JP2020007821A - 給水制御装置及び水栓装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施形態に係る水栓装置を有する水まわり機器を表す斜視図である。
図1に表した水まわり機器100は、実施形態に係る水栓装置1を備える。水栓装置1は、フットスイッチ10及び吐水部20を備える。
図3は、フットスイッチを表す側面図である。
図2に表したように、フットスイッチ10は、左右方向に延びる固定部材11及び蹴り込み板12を有する。固定部材11は、前方が開けた凹状の部材であり、水まわり機器100に固定される。蹴り込み板12は、固定部材11の内側に設けられ、固定部材11に対して前後方向に移動可能に構成されている。
図4において、横軸は、左右方向における位置を表す。縦軸は、各検出素子で検出された受光量(反射光の強度)を表す。足がフットスイッチ10に挿入されていると、投光部pから照射された光は、足によって遮られ、下面11bに入射しない。受光部rには、足によって反射された光が入射するが、その受光量は、下面11bで光が反射されたときよりも小さい。従って、図4に表したように、足が挿入された位置に設けられた検出素子では、検出される受光量が小さくなる。
図5に表したように、実施形態に係る水栓装置1は、流路41、開閉弁42、及び制御部50をさらに備える。流路41は、給水源43と吐水部20とをつないでいる。給水源43は、例えば、上水道又は貯水タンクである。開閉弁42は、流路41に設けられている。開閉弁42が開くと、吐水部20へ水が供給され、開閉弁42が閉じると、吐水部20への水の供給が停止される。
より具体的には、制御部50は、図6に表したように、フットスイッチ10のスイッチSW1及び検出手段30の検出素子31〜39と電気的に接続されている。制御部50は、スイッチSW1の入力を検出すると、検出素子31〜39のそれぞれの投光部pから光を照射させる。各受光部rは、その反射光を検出する。例えば、制御部50は、各受光部rで検出された受光量の大きさとその並び方に基づき、フットスイッチ10を操作した足の水平方向における位置を検出する。制御部50は、足が検出された位置に応じて給水を制御する。
給水が第1状態にあるときに、フットスイッチ10が操作され、検出手段30により水平方向において足が第1位置に挿入されたことが検出される。このとき、制御部50は、給水を、第1状態から第2状態へ変化させる。第2状態は、第1状態とは異なる状態である。
また、給水が第1状態にあるときに、フットスイッチ10が操作され、検出手段30により水平方向において足が第2位置に挿入されたことが検出される。第2位置は、第1位置とは異なる位置である。このとき、制御部50は、給水を、第1状態から第3状態へ変化させる。第3状態は、第1状態及び第2状態とは異なる状態である。
例えば、第1状態、第2状態、及び第3状態は、それぞれ、上述した状態のいずれかである。第1位置は、検出素子31〜39のいずれかが設けられた位置であり、第2位置は、検出素子31〜39の別のいずれかが設けられた位置である。
図7(a)は、固定部材11内側の下面11bにおける、検出素子31〜39のそれぞれによる検出範囲を模式的に表している。制御部50は、例えば、検出素子31〜39が設けられた領域に、複数の操作領域を設定する。図7(b)に表した例では、制御部50は、フットスイッチ10に沿って操作領域Lと操作領域Rを設定している。
吐水部20の止水中に操作領域Rへ足が挿入されたこと検出されると、制御部50は、吐水部20から水を吐水させる。吐水部20が水を吐水中に操作領域Rへ足が挿入されたことが検出されると、制御部50は、吐水部20を止水させる。吐水部20の止水中に操作領域Lへ足が挿入されたこと検出されると、制御部50は、吐水部20から湯を吐水させる。吐水部20が湯を吐水中に操作領域Lへ足が挿入されたことが検出されると、制御部50は、吐水部20を止水させる。
吐水部20が水を吐水中に操作領域Lへ足が挿入されたことが検出されると、制御部50は、吐水部20を一旦止水させ、続いて吐水部20から湯を吐水させる。吐水部20が湯を吐水中に操作領域Rへ足が挿入されたことが検出されると、制御部50は、吐水部20を一旦止水させ、続いて吐水部20から水を吐水させる。
図8(c)の矢印で示した位置に足が挿入され、フットスイッチ10が操作されたとする。挿入された足は、検出素子35により検出される。この場合、制御部50は、図8(d)に表したように、操作領域LとRの境界の位置を、検出素子33と34との間に変更する。
