JP2020104821A - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の収納部構造において、収納部材のロック状態の切り替えとは独立して蓋の開閉の規制だけを切り替えできる構造を、簡単な構造で実現することを目的とする。
また、上述の構成において、前記開閉制御機構(75)は、回転操作される操作ノブ(75)を備え、前記操作ノブ(75)は、前記蓋操作子(68)による操作を規制する蓋操作規制部(78)を備え、前記操作ノブ(75)の回転操作は、前記操作ノブ(75)に設けられたストッパー部(79)に前記開閉制御機構操作規制部(85)が当たることで規制されても良い。
また、上述の構成において、前記第1のリンク機構(85)は、前記回転操作子(66)から前記開閉制御機構(75)に向けて上方に延出しても良い。
また、上述の構成において、前記第2のリンク機構(86)は、前記回転操作子(66)から前記固定操作子(67)に向けて車幅方向に延出しても良い。
また、上述の構成において、収納部材(52)は、ケース(60)と、前記ケース(60)の上面の開口を塞ぐ前記蓋(61)とを備え、前記係合部材(73)は、前記ケース(60)側に設けられ、前記係合部材(73)の少なくとも一部は、前記ケース(60)に収容されていても良い。
また、上述の構成において、前記係合部材(73)は、付勢部材(74)によって前記被係合部(61a)に係合する方向に付勢され、前記蓋操作子(68)は、押圧部(68b)を介して前記リンク部材(72)を押圧することで、前記リンク部材(72)を介し前記付勢部材(74)の付勢力に抗して前記係合部材(73)を移動させ、前記リンク部材(72)は、前記被係合部(61a)が前記係合部材(73)に係合されて前記蓋(61)が閉じられる際に移動する前記押圧部(68b)を逃げる逃げ部(72c)を備えても良い。
また、上述の構成において、前記収納部材(52)の前面(60a)には、同乗者用のバックレスト(92)が設けられ、前記バックレスト(92)は、前記バックレスト(92)の内側を走行風が流通可能な通風路(93)を備えても良い。
この構成によれば、回転操作子の操作によって開閉制御機構操作規制部による開閉制御機構の操作が規制解除された状態では、開閉制御機構を操作することで、蓋操作子による蓋の開閉を規制及び規制解除のいずれかの状態にセットできる。このため、回転操作子の操作による収納部材の車体に対するロック状態の切り替えとは独立して、蓋の開閉の規制だけを切り替えできる。蓋操作子による蓋の開閉が規制解除された状態では、回転操作子の操作無しに蓋を開閉でき、蓋の開閉操作が容易である。また、開閉制御機構操作規制部による開閉制御機構の規制状態は回転操作子の操作に応じて切り替わるため、例えば開閉制御機構の規制状態の変更に専用の回転操作子を設ける必要が無く、構造を簡単にできる。
この構成によれば、収納部材がロック状態にある場合、開閉制御機構の操作も規制され、収納部材がロック解除状態にある場合、開閉制御機構の操作も規制解除されるため、ユーザーは、収納部材のロック状態及び開閉制御機構を直感的に操作でき、操作性が良い。
また、上述の構成において、開閉制御機構は、回転操作される操作ノブを備え、操作ノブは、蓋操作子による操作を規制する蓋操作規制部を備え、操作ノブの回転操作は、操作ノブに設けられたストッパー部に開閉制御機構操作規制部が当たることで規制されても良い。
この構成によれば、回転操作される操作ノブの蓋操作規制部によって、蓋操作子による蓋の開閉を簡単な構造で規制できる。また、開閉制御機構操作規制部を操作ノブに設けられたストッパー部に当たることで、簡単な構造で操作ノブの回転操作を規制できる。
この構成によれば、回転操作子の操作に伴って移動する第1のリンク機構によって、簡単な構造で開閉制御機構の操作を規制及び規制解除できる。
また、上述の構成において、第1のリンク機構は、回転操作子から開閉制御機構に向けて上方に延出しても良い。
この構成によれば、第1のリンク機構をコンパクトに設けることができる。
この構成によれば、回転操作子の操作によって移動する第2のリンク機構によって、簡単な構造で固定操作子の操作を規制及び規制解除できる。
また、上述の構成において、第2のリンク機構は、回転操作子から固定操作子に向けて車幅方向に延出しても良い。
この構成によれば、第2のリンク機構をコンパクトに設けることができる。
この構成によれば、蓋操作子の操作によってリンク部材を移動させることで係合部材が移動し、蓋の被係合部と係合部材との係合が解除される。このため、簡単な構造で蓋の開閉を操作できる。
また、上述の構成において、収納部材は、ケースと、ケースの上面の開口を塞ぐ蓋とを備え、係合部材は、ケース側に設けられ、係合部材の少なくとも一部は、ケースに収容されている。
この構成によれば、係合部材の少なくとも一部は、ケースに収容されるため、蓋側への係合部材の出っ張りを抑えることができ、収納部材の使い勝手が良い。
また、上述の構成において、係合部材は、付勢部材によって被係合部に係合する方向に付勢され、蓋操作子は、押圧部を介してリンク部材を押圧することで、リンク部材を介し付勢部材の付勢力に抗して係合部材を移動させ、リンク部材は、被係合部が係合部材に係合されて蓋が閉じられる際に移動する押圧部を逃げる逃げ部を備えても良い。
