JP2021175855A - 移動式作業台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動式作業台100は、天板部110と、上側から見て天板部110に重なり合うように配置される脚部130と、上側から見て天板部110の外周縁からはみ出して配置される補助接地部200と、を備え、補助接地部200は、床面に接地する接地部213を有し、接地部213は、床面に向かって突出する複数の突出部214を有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、傾倒を防止できる移動式作業台を提供することを目的とする。
(第1の実施形態)
移動式作業台100は、作業者が高所作業を行うための作業台である。本実施形態の移動式作業台100(作業台100)は、床面から後述する天板部110までが例えば略1000mm〜略1500mmの高さであるものを想定している。
作業台100は、作業者が単体で用いたり、複数の作業台100を連結させて作業台システム10として用いたりすることができる。ここでは、まず、作業台システム10の構成について説明する。
本実施形態の作業台システム10は、作業台100(100a,100b)、ブリッジ20(20a〜20c)および補助手摺部30(30a、30b)等を備えている。
作業台100a、100bはそれぞれ同じ向きであって、離れた位置に並列して設置されている。ブリッジ20(20a〜20c)は、作業台100aの長手側の端部と作業台100bの長手側の端部との間に架け渡して配置される。ブリッジ20はいわゆる足場として機能する。すなわち、ブリッジ20と床面との間にはブリッジ20を支持する部材は存在せず、作業台100a、100bがブリッジ20を支持する。ここでは、3つのブリッジ20a〜20cが隙間なく並列に配置されている。補助手摺部30は必要に応じて作業台100またはブリッジ20に取り付けて作業領域を取り囲む。作業者が作業領域で作業しているときに作業者の身体の一部が補助手摺部30に接触することで、作業者は作業領域の端であることを認識できる。ここでは、作業台100の短手方向の長さと略一致する補助手摺部30aと、作業台100の長手方向の長さまたはブリッジ20の長手方向の長さと略一致する補助手摺部30bとが配置されている。
なお、作業台システム10を構成する場合には、図1の作業台システム10の構成に限らず、作業現場に応じて、作業台100およびブリッジ20それぞれの数および位置を変更することができる。例えば、ブリッジ20は作業台100の短手側の端部と作業台100の短手側の端部との間、あるいは、作業台100の短手側の端部と作業台100の長手側の端部との間に架け渡して配置してもよい。また、例えば、ブリッジ20は、長手方向の長さが500mm、1000mm、1500mm、2000mm、2500mm等の種類があり、何れの長さのブリッジ20を用いてもよい。更に、例えば、ブリッジ20を用いずに、作業台100aに隣接して作業台100bを設置してもよい。
図2は、作業台100の構成の一例を示す平面図である。図3は、作業台100の構成の一例を示す正面図である。図4は、作業台100の構成の一例を示す側面図である。なお、説明を容易にするために、各図には必要に応じて、前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をLとして示している。
作業台100は、天板部110と、脚部130と、回動部150と、走行部180と、補助接地部200とを有する。
また、天板部110は、作業面となる上面に滑り止めとしての複数の突起113を有する。突起113は間隔を空けて天板部110の全面に亘って形成される。突起113は上側に向かって突出し、中央に孔を有する。
具体的に、脚部130は4本の脚部材131a〜131dを有する。なお、図3および図4では、脚部材131dは脚部材131b、131dによって隠れるために図示されていない。脚部材131a、131bは、前後方向における後側に位置し、天板部110から床面に向かって延びる。また、脚部材131aと脚部材131bとは、互いに左右方向に離れて位置する。脚部材131c、131dは、前後方向における前側に位置し、天板部110から床面に向かって延びる。また、脚部材131cと脚部材131dとは、互いに左右方向に離れて位置する。
主脚132は、脚部材131a〜131dの主とする部材である。主脚132は、例えば、アルミニウム合金製であり、押し出し成形することによって形成される。主脚132は例えばシルバー色等の金属色である。また、主脚132は、例えば、中空状の断面略矩形の部材である。
