JP2021069118A - 色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及びそれを含む電子装置 - Google Patents

色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及びそれを含む電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】入射光を、波長別に分離させて集光する色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及びそれを含む電子装置を提供する。【解決手段】イメージセンサにおいて、画素アレイ1100は、光を感知する第1光感知セル及び第2光感知セルを含むセンサ基板110と、第1光感知セル111に対向し、第1ナノポストNPを含む第1領域131及び第2光感知セル112に対向し、第2ナノポストNPを含む第2領域132を具備する色分離レンズアレイ130と、を含む。。第1ナノポストと第2ナノポストは、色分離レンズアレイ130に入射する入射光のうち、互いに異なる第1波長の光と、第2波長の光とが互いに異なる方向に分岐され、それぞれ第1光感知セル及び第2光感知セルに集光される位相分布を、第1領域及び第2領域を通過した位置で形成させる。【選択図】図4A

Description

本発明は、色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及び該イメージセンサを含む電子装置に係り、さらに詳細には、入射光を、波長別に分離させて集光することができる色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及び該イメージセンサを含む電子装置に関する。
イメージセンサは、一般的に、カラーフィルタを利用し、入射光の色を感知する。ところで、カラーフィルタは、当該色の光を除いた残りの色の光を吸収するために、光利用効率が低下してしまう。例えば、RGBカラーフィルタを使用する場合、入射光の1/3のみを透過させ、残り2/3は吸収してしまうことになるので、光利用効率が約33%ほどに過ぎない。従って、カラーディスプレイ装置やカラーイメージセンサの場合、ほとんどの光損失がカラーフィルタで生じることになる。
米国特許第9653501号明細書
本発明が解決しようとする課題は、入射光を、波長別に分離させて集光することができる色分離レンズアレイを利用し、光利用効率が向上されたイメージセンサを提供することである。
本発明が解決しようとする課題は、また該イメージセンサを含む電子装置を提供することである。
一実施形態によるイメージセンサは、光を感知する第1光感知セル及び第2光感知セルを含むセンサ基板と、前記第1光感知セルに対向し、第1ナノポストを含む第1領域、及び前記第2光感知セルに対向し、第2ナノポストを含む第2領域を具備する色分離レンズアレイと、を含み、前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、形状、大きさ、配列のうち少なくとも一つが互いに異なり、前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、前記色分離レンズアレイに入射する入射光のうち、互いに異なる第1波長の光と、第2波長の光とが互いに異なる方向に分岐され、それぞれ前記第1光感知セル及び前記第2光感知セルに集光される位相分布を、前記第1領域及び前記第2領域を通過した位置で形成することができる。
前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第1波長の光が、前記第1光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Nπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2N−1)πの位相分布を形成することができる。ここで、Nは、0より大きい整数である。
前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第2波長の光が、前記第1光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2M−1)πの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Mπの位相分布を形成することができる。ここで、Mは0より大きい整数である。
前記イメージセンサは、前記センサ基板と前記色分離レンズアレイとの間に配置され、前記センサ基板と前記色分離レンズアレイとの間に距離を形成するスペーサ層をさらに含んでもよい。
前記スペーサ層は、前記色分離レンズアレイが色分離させる入射光の波長帯域の中心波長において、前記色分離レンズアレイに該当する厚みを有することができる。
前記スペーサ層の理論厚をh、前記光感知セルのピッチをp、前記スペーサ層の屈折率をn、前記色分離レンズアレイが色分離させる光の波長帯域の中心波長をλとするとき、前記スペーサ層の理論厚hは、
Figure 2021069118
であり、前記スペーサ層の実際厚hは、h−p≦h≦h+pである。
前記センサ基板は、光を感知する第3光感知セル及び第4光感知セルをさらに含み、前記色分離レンズアレイは、前記第3光感知セルに対向し、第3ナノポストを含む第3領域、及び前記第4光感知セルに対向し、第4ナノポストを含む第4領域を含み、前記第3ナノポストと前記第4ナノポストは、形状、大きさ、配列のうち少なくとも一つが互いに異なってもよい。
前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、前記色分離レンズアレイに入射する入射光のうち、互いに異なる第1波長、第2波長、第3波長の光が互いに異なる方向に分岐され、第1波長の光が、前記第1光感知セルと前記第4光感知セルとに集光され、第2波長の光が、前記第2光感知セルに集光され、第3波長の光が、前記第3光感知セルに集光される位相分布を、前記第1領域ないし前記第4領域を通過した位置で形成することができる。
前記第1波長は、緑色光であり、前記第2波長は、青色光であり、前記第3波長は、赤色光でもある。
前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第1波長の光が、前記第1光感知セルの中心部と、前記第4光感知セルの中心部とに対応する位置においては、2Nπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部と、前記第3光感知セルの中心部とに対応する位置においては、(2N−1)πの位相分布を形成するようにしてもよい。ここで、Nは、0より大きい整数である。
前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第2波長の光が、前記第1光感知セルの中心部、及び前記第4光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2M−1)πの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Mπの位相分布を形成し、前記第3光感知セルの中心部に対応する位置において、(2M−2)πより大きく、(2M−1)πより小さい位相分布を形成するようにしてもよい。
前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第3波長の光が、前記第1光感知セルの中心部、及び前記第4光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2L−1)πの位相分布を形成し、前記第3光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Lπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置において、(2L−2)πより大きく、(2L−1)πより小さい位相分布を形成するようにしてもよい。ここで、Lは、0より大きい整数である。
前記イメージセンサは、赤色画素、緑色画素、青色画素を含む複数の単位画素がベイヤーパターン(Bayer pattern)に配列された画素配列構造を有し、前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域に具備されたナノポストは、第1方向、及び第1方向に垂直した第2方向に沿い、互いに異なる分布規則を有することができる。
前記第1領域ないし前記第4領域において、青色画素及び赤色画素に対応する領域に具備されたナノポストは、前記第1方向及び前記第2方向に沿い、対称的な分布規則を有することができる。
前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域の中心部に位置するナノポストは、他カラーの画素に対応する領域に具備されたナノポストより大きい断面積を有することができる。
前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域に具備されたナノポストは、中心部に配置されたナノポストが、周辺部に配置されたナノポストより大きい断面積を有することができる。
前記色分離レンズアレイは、前記センサ基板のエッジに対して突出して配置され、鉛直方向に、前記センサ基板のいかなる光感知セルとも対向しない複数の第1領域、及び複数の第2領域をさらに含んでもよい。
前記第1ナノポスト、前記第2ナノポストのうち少なくとも一つは、下部ポスト、及び前記下部ポスト上に積層された上部ポストを含み、前記下部ポストと前記上部ポストとが互いにずれるようにも積層される。
前記下部ポストと前記上部ポストとが互いにずれる程度は、前記イメージセンサの中心部から周辺部に行くほど大きくもなる。
他の実施形態によるイメージセンサは、第1行に沿って交互に配列された複数の第1光感知セル、及び複数の第2光感知セル、並びに第1行に隣接した第2行に沿って交互に配列された複数の第3光感知セル、及び複数の第4光感知セルを含むセンサ基板と、前記複数の第1光感知セルにそれぞれ対向し、第1ナノポストを含む複数の第1領域、前記複数の第2光感知セルにそれぞれ対向し、第2ナノポストを含む複数の第2領域、前記複数の第3光感知セルにそれぞれ対向し、第3ナノポストを含む複数の第3領域、及び前記複数の第4光感知セルにそれぞれ対向し、第4ナノポストを含む複数の第4領域を具備する色分離レンズアレイと、を含み、前記第1領域に入射された光のうち、第1波長の光は、前記第1領域下部に位置する第1光感知セルに集光され、第2波長の光は、前記第1光感知セルと横方向に沿って隣接する第2光感知に分岐され、第3波長の光は、第1光感知セルと縦方向に沿って隣接する第3光感知に分岐され、前記第2領域に入射された光のうち、第2波長の光は、前記第2領域直下部に位置する第2光感知セルに集光され、第1波長の光は、前記第2光感知セルと横方向に沿って隣接する第1光感知セル、及び縦方向に沿って隣接する第4光感知に分岐され、第3波長の光は、前記第2光感知セルと対角方向に沿って隣接する第3光感知に分岐されるように、前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストの形状、大きさ、配列が設定されうる。
前記第1波長の光は、緑色光であり、前記第2波長の光は、青色光であり、前記第3波長の光は、赤色光でもある。
他の実施形態による電子装置は、被写体から反射された光を集束して光学像を形成する撮像部と、前記撮像部で形成された光学像を電気的信号に変換する、前述のいずれか1つのイメージセンサと、を含んでもよい。
前記電子装置は、スマートフォン、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、PC(personal computer)、家電製品、保安カメラ、医療用カメラ、自動車または事物インターネット(IoT:Internet of Things)機器でもある。
開示された色分離レンズアレイは、入射光を吸収したり遮断したりせずに、波長別に分離させて集光することができるために、イメージセンサの光利用効率を向上させることができる。また、開示された色分離レンズアレイを採用したイメージセンサは、イメージセンサで一般的に採択されているベイヤーパターン(Bayer pattern)方式を維持することができ、既存のイメージセンサの画素構造とイメージ処理アルゴリズムとを活用することができる。また、開示された色分離レンズアレイを採用したイメージセンサは、光を画素に集光させるための別途のマイクロレンズを必要としない。
