JP2020141976A - 動画配信システム、及び、動画配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる動画配信システム法を提供する。【解決手段】動画配信システム10は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得するカメラ接続部41aと、取得された動画像を配信する配信部41bとを備える。発光デバイス20は、当該発光デバイス20が装着される観客の生体情報を計測する計測部と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部とを備える。【選択図】図5A
Description
本発明は、動画配信システム、及び、動画配信方法に関する。
従来、コンサート会場などのイベント会場においては、出演者の指示に応じて複数の観客がペンライトを動かすような演出が行われている。特許文献1には、ペンライトなどを用いて観客席に文字などを出現させるときに、発光のタイミングずれを抑えることができる技術が開示されている。
本発明は、動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる動画配信システム及び動画配信方法を提供する。
本発明の一態様に係る動画配信システムは、発光デバイスを装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得する取得部と、取得された前記動画像を配信する配信部とを備え、前記発光デバイスは、当該発光デバイスが装着される観客の生体情報を計測する計測部と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部とを備える。
本発明の一態様に係る動画配信方法は、発光デバイスを装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得する取得ステップと、取得された前記動画像を配信する配信ステップとを含み、前記発光デバイスは、当該発光デバイスが装着される観客の生体情報を計測する計測部と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部とを備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記動画配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る動画配信システム及び動画配信方法は、動画の視聴者が、動画内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[動画配信システムの概要]
まず、実施の形態に係る動画配信システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る動画配信システムの概要を示す図である。
[動画配信システムの概要]
まず、実施の形態に係る動画配信システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る動画配信システムの概要を示す図である。
動画配信システム10は、カメラ30と、動画配信装置40とを備える。図1では図示されないが、動画配信システム10は、後述の発光デバイス20を備えてもよい。
動画配信装置40は、カメラ30によって撮影される、競技場などの観客席の動画像を、スマートフォン50a、タブレット端末50b、テレビ50c、及び、パーソナルコンピュータ50dなどの複数の表示装置50にインターネット70を介して配信する。つまり、動画配信装置40は、世界中の表示装置50に動画像を配信することができ、動画配信装置40によれば、表示装置50のユーザは世界中どこでも動画像を楽しむことができる。このような動画像によれば、表示装置50のユーザは、観客席の様子を視認することができる。
ここで、観客席に座る観客には、競技場への入場時にウェアラブル型の発光デバイスが配布される。図2は、発光デバイスの外観図である。図2に示される発光デバイス20は、イヤーフック型(耳かけ型)のデバイスであり、観客に装着され、観客の生体情報を計測し、計測された生体情報に基づいて発光する。例えば、発光デバイス20は、観客の心拍数を計測し、心拍数が大きくなると赤色に発光する。つまり、発光デバイス20は、観客の興奮状態が強くなると赤色で発光する。
そうすると、カメラ30で撮影される観客席の動画像は、観客の興奮状態が強くなると、全体的に発光デバイス20の発光色に染まる。図3は、観客が比較的落ち着いた状態であるときの観客席の動画像の一例を示す図であり、図4は、観客が興奮状態であるときの観客席の動画像の一例を示す図である。図3及び図4では、1つの発光デバイス20が発する光を1つの黒色の星形状で模式的に示しており、図3のように観客が比較的落ち着いた状態であるときよりも、図4のように観客が興奮状態であるときのほうが多くの発光デバイス20が発光する。このような動画像が配信されれば、表示装置50のユーザは、観客席にいる観客の興奮状態(言い換えれば、心理状態)を視覚的に認識することができる。
[発光デバイス]
