JP2020132002A - 燃料タンクの取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクの凹部の膨張を、取付けバンドの拘束力を利用して抑制することができる燃料タンクの取付け構造の提供を目的とする。【解決手段】フロアパネル10の下方に配設され、燃料タンク非上面部20Fに凹部24が形成される燃料タンク20と、上記燃料タンク20を下方側から拘束し、当該燃料タンク20を上記フロアパネル10に支持する取付けバンド30と、を備え、上記燃料タンク20の上記凹部24の形状に沿って当該燃料タンク20の外方側から当接する拘束ブラケット40を備え、上記取付けバンド30の拘束力で上記拘束ブラケット40を上記燃料タンク20の上記凹部24に当接させることを特徴とする。【選択図】図3

Description

この発明は、フロアパネルの下方に配設され、取付けバンドを用いて車体に支持されるような燃料タンクの取付け構造に関する。
従来、車両のフロア構造は、フロントフロアパネルの後端から上方に立上がるキックアップ部を介してリヤフロアパネルが連接されており、エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクは、上述のキックアップ部の直後に設けられるのが一般的である。
一方、ハイブリッド車等においては、電池パックがフロントフロアパネルからキックアップ部にかけて設けられる場合や、リヤサスペンションの後方に近接配置される場合がある。
このような場合に、燃料タンクは、後突を考慮して可及的前側に配置することが好ましいが、燃料タンクを、取付けバンドを介して車体に取付けた後に、リヤサスペンション、例えば、トーションビーム式リヤサスペンションを車体に搭載する際、燃料タンクとリヤサスペンションとが接触すると、リヤサスペンションの塗装が剥がれ防錆効果が低下するという問題点があった。
このような問題点を解決するために、燃料タンクにリヤサスペンションとの間の距離を確保する目的で、凹部を形成することが考えられるが、この場合には次のような問題点が発生する。
すなわち、燃料タンクは、エンジン停止時に蒸発燃料が外部に出ないよう密閉にする必要があり、燃料タンクを密閉にするとタンク内圧が上昇して、上述の凹部がタンク内圧で外方に膨張することが懸念される。
ところで、特許文献1には、燃料タンクを取付けバンドを介して車体に支持させる構造において、燃料タンクに、近接するクロスメンバ等のフロア機能部品との干渉を回避するため、上記燃料タンクの車両前後方向中間の下部に凹部が形成されると共に、当該凹部に沿って取付けバンドを上方に引き込むクランクベルトを備えたものが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来構造の上記クランクベルトは、タンク内圧に起因する燃料タンクの凹部の膨張を防止するためのベルト懸吊具ではない。
特開平5−155258号公報
そこでこの発明は、燃料タンクの凹部の膨張を、取付けバンドの拘束力を利用して抑制することができる燃料タンクの取付け構造の提供を目的とする。
この発明による燃料タンクの取付け構造は、フロアパネルの下方に配設され、燃料タンク非上面部に凹部が形成される燃料タンクと、上記燃料タンクを下方側から拘束し、当該燃料タンクを上記フロアパネルに支持する取付けバンドと、を備え、上記燃料タンクの上記凹部の形状に沿って当該燃料タンクの外方側から当接する拘束ブラケットを備え、上記取付けバンドの拘束力で上記拘束ブラケットを上記燃料タンクの上記凹部に当接させるものである。
上述の燃料タンク非上面部は、燃料タンクの上面部以外の面部を意味する。また、上述の燃料タンクは軽量化のために合成樹脂で形成されることが好ましい。
上記構成によれば、取付けバンドの拘束力で拘束ブラケットを燃料タンクの凹部に当接させたので、燃料タンクの凹部の膨張を、取付けバンドの拘束力を利用して上記拘束ブラケットにて抑制することができ、しかも、上記取付けバンドは特別なバンドを必要とすることなく、汎用の取付けバンドを用いることができる。