この構成によれば、被係合部が係合部材に係合されて蓋が閉じられる際には、押圧部の移動はリンク部材の逃げ部によって逃げられ、係合部材に連動するリンク部材の移動は蓋操作子に伝達されない。このため、小さな力でも蓋を閉じることができる。
この構成によれば、開閉制御機構によって蓋操作子による蓋の開閉が規制されている状態では、移動規制部がリンク部材に係合してリンク部材の移動が規制されるため、係合部材の移動も規制され、蓋を閉じることができなくなる。このため、開閉制御機構によって蓋操作子による蓋の開閉が規制されている状態おいて、蓋が閉じられてしまうことを防止できる。
また、上述の構成において、収納部材の前面には、同乗者用のバックレストが設けられ、バックレストは、バックレストの内側を走行風が流通可能な通風路を備えても良い。
この構成によれば、バックレストの周囲を流れる走行風の流れをスムーズにでき、走行性能を向上できる。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
左右のメインフレーム17は、ヘッドパイプ16から後下がりに後方へ延びる。
左右のピボットフレーム18は、メインフレーム17の後端から下方に延びる。
ダウンフレーム19は、ヘッドパイプ16においてメインフレーム17の下方の位置から1本で下方に延び、車幅の中央に位置する。
左右のロアフレーム20は、ダウンフレーム19の下端部から左右に分岐してそれぞれ後方に延び、ピボットフレーム18の下端部に接続される。
左右のシートフレーム21は、ピボットフレーム18の上部から後上方に延びる。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に水平に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース30と、クランクケース30の前部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。シリンダー部31のシリンダー軸線31aは鉛直に対し前傾する。
エンジン11の排気装置は、シリンダー部31の前面の排気ポートに接続される排気管32aと、排気管32aの下流端に接続されるマフラー32bとを備える。
クランクケース30の後部は、変速機を収容する変速機ケース部30bである。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸と後輪3とを接続する駆動チェーン33によって後輪3に伝達される。
燃料タンク35は、ヘッドパイプ16とシート14との間に配置され、エンジン11の上方でメインフレーム17に支持される。
運転者が足を乗せるステップ36は、ピボットフレーム18の下端部に左右一対で設けられる。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー42と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー43と、スタンド44とを備える。
リアキャリア50は、シートフレーム21に固定される。
リアキャリア50は、後シート14bの同乗者等が把持可能な左右一対のグラブレール部50aと、左右のグラブレール部50aの後部を左右に連結する荷台部50bとを一体に備える。リアキャリア50は、車体フレーム10に固定されており、車体の一部を構成する。
荷台部50bの上面には、板状の取付ベース51が固定される。取付ベース51は、車両側面視では、後上がりに傾斜する。
荷物等を収納可能な箱状の収納部材52は、取付ベース51の上面に着脱自在に取り付けられる。すなわち、収納部材52は、取付ベース51を介し、車体側であるリアキャリア50に取り付けられる。
取付ベース51は、取付ベース51に上方から挿通される複数の締結部材53によって荷台部50bに締結される。
取付ベース51の上面の前部において左右の端部には、収納部材52の下部が係合する前部係合孔51aが左右一対設けられる。取付ベース51の上面の後部において車幅方向の中央部には、収納部材52の下部が係合する後部係合孔51bが設けられる。また、取付ベース51の上面の前部において車幅方向の中央部には、中央係合孔51cが設けられる。
収納部材52の下面54において車幅方向の中央部には、後方に突出する爪状の可動係合部54bが設けられる。可動係合部54bは、係合部54aよりも後方に位置するとともに、車両前後方向にスライド移動可能である。
収納部材52は、取付ベース51の上面に載置され、係合部54aが前部係合孔51aに係合するとともに、可動係合部54bが後部係合孔51bに係合することで、取付ベース51に固定される。
図1〜図3を参照し、収納部材52は、上面の全体が開放する箱状のケース60と、ケース60の上面の開口を塞ぐ蓋61とを備える。
蓋61の前端部は、ケース60の前壁部の上端部に設けられるヒンジ部62を介し、ケース60に連結される。蓋61は、ヒンジ部62を中心に前後に回動することで開閉され、蓋61が開かれるとケース60内の収納空間が露出する。
