JP2020007871A - 熱風噴出用ノズル - Google Patents
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Abstract
【課題】均一な温度の熱風を吹き出し可能な熱風噴出用ノズルを提供する。【解決手段】熱風噴出用ノズル100は、第一軸線O1方向に延び、第一流路P1が内部に形成された第一筒部31と、上流側の端部が第一筒部31の下流側の端部に接続され、少なくとも下流側が第一軸線O1方向と交差する第二軸線O2方向に延び、第二流路P2が内部に形成された第二筒部32と、上流側の端部が第二筒部32の下流側の端部に接続され、第二軸線O2方向に延び、第三流路P3が内部に形成された扁平部40と、を備え、第三流路P3における第一軸線O1方向及び第二軸線O2方向を含む面と直交するX方向の幅は、第二流路P2の上流側のX方向の幅よりも狭く、第二流路P2と第三流路P3との接続部P0は、第一流路P1、第二流路P2及び第三流路P3からなる流路Pの内側Y1に向かうにしたがって、下流側に向かうように形成されていることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、熱風噴出用ノズルに関するものである。
従来から、建築物の屋根等には、屋根下地材上に防水シートが設置して、防水シートの端部どうしを接合して、屋根全体の防水性が確保されている。
隣接する防水シートどうしは、それぞれの端部を上下に重ねて配置されている。上側の防水シートを捲って、上下の防水シートの隙間に、熱風ガンの先端部に装着された熱風噴出用ノズルを差し込み、熱風を吹きかけて、上下の防水シートを熱融着させている(下記の特許文献1,2,3)。
しかしながら、上記の熱風噴出用ノズルでは、先端部が屈曲した形状をなす物が多く、熱風の流路の内側から吹き出される熱風の温度が、外側から吹き出される熱風の温度よりも低くなってしまい、熱風に温度むらが生じるという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、均一な温度の熱風を吹き出し可能な熱風噴出用ノズルを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る熱風噴出用ノズルは、第一軸線方向に延び、熱風が流通する第一流路が内部に形成された第一筒部と、上流側の端部が前記第一筒部の下流側の端部に接続され、少なくとも下流側が前記第一軸線方向と交差する第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第二流路が内部に形成された第二筒部と、上流側の端部が前記第二筒部の下流側の端部に接続され、前記第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第三流路が内部に形成された扁平部と、を備え、前記第三流路における前記第一軸線方向及び前記第二軸線方向を含む面と直交する一方向の幅は、前記第二流路の上流側の前記一方向の幅よりも狭く、前記第二流路と前記第三流路との接続部は、前記第一流路、前記第二流路及び前記第三流路からなる流路の内側に向かうにしたがって、下流側に向かうにように形成されていることを特徴とする。
すなわち、本発明に係る熱風噴出用ノズルは、第一軸線方向に延び、熱風が流通する第一流路が内部に形成された第一筒部と、上流側の端部が前記第一筒部の下流側の端部に接続され、少なくとも下流側が前記第一軸線方向と交差する第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第二流路が内部に形成された第二筒部と、上流側の端部が前記第二筒部の下流側の端部に接続され、前記第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第三流路が内部に形成された扁平部と、を備え、前記第三流路における前記第一軸線方向及び前記第二軸線方向を含む面と直交する一方向の幅は、前記第二流路の上流側の前記一方向の幅よりも狭く、前記第二流路と前記第三流路との接続部は、前記第一流路、前記第二流路及び前記第三流路からなる流路の内側に向かうにしたがって、下流側に向かうにように形成されていることを特徴とする。
このように構成された熱風噴出用ノズルでは、第二筒部の少なくとも下流側及び扁平部の延在方向(第二軸線方向)は、第一筒部の延在方向(第一軸線方向)に交差している。つまり、第二筒部は、第一筒部に交差して配置されている。熱風は第一流路を通過した後も直進しようとするため、第二流路においては流路の外側に偏り、流路の外側と内側とで温度むらが発生してしまうが、一方向(第一軸線方向及び第二軸線方向を含む面と直交する方向)の幅が絞り込まれた第二流路と第三流路との接続部によって流路の外側に偏る熱風が内側に誘導されながら扁平部の吐出口から吹き出される。これによって、吹き出される熱風の温度むらが抑制され、均一な温度の熱風が吹き付けられる。また、第二流路が下流側に向かうにしたがって次第に一方向の幅が狭くなるように形成されているため、第二流路から第三流路への熱風の流れがスムーズになされる。