この発明の一実施態様においては、上記取付けバンドおよび上記拘束ブラケットが車幅方向に離間して複数設けられ、該拘束ブラケットは上記凹部の略全体にわたって上記取付けバンドの架設方向に設けられると共に、上記凹部が上記拘束ブラケット間に連続して形成されており、上記凹部に近接しつつ、該凹部の最も凹んだ部位に対応して上記拘束ブラケット間を車幅方向に橋渡す連結部材を備えたものである。
上記構成によれば、取付けバンドの架設方向で上記拘束ブラケットを介して燃料タンクの凹部を確実に押え、複数の拘束ブラケット間は、凹部の最も凹んだ部位、つまり、燃料タンクが最も膨らみやすい部分を、連結部材にて確実に押えることができると共に、拘束ブラケット、連結部材、取付けバンドから成る拘束構造の軽量化をも図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記拘束ブラケットの取付けバンド当接部には、バンド位置を規制するガイド部が形成されたものである。
上述のガイド部は、ガイドフランジ部で構成してもよい。
上記構成によれば、拘束ブラケットの上記所定部にガイド部を形成したので、このガイド部により拘束ブラケットの剛性向上効果を確保しつつ、燃料タンクの内圧上昇時においても、上記拘束ブラケットの充分な耐力を確保することができ、かつ、上記ガイド部にて取付けバンドの位置ずれ防止効果をも確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記燃料タンクの上下方向中間部に水平フランジ部が形成され、該燃料タンクが上記水平フランジ部に取付けられる取付けブラケットを介して車体に取付けられる構造であって、上記取付けブラケット、上記取付けバンドおよび上記拘束ブラケットが上記水平フランジ部に共締め固定されたものである。
上記構成によれば、拘束ブラケットの水平フランジ部に共締めされる部位と、上記凹部に当接する部位との間の角度変位を抑制し、当該拘束ブラケットにて燃料タンクの凹部の膨張を確実に抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記燃料タンクの下部寄りの前方に近接してリヤサスペンションのトーションビームが配設されており、上記トーションビームと対向する部位に上記凹部が形成されたものである。
上記構成によれば、上述の凹部はトーションビームと対向する部位に設けられているので、燃料タンクを車体に取付けた後に、リヤサスペンションを車体に搭載する時、上記凹部にて、トーションビームと燃料タンクとの接触を回避することができるうえ、上述の拘束ブラケットにより燃料タンクの凹部の膨張を抑制することができる。
この発明によれば、燃料タンクの凹部の膨張を、取付けバンドの拘束力を利用して、上記拘束ブラケットにて抑制することができる効果がある。
本発明の燃料タンクの取付け構造を示す斜視図 燃料タンクとリヤサスペンションとの関連構造を示す断面図 燃料タンクの車体への取付け構造を示す断面図 図3のA−A線矢視断面図 燃料タンクの取付け構造の他の実施例を示す斜視図 燃料タンクとリヤサスペンションとの関連構造を示す断面図 燃料タンクの車体への取付け構造を示す断面図 (a)は図7のB−B線矢視断面図、(b)は図7のC−C線に沿う要部の拡大断面図
燃料タンクの凹部の膨張を、取付けバンドの拘束力を利用して抑制するという目的を、燃料タンクの取付け構造であって、フロアパネルの下方に配設され、燃料タンク非上面部に凹部が形成される燃料タンクと、上記燃料タンクを下方側から拘束し、当該燃料タンクを上記フロアパネルに支持する取付けバンドと、を備え、上記燃料タンクの上記凹部の形状に沿って当該燃料タンクの外方側から当接する拘束ブラケットを備え、上記取付けバンドの拘束力で上記拘束ブラケットを上記燃料タンクの上記凹部に当接させるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は燃料タンクの取付け構造を示し、図1は本実施例の燃料タンクの取付け構造を示す斜視図、図2は燃料タンクとリヤサスペンションとの関連構造を示す断面図、図3は燃料タンクの車体への取付け構造を示す断面図、図4は図3のA−A線矢視断面図である。
