JP2020078020A - 固体撮像装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素サイズが大きくなっても、撮像画像の画質の向上を図ることができる固体撮像装置及び固体撮像装置を搭載した電子装置を提供する。【解決手段】画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、前2本の垂直信号線の長さが略同一である、固体撮像装置を提供する。【選択図】図1

Description

本技術は、固体撮像装置及び電子機器に関する。
近年、デジタルカメラの中心部品である固体撮像装置(イメージセンサ)の需要が、益々高まっている。例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサの固体撮像装置において、画像データを構成する画素信号を高精度に読み出すことが検討されている。
また、固体撮像装置から出力される画像データは、情報処理技術の向上により高精細画像の出力が要求されている。そこで、例えば、多様な画像データの出力に対応することが可能な固体撮像装置に関する技術も検討されている(特許文献1参照)。
国際公開第2015/133323号公報
ところで、固体撮像装置では、画素領域からカラム領域に垂直信号線が配線されている。垂直信号線は、画素アレイ部の幅からカラム領域の幅に置き換えて配線ピッチが変換されている。ここで、チップサイズの大きい固体撮像装置は、カラム領域のサイズも大きくなり、垂直信号線に電源を供給するための電流源が必要となることもある。
このため、画素サイズが大きくなるに伴ってカラム領域が大きくなり、カラム領域への垂直信号線の配線長が長くなる。この結果、カラム領域への垂直信号線の配線長が長くなるほど、電流源に隣接する垂直信号線の抵抗値に差が生じていた。そして、垂直信号線の抵抗値に差が生じることにより、撮像画像においてムラが生じていた。
そこで、本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画素サイズが大きくなっても、撮像画像の画質の向上を図ることができる固体撮像装置及び電子装置を提供することを主目的とする。
本発明者は、上述の目的を解決するために鋭意研究を行った結果、画素サイズが大きくなっても、画質の向上を図ることができることに成功し、本技術を完成するに至った。
即ち、本技術では、まず、画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、
前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置を提供する。
本技術に係る固体撮像装置において、前記2本の垂直信号線のうち、前記垂直信号線の一方が、前記空き領域を形成する電流源の略中心線上に沿って平行に配線されるとともに折り返され、
前記一方の垂直信号線の抵抗値と、他方の前記垂直信号線の抵抗値とが、略同等にしてもよい。
本技術に係る固体撮像装置において、2つの前記カラム領域の間に設けられ、電源を供給する少なくとも1つの電流源を備えるようにしてもよい。さらに本技術では、前記電流源は、負荷MOSトランジスタで構成されるようにしてもよい。
本技術に係る固体撮像装置において、前記2本の垂直信号線を複数有し、前記2本の垂直信号線とは異なる複数の前記垂直信号線が、前記一方の垂直信号線と前記他方の垂直信号線との間に配線され、
前記一方の垂直信号線から、当該配線された複数の垂直信号線を挟んだ前記他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔にしてもよい。
本技術に係る固体撮像装置において、前記2本の垂直信号線のうち、一方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域のうちの一方の前記カラム領域と接続されるとともに、他方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域に電源を供給する電流源を介して配された他方の前記カラム領域と接続され、前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されてもよい。
本技術に係る固体撮像装置において、複数個の電流源を更に備え、前記複数個の電流源のそれぞれが、2つの前記カラム領域の間に1つずつ設けられ、前記複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって前記複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、前記複数の垂直信号線が配線され、前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されてもよい。
また、本技術では、固体撮像装置が搭載され、
前記固体撮像装置が、画素で生産された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、備え、
前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、電子機器を提供する。
本技術によれば、画素サイズが大きくなっても、撮像画像の画質の向上を図ることができる。なお、本技術の効果は、必ずしも上記の効果に限定されるものではなく、本技術に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術を適用したイメージセンサの主な構成例を示すブロック図である。 カラム画素部の主な構成例を示す図である。 単位画素の主な構成例を示す図である。 単位画素の他の構成例を示す図である。 選択部の主な構成例を示す図である。 カラムA/D変換部の主な構成例を示す図である。 D/A変換部が出力するランプ信号の例を示す図である。 アドレスデコーダの主な構成例を示す図である。 画素駆動部の主な構成例を示す図である。 本技術を適用した第1の実施形態の固体撮像装置において、垂直信号線の配線方法を示した説明図である。 本技術を適用した第1の実施形態の半導体基板の平面図である。 垂直信号線に対応した電圧を示した説明図である。 本技術を適用した垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示した説明図である。 本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の電流源が奇数個の場合の平面図である。 本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の電流源が偶数個の場合の平面図である。 本技術を適用した第1及び第2の実施形態の固体撮像装置の使用例を示す図である。 本技術を適用した電子装置の一例の機能ブロック図である。 従来の垂直信号線の配線方法を示した説明図である。 従来の垂直信号線が配線されている半導体基板の概略図である。 従来の垂直信号線が配線されている半導体基板の平面図である。 垂直信号線に対応した電圧を示した説明図である。 従来の垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示した説明図である。
以下、本技術を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本技術の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本技術の範囲が狭く解釈されることはない。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.本技術の概要
2.第1の実施形態(固体撮像装置の例1)
3.第2の実施形態(固体撮像装置の例2)
4.電子機器に関する第3の実施形態
5.本技術を適用した固体撮像装置の使用例
<1.本技術の概要>
まず、本技術の概要について説明する。本技術は、ピッチ変換領域において、配線ピッチを変換する、固体撮像装置及び電子装置に関する。本技術によれば、撮像画像の画質を向上させることができる。
固体撮像装置が有する垂直信号線は、ピッチ変換領域において画素領域の幅からカラム領域の幅に置き換えて配線ピッチを変換されるのが一般的である。また、近年、大伴のようなチップサイズの大きい固体撮像装置は、カラム領域のサイズも大きくなり、配線の途中で電源を供給するためのリピータのような電流源(負荷MOSトランジスタ)が必要となってくる。
また、画素サイズが大きくなるにつれて、カラム領域だけでなく電流源(負荷MOSトランジスタ)の領域も大きくなる。このため、カラム領域への垂直信号線の配線長が長くなり、カラム領域への垂直信号線の配線長が長くなるほど、電流源(負荷MOSトランジスタ)に隣接する垂直信号線の抵抗値に差が生じる。これにより、垂直信号線の配線長が長いほど、垂直信号線の抵抗値に差が生じ、それが撮像画像に見えてしまうという問題があった。
図18に、従来の垂直信号線の配線方法を示す。図18は、従来の垂直信号線の配線方法を示した説明図である。特に断らない限り、「上」とは図17中の「上」を示し、「右」とは図18中の「右」を示すものとする。
図18に示すように、半導体基板SB11には、CuCuコネクションC10と、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、空き領域FSとが、形成されている。CuCuコネクションC10は、画素アレイ部が形成された半導体基板(図示しない画素チップのことである)と、半導体基板SB11とを銅(Cu)で接合している。なお、画素アレイ部には、二次元状に画素が配列されている。また、空き領域FSは、複数の垂直信号線が配線されていない領域である。
垂直信号線PS0と垂直信号線PS1のそれぞれは、CuCuコネクションC10から、カラム領域190又はカラム領域191に接続されている。具体的には、垂直信号線PS0は、CuCuコネクションC10から、空き領域FSを介してカラム領域190に接続されている。また、垂直信号線PS1は、CuCuコネクションC10から、カラム領域191に接続されいてる。カラム領域190とカラム領域191との間には、電流源181aが設けられている。電流源181aは、カラム領域190とカラム領域191に電源としての電流を供給する。電流源181aは、例えば、負荷MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタで構成される。
