JP2021134603A - 水洗大便器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄水を供給するポンプ装置において突入電流の程度(大きさ)を低減でき、且つ、当該ポンプ装置の起動に要する時間が長くなることも抑制できる水洗大便器装置を提供すること。【解決手段】本発明は、洗浄水によって洗浄される水洗大便器装置であって、便器本体と、洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、前記洗浄水タンク内に貯水された洗浄水を前記便器本体に供給するポンプ装置と、前記ポンプ装置の駆動を制御する駆動制御装置と、を備え、前記駆動制御装置は、前記ポンプ装置を、所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、前記第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて駆動することを特徴とする水洗大便器装置である。【選択図】図5
Description
本発明は、水洗大便器装置に係り、特に、洗浄水タンク内に貯水された洗浄水をポンプ装置によって便器本体に供給する水洗大便器装置に関する。
従来より、洗浄水によって洗浄される水洗大便器装置であって、便器本体と、洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、洗浄水タンク内に貯水された洗浄水を便器本体に供給するポンプ装置と、ポンプ装置を制御する制御装置と、を備えた水洗大便器装置は広く知られている。
例えば、特許文献1には、そのような水洗大便器装置の一例が開示されている。ポンプ装置としては、モータ内蔵式のポンプ装置が用いられることが一般的である。
従来、そのようなポンプ装置は、商用電源の電圧(100V)を用いて駆動されており、ポンプ装置を駆動する駆動制御部は、商用電源の電圧によって作動する1次側回路部に設けられている。
従来の制御回路の構成例を、図7に示す。図7に示す回路では、AC商用電源101に、整流部102を介して、1次側回路部103が接続されている。1次側回路部103は、100Vで駆動する回路である。ポンプ装置のモータ106を駆動する駆動制御部105は、1次側回路部103の内部に設けられている。
一方、1次側回路部103は、トランスを介して、2次側回路部としての制御部104に接続されている。制御部104は、24V(または12V)で駆動する回路であり、ポンプ装置の各種部品を制御する回路である。
制御部104と駆動制御部105とは、フォトカプラを介して、信号の送受信が可能となっている。具体的には、制御部104から駆動制御部105へ目標電流値や目標回転数の信号が伝達され、駆動制御部105から制御部104へフィードバック信号(実際のモータ電流値やモータ回転数)が伝達されるようになっている。
駆動制御部105によるポンプ装置(モータ)の制御例を、図8に示す。図8に示すように、モータにおいて実際に流れる電流値には、突入電流が現れるが、従来構成では特に問題とはなっていなかった。
図7に示す回路構成では、制御部104の駆動電圧が24V(または12V)である一方、駆動制御部105の駆動電圧が100Vであるため、コンパクトな設計を実現することが難しい。そこで、本件発明者は、ポンプ装置のモータを駆動する駆動制御部の駆動電圧をも24V(または12V)とする設計の可能性について、鋭意検討を重ねてきた。
そして、そのような設計を採用する場合には、モータにおいて突入電流が流れる場合に、24V(または12V)の駆動電圧を出力する電源回路の出力容量を超えてしまって、過負荷保護機能(過電流検出時に働く安全装置)が作動し、製品の全機能が停止してしまう(以下、ラッチと呼ぶ)ことが知見された。
そこで、本件発明者は、突入電流の大きさを抑制するべく、電流値の増大の傾斜を小さくする(緩やかにする)ことについて検討した。しかしながら、そのような解決策では、ポンプ装置の起動に要する時間が不所望な程度に長くなってしまうことが知見された。
本発明は、以上のような背景に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、洗浄水を供給するポンプ装置において突入電流の程度(大きさ)を低減でき、且つ、当該ポンプ装置の起動に要する時間が長くなることも抑制できる水洗大便器装置を提供することである。
本発明は、洗浄水によって洗浄される水洗大便器装置であって、便器本体と、洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、前記洗浄水タンク内に貯水された洗浄水を前記便器本体に供給するポンプ装置と、前記ポンプ装置の駆動を制御する駆動制御装置と、を備え、前記駆動制御装置は、前記ポンプ装置を、所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、前記第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて駆動することを特徴とする水洗大便器装置である。
本発明によれば、所定の短時間に亘って比較的小さい第1目標電流値に基づいてポンプ装置を駆動する段階を設けたことにより、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。一方、当該段階のために要する時間を所定の短時間としているため、ポンプ装置の起動に要する時間が長くなることも抑制できる。