図3及び図4を参照し、ケース60は、上記収納空間を備えるケース本体63と、ケース本体63の後面63aを後方から覆う後面カバー64とを備える。図4では、図3から後面カバー64を取り外した状態が示される。
さらに、ケース60の後面部には、蓋61の開閉を操作する蓋操作子68と、蓋操作子68による蓋61の開閉を規制及び規制解除する開閉制御機構としての操作ノブ75とが設けられる。
キーシリンダー66、固定操作子67、蓋操作子68、及び操作ノブ75は、後面カバー64の表面に露出して配置される。
図2〜図5を参照し、固定操作子67は、下面54の可動係合部54bを操作するための操作レバーである。固定操作子67は、ケース60の後面部の下部において、車幅の中央部に配置される。
固定操作子67は、車幅方向(左右方向)に延びる軸部67aによってケース60の後面部に支持される。軸部67aは固定操作子67の下部に設けられ、固定操作子67は、軸部67aを中心にして上下方向に回動自在である。
係合凹部67cは、把持部67bの上端よりも下方で、後面カバー64の内側に位置する。係合凹部67cは、車幅方向に延在する溝状である。
図5に仮想線で示すように、固定操作子67が操作されて後方に回動すると、可動係合部54bは連結ロッド70に押されて前方に移動する。この状態では、可動係合部54bが取付ベース51の後部係合孔51bの後縁部から前方に離れ、可動係合部54bによるケース60の取付ベース51への固定が解除される。
すなわち、固定操作子67は、収納部材52の取付ベース51に対する固定及び固定解除を操作する。固定操作子67が固定解除の状態では、収納部材52を上方に引き上げて取付ベース51から取り外すことができる。
蓋開閉機構71は、蓋操作子68と、蓋操作子68の操作によって車幅方向に移動させられるリンク部材72と、リンク部材72に連結される左右一対の係合部材73と、係合部材73を付勢する左右一対の付勢部材74と、蓋61に設けられる左右一対の被係合部61aとを備える。
図4、図6及び図7を参照し、蓋操作子68は、ケース60の後面部の上部において車幅方向の中央部に設けられ、固定操作子67の上方に位置する。
蓋操作子68は、上下方向に延びる軸部68aによってケース60の後面部に支持される。軸部68aは蓋操作子68の車幅方向の一端部(左端部)に設けられ、蓋操作子68は、軸部68aを中心にして車幅方向に回動自在である。
リンク部材72は、蓋操作子68の押圧部68bが挿通される開口部72aを、蓋操作子68に重なる部分に備える。
開口部72aの内周面は、車幅方向に移動する押圧部68bに押圧される被押圧部72bを備える。また、開口部72aは、押圧部68bを挟んで被押圧部72bの反対側に、押圧部68bを逃げるように車幅方向に凹む逃げ部72cを備える。
ケース本体63は、後面63aから後方に突出する上下一対のガイド壁63b(図4)を備える。ガイド壁63bは、蓋操作子68の左右に一対設けられる。
リンク部材72は、上下のガイド壁63bに挟まれるようにして支持され、ガイド壁63bに沿って車幅方向に移動可能である。
係合部材73は、前後方向に延びる回動軸73aを上下の中間部に備え、回動軸73aを介してケース60の後面部に支持される。
係合部材73は、係合部材73の下端部に設けられる連結軸73bを介し、リンク部材72の車幅方向の端部に回動自在に連結される。連結軸73bは回動軸73aと平行である。
係合部材73の上端部には、車幅方向の他方側(右側)に突出するフック部73cが設けられる。フック部73cの上縁には、フック部73cの先端側に向かって高さが低くなる傾斜部73dが設けられる。
係合部材73は、箱状部63cに下方から挿通され、係合部材73の上部は箱状部63c内に収容される。係合部材73は、箱状部63cに収容されており、係合部材73は、ケース本体63の上面よりも下方に位置する。このため、係合部材73がケース本体63から上方に出っ張らず、収納部材52の使い勝手が良い。
付勢部材74は、車幅方向に延びるコイルばねであり、箱状部63c内に収容される。付勢部材74の一端は、突起73eに支持され、付勢部材74の他端は、箱状部63cの側面部の内面に支持される。
ストッパー73fは、突起73eの下方に設けられ、車幅方向に突出する。ストッパー73fは、ストッパー73fの近傍に設けられる受け部(不図示)に当たることで、係合部材73の回動角度を所定の角度に規制する。
被係合部61aは、蓋61の下面から前後に並んで下方に延出する支持壁61b(前側の支持壁61bは不図示)と、前後の支持壁61bの下端部を前後に繋ぐ係合ピン61cとを備える。
係合部材73は、付勢部材74によって、フック部73cが係合ピン61cに係合する方向に付勢される。
図4、図6及び図8を参照し、操作ノブ75は、回転操作される操作子である。操作ノブ75は、蓋操作子68の凹部68cの側方で、リンク部材72の後方に設けられる。また、操作ノブ75は、キーシリンダー66の上方に位置する。
操作ノブ75は、円形のノブ本体76と、ノブ本体76の前面の中心部に設けられて車両前後方向に延びる回転軸77と、ノブ本体76の径方向外側に延出する蓋操作規制部78と、蓋操作規制部78とは異なる位置からノブ本体76の径方向外側に延出するストッパー部79とを備える。蓋操作規制部78及びストッパー部79は、ケース本体63の後面63aと後面カバー64との間の空間に配置される。