以下、このような動画配信システム10の構成について詳細に説明する。図5Aは、動画配信システム10の機能構成を示すブロック図である。図5Bは、発光デバイスの機能構成を示すブロック図である。まず、発光デバイス20について説明する。
以下、このような動画配信システム10の構成について詳細に説明する。図5Aは、動画配信システム10の機能構成を示すブロック図である。図5Bは、発光デバイスの機能構成を示すブロック図である。まず、発光デバイス20について説明する。
発光デバイス20は、イヤーフック型(耳掛け型)のデバイスであり、観客の生体情報として脈波(PPG:PhotoPlethysmoGram)を計測する。発光デバイス20は、脈波計測部21と、発光部22と、通信部23と、制御部24と、記憶部25とを備える。
脈波計測部21は、発光デバイス20が装着された観客の脈波を計測する。脈波計測部21は、具体的には、光電脈波法を用いて脈波を計測する脈波センサである。光電脈波法は、赤外光または赤色光(反射型の場合は緑色光も使用可能)を体表面に照射し、体内を透過する光の変化量または体内で反射する光の変化量を、血流量の変化としてとらえる脈波の計測方法である。脈波計測部21は、例えば、観客の耳たぶを対象として脈波を計測し、計測した脈波の脈波データを出力する。
発光部22は、例えば、赤色光を発する光源を備え、制御部24の制御に基づいて発光する。光源は、例えば、LED(Light Emitting Diode)によって実現されるが、有機EL(Electro Luminescence)などのその他の発光素子によって実現されてもよい。
通信部23は、発光デバイス20が動画配信装置40と通信を行うための通信回路である。通信部23は、具体的には、無線通信を行う無線通信回路である。通信部23によって行われる通信の通信規格は、特に限定されない。
制御部24は、脈波計測部21によって出力される脈波(脈波データ)の変動周期を特定することで観客の心拍数(脈拍数)を算出し、算出した心拍数に基づいて発光部22を発光させる。また、後述のように、制御部24は、通信部23によって受信された制御命令に基づいて発光部22を制御することもできる。制御部24は、具体的には、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
記憶部25は、制御部24が発光部22を発光制御するために実行するプログラムが記憶される記憶装置である。記憶部25には、脈波データ、及び、心拍数などが一時的に記憶されてもよい。記憶部25は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
[カメラ]
カメラ30は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像(上記図3のような動画像)を撮像する。カメラ30は、例えば、広角レンズ、及び、イメージセンサなどによって実現される業務用カメラである。
カメラ30は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像(上記図3のような動画像)を撮像する。カメラ30は、例えば、広角レンズ、及び、イメージセンサなどによって実現される業務用カメラである。
[動画配信装置]
動画配信装置40は、カメラ30によって撮影された動画像を表示装置50に配信するための情報処理を行う。動画配信装置40は、例えば、サーバ装置であるが、その他の情報端末であってもよい。動画配信装置40は、通信部41と、情報処理部42と、記憶部43とを備える。
動画配信装置40は、カメラ30によって撮影された動画像を表示装置50に配信するための情報処理を行う。動画配信装置40は、例えば、サーバ装置であるが、その他の情報端末であってもよい。動画配信装置40は、通信部41と、情報処理部42と、記憶部43とを備える。
通信部41は、動画配信装置40が発光デバイス20、カメラ30、及び、表示装置50と通信を行うための通信回路である。通信部41は、具体的には、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部41によって行われる通信の通信規格は、特に限定されない。
カメラ接続部41aは、取得部の一例であって、カメラ30によって撮影された動画像(具体的には、動画像データ)を取得する。カメラ接続部41aは、動画配信装置40がカメラ30と通信を行うための通信回路である。カメラ接続部41aは、具体的には、有線通信を行う有線通信回路であるが、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。カメラ接続部41aによって行われる通信の通信規格は、特に限定されない。なお、図5Aに示されるように、カメラ接続部41aには複数のカメラ50が接続されてもよい。
配信部41bは、取得された動画像をインターネット70を介して表示装置50に配信する。配信部41bは、動画配信装置40がインターネット70を介した通信を行うための通信回路である。配信部41bは、具体的には、有線通信を行う有線通信回路であるが、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。配信部41bによって行われる通信の通信規格は、特に限定されない。
