JP2020105971A - 重力加算水車 - Google Patents

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Abstract

【課題】水の使用量が少なく多くの場所に設置できる水車応用の発電装置を提供する。【解決手段】水は落水樋(6)を通リ重力加算水車複数台に振り分けて、回転しながら反転角(11)付き集水羽(10)で取水口以外の水も集め、回転して来る複数のチエン(4)に取り付けた水桶(5)を次々と満水にして下降させる。水桶の反転角(11)付き集水羽(10)は、最下部に到達するとスプロケットの回転に合わせて排水し、軽くなって上昇する。水桶(5)の反転角(11)付き集水羽(10)は、集水時とは進行方向は逆になるが、そのままでは錘(12)により取水口を塞ぐ集水羽(10)を反転角(11)の進行により、固定したベアリング付き反転ピン(13)に絡ませ集水羽(10)を反転させ取水口を解放するので、上昇して最上部に向かい集水状況に入る。【選択図】図1

Description

この発明は、水の重さのエネルギーを利用した水車応用の発電に関するものである。
現在再生可能な自然エネルギーは、脱CO2・脱原子力の地球温暖化防止の切り札として、期待されている。水力発電もその一つで、重要な再生可能自然エネルギーにもなっている。水力発電所は大きな川の山間に水を堰き止めダムを作り貯めた水の水圧を高めて、発電機を回転させて発電しているが、現在、中小河川にも小規模の発電装置を設置しており、水の勢いと重さ及び水の流れを利用するのが、一般的である。
しかし、現在の水力発電は、水の利用が不十分で有る。ダム等で貯めた水も、発電に利用する一度のみの利用であり、その後は上水道や工業用水、農業で農作物生産か、魚の養殖に使用する以外の、ほとんどの水が未使用のまま使い捨てられている。
また現在の水力発電では,高所にある水の重さのエネルギーの利用も不十分でもあることから、他にも色々な有効利用の仕方が有ると考え、本発明に至った。
特許出願公開番号 特開2013−24049
開放型上掛水車、日本小電力発電株式会社、商品紹介
http://www.smallhydro.co.jp/products/uwakake(JSH)pdf
水の落差を利用した大規模な発電には、現存の水力発電所が有るが、現在の日本には新規に発電所を作る場所は皆無に等しく、既設のダムにも年々土砂が溜まるため、貯水量が減り、気候の変動による水不足が起きている。
また、現存の水力発電所のダム一か所の水の使用は一回の発電であり、次の発電には川下にダムを作るか、夜間の発電を止められない火力発電や原子力発電の、過剰な電気を使いポンプ使用で水を上に揚げて再利用するが、どちらの方法も維持管理や設置費用も大きくなるし、高所の水の重さのエネルギーの利用が不十分であると思われる。
課題の解決方法として、本発明では、高い位置に溜めている水が持つ重さのエネルギーの利用方法として、現在使用されている水車の設置場所を、落差の少ない川岸から急勾配で水の豊富な小河川の山中に変え、水車に変えた上部大スプロケット(1)にチエン(4)を吊り下げ、そのチエン(4)に取り付けた複数個の水桶(5)に水を貯め、水の重さに上部大スプロケット(1)の半径に加算させて、落差を利用した複数個の水桶(5)を落下させる重力加算水車を作り、発電を行う。この様な方法が出来れば今までの水力発電より、発電にかかる水量が少ないにもかかわらず、効率良く高所の水の重さのエネルギーが有効利用できより多い発電能力が発生する。
通常の水車では回転の馬力になる貯水量に限りが有り、大きな馬力は出ないが、重力加算水車は傾斜の有る高い場所の水の豊富な小河川一か所に堰を作れば、その流量に応じて水をパイプで流し入れて重力加算水車を複数台設置し、その下側にも重力加算水車を複数段設置すれば、天候の変動による水量の減少以外は、安定して連続で休みなく発電が出来る。
現在使用されている水車のほとんどが、川の流れを利用する平坦地に作るか、傾斜の有る山裾で水車の上に水を送る構造であり回転に掛かわる水の量には限りがあるし落差は少ない。しかし水量の豊富な小河川の上流部に急傾斜地を利用して重力加算水車を設置しパイプで落水樋(6)に水を引き、チエン(4)に付けた複数個の水桶(5)が上部進行方向で次々と水を満水にした後に下降するが、水車一台では水の貯水量に限りが有るが、重力加算水車においては、複数個の水桶(5)の数は高さによる制約はあるが、大きさは小河川の水の量に比例して大きさは変更出来るので、落差が少なくても水量が有り一定の落差が有れば重量は確保でき、発電量は確保できる。
