JP2020183565A - 電解銅箔、該電解銅箔を用いた表面処理銅箔、並びに該表面処理銅箔を用いた銅張積層板及びプリント配線板 - Google Patents
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Abstract
Description
[1] キャリア付き銅箔を除く、厚さが9μm以下である電解銅箔であって、
長手方向寸法が2〜10μmであるピンホールの存在密度が、前記電解銅箔1m2あたり800個以下である、電解銅箔。
[2] 長手方向寸法が2〜30μmであるピンホールの存在密度が、前記電解銅箔1m2あたり800個以下である、上記[1]に記載の電解銅箔。
[3] 長手方向寸法が30μm超であるピンホールが実質的に存在しない、上記[1]又は[2]に記載の電解銅箔。
[4] 長手方向寸法が10μm超であるピンホールが実質的に存在しない、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の電解銅箔。
[5] 白色干渉顕微鏡で測定された表面粗さRzが、光沢面(S面)において1.5〜3.0μmであり、粗面(M面)において2.0〜6.0μmである、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の電解銅箔。
[6] 厚さが6μm以下である、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の電解銅箔。
[7] 常態における引張強度が400〜650MPaであり、
300℃で1時間熱処理された後の常温における引張強度が300MPa以上であり、
常態における伸びが2.5%以上である、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の電解銅箔。
[8] プリント配線板の製造に用いる、上記[1]〜[7]のいずれかに記載の電解銅箔。
[9] 銅箔基体と、該銅箔基体の一方の面に粗化粒子を形成してなる粗化処理層を含む表面処理皮膜と、を有する表面処理銅箔であって、
前記銅箔基体が、上記[1]〜[7]のいずれかに記載の電解銅箔であり、
長手方向寸法が2〜10μmであるピンホールの存在密度が、前記表面処理銅箔1m2あたり800個以下である、表面処理銅箔。
[10] 前記表面処理皮膜とは反対側の面において、前記白色干渉顕微鏡で測定された表面粗さRzが1.5〜6.0μmである、上記[9]に記載の表面処理銅箔。
[11] 上記[9]又は[10]に記載の表面処理銅箔と、該表面処理銅箔の粗化処理面に積層された樹脂基板と、を備える銅張積層板。
[12] 上記[11]に記載の銅張積層板を備えるプリント配線板。
本発明の電解銅箔は、キャリア付き銅箔を除く、厚さが9μm以下である電解銅箔であって、長手方向寸法が2〜10μmであるピンホールの存在密度が、前記電解銅箔1m2あたり800個以下であることを特徴とする。
ここで、「キャリア付き銅箔」とは、支持体(キャリア箔)上に剥離層を形成し、その上に極薄銅箔を形成したような構成の銅箔である。
キャリア付き銅箔は、銅箔の薄層化の観点で優れているといえるが、このような銅箔をプリント配線板の製造に用いる場合には、キャリアから銅箔を剥離する工程が必要となり、それによりコストが増加し、生産性が低下する。また、銅箔の剥離の際にも、ピンホール発生の懸念があり、またキャリア及び中間層に使用される金属層形成のためにコストや手間もかかる。
そのため、本発明では、上記のようなキャリア付き銅箔ではない、通常の電解銅箔において、薄箔化と、平滑性の向上を実現することを目指している。
なお、ここで「長手方向寸法が30μm超であるピンホールが実質的に存在しない」とは、後述する実施例に記載の測定方法により、任意の200mm×200mmの領域を1か所観察した場合に、長手方向寸法が30μm超のピンホールが観察されない、という意味である。したがって、長手方向寸法が30μm超のピンホールが観察されるまで、観察領域を複数回変えて測定を繰り返す場合でも、長手方向寸法が30μm超のピンホールが観察されない、という意味ではない。
なお、「長手方向寸法が10μm超であるピンホールが実質的に存在しない」の意味は、上記長手方向寸法が30μm超であるピンホールの場合と同様である。
