JP2020103885A - 種類判別装置 - Google Patents
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Abstract
Description
〔薬剤仕分装置1の概要〕
まず、薬剤仕分装置1の概要について図1および図2を用いて説明する。図1は、薬剤仕分装置1の全体構成を示すブロック図である。図2は、薬剤仕分装置1の構成例を示す図であり、(a)は薬剤仕分装置1の斜視図であり、(b)は、薬剤仕分領域2の基本構成を示す斜視図である。図1、並びに、図2の(a)および(b)に示すように、薬剤仕分装置1は、薬剤仕分領域2、タッチパネル3、印刷出力部4、および分包機構6を備える。
次に、図1および図2の(b)を用いて、薬剤仕分領域2の基本構成(薬剤仕分装置1の内部構成)について説明する。
薬剤仕分装置1では、搬送・仕分ユニット12が、第1収容部11に返品された各薬剤を撮像ユニット13まで搬送する。搬送された各薬剤を順次撮像ユニット13が撮像する。制御部60aは、撮像された画像に基づき各薬剤の種類を判別するとともに、判別した各薬剤の第2収容部14における仕分位置を決定する。搬送・仕分ユニット12は、決定された仕分位置に各薬剤を搬送する。そして、第2収容部14に格納された薬剤についての情報は、仕分カップ141のRFIDタグに書き込まれたり、記憶部80に記憶されたり、タッチパネル3に表示されたりする。また、薬剤の仕分が完了した後、または仕分の途中において、ユーザがタッチパネル3を操作することで、目視鑑査、分包等の処理が行われる。以降、各処理について具体的に説明する。
まず、第1収容部11から撮像ユニット13への薬剤搬送処理について、図1および図2の(a)を用いて説明する。
次に、撮像ユニット13による薬剤撮像処理について、図1、図2の(b)、図3および図4を用いて説明する。図3の(a)および(b)は、撮像ユニット13の全体構成を示す斜視図であり、図3の(c)は、薬剤載置台133aの一例を示す斜視図である。図4の(a)および(b)は、撮像ユニット13の旋回について説明するための図である。上記薬剤撮像処理は、主として、撮像ユニット13および撮像制御部63により行われる。
次に、撮像機構の位置制御の一例について説明する。撮像制御部63は、まず撮像機構を初期位置にセットし、第1カメラ131に、当該初期位置おいて配置領域Ar2に配置された薬剤を撮像させる。このとき、第1カメラ131は、第1照射部134aおよび第2照射部134bからの可視光に基づく可視光画像(2つの可視光画像)を取得するとともに、紫外光照射部134cからの紫外光に基づく紫外光画像を取得する。
次に、撮像ユニット13により撮像された画像に対する画像処理と、画像処理の結果に基づく薬剤の判別処理について、図1を用いて説明する。上記画像処理は、主として撮像制御部63により行われ、上記判別処理は、主として判別部64により行われる。
判別成否判定部65は、判別部64が薬剤の種類の判別に成功したか否かを判定する。例えば、判別成否判定部65は、判別部64が薬剤の種類を一意に判別することができた場合(薬剤の種類を1つに絞り込むことができた場合)に、判別成功と判定してもよい。また、例えば、判別成否判定部65は、判別部64の判定結果に従って仕分けられた薬剤の鑑査結果に基づいて上記判定を行ってもよい。鑑査は、仕分けられた薬剤そのものを鑑査員(例えば医師や薬剤師等)が目視することによって行ってもよいし、仕分けられた薬剤の画像を例えばタッチパネル3の表示部32に表示させ、表示された画像を鑑査員が目視することによって行ってもよい。また、鑑査結果は、例えば鑑査員がタッチパネル3の操作部31を操作することによってコンピュータ60に入力されてもよい。
図5に基づいて、薬剤データベース81の更新方法を説明する。図5は、薬剤データベース81の更新方法を説明する図である。以下説明するように、薬剤データベース81の更新はマスタ更新部71によって行われる。
判別部64は、仕分けの対象薬剤を撮像した撮像画像82(以下、対象画像と呼ぶ)から生成された色データである対象色データとマスタ色データとの類似度を示す色スコアを算出する。なお、1つの対象画像には可視光画像と紫外光画像とが含まれる。色スコアの算出式(類似度評価情報)は、例えば下記のような算出式であってもよい。
+(可視光画像におけるCIELab値の類似度)×w2
+(紫外光画像におけるRGB値の類似度)×w3
+(紫外光画像におけるCIELab値の類似度)×w4
