JP2020200045A - 出し入れ容易なチャック袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 チャックを利用した再封可能な包装袋において、チャックの嵌合を解除し易く、簡易な構造で、かつ収納物の出し入れに支障がなく、当初の物品の収納も容易な包装袋の提供。【解決手段】 両側部12と底部13が封止された袋本体の上部を開口部11とし、該開口部11には、一端が袋本体の側部の上端部分と共にカットされ、篏合解除が可能であり、他端は篏合され固着されているチャック14が設けられている包装袋10。【選択図】図1
Description
本発明は、各種物品の包装袋に係り、特に、封止手段としてチャック(ジッパー)を用いた包装袋に係る。
各種物品の包装袋は、各種物品を収納し、開口部を封止して収納物を保護すると共に、保管・輸送や展示・陳列などに供するために用いられる。この場合、包装袋を開封し、開口部から収納物を取り出した後、包装袋は不要物として廃棄されるだけでなく、収納物の一部を取り出し、残った収納物を再度包装袋に収納し、開口部を再封して保存することにも使用されている。青果物などの包装袋では、包装袋本体に鮮度維持機能を付与したものもあり、残った青果物の鮮度を維持するために、包装袋に収納し再封して保存されることが多い。
上記のような再封可能な包装袋における封止手段として、合成樹脂製の凸条テープと凹条テープとを嵌合させて開口部を封止するチャック(ジッパー)を用いることが行われている。チャックは両テープの嵌合と離脱とを自在に行うことができ、チャックを用いることにより包装袋の開口部の開閉が簡易にかつ確実にできるため、包装袋における封止手段としてよく用いられている。
図3に開口部の開閉にチャックを利用した従来の包装袋30を示す。この包装袋30は袋本体の底部33で折り返されたフィルムの両側部が熱溶着により封止され袋本体の側部32となった袋本体の上部が開口部31であり、この開口部31にはチャック34が取付けられて開閉可能となっている。そのため、この包装袋30に収納物を収納保存したり、収納物の一部を取り出し、残った収納物を再度収納したりするのに好適に使用される。しかしながら、開口部31に取付けられるチャック34は嵌合した状態でその両端は、袋本体の側部32の熱融着と同時に熱融着により固着されて固着部35となっている。そのため、チャック34の嵌合を解除して、開口部31を開いた時に、チャックの両端が固着されており、さらに凸条テープと凹条テープの両テープは比較的剛性があるために、収納物の出し入れに支障を来たすことが多かった。
一方、特許文献1には、チャック(ジッパー)を利用した再封可能な包装袋が示されており、この包装袋では、開閉自在のジッパーを備えた取出口と対向する一辺に開口された投入口が設けられている。この包装袋では、ジッパーを備えた取出口とは別に投入口を設けることで、葉物野菜の葉や茎を痛めることなく、野菜の投入や取り出しが容易にできる包装袋となる。しかしながら、この包装袋では開閉可能なジッパーを備えているにも拘らず、野菜の投入口は投入後別途テープ等で貼り付けて、別途封止する必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、チャックを利用した再封可能な包装袋において、チャックの嵌合を解除し易く、簡易な構造で、かつ収納物の出し入れに支障がなく、当初の物品の収納も容易な包装袋を提供することである。
本発明の包装袋は、両側部と底部が封止された袋本体の上部を開口部とし、該開口部には、一端が袋本体の側部の上端部分と共にカットされ、篏合の解除が可能であり、他端は篏合され固着されているチャックが設けられている。
さらに、本発明の包装袋は、両側部と底部が封止された袋本体の上部を開口部とし、該開口部には、両端が袋本体の側部の上端部分と共にカットされ、一端は篏合の解除が可能であり、他端は篏合され固着されているチャックが設けられていてもよい。
また、前記包装袋において、前記両側部は熱融着により封止されていることが好ましく、前記他端の固着も熱融着されていることが好ましい。
上記した各包装袋は、開口部に設けられたチャックの一端は固着されておらず、チャックの嵌合を解除して開くことができ、チャックの設けられた袋本体の側部の上端部分も共にカットされており、広く開口することができる。チャックと共にカットされる袋本体側部の上端部の大きさは、包装袋の大きさや収納物の種類大きさにより異なるが、チャックの嵌合を解除して開いた開口部の大きさが、収納物の出し入れに支障のない程度まで広く開口できるように適宜設定される。
本発明の包装袋は上記の通り、広く開口できるため収納物の出し入れに支障がなく、当初の物品の収納も容易にできる。特に、青果物の包装袋に用いられる開放系包装袋として有用であり、出し入れが容易となるために葉物の青果物でも、収納物を傷めることなく出し入れすることができる。
また、チャックの他端が固着部となっているために、収納物を収納後、チャックを閉じるのに、チャックの端部が嵌合され固着されているので、チャックを構成する凸条テープと凹条テープの嵌合に手間取ることなく、この固着された端部を全体の嵌合のスタート点として、チャック全体を容易に閉じることができる。