ここで、「常態」とは、電解銅箔が、製造されたままの未加熱の状態にある他、60℃超の加熱を伴う熱履歴を持たない状態、例えば常温(15〜30℃、以下においても同じ。)に置かれたままの状態を指す(以下においても同じ)。
なお、300℃で1時間熱処理された後の常温における引張強度は、高いほど好ましいが、上限としては例えば400MPaとしてもよい。
ここで、「300℃で1時間熱処理された後の常温における引張強度」とは、銅箔が、300℃において1時間熱処理され、例えば常温まで、冷却された後の状態で、そのまま常温で測定された引張強度を指す(以下においても同じ)。
なお、常態における伸びは、高いほど好ましいが、上限としては例えば5.0%としてもよい。
次に、本発明の電解銅箔の好ましい製造方法について説明する。
本発明の電解銅箔は、例えば、硫酸−硫酸銅水溶液を電解液とし、白金族元素又はその酸化物元素で被覆したチタンからなる不溶性アノードと、該アノードに対向させて設けられたチタン製カソードドラムとの間に該電解液を供給し、カソードドラムを一定速度で回転させながら、両極間に直流電流を通電することによりカソードドラム表面上に銅を析出させ、析出した銅をカソードドラム表面から引き剥がし、連続的に巻き取る方法により製造される。なお、このような製造方法は一例である。
このような課題を解決するためには、チタンドラム上の酸化膜を少なくとも一部除去し、チタンドラムの表面を均一化するプロセスが必要となる。
有機添加剤としては、例えば、エチレンチオ尿素、ポリエチレングリコール、膠等を用いることができる。
また、無機添加剤としては、塩化物イオンの供給源としてNaClやHCl等を用いることができる。
浴温・・・18〜67℃
<定電流電解>
電流密度・・・3〜67A/dm2
<PRパルス電解>
正パルス(順電解)電流密度・・・3〜67A/dm2
正パルス(順電解)通電時間・・・0.3〜10ミリ秒(ms)
負パルス(逆電解)電流密度・・・3〜67A/dm2
負パルス(逆電解)通電時間・・・0.01〜1ミリ秒(ms)
上記のような方法により製箔された電解銅箔では、ピンホールの数及び大きさが効果的に抑制されている。
本発明の表面処理銅箔は、銅箔基体と、該銅箔基体の一方の面に粗化粒子を形成してなる粗化処理層を含む表面処理皮膜と、を有する。ここで、銅箔基体は、上記本発明の電解銅箔である。また、表面処理皮膜の表面は、銅箔基体の一方の面に形成された粗化粒子の形成状態及び粒子形状等が反映された微細な凹凸表面形状をもつ粗化処理面である。このような表面処理皮膜の表面(以下、「粗化処理面」という。)は、例えば、銅箔基体上に形成された粗化処理層の表面であってもよいし、この粗化処理層上に直接形成されたシランカップリング剤層の表面、又は、この粗化処理層上に、ニッケルを含有する下地層、亜鉛を含有する耐熱処理層及びクロムを含有する防錆処理層等の中間層を介して形成されたシランカップリング剤層の表面であってもよい。また、本発明の表面処理銅箔が、例えば、プリント配線板の導体回路に用いられる場合には、上記粗化処理面が、樹脂基板を貼着積層するための表面(貼着面)となる。
次に、本発明の表面処理銅箔の好ましい製造方法について、その一例を説明する。本発明では、銅箔基体の表面に、粗化粒子を形成する粗化処理を行うことが好ましい。粗化処理を行うことにより、銅張積層板を作製する際の樹脂基板との密着性を向上させることができる。
粗化処理は、例えば下記に示すような粗化めっき処理を行うことが好ましい。また、必要に応じて固定めっき処理を組み合せてもよい。
めっき処理の方式は、例えば大量生産及び生産コストの観点で、ロール・ツー・ロール方式でのめっき処理が好ましい。
粗化めっき処理は、銅箔基体の一方の表面上に粗化粒子を形成する処理である。具体的には硫酸銅浴でめっき処理を行う。このような硫酸銅浴(粗化めっき液基本浴)には、プリント配線板を作製する際のエッチング性を高める観点で、モリブデン(Mo)やニッケル(Ni)を添加してもよい。
硫酸銅五水和物・・・銅(原子)換算で、3〜72g/L
硫酸・・・26〜150g/L
(NH4)6Mo7O24・4H2O・・・モリブデン(原子)換算で、1〜20g/L
NiCl2・6H2O・・・ニッケル(原子)換算で、1〜20g/L
電流密度・・・3〜67A/dm2
処理時間・・・1秒〜1分55秒
浴温・・・25〜70℃
固定めっき処理は、上記粗化めっき処理で表面処理をした銅箔基体に平滑なかぶせめっきを行う処理である。具体的には硫酸銅浴でめっき処理を行う。通常、この処理は、粗化粒子の脱落を防止するため、すなわち粗化粒子を固定化するために行われる。
