JP2020142820A - 袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の排出操作性に優れた袋を提供する。【解決手段】袋は、内容物を収容する収容部を備える袋であって、袋の第1面を構成する第1フィルムと、第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、第1フィルムとの間に収容部を画成する第2フィルムと、袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、第1フィルムと第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、第1フィルムと第2フィルムとの間に位置し、第1側部シール部から第2側部シール部に延びるチャックテープと、第1側部シール部に位置し、第1フィルム及び第2フィルムを含み、第1フィルムと第2フィルムとの間に、収容部に収容されている内容物が注出されるときに内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、流通路への又は流通路における内容物の流通を制限する流通路制限シール部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、内容物の調理に用いられる袋に関する。
収容部に内容物を収容し、収容された内容物の調理に用いられる袋が知られている。調理用の袋として、特に袋本体の上部開口部の近傍にチャックテープが設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような袋によれば、例えば、以下のように調理に用いることができる。
収容部に小麦粉を主体とする粉体を収容し、チャックテープで封鎖すると共に、チャックテープの外側の上部にヒートシールをした状態で袋を販売する。消費者は、チャックテープの外側の部分を開封し、更にチャックテープを開封し、その後、上部開口部及びチャックテープを介して液体、卵、具などの追加材料を収容部に導入する。その後、消費者は、チャックテープを封鎖して、収容部において粉体と追加材料とを混ぜ合わせる。その後、消費者は、チャックテープを再度開封し、上部開口部及びチャックテープを介して、混ぜ合わされた材料を袋の外部に出す。このようにして、消費者は、袋を用いて、材料を混ぜ合わせるなどの調理を行うことができる。
特開2005−231693号公報
前述の袋では、チャックテープを介して、混ぜ合わされた材料を収容部から外部へ取り出している。一方、チャックテープは一般に、袋の幅方向全域にわたって延びており、チャックテープの幅を任意に調整することは容易ではない。このため、チャックテープを介して内容物を袋の外部へ取り出す場合、内容物を少量ずつ排出したり、細く排出したりするなど、所望の量、形状又は方向にて排出することは難しく、つまり、排出操作性が低い。
本発明は、収容部に収容されている内容物の排出操作性に優れた袋を提供することを目的とする。
本発明は、内容物を収容する収容部を備える袋であって、前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、前記流通路への又は前記流通路における前記内容物の流通を制限する流通路制限シール部と、を備える、袋である。
本発明による袋において、前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、前記流通路制限シール部は、前記流通路に位置し、前記注出口シール部と離間していてもよい。
本発明による袋において、前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、前記流通路制限シール部は、前記流通路に位置し、前記注出口シール部と接続していてもよい。
本発明による袋において、前記流通路制限シール部は、前記収容部に位置してもよい。
また、本発明は、内容物を収容する収容部を備える袋であって、前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、少なくとも部分的に前記流通路に位置し、前記流通路の延びる方向に沿って延びる流通路分割シール部と、を備える、袋である。
また、本発明は、内容物を収容する収容部を備える袋であって、前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、を備え、前記第1側部シール部は、前記第1側部シール部の延びる方向にみて、前記注出口部のチャックテープ側に位置する第1側部上側シール部と、前記注出口部のチャックテープ側とは反対側に位置する第1側部下側シール部と、を有し、前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、前記注出口シール部は、前記第1側部シール部の延びる方向にみて、前記流通路のチャックテープ側に位置する第1部分と、前記流通路のチャックテープ側とは反対側に位置する第2部分と、を有し、前記第1部分は、前記第1側部上側シール部に対して90度以下の角度を成して外側に延び、前記第2部分は、前記第1側部下側シール部に対して90度よりも大きな角度を成して外側に延びる、袋である。
また、本発明は、内容物を収容する収容部を備える袋であって、前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される、少なくとも2以上の注出口部と、を備える、袋である。
本発明による袋において、前記少なくとも2以上の注出口部の前記流通路は、形状が異なっていてもよい。
本発明によれば、収容部に収容されている内容物の排出操作性に優れた袋を提供することができる。
本発明の実施の形態における袋を示す正面図である。 積層体の層構成の一例を示す断面図である。 積層体の層構成の他の一例を示す断面図である。 図1に示す袋をIV線に沿って見た場合を示す断面図である。 図1に示す袋の注出口部の付近を拡大して示す正面図である。 上部が封止された状態の袋を示す正面図である。 図6に示す袋をVII線に沿って見た場合を示す断面図である。 開封機構を用いて開封された状態の袋を示す断面図である。 チャックテープによって封止された状態の袋を示す断面図である。 開封予定部において注出口部を破断させた状態の袋を示す正面図である。 開封予定部において注出口部を破断させた状態の注出口部の付近を拡大して示す正面図である。 注出口を用いて袋から内容物を注出する様子を示す図である。 流通路制限シール部の第2の変形例を示す図である。 流通路制限シール部の第3の変形例を示す図である。 袋の第1の変形例を示す図である。 袋の第2の変形例を示す図である。 袋の第3の変形例を示す図である。 袋の第3の変形例を示す図である。 袋の第4の変形例を示す図である。 袋の第5の変形例を示す図である。
以下、図1乃至図12を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、縮尺及び縦横の寸法比等を、実物のそれらから適宜変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。

