JP2020041479A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Toshihiko Muramatsu
俊彦 村松
裕司 平田
Yuji Hirata
裕司 平田
勇人 佐藤
Isato Sato
勇人 佐藤
鈴木 啓之
Hiroyuki Suzuki
啓之 鈴木
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Abstract

【課題】腕部材の弾性変形によって腕部材と部品とを係合する係合構造を有する燃料供給装置を提供する。【解決手段】燃料タンク20に装着される燃料供給装置10は、燃料タンク20の開口21を覆う蓋部材30と、蓋部材30に装着される腕部材50,60と、腕部材50,60を介して蓋部材30に装着される部品40と、を備える。腕部材50,60と部品40とは、腕部材50,60の弾性変形によって互いに係合される係合構造を有している。腕部材50,60は、蓋部材30を形成する樹脂材料よりも弾性率の大きい樹脂材料で形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、燃料タンクに搭載される燃料供給装置に関する。
特許文献1には、燃料タンクに搭載される燃料ポンプモジュールのフランジの底面に、一機能部品としての蒸気排気弁が装着されている構成が開示されている。この蒸気排気弁は、蒸気排気弁の装着タブと、フランジに一体形成され弾性を有する脚部材の孔と、で構成されるスナップフィット構造により、フランジに着脱可能に装着されている。
特開2005−127328号公報
しかしながら、燃料タンクの開口を覆うフランジは被水や酸性の付着物等によって酸化して劣化し、破損する可能性があるため、フランジの耐酸性の向上が望まれている。これに対応する方法として、例えば、PPS(Poly Penylene Sulfide),PPA(Polyphthalamide)等の耐酸性を有する樹脂材料を用いてフランジを射出成形する方法が考えられる。但し、耐酸性を有する樹脂材料は、弾性および靭性が著しく低い可能性が高い。このため、フランジに一体形成された脚部材が、蒸気排気弁を装着するために、装着タブによって反るように押し広げられた場合に、その応力によって、脚部材のいずれかの部分、特に、根元の部分で亀裂や破断が発生する可能性が高い。従って、スナップフィット構造のような係合構造を構成する脚部材が一体に成形されるフランジを、耐酸性を有する樹脂材料を用いて成形することは難しいという問題がある。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、燃料タンク(20)に装着される燃料供給装置(10,10B,10D)が提供される。この燃料供給装置は、前記燃料タンクの開口(21)を覆う蓋部材(30,30B,30D)と、前記蓋部材に装着される腕部材(50,60,50B,60B,50D,60D)と、前記腕部材を介して前記蓋部材に装着される部品(40,40B,70)と、を備える。前記腕部材と前記部品とは、前記腕部材の弾性変形によって互いに係合される係合構造を有しており、前記腕部材は、前記蓋部材を形成する樹脂材料よりも弾性率の大きい樹脂材料で形成されている。
この形態によれば、腕部材の弾性変形によって腕部材と部品とを係合する係合構造、例えば、スナップフィット構造を有する燃料供給装置を提供することができる。
第1実施形態の燃料供給装置の分解斜視図。 燃料タンクに取り付けられた状態の燃料供給装置の概略断面図。 蓋部材に設けられた腕装着部を示す概略斜視図。 腕部材を示す概略正面図。 腕部材を上方から見た概略平面図。 腕部材が対応する蓋部材側装着部に装着された状態を示す概略断面図。 腕部材が対応する蓋部材側装着部に装着された状態を示す概略斜視図。 腕部材が対応する部品側装着部に装着される過程を示す概略斜視図。 腕部材が対応する部品側装着部に装着された状態を示す概略斜視図。 開閉バルブが腕部材を介して蓋部材に装着された状態を示す概略斜視図。 蓋部材に装着の腕部材及び腕部材に装着の開閉バルブを示す概略断面図。 第2実施 形態の燃料供給装置の概略断面図。 蓋部材に設けられた腕装着部を示す概略斜視図。 腕部材を示す概略正面図。 腕部材の概略断面図。 腕部材が対応する蓋部材側装着部に装着された状態を示す概略断面図。 腕部材が対応する蓋部材側装着部に装着された状態を示す概略斜視図。 腕部材が対応する部品側装着部に装着される過程を示す概略断面図。 腕部材が対応する部品側装着部に装着された状態を示す概略断面図。 第3実施形態の腕部材および対応する蓋部材側装着部を示す概略断面図。 第4実施形態の燃料供給装置の分解斜視図。 圧力センサが腕部材を介して蓋部材に装着された状態を示す概略斜視図。 蓋部材に装着の腕部材及び腕部材に装着の圧力センサを示す概略断面図。 参考形態の燃料供給装置を示す概略断面図。 別の参考形態の燃料供給装置を示す概略断面図。
A.第1実施形態:
