとの間をシールするシール方法であって、
    前記貫通スリーブに対して請求項1〜6の何れかに記載のシール部材のスリーブ外挿部を、前記フランジ部を前記壁側にして、外挿するステップと、
    前記スリットの両縁を交差する方向に移動させて、前記フランジ部を縮径し、これを前記壁と前記貫通スリーブとの隙間へ挿入するステップと、
    前記フランジ部においてスリットの両縁の位置をもとに戻して前記透湿防水シートに接触させるステップと、
    を含むシール方法。
  8. 前記フランジ部を前記透湿防水シートに接着するステップが更に含まれる請求項8に記載のシール方法。
JP2018126870A 2018-07-03 2018-07-03 シール部材及びシール方法 Pending JP2020007724A (ja)

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