JP2021190841A - 方向性結合器 - Google Patents
方向性結合器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021190841A JP2021190841A JP2020094470A JP2020094470A JP2021190841A JP 2021190841 A JP2021190841 A JP 2021190841A JP 2020094470 A JP2020094470 A JP 2020094470A JP 2020094470 A JP2020094470 A JP 2020094470A JP 2021190841 A JP2021190841 A JP 2021190841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- switch
- filters
- output terminal
- directional coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 16
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 49
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 49
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 49
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/38—Impedance-matching networks
- H03H7/40—Automatic matching of load impedance to source impedance
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P5/00—Coupling devices of the waveguide type
- H01P5/12—Coupling devices having more than two ports
- H01P5/16—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port
- H01P5/18—Conjugate devices, i.e. devices having at least one port decoupled from one other port consisting of two coupled guides, e.g. directional couplers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/0123—Frequency selective two-port networks comprising distributed impedance elements together with lumped impedance elements
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/01—Frequency selective two-port networks
- H03H7/06—Frequency selective two-port networks including resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/48—Networks for connecting several sources or loads, working on the same frequency or frequency band, to a common load or source
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
【課題】フィルタの周波数特性の劣化を抑制する。【解決手段】方向性結合器1は、主線路10と、主線路10と電磁気的に結合する副線路20と、結合出力端子40と、複数のフィルタ30及び31と、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能であるフィルタ切替回路50及び51と、複数のフィルタ30の各々の両端にそれぞれ直接接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、方向性結合器に関する。
例えば、特許文献1には、主線路と副線路とを備える方向性結合器が開示されている。方向性結合器の副線路とカップリングポートとの間には、複数のフィルタを含む可変フィルタ回路が接続されている。
フィルタには、例えば、薄膜微細加工を用いた小型で高性能なフィルタを利用することができる。しかしながら、このようなフィルタは、静電気破壊されやすいという問題がある。フィルタが静電気破壊された場合には、フィルタの周波数特性が劣化し、所望の信号を取り出すことができない。
そこで、本発明は、フィルタの周波数特性の劣化を抑制することができる方向性結合器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る方向性結合器は、主線路と、前記主線路と電磁気的に結合する副線路と、出力端子と、複数のフィルタと、前記複数のフィルタの各々を、前記副線路の一端と前記出力端子とに接続可能であるスイッチ回路と、前記複数のフィルタの各々の両端にそれぞれ直接接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のスイッチと、を備える。
また、本発明の別の一態様に係る方向性結合器は、主線路と、前記主線路と電磁気的に結合する副線路と、出力端子と、複数のフィルタと、前記複数のフィルタの各々を、前記副線路の一端と前記出力端子とに接続可能である第1スイッチ回路と、前記複数のフィルタの各々の両端にそれぞれ接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数の第2スイッチ回路と、を備え、前記複数の第2スイッチ回路は、前記複数のフィルタの1つである対象フィルタを前記第1スイッチ回路が前記副線路の一端と前記出力端子とに接続する場合に、前記対象フィルタの一端と前記基準電位との接続を開放し、かつ、前記対象フィルタ以外のフィルタの一端と前記基準電位とを接続する。
本発明に係る方向性結合器によれば、フィルタの周波数特性の劣化を抑制することができる。
以下では、本発明の実施の形態に係る方向性結合器について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、本明細書において、一致及び等しいなどの要素間の関係性を示す用語、及び、数値範囲は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。
また、本発明の回路構成の説明において、「直接接続される」とは、他の回路素子を介さずに接続端子及び/又は配線導体で直接接続されることを意味する。一方、「接続される」とは、接続端子及び/又は配線導体で直接接続される場合だけでなく、他の回路素子を介して電気的に接続される場合も含む。また、「AとBとの間に接続される」とは、AとBとの間でA及びBの両方に接続されることを意味する。
(実施の形態1)
[1−1.構成]
まず、実施の形態1に係る方向性結合器の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る方向性結合器1の構成を示す図である。
[1−1.構成]
まず、実施の形態1に係る方向性結合器の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る方向性結合器1の構成を示す図である。
図1に示されるように、方向性結合器1は、主線路10と、副線路20と、複数のフィルタ30及び31と、結合出力端子40と、複数のフィルタ切替回路50及び51と、バイパススイッチ55と、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bと、方向切替回路70と、終端回路80とを備える。主線路10と副線路20とは、互いに電磁気的に結合している。
本実施の形態では、方向性結合器1は、半導体IC(Integrated Circuit)と、当該半導体ICと接続された1以上の外部素子とを備える。主線路10と、副線路20と、複数のフィルタ切替回路50及び51と、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bとは、半導体ICに形成されている。複数のフィルタ30及び31は、1以上の外部素子により形成されている。つまり、複数のフィルタ30及び31は、半導体ICの外部に設けられている。なお、半導体ICには、さらに、結合出力端子40、バイパススイッチ55、方向切替回路70及び終端回路80が形成されていてもよい。複数のフィルタ30及び31以外の全ての素子は、半導体ICに形成されていてもよい。例えば、半導体ICと、複数のフィルタ30及び31を含む1以上のチップとがモジュール基板(図示せず)に設けられている。
主線路10は、2つの入出力端子11及び12を有する。入出力端子11は、送信用の高周波信号を生成する送信回路、及び、アンテナ(図示せず)で受信された高周波信号を処理する受信回路の少なくとも一方に接続される。入出力端子12は、アンテナに接続される。なお、入出力端子12がアンテナに接続され、入出力端子11が送信回路又は受信回路に接続されてもよい。
副線路20は、一端21及び他端22を有する。一端21は、複数のフィルタ30及び31を介して結合出力端子40に接続されている。具体的には、一端21は、方向切替回路70と複数のフィルタ切替回路50及び51のいずれかとを介して、複数のフィルタ30及び31の各々に接続されている。他端22は、方向切替回路70を介して終端回路80に接続されている。一端21及び他端22は、方向切替回路70を介して、結合出力端子40及び終端回路80のいずれかに選択的に接続される。
