JP2021059618A - 粘着剤組成物及び粘着シート - Google Patents
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Abstract
Description
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
重量平均分子量が10000以下である(メタ)アクリル重合体Bと、を有する粘着剤組成物であって、
(メタ)アクリル重合体Aの水酸基価は、80mgKOH/g以上であり、かつガラス転移温度は−50℃以上であり、
(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、(メタ)アクリル重合体Aは、ホモポリマーとした際に表面自由エネルギー分散成分(γda 0.5)がγdb 0.5±1.0(mJ/m2)0.5となり、かつ表面自由エネルギー極性成分(γpa 0.5)がγpb 0.5±1.2(mJ/m2)0.5となる環構造を有する(メタ)アクリルモノマー単位を1質量%以上含む、粘着剤組成物。
[2] 被着体貼合用であり、
(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とし、被着体の表面自由エネルギー分散成分をγdc 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpc 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、被着体の表面自由エネルギー分散成分(γdc 0.5)と、被着体の表面自由エネルギー極性成分(γpc 0.5)は以下の条件(1)及び(2)を満たす、[1]に記載の粘着剤組成物。
(条件(1)):γdb 0.5=γdc 0.5±1.0
(条件(2)):γpb 0.5=γdc 0.5±2.0
[3] 被着体貼合用であり、被着体は樹脂を含む、[1]又は[2]に記載の粘着剤組成物。
[4] (メタ)アクリル重合体Bは、重量平均分子量が3000〜10000であり、かつガラス転移温度が20〜120℃である、[1]〜[3]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[5] 環構造を有する(メタ)アクリルモノマーは環構成原子として窒素原子を有さない、[1]〜[4]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[6] (メタ)アクリル重合体Bは、脂環を有するモノマー単位を含む、[1]〜[5]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[7] (メタ)アクリル重合体Bは、脂環を有するモノマー単位を含み、脂環を構成する炭素数は6以上である、[1]〜[6]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[8] (メタ)アクリル重合体Bは、官能基を実質的に有さない、[1]〜[7]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[9] 多官能モノマー及び架橋剤から選択される少なくとも1種をさらに含む、[1]〜[8]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[10] 光重合開始剤をさらに含み、光重合開始剤が、アセトフェノン系光重合開始剤又はアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤である、[1]〜[9]のいずれかに記載の粘着剤組成物。
[11] [1]〜[10]のいずれかに記載の粘着剤組成物を硬化させてなる粘着シート。
本発明は、水酸基を有する(メタ)アクリルモノマー単位を有し、かつ重量平均分子量が10000より大きい(メタ)アクリル重合体Aと、重量平均分子量が10000以下である(メタ)アクリル重合体Bと、を有する粘着剤組成物に関する。ここで、(メタ)アクリル重合体Aの水酸基価は、80mgKOH/g以上であり、かつガラス転移温度は−50℃以上である。また、(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、(メタ)アクリル重合体Aは、ホモポリマーとした際に表面自由エネルギー分散成分(γda 0.5)がγdb 0.5±1.0(mJ/m2)0.5となり、かつ表面自由エネルギー極性成分(γpa 0.5)がγpb 0.5±1.2(mJ/m2)0.5となる環構造を有する(メタ)アクリルモノマー単位を1質量%以上含む。
粘着剤組成物は、水酸基を有する(メタ)アクリルモノマー単位を有し、かつ重量平均分子量が10000より大きい(メタ)アクリル重合体Aを含有する。ここで、(メタ)アクリル重合体Aの水酸基価は、80mgKOH/g以上であり、かつガラス転移温度は−50℃以上である。
粘着剤組成物は、重量平均分子量が10000以下である(メタ)アクリル重合体Bを含有する。(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、(メタ)アクリル重合体Aは、ホモポリマーとした際に表面自由エネルギー分散成分(γda 0.5)がγdb 0.5±1.0(mJ/m2)0.5となり、かつ表面自由エネルギー極性成分を(γpa 0.5)がγpb 0.5±1.2(mJ/m2)0.5となる環構造を有する(メタ)アクリルモノマー単位を1質量%以上含む。
粘着剤組成物は、分子内に反応性二重結合を2つ以上有する多官能モノマーを含有するものであってもよい。多官能モノマーは反応性二重結合を2つ以上有するものであり、中でも、多官能モノマーは反応性二重結合を2つ以上5つ未満有するものであることが好ましく、2つ以上4つ未満有するものであることがより好ましい。
