JP2021069757A - 塗布具付き容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】被塗布部の汚れ等が塗布部に付着しても、容器体内の内容物の色味が変化したり、この内容物中に異物が混入したりするのを抑制すること。【解決手段】塗布具付き容器1は、内容物Lが収容され、口部21と肩部22と胴部23とが容器軸O方向に沿ってこの順に連設された有底筒状の容器体11と、内容物Lを被塗布部に塗布する塗布部25を有する塗布具12と、塗布部25の付着物を除去可能な掃除具13と、肩部22に固定された環状の固定部14と、掃除具13が収容された収容空間41及び当該収容空間41に連通し上方に開放された開口42を有し、固定部14に連結されたホルダ部15と、を備え、ホルダ部15の少なくとも一部は、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、塗布具付き容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、内容物が収容された容器体と、内容物を被塗布部に塗布する塗布部を有する塗布具と、を備えた塗布具付き容器が知られている。
しかしながら、従来の塗布具付き容器では、内容物を塗布部から被塗布部に塗布する際に、例えば、被塗布部の汚れや、被塗布部に先に塗られている口紅等の塗料が、塗布部に付着すると、塗布部を容器体内の内容物に接触させたときに、容器体内の内容物の色味が変化したり、この内容物中に異物が混入したりする等の問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、内容物を塗布部から被塗布部に塗布する際に、被塗布部の汚れ等が塗布部に付着しても、容器体内の内容物の色味が変化したり、この内容物中に異物が混入したりするのを抑制すること等ができる塗布具付き容器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。すなわち、本発明の塗布具付き容器は、内容物が収容され、口部と肩部と胴部とが容器軸方向に沿ってこの順に連設された有底筒状の容器体と、内容物を被塗布部に塗布する塗布部を有する塗布具と、前記塗布部の付着物を除去可能な掃除具と、前記肩部に固定された環状の固定部と、前記掃除具が収容された収容空間及び当該収容空間に連通し上方に開放された開口を有し、前記固定部に連結されたホルダ部と、を備え、前記ホルダ部の少なくとも一部は、前記掃除具を前記収容空間に対して着脱できるよう前記収容空間を開放するように、前記胴部に対して相対移動可能である。
本発明によれば、塗布具付き容器が掃除具を備えているので、内容物を塗布部から被塗布部に塗布する際に、被塗布部の汚れや被塗布部に先に塗られている口紅等の塗料が塗布部に付着しても、この塗布部を、ホルダ部の収容空間に収容されている掃除具に開口を介して擦り付けることにより、塗布部から汚れや塗料等の付着物を拭い取ることが可能になる。この後に、塗布部を、容器体内の内容物に接触させても、容器体内の内容物の色味が変化したり、この内容物中に異物が混入したりするのを抑制すること等ができる。これにより、直接、塗布部で内容物を被塗布部に塗布しても、容器体内の内容物をきれいな状態に保つことができる。
容器体内の内容物を被塗布部に塗布する際には、使用者は、口部が上方を向く姿勢で容器体を把持する。ホルダ部が、容器体の肩部に固定された固定部に連結されているので、当該ホルダ部は容器体の口部の近くに位置している。また、ホルダ部は、収容空間に連通し上方に開放された開口を有しているので、当該開口と容器体の口部は同等の方向を向いており、口部から被塗布部に塗布部を移動させて塗布を行い、容器体の姿勢を変えることなく開口を介して塗布部を収容空間内の掃除具に擦り付け、さらにその後、口部を介して容器体内に塗布部を戻すので、口部から被塗布部及び開口を経て再び口部に塗布部を戻す一連の動作を円滑に行うことができる。
ホルダ部の少なくとも一部が、掃除具を収容空間に対して着脱できるよう収容空間を開放するように、胴部に対して相対移動可能であるため、ホルダ部の少なくとも上記一部を移動させて収容空間を開放することで、塗布部から汚れや塗料等の付着物を拭い取った後の掃除具を、新たな掃除具と交換することができる。