第1実施形態の燃料供給装置10は、図1の分解斜視図に示すように、蓋部材30と、蓋部材30に装着される開閉バルブ40と、開閉バルブ40を蓋部材30に装着する一対の腕部材50,60と、を備えている。開閉バルブ40は、燃料供給装置10を構成する複数の部品の一つであり、開閉によって燃料タンク20の内部空間の燃料蒸気を排出する機能を果たす機能部品である。なお、燃料供給装置10は、その他、燃料ポンプ、圧力センサ等の各種の機能を果たす部品を有するが、ここでは、説明の便宜上、図示および説明を省略する。
燃料供給装置10は、図2の断面図に示すように、燃料タンク20の上部の開口21において、蓋部材30に装着された開閉バルブ40が燃料タンク20の内部空間に配置され、蓋部材30が開口21を覆うように、燃料タンク20の外壁に取り付けられる。
蓋部材30は、図2に示すように、燃料タンク20に取り付けられた状態で、燃料タンク20の開口21の領域に配置されるバルブ装着部310およびその外側の部品フランジ部320と、燃料タンク20の上部壁面に接する取付フランジ部330と、を有している。
バルブ装着部310は、図1,図2に示すように、下方側が開口され、上方に突出した筒状であり、筒状部分に、開閉バルブ40の上部が挿入されて装着される部分である。中心軸CXは、バルブ装着部310の中心軸を示し、開閉バルブ40は自身の中心軸がこの中心軸CXに一致するように装着される。
部品フランジ部320は、図1,図2に示すように、その両側の面に、燃料ポンプに接続される燃料ポート322や、開閉バルブ40や燃料ポンプ等の部品への接続ケーブルのためのコネクタポート323,324、圧力センサポート325等の各種ポート、並びに、その他の各種部品が取り付けられる部分である。
取付フランジ部330は、燃料タンク20の上部壁面に取り付けられる部分である。
図1,図2に示すように、バルブ装着部310の下端の内側面311およびこれに接する部品フランジ部320の下面321の端縁部には、一対の腕部材50,60に対応する蓋部材側装着部312,313が対向して設けられている。一対の腕部材50,60は、対応する蓋部材側装着部312,313に装着される。開閉バルブ40は、開閉バルブ40の外表面に設けられた部品側装着部420,430に腕部材50,60が係合されることで、蓋部材30に装着される。
なお、図1,図2において、+Z方向は、開閉バルブ40を蓋部材30に腕部材50,60を介して装着するために、開閉バルブ40をバルブ装着部310に挿入する方向である上方向を示している。この+Z方向、すなわち、上方向が、「腕部材に対して部品が組みつ付けられる第1方向」に相当する。また、X方向は、Z方向に直交し、蓋部材側装着部312,313に装着された腕部材50,60が対向する方向を示している。そして、+X方向が、一方の腕部材50から他方の腕部材60に向かう方向を示している。なお、X方向が「第1方向に直交し腕部材側を向く第2方向」に相当する。Y方向は、Z方向およびX方向に直交する方向を示している。なお、X,Y,Z方向は、以下の図においても同様である。
一方の蓋部材側装着部312は、図3に示すように、Z方向に沿った内側面311において、X方向に沿って突出する第1凸部316と、第1凸部316の両側に設けられた壁318,319と、第1凸部316の下方で内側面311の下端縁に接し−Z方向を向く下面321から−Z方向に突出する第2凸部317と、を備える。他方の蓋部材側装着部313も、図示は省略するが他方の蓋部材側装着部312と同様である。
一方の蓋部材側装着部312に装着される腕部材50は、図4,図5に示すように、+Z方向に沿った第1係合部分510と、第1係合部分510から−X方向に沿って延びた第2係合部分520と、−Z方向に沿って伸びた係合腕部分550と、を有している。
第1係合部分510は、蓋部材側装着部312の第1凸部316(図3)が勘合される凹部512を有している。なお、凹部512は第1凸部316の形状に対応する外形の貫通孔である。また、腕部材50は、凹部512の下方(−Z方向)に、左右非対称に突出した鍔部532,534を有している。鍔部532,534の上方の凹部512の左右両側の部分は、蓋部材側装着部312の壁318,319(図3)に対応する凹んだ形状となっている。
第2係合部分520は、先端側(図5の−X方向側)の端部が固定され、根元側の端部が開放されて±Z方向に弾性変形可能に設けられたタブ522を有している。タブ522の開放された端部側の隙間523は、後述するように、第2凸部317と係合される凹部を構成する。
係合腕部分550は、Y方向に沿って配置された一対の腕部分552,554を有している。一対の腕部分552,554は、それぞれ、Y方向、より具体的には、他方の先端側に近づく方向に弾性変形(「緊迫変形」と呼ばれる)が可能であり、先端には互いに反対向きに突出した係合爪556,558を有している。
一方の腕部材50は、図6の断面図に示すように、第1係合部分510および第2係合部分520によって対応する蓋部材側装着部312に装着される。第1係合部分510の凹部512に第1凸部316(図3)を勘合させるとともに、第1係合部分510を壁318,319(図3)で挟ませることによって、腕部材50のZ方向およびY方向の動きが拘束される。また、第2係合部分520のタブ522の開放された端部を、第2凸部317(図3)の下面321側の面に沿って圧入して、タブ522の隙間523と第2凸部317とを勘合させることによって、腕部材50のX方向の動きが拘束される。これにより、図7に示すように、一方の腕部材50を対応する蓋部材側装着部312に装着させることができる。