山間部の落差と豊富な水量のある小河川の上流に小さい堰堤を作り谷川の豊富な水を、パイプによって,傾斜は有るが下流側の水量に見合う重力加算水車が設置出来る場所(急傾斜地可)まで送り、堰堤の集水口より低い落差以下の高さに重力加算水車を並べ落水樋(6)にパイプの水を流し込んで、常時複数の重力加算水車に水を振り分け、チエン(4)に取付けた複数個の水桶(5)を水で満たして、重力加算水車を回転させることで発電に使用し、発電に利用した水は元の小河川に全量返し水量の減少を無くす。発電に要する設置費用も、小規模な装置で一か所当たりの費用は少なく、落差が有れば複数段設置でき発電にかかる費用はさらに安くなり、全国には設置出来る場所は多数あり、他の発電方法より小規模ゆえに設置費用は安くなるし、一度設置すれば発電に掛かる燃料費は台数がいくら増えても0円であり、維持管理費も一か所にまとまれば点検も一度に出来安くなる。
取水口よりの下の谷川まで急勾配で落差が十二分に有れば、重力加算水車で使用し、排水した水を再利用して再度重力加算水車に使い、さらに落差に余裕が有れば何度でも再利用して川下の元の谷川に全量戻す。大小スプロケット(1)・(2)とチエン(4)と水桶(5)の使用で水量の調節は堰の取水口と落水樋(6)で調整出来、発電量も天候の変動による水量の増減以外は、安定して連続で休みなく発電出来る。
通常の水車に変えて、上下のシャフト(3a)・(3b)を軸とした二枚の大小スプロケット(1)・(2)と、その間を一周取り巻くチエン(4)と、そのチエン(4)に等間隔で取り付けた水桶(5)を備え、上部の大スプロケット(1)付近にて、落水樋(6)より落下する水が水桶(5)に溜り、下降することと、下部の小スプロケット(2)付近にて、水の溜まった水桶(5)が反転し、そこで水を吐き出すことで上昇することによって、チエン(4)及び上下の大小スプロケット(1)・(2)が回転し、その力からシャフト(3a)・(3b)を通じて動力エネルギーが発生することを特徴に持つ重力加算水車。
重力加算水車の水桶(5)の最上部に於いての集水状況図2は、上昇回転しながら絶えず取水口(8)以外の広い範囲で落水して来る落水樋(6)からの水を、上部大スプロケット(1)の回転により水桶(5)の角度は変化しても、反転角(11)付き集水羽(10)の角度は錘(12)の作用で一定の角度を保ち、集水羽(10)により取水口(8)以外の水も集めて水桶(5)に水を溜め、満杯にして下降に移りチエン(4)に取り付けた下降側に来た複数個の水桶(5)の水の重さが上部大スプロケット(1)の半径に加算され発電能力が増加する。
重力加算水車の水桶(5)は図3の様に貯水槽(7)と取水口(8)が合体した形で、取水口(8)は斜に切断し、水桶(5)は落水樋(6)より常時広く落水して来る取水口(8)以外の水を集水羽(10)が受け止め、取水口(8)に取り入れる、可動式の反転角(11)付き集水羽(10)を取り付ける。この反転角(11)付き集水羽(10)は集水時には、水桶(5)は上部大スプロケット(1)の回転進行により角度は変化する図2が、集水羽(10)は錘(12)により一定の角度を保つ。そのため、落水して来る水の重さに耐える錘(12)を備え、集水羽(10)の集水効率をあげる。
重力加算水車の可動式の反転角(11)付き集水羽(10)は、最上部付近で取水口(8)以外に落水して来る水を、移動回転しながら錘(12)によって保たれる同じ角度で受け止め、水桶(5)が満水になる様に回転時間を調整して満水で下降させるが、水桶(5)の数量の水の重さが増すことで上部大スプロケット(1)の半径に重さが加算でき、より大きな力が生まれる。
設置した本体の上部大スプロケット(1)付近で、谷川より落水樋(6)を通って落ちてくる水の取水効率を上げるため、水桶(5)の取水口(8)の進行方向外側に可動棒(9)と、可動棒を支点とした可動式の集水羽(10)を有し、可動棒を挟んで逆側には集水羽(10)と一体化した反転角(11)と取水時の集水羽(10)を一定の角度に保ち、集水羽(10)への水圧と重さによる加重に耐える錘(12)を有する、複数個の水桶(5)を備えた重力加算水車。