粘着剤組成物は、架橋剤を含有するものであってもよい。架橋剤は、(メタ)アクリル重合体が有する架橋性官能基との反応性を考慮して適宜選択できる。例えばイソシアネート化合物、エポキシ化合物、オキサゾリン化合物、アジリジン化合物、金属キレート化合物、ブチル化メラミン化合物などの公知の架橋剤の中から選択できる。中でも、架橋剤は、イソシアネート化合物、エポキシ化合物及び金属キレート化合物から選択される少なくとも1種を含むものであることが好ましい。
粘着剤組成物は、光重合開始剤を含有するものであってもよい。光重合開始剤は、活性エネルギー線の照射により多官能モノマーの重合を開始させるものである。ここで、「活性エネルギー線」とは電磁波または荷電粒子線の中でエネルギー量子を有するものを意味し、紫外線、電子線、可視光線、X線、イオン線等が挙げられる。中でも、汎用性の点から、紫外線または電子線が好ましく、紫外線が特に好ましい。
粘着剤組成物には、溶剤が含まれていてもよい。この場合、溶剤は、粘着剤組成物の塗工適性の向上のために用いられる。溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の炭化水素類;ジクロロメタン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロプロパン等のハロゲン化炭化水素類;メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルアルコール、ジアセトンアルコール等のアルコール類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、酪酸エチル等のエステル類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセタート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート等のポリオール及びその誘導体が挙げられる。
粘着剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、上記以外の他の成分を含有してもよい。他の成分としては、粘着剤用の添加剤として公知の成分を挙げることができる。例えば可塑剤、酸化防止剤、金属腐食防止剤、シランカップリング剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系化合物等の光安定剤等の中から必要に応じて選択できる。また、着色を目的に染料や顔料を添加してもよい。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、ラクトン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤等が挙げられる。これら酸化防止剤は1種類を単独で使用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。
金属腐食防止剤としては、粘着剤の相溶性や効果の高さから、ベンゾトリアゾール系樹脂を好ましい例として挙げることができる。
シランカップリング剤としては、例えば、メルカプトアルコキシシラン化合物(例えば、メルカプト基置換アルコキシオリゴマー等)、(メタ)アクリロキシプロピルメトキシシランやなどが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、トリアジン系化合物などが挙げられる。
本発明は、上述した粘着剤組成物(塗工液)を硬化させてなる粘着シートに関するものでもある。
剥離性積層シートにおける剥離シート用基材には、紙類、高分子フィルムが使用される。剥離剤層を構成する剥離剤としては、例えば、汎用の付加型もしくは縮合型のシリコーン系剥離剤や長鎖アルキル基含有化合物が用いられる。特に、反応性が高い付加型シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
シリコーン系剥離剤としては、具体的には、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のBY24−4527、SD−7220等や、信越化学工業(株)製のKS−3600、KS−774、X62−2600などが挙げられる。また、シリコーン系剥離剤中にSiO2単位と(CH3)3SiO1/2単位あるいはCH2=CH(CH3)SiO1/2単位を有する有機珪素化合物であるシリコーンレジンを含有することが好ましい。シリコーンレジンの具体例としては、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のBY24−843、SD−7292、SHR−1404等や、信越化学工業(株)製のKS−3800、X92−183等が挙げられる。
剥離性積層シートとして、市販品を用いてもよい。例えば、帝人デュポンフィルム(株)製の離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムである重セパレータフィルムA71や、帝人デュポンフィルム(株)製の離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムである軽セパレータフィルムA38STを挙げることができる。
本発明の粘着シートの製造方法は、剥離シート上に粘着剤組成物を塗工して塗膜を形成する工程と、この塗膜に活性エネルギー線を照射する工程を含むことが好ましい。なお、粘着剤組成物に溶剤が含まれる場合は加熱工程を含むことも好ましい。加熱工程では溶剤を除去すると同時に、塗膜の加熱により、粘着剤層を形成してもよい。
本発明の粘着シートは、被着体貼合用である。ここで、(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、本発明の粘着シートを貼合する被着体の表面自由エネルギー分散成分(γdc 0.5)と、被着体の表面自由エネルギー極性成分(γpc 0.5)は以下の条件(1)及び(2)を満たすことが好ましい。