一実施形態によるイメージセンサのブロック図である。 イメージセンサの画素アレイの多様な画素配列を例示的に図示する図面である。 イメージセンサの画素アレイの多様な画素配列を例示的に図示する図面である。 イメージセンサの画素アレイの多様な画素配列を例示的に図示する図面である。 一実施形態による色分離レンズアレイの概略的な構造及び動作を示す概念図である。 一実施形態によるイメージセンサの画素アレイのそれぞれ異なる断面において示される概略的な断面図である。 一実施形態によるイメージセンサの画素アレイのそれぞれ異なる断面において示される概略的な断面図である。 イメージセンサの画素アレイにおいて、光感知セルの配列を概略的に示す平面図である。 イメージセンサの画素アレイにおいて、色分離レンズアレイの複数領域に複数のナノポストが配列された形態を例示的に示す平面図である。 図5Bの一部を拡大して詳細に示した平面図である。 色分離レンズアレイを通過した青色光の位相分布を示す図面である。 色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける青色光フォーカシング分布を電算模写した図面である。 青色画素に対応する色分離レンズアレイの第2領域と、その周辺に入射した青色光の進行方向とを例示的に示す図面である。 青色光に対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す図面である。 色分離レンズアレイを通過した緑色光の位相分布を示す図面である。 色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける緑色光フォーカシング分布を電算模写した図面である。 緑色画素に対応する色分離レンズアレイの第1領域と、その周辺に入射した緑色光の進行方向とを例示的に示す図面である。 緑色光に対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す図面である。 色分離レンズアレイを通過した赤色光の位相分布を示す図面である。 色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける赤色光フォーカシング分布を電算模写した図面である。 赤色画素に対応する色分離レンズアレイの第3領域と、その周辺に入射した赤色光の進行方向とを例示的に示す図面である。 赤色光に対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す図面である。 青色画素に対応する領域に入射した光のカラー別進行方向を例示的に示す図面である。 緑色画素に対応する領域に入射した光のカラー別進行方向を例示的に示す図面である。 赤色画素に対応する領域に入射した光のカラー別進行方向を例示的に示す図面である。 光感知セルのピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 光感知セルのピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイとセンサ基板との距離による色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。 一実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形態を示す斜視図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイをなす複数のナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。 さらに他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイをなす複数のナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。 さらに他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイをなす複数のナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。 さらに他の実施形態によるイメージセンサの色分離レンズアレイをなす複数のナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。 図18の色分離レンズアレイを具備するイメージセンサの赤色画素、緑色画素、青色画素にそれぞれ入射する光のスペクトル分布を例示的に示すグラフである。 他の実施形態によるイメージセンサの画素アレイの概略的な構造をそれぞれ異なる断面において示す断面図である。 他の実施形態によるイメージセンサの画素アレイの概略的な構造をそれぞれ異なる断面において示す断面図である。 一実施形態によるイメージセンサの赤色画素、緑色画素、青色画素にそれぞれ入射する光のスペクトル分布を例示的に示すグラフであり、カラーフィルタが具備されている場合に係わる図面である。 一実施形態によるイメージセンサの赤色画素、緑色画素、青色画素にそれぞれ入射する光のスペクトル分布を例示的に示すグラフであり、カラーフィルタが具備されていない場合に係わる図面である。 他の実施形態による色分離レンズアレイを例示的に示す平面図である。 図23に図示された色分離レンズアレイを含むイメージセンサの画素アレイの概略的な構造を示す断面図である。 さらに他の実施形態によるイメージセンサの概略的な構造を示す断面図である。 図25のイメージセンサの色分離レンズアレイに採用されるナノポストの例示的な形状を示す斜視図である。 一実施形態によるイメージセンサを含む電子装置を概略的に図示したブロック図である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置の他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。 一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置のさらに他の一例を示す図面である。
以下、添付された図面を参照し、色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及びそれを含む電子装置について詳細に説明する。説明される実施形態は、ただ例示的なものに過ぎず、そのような実施形態から、多様な変形が可能である。以下の図面において、同一参照符号は、同一構成要素を指し、図面上において、各構成要素の大きさは、説明の明瞭さ及び便宜さのために、誇張されてもいる。
以下において、「上部」または「上」と記載された表現は、接触し、すぐその上下左右にあるものだけではなく、非接触で、上下左右にあることも含まれる。
第1、第2のような用語は、多様な構成要素の説明に使用されうるが、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。そのような用語は、構成要素の物質または構造が異なることを限定するものではない。
単数の表現は、文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。
また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」のような用語は、機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによっても具現され、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
「前記」の用語、及びそれと類似した指示用語の使用は、単数及び複数のいずれにも該当しうる。
方法を構成する段階は、説明された順に行わなければならないという明白な言及がなければ、適切な順序によっても行われる。また、全ての例示的な用語(例:「例えば」)の使用は、単に技術的思想を詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲によって限定されない以上、そのような用語により、権利範囲が限定されるものではない。
図1は、一実施形態によるイメージセンサの概略的なブロック図である。図1を参照すれば、イメージセンサ1000は、画素アレイ1100、タイミングコントローラ1010、ロウデコーダ1020及び出力回路1030を含んでもよい。イメージセンサ1000は、CCD(charge coupled device)イメージセンサまたはCMOS(complementary metal oxide semiconductor)イメージセンサでもある。
画素アレイ1100は、複数のロウとカラムとに沿い、二次元配列された画素を含む。ロウデコーダ1020は、タイミングコントローラ1010から出力されたロウアドレス信号に応答し、画素アレイ1100のロウのうち一つを選択する。出力回路1030は、選択されたロウに沿って配列された複数の画素から、カラム単位で光感知信号を出力する。そのために、出力回路1030は、カラムデコーダとアナログ・デジタル変換器(ADC:analog to digital converter)を含んでもよい。例えば、出力回路1030は、カラムデコーダ、及び画素アレイ1100間において、カラム別にそれぞれ配置された複数のADC、またはカラムデコーダの出力端に配置された1つのADCを含んでもよい。タイミングコントローラ1010、ロウデコーダ1020及び出力回路1030は、1つのチップ、またはそれぞれ別個のチップにも具現される。出力回路1030を介して出力された映像信号を処理するためのプロセッサが、タイミングコントローラ1010、ロウデコーダ1020及び出力回路1030と共に、1つのチップにも具現される。
画素アレイ1100は、互いに異なる波長の光を感知する複数の画素を含んでもよい。該画素は、図2Aないし図2Cのように、多様な方式にも配列される。
まず、図2Aは、イメージセンサ1000において一般的に採択されているベイヤーパターン(Bayer pattern)を示す。図2を参照すれば、1つの単位画素は、4つの四分領域(quadrant region)を含み、第1四分面ないし第4四分面が、それぞれ青色画素B、緑色画素G、赤色画素R、緑色画素Gにもなる。そのような単位画素が、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)に沿い、二次元的で反復配列される。言い換えれば、2×2アレイ状の単位画素内において、一方の対角線方向に2個の緑色画素Gが配置され、他方の対角線方向に、それぞれ1個の青色画素Bと1個の赤色画素Rとが配置される。全体的な画素配列を見れば、複数の緑色画素Gと、複数の青色画素Bとが第1方向に沿って交互に配列される第1行(row)と、複数の赤色画素Rと、複数の緑色画素Gとが第1方向に沿って交互に配列される第2行とが反復して配列される。
しかし、画素アレイ1100の配列方式は、ベイヤーパターンにのみ限定されるものではなく、ベイヤーパターン以外にも、多様な配列方式が可能である。例えば、図2Bを参照すれば、マゼンタ(magenta)画素(M)、シアン(cyan)画素(C)、イエロー(yellow)画素(Y)及び緑色画素Gが1つの単位画素を構成するCYGM方式の配列も可能である。また、図2Cを参照すれば、緑色画素G、赤色画素R、青色画素B及び白色画素(W)が1つの単位画素を構成するRGBW方式の配列も可能である。また、図示されていないが、単位画素が3×2アレイ状を有することもできる。それ以外にも、画素アレイ1100の画素は、イメージセンサ1000の色特性により、多様な方式にも配列される。以下においては、便宜上、イメージセンサ1000の画素アレイ1100がベイヤーパターンを有するものであるとして説明するが、以下において説明する実施形態の原理は、ベイヤーパターンではなく、他の形態の画素配列にも適用されうる。
一実施形態によれば、イメージセンサ1000の画素アレイ1100は、それぞれの画素に、それに該当する色の光を集光させるように構成された色分離レンズアレイを含んでもよい。図3は、一実施形態による色分離レンズアレイの概略的な構造及び動作を示す概念図である。図3を参照すれば、色分離レンズアレイ130は、所定の規則(rule)により、同一平面に配置されたナノポストNPを含む。そのような色分離レンズアレイ130は、スペーサ層120上にも配置される。
ここで、該規則は、ナノポストNPの形状、大きさ(幅、高さ)、間隔、配列形態などのパラメータに適用されるものであり、入射光Lに対し、色分離レンズアレイ130が具現するターゲット位相分布TPによっても定められる。ターゲット位相分布TPは、入射光Lの波長を分離して集光させるターゲット領域R1、R2を考慮しても定められる。ターゲット位相分布TPは、色分離レンズアレイ130とターゲット領域R1、R2との間に表示されているが、それは、単に図示の便宜によるものである。実際のターゲット位相分布TPは、入射光Lが色分離レンズアレイ130を通過した直後の位置、例えば、色分離レンズアレイ130の下部表面、またはスペーサ層120の上部表面における位相分布を意味する。