掃除具が、ホルダ部の収容空間内に収容されているので、当該掃除具が、塗布部以外の物に接触して汚されるのを防ぐことができるとともに、塗布具付き容器の見栄えの悪化を抑えることができる。
容器体内の内容物を被塗布部に塗布する際には、使用者は、口部が上方を向く姿勢で容器体を把持する。ホルダ部が、容器体の肩部に固定された固定部に連結されているので、当該ホルダ部は容器体の口部の近くに位置している。また、ホルダ部は、収容空間に連通し上方に開放された開口を有しているので、当該開口と容器体の口部は同等の方向を向いており、口部から被塗布部に塗布部を移動させて塗布を行い、容器体の姿勢を変えることなく開口を介して塗布部を収容空間内の掃除具に擦り付け、さらにその後、口部を介して容器体内に塗布部を戻すので、口部から被塗布部及び開口を経て再び口部に塗布部を戻す一連の動作を円滑に行うことができる。
ホルダ部の少なくとも一部が、掃除具を収容空間に対して着脱できるよう収容空間を開放するように、胴部に対して相対移動可能であるため、ホルダ部の少なくとも上記一部を移動させて収容空間を開放することで、塗布部から汚れや塗料等の付着物を拭い取った後の掃除具を、新たな掃除具と交換することができる。
掃除具が、ホルダ部の収容空間内に収容されているので、当該掃除具が、塗布部以外の物に接触して汚されるのを防ぐことができるとともに、塗布具付き容器の見栄えの悪化を抑えることができる。
また、前記口部を覆う有頂筒状のキャップ部を備え、前記キャップ部には、その外周面から突出し前記開口を閉塞する突出部が一体的に設けられてもよい。
この場合、容器体の口部を覆うようにキャップ部を装着することで、当該キャップ部の突出部がホルダ部の開口を閉塞でき、開口を介して収容空間内の掃除具に汚れが付着したり収容空間内に異物が侵入したりすること等を防止することができる。また、キャップ部の外周面から突出部が突出しており、キャップ部は平面視で非円形状になることから、使用者がキャップ部を確実に把持しやすくなり、キャップ部を開けやすくなる。
また、前記掃除具は、内側に前記塗布部が挿入可能な筒状に形成されてもよい。
この場合、筒状の掃除具の外周面がホルダ部の収容空間の内面に支持されるため、塗布部を掃除具の内周面に擦り付ける際に確実に塗布部を掃除具に押し当てることができ、効率よく塗布部から汚れや塗料等の付着物を拭い取ることができる。
また、前記掃除具は不織布からなってもよい。
この場合、不織布は厚みや繊維間の空隙を容易に変更できるので、掃除具に適した不織布を安価に製造することができる。
本発明に係る塗布具付き容器によれば、内容物を塗布部から被塗布部に塗布する際に、被塗布部の汚れ等が塗布部に付着しても、容器体内の内容物の色味が変化したり、この内容物中に異物が混入したりするのを抑制すること等ができる。
以下、本発明に係る塗布容器の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、図1(a)の縮尺は、図1(b)及び(c)の縮尺とは異なっており、図1(b)及び(c)の縮尺は互いに同等である。図1(b)は、後述する掃除具13の中心軸方向に直交する方向の断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の塗布具付き容器1は、有底筒状の容器体11と、棒状の塗布具12と、筒状の掃除具13と、環状の固定部14と、掃除具13を収容するホルダ部15と、有頂筒状のキャップ部17と、を備えている。容器体11、塗布具12及び固定部14は、共通軸と同軸に配設されている。この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向において容器体11の後述する口部21が設けられている側を上側といい、その逆側を下側という。すなわち、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。上下方向から見た平面視において、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器体11内に、被塗布部に塗布する液状の内容物Lが収容される。被塗布部は、例えば人の顔や唇であり、内容物Lとしては、例えばグロス等の化粧料が挙げられる。容器体11は、口部21と肩部22と胴部23とが上下方向に沿ってこの順に連設されて構成されている。筒状の口部21の外周面には、キャップ部17と螺合する雄ねじ部が形成されている。肩部22は、口部21の下端から拡径した部位であり、その上面は環状となっている。肩部22の外縁には胴部23が連結されている。本実施形態の胴部23は円筒状であるが、矩形筒状や多角形筒状でもよく、例えば上下方向の中間部が拡径したり縮径したりした形状であってもよい。