複数のフィルタ30及び31はそれぞれ、副線路20の一端21と結合出力端子40との間に接続されている。複数のフィルタ30及び31は、各々がノードN1とノードN2とに接続され、互いに並列に接続されている。
ノードN1及びN2はいずれも、複数のフィルタ30及び31のいずれかを通過する複数の経路への分岐点である。ノードN1は、複数のフィルタ30及び31に共通に接続された共通ノードであり、方向切替回路70を介して副線路20の一端21に接続されている。ノードN2は、複数のフィルタ30及び31に共通に接続された共通ノードであり、結合出力端子40に接続されている。
本実施の形態では、ノードN1とノードN2との間には、フィルタ数+1個の経路が存在する。具体的には、ノードN1とノードN2との間には、フィルタ30及び31のいずれか1つを通る2つの経路、及び、バイパススイッチ55を通るバイパス経路の3つの経路が存在する。なお、バイパススイッチ55が設けられていない場合、ノードN1とノードN2との間には、フィルタ数と同数の経路が存在する。
複数のフィルタ30及び31は、互いに通過帯域が異なっている。複数のフィルタ30及び31はそれぞれ、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ及びバンドエリミネイションフィルタのいずれかである。複数のフィルタ30及び31はそれぞれ、キャパシタ及びインダクタを含むLCフィルタである。あるいは、複数のフィルタ30及び31の少なくとも一方は、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ又はBAW(Bulk Acoustic Wave)フィルタなどの弾性波フィルタを含んでもよい。あるいは、複数のフィルタ30及び31の少なくとも1つは、集積型受動デバイス(IPD:Integrated Passive Device)に形成されたフィルタであってもよい。IPDに含まれるフィルタは、薄膜微細加工を用いて形成されるため、静電気破壊されやすい。なお、薄膜に限定されず、厚膜であっても微細加工された電極を有するフィルタも同様に、静電気破壊されやすい。
複数のフィルタ30及び31はそれぞれ、ノードN1から見たときのインピーダンスが正のリアクタンスを持っていてもよい。また、複数のフィルタ30及び31はそれぞれ、ノードN2から見たときのインピーダンスが正のリアクタンスを持っていてもよい。
結合出力端子40は、複数のフィルタ30及び31に接続されている。結合出力端子40は、主線路10から副線路20に電磁気的に結合された信号のうち、複数のフィルタ30及び31のいずれか、又は、バイパススイッチ55を通過した信号を出力するための結合出力端子である。
複数のフィルタ切替回路50及び51は、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能である第1スイッチ回路を構成している。複数のフィルタ切替回路50及び51は、複数のフィルタ30及び31に一対一で対応して設けられている。具体的には、フィルタ切替回路50は、フィルタ30に対応しており、ノードN1とノードN2との間においてフィルタ30が配置された経路上に直列に配置されている。フィルタ切替回路51は、フィルタ31に対応しており、ノードN1とノードN2との間においてフィルタ31が配置された経路上に直列に配置されている。
フィルタ切替回路50は、スイッチ50a及び50bを含む。スイッチ50aは、ノードN1とフィルタ30の一端とに接続されている。スイッチ50bは、ノードN2とフィルタ30の他端とに接続されている。スイッチ50a及び50bはそれぞれ、オン状態とオフ状態とを切替可能である。スイッチ50a及び50bは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。なお、フィルタ切替回路50は、スイッチ50a及び50bの一方のみを含んでもよい。
なお、オン状態は、スイッチの両端が導通している導通状態、又は、スイッチを通る経路が短絡している短絡状態である。オフ状態は、スイッチの両端が導通していない非導通状態、又は、スイッチを通る経路が開放されている開放状態と同義である。
フィルタ切替回路51は、スイッチ51a及び51bを含む。スイッチ51aは、ノードN1とフィルタ31の一端とに接続されている。スイッチ51bは、ノードN2とフィルタ31の他端とに接続されている。スイッチ51a及び51bはそれぞれ、オン状態とオフ状態とを切替可能である。スイッチ51a及び51bは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。なお、フィルタ切替回路51は、スイッチ51a及び51bの一方のみを含んでもよい。
バイパススイッチ55は、ノードN1とノードN2との間のバイパス経路の接続及び開放を切り替える。バイパス経路は、ノードN1とノードN2とを結ぶ複数の経路のうち、複数のフィルタ30及び31のいずれも配置されていない経路である。バイパススイッチ55がオン状態であることで、結合信号は、バイパス経路を通って結合出力端子40から出力される。バイパススイッチ55は、複数のフィルタ30及び31のいずれかが対象フィルタである場合には、オフ状態になる。
複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bはそれぞれ、第2スイッチ回路の一例であり、複数のフィルタ30及び31の各々の一端と基準電位とに接続されている。複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bはそれぞれ、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である。基準電位は、例えば0V(グランド)であるが、これに限らない。基準電位は、正又は負の一定の電位であってもよい。値の異なる複数の基準電位が設けられていてもよい。
フィルタ保護スイッチ60aは、フィルタ30のノードN1側の端部とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護スイッチ60aは、フィルタ30のノードN1側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護スイッチ60bは、フィルタ30のノードN2側の端部とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護スイッチ60bは、フィルタ30のノードN2側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護スイッチ61aは、フィルタ31のノードN1側の端部とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護スイッチ61aは、フィルタ31のノードN1側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護スイッチ61bは、フィルタ31のノードN2側の端部とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護スイッチ61bは、フィルタ31のノードN2側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
スイッチ50a、50b、51a及び51b、バイパススイッチ55、並びに、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bはいずれも、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などのスイッチング素子である。MOSFETの代わりに、バイポーラトランジスタが用いられてもよい。なお、後述する他のスイッチも同様に、MOSFET又はバイポーラトランジスタなどのスイッチング素子である。
方向切替回路70は、副線路20と複数のフィルタ30及び31との間に接続されている。方向切替回路70は、副線路20と終端回路80との間にも接続されている。
具体的には、方向切替回路70は、4つの端子71〜74を有する。端子71は、副線路20の一端21に接続されている。端子72は、副線路20の他端22に接続されている。端子73は、ノードN1に接続されている。端子74は、終端回路80に接続されている。
方向切替回路70は、副線路20の一端21をノードN1に接続し、かつ、副線路20の他端22を終端回路80に接続する第1接続状態と、副線路20の一端21を終端回路80に接続し、かつ、副線路20の他端22をノードN1に接続する第2接続状態と、を切り替える。第1接続状態は、図1の実線で示されるように、端子71と端子73とを接続(導通)させ、かつ、端子72と端子74とを接続(導通)させる状態である。第2接続状態は、図1の破線で示されるように、端子71と端子74とを接続(導通)させ、かつ、端子72と端子73とを接続(導通)させる状態である。方向切替回路70の端子間の導通及び非導通は、MOSFETなどのスイッチング素子を用いて切り替えられる。
方向切替回路70が接続状態を切り替えることにより、結合出力端子40に接続される副線路20の端部を一端21と他端22とで切り替えることができる。これにより、双方向検波が可能になる。例えば、主線路10を伝送される進行波の信号だけでなく、反射波の信号も検出することができる。
終端回路80は、副線路20の他端22に接続されている。終端回路80は、インピーダンスが変更可能な終端回路である。
図2は、本実施の形態に係る方向性結合器1が備える終端回路80の一例を示す回路図である。図2に示されるように、終端回路80は、3つの抵抗R1〜R3と、3つのキャパシタC1〜C3と、6つのスイッチSW1〜SW6と、端子81とを含む。