図1は、本実施の形態における袋10を表面側から見た場合を示す正面図である。袋10は、内容物を収容する収容部18を備える。なお、図1においては、内容物が収容される前の、上部11が開口している状態の袋10が示されている。上部11は、袋10に内容物を収容した後に封止される。本実施の形態による袋10は、袋10に内容物を収容した状態で、内容物の調理を行うことができる調理用パウチとして好適に使用することができるよう構成されている。なお、「調理」は、広く解釈され、食に供される状態まで調理する場合(「完成調理」ともいう)のみならず、食に供される状態の手前まで調理する場合(袋10を用いた調理の後に追加調理が必要な場合。「半完成調理」ともいう)も含む。調理の例としては、加熱、混合などを挙げることができる。混合とは、袋10に収容されている2種類以上の内容物を混ぜることである。袋10を用いた混合作業の際の消費者の動作の例としては、揉む、振る、押し潰すなどを挙げることができる。また、「混合」(混ぜる)とは、予め粉体や液状調味料などが入った容器に水や卵や肉、野菜などの別の材料を加え、容器を密閉した上で内容物を混ぜ合わせる調理のことをいう。また、「揉む」とは、容器を密閉した上で容器ごと内容物を揉んだり押したりして混ぜることをいう。また「振る」とは、容器を密閉した上で容器を上下左右などに振って内容物を混ぜることをいう。
袋10に収容される内容物としては、例えば、粉体(粒体を含む)、液体、流動性を有する食材、刻まれた食材が挙げられる。内容物は、第1内容物と第2内容物とに大別される。第1内容物は、メーカーにより、商品販売時に予め収容部18に収容されている場合と、収容部18が空の状態で袋10を入手した消費者が、後述する開口部を介して収容部18に導入する場合と、がある。第2内容物は、消費者により、第1内容物が収容されている収容部18に、開口部を介して更に導入される材料である。
半完成調理における第1内容物としては、例えば、いわゆる「プレミックス」(Prepared Mixの略称、pre−mix)、小麦粉(薄力粉)、強力粉(例えばパン用)、てんぷら粉が挙げられる。プレミックスは、ケーキ,パンなどを簡便に調理できる調整粉で、小麦粉等の粉類(澱粉を含む)に糖類,油脂,粉乳,卵粉、膨張剤,食塩,香料などを必要に応じて適正に配合したものである。プレミックスとしては、ホットケーキミックス、お好み焼きミックス、パンミックス、クッキーミックス、もんじゃ焼きミックスが挙げられる。また、オムレツ用の具材として、例えば、ハム、生クリーム、カット野菜、半調理された野菜、冷凍野菜が挙げられる。
また、半完成調理又は完成調理における第1内容物としては、惣菜、プロテイン(粉)、アミノ酸(粉)、青汁(粉)等の健康食品、ダイエット食品、ドライフルーツ、シリアル、果物、ナッツ、菓子、デザート、乾燥した大豆ミート、インスタント焼きそば、その他加工食品、食事代替用の各種の粉体が挙げられる。また、粉末珈琲、スポーツ飲料、その他粉末の飲料の素が挙げられる。また、かつお節又は昆布などの出汁の材料が挙げられる。
第2内容物としては、例えば、牛乳、豆乳、ジュース、珈琲、紅茶、水などの液体、卵などの流動性を有する食材、チーズ、チョコレート等の、刻まれたり、溶けて流動性を有したりする食材、ベーキングパウダー、食塩、糖類、香辛料などの粉体、各種液状調味料、イースト菌などの酵母、氷が挙げられる。
完成調理において、第1内容物としての氷菓(シャーベット状アイスなど)、アイスクリーム類などの冷菓と、第2内容物としてのミルクやシロップ等の飲料用の液体とを混合することで、フローズン状の飲料を容易に作成することができる。
本発明の袋10は、ケーキやオムレツのように混合された材料に空気を多く含ませてふんわりと焼く場合に適している。また、珈琲などの飲料を泡立てて混合する場合にも適している。
なお、本実施の形態に係る袋10を用いて調理され得る限りにおいて、第1内容物及び第2内容物として、上記以外のものを選択することが可能である。
本実施の形態においては、袋10の使い方に関し、一例として、上部11が封止された状態の袋10に予め第1内容物が収容されており、これに消費者が更に第2内容物を追加した状態で、第1内容物と第2内容物とを混合させる、という使い方を想定して、袋10について説明する。
本実施の形態において、袋10は、自立可能に構成された底ガセット式の袋である。袋10は、上部11、下部12、第1側部13及び第2側部14を含み、正面図において略矩形状の輪郭を有する。なお、「上部」、「下部」及び「側部」などの名称、並びに、「上方」などの用語は、ガセット部を下にして袋10が自立している状態を基準として袋10やその構成要素の位置や方向を相対的に表したものに過ぎない。袋10の輸送時や使用時の姿勢などは、本明細書における名称や用語によっては限定されない。
以下、袋10の構成について説明する。本実施の形態による袋10は、第1フィルム15、第2フィルム16、第3フィルム17、チャックテープ30、注出口部4及び流通路制限シール部51を備える。第1フィルム15は袋10の表面を構成し、第2フィルム16は袋10の裏面を構成し、第3フィルム17は袋10の下部12を構成している。第3フィルム17は、折り返し部17fで折り返された状態で、第1フィルム15と第2フィルム16との間に配置されている。チャックテープ30は、消費者が第2内容物を袋10に投入した後に袋10を封止するための構成要素である。チャックテープ30は、第1フィルム15の内面に接合された第1部材31と、第2フィルム16の内面に接合された第2部材32とを有する。第1部材31は、図1に示す第1接合部31a及び第1嵌合部31bを有する。第2部材32は、図1に示す第2接合部32a及び第2嵌合部32bを有する。開封機構70は、消費者が第2内容物を袋10に投入する際に袋10を開封するための構成要素である。注出口部4は、収容部18に収容されている内容物を注出するための構成要素である。注出口部4は、内容物を注出するときに内容物が流通する流通路40を有する。流通路制限シール部51は、流通路40への、又は流通路40における内容物の流通を制限する構成要素である。なお、図1においては、第2フィルム16などの、袋10を表面側から見た場合には視認されない構成要素が点線で表されている。
なお、上述の「第1フィルム」、「第2フィルム」及び「第3フィルム」という用語は、袋10の表面、裏面又は下部12に位置するといった、袋10における位置関係に応じて各フィルムを区画したものに過ぎず、袋10を製造する際のフィルムの提供方法が、上述の用語によって限定されることはない。例えば、袋10は、第1フィルム15と第2フィルム16と第3フィルム17が連設された1枚のフィルムを用いて製造されてもよく、第1フィルム15と第3フィルム17が連設された1枚のフィルムと1枚の第2フィルム16の計2枚のフィルムを用いて製造されてもよく、1枚の第1フィルム15と1枚の第2フィルム16と1枚の第3フィルム17の計3枚のフィルムを用いて製造されてもよい。
第1フィルム15、第2フィルム16及び第3フィルム17は、内面同士がシール部によって接合されている。図1などの平面図においては、シール部と、後述する第1接合部31a及び第2接合部32aにハッチングが施されている。
図1に示すように、シール部は、袋10の外縁に沿って延びる外縁シール部を有する。外縁シール部は、下部12に広がる下部シール部121、第1側部13に沿って延びる第1側部シール部131、及び、第1側部13に対向する第2側部14に沿って延びる第2側部シール部141を含む。なお、内容物が収容される前の状態の袋10においては、図1に示すように、袋10の上部11は第1開口部11bになっている。袋10に内容物を収容した後、第1フィルム15の内面と第2フィルム16の内面とを上部11において接合することにより、上部シール部が形成されて袋10が密閉される。
第1側部シール部131、第2側部シール部141及び上部シール部は、第1フィルム15の内面と第2フィルム16の内面とを接合することによって構成されるシール部である。一方、下部シール部121は、第1フィルム15の内面と第3フィルム17の内面とを接合することによって構成されるシール部、及び、第2フィルム16の内面と第3フィルム17の内面とを接合することによって構成されるシール部を含む。
図1に示すように、第1側部シール部131は、第1側部シール部131の延びる方向にみて、後述する注出口部4のチャックテープ30側に位置する第1側部上側シール部131aと、注出口部4のチャックテープ30が位置する側とは反対側に位置する第1側部下側シール部131bと、を有する。ここで、第1側部シール部131の延びる方向とは、例えば第1側部シール部131の内縁131cの延びる方向を意味する。