操作ノブ75は、回転軸77を介して後面カバー64(図3)に支持され、回転軸77を中心に回転可能である。
ノブ本体76の後面には、操作の際にユーザーが把持する凸状の摘み部76aが設けられる。
ノブ本体76と後面カバー64(図3)との間には、円板状のプレート80が設けられる。プレート80は、後面カバー64に固定される。プレート80は、操作ノブ75の回転軸77が挿通される孔80aと、操作ノブ75の周方向に互いに離間して配置される一対の係合孔80b,80cと、操作ノブ75の周方向に延びる長孔状の位置規制孔80dとを備える。
操作ノブ75の回転操作の回転範囲は、操作ノブ75の回転に伴って周方向に移動する突出部82が位置規制孔80dの端に当接することで規制される。例えば、操作ノブ75の回転操作の回転範囲は45°である。
ボール81は、ノブ本体76の前面部の穴部に収納されるとともに、この穴部に配置されるばねによってプレート80に押し付けられている。操作ノブ75が所定の位置まで回転すると、上記ばねの付勢力によってボール81が係合孔80b,80cのいずれかに係合する。これにより、操作ノブ75の回転操作の際にユーザーがクリック感を得ることができ、操作性が良い。
すなわち、図4及び図8の状態では、操作ノブ75は、蓋操作子68による蓋61の開閉操作を規制する。
ここで、図4の状態では、操作ノブ75のボール81(図9)は、係合孔80bに係合し、操作ノブ75の突出部82は、位置規制孔80dの一端に当接する。
図8に仮想線で示すように、蓋操作規制部78が車幅方向外側に移動するように操作ノブ75が回転操作されると、蓋操作規制部78は蓋操作子68の凹部68cから外側に移動し、蓋操作規制部78と凹部68cとの係合が解除される。この状態では、蓋操作子68は図8の状態から後方側に回転操作されることができ、ユーザーは、蓋操作子68の操作によって蓋61を開けることができる。
すなわち、蓋操作規制部78が図8の仮想線で示される状態になると、操作ノブ75による蓋操作子68を介しての蓋61の開閉操作の規制は、規制解除されている。この状態では、操作ノブ75のボール81(図9)は、係合孔80cに係合し、操作ノブ75の突出部82は、位置規制孔80dの他端に当接する。
キーシリンダー66は、キー穴66aに挿し込まれて操作されるキー65の回転と一体に回転する第1のリンク連結部66b及び第2のリンク連結部66cを備える。第1のリンク連結部66b及び第2のリンク連結部66cは、キーシリンダー66の上記軸線まわりに回転する。
図4の状態では、第1のリンク連結部66bは、キーシリンダー66の上方に延出し、第2のリンク連結部66cは、固定操作子67に向けて車幅方向に延出する。
詳細には、第1リンクロッド87は、直線状に上下に延びる棒であり、第1リンクロッド87の下端部は、前後方向に延びる連結軸87aを介して第1のリンク連結部66bに連結される。第1リンクロッド87は、連結軸87aを中心に回動自在である。
第1揺動リンク88の下端部は、前後方向に延びるケース連結軸88aを介し、ケース60の後面部に連結される。ケース連結軸88aは、連結軸87bの下方に配置される。
詳細には、ケース連結軸88aは、後面カバー64(図3)の内面に固定される。第1揺動リンク88は、ケース連結軸88aを中心に揺動自在である。
第1のリンク機構85は、第1揺動リンク88が操作ノブ75のストッパー部79に当接することで、操作ノブ75の回転操作を規制する。なお、この場合において、第1揺動リンク88は、操作ノブ75が回転しようとする場合に、ストッパー部79に当たって操作ノブ75の回転を規制すれば良く、係合凹部67cに常に当たっていなくとも良い。
ストッパー部79は、ストッパー部79の下端部から前方に突出する第1当接部79a及び第2当接部79b(移動規制部)を備える。第2当接部79bは、第1当接部79aに対し車幅方向外側に配置される。
詳細には、第2リンクロッド90は、車幅方向へ直線状に略水平に延びる棒であり、第2リンクロッド90の車幅方向の外端部は、前後方向に延びる連結軸90aを介して第2のリンク連結部66cに連結される。第2リンクロッド90は、連結軸90aを中心に回動自在である。
第2揺動リンク91における車幅方向の内端部は、前後方向に延びるケース連結軸91aを介し、ケース60の後面部に連結される。ケース連結軸91aは、連結軸90bに対し車幅方向内側に配置される。詳細には、ケース連結軸91aは、後面カバー64(図3)の内面に固定される。第2揺動リンク91は、ケース連結軸91aを中心に揺動自在である。
「ロック状態」では、第2リンクロッド90が固定操作子67の係合凹部67cに係合するため、固定操作子67の操作は規制される。すなわち、「ロック状態」では、ユーザーは、固定操作子67を固定解除の状態に操作できず、収納部材52は取付ベース51に固定された状態に維持される。「ロック状態」は、キー65によるキーシリンダー66の操作によって、取付ベース51に対する収納部材52の固定が施錠された状態である。