また、本発明に係る熱風噴出用ノズルは、前記第二筒部は、下流側に向かうにしたがって、前記一方向の幅が狭くなるように形成されていることが好ましい。
このように構成された熱風噴出用ノズルでは、第二筒部は下流側に向かうにしたがって一方向の幅が狭くなるように形成されているため、上下の防水シートの間に差し込む際に、熱風噴出用ノズルの一方向を上下方向に向ければ、差し込みやすい。
また、本発明に係る熱風噴出用ノズルは、下流側の端部が前記第一筒部の上流側の端部に接続され、前記第一軸線方向に延び、内部に熱風ガンのノズル装着部が挿入される挿入部を、備え、前記挿入部の上流側の端部には、前記第一軸線方向に沿うスリットが形成されていてもよい。
このように構成された熱風噴出用ノズルでは、挿入部の上流側の端部には第一軸線方向に沿うスリットが形成されている。よって、挿入部に熱風ガンのノズル装着部を挿入して、挿入部の方が十分に大きい場合には、スリットの幅が狭くなるように挿入部を締め付けて、挿入部にノズル装着部を取り付けることができる。また、挿入部の方が小さい場合には、スリットの幅が広くなるように挿入部を緩めて、挿入部にノズル装着部を取り付けることができる。
また、本発明に係る熱風噴出用ノズルは、前記扁平部の下流側の端部のうち前記流路の内周側に位置する内周側端部を通り前記第一軸線方向に平行な仮想線から、前記挿入部までの最短長さは、下側の防水シートの端部に上側の防水シートの端部が重ねられた状態で、前記下側の防水シートと前記上側の防水シートとの重なり代よりも長くてもよい。
このように構成された熱風噴出用ノズルでは、上下の防水シートの端部が平行に配置され、熱風噴出用ノズルの挿入部を防水シートの端部と平行に配置して使用するとする。扁平部が仮想線に相当する下側の防水シートの端部に当接するまで差し込んだとしても、仮想線から挿入部までの最短長さは上下の防水シートの重なり代よりも長いため、融着作業をする際に、挿入部が上側の防水シートと干渉することがない。
本発明に係る熱風噴出用ノズルによれば、均一な温度の熱風を吹き出すことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る熱風噴出用ノズルについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱風噴出用ノズルの構成を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る熱風噴出用ノズルの構成を示す図であり、図1と異なる方向(後述するO1方向回りに90度回転した方向)から見た図である。
図1及び図2に示すように、熱風噴出用ノズル100は、熱風ガン110等の熱風機(図5参照)に装着されるものである。
熱風噴出用ノズル100は、挿入体(挿入部)1と、ノズル体3と、を有している。本実施形態では、熱風噴出用ノズル100は金属材料で形成され、挿入体1とノズル体3とは溶接により接合されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱風噴出用ノズルの構成を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係る熱風噴出用ノズルの構成を示す図であり、図1と異なる方向(後述するO1方向回りに90度回転した方向)から見た図である。
図1及び図2に示すように、熱風噴出用ノズル100は、熱風ガン110等の熱風機(図5参照)に装着されるものである。
熱風噴出用ノズル100は、挿入体(挿入部)1と、ノズル体3と、を有している。本実施形態では、熱風噴出用ノズル100は金属材料で形成され、挿入体1とノズル体3とは溶接により接合されている。
挿入体1の内部に熱風ガン110のノズル装着部111が挿入され(図5参照)、挿入体1側からノズル体3側に向かって熱風が流通する。以下の説明において、熱風の流通方向の上流側を単に上流側と称し、熱風の流通方向の下流側を単に下流側と称することがある。
挿入体1は、周壁部10と、フランジ部20と、を有している。
図3は、図1のA−A線断面図である。図4は、図2のB−B線断面図である。
図3及び図4に示すように、周壁部10は、円筒状をなしている。周壁部10は、O1方向(第一軸線方向)に延びている。周壁部10の上流側の端部10aは、開放されている。
図3は、図1のA−A線断面図である。図4は、図2のB−B線断面図である。
