JP2020170139A - 短波長赤外線用撮像レンズ及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】短波長赤外線用撮像レンズにおいて、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域で十分な色収差補正と球面収差補正とが両立し、十分なバックフォーカスを取る。
【解決手段】物体側から順に全体として負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とを有し、前記第2レンズ群は、アッベ数V2p及び屈折率N2pに関して下記条件式(1)及び(2)の両方を満足する少なくとも1つの正レンズを有するV2p>40・・・・・・(1)N2p>1.7・・・・・・(2)尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。ここで、0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2pは、(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
【選択図】図1
【解決手段】物体側から順に全体として負の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群GR2とを有し、前記第2レンズ群は、アッベ数V2p及び屈折率N2pに関して下記条件式(1)及び(2)の両方を満足する少なくとも1つの正レンズを有するV2p>40・・・・・・(1)N2p>1.7・・・・・・(2)尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。ここで、0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2pは、(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
【選択図】図1
Description
本発明は、短波長赤外線用撮像レンズ及び撮像装置に関し、更に詳細には、レトロフォーカス型の短波長赤外線用撮像レンズ及び該撮像レンズを備えた撮像装置に関するものである。
通常、赤外線は、波長によって近赤外、短波長赤外、中赤外、遠赤外に分けられ、短波長赤外線とは通常1000〜2500nmの帯域を意味する。短波長赤外線は、可視光に近い波長を有することから、可視光と同様に対象物によって反射または吸収されるため、高解像のイメージングに有利である。また、可視域では判別が難しいが、短波長赤外線を用いることで判別が可能になるものもあり、短波長赤外線光学系は検査・検出・監視等の分野で利用されている。短波長赤外線用光学系に関する従来技術としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。
従来から知られている光学系として、負の屈折力を有する第1レンズ群及び正の屈折力を有する第2レンズ群を含むレトロフォーカス型レンズがある(例えば、特許文献2)。このレトロフォーカス型レンズは、像面から射出瞳までの距離を十分確保することができる。
従来から知られている光学系として、開口絞りの前後に各々レンズ群を有する光学系がある(例えば、特許文献3)。
特許文献1に記載の短波長赤外線用光学系は、波長域1500〜2000nmで色収差を良好に補正しているが、F値が4程度の、明るくない光学系である。短波長赤外線用撮像レンズとしては、波長域900nm〜1700nm、1700nm−2400nmであるものなどがあるが、F値が小さく、広帯域900−2400nmで色収差を良好に補正した高解像の撮像レンズがなかった。
特許文献2に記載の光学系は、F値は1.8程度の明るい光学系であるが、対象となる波長域が可視域である。
特許文献3に記載の光学系は、F値が1.4程度の明るい光学系であるが、対象となる波長域が可視域であり、非球面レンズを用いたレンズ枚数の多い光学系となっている。
一般的に使用される低分散光学ガラスとしてはd線に対するアッベ数Vdが70以上のものがあるが、d線に対する屈折率Ndは1.55以下である。このようなガラスは短波長赤外域でも分散は小さいが、屈折率が小さいため十分な球面収差補正ができない。特許文献2、3に記載の光学系ではNdが1.7以上の光学ガラスでアッベ数Vdが比較的大きい50以上であるが、このようなガラスは短波長赤外域でのアッベ数Vが26程度と大きく、十分な色収差補正ができない。
本発明は上記したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域で十分な色収差補正と球面収差補正とを両立させ、しかも十分なバックフォーカスを取ることができる短波長赤外線用撮像レンズ及び当該撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の一つの実施形態による短波長赤外線用撮像レンズは、物体側から順に全体として負の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、前記第2レンズ群は、アッベ数V2p及び屈折率N2pに関して下記条件式(1)及び(2)の両方を満足する少なくとも1つの正レンズを有する。
V2p>40・・・・・・(1)
N2p>1.7・・・・・・(2)
尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2pは、V2p=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
V2p>40・・・・・・(1)
N2p>1.7・・・・・・(2)
尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2pは、V2p=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
この構成によれば、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域で十分な色収差補正と球面収差補正とを両立させることができる。しかも、物体側に負の屈折力を有する第1レンズ群、像側に正の屈折力を有する第2レンズが配置されていることにより、十分なバックフォーカスを取ることができる。