上記算出式におけるw1〜w4は重みであり、w1〜w4の和は例えば1であるが、w1〜w4の和が1未満の値あるいは1より大きい値となっても構わない。重みw1〜w4の値を適切に調整することによって、対象色データとマスタ色データとの類似度をより正確に反映させた色スコアを算出することができる。例えば、ある薬剤のマスタ色データにおいて、その薬剤を可視光で撮像した画像に基づくCIELab値がその薬剤の色の特徴を的確に反映したものとなっている場合がある。このような場合、w2が他の重みよりも相対的に大きくなっていれば、算出される色スコアは、薬剤の色の特徴を的確に反映した、可視光撮像画像に基づくCIELab値の類似度の影響を強く受ける。よって、w2を他の重みよりも相対的に大きくした上記算出式を用いることにより、実際の類似度を正確に反映させた色スコアを算出することができる。詳細は後述するが、実際の類似度を正確に反映させた色スコアを算出することができる状態が維持されるように、w1〜w4は重み更新部72によって随時更新される。w1〜w4の初期値は適宜定めておけばよい。
薬剤データベース81には各種類の薬剤のマスタ色データが登録されている。判別部64は、これらのマスタ色データのそれぞれについて、上述のようにして対象色データとの色スコアを算出する。そして、判別部64は、算出した色スコアの高い順に、各種類の薬剤のマスタデータを順位づけする。この後、判別部64は、順位の高いマスタデータから順に、対象画像との照合を行う。つまり、判別部64は、対象色データと、各種類の薬剤に対応するマスタ色データのそれぞれとの類似度を示す色スコアを算出すると共に、該色スコアの順に、対象画像の特徴を示す情報とマスタデータとの照合を行って対象薬剤の種類を判別する。照合においては、例えばマスタデータに含まれる刻印情報(薬剤の刻印の内容を示す情報)と、対象画像からOCR等によって読み取った刻印情報との照合等が行われ、対象薬剤の種類が特定される。
図6に基づいて、上述した色スコアの算出式における重み(w1〜w4)の更新方法について説明する。図6は、色スコアの算出式における重みの更新方法を説明する図である。以下説明するように、色スコアの算出式における重みの更新は重み更新部72によって行われる。
そして、重み更新部72は、下記の数式により重みを更新する。なお、学習率は適宜設定すればよい。
〔判別成功色データ83を記憶する処理の流れ〕
図7に基づいて判別成功色データ83を記憶する処理の流れを説明する。図7は、判別成功色データ83を記憶する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7では、種類不明の対象薬剤の撮像が行われて、記憶部80に撮像画像82が記憶された後の処理の流れを示している。
図8に基づいて薬剤データベース81を更新する処理の流れを説明する。図8は、薬剤データベース81を更新する処理の一例を示すフローチャートである。
図9に基づいて色スコアの算出式における重みを更新する処理の流れを説明する。図9は、色スコアの算出式における重みを更新する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9の処理を行う条件は特に限定されない。例えば、薬剤仕分装置1が日時更新の要否を問い合わせるメッセージをユーザに提示し、そのメッセージに対して日時更新を行う旨のユーザ操作が行われた場合に、日時更新を行う前に図9の処理を開始してもよい。なお、日時更新は、図9の処理が終了次第行われる。また、例えば、前回の重みの更新から所定期間(例えば30日)経過したことを条件として図9の処理を開始してもよいし、所定数の判別成功色データ83が蓄積されたことを条件として図9の処理を開始してもよい。また、マスタ色データの更新が行われたときには、更新後のマスタ色データに対して、現行の重みが適切な値となっていない可能性があるため、マスタ色データの更新が行われたことを条件として図9の処理を開始してもよい。
上記実施形態では、ミニバッチを用いた確率的勾配降下法により重みを更新する例を示したが、重みの更新には他のアルゴリズムを適用することもできる。例えば、ミニバッチを用いない確率的勾配降下法を用いてもよいし、局所解の問題を考慮する必要がなければ、通常の勾配降下法を用いてもよい。また、勾配降下法以外の最適化アルゴリズムを適用することもできる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図10は、本実施形態に係る薬剤仕分装置1が備える制御部60bの要部構成の一例を示すブロック図である。なお、図10では、本実施形態に特徴的な構成を中心に図示しているが、制御部60bには図1に示した制御部60aに含まれる他のブロックも含まれていてもよい。