色分離レンズアレイ130は、第1領域131と第2領域132を含んでもよく、第1領域131と第2領域132は、それぞれ1または複数のナノポストNPを含んでもよい。第1領域131及び第2領域132は、それぞれ第1ターゲット領域R1及び第2ターゲット領域R2と対向するように配置され、一対一で対応しうる。第1領域131及び第2領域132には、それぞれ3つのナノポストNPが配置されているように図示されているが、それは、例示的なものである。また、ナノポストNPは、第1領域131及び第2領域132のうちいずれか1領域内に、全体的に位置するように図示されているが、それに限定されるものではなく、一部のナノポストNPは、第1領域131と第2領域132との境界にも配置される。第1領域131に配置されたナノポストNPは第1ナノポストであり、第2領域132に配置されたナノポストNPは第2ナノポストである(他の実施形態においても同様である)。
色分離レンズアレイ130のナノポストNPは、入射光Lに含まれた互いに異なる波長の光を、互いに異なる方向に分岐させて集光する位相分布を形成することができる。例えば、入射光Lに含まれた第1波長の光Lλ1は、第1位相分布を有し、第2波長の光Lλ2は、第2位相分布を有するターゲット位相分布TPを形成するように、第1領域131と第2領域132とに分布されるナノポストNPの形状、大きさ、配列などが定められるのである。そのようなターゲット位相分布TPにより、ナノポストNPと、所定離隔距離Aにあるターゲット領域R1、R2に、それぞれ第1波長の光Lλ1と第2波長の光Lλ2とが集光されうる。
ナノポストNPが第1領域131に配置される規則と、第2領域132に配置される規則は、互いに異なってもよい。言い換えれば、第1領域131に具備されている第1ナノポストNPの形状、大きさ、配列のうちいずれか一つは、第2領域132に具備されている第2ナノポストNPの形状、大きさ配列と異なってもよい。
ナノポストNPは、分岐対象である波長帯域より小さいサブ波長の形状寸法を有することができる。ナノポストNPは、第1波長、第2波長のうち、短い波長より小さい形状寸法を有することができ、入射光Lが可視光である場合、例えば、400nm、300nmまたは200nmより小さい寸法を有することができる。
ナノポストNPは、周辺物質の屈折率に比べ、高い屈折率を有する物質からもなる。例えば、ナノポストNPは、単結晶シリコン(c−Si)、ポリシリコン(p−Si)、アモルファスシリコン(a−Si)及びIII−V化合物半導体(GaP、GaN、GaAsなど)、SiC、TiO、SiN、及び/またはそれらの組み合わせによってもなる。周辺物質と屈折率差を有するナノポストNPは、通過する光の位相を変化させることができる。それは、サブ波長の形状寸法が引き起こす位相遅延(phase delay)が原因であり、位相が遅延される程度は、ナノポストNPの細部的な形状寸法、配列形態などが決定する。周辺物質は、ナノポストNPより低い屈折率を有する誘電体物質、例えば、SiOまたは空気によってもなる。
第1波長λ1と第2波長λ2は、可視光線波長帯域でもあるが、それに限定されるものではなく、配置されたナノポストNPの形状、大きさ、間隔、配列などに係わる規則により、多様な波長帯域が具現されうる。図3は、2つの波長が分岐されて集光されるところを例示しているが、それに限定されるものではなく、入射光は、波長により、3つの方向以上に分岐されても集光される。
以下においては、前述の色分離レンズアレイ130が、イメージセンサ1000の画素アレイ1100に適用された例についてさらに詳細に説明する。
図4A及び図4Bは、一実施形態による画素アレイの断面図であり、図5Aは、画素アレイの光感知セル配列を示す平面図であり、図5Bは、色分離レンズアレイのナノポストが配列された形態を例示的に示す平面図である。
図4A及び図4Bを参照すれば、画素アレイ1100は、光をセンシングする複数の光感知セル111、112、113、114を含むセンサ基板110、センサ基板110上に配置された透明スペーサ層120、及びスペーサ層120上に配置された色分離レンズアレイ130を含む。
センサ基板110は、光を電気的信号に変換する第1光感知セル111、第2光感知セル112、第3光感知セル113及び第4光感知セル114を含んでもよい。該光感知セルは、例えば、図4Aに図示されているように、第1光感知セル111と第2光感知セル112とが第1方向(X方向)に沿って交互に配列され、Y方向の位置が異なる断面においては、図4Bに図示されているように、第3光感知セル113と第4光感知セル114とが交互に配列されうる。そのような領域区分は、入射光を画素単位に区分してセンシングするためのものであり、例えば、第1光感知セル111と第4光感知セル114は、第1画素に該当する第1波長の光をセンシングし、第2光感知セル112は、第2画素に該当する第2波長の光をセンシングし、第3光感知セル113は、第3画素に該当する第3波長の光をセンシングすることができる。以下において、第1波長の光は、緑色光、第2波長の光は、青色光、第3波長の光は、赤色光であり、第1画素、第2画素、第3画素は、それぞれ緑色画素G、青色画素B、赤色画素Rである場合を例として挙げて説明する。セル間境界には、図示されていないが、セル分離のための分離膜がさらに形成されうる。
スペーサ層120は、色分離レンズアレイ130を支持しながら、センサ基板110と色分離レンズアレイ130との間隔を一定に維持させる役割を行い、可視光に対して透明な材料によってもなる。例えば、スペーサ層120は、SiO、シラノール系ガラス(SOG:siloxane−based spin on glass)のように、色分離レンズアレイ130のナノポストNPの屈折率より低い屈折率を有しながら、可視光帯域において吸収率が低い誘電体材料によってもなる。
色分離レンズアレイ130は、所定規則によって配列されたナノポストNPを含む。図示されていないが、色分離レンズアレイ130は、ナノポストNPを保護する保護層をさらに具備することができる。該保護層は、ナノポストNPをなす物質の屈折率より低い屈折率を有する誘電体物質によってもなる。
色分離レンズアレイ130は、複数の光感知セル111、112、113、114と一対一で対応しながら対向する複数の領域131、132、133、134に区画される。複数の領域131、132、133、134それぞれには、1または複数のナノポストNPが配置され、形状、大きさ、配列のうちいずれか一つが領域によって異なってもよい。
色分離レンズアレイ130は、第1光感知セル111と第4光感知セル114とに、第1波長の光を分岐して集光させ、第2光感知セル112に、第2波長の光を分岐して集光させ、第3光感知セル113に、第3波長の光を分岐して集光させるように領域が区分され、領域ごとに、ナノポストNPの大きさ、形状、配列が定められる。
画素アレイ1100が、図2Aに図示されたベイヤーパターンを有する場合、図5Aの第1光感知セル111と第4光感知セル114は、緑色画素Gに対応し、第2光感知セル112は、青色画素Bに対応し、第3光感知セル113は、赤色画素Rに対応することになる。図5Bを参照すれば、色分離レンズアレイ130の第1領域131及び第4領域134が緑色画素Gに対応し、第2領域132が青色画素Bに対応し、第3領域133が赤色画素Rに対応する。従って、色分離レンズアレイ130は、二次元配列された複数の単位パターンアレイを含み、それぞれの単位パターンアレイは、2×2の形態に配列された第1領域131、第2領域132、第3領域133及び第4領域134を含む。
図5Bに図示されているように、緑色画素Gに対応する第1領域131及び第4領域134、青色画素Bに対応する第2領域132、赤色画素Rに対応する第3領域133は、円形断面を有する円柱状のナノポストNPを含んでもよい。第3領域133に配置されたナノポストNPは第3ナノポストであり、第4領域134に配置されたナノポストNPは第4ナノポストである(他の実施形態においても同様である)。第1領域131、第2領域132、第3領域133及び第4領域134の中心部には、断面積が互いに異なるナノポストNPが配置され、画素間境界線上の中心、及び画素境界線の交差点にも、ナノポストNPが配置されうる。画素間境界に配置されたナノポストNPの断面積は、画素中心部に配置されたナノポストNPより狭い断面積を有することができる。
図5Cは、図5Bの一部領域、すなわち、単位パターンアレイを構成する第1領域131ないし第4領域134のナノポストNP配列を詳細に示す。図5CにおいてナノポストNPは、単位パターンアレイ内の詳細位置により、p1〜p9と表示されている。図5Cを参照すれば、ナノポストNPにおいて、第1領域131の中心部に配置されたナノポストp1、及び第4領域134の中心部に配置されたナノポストp4の断面積が、第2領域132の中心部に配置されたナノポストp2や、第3領域133の中心部に配置されたナノポストp3の断面積より大きく、第2領域132の中心部に配置されたナノポストp2の断面積が、第3領域133の中心部に配置されたナノポストp3の断面積より大きい。ただし、それは、1つの例に過ぎず、必要により、多様な形状、大きさ、配列のナノポストNPが適用されうる。
緑色画素Gに対応する第1領域131及び第4領域134に具備されているナノポストNPは、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)に沿って互いに異なる分布規則を有することができる。例えば、第1領域131及び第4領域134に配置されたナノポストNPは、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)に沿い、異なる大きさ配列を有することができる。図5Cに図示されているように、ナノポストNPにおいて、第1領域131と、それと第1方向(X方向)に隣接した第2領域132との境界に位置するナノポストp5の断面積と、第1領域131と、それと第2方向(Y方向)に隣接する第3領域133との境界に位置するナノポストp6の断面積は、互いに異なる。同様に、第4領域134と、それと第1方向(X方向)に隣接した第3領域133との境界に位置するナノポストp7の断面積と、第4領域134と、それと第2方向(Y方向)に隣接する第2領域132との境界に位置するナノポストp8の断面積は、互いに異なる。
一方、青色画素Bに対応する第2領域132、及び赤色画素Rに対応する第3領域133に配置されたナノポストNPは、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)に沿って対称的な分布規則を有することができる。図5Cに図示されているように、ナノポストNPにおいて、第2領域132と第1方向(X方向)に隣接した画素間境界に置かれるナノポストp5、及び第2領域132と第2方向(Y方向)に隣接した画素間境界に置かれるナノポストp8の断面積は、互いに同じであり、第3領域133において、第1方向(X方向)に隣接した画素間境界に置かれるナノポストp7、及び第3領域133において、第2方向(Y方向)に隣接した画素間境界に置かれるナノポストp6の断面積は、互いに同じである。
一方、第1領域131、第2領域132、第3領域133、第4領域134それぞれの4つのコーナー、すなわち、4つの領域が交差する位置に配置されたナノポストp9は、同一断面積を有する。
そのような分布は、ベイヤーパターンの画素配列に起因する。青色画素Bと赤色画素Rは、いずれも第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに隣接した画素が緑色画素Gとして同一である一方、第1領域131に対応する緑色画素Gは、第1方向(X方向)に隣接した画素が青色画素Bであり、第2方向(Y方向)に隣接した画素が赤色画素Rとして互いに異なり、第4領域134に対応する緑色画素Gは、第1方向(X方向)に隣接した画素が赤色画素Rであり、第2方向(Y方向)に隣接した画素が青色画素Bとして互いに異なる。そして、第1領域131、第4領域134に対応する緑色画素Gは、4つの対角方向に隣接する画素が緑色画素Gとして互いに同じであり、第2領域132に対応する青色画素Bは、4つの対角方向に隣接する画素が赤色画素Rとして互いに同じであり、第3領域133に対応する赤色画素Rは、4つの対角方向に隣接する画素が青色画素Bとして互いに同じである。従って、青色画素Bと赤色画素Rとにそれぞれ対応する第2領域132と第3領域133とにおいては、4回対称(4−fold symmetry)の形態にナノポストNPが配列され、緑色画素Gに対応する第1領域131及び第4領域134においては、2回対称(2−fold symmetry)の形態にナノポストNPが配列されうる。特に、第1領域131と第4領域134は、互いに対し、90°回転されている。
ナノポストNPは、いずれも対称的な円形の断面形状を有するように図示されているが、それに限定されるものではなく、非対称形状の断面形状を有するナノポストが一部含まれてもよい。例えば、緑色画素Gに対応する第1領域131と第4領域134とには、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)との幅が互いに異なる非対称断面形状を有するナノポストが採用され、青色画素Bと赤色画素Rとにそれぞれ対応する第2領域132と第3領域133とには、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)との幅が同じである対称的な断面形状を有するナノポストが採用されうる。