端子81は、副線路20の他端22に接続される。本実施の形態では、端子81は、副線路20の他端22に方向切替回路70を介して接続されている。
抵抗R1〜R3及びキャパシタC1〜C3はそれぞれ、6つのスイッチSW1〜SW6の1つと直列に接続されている。抵抗とスイッチとの直列回路、及び、キャパシタとスイッチとの直列回路が、端子81とグランドとの間に並列に接続されている。
抵抗R1〜R3の各々の抵抗値は、互いに等しくてもよく、異なっていてもよい。キャパシタC1〜C3の各々の容量値は、互いに等しくてもよく、異なっていてもよい。また、3つの抵抗R1〜R3の1つにはスイッチが接続されていなくてもよい。3つのキャパシタC1〜C3の1つにはスイッチが接続されていなくてもよい。
スイッチSW1〜SW6は、例えば、MOSFETなどのスイッチング素子である。スイッチSW1〜SW6は、オンオフ(導通/非導通)が切替可能である。これにより、終端回路80のインピーダンスを変更することができる。例えば、スイッチSW1〜SW6は、主線路10を伝送される高周波信号の基本周波数に基づいて調整される。具体的には、終端回路80のインピーダンスが、基本周波数の信号を終端回路80によって十分に吸収消費できるような値になるように、スイッチSW1〜SW6のオンオフが制御される。
なお、終端回路80は、1つ以上のインダクタを含んでもよい。また、終端回路80の回路構成は特に限定されない。終端回路80は、抵抗又はキャパシタを含んでいなくてもよい。
以上のように構成された方向性結合器1は、主線路10を伝送される高周波信号の検波に利用される。高周波信号は、例えば、Wi−Fi(登録商標)、LTE(Long Term Evolution)又は5G(5th Generation)などの通信規格に準拠した信号である。方向性結合器1は、例えば、マルチモード/マルチバンド対応の携帯電話のフロントエンド部に配置される。
主線路10を伝送される高周波信号の一部は、副線路20と、複数のフィルタ30及び31のいずれか又はバイパススイッチ55とを介して、結合出力端子40から出力される。結合出力端子40には、例えば、検波器(図示せず)が接続される。例えば、検波器は、入力される信号の信号電力などを検出し、検出結果を出力する。
検出結果は、例えば、送信回路若しくは受信回路又はこれらの回路の制御回路に出力される。これにより、例えば、送信回路又は受信回路が備える増幅器の増幅率を検波結果に基づいて適切な値に変更するなどのように、送信又は受信に関わる処理を適切に制御することができる。検波精度を高めることで、各種制御の精度及び信頼性を高めることができる。
なお、方向性結合器1は、方向切替回路70及びバイパススイッチ55の少なくとも一方を備えていなくてもよい。また、終端回路80は、可変終端回路でなくてもよく、インピーダンスが固定の終端回路であってもよい。
また、ノードN1とノードN2との間に設けられるフィルタの個数は、3つ以上であってもよい。フィルタの個数に応じて、フィルタ切替回路及びフィルタ保護スイッチが設けられていればよい。
[1−2.動作(各スイッチのオンオフ状態)]
次に、本実施の形態に係る方向性結合器1の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切り替えは、図示されない制御回路によって制御される。
次に、本実施の形態に係る方向性結合器1の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切り替えは、図示されない制御回路によって制御される。
方向性結合器1では、主線路10を伝送される高周波信号の一部が、主線路10と副線路20との電磁気的な結合によって、結合信号として副線路20に流れる。結合信号は、副線路20の一端21又は他端22から方向切替回路70を介して、ノードN1まで流れる。ノードN1に到達した結合信号は、複数のフィルタ30及び31から選択された1つのフィルタ又はバイパススイッチ55とノードN2とを通過し、結合出力端子40から出力される。
このように、結合信号をノードN1からノードN2に流すために、フィルタ切替回路50及び51並びにバイパススイッチ55は、ノードN1とノードN2とを結ぶ経路が1つ以下になるように制御される。つまり、フィルタ切替回路50及び51並びにバイパススイッチ55は、ノードN1とノードN2との間に設けられた複数のフィルタ30及び31のうちの1つのみが選択されるように、又は、いずれも選択されないように制御される。
以下では、フィルタ切替回路50及び51によってノードN1とノードN2とに接続されたフィルタを「対象フィルタ」と記載する。対象フィルタ以外のフィルタを「非対象フィルタ」と記載する。対象フィルタは、結合信号が流れるフィルタである。
例えば、図1に示される例では、フィルタ切替回路50がオン状態であり、フィルタ30が対象フィルタになる。フィルタ31が非対象フィルタになるので、フィルタ切替回路51及びバイパススイッチ55はいずれもオフ状態である。
なお、バイパススイッチ55がオン状態である場合には、フィルタ切替回路50及び51はいずれもオフ状態になる。この場合、フィルタ30及び31のいずれも、非対象フィルタになる。なお、フィルタ切替回路50及び51並びにバイパススイッチ55の全てがオフ状態になってもよい。
本実施の形態では、フィルタ切替回路50及び51のオンオフ状態と連動するように、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bが制御される。具体的には、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bは、対象フィルタの一端と基準電位との接続を開放し、かつ、非対象フィルタの一端と基準電位とを接続する。
図1に示される例では、対象フィルタであるフィルタ30の両端にそれぞれ接続されたフィルタ保護スイッチ60a及び60bは、オフ状態である。つまり、フィルタ保護スイッチ60a及び60bは、フィルタ30の両端とグランドとの接続を開放している。これにより、主線路10から副線路20に電磁気的に結合された結合信号を、ノードN1からフィルタ30を介してノードN2に通過させることができる。
一方で、非対象フィルタであるフィルタ31の両端にそれぞれ接続されたフィルタ保護スイッチ61a及び61bは、オン状態である。つまり、フィルタ保護スイッチ61a及び61bは、フィルタ31の両端とグランドとを接続している。
このように、結合信号を流さない非対象フィルタであるフィルタ31の両端の電位を固定することで、フィルタ31の両端に大きな電位差が生じるのを抑制することができる。これにより、フィルタ31の静電気破壊を抑制することができる。
なお、非対象フィルタの一端の電位のみを固定してもよい。例えば、フィルタ保護スイッチ61aのみがオン状態になり、フィルタ31のノードN1側の端部がグランドに接続されてもよい。あるいは、フィルタ保護スイッチ61bのみがオン状態になり、フィルタ31のノードN2側の端部がグランドに接続されてもよい。フィルタ31の両端の電位が不安定な場合に比べて、静電気破壊される可能性を低くすることができる。
このように、非対象フィルタの一端の電位のみを固定する場合には、フィルタの一端のみにフィルタ保護スイッチが設けられていればよい。したがって、フィルタ保護スイッチ60a及び60bの一方、並びに、フィルタ保護スイッチ61a及び61bの一方は設けられていなくてもよい。
[1−3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器1は、主線路10と、主線路10と電磁気的に結合する副線路20と、結合出力端子40と、複数のフィルタ30及び31と、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能であるフィルタ切替回路50及び51と、複数のフィルタ30及び31の各々の一端に直接接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bと、を備える。
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器1は、主線路10と、主線路10と電磁気的に結合する副線路20と、結合出力端子40と、複数のフィルタ30及び31と、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能であるフィルタ切替回路50及び51と、複数のフィルタ30及び31の各々の一端に直接接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bと、を備える。
例えば、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bは、複数のフィルタ30及び31の1つである対象フィルタをフィルタ切替回路50及び51が副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続する場合に、対象フィルタの一端と基準電位との接続を開放し、かつ、対象フィルタ以外のフィルタの一端と基準電位とを接続する。
これにより、非対象フィルタの一端の電位を基準電位に固定することができる。非対象フィルタの一端の電位が固定されることで、非対象フィルタが静電気破壊されるのを抑制することができ、フィルタの周波数特性の劣化を抑制することができる。
また、非対象フィルタの一端の電位が固定されるので、非対象フィルタが対象フィルタの通過特性に望ましくない影響を与える度合いを低減することができる。このため、結合出力端子40から取り出される信号の精度を高めることができる。
また、例えば、複数のフィルタ30の両端にそれぞれ、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bが接続されている。
これにより、非対象フィルタの両端の電位が固定されるので、非対象フィルタの保護性能を高めることができる。つまり、非対象フィルタが静電気破壊される可能性を十分に低くすることができるので、フィルタの周波数特性の劣化を更に抑制することができる。