図3において、荷室の底面を形成するフロアパネルとしてのリヤフロアパネル10を設け、このリヤフロアパネル10の前部下面には、断面逆ハット形状のクロスメンバ11(いわゆるNo.4クロスメンバ)を接合固定して、上述のリヤフロアパネル10とクロスメンバ11との間には、車幅方向に延びる閉断面12を形成している。
上述のクロスメンバ11に対して車両前後方向の後方に離間した位置において、上記リヤフロアパネル10の後部下面には、断面逆ハット形状の後部クロスメンバ13(いわゆるNo.4・5クロスメンバ)を接合固定して、上述のリヤフロアパネル10と後部クロスメンバ13との間には、車幅方向に延びる閉断面14を形成している。
上述のクロスメンバ11および後部クロスメンバ13は、何れも車体強度部材である。
図2、図3に示すように、上述のリヤフロアパネル10の下方部には、リヤサスペンションとしてのトーションビーム式リヤサスペンション15を設けている。
このトーションビーム式リヤサスペンション15は、左右一対のトレーリングアーム16,16と、これら左右一対のトレーリングアーム16,16間を車幅方向に連結するねじり棒ばねとしてのトーションビーム17と、当該トーションビーム17とトレーリングアーム16とが交差する交差部において、トーションビーム17とトレーリングアーム16との間に跨がって設けられたロアスプリングシート18と、を備えており、トレーリングアーム16の車両前端側の枢支部16aは、後部車体に対して揺動可能に枢支されており、車両後端側にて後輪を支持するよう構成されている。
図2、図3に示すように、上述のクロスメンバ11と後部クロスメンバ13との間におけるリヤフロアパネル10の下方で、かつトーションビーム式リヤサスペンション15のトーションビーム17に近接する位置には、燃料タンク20が配設されている。
この実施例では、上述の燃料タンク20は、トレーリングアーム16,16間における車幅方向の中間部に配設されている。なお、図2においては、トーションビーム式リヤサスペンション15を、その中立位置にて図示している。
図1〜図4に示すように、上述の燃料タンク20は合成樹脂で形成されている。また、当該燃料タンク20は、前面部20Fと、後面部20Rと、上面部20Uと、底面部20Bと、車両左側の側面部20LEと、車両右側の側面部20RIと、を一体形成したものである。
図2、図3に示すように、上記燃料タンク20の前面部20Fにおける上下方向の中間部には、該前面部20Fから車両前方に突出する水平フランジ部21が一体形成されており、同様に、同図に示すように、燃料タンク20の後面部20Rにおける上下方向の中間部にも、該後面部20Rから車両後方に突出する水平フランジ部22が一体形成されている。
図2、図3で示すように、この実施例では、前側の水平フランジ部21の上下方向の高さ位置が、後側の水平フランジ部22の上下方向の高さ位置に対して、高くなるよう形成されている。
また、図1に示すように、燃料タンク20の車両左側の側面部20LEには、当該燃料タンク20に対する燃料供給を行なうインレットポート23が設けられている。
図2、図3に示すように、トーションビーム17に近接配置した燃料タンク20が、リヤサスペンション15の揺動時に、該トーションビーム17との干渉を回避する目的で、燃料タンク20の非上面部としての前面部20Fには、凹部24が形成されている。
この凹部24は、図1に示すように、車幅方向においては燃料タンク20の前面部20Fにおける車幅方向の全幅にわたって形成され、かつ、図3に示すように、上下方向においては前面部20Fの水平フランジ部21の直下から、燃料タンク20の前面部20Fと底面部20Bとを連結する湾曲形状の前下コーナ部20aの上端にかけて、図3に示す形成範囲α内に形成されたものであって、当該凹部24は、同図に示すように、車両後方側に凹むよう形成されている。