送信部41cは、発光デバイス20に当該発光デバイス20を発光させるための制御命令を送信する。送信部41cは、動画配信装置40が発光デバイスと通信を行うための通信回路である。送信部41cは、例えば、無線通信を行う無線通信回路である。送信部41cによって行われる通信の通信規格は、特に限定されない。
情報処理部42は、動画像の配信に関する情報処理を行う。情報処理部42は、具体的には、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部42は、具体的には、解析部42aと、表示制御部42bと、発光制御部42cと、課金処理部42dとを備える。
記憶部43は、情報処理部42が動画像の配信に関する情報処理を行うために実行するプログラム、当該情報処理に必要な各種情報などが記憶される記憶装置である。記憶部43は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
[表示装置]
表示装置50は、ユーザがサーバ装置40から配信される動画像を視聴するために操作するデバイスである。ユーザは、動画像の視聴者の一例である。表示装置50は、サーバ装置40によって配信される動画像を表示部に表示する。表示装置50は、具体的には、スマートフォン50a、タブレット端末50b、テレビ50c、及び、パーソナルコンピュータ50dなどである。
表示装置50は、ユーザがサーバ装置40から配信される動画像を視聴するために操作するデバイスである。ユーザは、動画像の視聴者の一例である。表示装置50は、サーバ装置40によって配信される動画像を表示部に表示する。表示装置50は、具体的には、スマートフォン50a、タブレット端末50b、テレビ50c、及び、パーソナルコンピュータ50dなどである。
[発光デバイスの動作]
次に、発光デバイス20の動作について説明する。図6は、発光デバイス20の動作のフローチャートである。
次に、発光デバイス20の動作について説明する。図6は、発光デバイス20の動作のフローチャートである。
まず、脈波計測部21は、発光デバイス20が装着された観客の脈波を計測する(S11)。次に、制御部24は、脈波計測部21によって計測された脈波に基づいて観客の心拍数を算出する(S12)。制御部24は、具体的には、脈波計測部21によって出力される脈波の波形に基づき脈波の変動周期を特定することで観客の心拍数を算出する。
このように算出された心拍数は、観客の興奮状態を示す情報であり、心拍数が高いほど、観客は強い興奮状態であるといえる。そこで、制御部24は、算出した心拍数に基づいて発光部22を発光させる。制御部24は、例えば、算出された心拍数と、第一閾値及び第一閾値よりも大きい第二閾値との比較により、発光部22の発光態様を決定する。まず、制御部24は、算出された心拍数が第一閾値以上であるか否かの判定を行う(S13)。制御部24は、算出された心拍数が第一閾値未満であると判定される場合には(S13でNo)発光部22を消灯する(S14)。
制御部24は、算出された心拍数が第一閾値以上であると判定される場合には(S13でYes)、算出された心拍数が第二閾値以上であるか否かの判定を行う(S15)。制御部24は、算出された心拍数が第二閾値未満(より詳細には、第一閾値以上第二閾値未満)であると判定される場合には(S15でNo)、発光部22を第一の明るさで発光させる(S16)。
一方、制御部24は、算出された心拍数が第二閾値以上であると判定される場合には(S15でYes)、発光部22を第一の明るさよりも明るい第二の明るさで発光させる(S17)。
このように、制御部24は、観客の心拍数が高く、興奮状態が強いと推定されるほど発光部22を明るく発光させる。この結果、発光部22は、脈波計測部21によって計測された脈波に基づいて推定される当該観客の興奮状態に応じた発光態様で発光する。
なお、このような発光デバイス20の動作は一例である。発光デバイス20は、心拍数に応じて発光部22を点灯及び消灯するシンプルな動作を行ってもよいし、発光部22の明るさを3段階以上に分けて変更する動作を行ってもよい。
また、図6では、発光部22の明るさが変更される例について説明されたが、発光部22の発光色が変更されてもよい。例えば、発光部22が赤色光を発する光源、緑色光を発する光源、及び、青色光を発する光源を有していれば、各光源が発する光の輝度が調整されることにより、発光色の変更が可能である。発光部22は、明るさ及び発光色の少なくとも一方が変更されればよい。
また、脈波は生体情報の一例である。発光部22の発光態様の変更は、体温、血圧、脳波、発汗量、及び、表皮温度などのその他の生体情報に基づいて行われてもよい。つまり、発光デバイス20は、体温、血圧、脳波、発汗量、及び、表皮温度などを計測する計測部を備えていてもよい。また、発光部22の発光態様の変更は、2つ以上の生体情報の組み合わせに基づいて行われてもよい。
また、興奮状態は、心理状態の一例である。制御部24は、上記のような生体情報を1つまたは複数組み合わせることにより、その他の心理状態(例えば、不安な状態)を推定し、発光部22は、推定結果に応じた発光態様で発光してもよい。また、発光部22は、観客が興奮状態であるときは赤色に発光し、不安な状態であるときは青色に発光するなどしてもよい。つまり、複数の心理状態と発光色とが対応付けられていてもよい。
[動画配信システムの動作例1]