また、非対象フィルタが対象フィルタの通過特性に望ましくない影響を与える度合いを更に低減することができる。このため、結合出力端子40から取り出される信号の精度を更に高めることができる。
また、例えば、副線路20の一端21と結合出力端子40とを結ぶ経路には、複数のフィルタ30及び31のいずれかを通過する複数の経路と、当該複数の経路への分岐点とが含まれる。複数のフィルタ30及び31の各々は、分岐点から見たときのインピーダンスが正のリアクタンスを持つ。
これにより、開放されたフィルタ保護スイッチが持つオフ容量の負のリアクタンス成分を補償することができるので、フィルタの周波数特性が不要の劣化を起こすことを抑制することができる。この際、開放されたフィルタ保護スイッチのオフ容量が一定の損失分を持つが、当該損失分は、方向性結合器1の結合比に算入されるので問題にはならない。
また、例えば、本実施の形態に係る方向性結合器1は、さらに、副線路20の他端22に接続された終端回路80を備える。終端回路80は、可変終端回路である。
これにより、副線路20の他端22側で高周波信号を適切に終端回路80によって吸収消費することができる。例えば、進行波を結合出力端子40から取り出したい場合に、反射波を終端回路80によって吸収消費することができるので、取り出される信号の精度を高めることができる。
[1−4.変形例]
ここで、実施の形態1の変形例について、図3を用いて説明する。
ここで、実施の形態1の変形例について、図3を用いて説明する。
図3は、本変形例に係る方向性結合器1の別の動作状態を示す図である。なお、本変形例に係る方向性結合器の構成は実施の形態1と同じであるので、実施の形態1に係る方向性結合器1の構成を用いて本変形例の動作について説明する。
上記実施の形態1では、非対象フィルタに接続されたフィルタ保護スイッチをオン状態にすることにより、非対象フィルタの一端又は両端を基準電位に接続する例を示した。これに対して、本変形例では、図3に示されるように、非対象フィルタであるフィルタ31に接続されたフィルタ保護スイッチ61a及び61bは、オフ状態である。つまり、非対象フィルタであるフィルタ31の一端又は両端は、基準電位に固定されない。
本変形例では、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bは、フィルタ切替回路50のオンオフ状態によらずに、常にオフ状態で維持される。具体的には、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bはそれぞれ、ツェナーダイオードとして機能させる。例えば、フィルタ保護スイッチ61aに大きな電圧がかかった場合には、フィルタ保護スイッチ61aがオン状態(ブレークダウン)になり、フィルタ保護スイッチ61aの両端間の電圧を一定に保つ。これにより、フィルタ保護スイッチ61aに接続されたフィルタ31の一端の電位を一定に保つことができる。フィルタ保護スイッチ61aが保持する電圧より大きい電圧がフィルタ31にかかることを抑制することができるので、フィルタ31を保護することができる。
このように、本変形例に係る方向性結合器1では、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bは、複数のフィルタ30及び31の各々の一端と基準電位との接続を開放する。
これにより、実施の形態1の場合と同様に、フィルタの周波数特性の劣化を抑制することができる。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2について説明する。
続いて、実施の形態2について説明する。
実施の形態2に係る方向性結合器では、フィルタ切替回路とフィルタ保護スイッチとの構成が実施の形態1とは主として異なる。以下では、実施の形態1との相違点を中心に説明を行い、共通点の説明を省略又は簡略化する。
[2−1.構成]
まず、実施の形態2に係る方向性結合器の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る方向性結合器101の構成を示す図である。
まず、実施の形態2に係る方向性結合器の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態に係る方向性結合器101の構成を示す図である。
図4に示されるように、方向性結合器101では、実施の形態1に係る方向性結合器1と比較して、フィルタ30及び31の各々とノードN1及びN2の各々との間に設けられたスイッチが、2つのシリーズスイッチと1つのシャントスイッチとを含むT型のスイッチ回路に置き換えられた点が異なっている。具体的には、方向性結合器101は、複数のフィルタ切替回路50及び51、複数のフィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61b並びにバイパススイッチ55の代わりに、複数のフィルタ切替回路150及び151、複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161b並びにバイパススイッチ回路155を備える。本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、例えば、複数のフィルタ30及び31以外の各素子は、方向性結合器101が備える半導体ICに形成されている。具体的には、複数のフィルタ切替回路150及び151、複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161b並びにバイパススイッチ回路155は、半導体ICに形成されている。
複数のフィルタ切替回路150及び151は、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能である第1スイッチ回路を構成している。フィルタ切替回路150は、フィルタ30に対応しており、フィルタ30とノードN1及びN2との接続及び開放を切り替える。フィルタ切替回路151は、フィルタ31に対応しており、フィルタ31とノードN1及びN2との接続及び開放を切り替える。
フィルタ切替回路150は、スイッチ150A、150B、150C及び150Dを含む。なお、フィルタ切替回路150は、スイッチ150A及び150Cのみを含んでもよく、スイッチ150B及び150Dのみを含んでもよい。
スイッチ150A及び150Bはそれぞれ、フィルタ30の一端に接続された第1スイッチの一例である。スイッチ150Aは、フィルタ30のノードN1側の端部に直接接続されている。スイッチ150Bは、フィルタ30のノードN2側の端部に直接接続されている。スイッチ150A及び150Bは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。
スイッチ150C及び150Dはそれぞれ、第1スイッチと副線路20の一端21又は結合出力端子40との間に直列に接続された第2スイッチの一例である。スイッチ150Cは、スイッチ150AとノードN1との間に接続されている。スイッチ150Dは、スイッチ150BとノードN2との間に接続されている。スイッチ150C及び150Dは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。
フィルタ切替回路151は、スイッチ151A、151B、151C及び151Dを含む。なお、フィルタ切替回路151は、スイッチ151A及び151Cのみを含んでもよく、スイッチ151B及び151Dのみを含んでもよい。
スイッチ151A及び151Bはそれぞれ、フィルタ31の一端に接続された第1スイッチの一例である。スイッチ151Aは、フィルタ31のノードN1側の端部に直接接続されている。スイッチ151Bは、フィルタ31のノードN2側の端部に直接接続されている。スイッチ151A及び151Bは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。
スイッチ151C及び151Dはそれぞれ、第1スイッチと副線路20の一端21又は結合出力端子40との間に直列に接続された第2スイッチの一例である。スイッチ151Cは、スイッチ151AとノードN1との間に接続されている。スイッチ151Dは、スイッチ151BとノードN2との間に接続されている。スイッチ151C及び151Dは、互いのオンオフ状態が同じになるように制御される。
複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bはそれぞれ、第2スイッチ回路の一例であり、複数のフィルタ30及び31の各々の一端と基準電位とに接続されている。複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bはそれぞれ、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である。