対向するフィルム同士を接合して袋10を密閉することができる限りにおいて、シール部を形成するための方法が特に限られることはない。例えば、加熱などによってフィルムの内面を溶融させ、内面同士を溶着させることによって、すなわちヒートシールによって、シール部を形成してもよい。若しくは、接着剤などを用いて対向するフィルムの内面同士を接着することによって、シール部を形成してもよい。
次に、第1フィルム15及び第2フィルム16を構成する積層体21の層構成について説明する。図2及び図3は、積層体21の層構成の一例を示す断面図である。
積層体21は、基材層26及びシーラント層27を少なくとも含む。図2に示す例においては、基材層26が積層体21の外面21yを構成し、シーラント層27が積層体21の内面21xを構成している。図2に示す例において、積層体21は、積層体21の外面21yから内面21xに向かって、基材層26、基材層26とシーラント層27とを接着する接着層28、及びシーラント層27を、この順に含む。この場合、積層体21の厚みは、例えば60μm以上であり、より好ましくは70μm以上である。また、積層体21の厚みは、例えば110μm以下であり、より好ましくは100μm以下である。また、積層体21は、図3に示すように、基材層26とシーラント層27との間に位置する中間層24を更に含んでいてもよい。この場合、積層体21は、図3に示すように、積層体21の外面21yから内面21xに向かって、基材層26、基材層26と中間層24とを接着する接着層28、中間層24、中間層24とシーラント層27とを接着する接着層25、及びシーラント層27を、この順に含んでいてもよい。また、積層体21は、図2及び図3に示す層以外の層を更に含んでいてもよい。
基材層26を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどのポリエステルやナイロンなどのポリアミドや高密度ポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィンなどのプラスチックを用いることができる。基材層26の厚みは、例えば10μm以上かつ30μm以下である。
中間層24を構成する材料としては、例えば、金属箔又は蒸着フィルムを用いることができる。これにより、中間層24は、水蒸気や酸素などのガスに対してガスバリア性を有する。中間層24に用いられる金属箔は、例えばアルミニウム箔である。中間層24に用いられる蒸着フィルムは、例えば基材と基材に蒸着された蒸着膜とを備える。この場合、基材としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)又はポリアミド(PA)を用いることができ、蒸着膜としては、例えばアルミニウム又は無機酸化物を用いることができる。
シーラント層27を構成する材料としては、例えば、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMMA)や低密度ポリエチレン(LDPE)や直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)などのポリエチレンやポリプロピレンを用いることができる。シーラント層27の厚みは、例えば40μm以上であり、より好ましくは50μm以上である。また、シーラント層27の厚みは、例えば100μm以下であり、より好ましくは70μm以下である。
接着層25及び接着層28の構成は任意である。例えば、接着層25及び接着層28は、押し出し法によって形成される層であってもよく、ドライラミネート法によって形成される層であってもよい。例えば、エクストルージョンコーター(不図示)などを用いた押し出し法により接着層28を介して基材層26と中間層24とが接着され、接着層25を介して中間層24とシーラント層27とが接着されてもよい。また、ウレタン系などの接着剤からなる接着層25及び接着層28を用いたドライラミネート法により、基材層26、中間層24及びシーラント層27を接着してもよい。
次に、第3フィルム17の層構成について説明する。第1フィルム15の内面及び第2フィルム16の内面と接合可能な内面を有する限りにおいて、第3フィルム17の層構成は任意である。例えば、第1フィルム15及び第2フィルム16と同様に、第3フィルム17として上述の積層体21を用いてもよい。若しくは、内面がシーラント層によって構成され、且つ積層体21とは異なる構成のフィルムを、第3フィルム17として用いてもよい。
チャックテープ
次に、図1及び図4を参照して、チャックテープ30について説明する。図4は、袋10を図1のIV線に沿って切断した場合を示す断面図である。チャックテープ30は、図1に示すように、第1側部シール部131の延びる方向にみて、後述する注出口部の位置を基準として、第3フィルム17側とは反対側に位置する。
第1部材31は、第1接合部31aと第1嵌合部31bとを有する。また、第2部材32は、第2接合部32aと第2嵌合部32bとを有する。第2嵌合部32bは、第1嵌合部31bと嵌合可能に構成されている。また、第1接合部31aは第1フィルム15の内面に接合されている。また、第2接合部32aは第2フィルム16の内面に接合されている。図4に示すように、第1嵌合部31bは、第1接合部31aが第1フィルム15の内面に接合されていることによって、第1フィルム15に固定されている。また、第2嵌合部32bは、第2接合部32aが第2フィルム16の内面に接合されていることによって、第1嵌合部31bと嵌合可能なように、第2フィルム16に固定されている。図4においては、第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとが嵌合した様子を示している。図1などの平面図においては、第1フィルム15の内面に接合されている第1接合部31a及び第2フィルム16の内面に接合されている第2接合部32aに、シール部に施されたハッチングとは異なるハッチングが施されている。
第1接合部31aを第1フィルム15の内面に接合する方法、及び第2接合部32aを第2フィルム16の内面に接合する方法は、特に限定されない。例えば、加熱などによって第1接合部31aと第1フィルム15の内面、及び第2接合部32aと第2フィルム16の内面とを溶融させ、第1接合部31aと第1フィルム15の内面とを溶着させ、第2接合部32aと第2フィルム16の内面とを溶着させることによって接合してもよい。若しくは、接着剤などを用いて第1接合部31aと第1フィルム15の内面とを接着し、第2接合部32aと第2フィルム16の内面とを接着することによって接合してもよい。
第1接合部31a及び第2接合部32aは、第1フィルム15又は第2フィルム16の内面と接合可能な面を有する。また、第1接合部31a及び第2接合部32aは、第1フィルム15又は第2フィルム16の変形に追従して変形可能な程度の厚みを有する。第1接合部31a及び第2接合部32aの厚みは、例えば40μm以下であり、30μm以下であってもよい。第1接合部31a及び第2接合部32aを構成する材料としては、ポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)などを用いることができる。
第1嵌合部31b及び第2嵌合部32bの形状は、互いに嵌合可能である限り、特に限定されない。具体的には、図4に示すように、第1嵌合部31bを雄型、第2嵌合部32bを雌型とすることができる。また、図示はしないが、第1嵌合部31bを雌型、第2嵌合部32bを雄型とすることもできる。