なお、蓋部材側装着部312、具体的には、第1凸部316が「第1係合部」に相当し、腕部材50の第1係合部分510、具体的には、凹部512が「第1被係合部」に相当する。また、蓋部材側装着部312、具体的には、第2凸部317が「第2係合部」に相当し、腕部材50の第2係合部分520、具体的には、タブ522の隙間523が「第2被係合部」に相当する。
他方の腕部材60および対応する蓋部材側装着部313も一方の腕部材50および対応する蓋部材側装着部312と同様の構造を有しており、図7に示すように、他方の腕部材60も対応する蓋部材側装着部313に装着させることができる。
なお、一方の腕部材50および対応する蓋部材側装着部312と、他方の腕部材60および対応する蓋部材側装着部313とは、左右方向(Y方向)で反対の形状とされている。これにより、異なった組み合わせで装着されることが防止される。
また、開閉バルブ40を装着する際には、図7に示した一対の腕部材50,60の下方から、中心軸CXを中心として、+Z方向の装着位置に向けて開閉バルブ40を挿入する。この際、一方の腕部材50の係合腕部分550の一対の腕部分552,554(図4)は、図8に示すように、開閉バルブ40の外表面に設けられた部品側装着部420(図1)の係合ガイド421の下端の一対の被係合部422,423に向かって挿入される。この際、一対の腕部分552,554の先端の係合爪556,558は、被係合部422,423に沿って移動する際に緊迫変形して互いの間隔が狭められた状態となり、被係合部432,433の間を通過後に自由解放する。これにより、図9に示すように、係合爪556,558がそれぞれ対応する被係合部422,423の下方の隙間と勘合し、開閉バルブ40が腕部材50に係合される。すなわち、腕部材50の係合腕部分550および開閉バルブ40の部品側装着部420は、腕部分552,554の弾性変形によって腕部材50と開閉バルブ40とを係合する係合構造であるスナップフィット構造を構成する。
他方の腕部材60および対応する部品側装着部430も、一方の腕部材50および対応する部品側装着部420と同様の構造を有しており、開閉バルブ40を装着する際に、開閉バルブ40の他方の部品側装着部430が腕部材60に係合される。
以上のように、開閉バルブ40の一対の部品側装着部420,430と、対応する腕部材50,60の係合腕部分550,550とで構成されるスナップフィット構造によって、開閉バルブ40は、図10に示すように、腕部材50,60に係合され、蓋部材30に装着される。
ここで、図11に示すように、蓋部材30に腕部材50,60を介して開閉バルブ40が装着された状態において、下式(1)に示すように、腕部材50の厚さtaは、クリアランスctよりも大きいことが好ましい。
ta<ct ・・・(1)
ここで、クリアランスctは、下式(2)に示すように、第1クリアランスct1と第2クリアランスct2との和で表される。
ct=ct1+ct2 ・・・(2)
また、第1クリアランスct1は、下式(3)に示すように、蓋部材側装着部312の第1凸部316の先端面の径φtiと、開閉バルブ40の部品側装着部420が設けられた外表面の径φveとの差で表される。なお、上記各径は、中心軸CX(図11)からの長さを示しており、以下の説明においても同様である。
ct1=φti−φve ・・・(3)
また、第2クリアランスct2は、下式(4)に示すように、部品側装着部420の係合ガイド421の内壁面の径φgiと、蓋部材側装着部312の第1凸部316の根元側の面の径φteとの差で表される。
ct2=φgiーφte ・・・(4)
ここで、第1クリアランスct1は、開閉バルブ40の外表面と、これよりも外側にある第1凸部316の先端面との間の隙間を示している。また、第2クリアランスct2は、第1凸部の根元側の面と、これよりも外側にある開閉バルブ40の面としての係合ガイド421の内壁面との間の隙間を示している。すなわち、クリアランスctは、第1凸部316と開閉バルブ40との間の隙間を示している。
式(1)で示したように、腕部材50の厚さtaがクリアランスctよりも大きい状態となっていれば、開閉バルブ40のボディによって、腕部材50の凹部512が第1凸部316から抜け落ちてしまわないように、腕部材50のX方向への移動を拘束することができる。
なお、腕部材60においても、腕部材50と同様であり、蓋部材30に腕部材60を介して開閉バルブ40が装着された状態において、式(1)に示すように、腕部材60の厚さtaは、クリアランスctよりも大きいことが好ましい。