ここで、垂直信号線PS0と垂直信号線PS1は、電流源181aの横幅(左右方向の幅)が長いほど配線長の差が生じる。垂直信号線PS0と垂直信号線PS1との配線長に差が生じると、垂直信号線PS0と垂直信号線PS1との抵抗の差が大きくなる。
図19に、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板の概略図を示す。図19は、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板SB11の概略図である。図19Aに、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板SB11の上面図を示す。図19Bに、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板SB11の断面図を示す。なお、図18と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図19Aに示すように、半導体基板SB11には、CuCuコネクションC11と、ピッチ変換領域PAと、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、電流源181bと、カラム領域192と、電流源181cと、カラム領域193と、空き領域FS1と、空き領域FS2と、空き領域FS3と、が形成されている。
ピッチ変換領域PAは、CuCuコネクションC11から、カラム領域190、カラム領域191、カラム領域192、及びカラム領域193に垂直信号線の幅が変換される領域である。空き領域FS1、空き領域FS2、及び空き領域FS3は、複数の垂直信号線が配線されていない領域である。
図19Aの領域Tは、ピッチ変換領域PSの一部である領域Sを部分的に拡大した部分拡大図である。領域Tは、ピッチ変換領域PAに配線される垂直信号線がジグザグに配線されていることを示している。これにより、電流源181bに対応するピッチ変換領域PAでは、垂直信号線が配線されない空き領域FS2が形成されることを示している。
図19Bは、半導体基板SB21と半導体基板SB11とから形成される半導体基板の断面図を示している。半導体基板SB21は、画素チップを構成し、半導体基板SB11は、ロジックチップを構成する。半導体基板SB21には、画素アレイ部が形成されている。画素アレイ部は、行方向及び列方向に複数の画素が二次元状に配列されている。半導体基板SB11には、CuCuコネクションC11と、ピッチ変換領域PAと、電流源181とが、形成されている。半導体基板SB11は、CuCuコネクションC10を介して、半導体基板SB21が有する画素アレイ部の画素で生成された画素信号を取得する。
図20に、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板の平面図を示す。図20は、従来の垂直信号線が配線されている半導体基板の平面図である。なお、図19に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図20に示すように、半導体基板SB11には、CuCuコネクションC11と、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、電流源181bと、カラム領域192と、電流源181cと、カラム領域193と、空き領域FS1と、空き領域FS2と、空き領域FS3と、が形成されている。
例えば、垂直信号線PS0は、CuCuコネクションC11から空き領域FS1を介してカラム領域190に接続されており、抵抗値は、5.34[kΩ]である。垂直信号線PS1は、CuCuコネクションC11からカラム領域191に接続されており、抵抗値は、4.23[kΩ]である。また、垂直信号線PS2は、CuCuコネクションC11から空き領域FS2を介してカラム領域191に接続されており、抵抗値は、7.67[kΩ]である。垂直信号線PS3は、CuCuコネクションC11からカラム領域192に接続されており、抵抗値は、2.77[kΩ]である。また、垂直信号線PS4は、CuCuコネクションC11から空き領域FS3を介してカラム領域192に接続されており、抵抗値は、6.20[kΩ]である。垂直信号線PS5は、CuCuコネクションC11からカラム領域193に接続されており、抵抗値は、5.10[kΩ]である。
図21に、図20で示した垂直信号線に対応した電圧を示す。図21は、図20に示したそれぞれの垂直信号線に対応した電圧を示した説明図である。なお、図21の横軸は、図20のカラム領域190、カラム領域191、カラム領域192、カラム領域193が並んでる横軸に対応している。
図21では、各垂直信号線の電圧を示しており、電圧の高いところは抵抗値が高いことを示し、電圧に差があるところは、抵抗値の差が大きいことを示している。
例えば、図21の領域Q1は、図20のカラム領域190の垂直信号線PS9に対応する。垂直信号線PS9の電圧は、図21の平均電圧よりも低くなっている。図21の領域Q2は、図20の垂直信号線PS0に対応する。垂直信号線PS0の電圧は高くなっており、隣の垂直信号線PS1の電圧は低くなっている。この場合、垂直信号線PS0と垂直信号線PS1との配線長に差があるため、抵抗値に差があることを示している。
図21の領域Q3は、図20の垂直信号線PS2に対応する。垂直信号線PS2の電圧は高くなっており、隣の垂直信号線PS3の電圧は低くなっている。この場合、垂直信号線PS0と垂直信号線PS1との配線長にさらに差があるため、より一層、抵抗値に差があることを示している。
図21の領域Q4は、図20の垂直信号線PS4に対応する。垂直信号線PS4の電圧は高くなっており、隣の垂直信号線PS5の電圧は低くなっている。この場合、垂直信号線PS4と垂直信号線PS5との配線長に差があるため、抵抗値に差があることを示している。図21の領域Q5は、図20の垂直信号線PS6に対応する。垂直信号線PS6の電圧は、図21の平均電圧よりも高くなっている。
このように、図21では、垂直信号線の配線長に差がある箇所において、抵抗値に差が生じることを示している。そして、この抵抗値の差が、P相の分布画像に影響を及ぼすようになっている。
図22に、従来の垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示す。図22は、従来の垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示した説明図である。なお、図21に示した部材と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図22では、領域Q1から領域Q5においてP相の画素信号を読み出したP相分布画像を示している。図22のP相分布画像は、例えば、垂直信号線の抵抗値に差がある領域Q2、領域Q3、領域Q4において、画像に段差が生じており、ムラがあることを示している。
本技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、画素サイズが大きくなっても、画像のムラを解消し、撮像画像の画質の向上を図ることができる。
<2.第1の実施形態(固体撮像装置の例1)>
本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置は、画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、画素信号をカラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、空き領域を挟んで互いに対向する2本の垂直信号線が配されており、2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置である。
本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置によれば、CuCuコネクションからカラム領域までの垂直信号線の抵抗値が略同等になるため、撮像画像の画質の向上を図ることができる。
[第1の実施形態の固体撮像装置の全体構成]
図1に、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置の一例である固体撮像装置100を示す。図1は、本技術を適用した固体撮像装置の一実施の形態であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサの一部の構成例を示すブロック図である。なお、特に断りがない限り、「上」とは、各図中の上方向を意味し、「右」とは、各図中の右方向を意味するものとする。また、説明した部材と同一の部材については、同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図1に示す固体撮像装置100は、被写体を撮像し、撮像画像のデジタルデータを得る撮像装置である。なお、本明細書においては、CMOSイメージセンサを例に説明するが、本技術は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等のCMOSイメージセンサ以外の撮像装置にも適用することができる。
図1に示すように、固体撮像装置100は、画素アレイ部111、読み出し部112A、読み出し部112B、制御部131、垂直走査部132、水平走査部133及びD/A変換部113を備えている。
画素アレイ部111には、行方向及び列方向に複数の画素が二次元状に配列されている。画素アレイ部111は、フォトダイオード等の光電変換素子を有する画素構成(単位画素)が平面状に配置される画素領域である。画素アレイ部111の各単位画素は、被写体からの光を受光し、その入射光を光電変換して電荷を蓄積する。そして、画素アレイ部111の各単位画素は、所定のタイミングにおいてその電荷を画素信号として出力する。画素アレイ部111の各単位画素が生成する画素信号は、カラム画素部121から選択部122Aを経由して、読み出し部123Aが有するカラムA/D変換部123Aまで、垂直信号線(図2乃至図5等を参照)を介して転送される。
画素信号を転送する垂直信号線(図2乃至図5等を参照)は、単位画素のカラム(列)毎に割り当てられる。また、画素信号の読み出しに関する動作は、単位画素のライン(行)毎に制御される。これにより、画素アレイ部111の各単位画素は、各単位画素で生成される画素信号を、垂直信号線(図2乃至図5等を参照)を介してカラムA/D変換部123Bまで転送される。なお、カラム画素121Aから選択部122Aまでの垂直信号線を、垂直信号線VSL0、垂直信号線VSL1、垂直信号線VSL2、垂直信号線VSL3(図2参照)とする。また、選択部122AからカラムA/D変換部123Aまでの垂直信号線を、垂直信号線VSLA0、垂直信号線VSLA1(図5参照)とする。