ポンプ装置にモータが内蔵されている場合には、前記所定の短時間は、前記モータが1回転だけ駆動される時間に等しいか、当該時間よりも僅かに長い(1〜1.5倍程度)ことが好ましい。
これによれば、モータが概ね安定的な回転状態となってから、第2目標電流値に基づく駆動が開始されることになるため、第2目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。
あるいは、ポンプ装置が第1目標電流値に基づいて駆動される間に、ポンプ装置において実際に流れる電流値を測定する電流検知手段が更に設けられてもよい。この場合には、駆動制御装置は、電流検知手段がポンプ装置において実際に流れる電流値の低下を検知してから、第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいてポンプ装置を駆動することが好ましい。
これによれば、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の影響が収まってから、第2目標電流値に基づく駆動が開始されることになるため、第2目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。
例えば、前記第2目標電流値は、定格運転時の目標電流値に対応する。この場合、2段階の目標電流値が用いられることになる。
もっとも、3段階以上の目標電流値が用いられてもよい。例えば3段階の目標電流値が用いられる場合、駆動制御装置は、ポンプ装置を、所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて駆動し、更にその後、第2目標電流値より大きい第3目標電流値に基づいて駆動し、第3目標電流値が定格運転時の目標電流値に対応する。
なお、以上の各発明は、装置の小型化等を目的として駆動制御装置を比較的低い駆動電圧で駆動可能であるように設計する場合に、特に有効である。具体的には、制御回路の出力電圧で駆動制御装置を駆動する場合に、電源の出力容量を低減させることに、特に有効である。そのような低電圧駆動の場合であっても、突入電流の大きさが低減されることにより、出力容量を超えることが抑制されてラッチの発生が回避される。
本発明によれば、所定の短時間に亘って比較的小さい第1目標電流値に基づいてポンプ装置を駆動する段階を設けたことにより、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。一方、当該段階のために要する時間を所定の短時間としているため、ポンプ装置の起動に要する時間が長くなることも抑制できる。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器装置を説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器装置1の構成概略図であり、図2は、図1の洗浄水タンク20の平面図であり、図3は、図2のIII−III線断面図である。
図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器装置1の構成概略図であり、図2は、図1の洗浄水タンク20の平面図であり、図3は、図2のIII−III線断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器装置1は、洗浄水によって洗浄される水洗大便器装置であり、便器本体2と、便器本体2の後方に配置された洗浄水タンク20、を備えている。
便器本体2は、一般に、陶器製である。便器本体2は、汚物を受けるボウル部12と、ボウル部12の底部から延びる排水トラップ管路14と、ジェット吐水を行うジェット吐水口16と、リム吐水を行うリム吐水口18と、を有している。
ジェット吐水口16は、ボウル部12の底部に形成されており、排水トラップ管路14の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路14に向けて吐出するようになっている。
リム吐水口18は、ボウル部12の左側上部後方に形成されており、ボウル部12の上縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。
排水トラップ管路14は、入口部14aと、入口部14aから上昇するトラップ上昇管14bと、トラップ上昇管14bから下降するトラップ下降管14cと、を有している。トラップ上昇管14bとトラップ下降管14cとの間が、頂部14dとなっており、排水トラップ管路14のトラップ下降管14cの下端に、排水管8が接続されている。
また、本実施形態の水洗大便器装置1は、水道に直結された給水装置4を備えている。給水装置4は、水道から洗浄水が供給される給水路24を有している。給水路24には、上流側から、止水栓26、ストレーナ28、分岐金具30、定流量弁32、ダイヤフラム式の電磁開閉弁34、及び、給水路切替弁36が、順に設けられている。
給水路切替弁36の下流側には、リム吐水口18に洗浄水を供給するためのリム側給水路38と、洗浄水タンク20に洗浄水を供給するためのタンク側給水路40と、が接続されている。