蓋部材30は、図2に示したように、燃料タンク20の外壁に取り付けられる。このため、蓋部材30の外表面は、従来技術において説明したように、被水や酸性の付着物等によって酸化して劣化し、破損する可能性がある。そこで、第1実施形態では、耐酸性を有する樹脂材料、例えば、PPS,PPA等を用いて、射出成形等によって蓋部材30を形成する。なお、耐酸性の有無は、一般に、硫酸等の酸への浸漬による部材の強度の劣化の度合いを測定することで求められる。例えば、測定した強度の劣化の度合いがあらかじめ定めた度合い未満であれば耐酸性が有り、あらかじめ定めた度合以上であれば耐酸性が無いとしてもよい。
腕部材50,60は、図8,図9に示したように、弾性変形させた腕部分552,554の係合爪556,558を、開閉バルブ40の部品側装着部420,430の被係合部422,423に係合させている。従って、腕部材50,60は、弾性変形が容易で靭性が高い部材であることが要求される。
ここで、蓋部材30で用いられる耐酸性を有する樹脂材料(PPS等)は、一般的に、弾性率が非常に小さく、靭性が非常に小さいため、腕部材50,60の樹脂材料として用いることは困難である。
そこで、第1実施形態では、弾性率が大きく、靭性を有する樹脂材料、例えば、POM(Polyoxymethylene,Polyacetal)、PA(Polyamide)、PE(Polyethylene)等を用いて、射出成形等によって腕部材50,60を形成する。すなわち、蓋部材30とは別に腕部材50,60を形成する。
以上のように、第1実施形態の燃料供給装置10は、蓋部材30とは、別に、蓋部材30の樹脂材料に比べて弾性率が大きく、靭性が高い樹脂材料を用いて形成した腕部材50,60を用いている。これにより、腕部材の弾性変形によって腕部材50,60と開閉バルブ40とを係合するスナップフィット構造を用いて、開閉バルブ40を蓋部材30に装着する構成することができる。なお、弾性率の大小は、一般に、ヤング率の大小から求められる。
また、燃料供給装置10は、耐酸性を有する樹脂材料を用いて形成した蓋部材30を用いている。これにより、蓋部材30の耐酸性の向上、および、係合構造の一つであるスナップフィット構造を用いた開閉バルブ40の蓋部材30への装着、の両立を図ることができる。
また、上記したように、開閉バルブ40のボディを活用して、腕部材50の凹部512が第1凸部316から抜け落ちてしまわないように、腕部材50のX方向への移動を拘束することができる。このため、部品への寸法精度要求や使用環境に応じた変形等に対する設計やコスト抑制が容易である。
また、上記したように、部品としての開閉バルブ40が配置されるバルブ装着部310よりも外周側の部品フランジ部320の下面321よりも部品が組み付けられる+Z方向側の位置に、腕部材50,60の第1被係合部に相当する凹部512に勘合される第1係合部に相当する蓋部材側装着部312,313の第1凸部316が設けられている(図1、図2)。これにより、各種部品が形成されている部品フランジ部320に蓋部材側装着部312,313の第1凸部316を設ける場合に比べて、腕部材50,60の配置の自由度を高めることが可能である。
また、上記したように、腕部材50,60および対応する蓋部材側装着部312,313において、第1係合部としての第1凸部316および第1被係合部としての凹部512と、第2係合部としての第2凸部317および第2被係合部としてのタブ522の隙間523を有する第2係合部分520と、を備える構成となっている(図6)。この構成によれば、腕部材の蓋部材への装着の容易性および安定性の向上を図ることができる。
B.第2実施形態:
第2実施形態の燃料供給装置10Bは、図12に示すように、蓋部材30Bと、蓋部材30Bに装着される開閉バルブ40Bと、開閉バルブ40を蓋部材30に装着する一対の腕部材50B,60Bと、を備えている。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
腕部材50B,50Bは、後述するように、第1実施形態の腕部材50,60とは構成が異なっている。蓋部材30Bは、腕部材50B,60Bの構成に対応させて、後述する蓋部材側装着部312B,313Bを有する構成とされているが、その他の構成は蓋部材30(図1,図2)と同様である。開閉バルブ40Bは、腕部材50B,60Bの構成に対応させて、後述する部品側装着部420B,430Bを有する構成とされているが、その他の構成は開閉バルブ40と同じである。
一方の腕部材50Bが装着される蓋部材側装着部312Bは、図13に示すように、蓋部材側装着部312(図3)と同様の第1凸部316と、第1凸部316の両側の壁318,319と、を備える。但し、蓋部材側装着部312Bの第1凸部316は、その下端面が下面321に接する位置に設けられている。また、蓋部材側装着部312Bは、蓋部材側装着部312と同様の第2凸部317を備える。但し、蓋部材側装着部312Bの第2凸部317は、第1凸部316から−X方向に一定の間隔が設けられている。他方の腕部材60Bが装着される蓋部材側装着部313Bも、一方の蓋部材側装着部312Bと同様である。
一方の蓋部材側装着部312Bに装着される腕部材50Bは、図14,図15に示すよ--うに、第1係合部分510Bと第2係合部分520Bと係合腕部分550Bとを有している。