図3及び図4に示すように、周壁部10は、円筒状をなしている。周壁部10は、O1方向(第一軸線方向)に延びている。周壁部10の上流側の端部10aは、開放されている。
図1及び図2に示すように、周壁部10には、径方向に貫通するスリット11,12が設けられている。スリット11,12は、周壁部10にそれぞれ1箇所に設けられているが、周方向に離間して複数箇所に設けられていてもよい。
スリット11は、周壁部10の端部10aから、O1方向に沿って下流側に延びている。スリット12は、スリット11の下流側の端部から、周方向の両側に延びている。
図3及び図4に示すように、フランジ部20は、周壁部10体の下流側の端部10bに設けられている。
フランジ部20は、O1方向から見て環状をなしている。フランジ部20は、挿入体1の端部10bの内周側に設けられている。
図1及び図2に示すように、ノズル体3は、第一筒部31と、第二筒部32と、扁平部40と、を有している。
図3及び図4に示すように、第一筒部31は、円筒状をなしている。第一筒部31の径は、挿入体1の径(周壁部10の径)よりも小さい。第一筒部31の内部には、熱風が流通可能な第一流路P1が形成されている。
第一筒部31は、O1方向に延びている。第一筒部31の上流側の端部31aは、挿入体1のフランジ部20の径方向内側の端部に接続されている。
第二筒部32は、円筒状をなしている。第二筒部32の上流側の径は、第一筒部31の径と略同一である。第二筒部32の内部には、熱風が流通可能な第二流路P2が形成されている。第二流路P2は、第一流路P1に連通されている。
第二筒部32は、O1方向と交差するO2方向(第二軸線方向)(図4参照。以下同じ。)に延びている。図4に示すように、第二筒部32の上流側の端部32aは、第一筒部31の下流側の端部31bに接続されている。換言すると、第二筒部32は、第一筒部31に対して屈曲して接続されている。本実施形態では、O1方向とO2方向とのなす角度C(図4参照)は、約132度とされている。角度Cは、少なくとも鈍角であることが好ましく、より好ましくは120〜140度である。
図1及び図4に示すように、O1方向及びO2方向を含む平面と直交する方向を、X方向(一方向)とする。換言すると、X方向は、O1方向及びO2方向と直交する方向である。第二筒部32では、下流側に向かうにしたがって次第にX方向の幅が狭くなるように形成されている。これにより、第二流路P2のX方向の幅も狭くなっている。
O2方向及びX方向と直交する方向を、Y方向とする。第二筒部32では、下流側に向かうにしたがって次第にY方向の幅が広くなるように形成されている。これにより、第二流路P2のY方向の幅も広くなっている。本実施形態では、第二筒部32の下流側の領域33(図2参照)は、X方向の両側から押圧されて形成されている。
図1及び図2に示すように、扁平部40は、扁平形状をなしている。図3及び図4に示すように、扁平部40の内部には、熱風が流通可能な第三流路P3が形成されている。第三流路P3は、第二流路P2に連通されている。
第一流路P1、第二流路P2及び第三流路P3により、熱風噴出用ノズル100全体の流路Pが形成されている。図4に示すように、流路Pは、屈曲して形成されている。
扁平部40は、O2方向に延びている。図4に示すように、扁平部40の上流側の端部40aは、第二筒部32の下流側の端部32bに接続されている。
図2及び図3に示すように、扁平部40のX方向(図1参照。以下同じ。)の幅は、第二筒部32の上流側のX方向の幅よりも狭い。これにより、第三流路P3のX方向の幅は、第二流路P2の上流側の幅よりも狭くなっている。
図1及び図2に示すように、扁平部40は、平板状に形成されてX方向に離間して配置されて一対の平板部41と、平板部41のY方向の両端部どうしをそれぞれ連結する連結壁部42と、を有している。
図1及び図4に示すように、平板部41の下流側では、Y方向の幅が一定で形成されている。これにより、第三流路P3の下流側では、Y方向の幅も一定とされている。
扁平部40の下流側の端部(吐出口)40bは、O2方向に直交する面上に配置されている。図1に示される方向から見ると、扁平部40の端部40bは、Y方向に平行に配置されている。
図4に示すように、第二筒部32の端部32bと扁平部40の端部40aとが接続されて、第二流路P2と第三流路P3との接続部P0が形成されている。接続部P0は、Y方向よりも傾斜して形成されている。接続部P0は、流路Pの内側(屈曲する側、Y1側)に向かうにしたがって次第に下流側に向かうように傾斜している。例えば、接続部P0とO2方向とのなす角度は、70度である。
接続部P0は、ノズル体3の内周面に形成されている。図1に示すように、ノズル体3の外周面には、接続部P0と対応する位置に、外周面の延在方向が切り替わるつぶしラインP10が形成されている。
図5は、熱風噴出用ノズル100の使用状態を上方から見た図である。