容器体11は、樹脂材料等により形成されている。容器体11の全体は、ブロー成形により一体に形成されている。容器体11は、例えば、口部21及び肩部22が、インジェクション成形により一体に形成された部材と、インジェクション成形により作製された胴部23と、を接着、溶着、若しくは嵌合等により互いに固定することで形成されてもよい。
容器体11の口部21内に、しごき筒部材24が嵌合されている。しごき筒部材24の下端部は、下方に向かうに従い、径方向の内側に向けて延びている。すなわち、しごき筒部材24の下端部は、下方に向かうに従い縮径している。しごき筒部材24の下端部は、塗布具12の外周面(後述する軸部26の外周面)に当接している。
塗布具12は、内容物Lを被塗布部に塗布する塗布部25と、棒状に形成された軸部26と、容器体11の口部21に着脱可能に設けられた装着部27とを備えている。塗布部25は、軸部26の下端部に取り付けられている。塗布部25は、容器体11内の内容物Lを被塗布部に擦り付けて塗布する。塗布部25は、例えばスポンジや刷毛からなる。塗布部25の下端部は、容器体11における底部の上面に当接、若しくは近接している。装着部27は、有頂筒状に形成されている。装着部27の周壁の内周面に雌ねじ部が形成され、装着部27は、口部21の雄ねじ部に着脱可能に螺着されている。軸部26は、装着部27の頂壁から下方に向けて延びている。
装着部27は、キャップ部17内に嵌合されている。これにより、キャップ部17は、装着部27を介して容器体11の口部21に着脱可能に装着されるとともに、塗布具12は、キャップ部17から容器体11の内側を下方に向けて延びている。装着部27は、キャップ部17に固定されている。なお、装着部27に雌ねじ部を形成するのに代えて、キャップ部17の内周面に雌ねじ部を形成してもよい。
以上の構成において、キャップ部17を操作して、塗布具12とともに、容器体11に対して容器軸O回りに回転させ、塗布具12の装着部27を、容器体11の口部21に対して緩めると、塗布具12が容器体11に対して上昇し、軸部26の外周面が、しごき筒部材24の下端部の内周面に摺接することで、軸部26の外周面に付着していた容器体11内の内容物が削ぎ落される。
図2及び図3に示すように、容器体11の肩部22には、固定部14が固定されている。固定部14の内側に口部21が挿通された状態で、固定部14は肩部22の上面に当接しており、よって下方への移動が防止されている。固定部14の内周面には径方向外側に向けて窪むホルダ位置決め凹部30が形成されており、このホルダ位置決め凹部30には、肩部22の上面から突出して設けられたホルダ位置決め突部29が挿入されている。これにより、固定部14は容器体11に対して周方向に位置決めされている。固定部14の外周面には、径方向内側に向けて窪む第1凹部31及び第2凹部32が形成されている。第1凹部31及び第2凹部32は、ホルダ位置決め凹部30を周方向に挟むように設けられている。
ホルダ部15は、掃除具13が収容された収容空間41と、この収容空間41に連通し上方に開放された開口42と、を有し、固定部14に連結されている。ホルダ部15は、平面視で略円弧状に形成され上下方向に延在するホルダ側壁部43と、ホルダ側壁部43の下端に設けられたホルダ底部44とを有する。ホルダ側壁部43は、言い換えれば、円筒をその中心軸に沿って2分割したうちの一方の形状を略呈している。ホルダ底部44は、ホルダ側壁部43の下端開口部を閉塞するように設けられ、ホルダ側壁部43とホルダ底部44とによって収容空間41が形成されている。