第1係合部分510Bは、第1係合部分510(図4)と同様の凹部512を有している。但し、第1係合部分510Bは、壁318,319(図13)の形状に合わせて、第1係合部分510に有する欠落部分は設けられていない。
第2係合部分520Bは、第2係合部分520(図5)のタブ522に変えて、先端に+Z方向に突出する係合凸部522Bによって構成された係合凹部523Bを有している。
係合腕部分550Bは、先端側が−X方向に拡がるように弾性変形(緊迫変形)可能であり、貫通した孔で形成された係合凹部556Bを有している。
上記した腕部材50Bは、図16の断面図に示すように、第1係合部分510Bおよび第2係合部分520Bによって対応する蓋部材側装着部312Bに装着される。第1係合部分510Bの凹部512に第1凸部316を勘合させるとともに、第1係合部分510Bを壁318,319(図13)で挟ませることによって、腕部材50BのZ方向およびY方向の動きが拘束される。また、第2係合部分520Bの係合凸部522Bを、第2凸部317の−X方向側に圧入して、係合凹部523Bと第2凸部317とを係合させることによって、腕部材50BのX方向の動きが拘束される。これにより、図17に示すように、腕部材50Bを対応する蓋部材側装着部312Bに装着させることができる。なお、図17の破線で示した矢印は、腕部材50Bを蓋部材側装着部312Bに装着させる方向を示している。
なお、蓋部材側装着部312Bの第1凸部316が「第1係合部」に相当し、腕部材50Bの第1係合部分510Bの凹部512が「第1被係合部」に相当する。また、蓋部材側装着部312Bの第2凸部317が「第2係合部」に相当し、腕部材50Bの第2係合部分520の係合凸部522Bにより構成される係合凹部523Bが「第2被係合部」に相当する。
他方の腕部材60Bおよび対応する蓋部材側装着部313Bも一方の腕部材50Bおよび対応する蓋部材側装着部312Bと同様の構造を有しており、図17に示すように、他方の腕部材60Bも対応する蓋部材側装着部313Bに装着させることができる。
また、開閉バルブ40Bを装着する際には、図17に示した一対の腕部材50B,60Bの下方から、中心軸CXを中心として、+Z方向の装着位置に向けて開閉バルブ40Bを挿入する。この際、一方の腕部材50Bの係合腕部分550B(図15)は、図18に示すように、開閉バルブ40Bの外表面に設けられた部品側装着部420Bとしての係合凸部422Bによって緊迫変形して−X方向に拡げられた状態となる。そして、係合凸部422Bの下端が係合凹部556Bに到達すると、係合腕部分550Bは自由解放する。これにより、図19に示すように、開閉バルブ40Bの係合凸部422Bと、腕部材50Bの係合凹部556Bとが勘合し、開閉バルブ40Bが腕部材50Bに係合される。すなわち、腕部材50Bの係合腕部分550Bおよび開閉バルブ40Bの部品側装着部420Bは、係合腕部分550の弾性変形によって腕部材50Bと開閉バルブ40Bとを係合するスナップフィット構造を構成する。
他方の腕部材60Bおよび対応する部品側装着部430Bも、一方の腕部材50Bおよび対応する部品側装着部420Bと同様の構造を有しており、開閉バルブ40Bを装着する際に、開閉バルブ40Bの他方の部品側装着部430Bが腕部材60Bに係合される。
以上のように、開閉バルブ40Bの一対の部品側装着部420B,430Bと、対応する腕部材50B,60Bの係合腕部分550,550Dとで構成されるスナップフィット構造によって、開閉バルブ40Bは、図12に示すように、腕部材50B,60Bに係合され、蓋部材30Bに装着される。
第2実施形態の燃料供給装置10Bも、第1実施形態の燃料供給装置10と同様の効果を得ることができる。また、第2実施形態の腕部材50B,60Bの第2係合部分520Bは、第1実施形態の腕部材50,60のタブ522およびその隙間523ではなく、係合凸部522Bおよび係合凹部523Bを有する構造であるので、腕部材の形成に用いられる型構造の簡素化が可能である。
C.第3実施形態:
第3実施形態は、第2実施形態の蓋部材側装着部312B,313Bの第1凸部316(図6)の形状が異なる蓋部材側装着部312C,313Cとなっている点を除いて、第2実施形態の燃料供給装置10Bと同じである。また、第1,第2実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
図20に示すように、一方の蓋部材側装着部312Cの第1凸部316Cは、Z方向に向かって突出量が増加するテーパ形状を有している。他方の蓋部材側装着部313Cも同様である。
第2実施形態の蓋部材側装着部312B,313Bの場合、図17に破線矢印で示したように、蓋部材側装着部312B,313Bの第1凸部316の位置に対して、腕部材50B,60Bの凹部512の上下左右の位置を合わせた上で、凹部512を第1凸部316に勘合させる必要がある。