重力加算水車の水桶(5)に取り付ける反転角(11)付き集水羽(10)の可動式の可動棒(9)の位置はどの水桶(5)もスプロケットの通過に於いては同じ通過線(14)を通るので、最下部付近に来た時に水桶(5)は同じ通過線(14)で進行反転しながら貯水槽(7)の水を排水するが、錘(12)により角度の変わらない反転角(11)付き集水羽(10)はそのままでは取水口(8)を塞ぐので、反転角(11)付き集水羽(10)を反転させる台座に固定したベアリング付き反転ピン(13)に絡み、図5のAからFの反転角(11)付き集水羽(10)の動きになり集水羽を反転させ上昇に移る。
反転角(11)の進行方向は、上下のスプロケット(1)・(2)が同方向に回転しているので、チエン(4)の掛かる場所上下で進行方向が逆になり、回転進行によりベアリング付き反転ピン(13)に絡み、図4の反転角(11)付き集水羽(10)を反転させ、取水口(8)を開き、空になった水桶(5)を最上部に向け上昇させ、最上部付近で回転進行しながら反転角(11)付き集水羽(10)と取水口(8)に取水、満水にして下降し、最下部で空になった水桶(5)は再び上昇して回転が連続するので発電も持続する。
重力加算水車の反転角(11)付き集水羽(10)の反転の流れは図6の下部小スプロケット(2)の回転進行によって、ベアリング付き反転ピン(13)に反転角(11)が絡む集水羽(10)は図6のAからFの錘(12)の反転状況の動きとなり、ベアリング付き反転ピン(13)に絡み、錘(12)の位置が最上部の180°である図6のDを過ぎると、重力により錘(12)は下降し、集水羽(10)と錘(12)は一体型なので反転することで取水口(8)を解放し、それゆえに集水羽(10)で集水が出来る状態になり、その後上昇し、最上部のスプロケット(1)に向かう。
本発明は、水の重さの重力を動力として利用した発電機なので、発電にかかる経費は最初の設備の設置費用とその後の維持管理費以外は殆ど無く、雨が降れば水の補給が出来るので、無害な高所の水のエネルギーが生み出され、水は山があり雨が降る場所では川の出来るので、高い位置の水の重さのエネルギーが、次々と生み出されるのを利用できるため、燃料代は0円となる。また設置場所と維持管理も限界集落近くが多いので、地域住民に協力を願い、地域住民も地域に住みながら維持管理の仕事と収入を得ることが出来る。
現在の社会は電気の使用量が年々上昇しているが、山間部や限界集落の人口は年々減り続け人口減少には歯止めが掛からない現状ではあるが、山間部や限界集落の近くには水の豊富な小河川が多く谷川を利用して安価の電気が供給出来れば、土地も安く取得でき企業も進出しやすく、人口減少にも歯止めが掛けられ仕事が有れば移住者も増加するので、原価の安い電気が発電出来て仕事が増えれば、産業界も一般家庭も安い電気の恩恵が受けられるし、転居者も田舎での生活が満喫できるので、若者も田舎に定住して田舎の人口も増やせる
太陽光発電や風力発電の電気は、天候に左右されやすいし高電圧や大容量の電気を必要とする工場や大きな商業施設や事務所等の電気は電圧や必要な容量が足りなく、火力発電や原子力発電の電気が主力電源として使われると思うが、引力加算水車の電気が天候に左右されずに発電出来れば、天候に左右される太陽光発電や風力発電と違い、一定量の電気が常時安定して発電出来るので、限界集落にも工場が出来地域住民も働く場所が出来れば移住者も増える。遠隔地で発電された電気は、送電線で都市部や工場地帯に送電されるが引力加算水車を利用した発電なら都市近郊の工場近くに作られ、送電費用も安くなる。
本発明に掛る重力加算水車の全体図である。 上部大スプロケットの集水状況図である。 水桶の集水時の斜視図である。 水桶の下降時の斜視図である。 錘(12)と地面の垂直線間にできる各角度毎の可動棒(9)の位置図である。 図5で示した可動棒(9)の各位置(A〜F)における錘(12)と水桶(5)の反転状況の連続図である。
図1は本発明に掛る重力加算水車の全体図である。
本発明を実施するには水量の豊富な谷川や、高低差のある山間部の小河川や既設の発電所のダムや、治山事業の土留めの堰堤等の落差が取れる所は、水量も豊富に有る所が多いので全て利用できる。山に傾斜が有り、高低差が有るところでは上から順次重力加算水車に水を流せば、落差に余裕が有る限り、何度でも発電に利用出来る。