色分離レンズアレイ130の配列規則は、第1光感知セル111と第4光感知セル114とに第1波長の光を分岐して集光させ、第2光感知セル112に第2波長の光を分岐して集光させ、第3光感知セル113に第3波長の光を分岐して集光させるターゲット位相分布を具現するための一例示であるが、図示されたパターンに限定されるものではない。
色分離レンズアレイ130を通過した位置において、第1波長の光が、第1光感知セル111と第4光感知セル114とに集光される位相を形成し、隣接した第2光感知セル112と第3光感知セル113とには進まない位相を形成するように、色分離レンズアレイ130の各領域に具備されるナノポストNPの形状、大きさ、配列が定められうる。
同様に、色分離レンズアレイ130を通過した位置において、第2波長の光が第2光感知セル112に集光される位相を形成し、隣接した第1光感知セル111、第3光感知セル113及び第4光感知セル114には進まない位相を形成するように、色分離レンズアレイ130の各領域に具備されるナノポストNPの形状、大きさ、配列が定められうる。
また同様に、色分離レンズアレイ130を通過した位置において、第3波長の光が第3光感知セル113に集光される位相を形成し、隣接した第1光感知セル111、第2光感知セル112及び第4光感知セル114には進まない位相を形成するように、色分離レンズアレイ130の各領域に具備されるナノポストNPの形状、大きさ、配列が定められうる。
そのような条件をいずれも満足させるナノポストNPの形状、大きさ及び/または配列が定められ、そのような色分離レンズアレイ130は、通過した直後の光が、次のようなターゲット位相分布を有するようにすることができる。色分離レンズアレイ130を通過した直後の位置において、言い換えれば、色分離レンズアレイ130の下部表面、またはスペーサ層120の上部表面において、第1波長の光の位相は、第1光感知セル111に対応する第1領域131の中心部と、第4光感知セル114に対応する第4領域134の中心部とにおいて、2Nπであり、第2光感知セル112に対応する第2領域132の中心部、及び第3光感知セル113に対応する第3領域133の中心部においては、(2N−1)πの位相を示す分布でもある。ここで、Nは、0より大きい整数である。言い換えれば、色分離レンズアレイ130を透過した直後の位置において、第1波長の光の位相が、第1領域131の中心部と、第4領域134の中心部とにおいて、最大になり、第1領域131の中心部と、第4領域134の中心部とから遠くなるほど、同心円状にだんだんと小さくなり、第2領域132の中心部と、第3領域133の中心部とにおいて、最小にもなる。例えば、N=1である場合、色分離レンズアレイ130を透過した位置において、緑色光の位相は、第1領域131の中心部と、第4領域134の中心部とにおいて、2πであり、第2領域132の中心部と、第3領域133の中心部とにおいて、πにもなる。ここで、該位相は、光がナノポストNPを通過する直前の位相に係わる相対的な位相値を意味する。
また、色分離レンズアレイ130を通過した直後の位置において、第2波長の光の位相は、第2光感知セル112に対応する第2領域132の中心部において、2Mπであり、第1光感知セル111に対応する第1領域131の中心部、第4光感知セル114に対応する第4領域134の中心部においては、(2M−1)πであり、第3光感知セル113に対応する第3領域133の中心部においては、(2M−2)πより大きく、(2M−1)πより小さくなる分布でもある。ここで、Mは、0より大きい整数である。言い換えれば、色分離レンズアレイ130を透過した直後の位置において、第2波長の光の位相は、第2領域132の中心部において最大になり、第2領域132の中心部から遠くなるほど、同心円状にだんだんと小さくなり、第1領域131、第4領域134及び第3領域133の中心部において、局所的に最小になる。例えば、M=1である場合、色分離レンズアレイ130を透過した位置で青色光の位相は、第2領域132の中心部において、2πであり、第1領域131の中心部と、第4領域134の中心部とにおいて、πであり、第3領域133の中心部において、約0.2πないし0.7πにもなる。
また同様に、色分離レンズアレイ130を通過した直後の位置において、第3波長の光の位相は、第3光感知セル113に対応する第3領域133の中心部において、2Lπであり、第1光感知セル111に対応する第1領域131、第4光感知セル114に対応する第4領域134の中心部においては、(2L−1)πであり、第2光感知セル112に対応する第2領域132の中心部においては、(2L−2)πより大きく、(2L−1)πより小さくもなる。ここで、Lは、0より大きい整数である。言い換えれば、色分離レンズアレイ130を透過した直後の位置において、第3波長の光の位相は、第3領域133の中心部で最大になり、第3領域133の中心部から遠くなるほど、同心円状にだんだんと小さくなり、第1領域131、第4領域134及び第2領域132の中心部において、局所的に最小になる。例えば、L=1である場合、色分離レンズアレイ130を透過した位置において、赤色光の位相は、第3領域133の中心部において、2πであり、第1領域131の中心部と、第4領域134の中心部とにおいて、πであり、第2領域132の中心部において、約0.2πないし0.7πにもなる。
前述のように、ターゲット位相分布は、色分離レンズアレイ130を透過した直後の位置における光の位相分布を意味する。色分離レンズアレイ130を通過した光がそのような位相分布を有せば、第1波長ないし第4波長の光が、それぞれ第1光感知セル111、第2光感知セル112、第3光感知セル113及び第4光感知セル114に集まることになる。言い換えれば、色分離レンズアレイ130を透過した光は、波長によって分岐され、それぞれ互いに異なる方向に進んで集光されるところと同一の光学的効果を得ることができる。
そのように、当該波長の光が、当該光感知セルに集光されるように、所定伝播距離要件が定められ、それにより、スペーサ層120の厚みhが定められうる。スペーサ層120の厚みhは、分岐対象である波長λや、画素サイズ及び光感知セルの配置周期pによっても異なる。スペーサ層120の厚みhは、分岐対象である可視光線波長帯域の中心波長λよりも大きくもなり、隣接する光感知セル中心間の距離である光感知セル配置周期pと比較すれば、1p〜3pの範囲でもある。具体的には、スペーサ層120の厚みhは、500nmないし5μmの範囲でもある。スペーサ層120の厚みhを設定するさらに細部的な事項については、図10Aないし図10E、図11Aないし図11E、及び図12Aないし図12Eを参照してさらに後述する。
図6A及び図6Bは、色分離レンズアレイを通過した青色光の位相分布形態、及び色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける青色光のフォーカシング分布を電算模写した図面であり、図6Cは、青色画素Bに対応する色分離レンズアレイの第2領域と、その周辺に入射した青色光の進行方向とを例示的に示し、図6Dは、青色光に対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す。
図6Aに例示された位相分布について説明すれば、青色画素Bに対応する領域の中心部における位相は、大体のところ2πであり、隣接した緑色画素Gに対応する領域の中心部における位相は、大体のところπの値を示し、対角線方向の赤色画素Rに対応する領域の中心部における位相は、大体のところπより小さい値(例えば、約0.2πないし0.7π)を示す。
そのような位相分布は、図6Bのような青色光のフォーカシング分布を示すことができる。青色光は、青色画素Bに対応する領域にほとんど集光され、他の画素に対応する領域には、青色光がほとんど達しない。
結果として、青色画素Bに対応する第2領域132と、その周辺とに入射した青色光は、色分離レンズアレイ130を透過した後、図6Cに図示されているように進むことになる。例えば、色分離レンズアレイ130の第2領域132と、第2領域132を取り囲む他の領域との一部に入射する入射光のうち、青色光は、第2領域132直下部の第2光感知セル112上に集光される。言い換えれば、1つの青色画素Bには、その青色画素Bに対応する第2領域132から来る青色光、第2領域132と横方向に隣接する2個の第1領域131から来る青色光、第2領域132と縦方向に隣接する2個の第4領域134から来る青色光、及び第2領域132と対角方向に隣接する4個の第3領域133から来る青色光が入射する。
従って、図6Dに図示されているように、色分離レンズアレイ130は、青色光については、第2光感知セル112を中心に配列された複数のマイクロレンズML1アレイと等価的な役割が行うことができる。それぞれの等価的なマイクロレンズML1は、それに対応する第2光感知セル112より大きいために、第2光感知セル112の領域に入射する青色光だけではなく、第2光感知セル112を取り囲む他の領域に入射する青色光も、第2光感知セル112に集光させることができる。例えば、それぞれのマイクロレンズML1は、それに対応する第2光感知セル112より4倍ほど大きく、それぞれのマイクロレンズML1の四辺は、第2光感知セル112の四辺とも平行である。
図7A及び図7Bは、色分離レンズアレイを通過した緑色光の位相分布形態、及び色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける緑色光のフォーカシング分布を電算模写した図面であり、図7Cは、緑色画素に対応する色分離レンズアレイの第1領域及び第4領域と、その周辺に入射した緑色光の進行方向とを例示的に示し、図7Dは、緑色光に対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す。
図7Aに例示された位相分布について説明すれば、緑色画素Gに対応する領域の中心部における位相は、大体のところ2πであり、隣接した青色画素Bと赤色画素Rとに対応する領域の中心部における位相は、大体のところπの値を示す。
そのような位相分布は、図7Bのような緑色光のフォーカシング分布を示すことができる。緑色光は、2つの緑色画素Gに対応する領域に分けられて集光され、他の画素に対応する領域には、緑色光がほとんど達しない。
結果として、緑色画素Gに対応する第1領域131及び第4領域134と、その周辺とに入射した緑色光は、色分離レンズアレイ130を透過した後、図7Cに図示されているように進むことになる。例えば、色分離レンズアレイ130の第1領域131、及び第1領域131を取り囲む他の領域の一部に入射する入射光のうち、緑色光は、第1領域131直下部の第1光感知セル111上に集光される。言い換えれば、1つの緑色画素Gには、その緑色画素Gに対応する第1領域131または第4領域134から来る緑色光、第1領域131または第4領域134と横方向及び縦方向に隣接する2個の第2領域132と、2個の第3領域133とから来る緑色光が入射する。
従って、図7Dに図示されているように、色分離レンズアレイ130は、緑色光については、第1光感知セル111と第4光感知セル114とを中心に配列された複数のマイクロレンズML2アレイと等価的な役割が行うことができる。それぞれの等価的なマイクロレンズML2は、それに対応する第1光感知セル111やm第4光感知セル114より大きいために、第1光感知セル111と第4光感知セル114との領域に入射する緑色光だけではなく、第1光感知セル111と第4光感知セル114とを取り囲む他の領域に入射する緑色光も、第1光感知セル111と第4光感知セル114とに集光させることができる。例えば、それぞれのマイクロレンズML2は、それに対応する第1光感知セル111または第4光感知セル114より2倍ほど大きく、それに対応する第1光感知セル111と第4光感知セル114とに対し、対角線方向に隣接するようにも配置される。
図8A及び図8Bは、色分離レンズアレイを通過した赤色光の位相分布形態、及び色分離レンズアレイに対向する光感知セルにおける赤色光のフォーカシング分布を電算模写した図面であり、図8Cは、赤色画素に対応する色分離レンズアレイの第3領域と、その周辺に入射した赤色光の進行方向とを例示的に示し、図8Dは、赤色画素Rに対し、色分離レンズアレイと等価的に作用するマイクロレンズアレイを例示的に示す。
図8Aに例示された位相分布について説明すれば、赤色画素Rに対応する領域の中心部における位相は、大体のところ2πであり、隣接した緑色画素Gに対応する領域の中心部における位相は、大体のところπの値を示し、対角線方向の青色画素Bに対応する領域の中心部における位相は、大体のところπより小さい値(例えば、約0.2πないし0.7π)を示す。
そのような位相分布は、図8Bのような赤色光のフォーカシング分布を示すことができる。赤色光は、赤色画素Rに対応する領域に集光されており、他の画素に対応する領域には、赤色光がほとんど達しない。