図1〜図3に示すように、上述の燃料タンク20は、車幅方向に離間した左右一対の取付けバンド30,30と、取付けブラケット31とを介して、クロスメンバ11および後部クロスメンバ13に支持されている。
上述の取付けバンド30は、前面部30Fと、後面部30Rと、底面部30Bと、前面部30Fの上端から車両前方に延びるフランジ部30Cと、後面部30Rの上端から車両後方に延びるフランジ部30Dと、を一体形成した金属製のタンクバンドである。
上述の取付けブラケット31は、ボディ側フランジ部31aと、タンク側フランジ部31bと、これら両フランジ部31a,31bを連結する連結部31cと、を一体形成した金属製のブラケットである。
そして、図3に示すように、燃料タンク20の前側においては、水平フランジ部21にボルト25、ナット26を用いて、取付けブラケット31のタンク側フランジ部31bと、取付けバンド30のフランジ部30Cとを締結固定している。
同様に、燃料タンク20の後側においては、水平フランジ部22にボルト27、ナット28を用いて、取付けブラケット31のタンク側フランジ部31bと、取付けバンド30のフランジ部30Dとを締結固定している。
さらに、前側の水平フランジ部21に取付けられた取付けブラケット31は、そのボディ側フランジ部31aが、ボルト32、ウエルドナット33を用いて、クロスメンバ11の下面部に締結固定されており、後側の水平フランジ部22に取付けられた取付けブラケット31は、そのボディ側フランジ部31aが、ボルト34、ウエルドナット35を用いて、後部クロスメンバ13の下面部に締結固定されている。
図2、図3では概略的に図示したが、上述の取付けバンド30のバンド幅方向両サイドには、図1、図4に示すように、フランジ30aがバンド長手方向の全長にわたって一体形成されており、当該フランジ30aにより取付けバンド30の剛性向上を図ると共に、左右方向(車幅方向)へのバンドの位置ずれ防止を図るよう構成している。
図2に示すように、上述の取付けブラケット31の車幅方向両サイドにも、下方に延びるフランジ31dが一体形成されており、当該フランジ31dにより取付けブラケット31の剛性向上を図るよう構成している。
上述の左右一対の取付けバンド30は、燃料タンク20を下方側から拘束し、当該燃料タンク20を、クロスメンバ11、後部クロスメンバ13を介してリヤフロアパネル10に支持するものである。
この実施例の燃料タンク20は上述の水平フランジ部21,22に取付けられる取付けブラケット31,31を介して車体としてのクロスメンバ11および後部クロスメンバ13に取付けられるよう構成している。
図3に示すように、上述の燃料タンク20の凹部24の形状に沿って当該燃料タンク20の外方側(前方側)から当接する拘束ブラケット40を設けている。
図3に示すように、該拘束ブラケット40は金属製である。また、当該拘束ブラケット40は、上記凹部24に沿うように後方側へ突出する円弧形状部40aと、この円弧形状部40aの上部に設けられて取付けバンド30の前面部30F背面に当接する上辺部40bと、上記円弧形状部40aの下部に設けられて取付けバンド30の前面部30F背面に当接する下辺部40cと、上記上辺部40bの上端から車両前方に向けて延びるフランジ部40dと、を一体形成したものである。
燃料タンク20の上記凹部24と、取付けバンド30の前面部30Fとの間に設けられた拘束ブラケット40は、取付けバンド30の拘束力で燃料タンク20の凹部24に当接するよう構成している。
これにより、燃料タンク20の凹部24のタンク内圧上昇に起因する膨張を、取付けバンド30の拘束力を利用して、拘束ブラケット40にて抑制し、しかも、取付けバンド30としては特別なタンクバンドを要することなく、汎用のタンクバンドを用いるよう構成したものである。
図1、図4に示すように、この実施例では、取付けバンド30および拘束ブラケット40が車幅方向に離間して複数設けられており、上記拘束ブラケット40は凹部24の上下方向の略全体にわたって取付けバンド30の前面部30Fの架設方向である上下方向に設けられている。