第1嵌合部31b及び第2嵌合部32bは、内容物の加熱時に溶融したり損傷したりしない程度の耐熱性を有してもよい。この場合、第1嵌合部31b及び第2嵌合部32bを構成する材料としては、PP、PEなどを用いることができる。第1嵌合部31bは、第1接合部31aと一体的に構成されていてもよい。また、第2嵌合部32bは、第2接合部32aと一体的に構成されていてもよい。なお、「一体的」とは、両者の間に接合面などの界面が存在しないことを意味する。
本実施の形態においては、図1に示すように、チャックテープ30は、第1側部シール部131から第2側部シール部141に延びる。図1に示す例においては、第1接合部31a、第1嵌合部31b、第2接合部32a及び第2嵌合部32bがそれぞれ、第1側部シール部131から第2側部シール部141に延びている。このため、第1嵌合部31bと第2嵌合部32bが嵌合されているとき、袋10の収容部18が外界から隔離される。この場合、収容部18は、第1接合部31a、第1嵌合部31b、第2嵌合部32b、第2接合部32a、第1フィルム15、第2フィルム16及び第3フィルム17によって囲われる。
開封機構
次に、開封機構70について説明する。開封機構70は、第1フィルム15及び第2フィルム16を破断させて、上述の収容部18に連通する開口部を形成するための構成要素である。図1及び図4に示すように、開封機構70は、チャックテープ30と、後述する上部シール部との間の位置において第1フィルム15及び第2フィルム16を破断させ、開口部を形成する。以下、開封機構70を利用して第1フィルム15及び第2フィルム16を破断させることによって形成された開口部のことを、第2開口部とも称する。
図1に示す例において、開封機構70は、開封開始機構71を有する。開封開始機構71は、第1フィルム15及び第2フィルム16の破断を開始させるための構成要素である。開封開始機構71は、例えば、第1側部シール部131又は第2側部シール部141の少なくともいずれか一方に設けられる。図1に示す例において、開封開始機構71は、第1側部シール部131及び第2側部シール部141に設けられている。開封開始機構71の具体的な態様は、チャックテープ30と後述する上部シール部との間の位置において第1フィルム15及び第2フィルム16に破断を開始させることができる限り、特に限定されない。開封開始機構71として、例えば、第1側部シール部131又は第2側部シール部141に設けられた切り欠き又は切り込みを用いることができる。開封開始機構71として切り欠きを用いる場合、切り欠きは、例えば、幅が一定の矩形の形状を有する。切り欠きは、第1側部13側から第2側部14側に向かうにつれて先細りになる形状を有してもよい。図1に示す例においては、開封開始機構71として、矩形の形状を有する切り欠きが用いられている。
図示はしないが、開封機構70は、開封補助機構を有してもよい。開封補助機構は、開封開始機構71によって生じさせた第1フィルム15及び第2フィルム16の破断の進行方向を、所望の方向に誘導するための構成要素である。開封補助機構は、例えば、レーザー加工やカッターなどで形成されたハーフカット線などの易開封線である。ここで、ハーフカット線とは、第1フィルム15又は第2フィルム16の一部に形成される凹部であって、第1フィルム15又は第2フィルム16を貫通するものではない形状のものを指す。開封機構70が開封補助機構を有する場合、開封補助機構によって、切り欠きによって開始させた破断を、開封補助機構に沿って進行させ、開封機構70の位置において、後述する開封開口部を形成することができる。
また、図示はしないが、袋10は、開封機構70を備えなくてもよい。この場合、消費者は、第1フィルム15及び第2フィルム16を、手で引き裂いたり、ハサミで切断したりすることによって、第2開口部を形成してもよい。第2開口部を形成する位置には、第2開口部を形成する位置であることを消費者に示すための表示が印刷などによって設けられていてもよい。
注出口部
次に、注出口部4について説明する。図5は、図1に示す袋10の注出口部4の付近を拡大して示す図である。注出口部4は、収容部18に収容されている内容物を注出するための構成要素である。注出口部4は、図1に示すように、第1側部シール部131の延びる方向にみて、チャックテープ30の位置を基準として、開封機構70側とは反対側に位置する。注出口部4は、図1に示すように、第1フィルム15及び第2フィルム16を含む。図1及び図5に示す例において、注出口部4は、第1フィルム15及び第2フィルム16と同じ材料で構成されている。第1フィルム15と第2フィルム16との間には、収容部18に収容されている内容物が注出されるときに内容物が流通する流通路40が形成される。図1及び図5に示す例において、注出口部4は、流通路40と、流通路40を囲む注出口シール部47と、開封されることによって流通路40に連通する注出口となる開封予定部48と、を有する。図5に示す例において、開封予定部48は、点48c及び点48dにて、注出口シール部47の内縁と交わる。
流通路40は、第1フィルム15と第2フィルム16との間に形成され、袋10から突出した通路であり、収容部18に収容されている内容物が注出されるときに内容物が流通する通路である。
流通路40の範囲について、特に収容部18との関係に関して説明する。例えば、第1側部シール部131の内縁131cよりも外側に位置する未シール部分を、流通路40と定義することができる。例えば、第1側部上側シール部131aの内縁131cと第1側部下側シール部131bの内縁131cとを結ぶ、図5に一点鎖線で示す直線L1よりも外側に位置する未シール部分を、流通路40と定義することができる。この場合、直線L1よりも内側に位置する未シール部分を収容部18と定義することができる。なお本願において、「内側」とは、袋10の中心点に近づく側であり、「外側」とは、袋10の中心点から遠ざかる側である。
図5に示す例において、流通路40の延びる方向は、第1側部シール部131の延びる方向と直交する。ここで、流通路40の延びる方向は、例えば以下の方法によって定義される。まず、後述する開封予定部48と注出口シール部47の内縁とが交わる一方の点48cを通り、点48cにおける注出口シール部47の内縁の延びる方向に延びる、図5に一点鎖線で示す直線L3を描く。また、開封予定部48と他方の注出口シール部47の内縁とが交わる他方の点48dを通り、点48dにおける注出口シール部47の内縁の延びる方向に延びる、図5に一点鎖線で示す直線L4を描く。この場合に、直線L3と直線L4とがなす角の二等分線である、図5に一点鎖線で示す直線L5の延びる方向を、流通路40の延びる方向と定義することができる。
注出口シール部47は、図5に示すように、流通路40を外側から囲むシール部である。図5に示すように、注出口シール部47は、第1側部シール部131と接続されている。図5に示す例において、注出口シール部47は、上側において第1側部シール部131の第1側部上側シール部131aに接続され、下側において第1側部シール部131の第1側部下側シール部131bに接続されている。注出口シール部47は、第1側部シール部131などと同様に、第1フィルム15の内面と第2フィルム16の内面とを接合することによって構成される。注出口シール部47を形成する方法は、例えば、第1側部シール部131を形成する方法と同様である。
図5に示す例において、注出口シール部47は、第1側部シール部131の延びる方向にみて、流通路40のチャックテープ30側に位置する第1部分471と、流通路40のチャックテープ30側とは反対側に位置する第2部分472と、を有する。図5に示す例において、第1部分471は、第1側部上側シール部131aに接続されており、第2部分472は、第1側部下側シール部131bに接続されている。図5に示す例において、注出口シール部47は、注出口部4の先端に位置して第1部分471と第2部分472とを接続する、第3部分473を更に有する。第3部分473は、開封予定部48において注出口部4を破断させる際に、袋10の収容部18側から切り離される部分に相当する。
