JP2021069094A - 画像符号化装置及びその制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
RAW画像データを符号化する画像符号化装置であって、
符号化データを一時的に記憶するためのバッファメモリと、
RAW画像データを輝度成分で構成される輝度プレーンと、輝度以外の複数の種類の色差成分のプレーンに変換するプレーン変換手段と、
前記プレーン変換手段で得られた各プレーンに対してウェーブレット変換するウェーブレット変換手段と、
前記ウェーブレット変換手段で生成された各サブバンドの係数を量子化、符号化し、得られた符号化データを前記バッファメモリに格納する符号化手段と、
前記バッファメモリに格納された符号化データを記録媒体に記録する記録手段と、
前記バッファメモリに確保するプレーン毎のバッファサイズの比率を、前記RAW画像データの圧縮率に応じて制御する制御手段とを有する。
図3は、第1の実施形態の画像符号化装置を、撮像装置300に適用した場合の構成を示している。
Y=(R+B+G1+G2)/4 …(1)
U=B-(G1+G2)/2 …(2)
V=R-(G1+G2)/2 …(3)
GH=G1-G2 …(4)
実施形態におけるプレーン変換部303が、RAW画像データをY,U,V,GHプレーンに変換するものとして説明を続ける。なお、プレーン変換部303は、複数の計算式を実装しておき、CPU301で使用する計算式を選択するようにしても良い。また、実施形態では、色差の種類として、U,V,GHを例にするが、これに限らず、他の色差を用いても良い。
・低圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1:1:1:1 …(5)
・中圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1.2:1:1:1 …(6)
・高圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1.4:1:1:1 …(7)
図4(b)は、圧縮率に依らずプレーン間の符号化バッファのサイズ比率を同一として符号化を行い、そのときの符号量が統計データに基づくプレーン毎の符号量比率になったと仮定した場合を示している。このとき、図4(b)で示すように圧縮率が高くなるほどY(輝度)プレーンの符号化バッファ使用率が、輝度以外の色差プレーンと比較して高くなり、輝度以外のプレーンでは符号化バッファを冗長に確保してしまっていることを示している。
・低圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1:1:1:1 …(8)
・中圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1.2:1:1:1 …(9)
・高圧縮時の場合
Y:U:V:GH = 1.4:1:1:1 …(10)
上記のように各圧縮率で統計に基づいた符号化バッファ比率にすることによって、図4(b)のときと比較して、図4(c)の場合、輝度以外のプレーンで冗長となっていた符号化バッファのサイズを削減することが可能となる。
2LL:2HL:2LH:2HH:1HL:1LH:1HH =1:1:1:1:4:4:4 …(11)
なお、各サブバンドのバッファメモリの割り当ては、圧縮率に依らず一定とする。また、ここでは4プレーン中の1プレーンについて説明したが、他のプレーンに関しても同様な割り当てを行う。
上記第1の実施形態では、圧縮率に応じてプレーン間の符号量比率が異なることを鑑みて、圧縮率に応じてプレーン間の符号化バッファ比率を変更した。本第2の実施形態では、上記第1の実施形態と比較して、圧縮率に応じて各プレーンの符号化バッファ比率を変更してもなおプレーン間で符号量に偏りが生じる場合に対処する、符号量制御に関して説明する。
Y:U:V:GH = 1.2:1:1:1 …(12)
前述のように符号化単位をサブバンド毎のラインとしているが、量子化制御単位は、同一画素位置の各サブバンドの符号化結果の集合体とする。すなわち、図9に示すように、分解レベル2のサブバンド{2LL,2LL,2HL,2HH}の1ライン、分解レベル1のサブバンド{1LH,1HL,1HH}の2ラインを、一回のQpによる制御単位とする。以降、この制御単位をブロックラインと呼ぶ。また、iをブロックライン番号とする。なお、1ブロックラインは、入力したRAW画像データの16ラインに相当する。
量子化パラメータ算出方法の一つに、MPEG2 Test Model 5に示された公知技術がある。このTest Model 5によれば、着目ブロックラインがi番目とし、差分算出部614で算出した着目ブロックラインの直前までの積算差分量をΣE[i−1]、基準量子化パラメータQp_ref、制御感度“r”と定義したとき、着目ブロックラインの量子化パラメータQp[i]を以下のように算出することができる。
Qp[i] = Qp_ref+r× ΣE[i-1] …(13)