図9(a)の矢印で示した位置に足が挿入され、検出素子31により足が検出されると、制御部50は、図9(b)に表したように、当該境界の位置を検出素子33と34との間の位置に変更する。すなわち、図8(a)〜図8(d)に表した例では、足が挿入された位置から離れるように、境界の位置が変更された。これに対して、図9(a)及び図9(b)に表した例では、足が挿入された位置に近づくように、境界の位置が変更される。
図9(c)の矢印で示した位置に足が挿入され、検出素子39により足が検出されると、制御部50は、図9(d)に表したように、当該境界の位置を検出素子36と37との間の位置に変更する。
図10において、左側の列は、フットスイッチ10の操作位置を表す。図10では、操作位置として、フットスイッチ10が操作された際に挿入された足を検出した検出素子の符号を表している。図10の中央及び右側の列は、操作領域L及びRとして設定される範囲を表している。例えば、検出素子31で挿入された足が検出されると、検出素子31〜33による検出範囲が操作領域Lとして設定され、検出素子34〜39による検出範囲が操作領域Rとして設定される。
例えば、使用者がフットスイッチ10の中央付近を操作し、検出素子34により足が検出されたとする。この操作を受けて、制御部50は、吐水部20から湯を吐水させる。次に使用者が止水させたいときは同じ位置でフットスイッチ10を操作すれば良い。しかし、使用者の立ち位置や姿勢などにより、使用者が同じ位置でフットスイッチ10を操作したつもりでも、実際には異なる位置でフットスイッチ10が操作される場合がある。例えば、使用者が止水させようとしてフットスイッチ10を操作したが、検出素子34に隣接する検出素子35の位置でフットスイッチ10を操作する場合もありえる。このとき、吐水開始時に足の位置に拘わらず操作領域の境界が設定されると、水が吐水され、使用者の意図しない動作が実行されてしまう。
足の位置から所定距離以上離れた位置に境界が設定されることで、このような意図しない動作が行われることを抑制でき、水栓装置1の使い勝手を向上させることができる。
例えば図7(b)のように操作領域が設定されていた場合に、使用者がフットスイッチ10の端部を操作し、検出素子39により足が検出されるとする。この操作を受けて、制御部50は、吐水部20から水を吐水させる。次に使用者が湯を吐水させたいとき、制御部50により境界の位置が変更されないと、使用者は、検出素子39から離れた検出素子34まで少なくとも足を伸ばしてフットスイッチ10を操作する必要がある。このような動作は、使用者が行っている作業によっては困難である。また、足が十分に伸ばせずに、使用者が意図しない操作を行ってしまう可能性もある。
足の位置からある程度近い位置に境界が設定されることで、使用者が無理にフットスイッチ10を操作する必要が無く、且つ意図しない動作が行われることを抑制できる。
以上をまとめると、使用者はフットスイッチ10を「左右」という感覚で蹴り分けて異なる操作を実行するが、左右の区別を絶対位置でなく(最初に操作位置を基準とした)相対位置で操作できる。このため、使用者の立ち位置の自由度が増え、左右の蹴りわけも容易となり、使い勝手が向上する。
例えば図11(a)に表したように、まず止水状態において操作領域Lで足が検出され、吐水部20から湯が吐水される。これと同時に操作領域LとRの境界が、図11(b)に表したように変更される。その後第1時間が経過すると、制御部50は、図11(c)に表したように、湯を止水するための操作領域Lの範囲を広げるよう操作領域LとRの境界の位置を変更する。
ここでは、図7に表したように、制御部50により2つの操作領域LとRが設定される場合について説明する。
吐水部20が止水された状態では、図13(a)に表したように、全ての領域が操作領域Cとして設定されている。操作領域Cは、吐水及び止水を切り替えるための操作領域である。すなわち、フットスイッチ10をいずれの位置で操作しても、吐水部20からの吐水が開始される。
図14において、左側の列は、フットスイッチ10により吐水が開始された際の足の操作位置を表す。図14では、操作位置として、フットスイッチ10が操作された際に挿入された足を検出した検出素子の符号を表している。その他の列は、操作領域L、C、及びRとして設定される範囲を表している。例えば、検出素子35で挿入された足が検出されると、操作領域Cは検出素子35を中心に検出素子34〜36の範囲に設定される。操作領域Cの外側において、操作領域Lが検出素子31〜33の範囲に、操作領域Rが検出素子37〜39の範囲に設定される。別な例として、検出素子31で挿入された足が検出されると、操作領域Lは設定されず、検出素子31〜33による検出範囲が操作領域Cとして設定され、検出素子34〜39による検出範囲が操作領域Rとして設定される。