第1部分471及び第2部分472は、図5に示すように、第1側部シール部131の延びる方向における第1部分471と第2部分472との間の間隔が、袋10の外側に向かうにつれて少なくとも部分的に小さくなるよう、構成されていてもよい。これにより、流通路40と収容部18との境界における流通路40の幅を、開封予定部48における流通路40の幅に比べて大きくすることができる。このことにより、内容物が収容部18から流通路40に流入し易くなる。また、開封予定部48における流通路40の幅を小さくすることにより、開封予定部48に形成される注出口の幅を小さくすることができ、これにより、注出口から注出される内容物の注出量、注出方向や注出位置を制御し易くなる。
開封予定部48は、流通路40に連通する注出口となる部分である。図5に示す例において、開封予定部48は、流通路40を横切るように直線状に延びている。図5に示す例において、開封予定部48は、開封される際に第1フィルム15及び第2フィルム16が破断する予定の線である、二点鎖線で示す開封予定線48fを有する。開封予定線48fには、開封場所であることを消費者に示すための表示が印刷などによって設けられていてもよい。開封予定部48が開封予定線48fを有する場合、消費者は、開封予定線48fにおいて、第1フィルム15及び第2フィルム16を、手で引き裂いたり、ハサミで切断したりすることによって、注出口を形成することができる。
流通路制限シール部
次に、流通路制限シール部51について説明する。流通路制限シール部51は、収容部18から流通路40への内容物の流通、又は流通路40における内容物の流通を制限するシール部である。
図5に示す例において、流通路制限シール部51は、流通路40のうち開封予定部48よりも収容部18側に位置し、注出口シール部47及び第1側部シール部131と離間した、1つのシール部である。流通路制限シール部51は、第1側部シール部131及び注出口シール部47などと同様に、第1フィルム15の内面と第2フィルム16の内面とを接合することによって構成される。注出口シール部47を形成する方法は、例えば、第1側部シール部131及び注出口シール部47を形成する方法と同様である。
流通路制限シール部51が設けられている場合、流通路40のうち流通路制限シール部51の周囲においては、第1フィルム15と第2フィルム16との間の間隔が狭くなり、内容物が通りにくくなる。このため、流通路制限シール部51を設けることにより、収容部18から、流通路制限シール部51と注出口シール部47との間、又は流通路制限シール部51と第1側部シール部131との間を通って開封予定部48に至る内容物の流通を制限することができる。これにより、開封予定部48に形成される注出口に至る内容物の流量が大き過ぎることに起因して内容物の閉塞が生じてしまうことを抑制することができる。
図5において、符号W1は、開封予定部48と注出口シール部47の内縁とが交わる点48c及び48dを結ぶ線分48iの長さを表す。また、符号W2は、流通路制限シール部51と注出口シール部47の第1部分471との距離を表し、符号W3は、流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との距離を表す。図5に示すように、距離W2及び距離W3のそれぞれが、注出口の幅W1よりも小さくてもよい。距離W2と距離W3との合計の距離が、注出口の幅W1よりも小さくてもよい。これによって、流通路40において、特に流通路制限シール部51と第1部分471との間及び流通路制限シール部51と第2部分472との間にて、内容物の流通を更に制限することができる。
袋の製造方法
次に、本実施の形態における袋10の製造方法について説明する。まず、第1フィルム15、第2フィルム16、第1部材31及び第2部材32を準備する。なお、第1フィルム15、第2フィルム16、第1部材31、第2部材32はそれぞれ、第1部材31の第1嵌合部31b及び第2部材32の第2嵌合部32bの延びる方向に沿って延びる長尺状の部材として準備されてもよい。
次に、第1部材31の第1接合部31aを第1フィルム15の内面に接合し、第2部材32の第2接合部32aを第2フィルム16の内面に接合する。また、第1フィルム15及び第2フィルム16の下部12側に、折り返した状態の第3フィルム17を挿入し、各フィルムの内面同士をヒートシールして、下部シール部121、第1側部シール部131、第2側部シール部141、注出口シール部47、流通路制限シール部51などのシール部を形成する。
その後、ヒートシールによって互いに接合された各フィルムを、袋10の形状に切り抜く。このようにして、図1に示す袋10を得ることができる。
第1内容物の充填方法
次に、上述の袋10に第1内容物を充填する方法について説明する。まず、図1及び図4に示す袋10の上部11の第1開口部11b、及び第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとの間を介して、第1内容物61を袋10に充填する。次に、第1内容物61が収容された袋10の上部11をヒートシールして上部シール部111を形成する。このようにして、第1内容物61が収容され封止された袋10を得ることができる。図6は、上部11が封止された状態の袋10を示す正面図である。また、図7は、袋10を図6のVII線に沿って切断した場合を示す断面図である。なお、第1内容物61を袋10に充填した後に、図7に示すように第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとを嵌合させてもよい。
袋の使用方法
次に、第1内容物61が収容された袋10を消費者が使用する方法の一例について説明する。図8は、開封された状態の袋10を示す断面図である。まず、消費者は、開封機構70のノッチを利用して、チャックテープ30と上部シール部111との間の位置において第1フィルム15及び第2フィルム16を破断させる。また、第1内容物61を袋10に充填した後に第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとを嵌合させた場合には、消費者は、第1部材31と第2部材32との間を広げるように袋10に力を加えて、第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとの間の嵌合を外す。このようにして、図8に示すように、収容部18に連通する第2開口部11cを袋10に形成して、袋10を開封することができる。
続いて、消費者は、第2開口部11cを介して第2内容物を袋10の収容部18に追加する。次に、消費者は、第1内容物61と第2内容物とを混合させる。第1内容物61と第2内容物との混合は、例えば以下のようにして行うことができる。まず、図8に示すように、第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとを嵌合させて、袋10を再び封止する。続いて、袋10ごと、第1内容物61及び第2内容物を手で揉む。これによって、第1内容物61及び第2内容物を混合させ、図8に示すように、第1内容物61と第2内容物との混合物63を得ることができる。
第1内容物61及び第2内容物を混合させ、混合物63を得た後、消費者は、図10に示すように、開封予定部48において注出口部4を破断させる。これによって、図11に示すように、注出口部4に、流通路40に連通する注出口49を形成する。図11は、図10に示す開封予定部48において注出口49を形成した場合の袋10の、注出口部4の付近を拡大して示す図である。次に、図12に示すように、袋10を手Hで絞る。これによって、収容部18の混合物63を、流通路40及び注出口49を介して注出することができる。なお、図12は、袋10がチャックテープ30の延びる方向に延びる線に沿って畳まれた状態で、袋10を手Hで絞る様子を示している。
