JP2020102995A - ワイヤーハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】電線を保護する外装部材を備えたものにあって、構造を単純化でき、しかも、製造コストが安くなるワイヤーハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤーハーネスWHは、電線Wと、電線Wを内部に挿通したコルゲートチューブ2と、コルゲートチューブ2内に充填された発泡ウレタン3とを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、電線を内部に挿通する外装部材を備えたワイヤーハーネスに関する。
この種の従来のワイヤーハーネスとしては、電線と、電線を内部に挿通する外装部材であるコルゲートチューブと、同じく外装部材であるプロテクタとを有するものがある(特許文献1参照)。
この従来のワイヤーハーネスによれば、配策経路に沿って配策された電線をコルゲートチューブとプロテクタによって保護できる。
しかしながら、前記従来のワイヤーハーネスでは、外装部材がコルゲートチューブとプロテクタの二種類であり、構造が複雑である。外装部材として高価なプロテクタを用いるため、製造コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電線を保護する外装部材を備えたものにあって、構造を単純化でき、しかも、製造コストが安くなるワイヤーハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、電線と、前記電線を内部に挿通したコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブ内に充填された発泡ウレタンとを備えたことを特徴とするワイヤーハーネスである。
本発明によれば、外装部材としてコルゲートチューブを使用し、コルゲートチューブ内に発泡ウレタンを充填した構造であるため、外装部材としてコルゲートチューブとプロテクタを使用する場合に較べて構造が単純化し、且つ、製造コストが安くなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1及び第2は本発明の第1実施形態を示す。ワイヤーハーネスWHは、電線(電線束)Wと、電線Wが内部に挿通されたコルゲートチューブ2と、コルゲートチューブ2内に充填された発泡ウレタン3とを備えている。コルゲートチューブ2は、長手方向の全域に亘って蛇腹状(長手方向に交互に凹凸を繰り返す形状)に形成されている。
図1及び第2は本発明の第1実施形態を示す。ワイヤーハーネスWHは、電線(電線束)Wと、電線Wが内部に挿通されたコルゲートチューブ2と、コルゲートチューブ2内に充填された発泡ウレタン3とを備えている。コルゲートチューブ2は、長手方向の全域に亘って蛇腹状(長手方向に交互に凹凸を繰り返す形状)に形成されている。
コルゲートチューブ2は、発泡ウレタン3の形態保持力によって、所定の配策経路に沿った形態に形態保持されている。つまり、コルゲートチューブ2自体は、蛇腹状によって屈曲性に優れているが、発泡ウレタン3が充填されたコルゲートチューブ2は、発泡ウレタン3によって所定の配策経路に沿った形態に固定されている。
発泡ウレタン3は、ウレタン樹脂に発泡剤(炭酸ガス等)を加えて発泡させたものである。
次に、ワイヤーハーネスWHの製造手順の一例を説明する。先ず、コルゲートチューブ2内に電線を通す(電線挿通工程)。次に、図2(a)に示すように、コルゲートチューブ2を経路規制用型10内に収容し、所定の配策経路に沿った経路に規制する(配索経路規制工程)。コルゲートチューブ2は、屈曲性に優れているため、配策経路に沿った形態に容易にできる。次に、図2(b)に示すように、コルゲートチューブ2内にウレタン樹脂と発泡剤(炭酸ガス等)を注入し、ウレタン樹脂を発泡させる。これにより、コルゲートチューブ2内に発泡ウレタン3が充填される(ウレタン充填工程)。発泡ウレタン3が固化すれば、完了する。
以上説明したように、ワイヤーハーネスWHは、電線Wと、電線Wを内部に挿通したコルゲートチューブ2と、コルゲートチューブ2内に充填された発泡ウレタン3とを備えている。ワイヤーハーネスWHは、発泡ウレタン3を充填したコルゲートチューブ2を外装部材とするため、電線を保護する外装部材を備えたワイヤーハーネスにあって、外装部材としてコルゲートチューブと共にプロテクタを使用する場合に較べて構造が単純化し、且つ、高価なプロテクタを使用しないため製造コストが安くなる。
コルゲートチューブ2内は、発泡ウレタン3が充填されているので、コルゲートチューブ2内への砂、水等の浸入を防止でき、耐久性が向上する。又、ワイヤーハーネスはWH、コルゲートチューブ2内での電線Wの振動を防止できるため、この点からも耐久性が向上する。