図15(a)及び図15(b)は、それぞれ、実施形態に係る水栓装置の操作部を例示する平面図及び斜視図である。
水栓装置1は、図15(a)及び図15(b)に表した操作部60をさらに備えていても良い。操作部60は、スイッチSW2〜SW6を有する。スイッチSW2は、吐水部20の吐水及び止水を切り替えるためのスイッチである。スイッチSW3は、吐水される水量を増大させるためのスイッチである。スイッチSW4は、吐水される水量を減少させるためのスイッチである。スイッチSW5は、吐水される水の温度を上昇させるためのスイッチである。スイッチSW6は、吐水される水の温度を下降させるためのスイッチである。操作部60は、水まわり機器100の任意の場所に取り付けられる。使用者は、操作部60を手の指などで操作することで、給水を制御できる。
図16に表したように、操作部60のスイッチSW2〜SW6は、制御部50と電気的に接続されている。制御部50は、フットスイッチ10、検出手段30、及び操作部60から入力された信号に基づき、開閉弁42及び45を動作させ、給水を制御する。但し、ここで開閉弁42及び45は、流量の調整機能を有するものとする。例えば、開閉弁42及び45は公知のモーターバルブであり、弁に組み込まれたモーターの回転角度によって弁の開度を調整可能に構成されており、制御部50が、このモーターを駆動することで開閉弁42及び45の開度を調整する。
吐水部20が止水された状態では、図17(a)に表したように、全ての領域が操作領域Cとして設定されている。操作部60のスイッチSW2が操作されると、制御部50は、操作領域の設定を図17(b)に表した状態へ変更する。すなわち、中央に操作領域Cが設定され、操作領域L及びRが左右に対称に設定される。その後、第1時間が経過すると、図17(c)に表したように、操作領域Cの範囲が左右へ均等に広がる。第2時間が経過すると、図17(d)に表したように、操作領域Cが全体に広がる。
図18及び図19は、実施形態に係る水栓装置が操作部60を備えている場合の動作を表している。まず、判断D21では、スイッチSW2の入力があるか判断される。スイッチSW2の入力が無い場合、判断D22において、スイッチSW3の入力があるか判断される。
なお、操作領域Lが水温を低下させ、操作領域Rが水温を上昇させるように設定してもよい。この場合、操作領域Rと判断されると処理P23が、操作領域Lと判断されると処理P24が実行される。但し、操作領域Cと判断されると、処理P26において、吐水要求がリセットされる点は同じである。
処理P26の後、定義済み処理PP25において、操作領域の初期化を行う。これにより、図13(d)の状態となる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
50 制御部、 60 操作部、 90 シンク、 91 カウンタ、 92 キャビネット、 100 水まわり機器、 C 操作領域、 D1〜D10 判断、 D21〜D35 判断、 L 操作領域、 P1〜P7、P21〜P27 処理、 PP1〜PP10、PP21〜PP32 定義済み処理、 R 操作領域、 SW1〜SW6 スイッチ、 d 距離、 p 投光部、 r 受光部、 th 閾値
Claims (19)
- 足を挿入して操作するフットスイッチと、
前記フットスイッチからの信号に基づき給水を制御する制御部と、
前記フットスイッチに挿入された足の水平方向における位置を検出する検出手段と、
を備え、
前記制御部は、前記フットスイッチが操作されると、前記検出手段により検出された足の位置に応じて給水を制御する給水制御装置。 - 給水が第1状態にあるときに、前記フットスイッチが操作され、前記検出手段により足が水平方向の第1位置に挿入されたことが検出されると、前記制御部は、給水を前記第1状態から第2状態へ変化させ、