これに対して、テーパ形状の第1凸部316Cを有する蓋部材側装着部312C,313Cでは、テーパ形状の第1凸部316Cに腕部材50B,60Bを接触させた状態で、Z方向に向かって移動させることで、蓋部材側装着部312C,313Cに腕部材50B,60Bを装着することができる。すなわち、第2実施形態の蓋部材側装着部312B,313Bに比べて、腕部材50B,60Bを容易に装着することができる。なお、第3実施形態においても、第1,第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
D.第4実施形態:
上記第1〜第3実施形態では、燃料タンクの開口を覆う蓋部材の開口側を向く面に装着される部品である開閉バルブを例に説明したが、以下で説明するように、開口側とは反対側、すなわち、燃料タンクの外側を向く面に装着される部品も腕部材を介して装着させることが可能である。
第4実施形態の燃料供給装置10Dは、図21〜図23に示すように、蓋部材30Dにおいて、燃料タンク20(図2)の開口21(図2)側とは反対側の上面360で、一対の腕部材50D,60Dを介して圧力センサ70が装着されている。なお、第1〜第3実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
圧力センサ70は、図23に示すように、圧力センサポート325Dに挿入された検出ポート71において、燃料タンク20の内部の気体から受けた圧力を検出する。圧力センサ70は、燃料供給装置10Dを構成する複数の部品の一つであり、燃料タンクの内部空間の圧力を検出する機能を果たす機能部品である。
蓋部材30Dには、圧力センサ70の他、各種ポートや各種部品が取り付けられるが、本例では、燃料ポート322を除いて省略されている。
図21に示すように、圧力センサ70の設置台361の両脇に一対の溝363,364が設けられている。一方の溝363には、設置台361側とは反対側の上端部に蓋部材側装着部312Dが設けられており、他方の溝364には、設置台361側とは反対側の上端部に蓋部材側装着部313Dが設けられている。一方の蓋部材側装着部312Dは、蓋部材側装着部312(図3)と同様に、溝363の側面に第1凸部316を有しており、蓋部材30Dの上面360に第2凸部317を有している。他方の蓋部材側装着部313Dも蓋部材側装着部312Dと同様である。一対の蓋部材側装着部312D,313Dには、対応する腕部材50D,60Dが装着される。
腕部材50D,60Dは、図21,図23に示すように、蓋部材側装着部312D,313Dの第1凸部316(図3)が勘合される凹部512を有する第1係合部分510D、および、第2凸部317(図3)と係合されるタブ522の隙間523を有する第2係合部分520Dを備えている。第1係合部分510Dおよび第2係合部分520Dの機能は、第1実施形態の腕部材50,60の第1係合部分510および第2係合部分520(図5)と同様である。
腕部材50D,60Dは、第1係合部分510Dおよび第2係合部分520Dの上方の端部に、圧力センサ70の部品側装着部としての係合凹部72,73に勘合される係合凸部552Dを有する係合腕部分550Dを有している。
また、圧力センサ70を装着する際には、一対の蓋部材側装着部312D,313Dに装着された腕部材50D,60Dの上方から、+Z方向の設置台361の圧力センサポート325Dに向けて圧力センサ70の検出ポート71を挿入する。この際、腕部材50D,60Dの係合腕部分550Dは、先端の係合凸部552Dが圧力センサ70の側面に接することによって押し拡げられた状態となり、係合凸部552Dが圧力センサ70の係合凹部72,73に到達すると、自由解放する。これにより、図23に示すように、腕部材50D,60Dの係合凸部552Dと、圧力センサ70の係合凹部72,73とが勘合し、圧力センサ70が腕部材50D,60Dに係合される。すなわち、腕部材50D,60Dの係合腕部分550Dおよび圧力センサ70の部品側装着部としての係合凹部72,73は、係合腕部分550Dの弾性変形によって腕部材50D,60Dと圧力センサ70とを係合するスナップフィット構造を構成する。
以上のように、圧力センサ70の一対の部品側装着部としての係合凹部72,73と、対応する腕部材50D,60Dの係合腕部分550D,550Dとで構成されるスナップフィット構造によって、圧力センサ70は、図22に示すように、腕部材50D,60Dに係合され、蓋部材30Dに装着される。
第4実施形態では、一対の腕部材50D,60Dを蓋部材30Dの上面360側に配置しているので、第1〜第3実施形態の腕部材50,50B,60,60Bで用いられるPOMのような弾性率が大きく、靭性を有する樹脂材料を用いることは、耐酸性の点で難しい。そこで、耐酸性を有するとともに、弾性率が大きく靭性を有する樹脂材料として、例えば、エラストマを含むPPSや、エラストマを含むPPA等を用いて、射出成形等によって腕部材50D,60Dを形成する。これらの材料は、樹脂量を多く必要とする大きな部材を成形することが難しい、という問題があるため、蓋部材のような大きな部材の材料として用いることは困難である。しかしながら、腕部材のような小型の部品であれば、これらの問題を解決して使用することが可能である。