上記短波長赤外線用撮像レンズにおいて、好ましくは、更に、前記第2レンズ群は、アッベ数V2n及び屈折率N2nに関して下記条件式(3)及び(3)の両方を満足する少なくとも1つの負レンズを有する。
V2n<22・・・・・・・・(3)
N2n>1.81・・・・・・・(4)
尚、N2nは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、波長0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2nは、V2n=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
V2n<22・・・・・・・・(3)
N2n>1.81・・・・・・・(4)
尚、N2nは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、波長0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2nは、V2n=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
この構成によれば、短波長赤外域での色収差補正と球面収差補正とがより一層良好に行われる。
上記短波長赤外線用撮像レンズにおいて、好ましくは、更に、前記第2レンズ群は、開口絞りと、前記開口絞りよりも物体側に配置された少なくとも3枚のレンズから構成される第2レンズ前群と、前記開口絞りよりも像側に配置された少なくとも3枚のレンズから構成された第2レンズ後群とを有し、前記第2レンズ前群及び前記第2レンズ後群のそれぞれが、前記正レンズ及び前記負レンズを含む。
この構成によれば、短波長赤外域での色収差補正と球面収差補正とがより一層良好に行われる。
上記短波長赤外線用撮像レンズにおいて、好ましくは、更に、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、全系の焦点距離をfとしたとき、前記第1レンズ群の物体側の面が物体側に凹面であり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔をd12としたときに、下記条件式(5)及び(6)を満足する。
−1.5<f1/f<−1.0・・・・・(5)
0.35<d12/f<0.6・・・・(6)
−1.5<f1/f<−1.0・・・・・(5)
0.35<d12/f<0.6・・・・(6)
この構成によれば、十分なバックフォーカスを取ること及び球面収差補正が良好に行われる。
本発明の一つの実施形態による撮像装置は、上述の実施形態の短波長赤外線用撮像レンズを備えている。
本発明による短波長赤外線用撮像レンズによれば、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域で十分な色収差補正と球面収差補正とを両立させ、しかも十分なバックフォーカスを取ることができる。
以下に、本発明による短波長赤外線用撮像レンズの実施形態を、添付の図を参照して説明する。尚、本明細書では、正の屈折力を有するレンズを正レンズと云い、負の屈折力を有するレンズを負レンズと云う。
(実施形態1)
実施形態1の短波長赤外線用撮像レンズ(赤外線用結像レンズ)10は図1に示されている。図1において、左側が物体側、右側が像側である。尚、図1において、符号1、2、3...は、レンズの面番号Siを示している。
実施形態1の短波長赤外線用撮像レンズ(赤外線用結像レンズ)10は図1に示されている。図1において、左側が物体側、右側が像側である。尚、図1において、符号1、2、3...は、レンズの面番号Siを示している。
実施形態1の短波長赤外線用撮像レンズ10は、物体側から順に同一の光軸上に配列された第1レンズ群GR1及び第2レンズ群GR2を備えている。
第1レンズ群GR1は一つの負レンズL11を有し、負の屈折力を有する。第2レンズ群GR2は、物体側から順に、正レンズL21、L22、負レンズL23、L24、正レンズL25、L26の6枚の球面レンズにより構成され、全体として、正の屈折力を有する。
これにより、短波長赤外線用撮像レンズ10は物体側から順に全体として負の屈折力を有する第1レンズ群GR1及び全体として正の屈折力を有する第2レンズ群GR2により構成される。尚、第1レンズ群GR1は負レンズL11を含む複数枚のレンズによって構成されていてもよい。
短波長赤外線用撮像レンズ10は、物体側に負の屈折力を有する負レンズL11を含む第1レンズ群GR1が配置され、像側に正の屈折力を有する正レンズL21、L22及びL25を含む第2レンズ群GR2が配置されていることにより、十分なバックフォーカスを取ることができる。
第2レンズ群GR2の負レンズL23とL24との間には開口絞りStが配置されている。これにより、第2レンズ群GR2は、開口絞りStよりも物体側に配置された正レンズL21、L22、負レンズL23の3枚のレンズで構成された第2レンズ前群と、開口絞りStよりも像側に配置された負レンズL24、正レンズL25、L26の3枚のレンズで構成された第2レンズ後群とに区分される。
この短波長赤外線用撮像レンズ10の像面Simgには撮像素子(不図示)が配置される。第2レンズ群GR2と撮像素子との間には、短波長赤外線用撮像レンズ10を装着する装置側の構成に応じて、種々の光学部材GCが配置されている。光学部材GCとしては、例えば、フィルタやカバーガラスなどが配置される。
第2レンズ群GR2の正レンズL21、L25及びL26は、アッベ数V2p及び屈折率N2pに関して下記条件式(1)及び(2)の両方を満足している。尚、アッベ数V2pは、第2レンズ群GR2が有する1つ以上の正レンズの本短波長赤外域でのアッベ数である。尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
V2p>40・・・・・・(1)
N2p>1.7・・・・・・(2)
V2p>40・・・・・・(1)
N2p>1.7・・・・・・(2)