また、図1に示すように、上述の凹部24は少なくとも拘束ブラケット40,40間に連続して形成されている。この実施例では当該凹部24は拘束ブラケット40,40間のみならず、燃料タンク20の非上面部としての前面部20Fの車幅方向の略全幅にわたって形成されており、該凹部24に近接しつつ、該凹部24の最も凹んだ部位に対応して、拘束ブラケット40,40間を車幅方向に橋渡す金属パイプ製の連結部材41を設けている。
ここで、上述の金属パイプ製の連結部材41と、金属製の取付けバンド30の前面部30Fとは溶接固定されている。
これにより、取付けバンド30の架設方向(上下方向)で上述の拘束ブラケット40を介して燃料タンク20の凹部24を確実に押え、複数の拘束ブラケット40,40間は、凹部24の最も凹んだ部位、すなわち、燃料タンク20が最も膨らみやすい部分を、連結部材41にて確実に押えると共に、拘束ブラケット40、連結部材41、取付けバンド30から成る燃料タンク拘束構造の軽量化を図るよう構成したものである。
図1〜図3に示すように、車幅方向に離間する左右一対の取付けバンド30の底面部30B,30B相互間にも、前後方向に離間して車幅方向に延びる金属パイプ製の連結部材42,43で橋渡している。これら連結部材42,43と上述の取付けバンド30の底面部30B,30Bとは、溶接固定されており、これにより、燃料タンク20の膨れ防止および取付けバンド30のずれ防止を図るよう構成している。
図1、図4に示すように、車両左側の拘束ブラケット40の左端部において、少なくとも取付けバンド30が当接する当接部である上辺部40bと下辺部40cとには、バンド位置を規制するガイド部40eが車両前方に向けて一体に折曲げ形成されている。この実施例では、上記ガイド部40eはバンド当接部のみならず、拘束ブラケット40の長手方向全長にわたって一体形成されている。
同様に、図1、図4に示すように、車両右側の拘束ブラケット40の右端部において、少なくとも取付けバンド30が当接する当接部である上辺部40bと下辺部40cとには、バンド位置を規制するガイド部40fが車両前方に向けて一体に折曲げ形成されている。この実施例では、上記ガイド部40fはバンド当接部のみならず、拘束ブラケット40の長手方向全長にわたって一体形成されている。
上述のガイド部40e,40fの形成により、拘束ブラケット40の剛性向上効果を確保しつつ、燃料タンク20の内圧上昇時においても、当該拘束ブラケット40の充分な耐力を確保し、かつ、ガイド部40e,40fにより取付けバンド30の位置ずれ防止効果をも確保すべく構成したものである。
一方、図3に示すように、燃料タンク20の前側の水平フランジ部21に対して、取付けブラケット31のタンク側フランジ部31bと、拘束ブラケット40のフランジ部40dと、取付けバンド30のフランジ部30Cと、の三者が共締め固定されている。
これにより、拘束ブラケット40の水平フランジ部21に共締めされる部位としてのフランジ部40dと、拘束ブラケット40のフランジ部40d以外の部位(上辺部40b、円弧形状部40a、下辺部40c)との間の角度変位を抑制して、当該拘束ブラケット40にて燃料タンク20の凹部24の膨張を確実に抑制するよう構成したものである。
さらに、図2、図3に示すように、燃料タンク20の下部寄りの前方に近接してリヤサスペンション15のトーションビーム17が配設されており、当該トーションビーム17と対向する位置に上述の凹部24が形成されている。これにより、取付けバンド30等を用いて燃料タンク20を車体に取付けた後に、リヤサスペンション15を車体に搭載する時、上記凹部24にて、トーションビーム17と燃料タンク20との接触を回避すると共に、上記拘束ブラケット40にて燃料タンク20の凹部24の膨張を抑制すべく構成したものである。