図2は重力加算水車における水桶(5)の取水状況である。重力加算水車の水桶(5)は、図3の様に貯水槽(7)と取水口(8)が合体した形で、取水口は斜めに切断し、水桶(5)は落水樋(6)より常時広く落水して来る取水口(8)以外の水を集水羽(10)が受け止めるため、取水口(8)に取り入れる可動式の反転角(11)付き集水羽(10)を取り付ける。この反転角(11)付き集水羽(10)は、集水時、水桶(5)は上部大スプロケット(1)の回転進行により角度は変化するが、集水羽(10)は錘(12)により一定の角度を保つ。そのため、落水して来る水の重さに耐える錘(12)を備え、集水効率をあげる。重力加算水車の可動式の反転角(11)付き集水羽(10)は最上部付近で取水口(8)以外に落水して来る水を、移動回転しながら錘(12)によって保たれる同じ角度で受け止め、水桶(5)が満水になる様に回転時間を調整して満水で下降させるが、水桶(5)の数だけ重さが増すことで、上部大スプロケット(1)の半径に重さが加算でき、より大きな力が生まれる。図4は図3の水桶(5)の下降時の状態図になる
図5は、錘(12)の位置と地面の垂直線間にできる各角度毎の可動棒(9)の位置(A〜F)である。また、図6は、図5で、可動棒(9)が各位置(A〜F)に来た時の錘(12)の反転の流れ図である。図6のAからFでの重力加算水車の水桶(5)に取り付ける反転角(11)付き集水羽(10)の可動式の可動棒(9)の位置は、どの水桶(5)もスプロケットでは同じ通過線(14)を通るので、最下部付近に来た時に、水桶(5)は同じ通過線(14)で進行反転して貯水槽(7)の水を排水するが、錘(12)により角度の変わらない、反転角(11)付き集水羽(10)はそのままでは取水口(8)を塞ぐので、反転角(11)付き集水羽(10)を反転させる、台座に固定したベアリング付き反転ピン(13)に、反転角(11)が絡む集水羽(10)の反転状況は、図5のA〜Fまでの錘(12)の動きになりベアリング付き反転ピン(13)に絡み錘(12)の位置が最上部の180°図6Dを過ぎると,重力により錘(12)は下降し集水羽(10)と錘(12)は一体型なので反転し取水口(8)を解放して集水羽(10)で集水が出来る状態になり、上昇し最上部のスプロケット(1)に向かう。
1 上部大スプロケット
2 下部小スプロケット
3a 上部のスプロケットのシャフト
3b 下部のスプロケットのシャフト
4 チエン
5 水桶
6 落水樋
7 貯水槽
8 取水口
9 可動棒
10 集水羽
11 反転角
12 錘
13 反転ピン
14 可動棒通過線
本発明を実施するには水量の豊富な谷川や、高低差のある山間部の小河川や既設の発電所のダムや治山事業の土留めの堰堤等も落差が取れる所は水量も豊富に有るので全て利用できる。山に傾斜が有り、高低差が有るところでは上から順次重力加算水車に水を流せば、何度でも水は利用でき最後に元の谷川に戻せば、水の減少無しに何度でも発電に利用できる。
重力利用では水力発電所が有り、重力利用の回転機として昔より使用している物には水車や、川の流れの利用物には山里に里芋の皮取機等の小さな道具が使用されている。

Claims (3)

  1. 通常の水車に変えて、上下にシャフト(3a)・(3b)を軸とした大小スプロケッ ト(1)・(2)と、その間を一周取り巻くチエン(4)と、そのチエン(4)に等間隔で取り 付けた水桶(5)を備え、上部大スプロケット(1)付近にて、落水樋(6)より落下する 水が水桶(5)に溜まることで下降、並びに下部小スプロケット(2)付近にて、水の溜まった水桶(5)が反転し、そこで水を吐き出すことでの上昇によって、チエン(4)及び上 下の大小スプロケット(1)・(2)が回転し、その力からシャフト(3a)・(3b)を通じ て動力エネルギーが発生することを特徴に持つ重力加算水車。
  2. 設置した本体の上部大スプロケット(1)付近で、谷川より落水樋(6)を通って落ちてくる水の取水効率を上げるため、水桶(5)の取水口(8)の進行方向に並ぶ可動棒(9) と、それを支点とした可動式の集水羽(10)を有し、可動棒(9)を挟んで逆側には、集 水羽(10)と一体化した反転角(11)と取水時の集水羽(10)を一定の角度に保ち、 集水羽への水圧と重さによる加重に耐える錘(12)を有する、複数個の水桶(5)を備え た請求項1に記載の重力加算水車。
  3. 水を満たすことで、水桶(5)は上部大スプロケット(1)から次々と水を溜めて下降し、下部小スプロケット(2)で回転に合わせて水が排水されるが、集水羽(10)は錘(12) により取水口(8)を塞ぐため、反転角(11)に絡めて集水羽(10)を反転させること で、取水口(8)を解放する固定のベアリング付き反転ピン(13)を備えた請求項1に記 載の重力加算水車。
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