ホルダ側壁部43における円弧形状の両端部の上部には、上記円弧の接線方向に延びる第1延出部45及び第2延出部46が各別に設けられている。第2延出部46の先端は、帯ヒンジ47を介して固定部14の第2凹部32の近傍に連結されており、この帯ヒンジ47を中心に、ホルダ部15は固定部14に対して水平面内で揺動可能となっている。本実施形態の固定部14及びホルダ部15は、樹脂材料等を用いて一体成形されている。帯ヒンジ47を中心にホルダ部15を胴部23に向けて揺動移動させると、図2に示すように、第1延出部45の先端が固定部14の第1凹部31に係合して、ホルダ部15は胴部23の外周面に装着される。この状態において、ホルダ部15の収容空間41は、胴部23の外周面によって塞がれ、一方、ホルダ部15の開口42は上方に向けて開放されている。ホルダ部15が胴部23に装着されている状態において、ホルダ側壁部43は、その周方向の幅が径方向外側に向かうに従い減少する形状となっている。また、ホルダ部15が胴部23に装着されている状態において、第2延出部46は固定部14の第2凹部32内に配置されている。
第1延出部45の上面には、ホルダ外れ防止突部48が設けられている。第1延出部45が固定部14の第1凹部31に係合され、ホルダ部15が胴部23に装着されている状態において、キャップ部17を容器体11の口部21に螺着すると、図1(a)に示すように、キャップ部17の下端部の内側にホルダ外れ防止突部48が配置される。この状態では第1延出部45が第1凹部31から離脱することが防止され、よってホルダ部15が胴部23から離れるように揺動することが防止される。また、ホルダ側壁部43の内面には上下方向に延びる突条49が一対設けられている。ホルダ部15が胴部23に装着されている状態において、一対の突条49は胴部23の外周面に当接している。
図3に示すように、掃除具13はホルダ部15の収容空間41に対して着脱可能となっている。掃除具13は、その内側に塗布部25が挿入可能な筒状に形成されている。なお、掃除具13は、収容空間41に対して上方から着脱されてもよいし、収容空間41に対して側方から着脱されてもよい。本実施形態の掃除具13は不織布からなるが、これに限定されず、布やスポンジ、ウレタンから構成されてもよい。収容空間41に収容される前の掃除具13は円筒状に形成されているが、これに限定されず、矩形筒状や多角形筒状に形成されてもよい。図2に示すように、胴部23の外周面にホルダ部15が装着されている状態において、収容空間41内に収容されている掃除具13は、胴部23の外周面によって押しつぶされ、平面視で略半円状となっている。また、この状態において、掃除具13の内側はホルダ部15の開口42を介して上方に開放されている。言い換えれば、塗布部25が、開口42を介して掃除具13内に挿入可能であり、掃除具13の内周面に接触可能となっている。また、開口42の開放方向は口部21と同等になっている。
なお、図1(b)及び(c)に示すような、交換用の掃除具13が複数連結されてなる交換用掃除具16が用いられてもよい。本実施形態の交換用掃除具16は、複数の掃除具13と、当該複数の掃除具13を収容する箱状のケース18とを有する。なお、このような構成に限定されず、交換用掃除具16が、接着や圧着等で互いに連結された複数の掃除具13であってもよいし、互いに連結された状態で製造された複数の掃除具13であってもよいし、ケース18以外の例えば台紙等を用いて複数の掃除具13が互いに連結された構成であってもよい。この場合、交換用掃除具16から掃除具13を1つ取り出す際には、掃除具13を他の掃除具13から引きちぎるようにして取り出してもよい。このように、本実施形態の塗布具付き容器1は、複数の掃除具13を有する交換用掃除具16から1つの掃除具13を取り出して、収容空間41に収容されている掃除具13と交換する構成であってもよい。
なお、図1(b)及び(c)に示すような、交換用の掃除具13が複数連結されてなる交換用掃除具16が用いられてもよい。本実施形態の交換用掃除具16は、複数の掃除具13と、当該複数の掃除具13を収容する箱状のケース18とを有する。なお、このような構成に限定されず、交換用掃除具16が、接着や圧着等で互いに連結された複数の掃除具13であってもよいし、互いに連結された状態で製造された複数の掃除具13であってもよいし、ケース18以外の例えば台紙等を用いて複数の掃除具13が互いに連結された構成であってもよい。この場合、交換用掃除具16から掃除具13を1つ取り出す際には、掃除具13を他の掃除具13から引きちぎるようにして取り出してもよい。このように、本実施形態の塗布具付き容器1は、複数の掃除具13を有する交換用掃除具16から1つの掃除具13を取り出して、収容空間41に収容されている掃除具13と交換する構成であってもよい。