電磁開閉弁34を通過した洗浄水は、給水路切替弁36を介して、リム側であるリム側給水路38からリム吐水口18へ、及び/又は、タンク側であるタンク側給水路40から洗浄水タンク20へ、供給される。
本実施形態の水洗大便器装置1においては、リム吐水に関しては、水道の水圧(直圧)を利用して給水がなされる。一方、ジェット吐水に関しては、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水がポンプ装置22によって加圧されつつ給水がなされる。すなわち、本実施形態の水洗大便器装置1は、ハイブリッド式(水道直圧式+タンク給水式)の水洗大便器装置である。
リム側給水路38には、リム吐水用バキュームブレーカ48が設けられている。同様に、タンク側給水路40にも、逆止弁であるバキュームブレーカ42が設けられている。タンク側給水路40と洗浄水タンク20との接続部には、ボール式逆止弁43が設けられている。戻り管路50と洗浄水タンク20との接続部にも、ボール式逆止弁44が設けられている。
また、本実施形態の水洗大便器装置1は、洗浄水タンク20内に貯水された洗浄水(具体的には洗浄水タンク20内の通水管45の取水口部45aから取り入れられる洗浄水)を便器本体2に供給するポンプ装置22と、洗浄水タンク20内に設けられたフロートスイッチ52と、を更に備えている。
本実施形態のポンプ装置22は、モータ内蔵式のポンプ装置である。そして、本実施形態の水洗大便器装置1は、ポンプ装置22のモータ86の駆動を制御すると共にポンプ装置22のモータ86の電流値を測定できる駆動制御部85を更に備えている(駆動制御部85が、モータ86において実際に流れる電流値を測定する電流検知手段を兼ねている)。なお、ポンプ装置22の回転数から電流値を算出することも好ましい。
洗浄水タンク20は、その下部が便器本体2の後方上部に取付けられている。洗浄水タンク20は、便器本体2に取り付けられた状態で、自身の高さが比較的低く形成されている(ローシルエットタンクである)。洗浄水タンク20のタンク容量は、1.0L〜6.0Lの範囲内に設定されている。
ポンプ装置22は、洗浄水タンク20の側部から中に入ってその下部まで延びる通水管45と接続されている。また、ポンプ装置22は、ジェット吐水口16まで延びるジェット側給水路46と接続されている。これにより、ポンプ装置22は、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水を吸引し、加圧して、ジェット吐水口16へ供給するようになっている。通水管45は、洗浄水タンク20の内部を通る態様に限定されず、洗浄水タンク20の外部から洗浄水タンク20の下部に設けられる取水口部45aに接続されてもよい。
洗浄水タンク20とジェット側給水路46との間には、オーバーフロー流路70が設けられている。オーバーフロー流路70の上端70aは、洗浄水タンク20内に開口しており、その下端70bは、ジェット側給水路46に接続されている。オーバーフロー流路70には、逆止弁であるフラッパー弁72が取り付けられている。
フロートスイッチ52は、洗浄水タンク20内の水位が規定水位に到達した時、その旨を示す検知信号を発信するようになっている。フロートスイッチ52は、洗浄水タンク20内の水位を比較的簡単且つ正確に測定できる。本実施形態のフロートスイッチ52は、第1フロートスイッチ60と第2フロートスイッチ62とを有している。
図3に示すように、第1フロートスイッチ60は、棒状の軸部を形成するステム(軸部)64と、洗浄水タンク20内の水位の変動に応じて当該水位に応じた浮力を受けながらステム64に沿って上下動する第1フロート部60aと、からなっている。ステム64は、洗浄水タンク20の上部に取付けられた取付部から垂下するように鉛直方向下方に延びている。ステム64は、第1フロート部60aに対応する第1リードスイッチ(図示せず)を備えている。第1リードスイッチは、駆動制御部85と電気的に接続されている。
水位に応じて第1フロート部60aが上下すると、当該第1フロート部60aの位置に応じて、第1リードスイッチがON状態(オン状態)とOFF状態(オフ状態)との間で変化する。第1フロートスイッチ60においては、洗浄水タンク20内の水位が止水水位WL0(待機水位)である時にON状態であり、第1規定水位WL1に到達するとOFF状態となる。
第2フロートスイッチ62は、前記ステム(軸部)64と、洗浄水タンク20内の水位の変動に応じて当該水位に応じた浮力を受けながらステム64に沿って上下動する第2フロート部62aと、からなっている。ステム64は、第2フロート部62aに対応する第2リードスイッチ(図示せず)を備えている。第2リードスイッチも、駆動制御部85と電気的に接続されている。
水位に応じて第2フロート部62aが上下すると、当該第2フロート部62aの位置に応じて、第2リードスイッチがON状態(オン状態)とOFF状態(オフ状態)との間で変化する。第2フロートスイッチ62においては、洗浄水タンク20内の水位が止水水位WL0(待機水位)である時にはOFF状態であり、第1規定水位WL1に到達するとON状態となる。
次に、図4は、駆動制御部85を含む回路構成の概略図である。図4に示すように、AC商用電源81に、整流部82を介して、1次側回路部83が接続されている。1次側回路部83は、100Vで駆動する回路である。