フィルタ保護回路160aは、スイッチ150A及び160Aを含む。スイッチ150Aは、フィルタ保護回路160aとフィルタ切替回路150とで共用されている。スイッチ160Aは、スイッチ150A及び150Cの接続部分と基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチの一例である。具体的には、スイッチ160Aは、スイッチ150A及び150Cの接続部分とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護回路160aは、フィルタ30のノードN1側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護回路160bは、スイッチ150B及び160Bを含む。スイッチ150Bは、フィルタ保護回路160bとフィルタ切替回路150とで共用されている。スイッチ160Bは、スイッチ150B及び150Dの接続部分と基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチの一例である。具体的には、スイッチ160Bは、スイッチ150B及び150Dの接続部分とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護回路160bは、フィルタ30のノードN2側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護回路161aは、スイッチ151A及び161Aを含む。スイッチ151Aは、フィルタ保護回路161aとフィルタ切替回路151とで共用されている。スイッチ161Aは、スイッチ151A及び151Cの接続部分と基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチの一例である。具体的には、スイッチ161Aは、スイッチ151A及び151Cの接続部分とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護回路161aは、フィルタ31のノードN1側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
フィルタ保護回路161bは、スイッチ151B及び161Bを含む。スイッチ151Bは、フィルタ保護回路161bとフィルタ切替回路151とで共用されている。スイッチ161Bは、スイッチ151B及び151Dの接続部分と基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチの一例である。具体的には、スイッチ161Bは、スイッチ151B及び151Dの接続部分とグランドとの各々に直接接続されている。フィルタ保護回路161bは、フィルタ31のノードN2側の端部とグランドとの接続及び開放を切り替える。
バイパススイッチ回路155は、ノードN1とノードN2との間のバイパス経路の接続及び開放を切り替える。バイパススイッチ回路155は、スイッチ155a、155b及び155cを含む。スイッチ155a及び155bは、ノードN1とノードN2との間に互いに直列に接続されている。スイッチ155cは、スイッチ155aとスイッチ155bとの接続部分とグランドとの各々に直接接続されている。つまり、バイパススイッチ回路155は、T型のスイッチ回路である。
[2−2.動作(各スイッチのオンオフ状態)]
次に、本実施の形態に係る方向性結合器101の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切替は、図示されない制御回路によって制御される。
次に、本実施の形態に係る方向性結合器101の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切替は、図示されない制御回路によって制御される。
方向性結合器101では、実施の形態1と同様に、結合信号をノードN1からノードN2に流すために、フィルタ切替回路150及び151並びにバイパススイッチ回路155は、ノードN1とノードN2とを結ぶ経路が1つ以下になるように制御される。図4では、フィルタ30がノードN1とノードN2とに接続された対象フィルタであり、フィルタ31が非対象フィルタである場合を説明する。
図4に示されるように、フィルタ30をノードN1とノードN2とに接続するため、フィルタ切替回路150がオン状態になる。具体的には、スイッチ150A、150B、150C及び150Dの全てがオン状態になる。非対象フィルタであるフィルタ31に接続されたフィルタ切替回路151と、バイパススイッチ回路155とはいずれもオフ状態である。
本実施の形態では、フィルタ切替回路150及び151のオンオフ状態と連動するように、複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bが制御される。具体的には、複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bは、対象フィルタの一端と基準電位との接続を開放し、かつ、非対象フィルタの一端と基準電位とを接続する。
図4に示されるように、対象フィルタであるフィルタ30の両端にそれぞれ接続されたフィルタ保護回路160a及び160bは、オフ状態である。具体的には、T型のスイッチ回路のシャントスイッチに相当するスイッチ160A及び160Bのみが、オフ状態である。フィルタ保護回路160a及び160bのうち、フィルタ切替回路150と共用されるスイッチ150A及び150Bは、オン状態である。これにより、フィルタ保護回路160a及び160bは、フィルタ30の両端とグランドとの接続を開放している。したがって、主線路10から副線路20に電磁気的に結合された結合信号を、ノードN1からフィルタ30を介してノードN2に通過させることができる。
一方で、非対象フィルタであるフィルタ31の両端にそれぞれ接続されたフィルタ保護回路161a及び161bは、オン状態である。具体的には、スイッチ151A、161A、151B及び161Bのいずれもが、オン状態である。これにより、フィルタ保護回路161a及び161bは、フィルタ31の両端とグランドとを接続している。
なお、フィルタ31をノードN1及びN2から切り離すため、フィルタ切替回路151に含まれるスイッチ151C及び151Dをオフ状態にする。これにより、フィルタ保護回路160a及び160bに含まれるスイッチ151A及び151Bがオン状態であっても、フィルタ31とノードN1及びN2の各々とを開放することができる。本実施の形態では、スイッチ150A、150B、151A及び151Bは、接続されたフィルタが対象フィルタか非対象フィルタかによらずに、常にオン状態で維持される。
このように、結合信号を流さない非対象フィルタであるフィルタ31の両端の電位を固定することで、フィルタ31の両端に大きな電位差が生じるのを抑制することができる。これにより、フィルタ31の静電気破壊を抑制することができる。
なお、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、非対象フィルタの一端の電位のみを固定してもよい。この場合、フィルタ保護回路160a及び160bの一方、並びに、フィルタ保護回路161a及び161bの一方は設けられていなくてもよい。
[2−3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器101は、主線路10と、主線路10と電磁気的に結合する副線路20と、結合出力端子40と、複数のフィルタ30及び31と、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能であるフィルタ切替回路150及び151と、複数のフィルタ30及び31の各々の一端に接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bと、を備える。複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bは、複数のフィルタ30及び31の1つである対象フィルタをフィルタ切替回路150及び151が副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続する場合に、対象フィルタの一端と基準電位との接続を開放し、かつ、対象フィルタ以外のフィルタの一端と基準電位とを接続する。
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器101は、主線路10と、主線路10と電磁気的に結合する副線路20と、結合出力端子40と、複数のフィルタ30及び31と、複数のフィルタ30及び31の各々を、副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続可能であるフィルタ切替回路150及び151と、複数のフィルタ30及び31の各々の一端に接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bと、を備える。複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bは、複数のフィルタ30及び31の1つである対象フィルタをフィルタ切替回路150及び151が副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続する場合に、対象フィルタの一端と基準電位との接続を開放し、かつ、対象フィルタ以外のフィルタの一端と基準電位とを接続する。
これにより、実施の形態1の場合と同様に、非対象フィルタの一端の電位が固定されることで、非対象フィルタが静電気破壊されるのを抑制することができ、フィルタの周波数特性の劣化を抑制することができる。また、非対象フィルタが対象フィルタの通過特性に望ましくない影響を与える度合いを低減することができるので、結合出力端子40から取り出される信号の精度を高めることができる。
また、例えば、フィルタ切替回路150及び151は、複数のフィルタ30及び31の各々の一端に接続された第1スイッチと、第1スイッチと副線路20の一端21又は結合出力端子40との間に直列に接続された第2スイッチと、を含む。複数のフィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bはそれぞれ、第1スイッチと、第1スイッチ及び第2スイッチの接続部分と基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチと、を含む。対象フィルタをフィルタ切替回路150及び151が副線路20の一端21と結合出力端子40とに接続する場合に、対象フィルタ以外のフィルタの一端に接続されたフィルタ保護回路160a、160b、161a又は161bの第1スイッチ及び第3スイッチは、対象フィルタ以外のフィルタの一端と基準電位とを接続する。
これにより、フィルタの切替と非対象フィルタの保護とを両立させることができる。