結果として、赤色画素Rに対応する第3領域133と、その周辺とに入射した光は、色分離レンズアレイ130を透過した後、図8Cに図示されているように進むことになる。例えば、色分離レンズアレイ130の第3領域133と、第3領域133を取り囲む他の領域の一部とに入射する入射光のうち、赤色光は、第3領域133直下部の第3光感知セル113上に集光される。言い換えれば、1つの赤色画素Rには、その赤色画素Rに対応する第3領域133から来る赤色光、第3領域133と横方向に隣接する2個の第4領域134から来る赤色光、第3領域133と縦方向に隣接する2個の第1領域131から来る赤色光、及び第3領域133と対角線方向に隣接する4個の第2領域132から来る赤色光が入射する。
従って、図8Dに図示されているように、色分離レンズアレイ130は、赤色光については、第3光感知セル113を中心に配列された複数のマイクロレンズML3アレイと等価的な役割が行うことができる。それぞれの等価的なマイクロレンズML3は、それに対応する第3光感知セル113より大きいために、第3光感知セル113の領域に入射する赤色光だけではなく、第3光感知セル113を取り囲む他の領域に入射する赤色光も、第3光感知セル113に集光させることができる。例えば、それぞれのマイクロレンズML3は、それに対応する第3光感知セル113より4倍ほど大きく、それぞれのマイクロレンズML3の四辺は、第3光感知セル113の四辺とも平行である。
図6C、図7C、図8Cにおいて説明された青色光、緑色光、赤色光の経路は、各領域別に入射する光が、カラー別に分岐される形態であり、次のようにも説明される。
図9Aは、青色画素に対応する領域に入射した光のカラー別進行方向を例示的に示す。図9Aを参照すれば、青色画素Bに対応する第2領域132に入射する光Lのうち青色光Lは、第2領域132直下部の第2光感知セル112に向けて進む。第2領域132に入射する入射光Lのうち緑色光Lは、第2光感知セル112と横方向に隣接した2つの第1光感知セル111、及び第2光感知セル112と縦方向に隣接した2つの第4光感知セル114にほとんど進む。入射光Lのうち赤色光Lは、第2光感知セル112と対角方向に隣接した4つの第3光感知セル113にほとんど進む。
図9Bは、緑色画素に対応する領域に入射した光のカラー別進行方向を例示的に示す。図9Bを参照すれば、緑色画素Gに対応する第1領域131に入射する光Lのうち緑色光Lは、第1領域131直下部の第1光感知セル111に向けて進む。第1領域131に入射した光Lのうち青色光Lは、第1光感知セル111と横方向に隣接した2つの第2光感知セル112に進み、赤色光Lは、第1光感知セル111と縦方向に隣接した2つの第3光感知セル113に向けてほとんど進む。
図9Cは、赤色画素に対応する領域に入射した光の進行方向を例示的に示す。赤色画素Rに対応する第3領域133に入射した光Lのうち赤色光Lは、第3領域133直下部の第3光感知セル113に向けて進む。第3領域133に入射する入射光Lのうち緑色光Lは、第3光感知セル113と縦方向に隣接した2つの第1光感知セル111、第3光感知セル113と横方向に隣接した2つの第4光感知セル114に向けて進む。入射光Lのうち青色光Lは、ほとんど第3光感知セル113と対角方向に隣接した4つの第2光感知セル112に向けて進む。
そのような色分離と集光は、スペーサ層120の厚みを適切に設定し、さらに効果的になされうる。例えば、スペーサ層120の理論厚hは、λの波長に係わるスペーサ層120の屈折率をn、光感知セルのピッチをpとするとき、次の数式1を満足することができる。
Figure 2021069118
ここで、スペーサ層120の理論厚hは、λの波長を有する光が、色分離レンズアレイ130により、光感知セル111、112、113、114の上部表面上に集光される焦点距離を意味する。言い換えれば、λの波長を有する光は、色分離レンズアレイ130を経ながら、色分離レンズアレイ130の下部表面からhほど離れた距離にもフォーカシングされる。
数式1に記載されているように、スペーサ層120の理論厚hは、光感知セル111、112、113、114のピッチpと、スペーサ層120の屈折率nによっても異なる。例えば、可視光線帯域の中心波長λを540nm、光感知セル111、112、113、114のピッチpを0.8μm、540nm波長におけるスペーサ層120の屈折率nを1.46と仮定すれば、スペーサ層120の理論厚h、言い換えれば、色分離レンズアレイ130の下部表面と、センサ基板110の上部表面との最適距離は、約1.64μmでもある。しかし、スペーサ層120の実際厚は、数式1に記載された理論厚hたけに制限される必要はない。例えば、色分離レンズアレイ130の効率を考慮し、数式1の理論厚hを基準に、所定範囲内において、スペーサ層120の実際厚が選択されうる。
図10Aないし図10Eは、光感知セル111、112、113、114のピッチが0.7μmである場合、色分離レンズアレイ130とセンサ基板110との距離による色分離レンズアレイ130の効率変化を例示的に示すグラフである。図10Aは、色分離レンズアレイ130の単位パターンアレイを構成する第1領域131ないし第4領域134から第2光感知セル112に入射する青色光に係わる色分離レンズアレイ130の集光効率を示し、図10Bは、単位パターンアレイを構成する第1領域131ないし第4領域134から、第1光感知セル111と第4光感知セル114とに入射する緑色光に係わる色分離レンズアレイ130の集光効率を示し、図10Cは、単位パターンアレイを構成する第1領域131ないし第4領域134から第3光感知セル113に入射する赤色光に係わる色分離レンズアレイ130の集光効率を示す。
図10A及び図10Cの場合、1つの光感知セルに対し、4個の領域が配置されるので、理論上最大値が4である。図10Bの場合には、2個の光感知セルに対し、4個の領域が配置されるので、理論上最大値が2である。図10Aないし図10Cのグラフにおいて、色分離レンズアレイ130の集光効率が最も高い距離が、数式1を満足する理論厚hになる。図10Aないし図10Cに図示されているように、理論厚hは、波長によって少しずつ異なる。
図10Dは、可視光線に対する肉眼の敏感度特性を考慮した色分離レンズアレイの効率変化を例示的に示すグラフである。例えば、肉眼は、一般的に、緑色光に対して敏感度が最も高く、青色光に対して敏感度が最も低い。従って、図10Aのグラフに最も低い加重値を付与し、図10Cのグラフに、青色光より高い加重値を付与し、図10Bに最も高い加重値を付与した後で合算した値を平均することにより、図10Dのグラフを得ることができる。図10Eは、図10Dのグラフを規準化した結果を示すグラフである。
図10D及び図10Eのグラフを参照すれば、光感知セル111、112、113、114のピッチが0.7μmである場合、肉眼の敏感度特性を考慮した可視光線全体に係わる色分離レンズアレイ130の効率は、約1.2μmの距離で最も高い。また、色分離レンズアレイ130の効率は、約0.5μmの距離において、最大効率の約80%ほどになり、約1.9μmの距離において、最大効率の約95%ほどになる。
図11Aないし図11Eは、光感知セル111、112、113、114のピッチが0.8μmである場合、色分離レンズアレイ130とセンサ基板110との距離による色分離レンズアレイ130の効率変化を例示的に示すグラフである。図11Aないし図11Eを参照すれば、光感知セル111、112、113、114のピッチが0.8μmである場合、肉眼の敏感度特性を考慮した可視光線全体に係わる色分離レンズアレイ130の効率は、約1.64μmの距離で最も高い。また、色分離レンズアレイ130の効率は、約0.8μmの距離において、最大効率の約85%ほどになり、約2.5μmの距離において、最大効率の約93%ほどになる。
図12Aないし図12Eは、光感知セル111、112、113、114のピッチが1.0μmである場合、色分離レンズアレイ130とセンサ基板110との距離による色分離レンズアレイ130の効率変化を例示的に示すグラフである。図12Aないし図12Eを参照すれば、光感知セル111、112、113、114のピッチが1.0μmである場合、肉眼の敏感度特性を考慮した可視光線全体に係わる色分離レンズアレイ130の効率は、約2.6μmの距離で最も高い。また、色分離レンズアレイ130の効率は、約1.6μmの距離において、最大効率の約87%ほどになり、約3.6μmの距離において、最大効率の約94%ほどになる。
結果として、スペーサ層120の実際厚hが、数式1の理論厚hに比べ、光感知セル111、112、113、114のピッチpほど大きかったり小さかったりしても、色分離レンズアレイ130は、最大効率の80%以上、90%以上または95%以上の高い効率を有するということが分かる。前述の結果を考慮するとき、スペーサ層120の実際厚hは、h−p≦h≦h+pの範囲内においても選択されるのである。
前述の色分離レンズアレイ130は、入射光を吸収したり遮断したりせずに波長別に分岐し、分岐された光を特定領域に集光させることができるために、イメージセンサの光利用効率を向上させることができる。また、色分離レンズアレイ130は、向上した色分離性能を有するために、色分離レンズアレイ130を採用したイメージセンサは、優秀な色純度を有することができる。また、色分離レンズアレイ130を採用したイメージセンサは、イメージセンサで一般的に採択されているベイヤーパターン方式を維持することができ、既存の画素構造と同一イメージ処理アルゴリズムを活用することができる。さらに、色分離レンズアレイ130は、入射光を集光するレンズの役割も行うことができるために、色分離レンズアレイ130を採用したイメージセンサは、光をそれぞれの画素に集光させるための別途のマイクロレンズを必要としない。
図13は、一実施形態による色分離レンズアレイにも採用されるナノポストの例示的な形態を示す斜視図である。図13を参照すれば、ナノポストは、直径D、高さHである円柱形状を有することができる。直径D及び/または高さHのサブ波長の値を有することができ、直径Dは、ナノポストが配置される位置によっても異なる。
該ナノポストは、それ以外にも、多様な断面形状を有する柱にも形成される。図14Aないし図14Hは、イメージセンサの色分離レンズアレイ130に採用されうるナノポストの例示的な形状を示す平面図である。
ナノポストの断面形状は、図14Aのように、外径D、内径Diである円形リング状でもある。リング幅wがサブ波長の値を有することができる。ナノポストの断面形状は、図14Bのように、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)との長軸長Dxと短軸長Dyとが互いに異なる楕円形状でもある。そのような形状は、図5Bの実施形態について説明するときに言及したように、緑色画素に対応する第1領域131及び第4領域134にも採用される。
さらには、ナノポストの断面形状は、図14C、図14D、図14Fに図示されているように、正方形状、正方形リング状または十字形状、または、図14E、図14Gに図示されているように、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)との長さ、Dx、Dyが互いに異なる長方形状または十字形状でもある。そのような長方形または十字形状は、図5Bの実施形態について説明するときに言及したように、緑色画素に対応する第1領域131と第4領域134とにも採用される。
さらに他の例として、ナノポストの断面形状は、図14Hに図示されているように、複数の凹状円弧を有する形状でもある。
図15は、他の実施形態による色分離レンズアレイをなすナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。
色分離レンズアレイ140は、図2Aで例示したベイヤーパターンの画素配列と対応する形態であり、緑色画素Gに対応する第1領域141、青色画素Bに対応する第2領域142、赤色画素Rに対応する第3領域143、及び緑色画素Gに対応する第4領域144に四分された領域を含んでもよい。図示されていないが、そのような単位パターンアレイが、第1方向(X方向)及び第2方向(Y方向)に沿って反復しても配列される。各領域は、複数のサブ領域にも等分され、該サブ領域境界の交差点に、ナノポストNPが配置されうる。図15は、サブ領域の個数が9個である例を示しており、9個にサブ領域を区画した格子点上に、ナノポストNPが配置されており、各領域141、142、143、144の真ん中には、ナノポストNPが配置されず、同サイズの4つのナノポストNPが中心部をなす形態である。周辺部のナノポストNPは、他の領域との境界線上に配置される形態である。ナノポストNPは、単位パターンアレイ内の細部位置により、r1〜r9に表示されている。
図15を参照すれば、緑色画素に対応する第1領域141の中心部に配置されたナノポストr1は、周辺部に配置されたナノポストr5、r6、r9より大きい断面積を有し、緑色画素に対応する第4領域144の中心部に配置されたナノポストr4も、周辺部に配置されたナノポストr7、r8、r9より大きい断面積を有する。緑色画素に対応する第1領域141と第4領域144との中心部に配置されたナノポストr1、r4の断面サイズは、青色画素に対応する第2領域142の中心部に配置されたナノポストr2、赤色画素に対応する第3領域143の中心部に配置されたナノポストr3の断面サイズより大きくもなる。青色画素に対応する第2領域142の中心部に配置されたナノポストr2の断面積は、赤色画素に対応する第3領域143の中心部に配置されたナノポストr3の断面積より大きくもなる。