なお、図中矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように、図1〜図4で示した実施例1の燃料タンクの取付け構造は、フロアパネル(リヤフロアパネル10参照)の下方に配設され、燃料タンク20非上面部(前面部20F参照)に凹部24が形成される燃料タンク20と、上記燃料タンク20を下方側から拘束し、当該燃料タンク20を上記フロアパネル(リヤフロアパネル10参照)に支持する取付けバンド30と、を備え、上記燃料タンク20の上記凹部24の形状に沿って当該燃料タンク20の外方側から当接する拘束ブラケット40を備え、上記取付けバンド30の拘束力で上記拘束ブラケット40を上記燃料タンク20の上記凹部24に当接させるものである(図1〜図3参照)。
この構成によれば、取付けバンド30の拘束力で拘束ブラケット40を燃料タンク20の凹部24に当接させたので、燃料タンク20の凹部24の膨張を、取付けバンド30の拘束力を利用して上記拘束ブラケット40にて抑制することができ、しかも、上記取付けバンド30は特別なタンクバンドを必要とすることなく、汎用の取付けバンドを用いることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記取付けバンド30および上記拘束ブラケット40が車幅方向に離間して複数設けられ、該拘束ブラケット40は上記凹部24の略全体にわたって上記取付けバンド30の架設方向(上下方向参照)に設けられると共に、上記凹部24が上記拘束ブラケット40間に連続して形成されており、上記凹部24に近接しつつ、該凹部24の最も凹んだ部位に対応して上記拘束ブラケット40,40間を車幅方向に橋渡す連結部材41を備えたものである(図1〜図3参照)。
この構成によれば、取付けバンド30の架設方向で上記拘束ブラケット40を介して燃料タンク20の凹部24を確実に押え、複数の拘束ブラケット40,40間は、凹部24の最も凹んだ部位、つまり、燃料タンク20が最も膨らみやすい部分を、連結部材41にて確実に押えることができると共に、拘束ブラケット40、連結部材41、取付けバンド30から成る拘束構造の軽量化をも図ることができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記拘束ブラケット40の取付けバンド30との当接部には、バンド位置を規制するガイド部40e,40fが形成されたものである(図1、図4参照)。
この構成によれば、拘束ブラケット40の上記所定部にガイド部40e,40fを形成したので、このガイド部40e,40fにより拘束ブラケット40の剛性向上効果を確保しつつ、燃料タンク20の内圧上昇時においても、上記拘束ブラケット40の充分な耐力を確保することができ、かつ、上記ガイド部40e,40fにて取付けバンド30の位置ずれ防止効果をも確保することができる。
さらにまた、この発明の一実施形態においては、上記燃料タンク20の上下方向中間部に水平フランジ部21が形成され、該燃料タンク20が上記水平フランジ部21に取付けられる取付けブラケット31を介して車体に取付けられる構造であって、上記取付けブラケット31、上記取付けバンド30および上記拘束ブラケット40が上記水平フランジ部21に共締め固定されたものである(図3参照)。
この構成によれば、拘束ブラケット40の水平フランジ部21に共締めされる部位(フランジ部40d参照)と、上記凹部24に当接する部位(円弧形状部40a参照)との間の角度変位を抑制し、当該拘束ブラケット40にて燃料タンク20の凹部24の膨張を確実に抑制することができる。
加えて、この発明の一実施形態においては、上記燃料タンク20の下部寄りの前方に近接してリヤサスペンション15のトーションビーム17が配設されており、上記トーションビーム17と対向する部位に上記凹部24が形成されたものである(図2参照)。
この構成によれば、上述の凹部24はトーションビーム17と対向する部位に設けられているので、燃料タンク20を車体に取付けた後に、リヤサスペンション15を車体に搭載する時、上記凹部24にて、トーションビーム17と燃料タンク20との接触を回避することができるうえ、上述の拘束ブラケット40により燃料タンク20の凹部24の膨張を抑制することができる。
