JP2020122554A - 軸はり用防振ブッシュ - Google Patents
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Abstract
Description
これにより、軸部の軸方向の振動および衝撃を吸収することができる。
これにより、防振ブッシュの取り付け位置の精度向上を図ることができるとともに、前記外周分割体及び第1の弾性体を前記軸部から分離可能に構成した場合に、前記外周分割体及び第1の弾性体がハウジング部に対して相対的に回転してしまい位置ずれが生じることを防止できる。
[本実施形態の軸はり式軸箱支持装置の構成]
図1は、本発明に係る一実施形態の軸はり用防振ブッシュを採用した軸はり式軸箱支持装置の構成を示し、一部部分断面図を含む模式図である。
図1のX、Y、Zは相互に直交する3軸方向を示し、X方向(紙面上右方向)は鉄道車両の進行方向である。
ハウジング部13は、鉄道車両の進行方向(X方向)に互いに対向して配された第1半割体13aと第2半割体13bとで構成される。ここで第1半割体13aは、軸はり12のX方向の端部に一体に設けられる。第2半割体13bは、第1半割体13aにボルト4により着脱自在に連結される。第1半割体13aと第2半割体13bの互いの連結面には、互いに連結された状態にあるとき中心軸がY方向に沿った取付孔を形成する凹部21a、21bが設けられている。この取付孔に防振ブッシュ15が予圧縮状態で取り付けられて保持される。
次に、防振ブッシュ15の構成を説明する。
図3は図2に示す防振ブッシュ15のA−A'線の断面図である。図4は図3に示す防振ブッシュ15のB−B'線の断面図である。図5は防振ブッシュ15の斜視図である。なお、図2は図3の防振ブッシュ15のC−C'線の断面図である。
次に、防振ブッシュ15の軸部16と一組の外周分割体18a、18bとの相対変位量を制限する構成について説明する。
同図において、軸部16のフランジ部16bの外周面16eから外周分割体18bのフランジ対向部20bの内周面18cまでの距離L1は、軸部16の軸基体部16cの外周面16fから外周分割体18bの円筒部19bの内周面18dまでの距離L2よりも十分短くなるように設定されることが好ましい。これに合わせて、軸部16と外周分割体18a、18bとの間に配置された弾性部材17の径方向の肉厚について、弾性部材17の、軸部16のフランジ部16bに対応する部位である第2の弾性部材172の肉厚は、弾性部材17の、軸部16の軸基体部16cに対応する部位である第1の弾性部材171の肉厚よりも十分薄くされていることが好ましい。
図2、図3、図5に示したように、一組の外周分割体18a、18bの少なくとも一方の円筒部19aには、円筒部19aを貫通させた位置決め孔18hが設けられている。この位置決め孔18hには、ハウジング部13の第1半割体13aの凹部21a内面に突設された位置決め突起13hが嵌め込まれることによって、ハウジング部13に対する外周分割体18a、18bの相対位置が規制される。これにより、外周分割体18a、18bに設けられたフランジ対向部20a、20bの位置が規定されるので、確実に、車両進行方向(X方向)の変位量を規制することができる。本実施例においては、外周分割体18a,18bに位置決め孔18hを設けたが、ハウジング部13と外周分割体18a、18bの相対位置を規制できれば良いので、位置決め孔に代えて突状部としても良く、その他係合可能な構成を設けても良い。
上記の実施形態の防振ブッシュ15は、軸部16と一組の外周分割体18a、18bとの相対変位量を、軸部16のフランジ部16bの外周面16eと外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの内周面18cとの弾性部材17(当接緩衝用弾性部材173)を挟んだ間接的な当接によって制限するように構成されたものであるが、例えば、図7に示すように、軸部16のフランジ部16bの外周面16eと外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの内周面18cとの間に弾性部材(当接緩衝用弾性部材173)が存在しない構成とすることも可能である。これにより、軸部16のフランジ部16bの外周面16eと外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの内周面18cとが直接当接して、軸部16と外周分割体18a、18bとの相対変位量が制限される。
図8に示すように、防振ブッシュ15の弾性部材17は、軸部16の軸方向に沿って、かつ一組の外周分割体18a、18bの分割の方向と同一方向または略同一方向において分割された2つの弾性分割体17a、17bで構成される。それぞれ外周分割体18a、18bと組み合わされ、軸部16の外周面に組み付けられ、予圧縮を受けてハウジング部13の取付孔に取り付けられる。