(条件(1)):γdb 0.5=γdc 0.5±1.0
(条件(2)):γpb 0.5=γdc 0.5±2.0
本件の粘着シートに含まれる(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分と表面自由エネルギー極性成分、及び、被着体の表面自由エネルギー分散成分と表面自由エネルギー極性成分を上記関係性とすることにより、本発明の粘着シートは、被着体に対してより優れた密着性を示すことができる。このため、本発明の粘着シートは、上記条件(1)と(2)を満たす被着体に貼合する用途に用いられることが特に好ましい。
((メタ)アクリル重合体Aの合成)
攪拌機、窒素導入管、冷却管、温度計を備えた2Lフラスコにアクリル酸ブチル640g、メタクリル酸シクロヘキシル90g、アクリル酸4ヒドロキシルブチル270g、n−ドデシルメルカプタン0.4gを投入し、窒素流量300ml/minで60分間窒素置換した後、窒素流量を100ml/minまで下げ、ウォーターバスにて60℃まで昇温し加熱した。次いで、AIBN0.15gを投入し、発熱を制御しながら30分間反応させ、その後冷却することで(メタ)アクリル重合体Aを合成した。その後、上述したアクリルモノマーを64:9:27の比率でフラスコに投入し、(メタ)アクリル重合体Aが30質量%のアクリルシロップAを得た。なお、GPC測定の結果、(メタ)アクリル重合体Aの重量平均分子量は40万であった。
攪拌機、窒素導入管、冷却管、温度計を備えた2Lフラスコにメタクリル酸メチル300g、メタクリル酸ジシクロペンタニル200g、n−ドデシルメルカプタン35g、酢酸エチル300g、メチルエチルケトン200gを投入し、窒素流量300ml/minで60分間窒素置換した後、窒素流量を100ml/minまで下げ、ウォーターバスにて70℃まで昇温し加熱した。次いで、AIBN0.4gを投入し、発熱を制御しながら3時間反応後、さらにAIBNを0.6g追加して4時間反応させた。このようにして、(メタ)アクリル重合体Bを含む樹脂溶液Bを得た。樹脂溶液BをGPC測定した結果、(メタ)アクリル重合体Bの重量平均分子量は3,600であった。
樹脂溶液Bを金属バットに流し込み、乾燥機温度120℃にて2時間乾燥し、溶媒を除去したものを、アクリルシロップA100gに対し10g溶解させた後、IGM RESINS B.V.社製光開始剤(EsacureOne)0.5g、新中村化学工業製多官能モノマー(A−400)0.4gを添加し攪拌脱泡したものを粘着剤組成物(塗工液)として準備した。塗工液をシリコーン離型剤が塗布された50μmポリエステルフィルム上に、粘着剤層の厚みが100μmになるよう塗工し、さらにその上に、シリコーン離型剤が塗布された50μmポリエステルフィルムを重ねた。その後、ケミカルランプにて7mW/cm2の光強度で2分間照射した後、高圧水銀ランプにて積算光量が1500mJ/cm2となるよう照射することで実施例1の粘着シートを得た。
((メタ)アクリル重合体Aの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるように変更した以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物及び粘着シートを得た。
((メタ)アクリル重合体Aの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるように変更し、((メタ)アクリル重合体Bの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるように変更した以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物及び粘着シートを得た。
((メタ)アクリル重合体Aの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるように変更した。((メタ)アクリル重合体Bの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるように変更した。さらに、アクリルシロップAに対する(メタ)アクリル重合体Bの混合量を表1に記載の割合に変更し、添加量を5gとした。上記事項以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物及び粘着シートを得た。
(メタ)アクリル重合体Bを混合しなかった以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物及び粘着シートを得た。
((メタ)アクリル重合体Aの合成)におけるモノマーの組成を表1のとおりとなるよう変更した以外は、実施例1と同様にして、粘着剤組成物及び粘着シートを得た。
((メタ)アクリル重合体Aのガラス転移温度の算出)
アクリル重合体Aのガラス転移温度は次のFOX式により求めた。
1/Tgp=W1/Tg1+W2/Tg2+・・・+Wn/Tgn
Tgpは重合体Aのガラス転移温度であり、Wnは各モノマーの重量分率であり、Tgnは各モノマーをホモポリマーとした際のガラス転移温度である。
(メタ)アクリル重合体Bのガラス転移温度の測定にはセイコーインスツル製DSC6200を用いた。リファレンスはアルミナ10mgとし、直径5mmのサンプル用アルミパンに樹脂溶液Bの溶媒除去品を10mg程度入れ、窒素流量50ml/minの環境下にて昇温速度10℃/minで0℃〜150℃まで昇温させた。その際に、比熱が変化する変局点を(メタ)アクリル重合体Bのガラス転移温度として読み取った。
水酸基価は水酸基含有モノマーの分子量と濃度よりmol濃度を算出し、単位重量あたりに対し当量となる水酸化カリウム濃度を重量とし、mgKOH/gとして算出した。