図5は燃料タンクの取付け構造の他の実施例を示す斜視図、図6は燃料タンクとリヤサスペンションとの関連構造を示す断面図、図7は燃料タンクの車体への取付け構造を示す断面図、図8の(a)は図7のB−B線矢視断面図、図8の(b)は図7のC−C線に沿う要部の拡大断面図である。なお、図5〜図8において先の実施例と同一の部分には同一符号を付している。
先の実施例1では取付けバンド30を車幅方向に離間させて左右一対設けたが、図5〜図8に示すこの実施例2では、取付けバンド30は、燃料タンク20の車幅方向の略中央部を下方側から拘束するように一本のみ設け、連結部材41,42,43を使用しない構造と成している。
また、この実施例2では、燃料タンク20の非上面部である前面部20Fに凹部24(全体的に凹む凹部)を形成すると共に、この凹部24の車幅方向略中央部には、凹部24に対して、さらに一段深く凹んだ最凹部24Aを形成し、この最凹部24Aの対応位置に上述の拘束ブラケット40および取付けバンド30を設けている。
上記拘束ブラケット40は最凹部24Aの形状に沿って燃料タンク20の外方側から当接するもので、取付けバンド30の拘束力で当該拘束ブラケット40を燃料タンク20の最凹部24Aに当接させるよう構成している。
上述の最凹部24Aは、図5、図8に示すように、車幅方向においては拘束ブラケット40の車幅方向の長さ以上に形成され、かつ、図7に示すように、上下方向においては燃料タンク20の前面部20Fの水平フランジ部21の直下から、燃料タンク20の前面部20Fと底面部20Bとを連結する湾曲形状の前下コーナ部20aの上端にかけて、図7に示す形成範囲β内に形成されたものであって、当該最凹部24Aは、同図に示すように、車両後方側に凹むよう形成されている。
図8の(b)に示すように、上述の拘束ブラケット40の取付けバンド当接部を含むブラケット長手方向の全体には、取付けバンド30の位置を規制するガイド部40g,40gが一体に折曲げ形成されている。
図8の(b)に示すように、該ガイド部40g,40gは、拘束ブラケット40の車幅方向の左右両側にそれぞれ設けられている。このように、拘束ブラケット40の少なくとも取付けバンド当接部(上辺部40b、下辺部40c、フランジ部40d)にガイド部40gを形成することにより、当該ガイド部40gにて拘束ブラケット40の剛性向上効果を確保しつつ、燃料タンク20の内圧上昇時においても、上述の拘束ブラケット40の充分な耐力を確保し、かつ、該ガイド部40gにて取付けバンド30の位置ずれ防止効果をも確保するよう構成している。
一方、図5〜図7に示すように、燃料タンク20の上面部20Uの上部には、金属製のタンクカバー36を備えており、このタンクカバー36は、図7に示すように、その前後両部にはフランジ部36a,36bが一体形成されている。
そして、図7に示すように、前側の水平フランジ部21に対して、タンクカバー36のフランジ部36aと、取付けブラケット31のタンク側フランジ部31bと、拘束ブラケット40のフランジ部40dと、取付けバンド30のフランジ部30Cとが、ボルト25、ナット26を用いて共締め固定されている。
また、後側の水平フランジ部22に対して、タンクカバー36のフランジ部36bと、取付けブラケット31のタンク側フランジ部31bと、取付けバンド30のフランジ部30Dとが、ボルト27、ナット28を用いて共締め固定されている。
これにより、特に、燃料タンク20の前側において、拘束ブラケット40のフランジ部40dと、上辺部40b、円弧形状部40a、下辺部40cの各要素との間の角度変位を抑制し、拘束ブラケット40にて燃料タンク20の最凹部24Aの膨張を確実に抑制するよう構成したものである。