第2領域142と第3領域143とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って対称的にも配置され、第1領域141と第4領域144とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って非対称的にも配置される。言い換えれば、青色画素と赤色画素とにそれぞれ対応する第2領域142と第3領域143とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って同一分布規則を有することができ、緑色画素に対応する第1領域141と第4領域144とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って互いに異なる分布規則を有することができる。
ナノポストNPのうち、第1領域141と、それと第1方向(X方向)に隣接した第2領域142との境界に位置するナノポストr5の断面積と、第1領域141と、それと第2方向(Y方向)に隣接する第3領域143との境界に位置するナノポストr6との断面積は、互いに異なる。また、第4領域144と、それと第1方向(X方向)に隣接した第3領域143との境界に位置するナノポストr7の断面積と、第4領域144と、それと第2方向(Y方向)に隣接する第2領域142との境界に位置するナノポストr8との断面積は、互いに異なる。
一方、第1領域141と、それと第1方向(X方向)に隣接した第2領域142との境界に位置するナノポストr5の断面積と、第4領域144と、それと第2方向(Y方向)に隣接する第2領域142との境界に位置するナノポストr8との断面積が同一であり、第1領域141と、それと第2方向(Y方向)に隣接した第3領域143との境界に位置するナノポストr6の断面積と、第4領域144と、それと第1方向(X方向)に隣接する第3領域143との境界に位置するナノポストr7との断面積が同一である。
一方、第1領域141、第2領域142、第3領域143、第4領域144それぞれのコーナー、すなわち、4つの領域が交差する位置に配置されたナノポストr9は、同じ断面積を有する。
そのように、青色画素と赤色画素とにそれぞれ対応する第2領域142と第3領域143とにおいては、4回対称の形態でナノポストNPが配列され、緑色画素に対応する第1及び第4領域141、144においては、2回対称の形態でナノポストNPが配列され、第1領域141と第4領域144は、互いに対し、90°回転されている。そのような形態は、後述する図16、図17の実施形態にも、同一に示される。
図16は、さらに他の実施形態による色分離レンズアレイをなすナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。
色分離レンズアレイ150は、ベイヤーパターンの画素配列と対応する形態であり、緑色画素に対応する第1領域151、青色画素に対応する第2領域152、赤色画素に対応する第3領域153、及び緑色画素に対応する第4領域154に四分された領域を含んでもよい。各領域は、複数のサブ領域にも等分され、該サブ領域境界の交差点に、ナノポストNPが配置されうる。図16は、サブ領域の個数が16個である例を示すという点において、図15のナノポスト配列と違いがあり、16個にサブ領域を区画した格子点上に、ナノポストNPが配置されており、それぞれの領域151、152、153、154の真ん中に、ナノポストNPが配置される。ナノポストNPは、単位パターンアレイ内の細部位置により、s1〜s11と表示されている。
図16の実施形態は、緑色画素に対応する第1領域151の真ん中に位置したナノポストs1、第4領域154の真ん中に位置したナノポストs4が、周辺部に位置したナノポストNPより大きい断面積を有するだけではなく、青色画素に対応する第2領域152、及び赤色画素に対応する第3領域153に配置されたナノポストNPより大きい断面積を有することができる。
第1領域151において、断面積が最大であるナノポストs1が真ん中に配置され、周辺部に行くほど断面積がだんだんと小さくなるナノポストs10、s5、s6が配置される。第4領域154においても、断面積が最大であるナノポストs4が真ん中に配置され、周辺部に行くほど断面積がだんだんと小さくなるナノポストs11、s7、s8が配置される。それと異なり、第2領域152においては、中心部に断面積が同じであるナノポストs2が9個配置され、それより大きい断面積を有するナノポストs5、s8が周辺部に配置される。第3領域153においても、中心部に断面積が同じナノポストs3が9個配置され、それより大きい断面積を有するナノポストs6、s7が周辺部に配置される。第2領域152、第3領域153において、周辺部のナノポストNPは、他の領域との境界線上に配置される形態である。
図16の実施形態も、図15の実施形態と同様に、第2領域152と第3領域153とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って対称的にも配置され、第1領域151と第4領域154とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って非対称的にも配置される。また、第1領域151、第2領域152、第3領域153、第4領域154それぞれのコーナー、すなわち、4つの領域が隣接する位置に配置されたナノポストs9は、同じ断面積を有する。
図17は、さらに他の実施形態による色分離レンズアレイをなすナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。
色分離レンズアレイ160は、ベイヤーパターンの画素配列と対応する形態であり、緑色画素に対応する第1領域161、青色画素に対応する第2領域162、赤色画素に対応する第3領域163、及び緑色画素に対応する第4領域164に四分された領域を含んでもよい。各領域は、複数のサブ領域にも等分され、サブ領域内に、ナノポストNPが配置されうる。色分離レンズアレイ160は、図15と同様に、各領域が9個のサブ領域に区画されるが、ナノポストNPが、サブ領域間の交差点ではない内部に配置される点において違いがある。ナノポストNPは、単位パターンアレイ内の細部位置により、t1〜t16と表示されている。
図17の実施形態は、第1領域161の中心部に位置したナノポストt1と、第4領域164の中心部に位置したナノポストt4とが、その周辺部に位置したナノポストNPだけではなく、第2領域162及び第3領域163に配置されたナノポストNPよりも断面大きい。第2領域162の中心部に配置されたナノポストt2の断面積は、第3領域163の中心部に配置されたナノポストt3の断面積より大きくもなる。第2領域162の場合、中心部から、第1方向(X方向)、第2方向(Y方向)に離隔された周辺部に位置するナノポストt6、t10の断面積が、中心部ナノポストt2の断面積よりさらに大きく、それと異なり、中心部から対角線方向に離隔された周辺部に位置したナノポストt14の断面積は、中心部ナノポストt2の断面積より小さい。第3領域163の場合、中心部ナノポストt3の断面積が最も小さく、周辺部のナノポストt7、t11、t15は、いずれも中心部ナノポストt3より大きい断面積を有する。
第2領域162と第3領域163とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って対称的にも配置され、第1領域161と第4領域164とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って非対称的にも配置される。言い換えれば、青色画素と赤色画素とにそれぞれ対応する第2領域162と第3領域163とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って同一分布規則を示し、緑色画素に対応する第1領域161と第4領域164とのナノポストNPは、第1方向(X方向)と第2方向(Y方向)とに沿って互いに異なる分布規則を示している。
第1領域161において、中心部のナノポストt1と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt5、及びそれと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt9は、互いに異なる断面積を有する。第4領域164においても、中心部のナノポストt4と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt8、及びそれと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt12が互いに異なる断面積を有する。このとき、第1領域161中心部のナノポストt1と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt5は、第4領域164中心部のナノポストt4と、それと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt12とは、同一断面積を有し、第1領域161中心部のナノポストt1と、それと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt9は、第4領域164中心部のナノポストt4と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt8とは、同一断面積を有する。第1領域161のコーナーに隣接した位置のナノポストt13、第4領域164のコーナーに隣接した位置のナノポストt16は、同じ断面積を有する。そのように、第1領域161、第4領域164は、互いに対し、90°回転されている。
第2領域162中心部のナノポストt2と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt6、及びそれと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt10は、互いに同じ断面積を有する。第2領域162のコーナーに隣接した位置のナノポストt14も、同じ断面積を有する。
第3領域163の場合も、中心部のナノポストt3と、それと第1方向(X方向)に隣接したナノポストt7、及びそれと第2方向(Y方向)に隣接したナノポストt11は、互いに同じ断面積を有する。第3領域163のコーナーに隣接した位置のナノポストt15も、同じ断面積を有する。
図18は、さらに他の実施形態による色分離レンズアレイをなす複数のナノポストの配列形態を例示的に示す平面図である。
図18の色分離レンズアレイ170は、最も単純な構造の実施形態である。緑色画素と対応する第1領域171、青色画素と対応する第2領域172、赤色画素と対応する第3領域173、及び緑色画素と対応する第4領域174にそれぞれ1つのナノポストNPが配置される。第1領域171と第4領域174とに具備されているナノポストNPの断面積が最も大きく、第2領域172に具備されているナノポストNPの断面積は、第1領域171に具備されているナノポストNPの断面積より小さく、第3領域173のナノポストNP断面積が最も小さい。
図19は、図18の色分離レンズアレイを含むイメージセンサの赤色画素R、緑色画素G、青色画素Bそれぞれに入射する光のスペクトル分布を例示的に示すグラフである。
図20A及び図20Bは、他の実施形態による画素アレイの概略的な構造を、それぞれ異なる断面において示す断面図である。画素アレイ1100aは、センサ基板110と色分離レンズアレイ130との間に、カラーフィルタ105がさらに配置された点において、前述の図4A及び図4Bの実施形態と違いがある。カラーフィルタ105は、センサ基板110とスペーサ層120との間にも配置される。
画素アレイ1100aは、色分離レンズアレイ130を保護する透明誘電体層121をさらに含んでもよい。誘電体層121は、隣接したナノポストNP間の空間、及びナノポストNPの上部表面を覆うようにも配置される。誘電体層121は、ナノポストNPの屈折率より低い屈折率を有する物質、例えば、スペーサ層120と同一物質によってもなる。
カラーフィルタ105は、ベイヤーパターンの画素配列に対応する形態のフィルタ領域を具備する。図20Aに図示されているように、緑色フィルタ領域CF1、青色フィルタ領域CF2が交互に配置され、図20Bに図示されているように、Y方向に離隔された後、行においては、赤色フィルタ領域CF3と緑色フィルタ領域CF1とが交互に配置される。色分離レンズアレイ130が、複数の光感知セル111、112、113、114に、互いに異なる波長の光を分岐して集光させる点において、カラーフィルタ105の構成は、必須な構成要素ではない。ただし、そのように、追加してカラーフィルタ105を具備することにより、色純度が補完され、相当に色分離された光がカラーフィルタ105に入射するので、光損失は、大きくない。