詳細には、図4の状態では、操作ノブ75は、蓋操作規制部78が蓋操作子68の凹部68cに係合しており、蓋操作子68による蓋61の開閉操作は規制される。図4では、第1揺動リンク88は、ストッパー部79に対して車幅方向内側の位置に位置し、ストッパー部79の第1当接部79aに当接することで、蓋操作子68による蓋61の開閉操作を規制解除する方向への、操作ノブ75の回転操作を規制する。
図10では、キーシリンダー66は、リアキャリア50の取付ベース51に対する収納部材52の固定をロック解除する「ロック解除状態」にある。「ロック解除状態」では、キーシリンダー66は、キー65によって略90°だけ図4中の時計回りに回転操作され、キー穴66aは略水平に延びた状態になる。なお、キーシリンダー66は、キー65がキー穴66aから抜かれた状態では、回転操作が不能となる。
すなわち、「ロック解除状態」では、第1のリンク機構85による操作ノブ75の操作は、規制解除され、ユーザーは、操作ノブ75を操作できる。
つまり、「ロック状態」及び「ロック解除状態」を切り替えるキーシリンダー66の操作に連動して、第1揺動リンク88による操作ノブ75の操作の規制状態が切り替えられる。操作ノブ75の操作の規制状態は、キーシリンダー66の操作に応じて切り替わる。
「ロック解除状態」では、ユーザーは、固定操作子67及び操作ノブ75の両方を操作できる。
図11では、図10の状態から操作ノブ75が時計回りに略45°回転操作され、操作ノブ75の蓋操作規制部78と蓋操作子68の凹部68cとの係合が解除される。これにより、蓋操作子68による蓋61の開閉操作は規制解除され、ユーザーは、蓋操作子68を操作して蓋61を開くことができる。
また、図11の状態では、「ロック解除状態」であるため、ユーザーは、固定操作子67を操作できる。
図12では、図11の状態からキー65による操作によってキーシリンダー66が反時計回りに略90°回転操作され、キーシリンダー66は、「ロック状態」になっている。ユーザーは、「ロック状態」において、キー65をキーシリンダー66から抜くことができる。
図12では、第1のリンク機構85の第1揺動リンク88は、操作ノブ75のストッパー部79の回転の軌道79c(図8)上に位置し、操作ノブ75の回転操作を規制する。
すなわち、収納部材52が図12の状態にある場合、ユーザーは、収納部材52の車体側への固定をロックした状態に維持でき、且つ、キー65によるキーシリンダー66の操作無しに、蓋操作子68を操作するだけで蓋61を開くことができる。このため、例えば、ユーザーは、頻繁に蓋61を開閉する場合や、短時間だけ自動二輪車1から離れる場合には、収納部材52を図12の状態にしておくことで、キー65を使用せずに蓋61を開閉でき、収納部材52の利便性が良い。
また、キー65が自動二輪車1の主電源のオン及びオフを切り替えるメインキーを兼ねる場合には、自動二輪車1からメインキー(キー65)を抜かなくとも、蓋操作子68を操作するだけで蓋61を開くことができる。この場合、蓋61を開けるためにメインキーを自動二輪車1から抜く必要がなく、例えば、エンジン11を運転した状態であっても蓋操作子68を操作して蓋61を開けることができる。
図12の状態で蓋操作子68が操作されると、蓋操作子68の押圧部68b(図7)によって被押圧部72bが車幅方向に押され、リンク部材72が方向Aの向きに車幅方向へスライド移動する。これにより、左右の係合部材73が回動軸73aを中心に回転し、フック部73cと蓋61の係合ピン61cとの係合が解除され、蓋61は開かれる。
フック部73cと係合ピン61cとの係合が解除されると、蓋61は、ケース60の上面の周縁部と蓋61との間に介装されるシール部材(不図示)の反力によって上方に浮き上がる。
蓋61が開いた状態から蓋61を閉じる場合、ユーザーは、蓋61を下方に押し下げて、蓋61の係合ピン61cを係合部材73のフック部73cに係合させる。この際、係合ピン61cによってフック部73cの傾斜部73dが上方から押されることで、付勢部材74の付勢力に抗して係合部材73が回転し、係合部材73に連結されたリンク部材72も、方向Aの向きに車幅方向へスライド移動する。
すなわち、蓋61を閉じる際に、蓋61から係合部材73及びリンク部材72に作用する力は、逃げ部72cの存在によって、蓋操作子68に伝達されない。このため、蓋61を閉じる際に蓋操作子68を押し退ける必要が無く、小さな力でも蓋61を閉じることができる。
図14では、キーシリンダー66は図4と同様に「ロック状態」であり、操作ノブ75は蓋操作子68の操作を規制しており、蓋61は開かれた状態にある。
蓋開閉機構71のリンク部材72の下面部には、上方に凹む係合部72dが設けられる。
図14のように操作ノブ75が蓋操作子68の操作を規制する状態では、操作ノブ75のストッパー部79の第2当接部79bは、リンク部材72の係合部72dに下方から係合する。これにより、リンク部材72の車幅方向へのスライド移動は、リンク部材72に対するストッパー部79の当接によって規制される。第2当接部79bは、リンク部材72のスライド移動を規制する移動規制部である。
なお、第2当接部79bは、リンク部材72がスライド移動しようとする場合に、係合部72dに当たってリンク部材72のスライド移動を規制すれば良く、係合部72dに常に当たっていなくとも良い。