画素アレイ部111は、単位画素の1カラム(列)分の構成であるカラム画素部121を、カラム数の数だけ有する。図1には、1カラム(列)分の構成のみ示しているが、例えば、画素アレイ部111がP(Pは自然数)列の単位画素を有する場合、画素アレイ部111は、P個のカラム画素部121を有する。カラム画素部121は、そのカラムの単位画素から出力された画素信号を転送する垂直信号線(図2参照)を複数(例えばN本(Nは2以上の自然数))有する。即ち、カラム画素部121は、複数(例えばN個)の画素信号を並列に出力することができる。
制御部131は、固体撮像装置100の各処理部の動作を制御する機能を備えている。制御部131は、垂直走査部132や水平走査部133を制御して、画素アレイ部111から画素信号を出力させる。
垂直走査部132は、制御部131に制御されて、画素アレイ部111の各カラムの各単位画素をライン(行)毎に駆動させ、画素アレイ部111の各カラムから画素信号を出力させる。また、垂直走査部132は、アドレスデコーダ141及び画素駆動部142を有している。
アドレスデコーダ141は、制御部131から供給されるアドレス指定情報をデコードし、画素駆動部142の指定されたアドレスに対応する構成に制御信号を供給する。
画素駆動部142は、制御部131に制御されて、画素アレイ部111が有する各単位画素を駆動するための制御信号を供給する。画素駆動部142は、制御信号を供給する構成を画素アレイ部111のライン毎に有する。画素駆動部142は、アドレスデコーダ141により指定された構成に、制御部131から指定された制御内容に対応する制御信号を画素アレイ部111の指定されたラインの各単位画素に供給する。なお、この制御信号を、以下、画素制御信号ということもある。
読み出し部112Aは、選択部122A、カラムA/D変換部123A、及び水平転送部124Aを有している。読み出し部112Aは、画素アレイ部111が有する各単位画素から画素信号を読み出して、A/D変換等の信号処理を行って出力する。読み出し部112Aは、画素アレイ部111の各カラム(各カラム画素部121)につき、選択部122A及びカラムA/D変換部123Aを有する。図1には1カラム(列)分の構成のみ示しているが、例えば、画素アレイ部111がP列の単位画素を有する場合、読み出し部112Aは、P個の選択部122AとP個のカラムA/D変換部123Aを有している。
選択部122Aは、自身が対応するカラム画素部121の複数(例えばN本)の垂直信号線の中から、画素信号をカラム/AD変換部123Aに供給する信号線を選択する。この場合、選択部122Aは、カラム画素部121の垂直信号線とカラムA/D変換部123Aとの接続を制御する。
カラムA/D変換部123Aは、自身が対応する選択部122Aを介してカラム画素部121から転送される画素信号(アナログデータ)をA/D変換する。カラムA/D変換部123Aは、複数(例えばM個(Mは2以上の自然数。ただしM≦N))のA/D変換部を有し、選択部122Aを介して転送される複数(例えばM個)の画素信号を並列にA/D変換することができる。これにより、選択部122Aは、例えば、N本の中からM本の垂直信号線を選択し、カラムA/D変換部123Aに接続させることができる。
カラムA/D変換部123Aは、D/A変換部113から供給されるランプ信号を用いて画素信号をA/D変換する。なお、カラムA/D変換部123Aは、図1では図示しないカラム領域と電流源とを有している。カラム領域と電流源については、図10を用いて後述する。
水平転送部124Aは、各カラムA/D変換部123Aから出力される画素信号(デジタルデータ)、即ち、画素アレイ部111の各カラムの画素信号を順次出力する。例えば、画素アレイ部111がP列の単位画素を有し、各カラムA/D変換部123AがM個のA/D変換部を有する場合、水平転送部124Aには、P×M個の画素信号が並列に供給される。水平転送部124Aは、そのP×M個の画素信号を順次転送する。水平転送部124Aから出力される画素信号は、例えば、後段に接続される信号処理部等の処理部(図示せず)に供給される。この後段の処理部は、固体撮像装置100の内部に設けられるようにしてもよいし、外部に設けられるようにしてもよい。
読み出し部112Bは、読み出し部112Aと同様の処理を行う処理部であり、読み出し部112Aと同様の構成を有している。即ち、読み出し部112Bは、画素アレイ部111の単位画素のカラム毎に、選択部122B及びカラムA/D変換部123Bを有する。選択部122Bは、選択部122Aと同様の処理を行う処理部であり、選択部122Aと同様の構成を有する。カラムA/D変換部123Bは、カラムA/D変換部123Aと同様の処理を行う処理部であり、カラムA/D変換部123Aと同様の構成を有する。読み出し部112Bは、水平転送部124Bを有している。水平転送部124Bは、水平転送部124Aと同様の処理を行う処理部であり、水平転送部124Aと同様の構成を有する。
以下において、読み出し部112A及び読み出し部112Bを互いに区別して説明をする必要が無い場合、単に読み出し部112と称する。同様に、選択部122A及び選択部122Bを互いに区別して説明する必要が無い場合、単に選択部122と称する。同様に、カラムA/D変換部123A及びカラムA/D変換部123Bを互いに区別して説明する必要が無い場合、単にカラムA/D変換部123と称する。同様に、水平転送部124A及び水平転送部124Bを互いに区別して説明する必要が無い場合、単に水平転送部124と称する。
D/A変換部113は、カラムA/D変換部123に所定のランプ信号を供給する。D/A変換部113は、一例として、2つのD/A変換部、即ち、D/A変換部113A、D/A変換部113Bを有している。このため、D/A変換部113は、2つのランプ信号を供給することができる。なお、D/A変換部113は、2つのD/A変換部113に限定されるものではなく、ランプ信号に数に応じて変更することができる。
以上説明した図1に示す第1の実施形態の固体撮像装置100は、画素アレイ部111から画素信号を出力する経路を2系統有している。即ち、図1の場合、読み出し部112が、読み出し部112Aと読み出し部112Bとから構成されている。この経路の数は、任意であり、1系統であってもよいし、3系統以上あってもよい。
カラム画素部121の主な構成の例を図2に示す。上述したように、カラム画素部121には、複数(例えばN本(Nは2以上の自然数))の垂直信号線が割り当てられている。カラム画素部121の各単位画素(即ち、画素アレイの当該カラムの各単位画素)は、この複数の垂直信号線のいずれかに接続される。また、カラム画素部121が有する単位画素の数は任意である。
図2の場合、4本の垂直信号線(VSL0、VLS1、VSL2、VSL3)が割り当てられており、4つの単位画素(単位画素151A、単位画素151B、単位画素151C、単位画素151D)が示されている。単位画素151Aは、垂直信号線VSL0に接続されている。単位画素151Bは、垂直信号線VSL1に接続されている。単位画素151Cは、垂直信号線VSL2に接続されている。単位画素151Dは、垂直信号線VSL3に接続されている。カラム画素部121が5つ以上単位画素を有する場合は、その他の単位画素も同様に、4本の垂直信号線(VSL0、VLS1、VSL2、VSL3)のいずれかに接続される。
なお、以下において、単位画素を互いに区別して説明する必要が無い場合、単に、単位画素151と称する。また、垂直信号線を互いに区別して説明する必要が無い場合、単に、垂直信号線VSLと称する。
単位画素151の主な構成の例を図3に示す。図3に示されるように、単位画素151は、フォトダイオード161、読み出しトランジスタ162、リセットトランジスタ163、増幅トランジスタ164、およびセレクトトランジスタ165を有する。
フォトダイオード161は、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷に光電変換してその光電荷を蓄積する。フォトダイオード161のアノード電極は、画素領域のグランド(画素グランド)に接続され、カソード電極は読み出しトランジスタ162を介してフローティングディフュージョン(FD)に接続される。
読み出しトランジスタ162は、フォトダイオード161からの光電荷の読み出しを制御する。読み出しトランジスタ162は、ドレイン電極がフローティングディフュージョンに接続され、ソース電極がフォトダイオード161のカソード電極に接続される。また、読み出しトランジスタ162のゲート電極には、画素駆動部142から制御信号TRGが供給される。制御信号TRG(即ち、読み出しトランジスタ162のゲート電位)がオフ状態のとき、フォトダイオード161からの光電荷の読み出しが行われない(フォトダイオード161において光電荷が蓄積される)。制御信号TRG(即ち、読み出しトランジスタ162のゲート電位)がオン状態のとき、フォトダイオード161に蓄積された光電荷が読み出され、フローティングディフュージョン(FD)に供給される。
リセットトランジスタ163は、フローティングディフュージョン(FD)の電位をリセットする。リセットトランジスタ163は、ドレイン電極が電源電位に接続され、ソース電極がフローティングディフュージョン(FD)に接続される。また、リセットトランジスタ163のゲート電極には、画素駆動部142から制御信号RSTが供給される。制御信号RST(即ち、リセットトランジスタ163のゲート電位)がオフ状態のとき、フローティングディフュージョン(FD)は、電源電位と切り離されている。制御信号RST(即ち、リセットトランジスタ163のゲート電位)がオン状態のとき、フローティングディフュージョン(FD)の電荷が電源電位に捨てられ、フローティングディフュージョン(FD)がリセットされる。
増幅トランジスタ164は、フローティングディフュージョン(FD)の電位変化を増幅し、電気信号(アナログ信号)として出力する。増幅トランジスタ164は、ゲート電極がフローティングディフュージョン(FD)に接続され、ドレイン電極が電源電位に接続され、ソース電極がセレクトトランジスタ165のドレイン電極に接続されている。例えば、増幅トランジスタ164は、リセットトランジスタ163によってリセットされたフローティングディフュージョン(FD)の電位をリセット信号(リセットレベル)としてセレクトトランジスタ165に出力する。また、増幅トランジスタ164は、読み出しトランジスタ162によって光電荷が転送されたフローティングディフュージョン(FD)の電位を光蓄積信号(信号レベル)としてセレクトトランジスタ165に出力する。