上述の類似性判定部74と一致判定部75は、情報処理装置100によって構築される。ここでは、情報処理装置100の構成を図11に基づいて説明する。図11は、情報処理装置100の要部構成の一例を示すブロック図である。
図12は、判定領域の設定例を示す図である。より詳細には、図12には、マスタ画像812から登録マークのマスタデータである登録マーク画像1521を生成し、この登録マーク画像1521にA2−1からA2−MまでのM個の判定領域を設定した例を示している。
上述のように、薬剤仕分装置1の類似性判定部74は、複数の識別器741により類似性の判定を行う。この類似性判定部74は、類似性の判定方法が異なる複数種類の識別器により検出マークと登録マークとの類似性の判定を行ってもよい。この構成によれば、複数の判定方法を考慮してマークの一致判定を行うので、1種類の判定方法で類似性の判定を行う場合と比べて、当該判定の精度を高めることが可能になる。
(2)Average Hash法により算出したHash値の距離
(3)Perceptual Hash法により算出したHash値の距離
(4)HSV(H:Hue、S:Saturation・Chroma、V:Value・Brightness)変換により生成したS成分画像でのHOG特徴量の距離
(5)先鋭化した画像の特徴点抽出(ORB:Oriented FAST and Rotated BRIEF)により得た特徴の類似度
(6)ソーベルフィルタリングした画像から特徴点抽出アルゴリズムであるAKAZEにより得た特徴量の類似度
(7)グラディエントフィルタリングした画像から特徴点抽出アルゴリズムであるAKAZEにより得た特徴量の類似度
(8)数字等が写る画像からその数字等の特徴ベクトルを出力するように学習した畳み込みニューラルネットワークに類似性の判定対象となる各画像を入力して得た各特徴ベクトル間の距離
また、色の類似性を判定する識別器としては、例えば、HSV変換画像の平均色距離を算出して、算出した値と所定の閾値とを比較することにより、類似か非類似かを判定する識別器を用いることもできる。
上述のように、識別器群生成部111は、閾値が異なる識別器群を生成する。ここでは、閾値の相違による類似性の判定精度の相違について図13に基づいて説明する。図13は、閾値が相違することにより類似性の判定精度に相違が生じた例を示す図である。
図14および図15に基づいて、情報処理装置100が識別器を構築する処理(情報処理方法)の流れを説明する。図14は、識別器を構築する処理の一例を示すフローチャートである。また、図15は、識別器を構築する処理の具体例を示す図である。
S35では、識別器構築部118が、学習が終了したか否かを判定する。例えば、識別器構築部118は、S32〜S36の処理の繰り返し回数が所定数に達していれば学習が終了したと判定し、所定回数に達していなければ学習は終了していないと判定してもよい。S35で学習が終了したと判定された場合(S35でYES)にはS37の処理に進み、終了していないと判定された場合(S35でNO)にはS36の処理に進む。
図16および図17に基づいて、上述のようにして構築した識別器を用いた、薬剤仕分装置1によるマークの一致判定処理(判定方法)の流れを説明する。図16は、マークの一致判定処理の一例を示すフローチャートである。また、図17は、マークの一致判定の具体例を示す図である。
薬剤仕分装置1の制御ブロック(特に、制御部60aおよび60bに含まれる各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
60 コンピュータ(種類判別装置)
64 判別部
71 マスタ更新部
72 重み更新部(評価情報更新部)
81 薬剤データベース
82 撮像画像
811a、811b マスタ色データ
73 マーク検出部
74 類似性判定部
741 識別器
75 一致判定部
100 情報処理装置
115 選抜部
118 識別器構築部
Claims (13)
- 薬剤の照合用のマスタデータを用いて、種類不明の対象薬剤を撮像した撮像画像から、前記対象薬剤の種類を判別する種類判別装置であって、
前記マスタデータには、薬剤の色を示すマスタ色データが含まれており、