例えば、第2当接部79bと係合部72dとの係合によるリンク部材72のスライド移動が規制されない場合、図14のように操作ノブ75が蓋操作子68の操作を規制している状態であっても、蓋61を強制的に押し下げると、係合ピン61cが係合部材73に係合し、蓋61が閉じられてしまう。この場合において、キー65を収納部材52内に置き忘れていると、「ロック状態」を解除できず、いわゆるキー65の閉じこみ状態となり、スペアのキー等を使用しなければ、蓋61を開けられなくなってしまう。本実施の形態によれば、第2当接部79bによってリンク部材72の移動を規制するため、キー65の閉じこみ状態を回避できる。
収納部材52のケース60の前面60aには、後シート14bの同乗者用の背もたれとしてのバックレスト92が設けられる。バックレスト92は、クッション性を有する弾性部材で構成される。
バックレスト92は、上下方向よりも車幅方向に長い矩形の板状部材であり、板厚方向を車両前後方向に向けて前面60aの上部に取り付けられる。
通風路93は、バックレスト92の上面から下面まで貫通する上下通風路93aを備える。上下通風路93aは、バックレスト92の車幅方向の中央部に左右一対で設けられる。
また、通風路93は、各上下通風路93aの上下の中間部から車幅方向外側に延びてバックレスト92の外側面を貫通する左右通風路93bを一対備える。
また、前面60aの形状をより平坦な形状にした場合であっても、通風路93によって走行風Wをスムーズに流すことができるため、収納部材52の前面60a側を平坦状にして、収納部材52の容量を大きく確保できる。
第2の収納部材152の下面の前部において車幅方向の中央には、前方に突出する爪状の係合部154aが設けられる。
第2の収納部材152の下面において車幅方向の中央部には、後方に突出する爪状の可動係合部154bが設けられる。可動係合部154bは、係合部154aよりも後方に位置するとともに、ユーザーによる操作によって車両前後方向にスライド移動可能である。
第2の収納部材152は、取付ベース51の上面に載置され、係合部154aが中央係合孔51cに係合するとともに、可動係合部154bが後部係合孔51bに係合することで、取付ベース51に固定される。このように、中央係合孔51cを使用することで、収納部材52とは異なる第2の収納部材152を取付ベース51に取り付けできる。
この構成によれば、キーシリンダー66の操作によって第1のリンク機構85による操作ノブ75の操作が規制解除された状態では、操作ノブ75を操作することで、蓋操作子68による蓋61の開閉を規制及び規制解除のいずれかの状態にセットできる。このため、キーシリンダー66の操作による収納部材52の取付ベース51に対するロック状態の切り替えとは独立して、蓋61の開閉の規制だけを切り替えできる。蓋操作子68による蓋61の開閉が規制解除された状態では、キーシリンダー66の操作無しに蓋61を開閉でき、蓋61の開閉操作が容易である。また、第1のリンク機構85による操作ノブ75の規制状態はキーシリンダー66の操作に応じて切り替わるため、例えば操作ノブ75の規制状態の変更に専用の回転操作子を設ける必要が無く、構造を簡単にできる。
この構成によれば、収納部材52が「ロック状態」にある場合、操作ノブ75の操作も規制され、収納部材52が「ロック解除状態」にある場合、操作ノブ75の操作も規制解除されるため、ユーザーは、収納部材52のロックの状態及び操作ノブ75を直感的に操作でき、操作性が良い。
また、操作ノブ75は、回転操作され、操作ノブ75は、蓋操作子68による操作を規制する蓋操作規制部78を備え、操作ノブ75の回転操作は、操作ノブ75に設けられたストッパー部79に第1のリンク機構85が当たることで規制される。
この構成によれば、回転操作される操作ノブ75の蓋操作規制部78によって、蓋操作子68による蓋61の開閉を簡単な構造で規制できる。また、第1のリンク機構85を操作ノブ75に設けられたストッパー部79に当てることで、簡単な構造で操作ノブ75の回転操作を規制できる。
この構成によれば、キーシリンダー66の操作に伴って移動する第1のリンク機構85によって、簡単な構造で操作ノブ75の操作を規制及び規制解除できる。
また、第1のリンク機構85は、キーシリンダー66から操作ノブ75に向けて上方に延出する。
この構成によれば、第1のリンク機構85をコンパクトに設けることができる。
この構成によれば、キーシリンダー66の操作によって移動する第2のリンク機構86によって、簡単な構造で固定操作子67の操作を規制及び規制解除できる。
また、第2のリンク機構86は、キーシリンダー66から固定操作子67に向けて車幅方向に延出する。
この構成によれば、第2のリンク機構86をコンパクトに設けることができる。
この構成によれば、蓋操作子68の操作によってリンク部材72を移動させることで係合部材73が移動し、蓋61の被係合部61aと係合部材73との係合が解除される。このため、簡単な構造で蓋61の開閉を操作できる。
また、収納部材52は、ケース60と、ケース60の上面の開口を塞ぐ蓋61とを備え、係合部材73は、ケース60側に設けられ、係合部材73の少なくとも一部は、ケース60に収容されている。