セレクトトランジスタ165は、増幅トランジスタ164から供給される電気信号の垂直信号線VSLへの出力を制御する。セレクトトランジスタ165は、ドレイン電極が増幅トランジスタ164のソース電極に接続され、ソース電極が垂直信号線VSLに接続されている。また、セレクトトランジスタ165のゲート電極には、画素駆動部142から制御信号SELが供給される。制御信号SEL(即ち、セレクトトランジスタ165のゲート電位)がオフ状態のとき、増幅トランジスタ164と垂直信号線VSLは電気的に切り離されている。
したがって、オフ状態のとき、当該単位画素から画素信号が出力されない。制御信号SEL(即ち、セレクトトランジスタ165のゲート電位)がオン状態のとき、当該単位画素が選択状態となる。つまり、増幅トランジスタ164と垂直信号線VSLが電気的に接続され、増幅トランジスタ164から出力される信号が、当該単位画素の画素信号として、垂直信号線VSLに供給される。即ち、当該単位画素から画素信号が読み出される。
なお、単位画素151の構成は任意であり、図3に限定されるものではない。例えば、読み出しトランジスタ162が省略されていてもよい。また、1単位画素当たりの画素数は任意であり、図3のように1画素であってもよいし、複数画素であってもよい。
ここで、複数画素を有する場合の単位画素の構成例を図4に示す。図4の例では、単位画素151は、フォトダイオード161を4つ有している(フォトダイオード161−0、フォトダイオード161−1、フォトダイオード161−2、フォトダイオード161−3)。この場合、単位画素151は、4画素により構成される。各フォトダイオード161は、互いに同一の特性を有するようにしてもよいが、互いに異なる特性を有するようにしてもよい。例えば、これらのフォトダイオード161のうち、一部若しくは全部が、他と異なる波長帯域の入射光を光電変換するようにしてもよい。
例えば、フォトダイオード161−0乃至フォトダイオード161−3を2行2列に配列する。この場合、2行2列の左上のフォトダイオード161−0が赤(R)の帯域を光電変換する。また、2行2列の右上のフォトダイオード161−1が緑(GR)の帯域を光電変換する。また、2行2列の左下のフォトダイオード161−2が緑(GB)の帯域を光電変換する。また、2行2列の右下のフォトダイオード161−3が青(B)の帯域を光電変換する。これにより、単位画素151がベイヤ配列の1単位を構成するようにすることができる。
なお、第1の実施形態は、ベイヤ配列に限定されるものではなく、同一の色をフローティングディフュージョン(FD)で共有する形態であってもよい。
また、図4の場合、単位画素151は、読み出しトランジスタ162を4つ有している(読み出しトランジスタ162−0、読み出しトランジスタ162−1、読み出しトランジスタ162−2、読み出しトランジスタ162−3)。
読み出しトランジスタ162−0は、画素駆動部142から供給される制御信号TRG(TR0)に基づいて、フォトダイオード161−0からの光電荷の読み出しを制御する。読み出しトランジスタ162−1は、画素駆動部142から供給される制御信号TRG(TR1)に基づいて、フォトダイオード161−1からの光電荷の読み出しを制御する。読み出しトランジスタ162−2は、画素駆動部142から供給される制御信号TRG(TR2)に基づいて、フォトダイオード161−2からの光電荷の読み出しを制御する。読み出しトランジスタ162−3は、画素駆動部142から供給される制御信号TRG(TR3)に基づいて、フォトダイオード161−3からの光電荷の読み出しを制御する。
図4の場合、フローティングディフュージョン(FD)、リセットトランジスタ163、増幅トランジスタ164、およびセレクトトランジスタ165等の構成は、単位画素内で共有される。そして、各画素(フォトダイオード161−0、フォトダイオード161−1、フォトダイオード161−2、フォトダイオード161−3)の画素信号は、互いに同一垂直信号線VSLを介して転送される。以下の説明においては、単位画素151の構成として、図4を用いて説明することとする。
図5は、選択部122の主な構成の例を示す図である。図5のAに選択部122Aの構成例を示す。図5のBに選択部122Bの構成例を示す。選択部122は、カラム画素部121毎に設けられ、カラム画素部121のN本の垂直信号線とカラムA/D変換部123のM系統のA/D変換部(M本の垂直信号線)との接続を制御する。図5のAの例の場合、選択部122Aは、自身が対応するカラム画素部121の4本の垂直信号線(VSL0乃至VSL3)の中のいずれか2本を選択し、カラムA/D変換部123Aの2本の垂直信号線(VSLA0、VSLA1)に接続する。
選択部122Bは、選択部122Aと基本的に同様の構成を有する。即ち、図5のBの例の場合、選択部122Bは、自身が対応するカラム画素部121の4本の垂直信号線(VSL0、VSL1、VSL2、VSL3)の中のいずれか2本を選択し、カラムA/D変換部123Bの2本の垂直信号線(VSLB0、VSLB1)に接続する。
カラムA/D変換部123Bの主な構成の例を図6に示す。カラムA/D変換部123Bは、電流源181−0、比較器182−0、カウンタ183−0、電流源181−1、比較器182−1、及びカウンタ183−1を有する。カラムA/D変換部123は、上述したようにM系統のA/D変換部を有する。図6の場合、2系統(VSLB0,VSLB1)のA/D変換部を有する。そして、カラムA/D変換部123Bは、垂直信号線VSLB0の系統のA/D変換部として、電流源181−0、比較器182−0及びカウンタ183−0を有している。電流源181−0は、垂直信号線VSLB0に接続される周辺回路の負荷を表している。電流源181−0は、垂直信号線VSLB0とグランドとに接続される。なお、このA/D変換部において、電流源181−0以外の構成、即ち、比較器182−0及びカウンタ183−0をカラム領域という。また、電流源181−0は、カラム領域に電源を供給するようになっている。電流源181−0は、例えば、負荷MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタにより構成される。
D/A変換部113は、カラムA/D変換部123Bの各系統にランプ信号を供給する。図6の場合、D/A変換部113は、2つのD/A変換部を有してる。具体的には、D/A変換部113は、D/A変換部113AとD/A変換部113Bとを有している。D/A変換部113Aは、垂直信号線VSLB0の系統のA/D変換部にランプ信号を供給する。
比較部182−0は、画素アレイ部111の単位画素151から垂直信号線VSL、選択部122B、及び垂直信号線VSLB0を介して転送される画素信号と、D/A変換部113Aから供給されるランプ信号とを比較して、比較結果(どちらの値が大きいかを示す情報)をカウンタ183−0に供給する。
カウンタ183−0は、カウント開始からその比較結果の値が変化するまでの期間をカウントし、比較結果の値が変化した時点でそのカウント値を画素信号のデジタルデータとして水平転送部124Bに出力する。
また、カラムA/D変換部123Bは、垂直信号線VSLB1の系統のA/D変換部として、電流源181−1、比較器182−1、およびカウンタ183−1を有する。電流源181−1は、電流源181−0と同様の構成である。即ち、電流源181−1は、垂直信号線VSLB1に接続される周辺回路の負荷を表している。電流源181−1は、垂直信号線VSLB1とグランドとに接続される。なお、このA/D変換部において、電流源181−1以外の構成、即ち、比較器182−1及びカウンタ183−1をカラム領域という。また、電流源181−1は、カラム領域に電源を供給するようになっている。電流源181−1は、例えば、負荷MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタにより構成される。
D/A変換部113Bは、垂直信号線VSLB1の系統のA/D変換部にランプ信号を供給する。
比較部182−1は、比較部182−0と同様の構成を有し、比較部182−0と同様の処理を行う。つまり、比較部182−1は、画素アレイ部111の単位画素151から垂直信号線VSL、選択部122B、および垂直信号線VSLB1を介して転送される画素信号と、D/A変換部113Bから供給されるランプ信号とを比較して、比較結果(どちらの値が大きいかを示す情報)をカウンタ183−1に供給する。
カウンタ183−1は、カウンタ183−0と同様の構成を有し、同様の処理を行う。即ち、カウンタ183−1は、カウント開始からその比較結果の値が変化するまでの期間をカウントし、比較結果の値が変化した時点でそのカウント値を画素信号のデジタルデータとして水平転送部124Bに出力する。
カラムA/D変換部123AもカラムA/D変換部123Bと同様の構成を有し、同様の処理を行う。つまり、カラムA/D変換部123が、いくつの構成とされる場合であっても、各カラムA/D変換部123は、図6の例と同様の構成を有し、同様の処理を行う。
なお、カラムA/D変換部123が有するA/D変換部の系統数は任意であり、1系統であってもよいし、3系統以上であってもよい。系統数がいくつであっても、D/A変換部113は、各系統毎に互いに独立のランプ信号を供給することができる。即ち、例えば、カラムA/D変換部123が、M系統のA/D変換部を有する場合、D/A変換部113は、M個の独立したD/A変換部を設けることができる。
図7に、D/A変換部113が出力するランプ信号の例を示す。D/A変換部113は、制御部131の制御に従って、ランプ信号を生成し、出力する。ここで、ランプ信号の傾きは、カラムA/D変換部123のA/D変換部のランプ信号の利得(ゲイン)を設定することができる。例えば、ランプ信号の傾きが小さい場合には、カラムA/D変換部123のA/D変換部の利得が大きくなるように設定することができる。一方、ランプ信号の傾きが大きい場合には、カラムA/D変換部123のA/D変換部の利得が小さくなるように設定することができる。また、D/A変換部113は、画素信号の1度の読み出しに対し、2回ランプ信号を出力するようになっている。1回目のランプ信号の出力は、単位画素151のリセットレベル(P相)が読み出され(この期間をP相読み出し期間という。)、P相の単位画素151の画素信号がカラムA/D変換部123でA/D変換される。2回目のランプ信号の出力は、単位画素151で光電変換された信号(D相)が読み出され(この期間をD相読み出し期間という。)、D相の単位画素151の画素信号がカラムA/D変換部123でA/D変換される。また、P相読み出し期間のランプ信号の傾きと、D相読み出し期間のランプ信号の傾きは、同一である。なお、特に断りがない限り、「上」とは図7中の上方向を意味し、「下」とは図7中の下方向を意味する。