本発明の実施の形態に付、以下、図を基に詳細な説明を行う。図1は本発明の包装袋10を模式的に示したものである。(a)と(b)は、それぞれカットした形状が異なる平面説明図である。包装袋10の袋本体は、1枚のプラスチックシートを底部13にて折り返し、両方の側部12を熱融着するか、接着剤にて接着することで封止して構成されている。この場合、2枚のシート用いて、両方の側部と底部とを熱融着するか、接着剤にて接着して封止して袋本体を構成してもよい。
本発明の包装袋10の開口部11にはチャック14が設けられ開閉可能であり、チャック14の一端では、凸条テープと凹条テープとが相互に嵌合され、さらに固着され固着部15となっており、他端では、袋本体の側部12の上端部と共にカットされカット部16となっている。そのため、チャック14の凸条テープと凹状テープとの嵌合を解き、チャックを開いた場合に、開口部11は大きく開くことができ、収納品の出し入れが容易となる。尚、(a)ではカット部16の形状はJ字状にカットされ、(b)では単に斜めにカットされているが、このカット部16の形状や大きさは、特に制限はなく、開口部11を収納物の出し入れが支障なく容易にできるように広く開くことができればよく、包装袋の大きさや収納物の大きさや形状に応じて、適宜設定することができる。
また固着部15は熱融着により固着することが好ましく、袋本体の側部12の封止と同時に行うことができる。そして、包装袋10は、前記した図3に示される従来の包装袋30の開口部31に設けられたチャック34の両端の固着部35の一方を袋本体側部32の上端部分と共にカットすることで作成してもよい。
本発明に用いられるチャックは、プラスチック製の断面が矢じり状の雄型である凸条テープと断面が腕状の雌型である凹条テープから構成され、それぞれのテープを袋本体の開口部に対面するように取付け、両テープの凸条と凹条とを嵌合したり、篏合を解除したりすることで開閉を行うものである。そのため、チャックの端部の固着部がない場合、篏合を解除した際に、チャック全体の嵌合が外されてしまうために、次にチャックを閉じる凸条と凹条との嵌合をスタートさせるための最初の嵌合に手間が掛かる。しかし、チャック14の端部を固着して固着部15とすることにより、最初の嵌合は固着部15にて行われているため、以後の嵌合を順次進めることができ、手間が掛からない。
図2に示す包装袋20は、包装袋10と同様に、1枚のプラスチックシートを袋本体の底部23にて折り返し、両方の袋本体の側部22を熱融着するか、接着剤にて接着することで封止して構成するか、または2枚のシート用いて、両方の側部と底部とを熱融着するか、接着剤にて接着して封止して袋本体を構成してもよい。
包装袋20では、袋本体上部の開口部21に設けたチャック24の両端が、近傍の袋本体の側部22の上端部分と共に種々の形状にカットされカット部26となっている。そしてカット部26の一方では、チャック24が固着され固着部25となっている。このように、この包装袋20は、チャック24の両端がカットされているが、一方のカット部26ではチャックの端部が固着されているために、チャックを開いた場合に、包装袋10と同様に開口部21は大きく開くことができ、収納品の出し入れが容易となると共に、再封するためにチャックを閉じるための手間が掛からない。カット部26の形状と大きさは、前記したカット部16と同様にして適宜設定した大きさでカットすればよい。
以上のように、包装袋10、20は開口部を大きく開くことができ、収納物の出し入れに支障がなく、当初の物品の収納も容易にできると共に、再封に際して、チャックを閉じるための嵌合も容易に行うことができる。
本発明の包装袋本体を構成するシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体などのプラスチックシートを例示することができる。これらのプラスチックシートは紙やアルミ箔などとの複合シートであってもよい。これらのシートを加工して、袋本体の側部や底部などを構成するには接着剤による接着や熱融着など公知の方法で行うことができ、さらに、ガゼット袋や角底袋としてもよい。
10、20、30 包装袋 11、21、31 開口部
12、22、32 側部 13、23、33 底部
14、24、34 チャック 15、25、35 固着部
16、26 カット部
12、22、32 側部 13、23、33 底部
14、24、34 チャック 15、25、35 固着部
16、26 カット部
Claims (4)
- 両側部と底部が封止された袋本体の上部を開口部とし、該開口部には、一端が袋本体の側部の上端部分と共にカットされ、篏合解除が可能であり、他端は篏合され固着されているチャックが設けられている包装袋。
- 両側部と底部が封止された袋本体の上部を開口部とし、該開口部には、両端が袋本体の側部の上端部分と共にカットされ、一端は篏合解除が可能であり、他端は篏合され固着されているチャックが設けられている包装袋。
- 前記両側部は熱融着により封止されていることを特徴とする請求項1または2に記載の包装袋。
- 前記他端は熱融着により固着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装袋。
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