外装部材は、発泡ウレタン3が充填されたコルゲートチューブ2であるため、コルゲートチューブ2単体のもの(発泡ウレタン3が未充填のもの)に較べて、発泡ウレタン3の強度分だけ強度的に強い構成になる。又、ワイヤーハーネスWHは、外装部材としてコルゲートチューブ2と共にプロテクタを用いた場合に較べて、軽量化になる。
コルゲートチューブ2は、固化された発泡ウレタン3によって配策経路に沿ったワイヤーハーネス形態を保持するため、ワイヤーハーネスWHの車体への固定作業性等に優れている。
このように実施形態のワイヤーハーネスWHは、軽量で、且つ、形態が保持されたものであるため、例えば車両の床下に配策され、重い高圧電線が使用されるワイヤーハーネスに用いて好適である。
(第2実施形態)
図3は本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は、前記第1実施形態の構成と比較するに、コルゲートチューブ2Aの構成が相違する。つまり、コルゲートチューブ2Aは、長手方向に沿って凹凸形状の蛇腹管部2aと、凹凸のないストレートな直管部2bとが交互に設けられている。コルゲートチューブ2A自体は、蛇腹管部2aの箇所で屈曲可能であるが、直管部2bの箇所で屈曲できない。
図3は本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は、前記第1実施形態の構成と比較するに、コルゲートチューブ2Aの構成が相違する。つまり、コルゲートチューブ2Aは、長手方向に沿って凹凸形状の蛇腹管部2aと、凹凸のないストレートな直管部2bとが交互に設けられている。コルゲートチューブ2A自体は、蛇腹管部2aの箇所で屈曲可能であるが、直管部2bの箇所で屈曲できない。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であり、同一構成箇所には同一符号を付して説明を省略する。
ワイヤーハーネスWHの製造手順も、前記第1実施形態とほぼ同様である。異なるのは、蛇腹管部2aの箇所でのみ屈曲させて配策経路に沿った形態とする点である。
この第2実施形態でも、前記第1実施形態と同様の理由により、外装部材としてコルゲートチューブ2Aと共にプロテクタを使用する場合に較べて構造が単純化し、且つ、製造コストが安くなる。
(その他)
前記第1及び第2実施形態では、経路規制用型10は、配策経路の全域に亘って連続的に経路規制できる構成であるが、間隔を置いた複数箇所で経路規制する構成であっても良い。
前記第1及び第2実施形態では、経路規制用型10は、配策経路の全域に亘って連続的に経路規制できる構成であるが、間隔を置いた複数箇所で経路規制する構成であっても良い。
発泡ウレタン3は、軟質のものと硬質のものとがあるが、いずれを用いても良い。例えば、必要とされるワイヤーハーネスWHの強度に基づいて選択する。
WH ワイヤーハーネス
W 電線
2,2A コルゲートチューブ
2a 蛇腹管部
2b 直管部
3 発泡ウレタン
W 電線
2,2A コルゲートチューブ
2a 蛇腹管部
2b 直管部
3 発泡ウレタン
Claims (3)
- 電線と、前記電線を内部に挿通したコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブ内に充填された発泡ウレタンとを備えたことを特徴とするワイヤーハーネス。
- 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
前記コルゲートチューブは、長手方向の全域が蛇腹状に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス。 - 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
前記コルゲートチューブは、長手方向に沿って凹凸形状の蛇腹管部と、凹凸のないストレートな直管部とを備えたことを特徴とするワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
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| JP2018240963A JP2020102995A (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | ワイヤーハーネス |
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2018
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