以下、本実施の形態に係る袋10の効果について説明する。本実施の形態に係る袋10は、注出口部4を備える。このため、図10に示すように、チャックテープ30の嵌合を外すことによって形成される第2開口部11cの幅よりも大幅に小さい、注出口49を形成することができる。これによって、適量の内容物を注出する操作を容易に行うことができる。また、チャックテープ30を通すことなく内容物を注出することができるので、内容物がチャックテープ30に付着することを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る袋10は、流通路40に位置する流通路制限シール部51を備える。内容物は、注出口シール部47の第1部分471との間、又は流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との間のいずれか一方を通らない限り、注出口49から注出されない。このため、収容部18から流通路40に流入した後に注出口49に至る内容物の流量を制限することができる。これによって、袋10が流通路制限シール部51を備えない場合よりも、内容物を少量ずつ注出する操作を、より容易とすることができる。このように、注出口部4によって内容物の排出操作性を向上することができる。
本実施の形態において、好ましくは、第1側部シール部131の延びる方向における第1部分471と第2部分472との間の間隔が、袋10の外側に向かうにつれて少なくとも部分的に小さくなるよう、構成されている。これにより、流通路40と収容部18との境界における流通路40の幅を、開封予定部48における流通路40の幅に比べて大きくすることができ、内容物が収容部18から流通路40に流入し易くなる。また、流通路制限シール部51を設けることにより、収容部18から流通路40に流入した後に注出口49に至る内容物の流量を制限することができる。このため、注出口49の幅を狭くし、内容物の排出操作性を維持しながら、注出口49において内容物の閉塞が生じてしまうことを抑制することができる。
(注出口から注出される内容物の変形例)
上述の実施の形態においては、第1内容物61と第2内容物との混合物63が注出口49から注出される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、第1内容物又は第2内容物のいずれか一方が主に注出口49から注出されてもよい。例えば、第1内容物が固形物であり、第2内容物が流動体である場合を考える。第1内容物の寸法が、注出口シール部47の第1部分471との間の空間の寸法、又は流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との間の空間の寸法よりも小さい場合、第1内容物は、注出口シール部47の第1部分471との間、又は流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との間を通って注出口49に至ることができない。一方、第2内容物は、注出口シール部47の第1部分471との間、又は流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との間を通って注出口49に至ることができる。このため、注出口部4を用いて内容物を注出する際に、第1内容物を袋10内に残して、第2内容物を注出口49から注出することができる。このように、注出口部4によって内容物の排出操作性を向上することができる。例えば、第1内容物としてかつお節又は昆布などの出汁の材料、第2内容物として水を用い、加熱の調理を行って出汁をとった場合に、かつお節又は昆布などの出汁の材料を袋10内に残して出汁を注出することができる。また、第1内容物として乾燥した大豆ミート、第2材料としてお湯を用い、大豆ミートを湯戻しする調理を行った場合に、湯戻しした大豆ミートを袋10内に残しつつ、注出口49を介してお湯を捨てることもできる。また、第1内容物としてインスタント焼きそば、第2材料としてお湯を用い、インスタント焼きそばを調理した場合に、インスタント焼きそばを袋10内に残しつつ、注出口49を介してお湯を捨てることもできる。
(流通路制限シール部の第1の変形例)
上述の実施の形態においては、流通路制限シール部51が、距離W2と距離W3との合計の距離が注出口49の幅W1よりも小さくなる位置に位置する例を示した。しかしながら、これに限られることなく、流通路制限シール部51は、距離W2及び距離W3のそれぞれが注出口49の幅W1よりも小さくなる位置であって、距離W2と距離W3との合計の距離が注出口49の幅W1以上となる位置に位置してもよい。
(流通路制限シール部の第2の変形例)
上述の実施の形態及び各変形例においては、流通路制限シール部51が注出口シール部47と離間している例を示した。しかしながら、これに限られることなく、例えば図13に示すように、流通路制限シール部51は、注出口シール部47と接続していてもよい。例えば図13に示すように、シール部が、開封予定部48又は注出口49よりも収容部18側において、流通路40の幅を注出口49の幅W1よりも小さく制限する部分を有する場合に、袋10が注出口シール部47に接続されている流通路制限シール部51を備えているとみなすことができる。この場合、流通路制限シール部51を、例えば以下のように定義することができる。まず、開封予定部48と注出口シール部47の内縁とが交わる点48c及び48dを通り、点48c及び48dのそれぞれにおいて注出口シール部47の内縁の延びる方向に延びる直線L3及びL4を描く。そして、開封予定部48又は注出口49よりも収容部18側において、直線L3又は直線L4よりも流通路40側に位置するシール部を、流通路制限シール部51と定義することができる。図13に示す例においては、直線L4よりも流通路40側に位置するシール部を、流通路制限シール部51と定義することができる。この場合、図13に示す流通路制限シール部51は、注出口シール部47の第2部分472と接続しているといえる。図13に示す例においては、流通路制限シール部51と注出口シール部47の第1部分471との距離W2が、注出口の幅W1よりも小さくなっている。
(流通路制限シール部51の第3の変形例)
上述の実施の形態及び変形例においては、袋10が流通路40に位置する例を示した。しかしながら、これに限られることなく、流通路制限シール部51は、例えば図14に示すように、収容部18に位置してもよい。図14に示す例において、流通路制限シール部51は、収容部18に位置する弧状のシール部である。図14に示す例においては、流通路制限シール部51と、注出口シール部47の第1部分471との距離W2、及び流通路制限シール部51と注出口シール部47の第2部分472との距離W3のそれぞれが、注出口49の幅W1よりも小さくなっている。第2の変形例に係る流通路制限シール部51によれば、収容部18から流通路40への内容物の流通を制限することができる。
(流通路制限シール部の第4の変形例)
上述の実施の形態及び各変形例においては、袋10が1つの流通路制限シール部を備える例を示した。しかしながら、これに限られることなく、袋10は、複数の流通路制限シール部51を備えていてもよい。この場合、少なくとも1つの流通路制限シール部51と注出口シール部47又は第1側部シール部131との距離、若しくは少なくとも1組の流通路制限シール部51同士の距離が、注出口49の幅W1よりも小さくなっていてもよい。
(袋の第1の変形例)