図7では、例えば、ランプ信号1、ランプ信号2及びランプ信号3は、それぞれ傾きが異なっていることを示している。ランプ信号の傾きは、勾配を急にすればD相読み出し期間を短くすることができ、一方、勾配を緩やかにすればD相読み出し期間を長くすることができる。
したがって、例えば、ランプ信号1の傾きLA1は、ランプ信号2の傾きLA2及びランプ信号3の傾きLA3よりも傾きが小さいため、D相読み出し期間が長くなる。このため、ランプ信号1は、カラムA/D変換部123のA/D変換部の利得が、ランプ信号2及びランプ信号3よりも大きくなるように設定することができる。一方、ランプ信号2の傾きLA2は、ランプ信号1の傾きLA1よりも傾きが大きく、また、ランプ信号3の傾きLA3よりも小さいため、D相読み出し期間は、ランプ信号1とランプ信号3との間の期間となる。このため、ランプ信号2は、カラムA/D変換部123のA/D変換部の利得が、ランプ信号3よりも大きく、ランプ信号1よりも小さくなるように設定することができる。他方、ランプ信号3の傾きLA3は、ランプ信号1の傾きLA1及びランプ信号2の傾きLA2よりも傾きが大きいため、D相読み出し期間が短くなる。このため、ランプ信号3は、カラムA/D変換部123のA/D変換部の利得が、ランプ信号1及びランプ信号2よりも小さくなるように設定することができる。
なお、D/A変換部113は、ランプ信号の傾き(傾きLA1、傾きLA2、傾きLA3)は、3つに限定されるものではなく、D/A変換部113A、D/A変換部113Bのそれぞれに、所定のランプ信号の傾きを設定することができる。これにより、D/A変換部113は、系統毎にそれぞれ利得を設定することができる。
図8にアドレスデコーダ141の主な構成を示す。アドレスデコーダ141は、画素アレイの各ライン毎に、論理回路を有する。そして、アドレスデコーダ141には、画素を選択するためのアドレス(ADD_X)、読み出しラッチリセット(RLRST)、読みだしラッチセット(RLSET_X)、電子シャッタラッチリセット(SLRST)、及び電子シャッタラッチセット(SLSET_X)等のアドレスを指定する制御信号がセンサコントローラ131から入力される。アドレスデコーダ141は、制御部131により指定されるラインの論理回路において、これら入力信号を基に、読み出しラッチ(RLQ)または電子シャッタラッチ(SLQ)として、値”H(ハイ)”を画素駆動部142に出力する。NOT_読み出しラッチ(XRLQ)やNOT_電子シャッタラッチ(XSLQ)は、それらの制御信号を負論理にしたパルスである。
画素駆動部142の主な構成例を図9に示す。画素駆動部142は、画素アレイが有する各単位画素ごとに、論理回路を有する。
画素駆動部142は、アドレスデコーダ141から供給される読み出しラッチ出力パルスRLQ、電子シャッタラッチSLQ、センサコントローラ131から供給される読み出し時転送パルスRTR、電子シャッタ時転送パルスSTR、電子シャッタ時リセットパルスSRST、読み出し時リセットパルスRRST、及び読み出し時選択パルスRSEL等の各種制御信号の値に従って、当該ラインの各単位画素151の各トランジスタに対し制御信号TRG、制御信号SEL、及び制御信号RSTを供給する。
[第1の実施形態の固体撮像装置の配線方法]
次に、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置における垂直信号線の配線方法について、説明する。
本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置は、画素で生成された画素信号をAD変換する少なくとも2つのカラム領域と、画素信号をカラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置である。
図10に、本技術を適用した第1の実施形態の固体撮像装置において、垂直信号線の配線方法を示す。図10は、本技術を適用した第1の実施形態の固体撮像装置において、垂直信号線の配線方法を示した説明図である。なお、同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図10に示すように、半導体基板SB1には、CuCuコネクションC1と、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、空き領域FS1と、が形成されている。カラム領域190と、カラム領域191は、画素で生成された画素信号をAD変換する。
垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれは、画素信号をカラム領域190又はカラム領域191に転送するための信号線である。例えば、垂直信号線VSLB0は、CuCuコネクションC1の画素信号をカラム領域190に転送するための信号線である。垂直信号線VSLB1は、CuCuコネクションC1の画素信号をカラム領域191に転送するための信号線である。
なお、この垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれは、カラム領域190又はカラム領域191まで配線されていることを示している。そのため、第1の実施形態では、垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれは、カラム画素121Bから選択部122Bまでの垂直信号線、即ち、垂直信号線VSL0、垂直信号線VSL1、垂直信号線VSL2、及び垂直信号線VSL3の配線長を含むものとする(図1及び図2参照)。
空き領域FS1は、複数の垂直信号線が配線されていない領域である。また、空き領域FS1を挟んで互いに対向する2本の垂直信号線(垂直信号線VSLB0、垂直信号線VSLB1)が配されており、2本の垂直信号線(垂直信号線VSLB0、垂直信号線VSLB1)の長さが、略同一になっている。例えば、垂直信号線VSLB0は、CuCuコネクションC1から空き領域FS1を介して、カラム領域190に接続されている。また、垂直信号線VSLB1は、CuCuコネクションC1から電流源181aの略中心線CLの延長線に沿って平行に配線されるとともに折り返され、カラム領域191に接続されている。
これにより、垂直信号線VSLB1の配線長と垂直信号線VSLB0の配線長とが、略同一となっている。
なお、配線長が略同一とは、例えば、複数の垂直信号線の配線長の平均を取り、折り返された垂直信号線の配線長が、平均の配線長の10%以内にある長さをいう。また、電流源181aの略中心線CLとは、電流源181aの左右の幅における略中心線を意味し、電流源181aの中心線を含み、例えば、電流源181aの中心線CLから左右方向に1[nm]以内の線とすることができる。
また、2本の垂直信号線(垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1)のうち、垂直信号線の一方(垂直信号線VSLB1)が、空き領域を形成する電流源181aの略中心線CLに沿って平行に配線されるとともに折り返され、一方の垂直信号線(垂直信号線VSLB1)の抵抗値と、他方の垂直信号線(垂直信号線VSLB1)の抵抗値とが、略同等となっている。
なお、抵抗値が略同等とは、例えば、複数の垂直信号線の抵抗値の平均を取り、折り返された垂直信号線の抵抗値が、平均の抵抗値の10%以内にある抵抗値をいう。
また、半導体基板SB1は、2つのカラム領域(カラム領域190、カラム領域191)の間に電流源181aが設けられている。電流源181aは、カラム領域190とカラム領域191に電源としての電流を供給するようになっている。また、電流源181aは、例えば、負荷MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタにより構成される。
図11に、本技術を適用した第1の実施形態の半導体基板の平面図を示す。図11は、本技術を適用した第1の実施形態の半導体基板の平面図である。なお、上述した部材と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図11に示すように、半導体基板SB1には、CuCuコネクションC2と、ピッチ領域PAと、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、電流源181bと、カラム領域192と、電流源181cと、カラム領域193と、空き領域FS1と、空き領域FS2と、空き領域FS3と、が形成されている。
例えば、2本の垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のうち、垂直信号線の一方(垂直信号線VSLB1)が、空き領域FS1を形成する電流源181aの略中心線に沿って平行に配線されるとともに折り返され、一方の垂直信号線(垂直信号線VSLB1)の抵抗値と、他方の垂直信号線(垂直信号線VSLB0)の抵抗値とが、略同等となっている。この場合、垂直信号線VSLB0の抵抗値は、6.12[kΩ]であり、垂直信号線VSLB1の抵抗値は、5.76[kΩ]である。
また、例えば、2本の垂直信号線VSLB2と垂直信号線VSLB3のうち、垂直信号線の一方(垂直信号線VSLB3)が、空き領域FS2を形成する電流源181bの略中心線に沿って平行に配線されるとともに折り返され、一方の垂直信号線(垂直信号線VSLB3)の抵抗値と、他方の垂直信号線(垂直信号線VSLB2)の抵抗値とが、略同等となっている。この場合、垂直信号線VSLB2の抵抗値は、8.45[kΩ]であり、垂直信号線VSLB3の抵抗値は、7.62[kΩ]である。
また、例えば、2本の垂直信号線VSLB4と垂直信号線VSLB5のうち、垂直信号線の一方(垂直信号線VSLB5)が、空き領域FS3を形成する電流源181cの略中心線に沿って平行に配線されるとともに折り返され、一方の垂直信号線(垂直信号線VSLB5)の抵抗値と、他方の垂直信号線(垂直信号線VSLB4)の抵抗値とが、略同等となっている。この場合、垂直信号線VSLB4の抵抗値は、6.98[kΩ]であり、垂直信号線VSLB5の抵抗値は、6.98[kΩ]である。