図3に示すように、ホルダ部15を胴部23から離れるように揺動させると、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるように収容空間41が開放される。すなわち、ホルダ部15は、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能である。
図1(a)に示すように、キャップ部17は、容器体11の口部21を覆うように装着可能である。キャップ部17には、その外周面から突出する突出部51が一体的に設けられている。突出部51は、キャップ部17の外周面の下端から径方向外側に向けて突出しその両板面が上下方向を向く水平板部と、この水平板部の上面とキャップ部17の外周面とに亘って設けられ上下方向に延びる垂直板部と、を有する。図2に示すように、口部21の外周面には、キャップ部17の不図示の被係合部に係合可能なキャップ位置決め突部28が設けられており、キャップ部17を口部21に螺着する際に上記被係合部とキャップ位置決め突部28とが係合することで、キャップ部17を所定の向きに位置決めすることができる。キャップ部17が、口部21に螺着され、キャップ位置決め突部28によって位置決めされている状態において、突出部51の水平板部はホルダ部15の開口42を閉塞している。なお、突出部51の形状は上記の構成に限定されず、キャップ部17を口部21に螺着した際に開口42を閉塞できるのであれば、どのような形状であってもよい。
本実施形態によれば、塗布具付き容器1が掃除具13を備えているので、内容物Lを塗布部25から被塗布部に塗布する際に、被塗布部の汚れや被塗布部に先に塗られている口紅等の塗料が塗布部25に付着しても、この塗布部25を、ホルダ部15の収容空間41に収容されている掃除具13に開口42を介して擦り付けることにより、塗布部25から汚れや塗料等の付着物を拭い取ることが可能になる。この後に、塗布部25を、容器体11内の内容物Lに接触させても、容器体11内の内容物Lの色味が変化したり、この内容物L中に異物が混入したりするのを抑制すること等ができる。これにより、例えば、塗布部25から手に内容物Lを一旦載せた後に、手から内容物Lを被塗布部に塗布する等の操作を行わず、直接、塗布部25で内容物Lを被塗布部に塗布しても、容器体11内の内容物Lをきれいな状態に保つことができる。
容器体11内の内容物Lを被塗布部に塗布する際には、使用者は、口部21が上方に向く姿勢で容器体11を把持する。ホルダ部15が、容器体11の肩部22に固定された固定部14に連結されているので、当該ホルダ部15は容器体11の口部21の近くに位置している。また、ホルダ部15は、収容空間41に連通し上方に開放された開口42を有しているので、当該開口42と容器体11の口部21は同等の方向を向いており、口部21から被塗布部に塗布部25を移動させて塗布を行い、容器体11の姿勢を変えることなく開口42を介して塗布部25を収容空間41内の掃除具13に擦り付け、さらにその後、口部21を介して容器体11内に塗布部25を戻すので、口部21から被塗布部及び開口42を経て再び口部21に塗布部25を戻す一連の動作を円滑に行うことができる。
ホルダ部15が、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能であるため、ホルダ部15を移動させて収容空間41を開放することで、塗布部25から汚れや塗料等の付着物を拭い取った後の掃除具13を、新たな別の掃除具13と交換することができる。なお、新たな掃除具13をホルダ側壁部43の内側に配置すると、ホルダ側壁部43に形成された一対の突条49が新たな掃除具13を係止できるので、開放されている収容空間41から掃除具13が脱落することが防止され、よって掃除具13の交換作業を容易にすることができる。
掃除具13が、ホルダ部15の収容空間41内に収容されているので、当該掃除具13が、塗布部25以外の物に接触して汚されるのを防ぐことができるとともに、塗布具付き容器1の見栄えの悪化を抑えることができる。