なお、めっき液の組成及び電解条件は公知の条件で適宜調整すればよい。
また、シランカップリング剤層を形成すると、表面処理銅箔の表面(樹脂基板との接合側の表面)には樹脂基板の親和力の強い官能基が付与されるので、該表面処理銅箔と樹脂基板との接合強度は一層向上し、銅箔の防錆性、吸湿耐熱性を更に向上するので好適である。
なお、シランカップリング剤に替えて、チタネート系、ジルコネート系等のカップリング剤を用いても同様の効果を得ることができる。
以下に、本発明の表面処理銅箔の作製方法をまとめる。
本発明では、以下の形成工程(S1)〜(S5)に従い、表面処理銅箔を作製することが好ましい。
(S1)粗化処理層の形成工程
銅箔基体上に、粗化粒子の電析により、微細な凹凸表面をもつ粗化処理層を形成する。
(S2)下地層の形成工程
粗化処理層上に、必要によりNiを含有する下地層を形成する。
(S3)耐熱処理層の形成工程
粗化処理層上又は下地層上に、必要によりZnを含有する耐熱処理層を形成する。
(S4)防錆処理層の形成工程
粗化処理層上、又は必要により粗化処理層上に形成した下地層及び/又は耐熱処理層上に、必要によりCrを含有する防錆処理層を形成する。
(S5)シランカップリング剤層の形成工程
粗化処理層上に、直接シランカップリング剤層を形成するか、又は下地層、耐熱処理層及び防錆処理層の少なくとも1層を形成した中間層を介してシランカップリング剤層を形成する。
本発明の電解銅箔を用いて作製された表面処理銅箔は、銅張積層板の製造に好適に用いることができる。このような銅張積層板は、高密度の微細配線を形成するようなプリント配線板として使用される場合に好適である。
本発明の電解銅箔及び表面処理銅箔は、薄く、ピンホールが少なく、平滑性に優れている。このような電解銅箔及び表面処理銅箔は、例えばリチウムイオン二次電池等の負極集電体としても好適に用いることができる。
下記カソード及びアノードを用い、表1に示す組成の電解液と、電解条件で、ロール状の電解銅箔を作製した。なお、表1の箔厚は、後述する評価方法により測定された値である。
カソードには、チタン製の回転ドラムを使用した。
・カソード還元の条件
浴温 :65℃
電流密度 :12A/dm2
処理時間 :10分
また、アノードとしては、寸法安定性陽極DSA(登録商標)を使用した。
表1に示す電解液において、銅源は硫酸銅五水和物、塩素源は塩酸を用いた。
銅の析出は、定電流電解又はPR電解により、表1に示す条件で行った。なお、表1中、「−」は、定電流電解又はPR電解を行わなかったことを意味する。
表1のPR電解において、例えば、電流密度(順電解0.5ms/逆電解0.05ms)が45/45(A/dm2)と記載されている場合は、順電解を45A/dm2で0.5ms実施した直後に、逆電解を45A/dm2で0.05ms行い、そしてこの順電解と逆電解を交互に繰り返したことを意味する(表1中、PR電解が「45/45」以外の場合も、同様に解する)。
上記実施例及び比較例に係る電解銅箔について、下記に示す特性評価を行った。各特性の評価条件は下記の通りであり、特に断らない限り、各測定は常温にて行った。結果を表2に示す。
電解銅箔の厚みを、電子天秤により質量厚さとして測定した。結果を表1に示す。
まず、電解銅箔を200mm×200mmの大きさに切断し、測定用サンプルを準備した。
次に、測定用サンプルを用いて、光透過法でピンホールをマーキングし、ピンホールの寸法毎に数をカウントした。カウントしたピンホールの数に基づいて、単位面積(1m2)当たりのピンホールの数として、ピンホールの個数密度を算出した。
また、ピンホールの寸法の測定は、デジタルマイクロスコープ(VHX−100、株式会社キーエンス製)を使用し、電解銅箔のピンホール部の裏側からバックライトを照射し、ピンホールから透過した光をピンホール形状として、該形状の最も長い部分の寸法を計測し、これを長手方向寸法として見積もった。なお、照射したバックライトのLIGHTCONTROL値は、Maxとした。