なお、Qp_refは、フレームの先頭では初期量子化パラメータQp_iniであり、それ以外の領域では、直前フレームの最終ブロックラインのQpである。これは、ΣE[i−1]はQpの連続性を確保するために行う処理であり、フレームの先頭で初期化する。また、制御感度“r”は、大きいほど急峻にQpを変動させる一方、符号量の制御性が向上するパラメータである。
Qp[pl][sb] = Qp[i]×mtx[pl][sb] …(14)
一般的に、高域のサブバンドほどQpを大きく、低域のサブバンドほどQpを小さく設定し符号量制御を行うことで、人間の視覚特性上視認しづらい、画像データの高域成分ほど発生符号量を圧縮し、符号化効率を向上させる。そのため、マトリクスは、高域サブバンドほどQpが大きく、低域サブバンドほどQpが小さくなるように設定する。
<処理フロー>
目標符号量算出部615は、フレームの先頭のQpを決定する場合に駆動され、1フレームの目標符号量を算出する。各フレームの目標符号量の算出方法として、設定されたビットレートから1フレーム当たりの目標符号量を算出したものと、前フレームにおける目標符号量から発生符号量を引いた差分値の和を各フレームの目標符号量とする。
制御単位に関しては、前述したブロックライン単位で行う。発生符号量保持部613は、プレーン毎にエントロピー符号化部606から通知される符号化データである発生符号量を保持する。目標符号量算出部615は、先頭ブロックラインのQpを制御するタイミングと判断した場合に各プレーンの目標符号量を算出する。その際の各プレーンにおける目標符号量算出方法の詳細は後述する。差分算出部614は、各プレーンのブロックライン毎の発生符号量と各プレーンのブロックライン毎の目標符号量との差分を算出し、差分の積算値である積算差分量を更に算出する。また、各プレーンの先頭ブロックラインのQpを制御するタイミングで、積算差分量は0に初期化する。量子化制御部616は、差分算出部614から通知される積算差分量に基づき、Qpを算出する(詳細後述)。以上により符号量制御する。
量子化制御部616は、各プレーンのブロックライン毎に差分算出部614で算出した積算差分量ΣE[i−1]と、各プレーンの基準量子化パラメータQYini、QUini、QVini、QGHiniと、各プレーンの制御感度rY、rU、rV、rGHを用いて、プレーン毎の着目ブロックラインの量子化パラメータQY [i]、QU[i]、QV[i]、QGH[i]を以下のように算出する。
QY[i] =QYini + rY×ΣE[i-1] …(15)
QU[i] =QUini + rU×ΣE[i-1] …(16)
QV[i] =QVini + rV×ΣE[i-1] …(17)
QGH[i] =QGHini + rGH×ΣE[i-1] …(18)
ただし、UプレーンとVプレーンの量子化パラメータは色のバランスを鑑み、QU[i]とQV[i]との大小比較を行い、大きい方の量子化パラメータを共通の量子化パラメータとして使用する。
Qp[Y][sb] = QY[i] ×mtx[sb] …(19)
Qp[U][sb] = QU[i] ×mtx[sb] …(20)
Qp[V][sb] = QV[i] ×mtx[sb] …(21)
Qp[GH][sb] = QGH[i] ×mtx[sb] …(22)
<処理フロー>
目標符号量算出部615は、フレームの先頭のQpを決定する場合に駆動され、各プレーンの目標符号量を算出する。ここで、プレーン毎の目標符号量の算出方法として、例えば、図8(a)で示したYプレーンの符号量が予め設定していた閾値(TH(Y))を超過した場合に関する各プレーンの目標符号量算出について説明する。
Tn=Y(Tn)+V(Tn)+U(Tn)+GH(Tn) …(23)
Y(Tn)=Tn×1.2/(1.2+1+1+1) …(24)
ΔYn=Y(Sn-1)-Tn-1×1.2/(1.2+1+1+1) …(25)
続いて、第3の実施形態を説明する。上記第2の実施形態では、各プレーンの符号化バッファ使用率が予め設定した閾値に対して、符号量が超過する場合に符号量制御を変更することについて説明した。本第3の実施形態では、式(12)で示すように予め設定したバッファ比率に対して、プレーン毎の符号化比率が所定値以上超過する場合について説明する。装置構成は第2の実施形態の図6と同じとし、その説明は省略する。
本第3の実施形態である画像符号化に係る処理内容を図13に示すフローチャートを基づき説明する。なお、ここでの動作として、符号化したRAW画像データのバッファメモリ609上への格納と、すでに符号化バッファに格納されている符号化したRAWデータの記録媒体611への記録が同時に実行されているものとする。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (14)
- RAW画像データを符号化する画像符号化装置であって、
符号化データを一時的に記憶するためのバッファメモリと、
RAW画像データを輝度成分で構成される輝度プレーンと、輝度以外の複数の種類の色差成分のプレーンに変換するプレーン変換手段と、
前記プレーン変換手段で得られた各プレーンに対してウェーブレット変換するウェーブレット変換手段と、