伸縮脚133により脚部材131a〜131dを伸縮させることで、天板部110の高さを調整することができる。脚部130は高さ方向に例えば、0mmから400mmまでの間を例えば略50mmや略100mmの間隔で段階的に調整することができる(図3および図4では最も伸ばした状態を二点鎖線で示し、最も縮めた状態を実線で示している)。
図4に示すように、脚部材131aと脚部材131bとの間には、鉛直方向に間隔を空けて複数の横架部材137a、137bが架け渡される。具体的には、脚部材131aの主脚132と脚部材131bの主脚132との間には3本の横架部材137aが配置され、脚部材131aの伸縮脚133と脚部材131bの伸縮脚133との間には1本の横架部材137bが配置される。横架部材137aは主脚132にブラケットを介してボルトやリベット等を用いて固定される。一方、横架部材137bは伸縮脚133のストッパ部材134にブラケットを介してボルトやリベット等を用いて固定される。
ここでは、脚部材131aと脚部材131bとの間に架け渡される横架部材137a、137bについて説明したが、脚部材131cと脚部材131dとの間でも、同様の構成および同様の高さに横架部材137a、137bが架け渡される。
具体的には、回動部150は4つの回動体151a〜151dを有する。なお、図3および図4では、回動体151dは回動体151b、151cによって隠れるために図示されていない。回動体151a〜151dは、それぞれ脚部材131a〜131dと天板部110との間に配置される。回動体151a、151bの回動支点P1は、回動体151c、151dの回動支点P2よりも上側、すなわち天板部110側にオフセットして位置する。
具体的には、走行部180は4つのキャスター181a〜181dを有する。なお、図3および図4では、キャスター181dはキャスター181b、181cによって隠れるために図示されていない。キャスター181a〜181dは、それぞれ脚部材131a〜131dの下端で鉛直方向の軸回りに旋回可能に連結される。また、キャスター181a〜181dは、それぞれ作業者の操作に応じて車輪の回転を固定することができるストッパ付キャスターである。作業者は高所作業を行う場合には、走行部180のキャスター181a〜181dのペダル部195(後述する図7を参照)を踏み込む操作をして車輪183の回転を固定させることで、作業台100が移動せずに安全に高所作業を行うことができる。また、本実施形態のキャスター181a〜181dは、作業台100が容易に移動できるように、それぞれ2つの車輪183を有する。
すなわち、図3に示すように作業台100を左右方向に沿って見たときに、一対の脚体140A、140Bは、上端から下端に向かうにしたがって、互いに離れるように傾斜している。具体的には、床面と脚部130との間の鋭角側の傾斜角度αは、90度よりも小さく80度よりも大きい角度である。
補助接地部200は、天板部110の外周縁に上側から力が掛かったときに、作業台100の傾倒を防止するアウトリガーの機能を有する。ここで、補助接地部200は、上側から見て天板部110の外周縁からはみ出して配置される。
具体的には、補助接地部200は4つの補助脚部材201a〜201dを有する。なお、図3および図4では、補助脚部材201dはそれぞれ補助脚部材201b、201cによって隠れるために図示されていない。補助脚部材201a〜201dは、それぞれ脚部材131a〜131dに取り付けられる。補助脚部材201a〜201dはそれぞれ同一の構成であるために、ここでは補助脚部材201aについて説明する。
補助脚部材201aは、保持部材202を介して脚部材131aの伸縮脚133の左側面に取り付けられる。保持部材202は、前後に離れた一対の側壁203と、前後に離れた側壁203同士を連結する第1連結部204および第2連結部205とを有する。
また、保持部材202は、天板部110の外周縁を鉛直方向に伸ばした直線Eを外側にはみ出さないように配置している。換言すると、作業台100の上側から見て、保持部材202が天板部110に重なり合うように配置している。
本体部208は、直線状に延出する中空状の断面略矩形の部材である。本体部208は、例えばアルミニウム合金製であり、押し出し成形することによって形成される。また、本体部208は、脚部材131a〜131dと異なる色であって、ゴールド色や蛍光色などの周囲が暗くても目立つ色が付されている。
接地部213は、床面が接地する下面に複数の突出部214を有する。突出部214は、床面に接地した状態で脚部130を水平方向における左右方向のうち、右側に動かすための力が左側に動かすための力よりも小さいように形成される。