第4実施形態の燃料供給装置10Dも、第1実施形態の燃料供給装置10と同様の効果を得ることができる。また、蓋部材30の上面360に設けた溝363,364に蓋部材側装着部312D,313Dを設けて、腕部材50D,60Dを装着しているので、圧力センサ70を含めた部品高さを低減させることができる。なお、溝363,364には、水や酸性の付着物等が溜りやすくなるが、蓋部材30Dが耐酸性を有する樹脂材料(PPS等)を用い形成されるので、蓋部材に溝を設けても酸性劣化の危惧は無い。
E.他の実施形態:
(1)上記第1実施形態では、図1,図2に示すように、一対の対向配置された腕部材50,60を介して蓋部材30に開閉バルブ40を装着する構成を例として説明している。しかしながら、これに限定されるものではなく、1つの腕部材を介して蓋部材に部品を装着する構成としてもよく、3つ以上の腕部材を介して蓋部材に部品を装着する構成としてもよい。また、上記第2〜第4実施形態においても同様である。
(2)上記第1実施形態では、図1,図2に示すように、部品としての開閉バルブ40が配置されるバルブ装着部310において、その外側の部品フランジ部320の下面321よりも+Z方向側の位置に、腕部材50,60の凹部512に勘合される蓋部材側装着部312,313の第1凸部316が設けられている。しかしながら、これに限定されるものではなく、部品フランジ部320の下面321上に蓋部材側装着部312,313が設けられるようにしてもよい。
(3)上記第1実施形態では、蓋部材30に、一対の腕部材50,60に対応する一対の蓋部材側装着部312,313が設けられている構成を例として説明しているが、一対の腕部材50,60に対して複数対の蓋部材側装着部が設けられている構成としてもよい。このようにすれば、部品装着のための腕部材の配置の自由度を高めることが可能である。また、上記第2〜第4実施形態においても同様である。
(4)上記第1実施形態では、腕部材50,60および対応する蓋部材側装着部312,313において、第1係合部としての第1凸部316および第1被係合部としての凹部512と、第2係合部としての第2凸部317および第2被係合部としてのタブ522の隙間523を有する第2係合部分520と、を備える構成(図6)を例として説明している。しかしながら、これに限定されるものではなく、第2係合部および第2被係合部を省略する構成も可能である。また、上記第2〜第4実施形態においても同様である。
(5)上記第1実施形態では、腕部材50,60の第1係合部分510に設けられた凹部512は貫通孔であるとしたが、貫通孔ではなく溝であってもよい。また、上記第2〜第4実施形態においても同様である。
(6)上記第2実施形態の係合腕部分550Bおよび部品側装着部420Bの構造を、第1実施形態の係合腕部分550および部品側装着部420の構造としてもよく、第1実施形態の係合腕部分550および部品側装着部420の構造を、第2実施形態の係合腕部分550Bおよび部品側装着部420Bの構造としてもよい。また、第3実施形態の係合腕部分550Dおよび部品側装着部分としての係合凹部72,73の構造を、第2実施形態の係合腕部分550Bおよび部品側装着部420Bの構造としてもよい。すなわち、腕部材の係合腕部分および部品側装着部分の構造は、腕部材の弾性変形によって互いに係合される係合構造、例えば、スナップフィット構造を有していれば、どのような構造であってもよい。
(7)上記第4実施形態の腕部材50D,60Dの第1係合部分510Dおよび第2係合部分520Dは、第1実施形態の腕部材50,60の第1係合部分510および第2係合部分520と同様の構造としているが、第2実施形態の第1係合部分510Bおよび第2係合部分520Bと同様の構造としてもよい。また、第4実施形態の蓋部材側装着部312D,313Dの第1凸部316の構造を第3実施形態の第1凸部316Cと同様の構造としてもよい。
(8)上記実施形態では、腕部材を介して蓋部材に装着される部品として開閉バルブあるいは圧力センサを例に説明しているが、これらに限定されるものではなく、燃料供給装置に用いられる種々の部品に適用することも可能である。
F.参考形態:
上記実施形態は、耐酸性を有する蓋部材に、弾性率が大きく靭性を有する腕部材を介して、燃料供給装置に用いられる部品が、腕部材と部品とに形成されたスナップフィット構造によって装着される場合について説明した。これに対して、以下では、耐酸性を有する樹脂材料で形成された蓋部材に一体に形成された腕部材に、スナップフィット構造によって部品が装着されることを可能とする参考形態について示す。
図24に示した燃料供給装置10Eは、耐酸性を有するが靭性が小さい樹脂材料(PPS,PPA等)を用いて、蓋部材30Eおよび腕部材50E,60Eが一体に形成された構成を有している。また、燃料供給装置10Eは、開閉バルブ40Eに、腕部材50E,60Eの係合凹部556Bと勘合する係合凸部422Eを有する腕状の部品側装着部420E,430Eが設けられた構成を有している。部品側装着部420E,430Eは、弾性変形可能な樹脂部材で開閉バルブ40Eの外表面に一体または別体で設けられている。腕部材50E,60Eの係合凹部556Eと、開閉バルブ40Eの部品側装着部420E,430Eとはスナップフット構造を構成している。燃料供給装置10Eは、上記スナップフィット構造によって、開閉バルブ40Eを蓋部材30Eに装着可能である。
