JP2021069312A - 汎用コンバイン - Google Patents

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喜安 一春
Kazuharu Kiyasu
一春 喜安
北川 智志
Tomoshi Kitagawa
智志 北川
和平 石賀
Wahei Ishiga
和平 石賀
智弘 南
Tomohiro Minami
智弘 南
飯泉 清
Kiyoshi Iiizumi
清 飯泉
博司 古川
Hiroshi Furukawa
博司 古川
石川 道男
Michio Ishikawa
道男 石川
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Abstract

【課題】本発明は、機体の前部に掻込リールを設けた汎用コンバインにおいて、掻込リールに絡む穀稈を少なくして長時間にわたる収穫作業を継続できるようにすることを課題とする。【解決手段】 機体フレーム(1)の前部に刈取部(4)を設けた汎用コンバインにおいて、前記刈取部(4)の掻込リール(8)側部に、下部の分草体(7)の上方位置から穀稈を機体側方位置へガイドする分草杆(61)を設けたことを特徴とする汎用コンバイン。【選択図】図8

Description

本発明は、汎用コンバインの機体前部に設ける掻込リールに関する。
汎用コンバインは、特開2001−78540号公報に記載の如く、機体の前部に穀稈の株元を刈り取る刈取装置と穀稈を刈取装置上に掻き込む掻込リールで構成した刈取部を設け、刈取部で刈り取った穀稈を搬送装置で脱穀装置に送り込んで脱穀するようにしている。
特開2001−78540号公報
汎用コンバインは、圃場に密集して植生した穀稈群に刈取装置を挿し込んで株元を刈り取りながら収穫作業を進めるが、穀稈を掻き込む掻込リールの側部に穀稈が絡みついて刈取作業を中断しなければならなくなることがある。
本発明は、機体の前部に掻込リールを設けた汎用コンバインにおいて、掻込リールに絡む穀稈を少なくして長時間にわたる収穫作業を継続できるようにすることを目的とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、機体フレーム1の前部に刈取部4を設けた汎用コンバインにおいて、刈取部4の掻込リール8側部に下部の分草体7上から穀稈を機体側方へガイドする分草杆61を設けたことを特徴とする汎用コンバインとする。
請求項2の発明は、分草杆61より後で分草体7上に立ち上がる分草位置表示杆60を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインとする。
請求項3の発明は、掻込リール8の最前部に位置するリールタイン20よりも後側に分草杆61を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインとする。
請求項1の発明で、密集して植生する穀稈を分草する分草体7上は穀稈の穂先近くが交差しているが、この穀稈の穂先側が分草杆61に沿って機体の側方へ誘導されて掻込リール8の側部に入り込んで絡むことが無くなり、収穫作業を継続出来る。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、汎用コンバインを操縦する作業者は後上方の操縦席から掻込リール8を見ているが、分草体7の上方に分草位置表示杆60が立ち上がっているので、穀稈を分草している刈取位置を把握し易く、操縦が容易になる。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、掻込リール8のリールタイン20で掻き寄せられる穀稈が分草杆61で後側方へ誘導されて掻込リール8に絡みつかない。
本発明の実施の形態にかかるコンバインの側面図である。 同コンバインの掻込リールの移動機構の側面図である。 同コンバインの掻込リールの移動機構の側面図である。 同コンバインの掻込リールの移動機構の平面図である。 同コンバインの掻込リールの移動機構の平面図である。 同コンバインの平面図である。 同コンバインの掻込リールの一部拡大平面図である。 同コンバインの掻込リールの一部拡大側面図である。 同コンバインの刈取部の側面図である。
本発明の実施形態を図面により説明すると、1はコンバインの機体フレーム、2は機体フレーム1の下方に設けたクローラ14からなる走行装置、3は機体フレーム1の上方に設けた脱穀装置であり、脱穀装置3の前側には刈取部4を設ける。刈取部4は刈取フレーム5に分草体7を設け、刈取フレーム5の上方に該分草体7により分草した穀稈を掻込む掻込リール8を設け、掻込リール8の下方には刈刃9を設け、刈刃9の後側には刈取った穀稈を集めるオーガ10を設ける。前記刈取フレーム5の後壁には搬送装置11の始端部を接続し、搬送装置11の終端は前記脱穀装置3の脱穀室(図示省略)に接続する。また、刈取部4は前記刈取フレーム5または搬送装置11と前記機体フレーム1との間に刈取部上下シリンダ(図示省略)を設けて、上下動自在に構成する。
