JP2020197193A - 冷却ファンシステム、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷却ファンシステム10Aは、電子機器1Aの筐体2Aに並べて設けられる複数の冷却ファン20と、各冷却ファン20に接続された逆流抑制弁30Aと、を備え、逆流抑制弁30Aは、筒状のハウジング31と、回動軸32と、ハウジング31内に設けられ、回動軸32から一方向D1に延びる開状態V1と開状態V1よりも一方向D1と逆方向に回動してハウジング31内を塞ぐ閉状態V2との間で、回動軸32周りに回動自在に設けられた弁板33と、ストッパ34と、を備える。
【選択図】図1
Description
このため、冷却ファンの羽根の構造によっては、逆流を抑制することが難しいことがある。
図1は、本実施形態による冷却ファンシステムの最小構成を示す図である。図2は、図1の冷却ファンシステムにおいて、一つの冷却ファンの作動が停止した状態を示す図である。
図1が示すように、冷却ファンシステム10Aは、複数の冷却ファン20と、逆流抑制弁30Aと、を備える。
以降、一方向D1とは、冷却ファン20(作動している冷却ファン20の送風方向)の上流から下流に向かう方向である。
例えば、各冷却ファン20は、下方から上方に向かって冷却風Wを送ってもよい。
例えば、複数の逆流抑制弁30Aの各々が、対応する冷却ファン20に接続されてもよい。
例えば、逆流抑制弁30Aは、各冷却ファン20上に接続されてもよい。
例えば、ハウジング31は、冷却ファン20に接続されて上下方向に延びる筒状のハウジングであってもよい。
回動軸32は、一方向D1と交差する方向に延びる。
例えば、回動軸32は、水平方向に延びていてもよい。
弁板33は、ハウジング31内に設けられる。
弁板33は、開状態V1と閉状態V2との間で、回動軸32周りに回動自在に設けられる。開状態V1では、弁板33は、回動軸32から一方向D1に延びる。閉状態V2では、弁板33は、開状態V1よりも一方向D1と逆方向に回動してハウジング31内を塞ぐ。
ストッパ34は、閉状態V2において弁板33の一方向D1と逆方向への回動角度を規制する。
例えば、ストッパ34は、閉状態V2において弁板33の下方への回動角度を規制してもよい。
この冷却ファンシステム10Aでは、冷却ファン20が作動しているときには、弁板33が開状態V1となる。
例えば、この冷却ファンシステム10Aでは、冷却ファン20からの冷却風Wによって弁板33が一方向D1に押圧されることで、弁板33が開状態V1となる。
これにより、冷却ファン20からの冷却風Wがハウジング31内を通過し、冷却ファン20による筐体2A内の冷却が行われる。
すると、作動を停止した冷却ファン20に接続された逆流抑制弁30Aでは、冷却風Wによる弁板33を上方に押圧する力がなくなる。
すると、作動を停止した冷却ファン20に接続された逆流抑制弁30Aでは、弁板33を一方向D1と逆方向に押圧する力P1が作用する。
したがって、隣接する他の冷却ファン20からの冷却風Wの一部がハウジング31を通って逆流するのを抑える。
本実施形態では、逆流抑制弁30Aが、各冷却ファン20に一方向D1に並べて接続される。
このため、冷却ファン20の羽根の構造によらず、各冷却ファン20に逆流抑制弁30Aを取り付けることが可能である。
したがって、本実施形態では、冷却ファン20の羽根の構造によらず、逆流を抑制することが可能である。
加えて本実施形態の一例では、開状態V1から閉状態V2に移行する際、弁板33が下方に回動するときには、弁板33の自重による力F1がさらに作用する。
このため、弁板33は、速やかに開状態V1から閉状態V2へと移行する。
したがって、冷却ファン20が停止してから、逆流が遮断されるまでに時間が掛かり、冷却効率が低下してしまうことを抑制できる。
図3は、本実施形態による電子機器の最小構成を示す図である。図4は、図3の電子機器において、一つの冷却ファンの作動が停止した状態を示す図である。
図3が示すように、電子機器1Bは、冷却ファンシステム10Bを、備える。
冷却ファンシステム10Bは、複数の冷却ファン20と、逆流抑制弁30Bと、を備える。
各冷却ファン20は、一方向D1に向かって冷却風Wを送る。
例えば、各冷却ファン20は、下方から上方に向かって冷却風Wを送ってもよい。
例えば、複数の逆流抑制弁30Bの各々が、対応する冷却ファン20に接続されてもよい。
例えば、逆流抑制弁30Bは、各冷却ファン20上に接続されてもよい。
例えば、ハウジング31は、冷却ファン20に接続されて上下方向に延びる筒状のハウジングであってもよい。
回動軸32は、一方向D1と交差する方向に延びる。