このように、2つの垂直信号線の一方が、空き領域FSを形成する電流源181の略中心線上に沿って平行に配線されるとともに折り返され、2つの垂直信号線の配線長が略同一となることにより、2つの垂直信号線の抵抗値を略同等に近づけることができる。
また、本技術に係る第1の実施形態では、2本の垂直信号線を複数有し、2本の垂直信号線とは異なる複数の垂直信号線が、一方の垂直信号線と他方の垂直信号線との間に配線され、一方の垂直信号線から、配線された複数の垂直信号線を挟んだ他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔(等ピッチ)とすることができる。
これにより、垂直信号線の抵抗値を線形(リニア)に変化させることができ、P相分布画像のムラを目立たなくすることができる。
図12に、図11で示した垂直信号線に対応した電圧を示す。図12は、図19に示した垂直信号線に対応した電圧を示した説明図である。なお、図12の横軸は、図11のカラム領域190、カラム領域191、カラム領域192、カラム領域193が並んでいる横軸に対応している。
図12では、各垂直信号線の電圧を示しており、電圧の高いところは抵抗値が高いことを示し、電圧に差があるところは、抵抗値の差が大きいことを示している。一方、電圧に差がないところは、抵抗値に差がなく線形(リニア)になっていることを示している。
例えば、図12の領域P1は、図11のカラム領域190の垂直信号線VSLB9に対応する。垂直信号線VSLB9の電圧は、図12の平均電圧よりも低くなっている。また、図12の領域P2は、図11の垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1に対応する。領域P2では、垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれの配線長が略同一になったため、垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれの抵抗値も略同等になり、垂直信号線VSLB0と垂直信号線VSLB1のそれぞれの電圧値も略同等になっている。
図12の領域P3は、図11の垂直信号線VSLB2と垂直信号線VSLB3に対応する。領域P3では、垂直信号線VSLB2と垂直信号線VSLB3のそれぞれの配線長が略同一になったため、垂直信号線VSLB2と垂直信号線VSLB3のそれぞれの抵抗値も略同等になり、垂直信号線VSLB2と垂直信号線VSLB3のそれぞれの電圧値も略同等になっている。
図12の領域P4は、図11の垂直信号線VSLB4と垂直信号線VSLB5に対応する。領域P4では、垂直信号線VSLB4と垂直信号線VSLB5のそれぞれの配線長が略同一となったため、垂直信号線VSLB4と垂直信号線VSLB5のそれぞれの抵抗値も略同等となり、垂直信号線VSLB4と垂直信号線VSLB5のそれぞれの電圧値も略同等になっている。図12の領域P5は、図11の垂直信号線VSLB6に対応する。垂直信号線VSLB6の電圧は、図12の平均電圧よりも高くなっている。
このように、図12では、2本の垂直信号線の配線長が略同一になり、その2本の垂直信号線の抵抗値が略同等になったことを示している。また、本技術に係る第1の実施形態では、2本の垂直信号線とは異なる複数の垂直信号線が、一方の垂直信号線と他方の垂直信号線との間に配線され、2本の垂直信号線を複数有し、一方の垂直信号線から他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔(等ピッチ)となっていることにより、垂直信号線の抵抗値を線形(リニア)に変化させることができる。
図13に、本技術を適用した垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示す。図13は、本技術を適用した垂直信号線が配線された状態のP相分布画像を示した説明図である。なお、図12に示した部材と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図13では、領域P1から領域P5においてP相の画素信号を読み出したP相分布画像を示している。図13のP相分布画像は、垂直信号線の抵抗値に差がほとんどなくなったため、領域Q2、領域Q3、領域Q4において現れていた電圧の段差が解消されている。また、一方の垂直信号線から他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔(等ピッチ)としたことにより、垂直信号線の抵抗値を線形(リニア)に変化させることができ、この結果、領域P1から領域P5までの一面のP相分布画像のムラを解消することができる。
以上説明したように、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置は、画素で生成された画素信号をAD変換する少なくとも2つのカラム領域と、画素信号をカラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備えている。また、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置は、空き領域を挟んで互いに対向する2本の垂直信号線が配されており、2本の垂直信号線の長さが、略同一となっている。
本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置によれば、CuCuコネクションからカラム領域までの垂直信号線の抵抗値が略同等になるため、撮像画像の画質の向上を図ることができる。
<3.第2の実施形態(固体撮像装置の例2)>
本技術に係る第2の実施形態の固体撮像装置は、第1の実施形態の固体撮像装置において、2本の垂直信号線のうち、一方の垂直信号線が、2つのカラム領域のうちの一方のカラム領域と接続されるとともに、他方の垂直信号線が、2つのカラム領域に電源を供給する電流源を介して配された他方のカラム領域と接続され、空き領域が二等辺三角形であって、2本の垂直信号線のそれぞれが二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、固体撮像装置である。
この場合、本技術に係る第2の実施形態の固体撮像装置は、複数個の電流源を更に備え、
複数個の電流源のそれぞれが、2つのカラム領域の間に1つずつ設けられ、複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、複数の垂直信号線が配線される。また、空き領域が二等辺三角形であって、2本の垂直信号線のそれぞれが二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されてもよい。
本技術に係る第2の実施形態の固体撮像装置によれば、第1の実施形態の固体撮像装置と同様に、CuCuコネクションからカラム領域までの垂直信号線の抵抗値が略同等になるため、撮像画像の画質の向上を図ることができる。
図14に、本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の平面図を示す。図14は、本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の平面図である。なお、第1の実施形態の半導体基板SB1と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図14に示すように、半導体基板SB2には、CuCuコネクションC3と、ピッチ領域PAと、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、電流源181bと、カラム領域192と、電流源181cと、カラム領域193と、空き領域FS1と、空き領域FS2と、空き領域FS3とが、形成されている。なお、ピッチ変換領域PAには、複数の垂直信号線が配されている。
本技術に係る第2の実施形態の半導体基板SB2では、電流源181が複数個(例えば、3個)あった場合(電流源181a、電流源181b、電流源181c)、複数個の電流源のそれぞれは、2つのカラム領域(カラム領域190とカラム領域191、カラム領域191とカラム領域192、カラム領域192とカラム領域193)の間に1つずつ設けられる。また、複数個の電流源のうち(電流源181a、電流源181b、電流源181c)、少なくとも1つの電流源(電流源181a、電流源181b、電流源181c)に向かって複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、複数の垂直信号線が配線され、空き領域FS2が二等辺三角形であって、2本の垂直信号線VSLB2、垂直信号線VSLB3のそれぞれが二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されている。
例えば、複数の垂直信号線は、電流源181bに向かって複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように配線されている。そして、複数の垂直信号線のそれぞれは、振分点(点R1、点R2、点R3)により分けられて、カラム領域(カラム領域190、カラム領域191、カラム領域192、カラム領域193)に接続される。なお、振分点(点R1、点R2、点R3)とは、複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように振り分けるための通過点である。
例えば、半導体基板SB2は、ピッチ変換領域PAを、4つの郡に分けることができる。図14の例では、点R1、点R2、点R3に基づいて、ピッチ変換領域PAを長手方向(横軸)に4つ分けている。例えば、CuCuコネクションC3の長手方向(横軸)に沿って4つの領域に分けた場合、CuCuコネクションC3の一番左側に位置する領域は、点R1の左側を介してカラム領域190と接続される。また、CuCuコネクションC3の左側から2番目の領域は、点R1と点R2の間を介してカラム領域191に接続される。また、CuCuコネクションC3の左側から3番目の領域は、点R2と点R3の間を介してカラム領域192に接続される。また、CuCuコネクションC3の一番右側にある領域は、点R3の右側の領域を介してカラム領域193に接続される。
ここで、複数の垂直信号線の一部である垂直信号線VSLB2は、点R2の左側を介して、カラム領域191に接続されている。また、複数の垂直信号線の一部である垂直信号線VSLB3は、点R2の右側を介して、カラム領域192に接続されている。この場合、垂直信号線VSLB2は、点R2の左側を介して、垂直信号線VSLB2が有する信号線IT1によりカラム領域191に接続される。また、垂直信号線VSLB3は、点R2の右側を介して、垂直信号線VSLB3が有する信号線IT2によりカラム領域192に接続される。