次に、動画配信システム10の動作例1について説明する。図7は、動画配信システム10の動作例1のフローチャートである。
次に、動画配信システム10の動作例1について説明する。図7は、動画配信システム10の動作例1のフローチャートである。
まず、カメラ30は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を撮影する(S21)。
次に、動画配信装置40のカメラ接続部41aは、カメラ30によって撮影された動画像を取得する(S22)。そして、配信部41bは、情報処理部42の指示にしたがって取得された動画像をインターネット70を介して世界中に配信する(S23)。配信部41bは、例えば、表示装置50に動画像を配信するが、観客席の近くに大型モニタが設置されているような場合、この大型モニタに動画像を配信してもよい。
このように、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像が配信されれば、表示装置50のユーザは、観客席にいる観客の興奮状態(言い換えれば、心理状態)を視覚的に認識することができる。
[動画配信システムの動作例2]
配信される動画像には情報が重畳されてもよい。図8は、このような動画配信システム10の動作例2のフローチャートである。
配信される動画像には情報が重畳されてもよい。図8は、このような動画配信システム10の動作例2のフローチャートである。
まず、カメラ30は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を撮影し(S21)、動画配信装置40のカメラ接続部41aは、カメラ30によって撮影された動画像を取得する(S22)。
次に、解析部42aは、取得された動画像の解析を行うことにより複数の観客の興奮状態を定量化する(S24)。上述のように発光部22が観客が興奮するにしたがって赤く発光する場合、複数の観客の興奮状態が強まるほど、動画像には赤色の領域が多く含まれることになる。そこで、解析部42aは、動画像に含まれるフレームを処理対象として、当該フレームに含まれる全ての画素に対する赤色であると判定される画素の数の割合を算出し、この割合を複数の観客の興奮状態を示す評価値として用いる。つまり、解析部42aは、複数の観客の興奮状態を定量化する。なお、画素が赤色であるか否かの判定は、例えば、画素値が赤色と判断できる所定範囲内であるか否かに基づいて行われる。
次に、表示制御部42bは、定量化された複数の観客の興奮状態を示す情報を、配信される動画像に重畳する(S25)。図9は、観客の興奮状態を示す情報が重畳された動画像の一例を示す図である。図9の例では、興奮状態を示す情報は、例えば、上記評価値が大きいほど長くなる棒グラフであるが、文字、図形、または記号の1つ以上の組み合わせであって、評価値に応じて変化する情報であればよい。
そして、配信部41bは、情報処理部42の指示にしたがって、図9のように観客の興奮状態を示す情報が重畳された動画像を配信する(S26)。配信部41bは、例えば、表示装置50に動画像を配信するが、観客席の近くに大型モニタが設置されているような場合、この大型モニタに動画像を配信してもよい。
このように複数の観客の興奮状態を示す情報が重畳された動画像が配信されれば、表示装置50のユーザは、観客席にいる観客の興奮状態(言い換えれば、心理状態)を視覚的に認識することが容易となる。
[動画配信システムの動作例3]
ところで、発光デバイス20は、生体情報に応じて発光する第1モードに加えて、外部からの制御命令に基づいて発光する第2モードを有する。第1モード及び第2モードは選択的に実行される。動画配信システム10は、このような第2モードを利用して、発光デバイス20が発する光によって観客席に文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを映し出してもよい。図10は、このような動画配信システム10の動作例3のフローチャートである。
ところで、発光デバイス20は、生体情報に応じて発光する第1モードに加えて、外部からの制御命令に基づいて発光する第2モードを有する。第1モード及び第2モードは選択的に実行される。動画配信システム10は、このような第2モードを利用して、発光デバイス20が発する光によって観客席に文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを映し出してもよい。図10は、このような動画配信システム10の動作例3のフローチャートである。
まず、動画配信装置40の送信部41cは、発光制御部42cの制御に基づいて、複数の発光デバイス20のそれぞれに、第2モードへのモード変更を命じるモード変更命令を送信する(S31)。モード変更命令を受信した複数の発光デバイス20は、第1モードから第2モードに遷移しいったん消灯する。
次に、発光制御部42cは、観客席における複数の発光デバイス20の位置情報に基づいて、送信部41cに複数の発光デバイス20へ制御命令を送信させる(S32)。例えば、観客に発光デバイス20を渡すとき(つまり、観客が競技場に入場するとき)に、当該観客が有するチケットなどを通じて座席位置情報が取得されれば、渡した発光デバイス20のIDと座席位置とを紐づけることができる。このような発光デバイス20のIDと座席位置との紐づけを示す情報は、上記位置情報として利用できる。なお、位置情報の生成方法はこのような方法に限定されず、位置情報はどのような方法で生成されてもよい。