ここまで軸部16と一組の外周分割体18a、18bとの相対変位量を制限するために、軸部16のフランジ部16bの外周面16eと外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの内周面18cとを弾性部材171を挟んで間接的あるいは直接的に当接させる構成を説明してきたが、各々の当接は必ずしも周面同士の間接的あるいは直接的な当接であることに限定されない。
この変形例3の防振ブッシュ15Aでは、外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの内側面33を平坦面とし、これに対向する軸部16のフランジ部16bの外側面31も平坦面としている。この防振ブッシュ15Aでは、外周分割体18a、18bのフランジ対向部20a、20bの平坦な内側面33と軸部16のフランジ部16bの平坦な外側面31とが当接緩衝用弾性部材173を挟んで間接的あるいは直接的に当接することによって、軸部16と一組の外周分割体18a、18bとの相対変位量が制限されるように構成される。
2…輪軸
3…台車フレーム
11…軸箱部
12…軸はり
13…ハウジング部
13h…位置決め突起
15…防振ブッシュ
16…軸部
16b…フランジ部
16c…軸基体部
16e…フランジ部の外周面
16f…軸基体部の外周面
17…弾性部材
17a、17b…弾性分割体
18a、18b…外周分割体
18c…フランジ対向部の内周面
18d…円筒部の内周面
18h…位置決め孔
19a、19b…円筒部
20a、20b…フランジ対向部
171…第1の弾性部材
172…第2の弾性部材
173…当接緩衝用弾性部材
174a、174b…第3の弾性部材
Claims (7)
- 柱状の軸部の外周側に軸直角方向で対向する一組の外周分割体が配置され、前記軸部と前記外周分割体とが第1の弾性部材によって相互に弾性連結され、前記軸部が鉄道車両の台車フレームに支持され、前記外周分割体が軸はりの一端に設けられたハウジング部に保持され、前記台車フレームと前記軸はりを弾性連結する軸はり用防振ブッシュであって、
前記軸部は、前記ハウジング部により保持される領域の両端部に一対のフランジ部を有し、
前記外周分割体は、前記フランジ部の外側面の少なくとも一部に対向する内側面を有するフランジ対向部を有し、
前記フランジ部の前記外側面と前記フランジ対向部の前記内側面との直接的または間接的な当接により、前記軸部と前記外周分割体との相対変位量を制限するように構成された
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項1に記載の鉄道車両の軸はり用防振ブッシュであって、
前記フランジ対向部を有する外周分割体は、前記軸部の外周面に対向する円筒部と、前記フランジ対向部と、この円筒部と前記フランジ対向部とを接続するとともに前記フランジ部の軸方向内方面と対向する側面部を有し、
前記側面部と前記フランジ部との間に第2の弾性部材を有する
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項1または2に記載の鉄道車両の軸はり用防振ブッシュであって、
前記外周分割体は、鉄道車両の進行方向に沿って対向して配置される
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項3に記載の鉄道車両の軸はり用防振ブッシュであって、
前記第1の弾性部材は、前記軸部の軸方向に沿って分割された2つの弾性分割体で構成される
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の軸はり用防振ブッシュであって、
前記第1の弾性部材は、前記軸方向に沿って分割され、当該分割された第1の弾性部材の間に配置された第3の弾性部材を有する
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の軸はり用防振ブッシュであって、
前記フランジ部の外側面および/または前記フランジ対向部の内側面に当接緩衝用弾性部材を備える
軸はり用防振ブッシュ。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の軸はり用防振ブッシュであって、
前記一組の外周分割体の少なくとも一方には、前記ハウジング部に対する位置決め用の孔部または凸部が設けられた
軸はり用防振ブッシュ。
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2019
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