また、本実施形態の塗布具付き容器1は、口部21を覆う有頂筒状のキャップ部17を備え、キャップ部17には、その外周面から突出し開口42を閉塞する突出部51が一体的に設けられている。このため、容器体の口部21を覆うようにキャップ部17を装着することで、当該キャップ部17の突出部51がホルダ部15の開口42を閉塞でき、開口42を介して収容空間41内の掃除具13に汚れが付着したり収容空間41内に異物が侵入したりすること等を防止することができる。また、キャップ部17の外周面から突出部51が突出しており、キャップ部17は平面視で非円形状になることから、使用者がキャップ部17を確実に把持しやすくなり、キャップ部17を開けやすくなる。
また、掃除具13は筒状に形成されているので、この掃除具13の外周面がホルダ部15の収容空間41の内面に適切に支持され、塗布部25を掃除具13の内周面に擦り付ける際に確実に塗布部25を掃除具13に押し当てることができ、効率よく塗布部25から汚れや塗料等の付着物を拭い取ることができる。
また、掃除具13は不織布からなっており、不織布は厚みや繊維間の空隙を容易に変更できるので、掃除具13に適した不織布を安価に製造することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内で種々の変更を加えることが可能である。
上記実施形態では、ホルダ部15の全体、すなわちホルダ側壁部43及びホルダ底部44が、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能となっているが、本発明はこれに限定されない。ホルダ部15が、収容空間41の側方に向けて開口する部位を塞ぐ第2側壁部を有し、この第2側壁部が固定部14に固定され、ホルダ側壁部43及びホルダ底部44が、第2側壁部や固定部14、胴部23に対して相対移動可能であってもよい。この場合でも、ホルダ側壁部43及びホルダ底部44が胴部23から離れるように移動することで、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるように収容空間41を開放することができる。
また、ホルダ部15が、ホルダ側壁部43、ホルダ底部44及び上記第2側壁部を有し、ホルダ部15の一部、例えばホルダ側壁部43の径方向外方に面する一部が、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能となっていてもよい。この場合、ホルダ側壁部43の上記一部は、ホルダ側壁部43の他の部分やホルダ底部44、第2側壁部、固定部14、胴部23と相対移動可能となっている。ホルダ側壁部43の上記一部は、例えば固定部14やホルダ側壁部43の他の部分にヒンジ等を用いて揺動可能に連結されていてもよい。また、この場合、掃除具13は、ホルダ側壁部43の他の部分、ホルダ底部44、及び第2側壁部から形成される収容空間に収容可能であり、ホルダ側壁部43の上記一部の移動と共に、掃除具13が移動しない構成であってもよい。
また、ホルダ部は、掃除具を収容可能であればどのような形状であってもよい。
また、ホルダ部15が、ホルダ側壁部43、ホルダ底部44及び上記第2側壁部を有し、ホルダ部15の一部、例えばホルダ側壁部43の径方向外方に面する一部が、掃除具13を収容空間41に対して着脱できるよう収容空間41を開放するように、胴部23に対して相対移動可能となっていてもよい。この場合、ホルダ側壁部43の上記一部は、ホルダ側壁部43の他の部分やホルダ底部44、第2側壁部、固定部14、胴部23と相対移動可能となっている。ホルダ側壁部43の上記一部は、例えば固定部14やホルダ側壁部43の他の部分にヒンジ等を用いて揺動可能に連結されていてもよい。また、この場合、掃除具13は、ホルダ側壁部43の他の部分、ホルダ底部44、及び第2側壁部から形成される収容空間に収容可能であり、ホルダ側壁部43の上記一部の移動と共に、掃除具13が移動しない構成であってもよい。
また、ホルダ部は、掃除具を収容可能であればどのような形状であってもよい。
上記実施形態では、ホルダ部15は、帯ヒンジ47を介して固定部14に揺動可能に連結されているが、本発明はこれに限定されない。例えばホルダ部が固定部に対して着脱可能に設けられてもよい。この場合、ホルダ部が、固定部に対して径方向に相対移動して着脱されてもよいし、固定部に対して上下方向に相対移動して着脱されてもよい。さらにこの場合、ホルダ部が固定部に装着されている際にキャップ部を容器体の口部に取り付けることで、ホルダ部が固定部から離間することを防止する構造を設けてもよい。