例えば、送信部41cは、発光制御部42cの指示にしたがって、複数の発光デバイス20のうち一部の発光デバイス20にのみ、発光を命じる制御命令を送信する。このとき、図11に示されるように、発光制御部42cは、上記位置情報に基づいて、制御命令によって発光させる発光デバイス20を選択することで、複数の発光デバイス20が発する光によって観客席に図形を形成する。図11は、発光デバイス20が発する光によって観客席に図形が形成される例を示す図である。図11では、1つの発光デバイス20が発する光を1つの黒色の星形状で模式的に示している。図形を形成するためにどの座席位置の発光デバイス20を発光させるべきかを示す発光位置情報は、あらかじめ記憶部43に記憶される。
このように、発光デバイス20が発する光によって観客席に図形を形成する動作は、競技の合間などに行われる演出に利用できる。
ところで、上記のような図形は、依頼者の求めに応じて形成されてもよい。この場合、依頼者が指示する図形を示す依頼情報(上記発光位置情報に相当する情報)があらかじめ記憶部43に記憶される。上記ステップS32において、発光制御部42cは、上記位置情報、及び、依頼情報に基づいて送信部41cに制御命令を送信させることで、依頼者が指示する図形を観客席に形成することができる。
このように、発光制御部42cにより依頼情報に基づいて定められる図形が観客席に形成された場合、課金処理部42dは、依頼者に対する課金処理を行う(S33)。課金処理は、例えば、依頼者の識別情報と、当該依頼者への請求金額とを紐づけた情報を記憶部43に記憶する処理である。ここでの請求金額は、依頼者の求めに応じて観客席に図形を形成したことに対する対価を意味する。図形が企業のマークなどであれば、依頼者は広告効果を得ることができる。
なお、動作例3では、観客席に図形が形成される例について説明されたが、観客席には、文字、図形、及び、記号の少なくとも1つが形成されればよい。また、動作例3では、動画配信装置40が制御命令を送信するものとして説明が行われたが、動画配信装置40とは別の情報処理装置(例えば、専用の制御装置)が制御命令を送信してもよい。つまり、制御命令は、動画像の配信に直接関係しない動画配信装置40とは別の装置によって送信されてもよい。
[変形例]
なお、発光デバイス20はイヤーフック型に限定されない。発光デバイス20は、メガネ型(言い換えれば、アイウェア型)、ヘッドセット型(言い換えれば、ヘッドフォン型)、帽子型、または、ネックバンド型などであってもよい。このように、発光デバイス20は、例えば、観客の頭部または首に装着される。
なお、発光デバイス20はイヤーフック型に限定されない。発光デバイス20は、メガネ型(言い換えれば、アイウェア型)、ヘッドセット型(言い換えれば、ヘッドフォン型)、帽子型、または、ネックバンド型などであってもよい。このように、発光デバイス20は、例えば、観客の頭部または首に装着される。
また、発光デバイス20は、脈波計測部21と発光部22とが分離した状態で観客に装着されてもよい。図12は、このような変形例に係る発光デバイスの外観図である。図12に示される発光デバイス20aは、少なくとも脈波計測部21を含むイヤーフック型の本体部21aと、発光部22aとが分離している。発光部22aは、ペンライト型であり、本体部21aと無線通信を行う。このような発光デバイス20aは、発光デバイス20と同様の動作を行うことができる。
[効果等]
以上説明したように、動画配信システム10は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得するカメラ接続部41aと、取得された動画像を配信する配信部41bとを備える。発光デバイス20は、当該発光デバイス20が装着される観客の生体情報を計測する計測部(例えば、脈波計測部21)と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部22とを備える。カメラ接続部41aは、取得部の一例である。
以上説明したように、動画配信システム10は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得するカメラ接続部41aと、取得された動画像を配信する配信部41bとを備える。発光デバイス20は、当該発光デバイス20が装着される観客の生体情報を計測する計測部(例えば、脈波計測部21)と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部22とを備える。カメラ接続部41aは、取得部の一例である。
このように観客の心理状態に応じて発光態様が変化する発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像が配信されれば、発光デバイス20が発する光により、動画の視聴者は観客席にいる観客の心理状態を視覚的に認識することができる。つまり、動画配信システム10は、動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる。