弁板33は、ハウジング31内に設けられる。
弁板33は、開状態V11と閉状態V12との間で、回動軸32周りに回動自在に設けられる。
回動軸32は、例えば、水平方向に延びていてもよい。
閉状態V12では、弁板33は、開状態V11よりも一方向D1と逆方向に回動してハウジング31内を塞ぐ。
例えば、開状態V11では、弁板33は、回動軸32から上方に延び、閉状態V12では、弁板33は、開状態V11よりも下方に回動してハウジング31内を塞いでもよい。
例えば、ストッパ34は、閉状態V12において下方への弁板33の回動角度を規制してもよい。
この電子機器1Bは、冷却ファンシステム10Bの冷却ファン20が作動しているときには、弁板33が開状態V11となる。
例えば、この電子機器1Bは、冷却ファン20からの冷却風Wによって弁板33が一方向D1に押圧されることで、弁板33が開状態V11となる。
これにより、冷却ファン20からの冷却風Wがハウジング31内を通過し、冷却ファン20による筐体2B内の冷却が行われる。
すると、作動を停止した冷却ファン20に接続された逆流抑制弁30Bでは、冷却風Wによる弁板33を一方向D1に押圧する力がなくなる。
すると、作動を停止した冷却ファン20に接続された逆流抑制弁30Bでは、弁板33を一方向D1と逆方向に押圧する力P2が作用する。
したがって、隣接する他の冷却ファン20からの冷却風Wの一部がハウジング31を通って逆流するのを抑える。
本実施形態では、逆流抑制弁30Bが、各冷却ファン20に一方向D1に並べて接続される。
このため、冷却ファン20の羽根の構造によらず、各冷却ファン20に逆流抑制弁30Aを取り付けることが可能である。
したがって、本実施形態では、冷却ファン20の羽根の構造によらず、逆流を抑制することが可能である。
したがって、冷却ファン20が停止してから、逆流が遮断されるまでに時間が掛かり、冷却効率が低下してしまうことを抑制できる。
(構成)
図5は、本実施形態による電子機器の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、本実施形態の電子機器1Cは、電子機器本体3と、冷却ファンシステム10Cと、を備える。
例えば、段差面2dは、上方を向く面であってもよい。
以下本実施形態では、一方向D1が上方向である場合について説明するが、一方向D1は上方向に限らない。
図6に示すように、各冷却ファン20Cは、ファンケース21と、ファン本体22と、を備えている。
図6、図7に示すように、逆流抑制弁30Cは、それぞれの冷却ファン20C上に接続される。逆流抑制弁30Cは、ハウジング51と、回動軸52と、弁板53A、53Bと、ストッパ54(図6参照)と、を備える。
例えば、ハウジング51は、冷却ファン20Cの一方向D1側の開口20Ca全体を覆ってもよい。
支持金具取付部56は、略半円弧状の板状部55から、回動軸52を挟んで反対側に延びている。支持金具取付部56は、回動軸52の軸方向に間隔をあけて複数個所(例えば2個所)に設けられている。支持金具取付部56上には、支持金具58が設けられている。支持金具58は、回動軸52を挟んだ両側に、支持金具取付部56にビス、リベット、溶接、接着剤等によって固定された固定部58aを有する。支持金具58は、両側の固定部58aの間で回動軸52を跨ぐように湾曲した湾曲部58bを有する。弁板53A、53Bは、それぞれ、支持金具58の湾曲部58bと支持金具取付部56との間に回動軸52が挿通されることで、回動軸52周りに回動自在に設けられている。
図6、図8に示すように、上記逆流抑制弁30Cにおいて、弁板53A、53Bは、それぞれ、開状態V21と閉状態V22との間で、回動軸52周りに回動自在に設けられている。
図8に示すように、開状態V21では、弁板53A、53Bは、回動軸52から上方に延びる。このとき、弁板53Aと弁板53Bとは、回動軸52から略鉛直上方に延び、板状部55どうしが互いに平行となるように配置される。
これにより、弁板53A、53Bが開状態V21であるとき、ハウジング51の円筒状部51aの内側に形成される冷却風Wの流路部51rは、その開口面積を最大限に確保し、圧力損失を抑える。
図6に示すように、閉状態V22では、弁板53A、53Bは、ストッパ54に上方から突き当たって水平状態となり、ハウジング51の円筒状部51aの内側に形成される流路部51rを閉塞する。
図8に示すように、このような電子機器1Cは、冷却ファンシステム10Cの各冷却ファン20Cが正常に作動しているときには、各冷却ファン20Cに接続された逆流抑制弁30Cが、それぞれ開状態V21となる。各逆流抑制弁30Cでは、逆流抑制弁30Cが接続された冷却ファン20Cからの冷却風Wが下方から弁板53A、53Bに当たることで、弁板53A、53Bが上方に押圧される。