図21及び図22は、イメージセンサの赤色画素R、緑色画素G、青色画素Bに入射する光のスペクトル分布を例示的に示すグラフであり、それぞれカラーフィルタが具備されている実施形態と、カラーフィルタが具備されていない実施形態のスペトル分布を示す。
図21のグラフは、図20A及び図20Bに図示されたカラーフィルタを具備したイメージセンサのスペクトルであり、図22のグラフは、図4A及び図4Bに図示されたカラーフィルタがないイメージセンサのスペクトルである。図21及び図22は、画素の幅が約0.7μmであるイメージセンサのシミュレーション結果であり、カラーフィルタが具備されている場合、全体的な光量が低くなる傾向があるが、いずれも良好な色分離性能を示している。
図23は、他の実施形態による色分離レンズアレイを例示的に示す平面図である。図23を参照すれば、色分離レンズアレイ340は、太い線によって表示された多数の単位パターンアレイを含んでもよい。それぞれの単位パターンアレイは、第1領域341、第2領域342、第3領域343及び第4領域344を含む2×2の二次元形態にも配列される。色分離レンズアレイ340の全体構成を見るとき、1行内において、第1領域341と第2領域342とが横方向に沿って交互に配列され、他の行内において、第3領域343と第4領域344とが横方向に沿って交互に配列される。また、1列(column)内において、第1領域341と第3領域343とが縦方向に沿って交互に配列され、他の列内において、多数の第2領域342と、多数の第4領域344とが縦方向に沿って交互に配列される。
また、色分離レンズアレイ340は、いかなる単位パターンアレイにも属さない複数の第1領域341ないし第4領域344をさらに含んでもよい。いかなる単位パターンアレイにも属さない第1領域341ないし第4領域344は、色分離レンズアレイ340のエッジに沿っても配列される。言い換えれば、色分離レンズアレイ340の左側エッジに1列を構成する多数の第2領域342と、多数の第4領域344とが追加して配列され、右側エッジに1列を構成する多数の第1領域341と、多数の第3領域343とが追加して配列され、上部側エッジに1行を構成する多数の第3領域343と、多数の第4領域344とが追加して配列され、下部側エッジに1行を構成する多数の第1領域341と、多数の第2領域342とが追加して配列されうる。
図24は、図23に図示された色分離レンズアレイ340を、C−C’ラインに沿って切開した垂直断面である。図24を参照すれば、色分離レンズアレイ340は、センサ基板110のエッジに対して水平方向に突出して配置され、鉛直方向に、センサ基板110のいかなる光感知セルとも対向しない多数の第1領域341と、多数の第2領域342を含んでもよい。たとえ図24にいずれも図示されていないにしても、図23において、いかなる単位パターンアレイにも属さない多数の第1領域341ないし第4領域344は、いずれも、センサ基板110のエッジに対して水平方向に突出して配置され、鉛直方向に、しかなる光感知セルとも対向しない。
図6Aないし図6D、図7Aないし図7D、及び図8Aないし図8Dで説明したように、光感知セルは、鉛直に対応する色分離レンズアレイ340の領域だけではなく、その領域周辺にある多数の他領域からも光を提供される。従って、色分離レンズアレイ340のエッジに沿って追加された第1領域341ないし第4領域344がない場合、センサ基板110のエッジに沿って配列された光感知セルに入射する光の光量が少なくなり、色純度も低下してしまう。色分離レンズアレイ340のエッジに沿い、追加して第1領域341ないし第4領域344を配列することにより、センサ基板110のエッジに沿って配列された光感知セルにも、センサ基板110の内側に配列された光感知セルと同一に、光が提供されうる。そのような図23及び図24に図示された実施形態は、前述の色分離レンズアレイ130、140、150、160、170にも適用されうる。
図25は、さらに他の実施形態による画素アレイの概略的な構造を示す断面図であり、図26は、図25の色分離レンズアレイに採用されるナノポストの例示的な形状を示す斜視図である。
画素アレイ1100bは、光をセンシングするセンサ基板310と、センサ基板310上に配置された色分離レンズアレイ350と、を含む。センサ基板310と色分離レンズアレイ350との間には、スペーサ層320が配置される。色分離レンズアレイ350は、スペーサ層320によって支持され、所定規則によって配列された複数のナノポストNPを含む。センサ基板310は、光を感知する複数の光感知セルを含み、色分離レンズアレイ350の複数の領域と一対一で対応しながら、対向することができる。そのような領域区分の表示は、便宜上省略されている。
本実施形態による色分離レンズアレイ350は、複数のナノポストNPそれぞれが、下部ポストLP、及び下部ポストLP上に積層された上部ポストUPを含む点において、前述の実施形態と違いがある。
複数のナノポストNPのうち一部は、下部ポストLPと上部ポストUPとが互いにずれるように積層された形状を有することができる。ずれる程度は、図26にbで表示されており、該大きさは、画素アレイ1100bの中心部Cから周辺部pに行くほど、すなわち、半径方向に沿って大きくもなる。上部ポストUPが下部ポストLPからずれる方向は、中心部Cから周辺部pに向かう方向になる。
そのような構造でもってナノポストNPを製造するために、下部ポストLP間の領域を充填し、上部ポストUPを支持する第1物質層331、上部ポストUPを覆う第2物質層332がさらに具備されうる。第1物質層331、第2物質層332は、上部ポストUP、下部ポストLPをなす物質の屈折率より低い屈折率の物質によっても形成される。
そのような配置は、撮像装置に採用される画素アレイ1100bの周辺部と中心部とにおける光入射角が異なることを考慮したものである。一般的に、画素アレイ1100bの中心部C近辺においては、光が垂直入射され、周辺部pに行くほど入射角が大きくなることになる。そのような入射経路と対応する形態でナノポストNPを構成し、画素アレイ1100bに斜めに入射する斜光線についても、ナノポストNPが意図する色分離がさらに好ましく起こるようにすることができる。
ナノポストNPは、上下2層に積層された構造を例示したが、3層以上の構造を有することもでき、位置により、上下2層のナノポストの形態や大きさが変化もする。そのような図25及び図26に図示された実施形態は、前述の色分離レンズアレイ130、140、150、160、170、340にも適用されうる。
前述の実施形態によるイメージセンサは、カラーフィルタによる光損失がほとんどないために、画素の大きさが小さくなっても、画素に十分な量の光を提供することができる。従って、数億個以上の画素を有する超高解像度マイクロ高感度イメージセンサの作製が可能である。そのような超高解像度マイクロ高感度イメージセンサは、多様な高性能光学装置または高性能電子装置にも採用される。そのような電子装置は、例えば、スマートフォン、携帯電話、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、PC(personal computer)、多様なポータブル機器、家電製品、保安カメラ、医療用カメラ、自動車、事物インターネット(IoT:Internet of Things)機器、その他モバイルまたは非モバイルのコンピュータ装置でもあるが、それらに制限されるものではない。
図27は、一実施形態によるイメージセンサを含む電子装置を概略的に図示したブロック図である。該電子装置は、イメージセンサ1000、プロセッサ2200、メモリ2300、ディスプレイ2400及びバス2500を含む。イメージセンサ1000は、プロセッサ2200の制御により、外部の被写体に係わる映像情報を獲得し、プロセッサ2200に提供する。プロセッサ2200は、イメージセンサ1000から提供された映像情報を、バス2500を介してメモリ2300に保存し、メモリ2300に保存された映像情報をディスプレイ2400に出力し、ユーザに表示することもできる。また、プロセッサ2200は、イメージセンサ1000から提供された映像情報に対し、多様な映像処理を行うこともできる。
図28ないし図38は、一実施形態によるイメージセンサが適用された電子装置の多様なマルチメディア例を示す。
一実施形態によるイメージセンサは、映像撮影機能を具備している多様なマルチメディア装置にも適用される。例えば、該イメージセンサは、図28に図示されたカメラ2000にも適用される。カメラ2000は、デジタルカメラまたはデジタルカムコーダでもある。
図29を参照すれば、カメラ2000は、撮像部2100、イメージセンサ1000及びプロセッサ2200を含んでもよい。
撮像部2100は、被写体OBJから反射された光を集束し、光学像を形成する。撮像部2100は、対物レンズ2010、レンズ駆動部2120、絞り2130及び絞り駆動部2140を含んでもよい。図29には、便宜上、1つのレンズだけが代表して表示されているが、実際には、対物レンズ2010は、大きさと形態とがそれぞれ異なる複数のレンズを含んでもよい。レンズ駆動部2120は、プロセッサ2200と、焦点検出に係わる情報を通信することができ、プロセッサ2200から提供された制御信号により、対物レンズ2010の位置を調節することができる。レンズ駆動部2120は、対物レンズ2010を移動させ、対物レンズ2010と被写体OBJとの距離を調節したり、対物レンズ2010内の個別レンズの位置を調節したりすることができる。レンズ駆動部2120が対物レンズ2010を駆動させることにより、被写体OBJに対する焦点が調節されうる。そのようなカメラ2000は、自動焦点(AF:auto focus)機能を具備することができる。
絞り駆動部2140は、プロセッサ2200と、光量に係わる情報を通信することができ、プロセッサ2200から提供された制御信号により、絞り2130を調節することができる。例えば、絞り駆動部2140は、対物レンズ2010を介してカメラ2000内部に入る光の量により、絞り2130の口径を増減させることができ、絞り2130の開放時間を調節することができる。
イメージセンサ1000は、入射される光の強度を基に、電気的なイメージ信号を生成することができる。イメージセンサ1000は、画素アレイ1100、タイミングコントローラ(T/C)1010及び出力回路1030を含んでもよい。たとえ図29には、図示されていないにしても、イメージセンサ1000は、図1に図示されたロウデコーダをさらに含んでもよい。対物レンズ2010及び絞り2130を透過した光は、画素アレイ1100の受光面に、被写体OBJの像を結像させることができる。画素アレイ1100は、光学信号を電気信号に変換するCCDまたはCMOSでもある。画素アレイ1100は、自動焦点(AF)機能または距離測定機能を遂行するための追加的な画素を含んでもよい。また、画素アレイ1100は、前述の色分離レンズアレイを含んでもよい。
プロセッサ2200は、カメラ2000の全般的な動作を制御することができ、映像処理機能を具備することができる。例えば、プロセッサ2200は、レンズ駆動部2120、絞り駆動部2140、タイミングコントローラ1010などに、各構成要素動作のための制御信号を提供することができる。
一実施形態によるイメージセンサは、図30に図示されたモバイルフォンまたはスマートフォン3000、図31に図示されたタブレットまたはスマートタブレット3100、図32に図示されたノート型パソコン3200、または図33に図示されたテレビまたはスマートテレビ3300などにも適用されうる。例えば、スマートフォン3000またはスマートタブレット3100は、高解像度イメージセンサがそれぞれ搭載された複数の高解像度カメラを含んでもよい。該高解像度カメラを利用し、映像内被写体の深さ情報を抽出したり、映像のアウトフォーカシングを調節したり、映像内被写体を自動的に識別したりすることができる。
また、イメージセンサは、図34に図示されたスマート冷蔵庫3400、図35に図示された保安カメラ3500、図36に図示されたロボット3600、図35に図示された医療用カメラ3700などにも適用される。例えば、スマート冷蔵庫3400は、イメージセンサを利用し、冷蔵庫内にある飲食物を自動的に認識し、特定飲食物の存在いかん、入出庫した飲食物の種類などをスマートフォンを介し、ユーザに知らせることができる。保安カメラ3500は、超高解像度映像を提供することができ、高感度を利用し、暗い環境においても、映像内の事物または人を認識することができるようにする。ロボット3600は、人が直接接近することができない災害現場または産業現場に投入され、高解像度映像を提供することができる。医療用カメラ3700は、診断または手術のための高解像度映像を提供することができ、視野を動的に調節することができる。