また、例えば、動画配信システム10は、さらに、取得された動画像の解析を行うことにより複数の観客の心理状態を定量化する解析部42aと、定量化された複数の観客の心理状態を示す情報を、配信される動画像に重畳する表示制御部42bとを備える。配信部41bは、取得された動画像であって上記情報が重畳された動画像を配信する。
このように複数の観客の興奮状態を示す情報が重畳された動画像が配信されれば、動画像の視聴者は、観客席にいる観客の心理状態を視覚的に認識することが容易となる。つまり、動画配信システム10は、動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる。
また、例えば、動画配信システム10は、さらに、複数の発光デバイス20のそれぞれに当該発光デバイス20の発光態様を制御するための制御命令を送信する送信部41cと、観客席における複数の発光デバイスの位置情報に基づいて送信部41cに制御命令を送信させることにより、複数の発光デバイスの一部が発する光によって文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを観客席に形成する発光制御部42cとを備える。
このような発光デバイス20が発する光による観客席への図形の形成は、演出に利用できる。
また、例えば、動画配信システム10は、さらに、依頼者が指示する文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを示す依頼情報が記憶された記憶部43と、発光制御部42cにより依頼情報に基づいて定められる文字、図形、及び、記号の少なくとも1つが観客席に形成された場合に、依頼者に対する課金処理を行う課金処理部42dとを備える。
このような発光デバイス20が発する光による観客席への図形の形成は、広告などに利用できる。
また、例えば、上記心理状態は、興奮状態である。
このように観客の興奮状態に応じて発光態様が変化する発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像が配信されれば、発光デバイス20が発する光により、動画の視聴者は観客席にいる観客の興奮状態を視覚的に認識することができる。つまり、動画配信システム10は、動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の興奮状態を把握することを支援することができる。
また、例えば、動画配信システム10は、さらに、発光デバイス20を備える。
このように、動画配信システム10は、発光デバイス20を含むシステムとして実現されてもよい。
また、例えば、発光デバイス20は、イヤーフック型のウェアラブルデバイスであり、上記計測部は、発光デバイス20が装着される観客の耳たぶの位置における血流に基づく脈波を生体情報として計測する脈波計測部21である。
このような発光デバイス20は、生体情報として脈波を計測することができる。
また、動画配信システム10などのコンピュータが実行する動画配信方法は、発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得する取得ステップと、取得された動画像を配信する配信ステップとを含む。発光デバイス20は、当該発光デバイス20が装着される観客の生体情報を計測する計測部と、計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部22とを備える。
このように観客の心理状態に応じて発光態様が変化する発光デバイス20を装着した複数の観客が位置する観客席の動画像が配信されれば、発光デバイス20が発する光により、動画の視聴者は観客席にいる観客の心理状態を視覚的に認識することができる。つまり、動画配信方法は、動画像の視聴者が、動画像内の観客席にいる観客の心理状態を把握することを支援することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、動画配信システムが競技場で使用される例について説明されたが、動画配信システムは、体育館、映画館、劇場、コンサートホール、または、ライブハウスなどの競技場以外のイベント会場で使用されてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態の発光デバイスとして実現されてもよいし、動画配信装置単体に相当するシステムとして実現されてもよい。また、本発明は、動画配信方法として実現されてもよいし、動画配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。なお、プログラムには、汎用の情報端末を上記実施の形態の動画配信装置として動作させるためのアプリケーションプログラムが含まれる。
また、上記実施の形態では、動画配信システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。動画配信システムが複数の装置によって実現される場合、上記実施の形態で説明された動画配信システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 動画配信システム
20、20a 発光デバイス
21 脈波計測部(計測部)
22、22a 発光部
41a カメラ接続部(取得部)
41b 配信部
41c 送信部