図8(b)に示すように、突出部214は、接地部213の基準面240から床面に向かうにしたがって左側に斜めに突出して形成される。基準面240は、底面241と平行な仮想面である。底面241は、隣り合う突出部214の下側の先端同士を繋ぎ合わせた面である。なお、突出部214は、前後方向の何れの位置で鉛直方向に沿って切断した場合でも図8(b)に示す形状である。
また、突出部214の左側の面217aと、右側の面217bとは、略平行になっている。ここで、突出部214の左側の面217aと底面241との間の角度を角度Aとし、突出部214の右側の面217bと底面241との間の角度を角度Bとする。このとき、突出部214は、角度Aが角度Bよりも大きくなるように形成される。このように突出部214が形成されることで、接地部213が床面に接地した状態では、脚部130を水平方向における左右方向のうち右側に動かすための力が左側に動かすための力よりも小さくなる。なお、突出部214は、角度Aが角度Bよりも大きくなるように形成すると共に、突出部214の左側の面217aと、右側の面217bとが平行にならずに、下側に向かうにつれて互いに近づくように形成してもよい。
また、突出部214は、接地部213の下側から見て、それぞれ前後方向に沿って延びている。なお、突出部214は、前後方向に沿って一直線状ではなく、鋸の歯状あるいは波状に左右に蛇行するように前後方向に沿って延びている。このように、突出部214を左右に蛇行させることで、右から左あるいは左から右に切り返す切り返し部218が形成される。また、隣り合う突出部214はそれぞれ略平行であり、突出部214同士の間には溝219が形成されている。なお、接地部213には後述する有底孔225と連通する水抜き孔224が形成されている。
また、図7に示すように、取付部215は、互いに間隔を空けて複数の伸縮可能な付勢部216を有する。付勢部216は座部212が床面に接地したときに収縮し、収縮した状態から伸張しようとする付勢力を発生させる。
また、本実施形態の補助脚部材201aは、天板部110の外周縁を鉛直方向に伸ばした直線Eを外側にはみ出するように配置される。換言すると、作業台100の上側から見て、補助脚部材201aが天板部110の外周縁からはみ出すように配置される。補助脚部材201aは、位置決めピン210が保持部材202の位置決め部206bに係合すると共に、本体部208が第2連結部205に当接することにより傾斜した状態に保持される。本実施形態の補助脚部材201aは、移動式作業台100が容易に移動できるように、床面に接しておらず座部212が床面から離れた状態に保持される。
また、補助脚部材201aは脚部材131aのうち伸縮脚133に取り付けられていることで、天板部110の高さを調整するために伸縮脚133を伸縮させた場合でも影響を受けることなく、作業台100の傾倒を防止することができる。
図9(a)に示す接地部250は、左右方向に沿った2つの溝251が形成されている。2つの溝251は、互いに左右方向に離れている。したがって、突出部214は、溝251によって分断されている。このように、左右方向に沿った溝251を形成することで、接地部250と床面との間で前後方向に滑りが生じるのを抑制することができる。
向の長さが長い円形状、具体的には楕円状である。接地部260は、前後方向の長さ(接地部の幅)が略中央から右側に向かうにしたがって小さくなる。また、接地部250は、前後方向の長さ(接地部の幅)が略中央から左側に向かうにしたがって小さくなる。このように、接地部260の前後方向の長さ(接地部の幅)を右側および左側に向かうにしたがって小さくすることで、作業現場に存在する障害物を回避することができる。
なお、接地部260は、前後方向の長さ(接地部の幅)を略中央から右側および左側に向かうにしたがって小さくする場合について説明したが、この場合に限られず、前後方向の長さ(接地部の幅)を略中央から右側または左側に向かうにしたがって小さくするように形成してもよい。また、円形状には、四角形のうち対向する辺をそれぞれ凸状に湾曲させた小判形状も含まれる。
なお、接地部270は、前後方向の長さ(接地部の幅)を右側から左側に向かうにしたがって小さくする場合について説明したが、この場合に限られず、前後方向の長さ(接地部の幅)を右側から左側に向かうにしたがって小さくするように形成してもよい。
図10は、連結した2つの作業台100a、100bの平面図である。図11は、連結した2つの作業台100a、100bの側面図である。
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態の作業台101は、天板部110の外周縁からのはみ出し量を調整可能な補助接地部220を有する。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して適宜、説明を省略する。