1次側回路部83は、トランスを介して、2次側回路部87に接続されている。2次側回路部87は、24Vで駆動する回路である。ポンプ装置22のモータ86を駆動する駆動制御部85は、例えばFET回路であり、2次側回路部87の内部に設けられている。また、ポンプ装置22の各種部品を制御する制御部84も、2次側回路部87の内部に設けられている。
制御部84と駆動制御部85とは、信号の送受信が可能となっている。具体的には、制御部84から駆動制御部85へ目標電流値や目標回転数の信号が伝達され、駆動制御部85から制御部84へフィードバック信号(実際のモータ電流値やモータ回転数)が伝達されるようになっている。
本実施形態の駆動制御部85は、定格運転時の目標電流値を制御部84から受信すると、当該目標電流値を第2目標電流値とし、この時の駆動Dutyを80%〜100%で考えた場合、その25%の電流値を第1目標電流値とし、ポンプ装置22を、先ず所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、第2目標電流値に基づいて駆動するようになっている。
また、本実施形態では、前記所定の短時間は、ポンプ装置22のモータ86が1回転だけ駆動される時間に等しい時間か、当該時間よりも僅かに長い時間(1〜1.5倍程度)として設定されている。
制御部84は、電磁開閉弁34、給水路切替弁36、フロートスイッチ52等と電気的に接続されており、電気信号を相互に送受信して、これらを電気的に制御(操作)できるようになっている。例えば、制御部84は、電磁開閉弁34の開閉操作、給水路切替弁36の切替操作、等を制御する機能を有する。
(作用)
次に、以上のような構成からなる本実施形態の水洗大便器装置1の作用について説明する。
次に、以上のような構成からなる本実施形態の水洗大便器装置1の作用について説明する。
図3に示すように、待機状態においては、洗浄水タンク20内の水位は止水水位WL0(待機水位)となっている。便器本体2の洗浄動作時においては、制御部84からの制御指令を受けて、駆動制御部85がポンプ装置22のモータ86の駆動を開始させる。
具体的には、駆動制御部85は、定格運転時(モータ86の回転数4000rpmに相当)の目標電流値を制御部84から受信し、当該目標電流値を第2目標電流値とし、その25%の電流値を第1目標電流値とし(モータ86の回転数1000rpmに相当)、ポンプ装置22を、先ず所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し(第1目標電流値に対応する駆動電圧を供給する)、その後、第2目標電流値に基づいて駆動する(第2目標電流値に対応する駆動電圧を提供する)。
この時のタイムチャートを、図5に示す。図5に示すように、所定の短時間に亘って比較的小さい第1目標電流値に基づいてポンプ装置22を駆動する段階を設けたことにより、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。一方、当該段階のために要する時間を所定の短時間としているため、ポンプ装置22の起動に要する時間が長くなることも抑制できる。
また、所定の短時間は、モータ86が1回転だけ駆動される時間に等しいか、当該時間よりも僅かに長い程度の時間である。これにより、モータ86が概ね安定的な回転状態となってから、第2目標電流値に基づく駆動が開始されるため、第2目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる(図5の例ではオーバーシュートが視認できない)。また、ポンプ装置22の起動に要する時間が長くなることも抑制されている。
前述のような駆動制御部85による制御により、ポンプ装置22は、図3において矢印F0に示すように、洗浄水タンク20に貯水された洗浄水を吸引して便器本体2に供給する。
(効果)
以上の通り、本実施形態の水洗大便器装置1によれば、所定の短時間に亘って比較的小さい第1目標電流値に基づいてポンプ装置22を駆動する段階を設けたことにより、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。一方、当該段階のために要する時間を所定の短時間としているため、ポンプ装置22の起動に要する時間が長くなることも抑制できる。
以上の通り、本実施形態の水洗大便器装置1によれば、所定の短時間に亘って比較的小さい第1目標電流値に基づいてポンプ装置22を駆動する段階を設けたことにより、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。一方、当該段階のために要する時間を所定の短時間としているため、ポンプ装置22の起動に要する時間が長くなることも抑制できる。
また、所定の短時間は、前記モータ86が1回転だけ駆動される時間に等しいか、当該時間よりも僅かに長い程度の時間であるから、ポンプ装置22の起動に要する時間が長くなることを抑制しつつ、第2目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる(図5の例ではオーバーシュートが視認できない)。
また、本実施形態の駆動制御部85は、24Vという比較的低い電圧で駆動されるように設計されているが、突入電流の大きさが低減されることにより、出力容量を超えることが抑制されて、2次側回路部87においてラッチが発生することが効果的に回避される。