42a 解析部
42b 表示制御部
42c 発光制御部
42d 課金処理部
43 記憶部
20、20a 発光デバイス
21 脈波計測部(計測部)
22、22a 発光部
41a カメラ接続部(取得部)
41b 配信部
41c 送信部
42a 解析部
42b 表示制御部
42c 発光制御部
42d 課金処理部
43 記憶部
Claims (8)
- 発光デバイスを装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得する取得部と、
取得された前記動画像を配信する配信部とを備え、
前記発光デバイスは、
当該発光デバイスが装着される観客の生体情報を計測する計測部と、
計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部とを備える
動画配信システム。 - さらに、
取得された前記動画像の解析を行うことにより前記複数の観客の心理状態を定量化する解析部と、
定量化された前記複数の観客の心理状態を示す情報を、配信される前記動画像に重畳する表示制御部とを備え、
前記配信部は、取得された前記動画像であって前記情報が重畳された動画像を配信する
請求項1に記載の動画配信システム。 - さらに、
複数の前記発光デバイスのそれぞれに当該発光デバイスの発光態様を制御するための制御命令を送信する送信部と、
前記観客席における複数の前記発光デバイスの位置情報に基づいて前記送信部に前記制御命令を送信させることにより、複数の発光デバイスの一部が発する光によって文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを前記観客席に形成する発光制御部とを備える
請求項1または2に記載の動画配信システム。 - さらに、依頼者が指示する文字、図形、及び、記号の少なくとも1つを示す依頼情報が記憶された記憶部と、
前記発光制御部により前記依頼情報に基づいて定められる文字、図形、及び、記号の少なくとも1つが前記観客席に形成された場合に、前記依頼者に対する課金処理を行う課金処理部とを備える
請求項3に記載の動画配信システム。 - 前記心理状態は、興奮状態である
請求項1〜4のいずれか1項に記載の動画配信システム。 - 前記発光デバイスは、イヤーフック型のウェアラブルデバイスであり、
前記計測部は、前記発光デバイスが装着される観客の耳たぶの位置における血流に基づく脈波を前記生体情報として計測する
請求項1〜5のいずれか1項に記載の動画配信システム。 - 発光デバイスを装着した複数の観客が位置する観客席の動画像を取得する取得ステップと、
取得された前記動画像を配信する配信ステップとを含み、
前記発光デバイスは、
当該発光デバイスが装着される観客の生体情報を計測する計測部と、
計測された生体情報に基づいて推定される当該観客の心理状態に応じた発光態様で発光する発光部とを備える
動画配信方法。 - 請求項7に記載の動画配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019042624A JP2020141976A (ja) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | 動画配信システム、及び、動画配信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019042624A JP2020141976A (ja) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | 動画配信システム、及び、動画配信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020141976A true JP2020141976A (ja) | 2020-09-10 |
Family
ID=72355018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019042624A Pending JP2020141976A (ja) | 2019-03-08 | 2019-03-08 | 動画配信システム、及び、動画配信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020141976A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022264203A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 三菱電機株式会社 | 信号生成装置、信号処理システムおよび信号生成方法 |
-
2019
- 2019-03-08 JP JP2019042624A patent/JP2020141976A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022264203A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 三菱電機株式会社 | 信号生成装置、信号処理システムおよび信号生成方法 |
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