JP2020134044A - 室外機冷却補助装置及び室外機冷却補助方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1において、室外機冷却補助装置1は、図示しない給水源から原水Wを供給する供給配管2が抗菌性前処理フィルタ3の一次側に連通しており、この抗菌性前処理フィルタ3の二次側には途中に第一の送水ポンプ4Aを備えた抗菌処理水配管2Aが接続されていて、この抗菌処理水配管2Aが逆浸透膜装置5の一次側に接続している。さらに、逆浸透膜装置5の二次側(透過側)には第二の送水ポンプ4B備えた混合水配管2Bが接続されていて、この混合水配管2Bの末端側には噴霧バルブ6Aが設けられていて、ここに外部配管2Cが接続している。この外部配管2Cには散水手段としての噴霧ノズル6が接続している。この外部配管2Cは本実施形態においては、ポリオレフィン系樹脂製チューブなどの可撓性樹脂製となっている。そして、抗菌処理水配管2Aには、混合水配管2Bに合流するバイパス配管2Dが付設されていて、このバイパス配管2Dには、バイパス配管2Dを通過する液の流量を制御する制御バルブ11が設けられている。また、混合水配管2Bのバイパス配管2Dの合流箇所より上流側には、逆浸透膜装置5の透過水W2の電気伝導度計及び流量計(図示せず)が設けられていて、この逆浸透膜装置5の透過水W2の電気伝導度及び流量の値に基づいて、図示しないパーソナルコンピュータなどの制御装置により制御バルブ11を調整することで、前記抗菌性前前処理フィルタの処理水W1のバイパス流量が調整可能となっている。
抗菌性前処理フィルタ3としては、原水Wを抗菌できれば限定されないが、抗菌性成分として、銀イオンが添着された繊維状活性炭からなる濾過材が好ましい。
噴霧ノズル6は、例えば1個あたり100mL/分以下程度、特に30〜60mL/分程度の噴霧能力を有する。この噴霧ノズル6は、1台の室外機の熱交換器に対してたとえば、5〜10台程度設置するのが好ましい。したがって、必要数の噴霧ノズル6を外部配管2Cに取り付けて用いればいい。
(室外機冷却補助時)
上述したような構成を有する本実施形態の室外機冷却補助装置1による室外機冷却補助方法について説明する。
室外機冷却補助装置1を停止する際には、図4に示すように噴霧バルブ6Aを閉鎖するとともに制御バルブ11を閉鎖して、逆浸透膜装置5の運転を継続する。これにより透過水(純水)W2がそのまま蓄圧式バッファタンク7に貯留されるので、所定量の透過水(純水)W2が溜まったら、逆浸透膜装置5の運転を停止する。
続いて本実施形態のように抗菌性前処理フィルタ3を用いる場合における抗菌性前処理フィルタ3の洗浄方法(逆洗方法)について説明する。まず、図6に示すように制御バルブ11を開成し、開閉バルブ12、水抜きバルブ13、開閉バルブ14、開閉バルブ15及び噴霧バルブ6Aを閉鎖した状態で、第一のポンプ4A及び第二のポンプ4Bを駆動して供給配管2に原水Wを供給する。このとき開閉バルブ14、開閉バルブ15が閉鎖しているので、抗菌性前処理フィルタ3を通過した被処理水W1は、バイパス配管2Dを通過する。このとき噴霧バルブ6Aが閉鎖されているので、バイパス配管2Dを通過して貯水配管21から蓄圧式バッファタンク7に貯留される。そして、ある程度蓄圧式バッファタンク7に被処理水W1を貯留したら、図7に示すように開閉バルブ12及び水抜きバルブ13を開成することにより、蓄圧式バッファタンク7が開放されて、逆洗配管22から被処理水W1を抗菌性前処理フィルタ3の透過側に供給する。これにより、逆抗菌性前処理フィルタ3の逆洗を行うことができる。このように逆浸透膜装置5の透過水(純水)W2でなく、抗菌性物質(銀イオン)を含む被処理水W1で抗菌性前処理フィルタ3の逆洗を行うことにより、抗菌性前処理フィルタ3の抗菌性物質(銀イオン)の流出を抑制し、抗菌性前処理フィルタ3の寿命の短縮を防止することができる。
実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。例えば、抗菌性前処理フィルタ3は必ずしも設ける必要はなく、水道水などの原水Wをそのまま被処理水W1としてもよい。さらに蓄圧式バッファタンク7から噴霧ノズル6に水を供給する必要はなく、混合水W3を第二のポンプ4Bから直接噴霧ノズル6に水に供給してもよい。また、特に複数の室外機を一台で冷却するような場合には、外部配管2Cをポリオレフィン系樹脂製チューブなどの可撓性のチューブとして、このチューブに噴霧ノズル6を複数設けることにより、複数の室外機に外部配管2Cを巻装するなど、設置時の作業性や自由度を確保することができる。