なお、本実施形態では、所定の短時間を、モータ86が1回転だけ駆動される時間に等しいか、当該時間よりも僅かに長い程度の時間としているが、これは、タイマーを用いることで容易に管理され得る。
あるいは、所定の短時間は、ポンプ装置22のモータ86からフィードバックされる回転数情報(モータ86の回転に応じたパルス数の情報:例えば1回転あたり12個)に基づいて管理されてもよい。
(第1変形例)
駆動制御部85は、ポンプ装置22のモータ86が第1目標電流値に基づいて駆動される間にポンプ装置22のモータ86において実際に流れる電流値を測定し、当該電流値の低下(例えば実際に流れた電流の半分程度の低下)を検知してから(すなわち、そのような検知がなされるまでの時間を、所定の短時間とする)、第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいてポンプ装置22のモータ86を駆動してもよい。
駆動制御部85は、ポンプ装置22のモータ86が第1目標電流値に基づいて駆動される間にポンプ装置22のモータ86において実際に流れる電流値を測定し、当該電流値の低下(例えば実際に流れた電流の半分程度の低下)を検知してから(すなわち、そのような検知がなされるまでの時間を、所定の短時間とする)、第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいてポンプ装置22のモータ86を駆動してもよい。
これによれば、第1目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の影響が収まってから、第2目標電流値に基づく駆動が開始されることになるため、第2目標電流値に基づく駆動開始時の突入電流の程度を効果的に低減することができる。
(第2変形例)
前記実施形態では、2段階の目標電流値が用いられているが、3段階以上の目標電流値が用いられてもよい。
前記実施形態では、2段階の目標電流値が用いられているが、3段階以上の目標電流値が用いられてもよい。
例えば3段階の目標電流値が用いられる場合、駆動制御部85は、ポンプ装置22を、所定の短時間に亘って第1目標電流値(モータ86の回転数300rpmに相当)に基づいて駆動し、その後、第1目標電流値より大きい第2目標電流値(モータ86の回転数1000rpmに相当)に基づいて駆動し、更にその後、第2目標電流値より大きい第3目標電流値(モータ86の回転数4000rpmに相当)に基づいて駆動する。第3目標電流値が、定格運転時の目標電流値に対応する。
このようなタイムチャートの例を、図6に示す。図6の例では、駆動制御部85が定格運転時の目標電流値を制御部84から受信すると、当該目標電流値を第3目標電流値とし、その7.5%の電流値及び25%の電流値をそれぞれ第1目標電流値及び第2目標電流値とし、ポンプ装置22を、先ず所定の短時間に亘って(具体的には例えば100ms程度)第1目標電流値に基づいて駆動し(第1目標電流値に対応する駆動電圧を供給する)、その後所定の短時間に亘って(具体的には例えば200ms程度)第2目標電流値に基づいて駆動し(第2目標電流値に対応する駆動電圧を提供する)、更にその後、第3目標電流値に基づいて駆動する(第3目標電流値に対応する駆動電圧を提供する)。
1 水洗大便器装置
2 便器本体
4 給水装置
6 洗浄水タンク
8 排水管
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
14a 入口部
14b トラップ上昇管
14c トラップ下降管
14d 頂部
16 ジェット吐水口
18 リム吐水口
20 洗浄水タンク
22 ポンプ装置
24 給水路
26 止水栓
28 ストレーナ
30 分岐金具
32 定流量弁
34 電磁開閉弁
36 給水路切替弁
38 リム側給水路
40 タンク側給水路
42 バキュームブレーカ
43 ボール式逆止弁
44 ボール式逆止弁
45 通水管
45a 取水口部
46 ジェット側給水路
48 リム吐水用バキュームブレーカ
50 戻り管路
52 フロートスイッチ
60 第1フロートスイッチ
60a 第1フロート部
62 第2フロートスイッチ
62a 第2フロート部
64 ステム
70 オーバーフロー流路
70a 上端
70b 下端
72 フラッパー弁
81 AC商用電源
82 整流部
83 1次側回路部
84 制御部
85 駆動制御部
86 モータ
87 2次側回路部
101 AC商用電源
102 整流部
103 1次側回路部
104 制御部
105 駆動制御部
106 モータ
F0 矢印
WL0 止水水位
WL1 第1規定水位
2 便器本体
4 給水装置
6 洗浄水タンク
8 排水管
12 ボウル部
14 排水トラップ管路
14a 入口部
14b トラップ上昇管
14c トラップ下降管
14d 頂部
16 ジェット吐水口
18 リム吐水口
20 洗浄水タンク
22 ポンプ装置
24 給水路
26 止水栓
28 ストレーナ
30 分岐金具
32 定流量弁
34 電磁開閉弁
36 給水路切替弁
38 リム側給水路
40 タンク側給水路
42 バキュームブレーカ
43 ボール式逆止弁
44 ボール式逆止弁
45 通水管
45a 取水口部
46 ジェット側給水路
48 リム吐水用バキュームブレーカ
50 戻り管路
52 フロートスイッチ
60 第1フロートスイッチ
60a 第1フロート部