これにより、弁板53A、53Bが回動軸52周りに回動し、開状態V21となる。すると、冷却ファン20Cからの冷却風Wがハウジング51内を通過し、冷却ファン20Cによる筐体2C内の冷却が行われる。
図9に示すように、電子機器1Cは、複数の冷却ファン20Cのうちの少なくとも一つ(例えば、図9において右側の冷却ファン20C)が作動を停止すると、作動を停止した冷却ファン20Cからの冷却風Wが止まる。
すると、作動を停止した冷却ファン20Cに接続された逆流抑制弁30Cは、閉状態V22となる。閉状態V22となる逆流抑制弁30Cでは、逆流抑制弁30Cが接続された冷却ファン20から弁板53A、53Bに下方から当たる冷却風Wが止まると、弁板53A、53Bを上方に押圧する力がなくなる。
本実施形態では、逆流抑制弁30Cが、各冷却ファン20Cに一方向D1に並べて接続される。
このため、冷却ファン20Cの羽根の構造によらず、各冷却ファン20Cに逆流抑制弁30Cを取り付けることが可能である。
したがって、本実施形態では、冷却ファンの羽根の構造によらず、逆流を抑制することが可能である。
弁板53A、53Bは、回動軸52から上方に延びる開状態V21と、開状態V21よりも下方に回動してハウジング51内を塞ぐ閉状態V22との間で、回動軸52周りに回動自在に設けられる。
このような冷却ファンシステム10C、電子機器1Cによれば、冷却ファン20Cが作動を停止すると、弁板53A、53Bが、ハウジング51内を塞ぎ、閉状態V22となる。
したがって、隣接する他の冷却ファン20Cからの冷却風Wの一部がハウジング51を通って逆流するのを抑えることができる。
弁板53A、53Bが下方に回動するときには、他の冷却ファン20Cからの冷却風Wの一部がハウジング51内に流れ込むことで弁板53A、53Bを下方に押圧する力P3が作用する。
加えて本実施形態では、弁板53A、53Bが下方に回動するときには、弁板53A、53Bの自重による力F3がさらに作用する。
したがって、冷却ファン20Cが停止してから、逆流が遮断されるまでに時間が掛かり、冷却効率が低下してしまうことを抑制できる。
このため、各弁板53A、53Bを軽量なものとすることができる。
したがって、冷却ファン20Cからの冷却風Wによって弁板53A、53Bが押圧されることで開状態V21となるとき、冷却ファン20Cが停止して、弁板53A、53Bが下方に回動することで閉状態V22となるときの応答性が向上する。
このため、筐体2C内に設けられた電子機器1Cで発生する熱は、対流により筐体2C内の上部に集まる。
したがって、冷却ファン20Cおよび逆流抑制弁30Cを筐体2Cの上部に設けられた段差面2dに設けることで、筐体2C内の上部に集まった熱を効率良く排出し、その冷却性能を高めることができる。
このため、開状態V21において冷却ファン20Cの開口面積に相当する開口を維持できる。
したがって、開状態V21における圧力損失を抑制することができる。
このため、開状態V21において冷却ファン20Cの開口面積に相当する開口を維持できる。
したがって、開状態V21における圧力損失を抑制することができる。
半導体素子は、小型・大容量化しており性能が向上してきているが、性能を満足するためには半導体素子の冷却が必要である。
このため、放熱器を用いて発生する熱を放熱し、必要な電気性能を得ている。
例えば、送信・受信に必要なアンテナを2系統準備し、片方ずつ運用することで、一方が故障し運用が不可の状態に陥ったとしても、全体の運用への影響を受けないようにすることが挙げられる。
そこで冗長系についてはできる限り、信頼性の高い製品を用いて故障を発生させないか、故障が発生しても運用が可能の状態に抑える工夫が必要になる。
これまでは、冗長系の冷却ファンを搭載したものでも、冷却ファンの静圧によっては停止しているファンの羽が逆回転し、流路に入り込むことで冷却が必要な放熱器への冷却風の供給が十分に得られないケースがある。
半導体素子の性能が向上するにつれ、冷却ファンについても静圧・風量と言う観点で、高性能化してきている。
このため、冷却ファン停止時の逆流現象が発生しやすい状況が増加してきている。
これにより、複数の冷却ファンを有するシステムであれば、冷却ファンに逆流抑制弁を取り付ける程度の費用にて、冷却ファンの冗長化が図れる。
したがって、システム全体を2重化するのに比べ有利にすることができ、製品価値の向上に寄与することができる。
変形例として、弁板が開く状態を保つため、スプリング等により弁板に付勢を与えてもよい。