上述の実施の形態及び各変形例においては、流通路40への又は流通路40における内容物の流通を制限する流通路制限シール部51を備えることによって、排出操作性の向上された袋10を示した。しかしながら、これに限られることなく、袋10は、例えば図15に示すように、流通路40の延びる方向に沿って延びる流通路分割シール部52を備えていることによって、排出操作性が向上されていてもよい。流通路分割シール部52は、図15に示すように、流通路40の延びる方向に沿って延びる。ここで、流通路40の延びる方向に沿って延びる、とは、例えば直線L5となす角が0度以上15度以下である方向に沿って延びることを意味する。また、流通路分割シール部52は、図15に示すように、少なくとも部分的に流通路40に位置する。流通路制限シール部51は、少なくとも部分的に、流通路40のうち開封予定部48よりも収容部18側に位置する。図15に示す例において、流通路分割シール部52は、開封予定部48を横切って延び、注出口シール部47の第3部分473に接続している。
袋10が流通路分割シール部52を備えることによって、流通路分割シール部52を備えない場合よりも、内容物が流通路40を流れる方向が限定される。このため、注出口部4を用いて内容物を注出する際に、内容物を所望の方向に注出しやすくすることができる。
また、袋10が流通路分割シール部52を備えることによって、図15に示すように、流通路40が、流通路40の全体と比較して幅の小さい複数の小流通路に分割される。図15に示す例においては、流通路40が、第1小流通路40a及び第2小流通路40bの2つの小流通路に分割される。特に、図15に示す例においては、流通路分割シール部52が開封予定部48を横切って延びるために、開封予定部48において、流通路40が、複数の小流通路に分割される。これによって、特に内容物がマヨネーズなどの粘性を有する流動体などである場合に、注出口部4を用いて内容物を注出する際に、内容物を小流通路の数に応じた複数の線状の形態にて注出することができる。このように、注出口部4によって内容物の排出操作性を向上することができる。
(袋の第2の変形例)
袋10の流通路40の延びる方向は、例えば図16に示すように、第1側部シール部131の延びる方向と直交しなくてもよい。図16に示す例においては、注出口シール部47の第1部分471が第1側部上側シール部131aに対して90度以下の角度θ1を成して外側に延び、注出口シール部47の第2部分472が第1側部下側シール部131bに対して90度よりも大きな角度θ2を成して外側に延びる。なお、注出口シール部47の第1部分471及び第2部分472における内縁と外縁との延びる方向が異なる場合には、第1部分471及び第2部分472の内縁の延びる方向が、第1部分471及び第2部分472の延びる方向と定義されてもよい。また、第1部分471及び第2部分472の内縁が、直線部分471a及び472aを含む場合、注出口シール部47の第1部分471が第1側部上側シール部131aに対して成す角度θ1は、例えば、第1部分471の内縁の直線部分471aが第1側部上側シール部131aに対して成す角度であってもよい。また、注出口シール部47の第2部分472が第1側部下側シール部131bに対して成す角度θ2は、例えば、第2部分472の内縁の直線部分472aが第1側部下側シール部131bに対して成す角度であってもよい。注出口シール部47の第1部分471及び第2部分472が上述の通りに延びることによって、袋10の流通路40は、袋10の上部11側に内容物が注出されるように第1側部シール部131の延びる方向と直交しない方向に延びる。
このような注出口シール部47及び流通路40を有する注出口部4を備える袋10から内容物を注出する方法について、内容物が液体である場合を例として説明する。まず、袋10を、第1側部シール部131の延びる方向が水平面に垂直となる状態で支持する。次に、内容物である液体の液面が少なくとも流通路40の位置まで達するように、袋10の第1側部13側を第2側部14側に対して下げるように、袋10を傾ける。これによって、流通路40を介して内容物を注出することができる。
袋の第2の変形例に係る袋10は、例えば内容物が液体である場合において上述のように袋10から内容物を注出するとき、流通路40内において内容物の流れる方向を上方に向け、内容物の流速を低下させることができる。このため、所望の位置に適量の内容物を注出することを容易にすることができる。このように、注出口部4によって内容物の排出操作性を向上することができる。
(袋の第3の変形例)
流通路40の延びる方向が第1側部シール部131の延びる方向と直交しない袋10に関し、注出口シール部47の第1部分471の内縁は、異なる方向に延びる複数の直線部分を含んでもよい。また、注出口シール部47の第2部分472の内縁は、異なる方向に延びる複数の直線部分を含んでもよい。図17に示す例においては、注出口シール部47の第1部分471の内縁が、異なる方向に延びる複数の直線部分471a及び471bを含む場合を示している。また、図18に示す例においては、注出口シール部47の第2部分472の内縁が、異なる方向に延びる複数の直線部分472a、472b及び472cを含む場合を示している。これらの場合、注出口シール部47の第1部分471が第1側部上側シール部131aに対して成す角度θ1は、例えば図17に示すように、第1部分471の内縁の複数の直線部分のうち、開封予定部48と接する直線部分471aが第1側部上側シール部131aに対して成す角度であってもよい。また、注出口シール部47の第2部分472が第1側部下側シール部131bに対して成す角度θ2は、例えば図18に示すように、第2部分472の内縁の複数の直線部分のうち、開封予定部48と接する直線部分472aが第1側部下側シール部131bに対して成す角度であってもよい。
また、開封予定部48は、図18に示すように、注出口部4に注出口を形成し易くするための易開封機構を有してもよい。例えば開封予定部48は、袋10のうち、その他の部分に比べて破断され易くなるような加工が施されている易開封線を有してもよい。易開封線は、注出口部4を破断させて注出口を形成する作業を容易化するために、第1フィルム15及び第2フィルム16に形成される。易開封線の例としては、レーザー加工やカッターなどで形成されたハーフカット線、又はミシン目によって形成された線などを挙げることができる。この場合、互いにほぼ平行に延びる複数の易開封線が設けられていてもよい。また、第1フィルム15および第2フィルム16を構成する積層フィルムの中に延伸フィルムを包含させ、延伸フィルムの延伸方向と開封予定部48の延びる方向とを一致させてもよい。また開封予定部48は、端部にノッチを有してもよい。図18に示す例において、開封予定部48は、つまみ部48gと、易開封線48hと、開封予定線48fとを有する。つまみ部48gは、開封予定部48において注出口部4を開封する際に指で摘ままれる部分である。図18に破線によって示す易開封線48hは、第1フィルム15と第2フィルム16とのシール部に位置し、つまみ部48gの輪郭の一部を画成する。図18に二点鎖線によって示す開封予定線48fは、開封される際に第1フィルム15及び第2フィルム16が破断する予定の線である。易開封線48hを破断させ、その破断方向に沿って注出口部4を破断させることによって、開封予定線48fに沿って注出口部4を破断させることができる。これにより、注出口を形成することができる。
(袋の第4の変形例)
上述の実施の形態及び各変形例においては、第1側部シール部131に位置する1つの注出口部4を備える袋10を示した。しかしながら、これに限られることなく、袋10は、例えば図19に示すように、少なくとも2以上の注出口部4を備えてもよい。図19に示す例において、袋10は、第1側部シール部131に位置する第1注出口部4aと第2注出口部4bとを備える。また、図19に示す例において、第1側部シール部131は、第1注出口部4aよりも上部側に位置する第1側部上側シール部131aと、第2注出口部4bよりも下部側に位置する第1側部下側シール部131bと、第1注出口部4aと第2注出口部4bとの間に位置する第1側部中間シール部131fとを有する。この場合、少なくとも2以上の注出口部4の形状は、互いに異なっていてもよい。図19に示す例においては、第1注出口部4aの注出口の幅W1aと、第2注出口部4bの注出口の幅W1bとが、互いに異なっている。袋の第4の変形例に係る袋10は、消費者が、袋10の用途に応じて、注出口49を形成する注出口部4の形状及び数を選択することができる。例えば、図19に示す袋10は、内容物を注出する際における消費者の所望の流量に応じて、第1注出口部4aのみに注出口49を形成するか、第2注出口部4bのみに注出口49を形成するか、第1注出口部4aと第2注出口部4bとの両方に注出口49を形成するかを、選択することができる。このように、第1注出口部4aと第2注出口部4bとによって内容物の排出操作性を向上することができる。