表面粗さRzの測定は、常態の電解銅箔を測定対象として、白色光干渉型光学顕微鏡(Wyko ContourGT−K、BRUKER社製)を用いて表面形状の測定を行い、更に形状解析することにより行った。形状解析はVSI測定方式でハイレゾリューションCCDカメラを使用し、光源は白色光、測定倍率が10倍、測定範囲が477μm×357.8μm、LateralSamplingが0.38μm、speedが1、Backscanが10μm、Lengthが10μm、Thresholdが3%の条件により行い、TermsRemoval(Cylinderand Tilt)、DataRestore(Method:legacy、iterations 5)、StatisticFilter(FilterSize:3、FilterType:Median)のフィルタ処理をした後、データ処理して行なった。
測定は、電解銅箔のS面及びM面のそれぞれについて、任意の5箇所で行い、その測定値(それぞれN=5)から算出した平均値を、S面及びM面の表面粗さRzとした。
なお、本実施例では、S面の表面粗さRzが3.00μm以下であり、M面の表面粗さRzが6.00μm以下である場合を良好と評価した。
まず、電解銅箔を、12.7mm×130mmの大きさに切断し、測定用サンプルを各10本ずつ準備した。
次に、測定用サンプルのうち5本を、300℃で1時間加熱し、常温まで自然冷却して、300℃で1時間熱処理した状態の測定用サンプルとした。
熱処理を施していない常態の測定用サンプル5本と、300℃で1時間熱処理した後の状態の測定用サンプル5本のそれぞれについて、引張試験機試験装置(1122型、インストロン社製)を用いて、IPC−TM−650の規定に従って、引張試験を行った。
引張試験では、チャック間距離70mm、引張速度50mm/minとし、引張強度及び伸びを測定した。なお、伸びについては、常態における伸びを測定した。また、伸びは、試験片が破断した際の伸び率を指す。
得られた測定値(各々N=5)から算出した平均値を、各電解銅箔の引張強度及び伸びとした。
[1]粗化処理層の形成
実施例1にて作製した電解銅箔を銅箔基体とし、該銅箔基体のS面に、ロール・ツー・ロール方式で粗化めっき処理を施し、厚さ1μmの粗化処理層を形成した。粗化めっき処理は、表3に示す組成の電解液を用い、下記の電解条件で行った。
表3に示す電解液において、銅源は硫酸銅五水和物、モリブデン源は(NH4)6Mo7O24・4H2O、ニッケル源はNiCl2・6H2Oを用いた。
電流密度 :30A/dm2
処理時間 :1分
浴温 :表3に示す。
続いて、上記[1]で形成した粗化処理層の表面に、下記の条件で、Ni、Zn、Crの順に金属めっきを施して金属処理層(中間層)を形成した。
硫酸ニッケル :Ni換算で、5.0g/L
過硫酸アンモニウム :25.0g/L
ほう酸 :30.5g/L
浴温 :28.5℃
pH :4.0
電流密度 :1.5A/dm2
処理時間 :2秒
硫酸亜鉛7水和物 :Zn換算で、30g/L
水酸化ナトリウム :200g/L
浴温 :60℃
電流密度 :10A/dm2
処理時間 :1分
無水クロム酸CrO3 :Cr換算で、2.5g/L
浴温 :45℃
pH :2.5
電流密度 :0.5A/dm2
処理時間 :2分
更に、下記に示す処理を行い、クロメート処理層の上にシランカップリング剤層を形成した。すなわち、シランカップリング剤水溶液にメタノール又はエタノールを添加し、所定のpHに調整して、処理液を得た。この処理液を表面処理銅箔のクロメート処理層に塗布し、所定の時間保持してから温風で乾燥させることにより、シランカップリング剤層を形成した。シランカップリング剤は、3‐メルカプトプロピルトリメトキシシラン(KBM−803、信越化学工業株式会社製)を用い、濃度1.0%、pH4.0の条件で、シランカップリング剤水溶液を調液した。
実施例22〜39及び比較例21〜24は、粗化処理層の形成工程[1]において、粗化めっき処理の各条件を、上記表3記載の通りとした以外は、実施例21と同様の方法にて、表面処理銅箔を得た。
上記実施例及び比較例に係る表面処理銅箔について、下記に示す特性評価を行った。各特性の評価条件は下記の通りであり、特に断らない限り、各測定は常温にて行った。結果を表4に示す。
回路特性は、表面処理銅箔の粗化処理面上に、サブトラクティブ工法により、以下の手順で回路形成を行い、断線率及びエッチングファクターのそれぞれの測定を行った。
まず、表面処理銅箔を、樹脂基板として絶縁樹脂(R−A550(W)、パナソニック株式会社製)に貼り付け、ドライレジストフィルムを使用してエッチングして、L&S=30μm/30μmの線幅/線間ピッチのレジストパターンを形成した。エッチング液としては、塩化銅と塩酸との混合溶液を使用した。