図5に示すように、熱風噴出用ノズル100が装着される熱風ガン110には、先端にノズル装着部111が設けられている。ノズル装着部111は、基部112と、基部112から先端側に突出する噴出部113と、を有している。噴出部113は、基部112よりも縮径に形成されている。基部112と噴出部113の境界部には、段部114が形成されている。噴出部113の先端から、熱風が噴出可能とされている。
図5に示すように、熱風噴出用ノズル100が装着される熱風ガン110には、先端にノズル装着部111が設けられている。ノズル装着部111は、基部112と、基部112から先端側に突出する噴出部113と、を有している。噴出部113は、基部112よりも縮径に形成されている。基部112と噴出部113の境界部には、段部114が形成されている。噴出部113の先端から、熱風が噴出可能とされている。
次に、上記の熱風噴出用ノズル100の使用方法について説明する。
図5に示すように、住宅の屋根等の設置面に、防水シート121,122を並べ、隣接する防水シート121,122では、各防水シート121,122の端部121a,122aどうしが上下に重なるようにする。重なり代L1は、40mm程度とされている。
図5に示すように、住宅の屋根等の設置面に、防水シート121,122を並べ、隣接する防水シート121,122では、各防水シート121,122の端部121a,122aどうしが上下に重なるようにする。重なり代L1は、40mm程度とされている。
熱風ガン110のノズル装着部111を、熱風噴出用ノズル100の挿入体1に挿入する。挿入体1は、熱風ガン110と同軸上に配置されている。
この際、挿入体1の内径がノズル装着部111の外径よりも十分に大きい場合には、挿入体1のスリット11(図2参照。以下同じ。)の両側の壁部14(図2参照。以下同じ。)を互いに近づけて、スリット11の幅が狭くなるように、挿入体1をペンチ等の工具で締め付けて、挿入体1内にノズル装着部111を取り付ける。
一方、挿入体1の内径がノズル装着部111の外径よりも小さい場合には、挿入体1のスリット11の両側の壁部14を周方向に互いに離間させて、スリット11の幅が広くなるように、挿入体1をペンチ等の工具で緩めて、挿入体1内にノズル装着部111を取り付ける。
熱風噴出用ノズル100が熱風ガン110に装着された状態で、スリット11,12(図2参照。以下同じ。)は、段部114よりも手元側(熱風の流通方向の下流側)に配置されている。
上側の防水シート121の端部121a側を捲り、上側の防水シート121と下側の防水シート122との間(重なり代)に、熱風噴出用ノズル100の扁平部40を差し込む。
この際に、扁平部40の平板部41の板面を上下方向に向け、吐出口40bを防水シート121,122の隣接方向における上側の防水シート121側に向ける。
第二筒部32は下流側に向かうにしたがって次第にX方向(防水シート121,122間に差し込んだ状態での上下方向)の幅が狭くなるように形成されているため、上下の防水シート121,122の間に差し込みやすい。
熱風ガン110を使用する際には、熱風ガン110を、手元側に向かうにしたがって上方に向かうように傾斜させる。また、熱風ガン110を、手元側に向かうにしたがって上側の防水シート121から離間するように配置する。
そして、熱風ガン110を稼働させて、上下の防水シート121,122の重なり代に吐出口40bから噴出する熱風を吹き付けて、互いに溶着させる。この際、熱風は第一流路P1を通過した後も直進しようとするため、第二流路P2においては流路Pの外側に偏り、流路Pの外側と内側とで温度むらが発生してしまうが、X方向の幅が絞り込まれた接続部P0によって流路Pの外側に偏る熱風が内側に誘導されながら扁平部40の吐出口40bから吹き出される。これによって、吹き出される熱風の温度むらが抑制され、均一な温度(600度程度)の熱風が、防水シート121,122の重なり代に吹き付けられる。また、第二流路P2が下流側に向かうにしたがって次第にX方向の幅が狭くなるように形成されているため、第二流路P2から第三流路P3への熱風の流れがスムーズになされる。
このように構成された熱風噴出用ノズル100では、第二筒部32及び扁平部40の延在方向(O2方向)は、第一筒部31の延在方向(O1方向)に交差している。つまり、第二筒部32は、第一筒部31に交差して配置されている。熱風は第一流路P1を通過した後も直進しようとするため、第二流路P2においては流路Pの外側に偏り、流路Pの外側と内側とで温度むらが発生してしまうが、X方向の幅が絞り込まれた接続部P0によって流路Pの外側に偏る熱風が内側に誘導されながら扁平部40の吐出口40bから吹き出される。これによって、吹き出される熱風の温度むらが抑制され、均一な温度(600度程度)の熱風が吹き付けられる。また、第二流路P2が下流側に向かうにしたがって次第にX方向の幅が狭くなるように形成されているため、第二流路P2から第三流路P3への熱風の流れがスムーズになされる。したがって、施工者の技量に左右されず、防水シート121,122どうしを確実に溶着することができる。