また、イメージセンサは、図38に図示されているように、車両3800に適用されうる。車両3800は、多様な位置に配置された複数の車両用カメラ3810、3820、3830、3840を含んでもよい。それぞれの車両用カメラ3810、3820、3830、3840は、一実施形態によるイメージセンサを含んでもよい。車両3800は、複数の車両用カメラ3810、3820、3830、3840を利用し、車両3800の内部または周辺に係わる多様な情報を運転手に提供することができ、映像内の事物または人を自動的に認識し、自律走行に必要な情報を提供することができる。
前述の色分離レンズアレイを具備するイメージセンサ、及びそれを含む電子装置について、たとえ図面に図示された実施形態を参照して説明されたにしても、それらは、例示的なものに過ぎず、当該分野において当業者であるならば、それらから多様な変形、及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解するであろう。従って、開示された実施形態は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。権利範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それらと同等な範囲内にある全ての差異は、権利範囲に含まれたものであると解釈されなければならないのである。
105 カラーフィルタ
110 センサ基板
111、112、113、114 光感知セル
120 スペーサ層
130、140、150、160、170、340、350 色分離レンズアレイ
131、141、151、161、171 第1領域
132、142、152、162、172 第2領域
133、143、153、163、173 第3領域
134、144、154、164、174 第4領域
1000 イメージセンサ
1010 タイミングコントローラ
1020 ロウデコーダ
1030 出力回路
1100、1100a、1100b 画素アレイ
NP ナノポスト

Claims (23)

  1. 光を感知する第1光感知セル及び第2光感知セルを含むセンサ基板と、
    前記第1光感知セルに対向し、第1ナノポストを含む第1領域、及び前記第2光感知セルに対向し、第2ナノポストを含む第2領域を含む色分離レンズアレイと、を含み、
    前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、形状、大きさ、配列のうち少なくとも一つが互いに異なり、
    前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、前記色分離レンズアレイに入射する入射光のうち、互いに異なる第1波長の光と、第2波長の光とが互いに異なる方向に分岐され、それぞれ前記第1光感知セル及び前記第2光感知セルに集光される位相分布を、前記第1領域及び前記第2領域を通過した位置で形成する、イメージセンサ。
  2. 前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、
    前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第1波長の光が、前記第1光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Nπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2N−1)πの位相分布を形成し、Nは、0より大きい整数である、請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記第1ナノポストと前記第2ナノポストは、
    前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第2波長の光が、前記第1光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2M−1)πの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Mπの位相分布を形成し、Mは、0より大きい整数である、請求項2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記センサ基板と前記色分離レンズアレイとの間に配置され、前記センサ基板と前記色分離レンズアレイとの間に距離を形成するスペーサ層をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  5. 前記スペーサ層は、前記色分離レンズアレイが色分離させる入射光の波長帯域の中心波長において、前記色分離レンズアレイの焦点距離に該当する厚みを有する、請求項4に記載のイメージセンサ。
  6. 前記スペーサ層の理論厚をh、それぞれの光感知セルのピッチをp、前記スペーサ層の屈折率をn、前記色分離レンズアレイが色分離させる光の波長帯域の中心波長をλとするとき、前記スペーサ層の理論厚hは、
    Figure 2021069118

    であり、
    前記スペーサ層の実際厚hは、h−p≦h≦h+pである、請求項4に記載のイメージセンサ。
  7. 前記センサ基板は、光を感知する第3光感知セル及び第4光感知セルをさらに含み、
    前記色分離レンズアレイは、前記第3光感知セルに対向し、第3ナノポストを含む第3領域、及び前記第4光感知セルに対向し、第4ナノポストを含む第4領域を含み、
    前記第3ナノポストと前記第4ナノポストは、形状、大きさ、配列のうち少なくとも一つが互いに異なる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  8. 前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、前記色分離レンズアレイに入射する入射光のうち、互いに異なる第1波長、第2波長、第3波長の光が互いに異なる方向に分岐され、第1波長の光が、前記第1光感知セルと前記第4光感知セルとに集光され、第2波長の光が、前記第2光感知セルに集光され、第3波長の光が、前記第3光感知セルに集光される位相分布を、前記第1領域ないし前記第4領域を通過した位置で形成する、請求項7に記載のイメージセンサ。
  9. 前記第1波長は、緑色光であり、前記第2波長は、青色光であり、前記第3波長は、赤色光である、請求項8に記載のイメージセンサ。
  10. 前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、
    前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第1波長の光が、前記第1光感知セルの中心部と、前記第4光感知セルの中心部とに対応する位置においては、2Nπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部と、前記第3光感知セルの中心部とに対応する位置においては、(2N−1)πの位相分布を形成するようにし、Nは、0より大きい整数である、請求項7に記載のイメージセンサ。
  11. 前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、
    前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第2波長の光が、前記第1光感知セルの中心部、及び前記第4光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2M−1)πの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Mπの位相分布を形成し、前記第3光感知セルの中心部に対応する位置において、(2M−2)πより大きく、(2M−1)πより小さい位相分布を形成するようにし、Mは、0より大きい整数である、請求項10に記載のイメージセンサ。
  12. 前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストは、
    前記色分離レンズアレイを通過した直後の位置において、第3波長の光が、前記第1光感知セルの中心部、及び前記第4光感知セルの中心部に対応する位置においては、(2L−1)πの位相分布を形成し、前記第3光感知セルの中心部に対応する位置においては、2Lπの位相分布を形成し、前記第2光感知セルの中心部に対応する位置において、(2L−2)πより大きく、(2L−1)πより小さい位相分布を形成するようにし、Lは、0より大きい整数である、請求項11に記載のイメージセンサ。
  13. 前記イメージセンサは、赤色画素、緑色画素、青色画素を含む複数の単位画素が、ベイヤーパターンに配列された画素配列構造を有し、
    前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域に具備されているナノポストは、第1方向、及び第1方向に垂直した第2方向に沿い、互いに異なる分布規則を有する、請求項10〜12のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  14. 前記第1領域ないし前記第4領域において、青色画素及び赤色画素に対応する領域に具備されているナノポストは、前記第1方向及び前記第2方向に沿い、対称的な分布規則を有する、請求項13に記載のイメージセンサ。
  15. 前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域の中心部に位置するナノポストは、他カラーの画素に対応する領域に具備されているナノポストより大きい断面積を有する、請求項13に記載のイメージセンサ。
  16. 前記第1領域ないし前記第4領域において、緑色画素に対応する領域に具備されているナノポストは、中心部に配置されたナノポストが、周辺部に配置されたナノポストより大きい断面積を有する、請求項13に記載のイメージセンサ。
  17. 前記色分離レンズアレイは、前記センサ基板のエッジに対して突出して配置され、鉛直方向に、前記センサ基板のいかなる光感知セルとも対向しない複数の第1領域、及び複数の第2領域をさらに含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  18. 前記第1ナノポスト、前記第2ナノポストのうち少なくとも一つは、下部ポスト、及び前記下部ポスト上に積層された上部ポストを含み、
    前記下部ポストと前記上部ポストとが互いにずれるように積層された、請求項1〜17のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  19. 前記下部ポストと前記上部ポストとが互いにずれる程度は、前記イメージセンサの中心部から周辺部に行くほど大きくなる、請求項18に記載のイメージセンサ。
  20. 第1行に沿って交互に配列された複数の第1光感知セル、及び複数の第2光感知セル、及び第1行に隣接した第2行に沿って交互に配列された複数の第3光感知セル、及び複数の第4光感知セルを含むセンサ基板と、
    前記複数の第1光感知セルにそれぞれ対向し、第1ナノポストを含む複数の第1領域、前記複数の第2光感知セルにそれぞれ対向し、第2ナノポストを含む複数の第2領域、前記複数の第3光感知セルにそれぞれ対向し、第3ナノポストを含む複数の第3領域、及び前記複数の第4光感知セルにそれぞれ対向し、第4ナノポストを含む複数の第4領域を具備する色分離レンズアレイと、を含み、
    前記第1領域に入射された光のうち、第1波長の光は、前記第1領域直下部に位置する第1光感知セルに集光され、第2波長の光は、前記第1光感知セルと横方向に沿って隣接する第2光感知に分岐され、第3波長の光は、第1光感知セルと縦方向に沿って隣接する第3光感知に分岐され、
    前記第2領域に入射された光のうち、第2波長の光は、前記第2領域直下部に位置する第2光感知セルに集光され、第1波長の光は、前記第2光感知セルと横方向に沿って隣接する第1光感知セル、及び縦方向に沿って隣接する第4光感知に分岐され、第3波長の光は、前記第2光感知セルと対角方向に沿って隣接する第3光感知に分岐されるように、
    前記第1ナノポストないし前記第4ナノポストの形状、大きさ、配列が設定された、イメージセンサ。
  21. 前記第1波長の光は、緑色光であり、前記第2波長の光は、青色光であり、前記第3波長の光は、赤色光である、請求項20に記載のイメージセンサ。
  22. 被写体から反射された光を集束して光学像を形成する撮像部と、
    前記撮像部で形成された光学像を電気的信号に変換する、請求項1〜21のいずれか1項に記載のイメージセンサと、を含む電子装置。
  23. 前記電子装置は、スマートフォン、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、PC(personal computer)、家電製品、保安カメラ、医療用カメラ、自動車または事物インターネット(IoT)機器である、請求項22に記載の電子装置。
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