上記回路について、得られた配線パターンを100本観察し、断線が確認された配線パターンの本数をカウントした。観察は、デジタルマイクロスコープ(同上)を使用して行った。観察結果に基づき、観察した100本の配線パターンのうち断線していた配線パターンの数として、断線率(%)を見積もった。
本実施例では、断線率が0%である場合を合格と評価した。
上記回路について、得られた配線パターンのエッチングファクター(Ef)を測定した。
エッチングファクターとは、銅箔の箔厚(μm)をH、形成された配線パターンのボトム幅(μm)をB、形成された配線パターンのトップ幅(μm)をTとするときに、次式で示される値である。なお、銅箔の箔厚Hは表面処理銅箔の厚さとした。また、ボトム幅B及びトップ幅Tの各寸法は、ジャストエッチ位置(レジストの端部の位置と配線パターンのボトムの位置が揃う)となったときの配線パターンについて、デジタルマイクロスコープ(同上)を用いて観察し、各寸法を測定した。測定は、任意の5本の配線パターンで測定し、その測定値(N=5)から算出した平均値を、その回路のエッチングファクターとした。
Ef=2H/(B−T)
本実施例では、上記Efの値が2.5以上である場合を合格と評価した。なお、Efの値が小さい場合は、配線パターンにおける側壁の垂直性が崩れて、線幅が狭い微細な配線パターンを形成する場合に、断線に結び付く危険性がある。
102 ドラム
103 バフ装置
104 電解液
105 カソード還元装置
106 電解液
Claims (12)
- キャリア付き銅箔を除く、厚さが9μm以下である電解銅箔であって、
長手方向寸法が2〜10μmであるピンホールの存在密度が、前記電解銅箔1m2あたり800個以下である、電解銅箔。 - 長手方向寸法が2〜30μmであるピンホールの存在密度が、前記電解銅箔1m2あたり800個以下である、請求項1に記載の電解銅箔。
- 長手方向寸法が30μm超であるピンホールが実質的に存在しない、請求項1又は2に記載の電解銅箔。
- 長手方向寸法が10μm超であるピンホールが実質的に存在しない、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電解銅箔。
- 白色干渉顕微鏡で測定された表面粗さRzが、光沢面(S面)において1.5〜3.0μmであり、粗面(M面)において2.0〜6.0μmである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電解銅箔。
- 厚さが6μm以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電解銅箔。
- 常態における引張強度が400〜650MPaであり、
300℃で1時間熱処理された後の常温における引張強度が300MPa以上であり、
常態における伸びが2.5%以上である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電解銅箔。 - プリント配線板の製造に用いる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電解銅箔。
- 銅箔基体と、該銅箔基体の一方の面に粗化粒子を形成してなる粗化処理層を含む表面処理皮膜と、を有する表面処理銅箔であって、
前記銅箔基体が、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電解銅箔であり、
長手方向寸法が2〜10μmであるピンホールの存在密度が、前記表面処理銅箔1m2あたり800個以下である、表面処理銅箔。 - 前記表面処理皮膜とは反対側の面において、前記白色干渉顕微鏡で測定された表面粗さRzが1.5〜6.0μmである、請求項9に記載の表面処理銅箔。
- 請求項9又は10に記載の表面処理銅箔と、該表面処理銅箔の粗化処理面に積層された樹脂基板と、を備える銅張積層板。
- 請求項11に記載の銅張積層板を備えるプリント配線板。
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| WO2023189566A1 (ja) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | 三井金属鉱業株式会社 | キャリア付金属箔、金属張積層板及びプリント配線板 |
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