これにより、2本の垂直信号線のうち、一方の垂直信号線VSLB2が、2つのカラム領域(カラム領域191、カラム領域192)のうちの一方のカラム領域191と接続されるとともに、他方の垂直信号線VSLB3が、2つのカラム領域(カラム領域191、カラム領域192)に電源を供給する電流源181bを介して配された他方のカラム領域192と接続されている。また、空き領域FS2が二等辺三角形であって、2本の垂直信号線(垂直信号線VSLB2(信号線IT1)、垂直信号線VSLB3(信号線IT2))のそれぞれが二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されている。
ここで、二等辺三角形である空き領域FS2の等辺に沿うように、信号線IT1と信号線IT2が配されているため、信号線IT1と信号線IT2の配線長が略同一となる。また、垂直信号線VSLB2の点Rまでの配線長と、垂直信号線VSLB3の点Rまでの配線長も略同一であるため、信号線IT1を含む垂直信号線VSLB2の配線長と、信号線IT2を含む垂直信号線VSLB3の配線長も略同一となり、信号線IT1を含む垂直信号線VSLB2の抵抗値と、信号線IT2を含む垂直信号線VSLB3の抵抗値も略同等になる。なお、垂直信号線VSLB2の配線長には信号線IT1の配線長も含まれ、垂直信号線VSLB3の配線長には信号線IT2の配線長も含まれるものとする。
同様に、他の複数の垂直信号線のそれぞれは、点R1、点R2、点R3のいずれかにおいて振り分けられ、他の2本の垂直信号線のそれぞれは、点R1又は点R3の左右を介して、カラム領域190、カラム領域191、カラム領域192、及びカラム領域193のいずれかに接続される。
また、電流源が偶数個の場合にも、複数個の電流源のそれぞれが、2つのカラム領域の間に1つずつ設けられ、複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように配線される。
図15に、本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の電流源が偶数個の場合の平面図を示す。図15は、本技術を適用した第2の実施形態の半導体基板の電流源が偶数個の場合の平面図である。なお、第2の実施形態の半導体基板SB2と同一の部材については同一の符号を付し、説明を適宜、省略する。
図15に示すように、半導体基板SB3には、CuCuコネクションC4と、ピッチ領域PAと、カラム領域190と、電流源181aと、カラム領域191と、電流源181bと、カラム領域192と、電流源181cと、カラム領域193と、空き領域FT1と、空き領域FT2と、空き領域FT3とが、形成されている。
本技術に係る第2の実施形態の半導体基板SB3では、電流源が偶数個ある場合の一部を示しており、複数個の電流源のそれぞれは、2つのカラム領域の間に1つずつ設けられる。また、図15では、偶数個の電流源のうち、3つの電流源181a、電流源181b、電流源181cに向かって、2本の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔(等ピッチ)になるように、複数の垂直信号線が配線されている。また、空き領域FT1、空き領域FT2、空き領域FT3が二等辺三角形であって、2本の垂直信号線のそれぞれが空き領域(空き領域FT1、空き領域FT2、空き領域FT3)における2つの等辺のそれぞれに沿うように配されている。
ここで、二等辺三角形である空き領域FT1の等辺に沿うように、信号線IU0と信号線IU1が配されているため、信号線IU0と信号線IU1の配線長が略同一となる。また、並んで配線された配線長は略同一の長さとなるため、垂直信号線VSLC0の配線長と、垂直信号線VSLC1の配線長も略同一となる。そのため、信号線IU0を含む垂直信号線VSLC0の配線長と、信号線IU1を含む垂直信号線VSLC1の配線長も略同一となり、信号線IU0を含む垂直信号線VSLC0の抵抗値と、信号線IU1を含む垂直信号線VSLC1の抵抗値も略同等になる。
また、二等辺三角形である空き領域FT2の等辺に沿うように、信号線IU2と信号線IU3が配されているため、信号線IU2と信号線IU3の配線長が略同一となる。また、並んで配線された配線長は略同一の長さとなるため、垂直信号線VSLC2の配線長と、垂直信号線VSLC3の配線長も略同一となる。そのため、信号線IU2を含む垂直信号線VSLC2の配線長と、信号線IU3を含む垂直信号線VSLC3の配線長も略同一となり、信号線IU2を含む垂直信号線VSLC2の抵抗値と、信号線IU3を含む垂直信号線VSLC3の抵抗値も略同等になる。
また、二等辺三角形である空き領域FT3の等辺に沿うように、信号線IU4と信号線IU5が配されているため、信号線IU4と信号線IU5の配線長が略同一となる。また、並んで配線された配線長は略同一の長さとなるため、垂直信号線VSLC4の配線長と、垂直信号線VSLC5の配線長も略同一となる。そのため、信号線IU4を含む垂直信号線VSLC4の配線長と、信号線IU5を含む垂直信号線VSLC5の配線長も略同一となり、信号線IU4を含む垂直信号線VSLC4の抵抗値と、信号線IU5を含む垂直信号線VSLC5の抵抗値も略同等になる。
以上説明したように、本技術に係る第2の実施形態の固体撮像装置は、CuCuコネクションC3からカラム領域までの垂直信号線の抵抗値が略同等になるため、撮像画像の画質の向上を図ることができる。
<4.電子機器に関する第3の実施形態>
本技術に係る第3の実施形態の電子機器は、固体撮像装置が搭載され、画素で生産された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、画素信号をカラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、備え、複数の垂直信号線のうち、空き領域を挟んで互いに対向する2本の垂直信号線の長さが略同一である、電子機器である。また、本技術に係る第3の実施形態の電子機器は、本技術に係る第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置が搭載された電子機器でもよい。
<5.本技術を適用した固体撮像装置の使用例>
図16は、イメージセンサとしての本技術に係る第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置の使用例を示す図である。
上述した第1及び第2の実施形態の固体撮像装置は、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングするさまざまなケースに使用することができる。即ち、図16に示すように、例えば、鑑賞の用に供される画像を撮影する鑑賞の分野、交通の分野、家電の分野、医療・ヘルスケアの分野、セキュリティの分野、美容の分野、スポーツの分野、農業の分野等において用いられる装置(例えば、上述した第3の実施形態の電子装置)に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
具体的には、鑑賞の分野においては、例えば、デジタルカメラやスマートフォン、カメラ機能付きの携帯電話機等の、鑑賞の用に供される画像を撮影するための装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
交通の分野においては、例えば、自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
家電の分野においては、例えば、ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、テレビ受像機や冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置で、第1及び第2のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
医療・ヘルスケアの分野においては、例えば、内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
セキュリティの分野においては、例えば、防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
美容の分野においては、例えば、肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
スポーツの分野において、例えば、スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラプルカメラ等の、スポーツの用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
農業の分野においては、例えば、畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置に、第1及び第2の実施形態のいずれか1つの固体撮像装置を使用することができる。
次に、本技術に係る第1及び第2の実施形態の固体撮像装置の使用例を具体的に説明する。例えば、上述で説明をした固体撮像装置は、例えばデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、撮像機能を有する携帯電話など、撮像機能を備えたあらゆるタイプの電子機器に適用することができる。図17に、その一例として、電子機器102(カメラ)の概略構成を示す。この電子機器102は、例えば静止画または動画を撮影可能なビデオカメラであり、固体撮像装置101と、光学系(光学レンズ)310と、シャッタ装置311と、固体撮像装置101およびシャッタ装置311を駆動する駆動部313と、信号処理部312とを有する。
光学系310は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置101の画素部101aへ導くものである。この光学系310は、複数の光学レンズから構成されていてもよい。シャッタ装置311は、固体撮像装置101への光照射期間および遮光期間を制御するものである。駆動部313は、固体撮像装置101の転送動作およびシャッタ装置311のシャッタ動作を制御するものである。信号処理部312は、固体撮像装置101から出力された信号に対し、各種の信号処理を行うものである。信号処理後の映像信号Doutは、メモリなどの記憶媒体に記憶されるか、あるいは、モニタ等に出力される。