ここで、波長0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、本短波長赤外域でのアッベ数V2pは、V2p=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
条件式(1)の下限を下回ると、十分な色収差補正ができなくなり、結像性能が低下する。条件式(2)の下限を下回ると、球面収差が補正不足となり、結像性能が低下する。
本実施形態の短波長赤外線用撮像レンズ10は、正レンズL21、L25及びL26が条件式(1)及び(2)の両方を満たすことにより、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域での十分な色収差補正と球面収差補正とが両立する。
更に、第2レンズ群GR2の負レンズL23及びL24は、アッベ数V2n及び屈折率N2nに関して下記条件式(3)及び(3)の両方を満足している。尚、N2nは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
V2n<22・・・・・・・・(3)
N2n>1.81・・・・・・・(4)
V2n<22・・・・・・・・(3)
N2n>1.81・・・・・・・(4)
ここで、V2nは本短波長赤外域で定義したアッベ数で、波長0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、本短波長赤外域でのアッベ数V2nは、V2n=(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。
条件式(3)の上限を超えると、十分な色収差補正ができなくなり、結像性能が低下する。条件式(4)の下限を下回ると、十分な光束の発散作用が得られなく、球面収差の補正が不十分となり、結像性能の低下を生じる。
本実施形態の短波長赤外線用撮像レンズ10は、負レンズL23及びL24が条件式(3)及び(4)の両方を満たすことにより、非球面レンズを用いることなく短波長赤外域での色収差補正と球面収差補正とがより一層良好に行われる。
更に、負レンズL23及びL24が条件式(3)及び(4)の両方を満足しおり、上述の第2レンズ前群及び第2レンズ後群の両方が、条件式(1)〜(4)の全てを満足する構成となっている。このことによっても、波長赤外域での色収差補正と球面収差補正とがより良好に行われる。
更に、第1レンズ群GR1の焦点距離をf1、全系の焦点距離をfとしたとき、第1レンズ群GR1の物体側の面が物体側に凹面であり、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間隔をd12とし、下記条件式(5)及び(6)を満足することが、十分なバックフォーカスを取ること及び球面収差補正に関して有利となる。
−1.5<f1/f<−1.0・・・・・(5)
0.35<d12/f<0.6・・・・(6)
実施形態1ではf1/f=−1.32、d12=D2で、D2/f=0.41となっている。
−1.5<f1/f<−1.0・・・・・(5)
0.35<d12/f<0.6・・・・(6)
実施形態1ではf1/f=−1.32、d12=D2で、D2/f=0.41となっている。
条件式(5)の下限を下回ると、第1レンズ群GR1のパワーが弱くなり、球面収差がアンダとなってしまう。逆に上限を超えると、第1レンズ群GR1のパワーが強くなりすぎ、球面収差が補正過剰となってしまう。
条件式(6)の下限を下回ると、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間隔が短くなり、十分なバックフォーカスを取れなくなる。逆に上限を超えると第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2の間隔が大きくなり、光学系の全長が大きくなると共に十分な球面収差補正ができなくなり、結像性能の低下を招く。
図2は実施形態1の短波長赤外線用撮像レンズ10の各収差(球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差)を示している。
実施形態1の全体諸元を表1に、レンズデータを表2に示す。
(実施形態2)
実施形態2の短波長赤外線用撮像レンズ20は図2に示されている。図2においても、左側が物体側、右側が像側である。尚、図2において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態2の短波長赤外線用撮像レンズ20は図2に示されている。図2においても、左側が物体側、右側が像側である。尚、図2において、図1に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
短波長赤外線用撮像レンズ20は、第2レンズ群GR2の第2レンズ前群の最も物体側の、正レンズL21と次の正レンズL22との間に正レンズL27が追加されている。
正レンズL27の追加により、特に、球面収差、非点収差、倍率色収差が、より一層改善される。
図4は実施形態2の短波長赤外線用撮像レンズ20の各収差(球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差)を示している。
実施形態2の全体諸元を表3に、レンズデータを表4に示す。
(実施形態3)
実施形態3の短波長赤外線用撮像レンズ30は図5に示されている。図5においても、左側が物体側、右側が像側である。尚、図5において、図1、3に対応する部分は、図1、3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3の短波長赤外線用撮像レンズ30は図5に示されている。図5においても、左側が物体側、右側が像側である。尚、図5において、図1、3に対応する部分は、図1、3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3では、第2レンズ群GR2の第2レンズ前群の最も物体側の正レンズL21の最も物体側の面3が凹面となっている。このことにより、特に、非点収差が、より一層改善される。
図6は実施形態2の短波長赤外線用撮像レンズ30の各収差(球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差)を示している。