図25に示した燃料供給装置10Fは、開閉バルブ40Fに設けられた部品側装着部420F,430Fの腕の形状が、開閉バルブ40E(図24)の部品側装着部420E,430Eの腕部材50E,60Eの係合凹部556Eへの係合の仕方とは異なった係合の仕方に応じた形状となっている点を除いて、燃料供給装置10Eと同じである。腕部材50E,60Eの係合凹部556Eと、開閉バルブ40Fの部品側装着部420F,430Fとはスナップフット構造を構成している。燃料供給装置10Fは、上記スナップフィット構造によって、開閉バルブ40Fを蓋部材30Eに装着可能である。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、各実施形態の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10,10B,10D…燃料供給装置、20…燃料タンク、21…開口、30,30B,30D…蓋部材、40,40B…開閉バルブ、50,50B,50D…腕部材、60,60B,60D…腕部材、70…圧力センサ

Claims (10)

  1. 燃料タンク(20)に装着される燃料供給装置(10,10B,10D)であって、
    前記燃料タンクの開口(21)を覆う蓋部材(30,30B,30D)と、
    前記蓋部材に装着される腕部材(50,60,50B,60B,50D,60D)と、
    前記腕部材を介して前記蓋部材に装着される部品(40,40B,70)と、
    を備え、
    前記腕部材と前記部品とは、前記腕部材の弾性変形によって互いに係合される係合構造を有しており、
    前記腕部材は、前記蓋部材を形成する樹脂材料よりも弾性率の大きい樹脂材料で形成されている、
    燃料供給装置。
  2. 請求項1に記載の燃料供給装置であって、
    前記蓋部材を形成する樹脂材料は耐酸性を有する、燃料供給装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置であって、
    前記蓋部材は、前記腕部材に対して前記部品が組み付けられる第1方向に沿って前記腕部材が接する面を有し、前記面に設けられた前記腕部材を係合するための第1係合部(312,313,312B,313B,312C,313C,312D,313D)を有し、
    前記腕部材は、前記第1係合部に対応する第1被係合部(510,510B,510D)を有する、燃料供給装置。
  4. 請求項3に記載の燃料供給装置であって、
    2以上の前記腕部材を有し、
    前記蓋部材は、前記腕部材の数よりも多い数の前記第1係合部を有する、燃料供給装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の燃料供給装置であって、
    前記第1係合部は、前記第1方向に沿った面において、前記蓋部材を前記第1方向に沿って平面視した状態で前記部品が配置される領域よりも外周側の前記第1方向とは反対方向を向く面よりも前記第1方向側の位置に設けられている、燃料供給装置。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の燃料供給装置であって、
    前記第1係合部は、前記第1方向と直交し前記腕部材側を向く第2方向に突出した凸部(316,316C)を有し、
    前記第1被係合部は前記凸部が勘合される凹部(512)を有する、燃料供給装置。
  7. 請求項6に記載の燃料供給装置であって、
    前記凸部は、前記第1方向に向かって突出量が増加するテーパ形状(316C)を有する、燃料供給装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の燃料供給装置であって、
    前記凹部は貫通孔であり、
    前記腕部材を介して前記蓋部材に前記部品が装着されている状態において、前記凸部と前記部品との間の隙間は、前記腕部材の厚さよりも小さい、燃料供給装置。
  9. 請求項3から請求項8のいずれか一項に記載の燃料供給装置であって、
    前記蓋部材および前記腕部材は、前記第1係合部および前記第1被係合部が設けられた面とは異なる方向に沿って互いに接する面のうち、前記蓋部材の面に、前記腕部材と前記蓋部材とを係合するための第2係合部(312,313,312B,313B,312C,313C,312D,313D)を有し、前記腕部材の面に、前記第2係合部に係合される第2被係合部(520,520B,520D)を有する、燃料供給装置。
  10. 請求項9に記載の燃料供給装置であって、
    前記腕部材が弾性変形することによって、前記第1係合部および前記第1被係合部と、前記第2係合部および前記第2被係合部と、のいずれか一方が係合可能である、燃料供給装置。
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