上記実施形態では、固定部14は環状に形成され、すなわち全周に亘って延びる形状とされたが、本発明はこれに限定されない。固定部が周方向の一部で切断され、例えば平面視で略C字状に形成されてもよい。
上記実施形態では、キャップ部17と突出部51とが一体に形成されているが、本発明はこれに限定されない。キャップ部と、開口42を閉塞可能な閉塞部材とが別に設けられてもよい。
上記実施形態では、掃除具13は、内側に塗布部25が挿入可能な筒状に形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えばホルダ部の収容空間に、例えばわたの塊からなる掃除具を収容する構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 塗布具付き容器
11 容器体
12 塗布具
13 掃除具
14 固定部
15 ホルダ部
17 キャップ部
21 口部
22 肩部
23 胴部
25 塗布部
41 収容空間
42 開口
51 突出部
L 内容物
O 容器軸
11 容器体
12 塗布具
13 掃除具
14 固定部
15 ホルダ部
17 キャップ部
21 口部
22 肩部
23 胴部
25 塗布部
41 収容空間
42 開口
51 突出部
L 内容物
O 容器軸
Claims (4)
- 内容物が収容され、口部と肩部と胴部とが容器軸方向に沿ってこの順に連設された有底筒状の容器体と、
内容物を被塗布部に塗布する塗布部を有する塗布具と、
前記塗布部の付着物を除去可能な掃除具と、
前記肩部に固定された環状の固定部と、
前記掃除具が収容された収容空間及び当該収容空間に連通し上方に開放された開口を有し、前記固定部に連結されたホルダ部と、を備え、
前記ホルダ部の少なくとも一部は、前記掃除具を前記収容空間に対して着脱できるよう前記収容空間を開放するように、前記胴部に対して相対移動可能である、塗布具付き容器。 - 前記口部を覆う有頂筒状のキャップ部を備え、
前記キャップ部には、その外周面から突出し前記開口を閉塞する突出部が一体的に設けられている、請求項1に記載の塗布具付き容器。 - 前記掃除具は、内側に前記塗布部が挿入可能な筒状に形成されている、請求項1または2に記載の塗布具付き容器。
- 前記掃除具は不織布からなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗布具付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019198880A JP2021069757A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 塗布具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019198880A JP2021069757A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 塗布具付き容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021069757A true JP2021069757A (ja) | 2021-05-06 |
Family
ID=75711916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019198880A Pending JP2021069757A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 塗布具付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021069757A (ja) |
-
2019
- 2019-10-31 JP JP2019198880A patent/JP2021069757A/ja active Pending
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