給水が前記第1状態にあるときに、前記フットスイッチが操作され、前記検出手段により足が水平方向の第2位置に挿入されたことが検出されると、前記制御部は、給水を前記第1状態から第3状態へ変化させる請求項1記載の給水制御装置。 - 前記制御部は、前記フットスイッチに沿って複数の操作領域を設定するよう構成され、足が挿入された前記操作領域に応じて給水を制御する請求項1記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、足が挿入された前記操作領域に応じて、異なる水流を供給するよう給水を制御する請求項3記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、足が挿入された前記操作領域に応じて、原水、湯、及び浄水のいずれかを供給するよう給水を制御する請求項3又は4に記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、足が挿入された前記操作領域に応じて、吐水と止水の切り替え、流量の調整、及び水温の調整のいずれかを行うよう給水を制御する請求項3〜5のいずれか1つに記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、隣り合う前記操作領域同士の境界の位置を変更可能に構成された請求項3〜6のいずれか1つに記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、前記フットスイッチにより吐水を開始する操作が行われた際に、前記検出手段により検出された足の位置を基準に前記境界の位置を変更する請求項7記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、前記吐水を開始する操作が行われた際に、前記検出手段により検出された足の位置から所定距離以上離れた位置に前記境界を設定する請求項8記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、吐水開始後に止水されると、前記境界の位置をリセットする請求項8記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、吐水されたまま前記フットスイッチが操作されない状態が第1時間経過すると、前記境界の位置を変更する請求項8記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、前記複数の操作領域の一部を止水させるための領域として設定し、
前記制御部は、吐水されたまま前記フットスイッチが操作されない状態が前記第1時間経過すると、止水させるための前記操作領域の範囲を広げる請求項11記載の給水制御装置。 - 前記制御部は、吐水されたまま前記フットスイッチが操作されない状態が前記第1時間より長い前記第2時間経過すると、前記操作領域の全てを止水させるための領域として設定する請求項11又は12記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、水平方向において2つの前記操作領域を設定するように構成され、
前記制御部は、止水された状態では、それぞれの前記操作領域の範囲を所定の広さに設定し、前記フットスイッチにより吐水を開始する操作が行われると、前記検出手段により検出された足の位置から所定距離以上離れた位置に前記境界を設定する請求項7記載の給水制御装置。 - 前記制御部は、水平方向において3つ以上の前記操作領域を設定するように構成され、
前記制御部は、前記フットスイッチにより吐水を開始する操作が行われた際、前記検出手段により検出された足の位置に、中央の前記操作領域が位置するよう前記境界の位置を設定する請求項7記載の給水制御装置。 - 前記制御部は、前記フットスイッチにより吐水を開始する操作が行われた際、前記中央の操作領域を、吐水及び止水を切り替える操作を行うための領域として設定する請求項15記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、前記フットスイッチにより吐水を開始する操作が行われた際、前記中央の操作領域に隣り合う左右の前記操作領域を、それぞれ、流量を減少及び増大させるための領域として設定する請求項15記載の給水制御装置。
- 前記制御部は、吐水を開始する操作が行われた際、前記中央の操作領域に隣り合う左右の前記操作領域を、それぞれ、温度を下降及び上昇させるための領域として設定する請求項15記載の給水制御装置。
- 水を吐水する吐水部と、
前記吐水部への給水を操作可能であり、足を挿入して操作するフットスイッチと、
給水源と前記吐水部とをつなぐ流路と、
前記流路に設けられ、前記流路を開閉する開閉弁と、
前記フットスイッチからの信号に基づき前記開閉弁を動作させる制御部と、
前記フットスイッチに挿入された足の水平方向における位置を検出する検出手段と、
を備え、
前記制御部は、前記フットスイッチが操作されると、前記検出手段により検出された足の位置に応じて前記開閉弁を動作させ、給水を制御する水栓装置。
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