また、例えば、複数のフィルタ30及び31の両端にそれぞれ、フィルタ保護回路160a、160b、161a及び161bが接続されている。
これにより、非対象フィルタが静電気破壊される可能性を十分に低くすることができるので、フィルタの周波数特性の劣化を更に抑制することができる。また、非対象フィルタが対象フィルタの通過特性に望ましくない影響を与える度合いを更に低減することができるので、結合出力端子40から取り出される信号の精度を更に高めることができる。
(実施の形態3)
続いて、実施の形態3について説明する。
続いて、実施の形態3について説明する。
実施の形態3では、主線路及び副線路がそれぞれ複数である点が実施の形態1及び2と主として異なる。以下では、実施の形態1及び2との相違点を中心に説明を行い、共通点の説明を省略又は簡略化する。
[3−1.構成]
まず、実施の形態3に係る方向性結合器201の構成について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る方向性結合器201の構成を示す図である。
まず、実施の形態3に係る方向性結合器201の構成について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態に係る方向性結合器201の構成を示す図である。
図5に示されるように、方向性結合器201は、2つの主線路10及び210と、3つの副線路20、20A及び220と、2つのフィルタ30及び31と、結合出力端子40とを備える。さらに、方向性結合器201は、複数のスイッチ50a〜50d、51a〜51e、250c、251c及び251eと、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bと、バイパススイッチ55及び255と、方向切替回路70、70A及び270と、終端回路80及び280とを備える。さらに、方向性結合器201は、可変アッテネータ290と、端子保護スイッチ295とを備える。
本実施の形態では、主線路10は、2つの副線路20及び20Aと電磁気的に結合している。このため、主線路10を伝送される高周波信号の一部は、副線路20及び20Aの各々に、結合信号として流れる。
副線路20Aは、一端21A及び他端22Aを有する。一端21A及び他端22Aは、方向切替回路70Aを介して、結合出力端子40及び終端回路80のいずれかに選択的に接続される。副線路20Aは、例えば、線路の長さが副線路20とは異なっている。
主線路210は、2つの入出力端子211及び212を有する。入出力端子211は、送信回路及び受信回路の少なくとも一方に接続される。入出力端子212は、アンテナに接続される。なお、入出力端子212がアンテナに接続され、入出力端子211が送信回路又は受信回路に接続されてもよい。
主線路10が接続される送信回路又は受信回路と、主線路210が接続される送信回路又は受信回路は同じであってもよく、異なっていてもよい。同様に、主線路10が接続されるアンテナと主線路210が接続されるアンテナとは同じであってもよく、異なっていてもよい。
主線路210は、副線路220と電磁気的に結合している。主線路210を伝送される高周波信号の一部は、副線路220に結合信号として流れる。
副線路220は、一端221及び他端222を有する。一端221及び他端222は、方向切替回路270を介して、結合出力端子40及び終端回路280のいずれかに選択的に接続される。
方向切替回路70A及び270は、実施の形態1に係る方向切替回路70と同じ構成を有する。方向切替回路70、70A及び270は、3つの副線路20、20A及び220のうちの1つの副線路の一端を結合出力端子40に接続し、かつ、他端を終端回路80又は280に接続するように構成されている。例えば、図5に示される例では、方向切替回路70によって、副線路20の一端21が結合出力端子40に接続され、他端22が終端回路80に接続されている。このとき、方向切替回路70A及び270はそれぞれ、副線路20A及び220の各々の両端を開放している。これにより、副線路20A又は220を流れる結合信号が結合出力端子40に混入するのを抑制することができる。なお、方向切替回路70、70A及び270の少なくとも1つは設けられていなくてもよい。3つの副線路20、20A及び220から1つの副線路を選択し、選択した副線路の一端を結合出力端子40に接続するスイッチが設けられていてもよい。
複数のスイッチ50a〜50d、51a〜51e、250c、251c及び251eと、バイパススイッチ55及び255とは、ノードN1とノードN2との間の複数の経路、及び、ノードN3とノードN2との間の複数の経路のうちの1つの経路を選択して接続するように構成されている。なお、ノードN1は、主線路10に対応しており、副線路20の一端21及び他端22、並びに、副線路20Aの一端21A及び他端22Aのうちの1つが方向切替回路70又は70Aによって接続される。ノードN3は、主線路210に対応しており、副線路220の一端221及び他端222の一方が方向切替回路270によって接続される。
スイッチ50cは、ノードN1とスイッチ50aとに接続されている。スイッチ50dは、スイッチ50bとノードN2とに接続されている。
スイッチ50cとスイッチ50dとの間には、バイパススイッチ55が接続されている。バイパススイッチ55の両端に、スイッチ50a、フィルタ30及びスイッチ50bの直列回路が接続されている。つまり、バイパススイッチ55は、フィルタ30を通過しない経路の接続及び開放を切替可能なスイッチである。
スイッチ51cは、ノードN1とスイッチ51aとの間にスイッチ51eを介して接続されている。スイッチ51dは、スイッチ51bとノードN2とに接続されている。スイッチ51eは、スイッチ51cとスイッチ51aとに接続されている。
スイッチ51eとスイッチ51dとの間には、バイパススイッチ255が接続されている。バイパススイッチ255の両端に、スイッチ51a、フィルタ31及びスイッチ51bの直列回路が接続されている。つまり、バイパススイッチ255は、フィルタ31を通過しない経路の接続及び開放を切替可能なスイッチである。なお、バイパススイッチ55及び255の少なくとも一方は、設けられていなくてもよい。
スイッチ250cは、ノードN3とスイッチ50aとに接続されている。スイッチ251cは、ノードN3とスイッチ51aとの間にスイッチ251eを介して接続されている。スイッチ251eは、スイッチ251cとスイッチ51aとに接続されている。
可変アッテネータ290は、結合出力端子40と副線路20、20A又は220の一端とを結ぶ経路上に配置されている。具体的には、可変アッテネータ290は、ノードN2と結合出力端子40とに接続されている。
可変アッテネータ290は、結合出力端子40から出力される信号の出力を変更する回路である。図5に示される例では、可変アッテネータ290は、6つの抵抗と6つのスイッチとを含んでいるが、回路構成例は特に限定されない。例えば、スイッチ51e及び251eなどは設けられていなくてもよい。
端子保護スイッチ295は、結合出力端子40と基準電位との接続及び開放を切替可能なスイッチである。具体的には、端子保護スイッチ295は、結合出力端子40とグランドとに直接接続されている。
端子保護スイッチ295は、常にオフ状態で維持される。つまり、端子保護スイッチ295は、結合出力端子40とグランドとの間を開放している。具体的には、端子保護スイッチ295は、ツェナーダイオードとして機能させる。例えば、結合出力端子40に大きな電圧がかかった場合には、端子保護スイッチ295がオン状態になり、端子保護スイッチ295の両端間の電圧を一定に保つ。これにより、端子保護スイッチ295に接続された結合出力端子40の電位を一定に保つことができる。端子保護スイッチ295が保持する電圧より大きい電圧が結合出力端子40にかかることを抑制することができるので、結合出力端子40を保護することができる。
図5に示される各スイッチの個数、配置及び接続関係は、一例に過ぎない。複数の副線路と複数のフィルタとの接続の組み合わせを変更可能に構成されていれば、スイッチの個数、配置及び接続関係は適宜変更可能である。
また、ノードN1又はN3と結合出力端子40との間には、整合回路が設けられていてもよい。整合回路は、1つ以上のキャパシタ及び1つ以上のインダクタを含む。
また、方向性結合器201は、3つ以上の主線路を備えてもよい。また、1つの主線路に3つ以上の副線路が電磁気的に結合されてもよい。
[3−2.動作(各スイッチのオンオフ状態)]
次に、本実施の形態に係る方向性結合器201の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切り替えは、図示されない制御回路によって制御される。
次に、本実施の形態に係る方向性結合器201の動作について説明する。以下では、主に各スイッチのオンオフ状態について説明する。各スイッチのオンオフ状態の切り替えは、図示されない制御回路によって制御される。
方向性結合器201では、主線路10を伝送される高周波信号の一部が、主線路10と副線路20又は20Aとの電磁気的な結合によって、結合信号として副線路20又は20Aに流れる。結合信号は、副線路20又は20Aの端部から方向切替回路70又は70Aを介して、ノードN1まで流れる。ノードN1に到達した結合信号は、複数のフィルタ30及び31から選択された1つのフィルタ又はバイパススイッチ55若しくは255とノードN2とを通過し、結合出力端子40から出力される。
また、主線路210を伝送される高周波信号の一部が、主線路210と副線路220との電磁気的な結合によって、結合信号として副線路220に流れる。結合信号は、副線路220の端部から方向切替回路270を介して、ノードN3まで流れる。ノードN3に到達した結合信号は、複数のフィルタ30及び31から選択された1つのフィルタ又はバイパススイッチ55若しくは255とノードN2とを通過し、結合出力端子40から出力される。