前記搬送装置11の底板13は、平面視前記走行装置2のクローラ14の上方に臨み、側面視で底板13の形状をクローラ14の外形形状に合わせて上側に凹むように屈曲させた屈曲面15に形成し、刈取部4を下降させたときのクローラ14との干渉を避けて、刈取部4を走行装置2に可及的に近付ける。即ち、底板13の基部側の傾斜に対して先端側の傾斜を急角度にして、刈取部4を走行装置2に可及的に近付ける。これにより、機体全長が短くなり、小回りが効き、運転しやすく、また、前後バランスが良好となってブレーキを掛けたとき前倒れする現象が減少し、振動が少なくなり、居住性が向上する。
しかして、前記掻込リール8は、左右方向の横回転中心軸16の左右両側に一対のリールフレーム17を固定する。該リールフレーム17は放射状に突出する複数の腕杆18の先端部を補強杆19により連結して多角形状を呈して構成する。前記腕杆18の先端には、リールタイン20を取付けた左右方向の回転横軸21を回転自在に軸止する。前記掻込リール8の横回転中心軸16の左右両端は、リール取付部材22に軸止する。リール取付部材22は左右一対の取付アーム23の先側に前後移動自在に取付け、取付アーム23は刈取フレーム5に回動自在に軸止する。
図7、8に示す如く、分草体7の真上位置で、リール取付部材22の前側に図8の側面視で直線状の分草位置表示杆60を取り付け、更にこの分草位置表示杆60の先端下部に、側面視および平面視で「く」の字状に屈曲した分草杆61を取り付けている。分草杆61は最前部のリールタイン20よりも後側になる。なお、分草位置表示杆60と分草杆61は、支持杆59によりリール取付部材22に支持される。
従って、掻込リール8の取付アーム23と分草杆61が前面視で一部重なり、リールタイン20で掻き寄せられる穀稈が分草杆61で機体側方に誘導されて、取付アーム23側に移動しなくなる。
分草位置表示杆60は、リールフレーム17と伝動カバー62の外側面との略中間位置で立ち上がっている。なお、この分草位置表示杆60の下端を分草体7の先端後部に一点鎖線60aに示すように、側面視で円弧状に連結しても良い。
前記掻込リール8の横回転中心軸16の何れか一方側には受動スプロケット24を取付け、前記取付アーム23の基部には駆動スプロケット25を設け、受動スプロケット24と駆動スプロケット25の間に伝動チェーン26を掛け回す。27は伝動チェーン26を緊張させるテンションスプロケットである。前記左右のリール取付部材22の夫々にはロッド28の先端を取付け、ロッド28の基部はクランクアーム29の先端に取付ける。
クランクアーム29は上方に向けて所定高さを有して起立するように基部を左右方向の連結杆30に固定し、連結杆30は取付アーム23に回転のみ自在に軸装する。
連結杆30は左右のクランクアーム29の回動中心になると共に、左右のクランクアーム29を連動させる。前記クランクアーム29のうち前記受動スプロケット24を設けた側のクランクアーム29には前後位置調節用シリンダ(電動式シリンダ)31のロッド32を取付け、前後位置調節用シリンダ31の基部は取付アーム23に回動自在に設ける。
従って、前後位置調節用シリンダ31の伸縮方向をクランクアーム29とロッド28により変換し、ロッド28によりリール取付部材22を前後に移動させ、クランクアーム29とロッド28により掻込リール8の移動機構Tを構成している。なお、移動機構Tの構成は任意であり、前後位置調節用シリンダ31前記受動スプロケット24の有る側に設けた点が重要である。
また、前記左右の取付アーム23のそれぞれには掻込リール8の高さ位置調節用の高さ調節用シリンダ33のロッドを夫々取付け、高さ調節用シリンダ33の基部は前記刈取フレーム5の左右両側板34に夫々取付ける。
図9は、刈取部4の側面図で、刈取フレーム5の後側面の前面視で隠れた位置でオーガ10の駆動軸よりも高く搬送装置11の側部に刈取駆動モータ70を取り付けている。刈取駆動モータ70のギヤケース71には刈刃駆動軸72と掻込駆動軸78を設け、刈刃駆動軸72で刈刃9に伝動し、掻込駆動軸78からオーガ10の駆動軸に駆動スプロケット73と従動スプロケット74にチェーン75で伝動し、従動スプロケット74から駆動スプロケット25の従動スプロケット76にチェーン77で伝動し、掻込リール8を駆動している。