(袋の第5の変形例)
上述の実施の形態及び各変形例においては、袋10が、第1フィルム15、第2フィルム16及び第3フィルム17を備える底ガセットタイプの袋である例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図20に示すように、袋10が、第1フィルム15及び第2フィルム16を備える、いわゆる平パウチであってもよい。
(袋の使用方法の変形例)
上述の実施の形態においては、上部シール部111によって封止されているが、開封機構70の箇所では開封されていない状態の袋10に、第1内容物61が収容されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、上部シール部111によって封止されているが、開封機構70の箇所では開封されていない状態の袋10に、内容物が収容されていなくてもよい。この場合、消費者は、開封機構70を利用して袋10を開封した後、第2開口部11cを介して内容物を袋10の収容部18に投入する。続いて、第1嵌合部31bと第2嵌合部32bとを嵌合させた後、内容物を調理してもよい。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 袋
11 上部
111 上部シール部
11b 第1開口部
11c 第2開口部
12 下部
121 下部シール部
13 第1側部
131 第1側部シール部
131a 第1側部上側シール部
131b 第1側部下側シール部
131c 内縁
131d 外縁
131f 第1側部中間シール部
14 第2側部
141 第2側部シール部
15 第1フィルム
16 第2フィルム
17 第3フィルム
17f 折り返し部
18 収容部
21 積層体
21x 内面
21y 外面
24 中間層
25 接着層
26 基材層
27 シーラント層
28 接着層
31 第1部材
31a 第1接合部
31b 第1嵌合部
32 第2部材
32a 第2接合部
32b 第2嵌合部
4 注出口部
4a 第1注出口部
4b 第2注出口部
40 流通路
40a 第1小流通路
40b 第2小流通路
47 注出口シール部
471 第1部分
472 第2部分
473 第3部分
48 開封予定部
48f 開封予定線
48g つまみ部
48h 易開封線
49 注出口
51 流通路制限シール部
52 流通路分割シール部
61 第1内容物
63 混合物
70 開封機構
71 開封開始機構

Claims (8)

  1. 内容物を収容する収容部を備える袋であって、
    前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、
    前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、
    前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、
    前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、
    前記流通路への又は前記流通路における前記内容物の流通を制限する流通路制限シール部と、を備える、袋。
  2. 前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、
    前記流通路制限シール部は、前記流通路に位置し、前記注出口シール部と離間している、請求項1に記載の袋。
  3. 前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、
    前記流通路制限シール部は、前記流通路に位置し、前記注出口シール部と接続している、請求項1に記載の袋。
  4. 前記流通路制限シール部は、前記収容部に位置する、請求項1に記載の袋。
  5. 内容物を収容する収容部を備える袋であって、
    前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、
    前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、
    前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、
    前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、
    少なくとも部分的に前記流通路に位置し、前記流通路の延びる方向に沿って延びる流通路分割シール部と、を備える、袋。
  6. 内容物を収容する収容部を備える袋であって、
    前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、
    前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、
    前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、
    前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される注出口部と、を備え、
    前記第1側部シール部は、前記第1側部シール部の延びる方向にみて、前記注出口部のチャックテープ側に位置する第1側部上側シール部と、前記注出口部のチャックテープ側とは反対側に位置する第1側部下側シール部と、を有し、
    前記注出口部は、前記流通路を囲む注出口シール部を有し、
    前記注出口シール部は、前記第1側部シール部の延びる方向にみて、前記流通路のチャックテープ側に位置する第1部分と、前記流通路のチャックテープ側とは反対側に位置する第2部分と、を有し、
    前記第1部分は、前記第1側部上側シール部に対して90度以下の角度を成して外側に延び、
    前記第2部分は、前記第1側部下側シール部に対して90度よりも大きな角度を成して外側に延びる、袋。
  7. 内容物を収容する収容部を備える袋であって、
    前記袋の第1面を構成する第1フィルムと、
    前記第1面に対向する第2面を構成する第2フィルムであって、前記第1フィルムとの間に前記収容部を画成する第2フィルムと、
    前記袋の外縁に沿って延びるとともに互いに対向し、前記第1フィルムと前記第2フィルムとを接合する第1側部シール部及び第2側部シール部と、
    前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に位置し、前記第1側部シール部から前記第2側部シール部に延びるチャックテープと、
    前記第1側部シール部に位置し、前記第1フィルム及び前記第2フィルムを含み、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に、前記収容部に収容されている前記内容物が注出されるときに前記内容物が流通する流通路が形成される、少なくとも2以上の注出口部と、を備える、袋。
  8. 前記少なくとも2以上の注出口部の前記流通路は、形状が異なっている、請求項7に記載の袋。
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