また、第二筒部32は下流側に向かうにしたがってX方向の幅が狭くなるように形成されているため、上下の防水シート121,122の間に差し込む際に、熱風噴出用ノズル100のX方向を上下方向に向ければ、差し込みやすい。
また、挿入体1の上流側の端部10aにはO1方向に沿うスリット11が形成されている。よって、挿入体1に熱風ガン110のノズル装着部111を挿入して、挿入体1の方が十分に大きい場合には、スリット11の幅が狭くなるように挿入体1を締め付けて、挿入体1にノズル装着部111を取り付けることができる。また、挿入体1の方が小さい場合には、スリット11の幅が広くなるように挿入体1を緩めて、挿入体1にノズル装着部111を取り付けることができる。
また、スリット11の幅を小さくしたり、大きくしたり調整する際に、スリット11の下流側の端部に連続してスリット12が設けられているため、スリット11の両側の壁部14を変形しやすく、調整がしやすい。
また、スリット11の幅を小さくしたり、大きくしたり調整する際に、スリット11の下流側の端部に連続してスリット12が設けられているため、スリット11の両側の壁部14を変形しやすく、調整がしやすい。
また、例えば、図5に示す仮想線A1が上側の防水シート121の端部121aとして、熱風ガン110を、防水シート121,122の端部121a,122aと平行に配置して使用したとする。扁平部40の端部40bのうち流路Pの内周側に位置する内周側端部40cを通りO1方向(図1参照)に平行な仮想線A2から挿入体1までの最短長さL2は、上下の防水シート121,122の重なり代L1よりも長い。よって、扁平部40が仮想線A2に相当する下側の防水シート122の端部122aに当接するまで差し込んだとしても、仮想線A2から挿入体1までの最短長さL2は重なり代L1よりも長いため、融着作業をする際に、挿入体1が上側の防水シート121と干渉することがない。
熱風噴出用ノズル100が熱風ガン110に装着された状態で、スリット11,12は、段部114よりも手元側(熱風の流通方向の下流側)に配置されている。よって、噴出部113の先端から噴出された熱風が、挿入体1の内部に滞留したとしても、スリット11,12から外方に漏れ出ることがない。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、第二筒部32では、下流側に向かうにしたがって次第にX方向の幅が狭くなるように形成されているが、本発明はこれに限られない。効率的な流れを考慮すると上記のように構成されていることが好ましいが、次第に狭くなるのではなく、第二筒部32の端部32bでX方向の幅が狭くなるような形状であってもよい。
また、挿入体1の周壁部10にはスリット11,12が設けられているが、本発明はこれに限られない。挿入体1にスリット11,12が設けられておらず、螺子等の他の固定手段により挿入体1が熱風ガン110のノズル装着部111に装着される構成であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、第一筒部31と第二筒部32とは、屈曲するように接続されているが本発明はこれに限られない。第二筒部は、少なくとも下流側が第一軸線方向と交差する第二軸線方向に延びていればよい。よって、第一筒部と第二筒部とが湾曲するように接続され、第二筒部の下流側が第二軸線方向に沿って延びていてもよい。
1…挿入体(挿入部)
3…ノズル体
10…周壁部
11,12…スリット
20…フランジ部
31…第一筒部
32…第二筒部
40…扁平部
41…平板部
100…熱風噴出用ノズル
110…熱風ガン
111…ノズル装着部
121,122…防水シート
A2…仮想線
L1…重なり代
P…流路
P0…接続部
P1…第一流路
P2…第二流路
P3…第三流路
3…ノズル体
10…周壁部
11,12…スリット
20…フランジ部
31…第一筒部
32…第二筒部
40…扁平部
41…平板部
100…熱風噴出用ノズル
110…熱風ガン
111…ノズル装着部
121,122…防水シート
A2…仮想線
L1…重なり代
P…流路
P0…接続部
P1…第一流路
P2…第二流路
P3…第三流路
Claims (4)
- 第一軸線方向に延び、熱風が流通する第一流路が内部に形成された第一筒部と、
上流側の端部が前記第一筒部の下流側の端部に接続され、少なくとも下流側が前記第一軸線方向と交差する第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第二流路が内部に形成された第二筒部と、