前記撮像画像から生成された、前記対象薬剤の外観の特徴を示す情報と、前記マスタデータとを照合し、該照合の結果に基づいて前記対象薬剤の種類を判別する判別部と、
前記判別部が前記対象薬剤の種類の判別に成功したときに、当該判別に使用された、前記対象薬剤の色を示す判別成功色データを、新たな前記マスタ色データとするマスタ更新部と、を備えることを特徴とする種類判別装置。 - 前記判別部は、前記対象薬剤の色を示す対象色データと、各種類の薬剤に対応する前記マスタ色データのそれぞれとの類似度を算出すると共に、該類似度の順に、前記対象薬剤の特徴を示す前記情報と前記マスタデータとの照合を行って前記対象薬剤の種類を判別することを特徴とする請求項1に記載の種類判別装置。
- 複数の前記判別成功色データを訓練データとして、前記対象色データと前記マスタ色データとから前記類似度を算出するための類似度評価情報を更新する評価情報更新部を備えることを特徴とする請求項2に記載の種類判別装置。
- 前記評価情報更新部は、確率的勾配降下法を用いて前記類似度評価情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の種類判別装置。
- 薬剤の照合用のマスタデータを用いて、種類不明の対象薬剤を撮像した撮像画像から、前記対象薬剤の種類を判別する種類判別装置であって、
前記マスタデータには、薬剤の色を示すマスタ色データが含まれており、
前記撮像画像から生成された、前記対象薬剤の色を示す対象色データと、各種類の薬剤に対応する前記マスタ色データのそれぞれとの類似度を算出すると共に、該類似度に基づいて前記対象薬剤の種類を判別する判別部と、
前記判別部の判別結果が正しかったときに、当該判別に使用された前記対象色データである判別成功色データを複数取得して訓練データとし、該訓練データを用いて、前記対象色データと前記マスタ色データとから前記類似度を算出するための類似度評価情報を更新する評価情報更新部と、を備えることを特徴とする種類判別装置。 - 種類不明の対象薬剤を撮像した撮像画像から、前記対象薬剤の種類を判別する種類判別装置であって、
前記撮像画像から前記対象薬剤に形成されたマークを検出するマーク検出部と、
前記マーク検出部が検出した検出マークと、薬剤の照合用のマスタデータに登録されている登録マークとの類似性を、複数の識別器により判定する類似性判定部と、
各識別器による前記判定の結果に基づいて前記検出マークと前記登録マークとが一致するか判定する一致判定部と、を備えることを特徴とする種類判別装置。 - 前記類似性判定部は、類似性の判定方法が異なる複数種類の識別器により前記検出マークと前記登録マークとの類似性の判定を行う、ことを特徴とする請求項6に記載の種類判別装置。
- 複数種類の前記識別器には、色の類似性を判定する識別器と、形状の類似性を判定する識別器とが含まれている、ことを特徴とする請求項7に記載の種類判別装置。
- 前記類似性判定部は、前記撮像画像の前記検出マークが写っている領域を区分した複数の判定領域のそれぞれについて、当該判定領域に応じた複数の前記識別器により類似性の判定を行う、ことを特徴とする請求項6から8の何れか1項に記載の種類判別装置。
- 複数の前記識別器は、前記登録マークの画像と他のマークの画像とを含むテスト画像群についての類似性の判定精度に基づいて選抜された識別器である、ことを特徴とする請求項6から9の何れか1項に記載の種類判別装置。
- 前記一致判定部は、各識別器による前記判定の結果に、各識別器の信頼度に応じた重み付けを行った上で、前記検出マークと前記登録マークとが一致するか判定する、ことを特徴とする請求項6から10の何れか1項に記載の種類判別装置。
- 薬剤の撮像画像から検出された検出マークと、薬剤の照合用のマスタデータに登録されている登録マークとの類似性を判定する識別器群の中から、類似性の判定精度に基づいて複数の識別器を選抜する選抜部と、
前記選抜部が選抜した複数の前記識別器を用いて、前記検出マークと前記登録マークとが一致するか否かを判定するための識別器を構築する識別器構築部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記選抜部は、前記撮像画像の前記検出マークが写っている領域を区分した複数の判定領域のそれぞれにおける類似性の判定精度に基づいて複数の識別器を選抜する、ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
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