なお、本技術に係る実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本技術に係る第1乃至第3の実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
また、本技術は、以下のような構成を取ることができる。
(1)画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、
前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置。
(2)前記2本の垂直信号線のうち、前記垂直信号線の一方が、前記空き領域を形成する電流源の略中心線上に沿って平行に配線されるとともに折り返され、
前記一方の垂直信号線の抵抗値と、他方の前記垂直信号線の抵抗値とが、略同等である、前記(1)に記載の固体撮像装置。
(3)2つの前記カラム領域の間に設けられ、電源を供給する1つの電流源を備える、前記(1)又は(2)に記載の固体撮像装置。
(4)前記電流源は、負荷MOSトランジスタで構成される、前記(3)に記載の固体撮像装置。
(5)前記2本の垂直信号線を複数有し、前記2本の垂直信号線とは異なる複数の前記垂直信号線が、前記一方の垂直信号線と前記他方の垂直信号線との間に配線され、
前記一方の垂直信号線から、当該配線された複数の垂直信号線を挟んだ前記他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔である、前記(2)に記載の固体撮像装置。
(6)前記2本の垂直信号線のうち、一方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域のうちの一方の前記カラム領域と接続されるとともに、他方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域に電源を供給する電流源を介して配された他方の前記カラム領域と接続され、前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、前記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
(7)複数個の電流源を更に備え、
前記複数個の電流源のそれぞれが、2つの前記カラム領域の間に1つずつ設けられ、
前記複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって前記複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、前記複数の垂直信号線が配線され、
前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、前記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
(8)固体撮像装置が搭載され、
前記固体撮像装置が、画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、備え、
前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、電子機器。
(9)画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、
前記複数の垂直信号線のうち、前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置。
(10)前記2本の垂直信号線のうち、一方の前記垂直信号線が、前記空き領域の下方に位置する電流源の略中心線の延長線に沿って平行に配線されるとともに、他方の前記垂直信号線と長さが略同一となるように折り返され、
前記一方の垂直信号線の抵抗値と、前記他方の垂直信号線の抵抗値とが、略同等である、前記(9)に記載の固体撮像装置。
(11)2つの前記カラム領域の間に設けられ、電源を供給する1つの電流源を備える、前記(9)または(10)に記載の固体撮像装置。
(12)前記電流源は、負荷MOSトランジスタで構成される、前記(11)に記載の固体撮像装置。
(13)前記2本の垂直信号線が、第1の垂直信号線と第2の垂直信号線とから構成される1つの組であって、当該組を複数有し、
前記複数の組を構成する複数の前記第1の垂直信号線のそれぞれが折り返され、
前記複数の垂直信号線が、前記2本の垂直信号線から構成される前記複数の組と、互いに隣り合う前記組と前記組との間に形成される領域のそれぞれに配される配線群と、から構成され、
隣り合う前記組と前記組との間隔が、それぞれ略等間隔である、前記(9)から(12)のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
(14)前記2本の垂直信号線のうち、一方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域のうちの一方の前記カラム領域と接続されるとともに、他方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域に電源を供給する電流源を介して配された他方の前記カラム領域と接続され、
前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、前記(9)から(13)のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
(15)複数個の電流源を更に備え、
前記複数個の電流源のそれぞれが、2つの前記カラム領域の間に1つずつ設けられ、
前記複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって前記複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、前記複数の垂直信号線が配線され、
前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、前記(9)から(14)のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
(16)固体撮像装置が搭載され、
前記固体撮像装置が、画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、備え、
前記複数の垂直信号線のうち、前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、電子機器。
100 固体撮像装置
181a、181b、181c 電流源
190、191、192、193 カラム領域
FS1、FS2、FS3 空き領域
VSLB0、VSLB1、VSLB2、VSLB3、VSLB4 垂直信号線
VSLB5、VSLB6、VSLB9 垂直信号線
C1、C2、C3、C10 CuCuコネクション

Claims (8)

  1. 画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
    前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
    前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、を備え、
    前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
    前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、固体撮像装置。
  2. 前記2本の垂直信号線のうち、前記垂直信号線の一方が、前記空き領域を形成する電流源の略中心線上に沿って平行に配線されるとともに折り返され、
    前記一方の垂直信号線の抵抗値と、他方の前記垂直信号線の抵抗値とが、略同等である、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 2つの前記カラム領域の間に設けられ、電源を供給する1つの電流源を備える、請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記電流源は、負荷MOSトランジスタで構成される、請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記2本の垂直信号線を複数有し、
    前記2本の垂直信号線とは異なる複数の前記垂直信号線が、前記一方の垂直信号線と前記他方の垂直信号線との間に配線され、
    前記一方の垂直信号線から、当該配線された複数の垂直信号線を挟んだ前記他方の垂直信号線までの間隔が、それぞれ略等間隔である、請求項2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記2本の垂直信号線のうち、一方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域のうちの一方の前記カラム領域と接続されるとともに、他方の前記垂直信号線が、前記2つのカラム領域に電源を供給する電流源を介して配された他方の前記カラム領域と接続され、
    前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 複数個の電流源を更に備え、
    前記複数個の電流源のそれぞれが、2つの前記カラム領域の間に1つずつ設けられ、
    前記複数個の電流源のうち、少なくとも1つの電流源に向かって前記複数の垂直信号線のそれぞれの隣り合う間隔が等間隔となるように、前記複数の垂直信号線が配線され、
    前記空き領域が二等辺三角形であって、前記2本の垂直信号線のそれぞれが前記二等辺三角形における2つの等辺のそれぞれに沿うように配される、請求項1に記載の固体撮像装置。
  8. 固体撮像装置が搭載され、
    前記固体撮像装置が、画素で生成された画素信号をAD(Analog To Digital)変換する少なくとも2つのカラム領域と、
    前記画素信号を前記カラム領域に転送するための複数の垂直信号線と、
    前記複数の垂直信号線が配線されていない空き領域と、備え、
    前記空き領域を挟んで互いに対向する2本の前記垂直信号線が配されており、
    前記2本の垂直信号線の長さが、略同一である、電子機器。
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