(メタ)アクリル重合体Aを構成する各環構造(メタ)アクリルモノマー100gと酢酸エチル200gを500mlフラスコに入れ、窒素置換した後70℃に昇温しAIBN0.2gを投入した。5時間反応させた後、冷却し樹脂溶液を回収した。環構造アクリルホモポリマー樹脂溶液をPETフィルムに塗工厚みが25μmとなるよう塗工した後、100℃の乾燥機にて3分間乾燥することで、表面接触角測定用試料を得た。
樹脂溶液Bも同様に塗工・乾燥し、接触角測定用試料を得た。
また、被着体として用いるポリカーボネート板(帝人製パンライト1151)とPMMA板(三菱ケミカル製アクリライト)も同様に接触角測定用試料として準備した。
接触角はFIBRO社製DAT1100を用い、純水2μlならびにジヨードメタン1μlの液滴を接触角測定用試料の表面に落下させθ/2法で算出した。読み取った接触角の値(θ)は以下のYoung−Dupreの式に適用し、表面自由エネルギーを算出した。
(湿熱定荷重)
実施例及び比較例で得られた粘着シート片面のセパレーターを除去し、易接着処理された100μmのポリエステルフィルム(東洋紡製A4300)に貼合し、被着体への貼り付け部が幅25mm、長さ75mmとなるようカットした。このサンプルを1mm厚のPMMA、もしくはポリカーボネート(帝人製パンライト1151)にそれぞれ幅25mm、50mmの面積で貼り付けた後、2kgのローラーで2往復し圧着した。その後オートクレーブにて温度30℃、圧力0.5MPaの環境下で30分間処理した後、大気圧、室温環境下にて1日静置した。次いで、各被着体を含むサンプルを、温度85℃、相対湿度85%に調整された恒温恒湿機内部に30分間静置した。その際、各被着体が上になるよう設置した。次いで、100gの分銅をポリステルフィルム長さ25mmの端部に引っ掛け、粘着シートが被着体面から剥離し分銅が落下するまでの時間を測定し、以下の基準で評価した。
○:粘着シートが被着体面から剥離し分銅が落下するまでの時間が15分以上
×:粘着シートが被着体面から剥離し分銅が落下するまでの時間が15分未満
MMA:メタクリル酸メチル
DMAA:アクリル酸ジメチルアミド
<水酸基を有する(メタ)アクリルモノマー>
4HBA:アクリル酸4ヒドロキシルブチル
<環構造を有するモノマー>
CHMA:メタクリル酸シクロヘキシル
DCPA:アクリル酸シジクロペンタニル
PO−A:アクリル酸フェニルノキシエチル
POB−A:アクリル酸3フェノキシベンジル
DCPMA:メタクリル酸ジシクロペンタニル
IBXMA:メタクリル酸イソボルニル
11 粘着剤層
12a 剥離シート
12b 剥離シート
Claims (11)
- 水酸基を有する(メタ)アクリルモノマー単位を有し、かつ重量平均分子量が10000より大きい(メタ)アクリル重合体Aと、
重量平均分子量が10000以下である(メタ)アクリル重合体Bと、を有する粘着剤組成物であって、
前記(メタ)アクリル重合体Aの水酸基価は、80mgKOH/g以上であり、かつガラス転移温度は−50℃以上であり、
前記(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、前記(メタ)アクリル重合体Aは、ホモポリマーとした際に表面自由エネルギー分散成分(γda 0.5)がγdb 0.5±1.0(mJ/m2)0.5となり、かつ表面自由エネルギー極性成分(γpa 0.5)がγpb 0.5±1.2(mJ/m2)0.5となる環構造を有する(メタ)アクリルモノマー単位を1質量%以上含む、粘着剤組成物。 - 被着体貼合用であり、
前記(メタ)アクリル重合体Bの表面自由エネルギー分散成分をγdb 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpb 0.5(mJ/m2)0.5とし、前記被着体の表面自由エネルギー分散成分をγdc 0.5(mJ/m2)0.5とし、表面自由エネルギー極性成分をγpc 0.5(mJ/m2)0.5とした場合、前記被着体の表面自由エネルギー分散成分(γdc 0.5)と、前記被着体の表面自由エネルギー極性成分(γpc 0.5)は以下の条件(1)及び(2)を満たす、請求項1に記載の粘着剤組成物。
(条件(1)):γdb 0.5=γdc 0.5±1.0
(条件(2)):γpb 0.5=γdc 0.5±2.0 - 被着体貼合用であり、前記被着体は樹脂を含む、請求項1又は2に記載の粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリル重合体Bは、重量平均分子量が3000〜10000であり、かつガラス転移温度が20〜120℃である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記環構造を有する(メタ)アクリルモノマーは環構成原子として窒素原子を有さない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリル重合体Bは、脂環を有するモノマー単位を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリル重合体Bは、脂環を有するモノマー単位を含み、前記脂環を構成する炭素数は6以上である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリル重合体Bは、官能基を実質的に有さない、請求項1〜7のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 多官能モノマー及び架橋剤から選択される少なくとも1種をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 光重合開始剤をさらに含み、前記光重合開始剤が、アセトフェノン系光重合開始剤又はアシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の粘着剤組成物を硬化させてなる粘着シート。
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