上流側の端部が前記第二筒部の下流側の端部に接続され、前記第二軸線方向に延び、前記熱風が流通する第三流路が内部に形成された扁平部と、を備え、
前記第三流路における前記第一軸線方向及び前記第二軸線方向を含む面と直交する一方向の幅は、前記第二流路の上流側の前記一方向の幅よりも狭く、
前記第二流路と前記第三流路との接続部は、前記第一流路、前記第二流路及び前記第三流路からなる流路の内側に向かうにしたがって、下流側に向かうように形成されていることを特徴とする熱風噴出用ノズル。 - 前記第二筒部は、下流側に向かうにしたがって、前記一方向の幅が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱風噴出用ノズル。
- 下流側の端部が前記第一筒部の上流側の端部に接続され、前記第一軸線方向に延び、内部に熱風ガンのノズル装着部が挿入される挿入部を、備え、
前記挿入部の上流側の端部には、前記第一軸線方向に沿うスリットが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の熱風噴出用ノズル。 - 前記扁平部の下流側の端部のうち前記流路の内周側に位置する内周側端部を通り前記第一軸線方向に平行な仮想線から、前記挿入部までの最短長さは、
下側の防水シートの端部に上側の防水シートの端部が重ねられた状態で、前記下側の防水シートと前記上側の防水シートとの重なり代よりも長いことを特徴とする請求項3に記載の熱風噴出用ノズル。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018132260A JP2020007871A (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | 熱風噴出用ノズル |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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ID=69150830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018132260A Pending JP2020007871A (ja) | 2018-07-12 | 2018-07-12 | 熱風噴出用ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020007871A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114198905A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-18 | 江苏东成工具科技有限公司 | 热风枪芯体及具有其的热风枪 |
| CN114248449A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-03-29 | 宏源防水科技集团有限公司 | 一种用于防水卷材施工的热风焊接装置 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61204719U (ja) * | 1985-05-11 | 1986-12-24 | ||
| JPH04506651A (ja) * | 1989-04-07 | 1992-11-19 | ゲー エム パフ アクチエンゲゼルシャフト | プラスチックフォイルを加工する溶接機のための空気案内装置 |
| JPH051456A (ja) * | 1991-02-15 | 1993-01-08 | Sanko Metal Ind Co Ltd | 防水シートの固定構造及びその固定方法 |
| US6149762A (en) * | 1998-07-13 | 2000-11-21 | Clements National Company | Welding nozzle for welding machine for thermoplastic material |
| JP2004316152A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Takenaka Komuten Co Ltd | 防水シートの熱融着方法及び防水シートの熱融着装置 |
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-
2018
- 2018-07-12 JP JP2018132260A patent/JP2020007871A/ja active Pending
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