JP2021031981A - ベタ基礎工事方法及び型枠固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、現場にて職人が容易に立上部の高さやベース部の厚み調整する作業が行える利便性を備えたベース部と基礎立上部とを一時に一体的に形成することができるベタ基礎工事方法を提供することである。【解決手段】ベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法である。ベース部の外周に設ける立上部の外側の壁面を形成するための型枠は、木製型枠(30)を用い、ベース部の外周に設ける立上部の内側の壁面を形成するための型枠は、金属製型枠(50)を用いる。金属製型枠(50)は、木製型枠(30)に型枠固定具(1)を用いて固定する。【選択図】図6
Description
本発明は、ベタ基礎工事方法及び型枠固定具に関する。
従来、ベース部と基礎立上部とを一時に一体的に形成することができるベタ基礎工事方法がある。
しかし、特許文献1に示す技術では、型枠に金属製型枠板32、33を用いる構成であるため、基礎立上部の高さが、予め準備した型枠の高さにあわない場合において、現場にて職人が容易に立上部の高さやベース部の厚みを調整する作業が行えないという問題がある。
本発明の目的は、このようなことに鑑みてなされたものであり、現場にて職人が容易に立上部の高さやベース部の厚み調整する作業が行える利便性を備えたベース部と基礎立上部とを一時に一体的に形成することができるベタ基礎工事方法を提供することである。
上記目的は、
ベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法であって、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の外側の壁面を形成するための型枠は、木製型枠(30)を用い、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の内側の壁面を形成するための型枠は、金属製型枠(50)を用い、
前記金属製型枠(50)は、前記木製型枠(30)に型枠固定具(1)を用いて固定する、ベタ基礎工事方法、
によって達成される。
ベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法であって、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の外側の壁面を形成するための型枠は、木製型枠(30)を用い、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の内側の壁面を形成するための型枠は、金属製型枠(50)を用い、
前記金属製型枠(50)は、前記木製型枠(30)に型枠固定具(1)を用いて固定する、ベタ基礎工事方法、
によって達成される。
また、上記目的は、
前記型枠固定具(1)は、前記木製型枠(30)に孔をあけて、該孔に該型枠固定具(1)を嵌合して固定する、上記のベタ基礎工事方法、
によって達成される。
前記型枠固定具(1)は、前記木製型枠(30)に孔をあけて、該孔に該型枠固定具(1)を嵌合して固定する、上記のベタ基礎工事方法、
によって達成される。
また、上記目的は、
前記ベース部の外周以外に設ける前記立上部を形成するための型枠は、金属製型枠(50)を用いる、上記のベタ基礎工事方法、
によって達成される。
前記ベース部の外周以外に設ける前記立上部を形成するための型枠は、金属製型枠(50)を用いる、上記のベタ基礎工事方法、
によって達成される。
本発明によれば、現場にて職人が臨機応変に型枠の高さを調整する作業が行える利便性を備えたベース部と基礎立上部とを一時に一体的に形成することができるベタ基礎工事方法を提供することができる。
以下、図1〜図6を用いて、本発明の実施形態によるベース部と基礎立上部とを一時に一体的に形成することができるベタ基礎工事方法を説明する。なお、以下の全ての図面においては、理解を容易にするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせて図示する場合がある。
図1は、本発明の実施形態によるベタ基礎工事方法にて用いる型枠固定具1の正面図であり、図2は、型枠固定具1の上面図である。型枠固定具1は、棒状の本体部3、本体部3の一端に設けられた後述する金属製型枠50を嵌めて立たせる型枠立設部5、本体部3の他端に設けられたねじ切加工が施された嵌合部6、後述する木製型枠30に設けられた孔に嵌合部6を嵌めてナットを用いて木製型枠30に挟持させる挟持部7、及び本体部3に連結、あるいは一体形成され、木製型枠30にあてることで本体部3を補助的に支持する本体部支持部8とで構成される。本実施形態の型枠固定具1は、鉄製であり、少なくとも、嵌合部6と本体部支持部8のコンクリート基礎から露出する箇所付近についてはさび止め処理を施している。なお、型枠固定具1は、鉄以外の金属を用いてもよいし、剛性の高いプラスチックや木材やセラミックス等を用いてもよい。
図3は、本発明の実施形態によるベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法を用いて形成したベタ基礎100の外周部の立上部の断面状態を示している。図3に示す点線部は、コンクリート鉄筋を示している。
図3に示すように、本実施形態によるベタ基礎工事方法によれば、ベタ基礎の外周部の立上部の型枠を立設させるのに型枠固定具1を用い、立設させた型枠を上端で固定させるのに型枠固定具10を用いている。ベタ基礎の外周部の立上部の外側の壁面を形成するための型枠は木製型枠30を用い、ベタ基礎の外周部の立上部の内側の壁面を形成するための型枠は金属製型枠50を用いる。なお、型枠固定具1の下部に薄板状の型枠をあて込み、コンクリート打ちを行うようにしてもよい。このようにすることで、立上の内側をきれいに仕上げることが容易となる。
図4は、本発明の実施形態によるベタ基礎工事方法にて用いる型枠固定具20の正面図であり、図5は、型枠固定具20の右側面図である。型枠固定具20は、型枠固定具20は、ベタ基礎の外周部の内側の立上部を形成するために用いられる。型枠固定具20は、土台21、金属製型枠50を嵌めて立たせる第1型枠立設部25a、第2型枠立設部25bを有する型枠立設部25、及び土台21と型枠立設部25とを連結して支持する支持軸23とで構成される。本実施形態の型枠固定具20は、鉄製である。なお、型枠固定具20は、鉄以外の金属を用いてもよいし、剛性の高いプラスチックや木材やセラミックス等を用いてもよい。
図4に示すように、型枠固定具20の支持軸23は、型枠立設部25の中心に連結し、逆コの字状に左側に折れ曲がっている。これにより、ベース部の縦に走る鉄筋をよける空間が確保されることになる。また、支持軸23の上端部には型枠立設部25の高さを調整するためのねじ部が設けられる。
図6は、本発明の実施形態によるベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法を用いて形成したベタ基礎100の断面状態を示している。図6に示す点線部は、コンクリート鉄筋を示している。