62 第2フロートスイッチ
62a 第2フロート部
64 ステム
70 オーバーフロー流路
70a 上端
70b 下端
72 フラッパー弁
81 AC商用電源
82 整流部
83 1次側回路部
84 制御部
85 駆動制御部
86 モータ
87 2次側回路部
101 AC商用電源
102 整流部
103 1次側回路部
104 制御部
105 駆動制御部
106 モータ
F0 矢印
WL0 止水水位
WL1 第1規定水位
Claims (6)
- 洗浄水によって洗浄される水洗大便器装置であって、
便器本体と、
洗浄水を貯水する洗浄水タンクと、
前記洗浄水タンク内に貯水された洗浄水を前記便器本体に供給するポンプ装置と、
前記ポンプ装置の駆動を制御する駆動制御装置と、
を備え、
前記駆動制御装置は、前記ポンプ装置を、所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、前記第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて駆動する
ことを特徴とする水洗大便器装置。 - 前記ポンプ装置には、モータが内蔵されており、
前記所定の短時間は、前記モータが1回転だけ駆動される時間に等しいか、当該時間よりも僅かに長い
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器装置。 - 前記ポンプ装置が前記第1目標電流値に基づいて駆動される間に、前記ポンプ装置において実際に流れる電流値を測定する電流検知手段を更に備え、
前記駆動制御装置は、前記電流検知手段が前記ポンプ装置において実際に流れる電流値の低下を検知してから、前記第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて前記ポンプ装置を駆動する
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器装置。 - 前記第2目標電流値は、定格運転時の目標電流値に対応している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水洗大便器装置。 - 前記駆動制御装置は、前記ポンプ装置を、所定の短時間に亘って第1目標電流値に基づいて駆動し、その後、前記第1目標電流値より大きい第2目標電流値に基づいて駆動し、更にその後、前記第2目標電流値より大きい第3目標電流値に基づいて駆動し、
前記第3目標電流値は、定格運転時の目標電流値に対応している
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水洗大便器装置。 - 前記駆動制御装置は、24V以下の低電圧で駆動される装置である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の水洗大便器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020033005A JP2021134603A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 水洗大便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020033005A JP2021134603A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 水洗大便器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021134603A true JP2021134603A (ja) | 2021-09-13 |
Family
ID=77660609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020033005A Pending JP2021134603A (ja) | 2020-02-28 | 2020-02-28 | 水洗大便器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021134603A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008190401A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Nidec Shibaura Corp | ポンプ |
| JP2009041225A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2009084786A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2014167245A (ja) * | 2013-02-04 | 2014-09-11 | Suntec Inc | 水再利用システム |
-
2020
- 2020-02-28 JP JP2020033005A patent/JP2021134603A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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