実施形態3の全体諸元を表5に、レンズデータを表6に示す。
実施形態1〜3の条件式に関する各値を表7に示す。
次に、本発明の一実施形態にかかる撮像装置を含む撮像システムを、図7を参照して説明する。
当該撮像システムは赤外線カメラ(撮像装置)100を含む。赤外線カメラ100は、撮像素子102等を内蔵したカメラ本体104及びカメラ本体104の前部に取り付けられた付けられた鏡胴106を有する。鏡胴106は短波長赤外線用撮像レンズ10の各レンズを収容している。撮像素子102は、赤外線用のものであり、短波長赤外線用撮像レンズ10によって形成される1000〜2500nmの帯域の短波長赤外線による光学像を撮像して電気信号(画像信号)に変換する素子である。
赤外線カメラ100は、コード108によって演算・表示装置110に電気的に接続されている。尚、赤外線カメラ100は無線通信等によって演算・表示装置110に接続されていてもよい。演算・表示装置110は、コンピュータ等による演算部112と、液晶ディスプレイ等による表示部114と、キーホードやマウス等による入力部116を含む。
短波長赤外線用撮像レンズ10により得られた光学像は撮像素子102によって画像信号に変換され、演算・表示装置110へ伝送される。撮像素子102から伝送された画像信号は、使用者が入力部116を用いて入力した指示に基づき演算部112により演算処理され、この演算処理で得られた画像が表示部114に表示される。例えば、赤外線カメラ100によって撮像された被写体の像及び被写体の明るさ分布等が、演算部112での演算処理を経た後、表示部114にカラー表示される。
短波長赤外線用撮像レンズ10の最も像側のレンズと撮像素子102との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、撮像素子102を保護するためのカバーガラスや、各種フィルタ等の光学部材が配置されていてもよい。また、撮像用のシャッタ機構が設けられていてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、非球面係数、回折面係数等の値は、上記各実施形態で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 :短波長赤外線用撮像レンズ
20 :短波長赤外線用撮像レンズ
30 :短波長赤外線用撮像レンズ
100 :赤外線カメラ
102 :撮像素子
104 :カメラ本体
106 :鏡胴
108 :コード
110 :演算・表示装置
112 :演算部
114 :表示部
116 :入力部
GC :光学部材
GR1 :第1レンズ群
GR2 :第2レンズ群
L11 :負レンズ
L21 :正レンズ
L22 :正レンズ
L23 :負レンズ
L24 :負レンズ
L25 :正レンズ
L26 :正レンズ
L27 :正レンズ
20 :短波長赤外線用撮像レンズ
30 :短波長赤外線用撮像レンズ
100 :赤外線カメラ
102 :撮像素子
104 :カメラ本体
106 :鏡胴
108 :コード
110 :演算・表示装置
112 :演算部
114 :表示部
116 :入力部
GC :光学部材
GR1 :第1レンズ群
GR2 :第2レンズ群
L11 :負レンズ
L21 :正レンズ
L22 :正レンズ
L23 :負レンズ
L24 :負レンズ
L25 :正レンズ
L26 :正レンズ
L27 :正レンズ
Claims (5)
- 物体側から順に全体として負の屈折力を有する第1レンズ群と、全体として正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
前記第2レンズ群は、アッベ数V2p及び屈折率N2pに関して下記条件式(1)及び(2)の両方を満足する少なくとも1つの正レンズを有する短波長赤外線用撮像レンズ。
V2p>40・・・・・・(1)
N2p>1.7・・・・・・(2)
尚、N2pは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、波長2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2pは、(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。 - 前記第2レンズ群は、アッベ数V2n及び屈折率N2nに関して下記条件式(3)及び(4)の両方を満足する少なくとも1つの負レンズを有する請求項1に記載の短波長赤外線用撮像レンズ。
V2n<22・・・・・・・・(3)
N2n>1.81・・・・・・・(4)
尚、N2nは同レンズの波長1.53μmでの屈折率N[1.53]である。
ここで、波長0.9μmでの屈折率をN[0.9]、波長1.53μmでの屈折率をN[1.53]、2.325μmでの屈折率をN[2.325]とするとき、短波長赤外域でのアッベ数V2nは、(N[1.53]−1)/(N[0.9]−N[2.325])である。 - 前記第2レンズ群は、開口絞りと、前記開口絞りよりも物体側に配置された少なくとも3枚のレンズから構成される第2レンズ前群と、前記開口絞りよりも像側に配置された少なくとも3枚のレンズから構成された第2レンズ後群とを有し、
前記第2レンズ前群及び前記第2レンズ後群のそれぞれに、前記正レンズ及び前記負レンズを含む請求項2に記載の短波長赤外線用撮像レンズ。 - 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、全系の焦点距離をfとしたとき、前記第1レンズ群の物体側の面が物体側に凹面であり、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔をd12としたときに、下記条件式(5)及び(6)を満足する請求項1から3のいずれか1項に記載の短波長赤外線用撮像レンズ。
−1.5<f1/f<−1.0・・・・・(5)
0.35<d12/f<0.6・・・・(6) - 請求項1から4のいずれか1項に記載の短波長赤外線用撮像レンズを備えた撮像装置。
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