本実施の形態では、スイッチ50c、51c及び51e、並びに、スイッチ250c、251c及び251eは、主線路の選択に利用される。具体的には、主線路10を選択する場合、すなわち、主線路10から副線路20又は20Aに結合された結合信号を結合出力端子40から取り出す場合には、スイッチ50cと、スイッチ51c及び51eの双方とのいずれかがオン状態になる。これにより、主線路10に基づく結合信号は、ノードN1から、フィルタ30及び31並びにバイパススイッチ55及び255のいずれかを通ってノードN2に到達し、可変アッテネータ290を介して結合出力端子40から出力される。
主線路210を選択する場合、すなわち、主線路210から副線路220に結合された結合信号を結合出力端子40から取り出す場合には、スイッチ250cと、スイッチ251c及び251eの双方とのいずれかがオン状態になる。これにより、主線路210に基づく結合信号は、ノードN3から、フィルタ30及び31並びにバイパススイッチ55及び255のいずれかを通ってノードN2に到達し、可変アッテネータ290を介して結合出力端子40から出力される。
本実施の形態では、ノードN1又はN3とノードN2との経路の接続に利用されるスイッチ以外のスイッチはオフ状態になる。例えば、図5に示される例では、フィルタ30が対象フィルタであり、ノードN1からフィルタ30を通りノードN2に至る経路が接続されている。このため、フィルタ30を通る経路上に配置されたスイッチ50c、50a、50b及び50dがオン状態である。当該経路以外に配置されたスイッチ51c〜51e、250c、251c及び251e、並びに、バイパススイッチ55及び255はいずれもオフ状態である。
また、本実施の形態において、フィルタ保護スイッチ60a、60b、61a及び61bは、実施の形態1と同様に、対象フィルタに接続されている場合にオフ状態になり、非対象フィルタに接続されている場合にオン状態になる。例えば、図5に示されるように、対象フィルタであるフィルタ30に接続されたフィルタ保護スイッチ60a及び60bはオフ状態である。また、非対象フィルタであるフィルタ31に接続されたフィルタ保護スイッチ61a及び61bはオン状態である。これにより、フィルタ31の両端の電位がグランドに固定されるので、フィルタ31の静電気破壊を抑制することができる。
[3−3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器201は、結合出力端子40と副線路20の一端21とを結ぶ経路上に配置された可変アッテネータ290を備える。
以上のように、本実施の形態に係る方向性結合器201は、結合出力端子40と副線路20の一端21とを結ぶ経路上に配置された可変アッテネータ290を備える。
これにより、結合出力を調整することができる。このため、例えば、結合出力端子40に接続される検波器において精度良く検波可能な出力レベルの信号を、結合出力端子40から出力することができる。
また、例えば、方向性結合器201は、さらに、結合出力端子40と基準電位との接続及び開放を切替可能な端子保護スイッチ295を備える。
これにより、結合出力端子40から侵入する不要な高電圧からフィルタ30及び31、並びに、可変アッテネータ290などを保護することができる。
また、例えば、方向性結合器201は、複数の副線路20、20A及び220を備える。方向性結合器201は、さらに、複数の副線路20、20A及び220の各々の一端と結合出力端子40とを結ぶ経路を切替可能なスイッチを備える。
これにより、複数の副線路が設けられていることで、より広い周波数範囲又はより多いスペクトラムの中から取り出したい信号を選択して取り出すことができる。
また、例えば、方向性結合器201は、複数の主線路10及び210を備える。複数の副線路20、20A及び220はそれぞれ、複数の主線路10及び210のいずれか1つに電磁気的に結合する。
これにより、複数の主線路が設けられていることで、より広い周波数範囲又はより多いスペクトラムの中から取り出したい信号を選択して取り出すことができる。
(その他)
以上、本発明に係る方向性結合器について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
以上、本発明に係る方向性結合器について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、フィルタ30及び31の少なくとも一方は、チューニング可能であってもよい。つまり、フィルタ30及び31の少なくとも一方は、通過帯域などの周波数特性を変更可能であってもよい。チューニングには、例えばスイッチ又はバラクタが用いられるが、これに限定されない。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
本発明は、方向性結合器を含む電子機器及び通信機器などに利用することができる。
1、101、201 方向性結合器
10、210 主線路
11、12、211、212 入出力端子
20、20A、220 副線路
21、21A、221 一端
22、22A、222 他端
30、31 フィルタ
40 結合出力端子
50、51、150、151 フィルタ切替回路
50a、50b、50c、50d、51a、51b、51c、51d、51e、150A、150B、150C、150D、151A、151B、151C、151D、155a、155b、155c、160A、160B、161A、161B、250c、251c、251e スイッチ
55、255 バイパススイッチ
60a、60b、61a、61b フィルタ保護スイッチ
70、70A、270 方向切替回路
71、72、73、74、81 端子
80、280 終端回路
155 バイパススイッチ回路
160a、160b、161a、161b フィルタ保護回路
290 可変アッテネータ
295 端子保護スイッチ
N1、N2、N3 ノード
10、210 主線路
11、12、211、212 入出力端子
20、20A、220 副線路
21、21A、221 一端
22、22A、222 他端
30、31 フィルタ
40 結合出力端子
50、51、150、151 フィルタ切替回路
50a、50b、50c、50d、51a、51b、51c、51d、51e、150A、150B、150C、150D、151A、151B、151C、151D、155a、155b、155c、160A、160B、161A、161B、250c、251c、251e スイッチ
55、255 バイパススイッチ
60a、60b、61a、61b フィルタ保護スイッチ
70、70A、270 方向切替回路
71、72、73、74、81 端子
80、280 終端回路
155 バイパススイッチ回路
160a、160b、161a、161b フィルタ保護回路
290 可変アッテネータ
295 端子保護スイッチ
N1、N2、N3 ノード
Claims (13)
- 主線路と、
前記主線路と電磁気的に結合する副線路と、
出力端子と、
複数のフィルタと、
前記複数のフィルタの各々を、前記副線路の一端と前記出力端子とに接続可能であるスイッチ回路と、
前記複数のフィルタの各々の両端にそれぞれ直接接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数のスイッチと、を備える、
方向性結合器。 - 前記複数のスイッチは、前記複数のフィルタの1つである対象フィルタを前記スイッチ回路が前記副線路の一端と前記出力端子とに接続する場合に、前記対象フィルタの一端と前記基準電位との接続を開放し、かつ、前記対象フィルタ以外のフィルタの一端と前記基準電位とを接続する、
請求項1に記載の方向性結合器。 - 前記複数のスイッチは、前記複数のフィルタの各々の一端と前記基準電位との接続を開放する、
請求項1に記載の方向性結合器。 - 半導体ICと、
前記半導体ICと接続された1以上の外部素子と、をさらに備え、
前記主線路と、前記副線路と、前記スイッチ回路と、前記複数のスイッチとは、前記半導体ICに形成され、
前記複数のフィルタは、前記1以上の外部素子により形成されている、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - 主線路と、
前記主線路と電磁気的に結合する副線路と、
出力端子と、
複数のフィルタと、
前記複数のフィルタの各々を、前記副線路の一端と前記出力端子とに接続可能である第1スイッチ回路と、
前記複数のフィルタの各々の両端にそれぞれ接続され、対応するフィルタの一端と基準電位との接続及び開放を切替可能である複数の第2スイッチ回路と、を備え、
前記複数の第2スイッチ回路は、前記複数のフィルタの1つである対象フィルタを前記第1スイッチ回路が前記副線路の一端と前記出力端子とに接続する場合に、前記対象フィルタの一端と前記基準電位との接続を開放し、かつ、前記対象フィルタ以外のフィルタの一端と前記基準電位とを接続する、
方向性結合器。 - 前記第1スイッチ回路は、
前記複数のフィルタの各々の一端に接続された第1スイッチと、
前記第1スイッチと前記副線路の一端又は前記出力端子との間に直列に接続された第2スイッチと、を含み、
前記複数の第2スイッチ回路はそれぞれ、
前記第1スイッチと、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの接続部分と前記基準電位との接続及び開放を切替可能な第3スイッチと、を含み、
前記対象フィルタを前記第1スイッチ回路が前記副線路の一端と前記出力端子とに接続する場合に、前記対象フィルタ以外のフィルタの一端に接続された前記第2スイッチ回路の前記第1スイッチ及び前記第3スイッチは、前記対象フィルタ以外のフィルタの一端と前記基準電位とを接続する、
請求項5に記載の方向性結合器。 - 半導体ICと、
前記半導体ICと接続された1以上の外部素子と、をさらに備え、
前記主線路と、前記副線路と、前記第1スイッチ回路と、前記複数の第2スイッチ回路とは、前記半導体ICに形成され、
前記複数のフィルタは、前記1以上の外部素子により形成されている、