この構成によれば、蓋61側への係合部材73の出っ張りを抑えることができ、収納部材52の使い勝手が良い。なお、本実施の形態では、係合部材73の全体がケース60に収容されるが、例えば、係合部材73の上端部がケース60から上方に突出しても良い。
また、係合部材73は、付勢部材74によって被係合部61aに係合する方向に付勢され、蓋操作子68は、押圧部68bを介してリンク部材72を押圧することで、リンク部材72を介し付勢部材74の付勢力に抗して係合部材73を移動させ、リンク部材72は、被係合部61aが係合部材73に係合されて蓋61が閉じられる際に移動する押圧部68bを逃げる逃げ部72cを備える。
この構成によれば、被係合部61aが係合部材73に係合されて蓋61が閉じられる際には、押圧部68bの移動はリンク部材72の逃げ部72cによって逃げられ、係合部材73に連動するリンク部材72の移動は蓋操作子68に伝達されない。このため、小さな力でも蓋61を閉じることができる。
この構成によれば、操作ノブ75によって蓋操作子68による蓋61の開閉が規制されている状態では、第2当接部79bがリンク部材72に係合してリンク部材72の移動が規制されるため、係合部材73の移動も規制され、蓋61を閉じることができなくなる。このため、操作ノブ75によって蓋操作子68による蓋61の開閉が規制されている状態おいて、蓋61が閉じられてしまうことを防止できる。
また、収納部材52の前面60aには、同乗者用のバックレスト92が設けられ、バックレスト92は、バックレスト92の内側を走行風Wが流通可能な通風路93を備える。
この構成によれば、バックレスト92の周囲を流れる走行風Wの流れをスムーズにでき、自動二輪車1の走行性能を向上できる。
上記実施の形態では、車体に対する収納部材52のロック状態及びロック解除状態を切り替える回転操作子として、キーシリンダー66を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、回転操作子は、スマートキーを用いた認証システムによって回転操作が規制及び規制解除されるものであっても良い。この場合、ユーザーが携帯するスマートキーと自動二輪車1の制御部との間で通信を行い、スマートキーが送信した信号が制御部で認証されると回転操作子の操作の規制が解除され、回転操作子を回転操作可能となる。
また、上記実施の形態では、収納部材52は、取付ベース51を介し、車体側であるリアキャリア50に取り付けられるものとして説明したが、これに限らず、収納部材52はリアキャリア等の車体に直接取り付けられても良い。
また、上記実施の形態では、キーシリンダー66は、第2のリンク機構86を介し、固定操作子67の操作を規制及び規制解除するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、キーシリンダー66の操作によって、可動係合部54bが直接的に操作される構造としても良い。この場合、収納部材52の「ロック状態」は、収納部材52が可動係合部54bによって車体に固定された状態を意味し、「ロック解除状態」は、収納部材52の可動係合部54bによる車体への固定が解除された状態を意味する。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
50 リアキャリア(車体)
52 収納部材
60 ケース
60a 前面
61 蓋
61a 被係合部
66 キーシリンダー(回転操作子)
67 固定操作子
68 蓋操作子
68b 押圧部
72 リンク部材
72c 逃げ部
73 係合部材
74 付勢部材
75 操作ノブ(開閉制御機構)
78 蓋操作規制部
79 ストッパー部
79b 第2当接部(移動規制部)
85 第1のリンク機構(開閉制御機構操作規制部)
86 第2のリンク機構
92 バックレスト
93 通風路
Claims (12)
- 車体(50)側に着脱自在に取り付けられる箱状の収納部材(52)と、前記収納部材(52)に設けられ、回転操作される回転操作子(66)とを備え、前記回転操作子(66)の操作によって、前記車体(50)側に対する前記収納部材(52)のロック状態及びロック解除状態が切り替えられる鞍乗り型車両の収納部構造において、
前記収納部材(52)の蓋(61)の開閉を操作する蓋操作子(68)と、前記蓋操作子(68)による前記蓋(61)の開閉を規制及び規制解除する開閉制御機構(75)と、前記開閉制御機構(75)の操作を規制及び規制解除する開閉制御機構操作規制部(85)とを備え、
前記回転操作子(66)の操作に応じて、前記開閉制御機構操作規制部(85)による前記開閉制御機構(75)の規制状態が切り替えられることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記回転操作子(66)の操作によって、前記収納部材(52)が前記ロック状態にある場合、前記開閉制御機構操作規制部(85)は、前記開閉制御機構(75)の操作を規制し、前記収納部材(52)が前記ロック解除状態にある場合、前記開閉制御機構操作規制部(85)は、前記開閉制御機構(75)の操作を規制解除することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記開閉制御機構(75)は、回転操作される操作ノブ(75)を備え、