図6に示すように、本発明の実施形態によるベタ基礎工事方法においては、ベース部の外周に設けられる立上部の型枠には、木製型枠30と金属製型枠50が用いられ、ベース部の外周内側に設けられる立上部の型枠には、金属製型枠50が用いられる。
本発明の実施形態によるベタ基礎工事方法を用いることで、以下の効果を奏する。
(あ)金属製の型枠のみを用いる場合よりも、コストを低く抑えることができる。
(い)外側の型枠を木製型枠にすることで、職人が現場にて木製型枠の高さを容易に調整する加工を施すことで立上部の高さを調整することが可能である。
(う)ベース部の外周に設ける立上部を形成するための型枠固定具を安価な木製型枠に孔を設けて固定することで、施工の容易性とコスト低下が実現できる。
(え)ベース部の外周に設ける立上部を形成するための型枠固定具を設ける位置を容易に変更することでベース部の厚みの変更が容易であり、汎用性が高い。
(お)3種類の型枠固定具のみを用いることでベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成することが可能であるため、施工の簡便性、期間の短縮、および低コストが実現できる。
(か)ベース部の外周の内側の立上部には金属製型枠を用いることで、金属性型枠のメリット(作業の確実性や再利用による劣化減等)も享受できる。
(あ)金属製の型枠のみを用いる場合よりも、コストを低く抑えることができる。
(い)外側の型枠を木製型枠にすることで、職人が現場にて木製型枠の高さを容易に調整する加工を施すことで立上部の高さを調整することが可能である。
(う)ベース部の外周に設ける立上部を形成するための型枠固定具を安価な木製型枠に孔を設けて固定することで、施工の容易性とコスト低下が実現できる。
(え)ベース部の外周に設ける立上部を形成するための型枠固定具を設ける位置を容易に変更することでベース部の厚みの変更が容易であり、汎用性が高い。
(お)3種類の型枠固定具のみを用いることでベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成することが可能であるため、施工の簡便性、期間の短縮、および低コストが実現できる。
(か)ベース部の外周の内側の立上部には金属製型枠を用いることで、金属性型枠のメリット(作業の確実性や再利用による劣化減等)も享受できる。
上述の実施形態は、本発明の好適な一例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、上述の説明によって不当に限定されるものではない。また、上述の実施形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。また、上述の実施形態で説明される構成は相互に付け足したり組み合わせたりしてもよい。
本発明は、木製及び金属製の型枠を用いたベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法のみならず、木製のみ又は金属製のみの型枠を用いたベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法や通常のベース部と立上部のコンクリートを2回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法やこれらのベタ基礎工事方法に用いる型枠固定具においても広く利用可能である。
1、10、20 型枠固定具
3 本体部
5、25 型枠立設部
6 嵌合部
7 挟持部
8 本体部支持部
30 木製型枠
50 金属製型枠
100 ベタ基礎
3 本体部
5、25 型枠立設部
6 嵌合部
7 挟持部
8 本体部支持部
30 木製型枠
50 金属製型枠
100 ベタ基礎
Claims (3)
- ベース部と立上部のコンクリートを1回のコンクリート打ちで形成するベタ基礎工事方法であって、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の外側の壁面を形成するための型枠は、木製型枠を用い、
前記ベース部の外周に設ける前記立上部の内側の壁面を形成するための型枠は、金属製型枠を用い、
前記金属製型枠は、前記木製型枠に型枠固定具を用いて固定する、ベタ基礎工事方法。 - 前記型枠固定具は、前記木製型枠に孔をあけて、該孔に該型枠固定具を嵌合して固定する、請求項1に記載のベタ基礎工事方法。
- 前記ベース部の外周以外に設ける前記立上部を形成するための型枠は、金属製型枠を用いる、請求項1または請求項2に記載のベタ基礎工事方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019154178A JP2021031981A (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | ベタ基礎工事方法及び型枠固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2019154178A JP2021031981A (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | ベタ基礎工事方法及び型枠固定具 |
Publications (1)
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ID=74676256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2019154178A Pending JP2021031981A (ja) | 2019-08-26 | 2019-08-26 | ベタ基礎工事方法及び型枠固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021031981A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114000537A (zh) * | 2021-10-18 | 2022-02-01 | 上海建工四建集团有限公司 | 适用于深基坑超高外墙的单面支模方法 |
| JP2023122753A (ja) * | 2022-02-24 | 2023-09-05 | Ykk Ap株式会社 | 型枠支持部材及び型枠セット |
| JP2023122744A (ja) * | 2022-02-24 | 2023-09-05 | Ykk Ap株式会社 | 型枠セット |
-
2019
- 2019-08-26 JP JP2019154178A patent/JP2021031981A/ja active Pending
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| JP2023122744A (ja) * | 2022-02-24 | 2023-09-05 | Ykk Ap株式会社 | 型枠セット |
| JP7723623B2 (ja) | 2022-02-24 | 2025-08-14 | Ykk Ap株式会社 | 型枠支持部材及び型枠セット |
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