刈取駆動モータ70は可変速のモータで走行装置2の走行速度に対応して変速し、また、トルクリミッタで詰りが発生して負荷が増大すると駆動を停止する。
このように、刈取駆動モータ70を刈取フレーム5に取り付け、刈刃9とオーガ10の駆動機構を設けていることで、刈取フレーム5を取外して行うメンテナンス作業が容易になる。
図示を省略するが、エンジンの出力軸に固着の駆動プーリと走行装置2への中継軸に固着の従動プーリにベルト伝動を行っているが、このベルト伝動のテンションプーリに排風ファンを取り付け、排風ファンの風がエンジンを冷却し操縦席に涼風を流すようにしている。テンションプーリの可動範囲をストッパで規制して伝動ベルトが破断してもテンションプーリが周囲の構成部材に当たることが無いようにしている。
次に実施例の使用状態を述べる。
走行装置2により機体を走行させると、圃場の穀稈を回転する掻込リール8のリールタイン20により掻込み、穀稈の株元を分草体7により分草し、分草された穀稈は、刈刃9により刈取られ、刈取られた穀稈はオーガ10で集められ、搬送装置11により脱穀装置3の脱穀室に供給され、脱穀される。しかして、圃場の穀稈の状態によって、前記掻込リール8の作用効率を良くするため、前記掻込リール8の刈取フレーム5に対する前後位置を調節させる。
この場合、掻込リール8の横回転中心軸16の左右両側はリール取付部材22に軸止し、リール取付部材22は左右一対の取付アーム23の先側に前後移動自在に取付け、左右のリール取付部材22の夫々にはロッド28の先端を取付け、ロッド28の基部はクランクアーム29の先端に取付け、左右のクランクアーム29の上端は左右方向の連結杆30で連結し、クランクアーム29には前後位置調節用シリンダ31のロッドを取付けているから、前後位置調節用シリンダ31のロッドを伸縮させると、クランクアーム29とロッド28により前後位置調節用シリンダ31の伸縮方向を前後方向に変換してリール取付部材22を前後に移動させて、掻込リール8の位置を調節する。
この場合、前後位置調節用シリンダ31は、クランクアーム29のうち受動スプロケット24を設けた側のクランクアーム29に設けているから、掻込リール8の移動は円滑・確実に行われる。即ち、受動スプロケット24を設けた側のリール取付部材22は、伝動チェーン26の回転、テンション歯車27による張力等の力が作用しているため、受動スプロケット24を設けていない側のリール取付部材22に比し、前後移動に大なる力を要するから、例え、移動させるのに充分な力を有する前後位置調節用シリンダ31でも受動スプロケット24を設けていない側に設けると、こじれて円滑に移動しないことがあるが、受動スプロケット24を設けた側の取付アーム23に前後位置調節用シリンダ31を設けることにより、一個の前後位置調節用シリンダ31でも、掻込リール8の移動を円滑・確実にする。
換言すると、移動抵抗の大なる受動スプロケット24を設けた側のリール取付部材22を移動させれば、受動スプロケット24を設けていない側のリール取付部材22は確実に移動するが、この反対では、こじれるのである。しかして、前記刈取フレーム5の左右両側板34の何れか一方には作業灯35を、前方位置と前記刈取フレーム5の左右中央側に向いた側方位置とに角度調節自在または位置切替え自在に取付けているから、刈取フレーム5の左右中央側に向けると、刈取作業を容易にし、前方位置にすると、路上走行中、刈取部4を上動させていても充分に前方を照らす。
1 機体フレーム
4 刈取部
7 分草体
8 掻込リール
20 リールタイン
60 分草位置表示杆
61 分草杆

Claims (3)

  1. 機体フレーム(1)の前部に刈取部(4)を設けた汎用コンバインにおいて、前記刈取部(4)の掻込リール(8)側部に、下部の分草体(7)の上方位置から穀稈を機体側方位置へガイドする分草杆(61)を設けたことを特徴とする汎用コンバイン。
  2. 前記分草体(7)を支持する分草位置表示杆(60)を、リール取付部材(22)に連結したことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバイン。
  3. 前記掻込リール(8)の最前部に位置するリールタイン(20)よりも後側に前記分草杆(61)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバイン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7531452B2 (ja) 2021-05-07 2024-08-09 株式会社クボタ 収穫機の刈取部

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