請求項5又は6に記載の方向性結合器。 - 前記副線路の一端と前記出力端子とを結ぶ経路には、前記複数のフィルタのいずれかを通過する複数の経路と、当該複数の経路への分岐点とが含まれ、
前記複数のフィルタの各々は、前記分岐点から見たときのインピーダンスが正のリアクタンスを持つ
請求項1〜7のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - さらに、前記副線路の他端に接続された可変終端回路を備える、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - さらに、前記出力端子と前記副線路の一端とを結ぶ経路上に配置された可変アッテネータを備える、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - さらに、前記出力端子と前記基準電位との接続及び開放を切替可能なスイッチを備える、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - 前記副線路を複数備え、
さらに、複数の前記副線路の各々の一端と前記出力端子とを結ぶ経路を切替可能なスイッチを備える、
請求項1〜11のいずれか1項に記載の方向性結合器。 - 前記主線路を複数備え、
複数の前記副線路は、複数の前記主線路のいずれか1つに電磁気的に結合する、
請求項12に記載の方向性結合器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020094470A JP2021190841A (ja) | 2020-05-29 | 2020-05-29 | 方向性結合器 |
| CN202110554996.0A CN113746445B (zh) | 2020-05-29 | 2021-05-20 | 定向耦合器 |
| US17/331,080 US12051843B2 (en) | 2020-05-29 | 2021-05-26 | Directional coupler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020094470A JP2021190841A (ja) | 2020-05-29 | 2020-05-29 | 方向性結合器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021190841A true JP2021190841A (ja) | 2021-12-13 |
Family
ID=78705630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020094470A Pending JP2021190841A (ja) | 2020-05-29 | 2020-05-29 | 方向性結合器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US12051843B2 (ja) |
| JP (1) | JP2021190841A (ja) |
| CN (1) | CN113746445B (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024058478A (ja) * | 2022-10-14 | 2024-04-25 | 株式会社村田製作所 | 方向性結合器、高周波モジュール及び通信装置 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3004007A1 (fr) * | 2013-03-29 | 2014-10-03 | St Microelectronics Tours Sas | Coupleur large bande |
| CN107431264B (zh) * | 2015-03-27 | 2020-09-11 | 索尼半导体解决方案公司 | 信号处理电路、信号处理模块和通信设备 |
| CN204795056U (zh) * | 2015-06-16 | 2015-11-18 | 京信通信系统(广州)有限公司 | 多频合路器的驻波检测装置 |
| CN105024767B (zh) * | 2015-06-16 | 2017-10-31 | 京信通信系统(广州)有限公司 | 多频合路器的驻波检测装置和方法 |
| TWI720014B (zh) * | 2015-09-10 | 2021-03-01 | 美商西凱渥資訊處理科技公司 | 用於多頻功率偵測之電磁耦合器及具有電磁耦合器之系統 |
| TW201713032A (zh) * | 2015-09-17 | 2017-04-01 | 力智電子股份有限公司 | 前置放大器 |
| WO2017136631A1 (en) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | Skyworks Solutions, Inc. | Electromagnetic couplers with multi-band filtering |
| CN107861429A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-03-30 | 成都爆米花信息技术有限公司 | 一种基于多传感器的数据采集与切换系统 |
| CN111989818A (zh) | 2018-03-28 | 2020-11-24 | 株式会社村田制作所 | 定向耦合器 |
| JP6881406B2 (ja) | 2018-08-31 | 2021-06-02 | 株式会社村田製作所 | 方向性結合器 |
-
2020
- 2020-05-29 JP JP2020094470A patent/JP2021190841A/ja active Pending
-
2021
- 2021-05-20 CN CN202110554996.0A patent/CN113746445B/zh active Active
- 2021-05-26 US US17/331,080 patent/US12051843B2/en active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20210376441A1 (en) | 2021-12-02 |
| CN113746445A (zh) | 2021-12-03 |
| CN113746445B (zh) | 2024-10-22 |
| US12051843B2 (en) | 2024-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102492079B1 (ko) | 바이패스 토폴로지를 갖는 rf 스위치 | |
| US5778306A (en) | Low loss high frequency transmitting/receiving switching module | |
| US20100225378A1 (en) | Radio frequency switching circuit and semiconductor device | |
| US9520628B2 (en) | Transistor switches with single-polarity control voltage | |
| WO2019159705A1 (ja) | スイッチ回路、高周波フロントエンド回路および通信装置 | |
| JP2019068194A (ja) | フロントエンドモジュールおよび通信装置 | |
| KR101345975B1 (ko) | Rf 스위치 | |
| US10141927B2 (en) | Optimized RF switching device architecture for impedance control applications | |
| US11322817B2 (en) | Directional coupler and directional coupler module | |
| EP1440511B1 (en) | Compact 180 degree phase shifter | |
| CN113746445B (zh) | 定向耦合器 | |
| TWI790052B (zh) | 射頻開關 | |
| CN113054913B (zh) | 高频电路 | |
| WO2023017760A1 (ja) | 高周波回路、通信装置および高周波回路の電力増幅方法 | |
| US10200031B2 (en) | Electronically switchable diplexer | |
| US12068738B2 (en) | Configurable micro-acoustic RF filter | |
| US12294133B2 (en) | Directional coupler | |
| JP2015119319A (ja) | 高周波回路 | |
| US20240332778A1 (en) | Directional coupler, radio frequency module, and communication apparatus | |
| US20260066517A1 (en) | Configurable unequal power divider/combiner circuits and methods | |
| JP2012095257A (ja) | 可変減衰器及び可変減衰装置 | |
| JP2008271408A (ja) | 移相回路 | |
| WO2021241050A1 (ja) | 方向性結合器 | |
| JP2022101869A (ja) | 増幅回路 | |
| EP3160046B1 (en) | Matching network circuit, and associated apparatus with shared matching network circuit |