前記操作ノブ(75)は、前記蓋操作子(68)による操作を規制する蓋操作規制部(78)を備え、
前記操作ノブ(75)の回転操作は、前記操作ノブ(75)に設けられたストッパー部(79)に前記開閉制御機構操作規制部(85)が当たることで規制されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記開閉制御機構操作規制部(85)は、前記回転操作子(66)から延出する第1のリンク機構(85)であり、
前記回転操作子(66)の操作に伴って前記第1のリンク機構(85)が移動することで前記開閉制御機構(75)の操作が規制及び規制解除されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記第1のリンク機構(85)は、前記回転操作子(66)から前記開閉制御機構(75)に向けて上方に延出することを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記収納部材(52)の前記車体(50)側に対する固定及び固定解除を操作する固定操作子(67)が設けられ、前記ロック状態では前記固定操作子(67)の操作が規制され、前記ロック解除状態では前記固定操作子(67)の操作が規制解除され、
前記回転操作子(66)から延出する第2のリンク機構(86)が設けられ、前記第2のリンク機構(86)は、前記回転操作子(66)の操作によって移動し、
前記ロック状態では、前記第2のリンク機構(86)は前記固定操作子(67)の操作を規制し、前記ロック解除状態では、前記第2のリンク機構(86)は前記固定操作子(67)から離れて前記固定操作子(67)の操作を規制解除することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記第2のリンク機構(86)は、前記回転操作子(66)から前記固定操作子(67)に向けて車幅方向に延出することを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
- 前記蓋(61)の被係合部(61a)に係合して前記蓋(61)を閉じた状態に維持する係合部材(73)と、前記係合部材(73)に連結されるとともに車幅方向に移動可能に設けられるリンク部材(72)とが設けられ、
前記蓋操作子(68)の操作によって前記リンク部材(72)が移動させられると前記係合部材(73)が移動し、前記被係合部(61a)と前記係合部材(73)との係合が解除されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記収納部材(52)は、ケース(60)と、前記ケース(60)の上面の開口を塞ぐ前記蓋(61)とを備え、
前記係合部材(73)は、前記ケース(60)側に設けられ、前記係合部材(73)の少なくとも一部は、前記ケース(60)に収容されていることを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記係合部材(73)は、付勢部材(74)によって前記被係合部(61a)に係合する方向に付勢され、
前記蓋操作子(68)は、押圧部(68b)を介して前記リンク部材(72)を押圧することで、前記リンク部材(72)を介し前記付勢部材(74)の付勢力に抗して前記係合部材(73)を移動させ、
前記リンク部材(72)は、前記被係合部(61a)が前記係合部材(73)に係合されて前記蓋(61)が閉じられる際に移動する前記押圧部(68b)を逃げる逃げ部(72c)を備えることを特徴とする請求項8または9記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記開閉制御機構(75)は、前記リンク部材(72)に係合可能な移動規制部(79b)を備え、
前記開閉制御機構(75)は、前記蓋操作子(68)による前記蓋(61)の開閉を規制解除している状態では、前記リンク部材(72)から離間し、前記蓋操作子(68)による前記蓋(61)の開閉を規制している状態では、前記移動規制部(79b)が前記リンク部材(72)に係合して前記リンク部材(72)の移動を規制することを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記収納部材(52)の前面(60a)には、同乗者用のバックレスト(92)が設けられ、前記バックレスト(92)は、前記バックレスト(92)の内側を走行風が流通可能な通風路(93)を備えることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
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| EP3674187B1 (en) | 2021-08-04 |
| EP3674187A1 (en) | 2020-07-01 |
| JP6816095B2 (ja) | 2021-01-20 |
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