このように、図5〜図8で示した実施例2の燃料タンクの取付け構造は、フロアパネル(リヤフロアパネル10)の下方に配設され、燃料タンク20の非上面部(前面部20F)に凹部(最凹部24A)が形成される燃料タンク20と、上記燃料タンク20を下方側から拘束し、当該燃料タンク20を上記フロアパネル(リヤフロアパネル10)に支持する取付けバンド30と、を備え、上記燃料タンク20の上記凹部(最凹部24A)の形状に沿って当該燃料タンク20の外方側から当接する拘束ブラケット40を備え、上記取付けバンド30の拘束力で上記拘束ブラケット40を上記燃料タンク20の上記凹部(最凹部24A)に当接させるものである(図7参照)。
この構成によれば、取付けバンド30の拘束力で拘束ブラケット40を燃料タンク20の凹部(最凹部24A)に当接させたので、燃料タンク20の凹部(最凹部24A)の膨張を、取付けバンド30の拘束力を利用して上記拘束ブラケット40にて抑制することができ、しかも、上記取付けバンド30は特別なタンクバンドを必要とすることなく、汎用の取付けバンドを用いることができる。
なお、図5〜図8で示した実施例2においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例1と略同様であるから、図5〜図8において、前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のフロアパネルは、実施例のリヤフロアパネル10に対応し、
以下同様に、
凹部は、実施例1の凹部24、実施例2の最凹部24Aに対応し、
リヤサスペンションは、トーションビーム式リヤサスペンション15に対応し、
燃料タンク非上面部は、燃料タンク20の前面部20Fに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、フロアパネルの下方に配設され、取付けバンドを用いて車体に支持されるような燃料タンクの取付け構造について有用である。
10…リヤフロアパネル(フロアパネル)
15…リヤサスペンション
17…トーションビーム
20…燃料タンク
20F…前面部(燃料タンク非上面部)
21…水平フランジ部
24…凹部
24A…最凹部
30…取付けバンド
31…取付けブラケット
40…拘束ブラケット
40e,40f,40g…ガイド部
41…連結部材

Claims (5)

  1. 燃料タンクの取付け構造であって、
    フロアパネルの下方に配設され、燃料タンク非上面部に凹部が形成される燃料タンクと、
    上記燃料タンクを下方側から拘束し、当該燃料タンクを上記フロアパネルに支持する取付けバンドと、を備え、
    上記燃料タンクの上記凹部の形状に沿って当該燃料タンクの外方側から当接する拘束ブラケットを備え、
    上記取付けバンドの拘束力で上記拘束ブラケットを上記燃料タンクの上記凹部に当接させる
    燃料タンクの取付け構造。
  2. 上記取付けバンドおよび上記拘束ブラケットが車幅方向に離間して複数設けられ、
    該拘束ブラケットは上記凹部の略全体にわたって上記取付けバンドの架設方向に設けられると共に、
    上記凹部が上記拘束ブラケット間に連続して形成されており、
    上記凹部に近接しつつ、該凹部の最も凹んだ部位に対応して上記拘束ブラケット間を車幅方向に橋渡す連結部材を備えた
    請求項1に記載の燃料タンクの取付け構造。
  3. 上記拘束ブラケットの取付けバンド当接部には、バンド位置を規制するガイド部が形成された
    請求項1または2に記載の燃料タンクの取付け構造。
  4. 上記燃料タンクの上下方向中間部に水平フランジ部が形成され、
    該燃料タンクが上記水平フランジ部に取付けられる取付けブラケットを介して車体に取付けられる構造であって、
    上記取付けブラケット、上記取付けバンドおよび上記拘束ブラケットが上記水平フランジ部に共締め固定された
    請求項1〜3の何れか一項に記載の燃料タンクの取付け構造。
  5. 上記燃料タンクの下部寄りの前方に近接してリヤサスペンションのトーションビームが配設されており、
    上記トーションビームと対向する部位に上記凹部が形成された
    請求項1〜4の何れか一項に記載の燃料タンクの取付け構造。
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