図1に示す室外機冷却補助装置1を用い、エアコンの室外機(定格消費電力11.5kW)の吸気面に対して、60cmの間隔で10個のノズルを取り付け、水量56mL/分で混合水W3を噴霧ノズル6から噴霧した。
実施例1において、気温の高い8月の4週間にわたり外気温が25℃以上の時にエアコンを運転し、室外機冷却補助装置1を稼働した。この際、逆浸透膜装置5の透過水W2の電気伝導度は5μS/mで水量は2.8L/分であったが、抗菌性前処理フィルタ3で処理した被処理水W1を混合することで、電気伝導度は25μS/mで水量は3.2L/分とすることができた。この間1分ごとに外気温度と電力使用量をそれぞれ記録し、外気温に対する電力量を直線回帰した。結果を図9に示す。
実施例2において、抗菌性前処理フィルタ3で処理した被処理水W1を混合せずに、逆浸透膜装置5の稼働率を上げて水量を3.2L/分とした以外は同様にして、室外機冷却補助装置1を稼働した。この間1分ごとに外気温度と電力使用量をそれぞれ記録し、外気温に対する電力量を直線回帰した。結果を図9にあわせて示す。
図1に示す室外機冷却補助装置1において、抗菌性前処理フィルタ3を用いずに、被処理水W1として水道水を用いて、逆浸透膜装置5の透過水W2に水道水による被処理水W1を混合して、電気伝導度は20μS/mの混合水W3を製造した。この混合水W3の電気伝導度は20μS/mであった。このアルミニウム板に対して、混合水W3を30秒間噴霧した後30分間のインターバルを置き、このインターバルの間にアルミニウム板に風を当てて乾燥させる操作を1ケ月間にわたり繰り返した。この結果、アルミ板への付着物は目視で確認されなかった。このことから電気伝導度は20μS/mの混合水W3をエアコンの室外機に噴霧してもスケールの問題が生じないことが確認できた。
2 供給配管
2A 抗菌処理水配管
2B 混合水配管
2C 可撓性配管
2D バイパス配管
3 抗菌性前処理フィルタ
4A 第一の送水ポンプ 送水ポンプ
4B 第二の送水ポンプ
5 逆浸透膜装置
6 噴霧ノズル
6A 噴霧バルブ
7 蓄圧式バッファタンク
11 制御バルブ
12 開閉バルブ
13 水抜きバルブ
14 開閉バルブ
15 開閉バルブ
21 貯水配管
22 逆洗配管
23 水抜配管
24 濃縮水排出配管
25 返送配管
W 原水
W1 被処理水
W2 透過水
W3 混合水
W4 濃縮水
W5 洗浄排水
W6 溜まり水
Claims (7)
- 室内機と室外機を組み合わせた冷房装置の運転時において、前記室外機が有する熱交換器を冷却する室外機冷却補助装置であって、
被処理水を処理する逆浸透膜装置と、
前記被処理水を前記逆浸透膜装置の透過水に混合するバイパス機構と、
前記逆浸透膜装置の透過水と前記被処理水との混合水を前記熱交換器に散水する散水手段と
を備える、室外機冷却補助装置。 - 前記バイパス機構が流量調整手段を備えるとともに前記逆浸透膜装置の透過水の電気伝導度計及び流量計を備え、前記電気伝導度計及び流量計により測定した前記逆浸透膜装置の透過水の電気伝導度及び流量の値に基づいて前記被処理水のバイパス流量が調整可能となっている、請求項1に記載の室外機冷却補助装置。
- 前記混合水の電気伝導度が10〜40μS/cmである、請求項2に記載の室外機冷却補助装置。
- 前記逆浸透膜装置と前記散水手段との間に流路開閉機構が設けられており、前記流路開閉機構の上流に蓄圧式バッファタンクが接続されていて、前記流路開閉機構を閉鎖することにより、前記逆浸透膜装置の透過水と前記被処理水との混合水を蓄圧式バッファタンクに貯留可能となっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の室外機冷却補助装置。
- 前記逆浸透膜装置の前段に抗菌性前処理フィルタが設けられており、前記逆浸透膜装置の被処理水が前記抗菌性前処理フィルタの処理水である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の室外機冷却補助装置。
- 室内機と室外機を組み合わせた冷房装置の該室外機が有する熱交換器を冷却する室外機冷却補助方法であって、
被処理水の一部を逆浸透膜装置で処理するとともに該逆浸透膜装置の透過水と前記被処理水の残余の少なくとも一部とを混合し、
前記混合により得られた混合水を散水手段により前記熱交換器に散水する、室外機冷却補助方法。 - 前記冷房装置の室外機が複数であり、該複数の室外機が有する熱交換器にそれぞれ散水する、請求項6に記載の室外機冷却補助方法。
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