これにより、一方向D1が上方向か否かにかかわらず、冷却ファンシステムは、開状態を維持できる。
1B 電子機器
1C 電子機器
2A 筐体
2B 筐体
2C 筐体
2d 段差面(一方向を向く面)
2t 天面
3 電子機器本体
4 ファン開口
9 カバー
10A 冷却ファンシステム
10B 冷却ファンシステム
10C 冷却ファンシステム
20 冷却ファン
20C 冷却ファン
20Ca 開口(一方向側の開口)
21 ファンケース
21a ケース本体
21b 下部フランジ
21c 上部フランジ(一方向を向くフランジ)
22 ファン本体
30A 逆流抑制弁
30B 逆流抑制弁
30C 逆流抑制弁
31 ハウジング
32 回動軸
33 弁板
34 ストッパ
51 ハウジング
51a 円筒状部
51b 取付フランジ
51r 流路部
52 回動軸
53A 弁板
53B 弁板
54 ストッパ
55 板状部
56 支持金具取付部
57 凹部
58 支持金具
58a 固定部
58b 湾曲部
D1 一方向
F1 自重による力
F2 自重による力
F3 自重による力
P1 押圧する力
P2 押圧する力
P3 押圧する力
V1 開状態
V2 閉状態
V11 開状態
V12 閉状態
V21 開状態
V22 閉状態
W 冷却風
Claims (7)
- 電子機器の筐体に並べて設けられ、それぞれ一方向に向かって冷却風を送る複数の冷却ファンと、
前記各冷却ファンに、前記一方向に並べて接続された逆流抑制弁と、を備え、
前記逆流抑制弁は、
前記冷却ファンに接続されて前記一方向に延びる筒状のハウジングと、
前記ハウジング内に設けられて前記一方向と交差する方向に延びる回動軸と、
前記ハウジング内に設けられ、前記回動軸から前記一方向に延びる開状態と前記開状態よりも前記一方向と逆方向に回動して前記ハウジング内を塞ぐ閉状態との間で、前記回動軸周りに回動自在に設けられた弁板と、
前記閉状態において前記逆方向への前記弁板の回動角度を規制するストッパと、を備える冷却ファンシステム。 - 前記冷却ファンは、前記一方向を向くフランジをさらに備え、
前記ハウジングは、前記フランジに取り付け可能な取付フランジをさらに備える請求項1に記載の冷却ファンシステム。 - 前記弁板は、
前記ハウジングが接続された前記冷却ファンからの冷却風によって前記弁板が押圧されることで前記開状態となり、
前記冷却ファンが停止した場合、他の前記冷却ファンから前記ハウジング内で逆流する冷却風によって前記弁板が押圧されるとともに、前記弁板の自重によって、前記弁板が前記回動軸周りに前記一方向と逆方向に回動することで前記閉状態となる
請求項1または2に記載の冷却ファンシステム。 - 前記弁板は、前記ハウジング内に二枚一対で設けられている
請求項1から3のいずれか一項に記載の冷却ファンシステム。 - 前記ハウジングは、前記冷却ファンの前記一方向側の開口全体を覆っている
請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却ファンシステム。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の冷却ファンシステムを備える電子機器。
- 複数の前記冷却ファンおよび前記逆流抑制弁は、前記筐体において前記一方向を向く面に設けられている
請求項6に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019105007A JP2020197193A (ja) | 2019-06-05 | 2019-06-05 | 冷却ファンシステム、電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019105007A JP2020197193A (ja) | 2019-06-05 | 2019-06-05 | 冷却ファンシステム、電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020197193A true JP2020197193A (ja) | 2020-12-10 |
Family
ID=73647713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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- 2019-06-05 JP JP2019105007A patent/JP2020197193A/ja active Pending
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