前記ウェーブレット変換手段で生成された各サブバンドの係数を量子化、符号化し、得られた符号化データを前記バッファメモリに格納する符号化手段と、
前記バッファメモリに格納された符号化データを記録媒体に記録する記録手段と、
前記バッファメモリに確保するプレーン毎のバッファサイズの比率を、前記RAW画像データの圧縮率に応じて制御する制御手段と
を有することを特徴とする画像符号化装置。 - 前記制御手段は、前記RAW画像データの圧縮率が高いほど、前記複数の種類の色差プレーンよりも前記輝度プレーンのバッファサイズの比率を高くすることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- 前記制御手段は、前記RAW画像データの圧縮率が第1の圧縮率よりも圧縮率が高い第2の圧縮率の場合は、前記第1の圧縮率のときよりも前記複数の種類の色差プレーンに対する前記輝度プレーンのバッファサイズの比率を高くすることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- ユーザの操作に応じて前記RAW画像データの圧縮率を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 前記制御手段は、前記バッファメモリにおける、各プレーンの使用率を算出する使用率算出手段を含み、
算出して得た着目フレームの前フレームにおける各プレーンのバッファ使用率に応じて、着目フレームの符号量制御する単位を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 前記制御手段は、
前フレームにおける全てのプレーンにおいてバッファの使用率が所定値未満の場合、前記着目フレームの目標符号量を定めてフレーム単位に符号量制御を行い、
前フレームにおける一つ以上のプレーンのバッファの使用率が所定値以上になった場合、プレーン単位の目標符号量を定めてプレーン単位に符号量制御を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の画像符号化装置。 - 前記制御手段は、
前フレームにおける全てのプレーンのバッファの使用率に対するプレーン毎の符号化比率が所定値未満の場合、着目フレームの目標符号量を定めてフレーム単位に符号量制御を行い、
前フレームにおける一つ以上のプレーンのバッファ比率に対するプレーン毎の符号化比率が所定値以上の場合、プレーン単位の目標符号量を定めてプレーン単位に符号量制御を行う
ことを特徴とする請求項5に記載の画像符号化装置。 - 前記制御手段は、前記符号化手段のプレーン単位の符号量制御を行い、着目フレームにおける当該のプレーンの目標符号量を減じ、減じた分の符号量を着目フレームにおける当該プレーン以外のプレーンに対して、所定の比率で各プレーンに割り当てることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 前記所定の比率は、輝度プレーンを他の色差プレーンよりも高くすることを特徴とする請求項8に記載の画像符号化装置。
- 前記プレーン変換手段は、ベイヤ配列のRAW画像データを、1つの輝度プレーン、3つの色差プレーンに変換し、
前記所定の比率は、3つの色差プレーンのうち2つについて同一の比率である
ことを特徴とする請求項8に記載の画像符号化装置。 - 前記制御手段は、フレームレートに応じた圧縮率に従って、各プレーンに対応するバッファサイズの比率を制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 前記制御手段は、1つのプレーンから生成される各サブバンドのバッファサイズを固定とすることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 符号化データを一時的に記憶するためのバッファメモリを有し、RAW画像データを符号化する画像符号化装置の制御方法であって、
RAW画像データを輝度成分で構成される輝度プレーンと、輝度以外の複数の種類の色差成分のプレーンに変換するプレーン変換工程と、
前記プレーン変換工程で得られた各プレーンに対してウェーブレット変換するウェーブレット変換工程と、
前記ウェーブレット変換工程で生成された各サブバンドの係数を量子化、符号化し、得られた符号化データを前記バッファメモリに格納する符号化工程と、
前記バッファメモリに格納された符号化データを記録媒体に記録する記録工程と、
前記バッファメモリに確保するプレーン毎のバッファサイズの比率を、前記RAW画像データの圧縮率に応じて制御する制御工程と
を有することを特徴とする画像符号化装置の制御方法。 - コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項13に記載の方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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