図12は、作業台101の構成の一例を示す側面図である。
補助接地部220は補助脚部材221a〜221dを有する。補助脚部材221a〜221dは、それぞれ脚部材131a〜131dの伸縮脚133に取り付けられる。なお、図12では、補助脚部材221c、221dは、補助脚部材221a、補助脚部材221bに隠れて図示されていない。補助脚部材221a〜221dはそれぞれ同様の構成であるために、ここでは補助脚部材221aについて説明する。
このように、補助脚部材221aを天板部110の外周縁からはみ出すように配置することにより、天板部110の外周縁に上側から力が掛かった場合であっても、補助脚部材221aが天板部110の外周縁からはみ出した位置で床面に接地することにより作業台101が傾倒するのを防止する。
なお、補助脚部材221aは、伸縮部材222を収縮させることで、天板部110の外周縁からはみ出さない第2の状態に遷移可能であってもよい。
次に、第3の実施形態について説明する。
本実施形態の作業台102は、天板部110の脚部材131a〜131dのうち主脚132に取り付けられる補助接地部230を有する。なお、第1の実施形態と同様の構成は、同一符号を付して適宜、説明を省略する。
図13は、作業台102の構成の一例を示す側面図である。
補助接地部230は4つの補助脚部材231a〜231dを有する。補助脚部材231a〜231dは、それぞれ脚部材131a〜131dの主脚132の下端よりも上端に近い位置に取り付けられる。なお、図13では、補助脚部材231c、231dは補助脚部材231a、231bに隠れて図示されていない。補助脚部材231a〜231dはそれぞれ同様の構成であるために、ここでは補助脚部材231aについて説明する。
補助脚部材231aは、例えばアルミニウム合金製であり、押し出し成形することによって形成される。また、補助脚部材231aは、脚部材131a〜131dと異なる色であって、ゴールド色や蛍光色などの周囲が暗くても目立つ色が付されている。また、補助脚部材231aは、下端に揺動可能な座部234を有する。座部234の底面は、第1の実施形態の座部212と同様に構成することができる。
上述した実施形態では、キャスター181a〜181dが2つの車輪183を有する場合について説明したが、この場合に限られず、1つの車輪183のみを有していてもよい。
上述した実施形態では、脚部材131a〜131dは伸縮脚133を有する場合について説明したが、この場合に限られず、伸縮脚133を有していなくてもよい。
上述した実施形態では、連結部材114が上側から見て略へ字状あるいは略V字状である場合について説明したが、この場合に限られず、隣接する作業台100の連結部材114が干渉するのを防止できるように曲がっていれば、どのような形状であってもよい。
上述した実施形態では、座部212が床面から離れた状態である場合について説明したが、この場合に限られず、床面に接していてもよい。
上述した実施形態では、接地部213は突出部214を有する場合について説明したが、この場合に限られず、突出部214を有しておらず、平坦な面であってもよい。
なお、本実施形態では補助接地部200、220、230が天板部110の外周縁からはみ出して配置される場合について説明したが、この場合に限られず、課題等に応じて適宜、変更することが可能である。
Claims (4)
- 天板部と、
上側から見て前記天板部に重なり合うように配置される脚部と、
上側から見て前記天板部の外周縁からはみ出して配置される補助接地部と、を備え、
前記補助接地部は、床面に接地する接地部を有し、
前記接地部は、床面に向かって突出する複数の突出部を有することを特徴とする移動式作業台。 - 前記補助接地部は、前記天板部の外周縁のうち長手側の端部からはみ出して配置され、
前記複数の突出部は、
前記天板部の長手方向に沿って延びて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動式作業台。 - 上側から見て前記天板部の外周縁からはみ出さない側を一方側とし、前記天板部からはみ出す側を他方側とし、前記接地部を床面に接地させた状態において、
前記複数の突出部は、
前記脚部を一方側に動かすための力が他方側に動かすための力よりも小さいように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動式作業台。 - 前記接地部は、
下側から見て外形が円形状または多角形状であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の移動式作業台。
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