JP2021190845A - 利得制御増幅器 - Google Patents

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啓充 荒木
Hiromitsu Araki
高臣 中部
Takaomi Nakabe
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Abstract

【課題】 利得が入力信号の電圧値に依存しない利得制御増幅器を提供する。
【解決手段】 第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFの電圧差に応じた電流差を有する第1の電流IM41および第2の電流IM42を生成する電圧−電流変換回路1と、両電流の電流差に応じた電圧の信号VOUTを出力する電流−電圧変換回路2とを有する。電流−電圧変換回路2は、第1の電流に応じた第3の電流IM43を発生する第1の電流源と、第2の電流に応じた第4の電流IM14を発生する第2の電流源と、両電流の差分が流れることにより出力信号VOUTを発生する抵抗R2とを有する。第1の電流源は、利得制御電流ICNTに応じて第1の電流と第3の電流との比例係数を制御する第1の電流制御部を有し、第2の電流源は、利得制御電流ICNTに応じて第2の電流と第4の電流との比例係数を制御する第2の電流制御部を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、制御信号に応じた利得で信号を増幅する利得制御増幅器に関する。
特許文献1は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field
Effect Transistor;金属−酸化膜−半導体構造のトランジスタ)のON抵抗を利用した利得制御増幅器を開示している。この特許文献1に開示の技術では、MOSFETのゲートに与える制御電圧を変化させることにより、MOSFETのON抵抗を変化させ、利得制御増幅器の利得を変化させている。
特許第4054716号
ところで、上述した従来の利得制御増幅器は、MOSFETのソースの電位が、増幅対象である入力信号の電圧値の影響を受ける。このため、従来の利得制御増幅器は、制御電圧が一定である状況においても、入力信号の電圧値の変化により利得が変化する問題があった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、利得が入力信号の電圧値に依存しない利得制御増幅器を提供することを目的とする。
この発明は、第1の入力信号および第2の入力信号の電圧差に応じた電流差を有する第1および第2の電流を生成する電圧−電流変換回路と、前記第1の電流および前記第2の電流の電流差に応じた電圧の信号を出力する電流−電圧変換回路と、を有し、前記電流−電圧変換回路は、前記第1の電流に応じた第3の電流を発生する第1の電流源と、前記第2の電流に応じた第4の電流を発生する第2の電流源と、前記第3の電流と前記第4の電流との差分が与えられることにより前記電流−電圧変換回路の出力信号を発生する抵抗と、を有し、前記第1の電流源は、利得制御信号に応じて前記第1の電流と前記第3の電流との比例係数を制御する第1の電流制御部を有し、前記第2の電流源は、前記利得制御信号に応じて前記第2の電流と前記第4の電流との比例係数を制御する第2の電流制御部を有することを特徴とする利得制御増幅器を提供する。
この発明によれば、電圧−電流変換回路において、第1の入力信号と第2の入力信号との電圧差に応じた電流差を有する第1の電流および第2の電流が発生し、電流−電圧変換回路において、第1の電流に応じた第3の電流と第2の電流に応じた第4の電流とが発生し、第3の電流と第4の電流の電流差に応じた電圧の信号が発生する。そして、利得制御信号に基づいて、第1の電流と第3の電流との比例係数および第2の電流と第4の電流の比例係数が制御される。従って、利得を入力信号の電圧値に依存させず、第1および第2の入力信号を増幅することができる。
この発明の第1実施形態である利得制御増幅器の構成を示す回路図である。 この発明の第2実施形態である利得制御増幅器の構成を示す回路図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1はこの発明の第1実施形態である利得制御増幅器100の構成を示す回路図である。この利得制御増幅器100は、複数のMOSFET(以下、単にトランジスタという。)、具体的にはNチャネルトランジスタM1〜M5およびM11〜M14と、PチャネルトランジスタM21〜M26、M31〜M33およびM41〜M44とを有する。また、利得制御増幅器100は、各々純抵抗である抵抗R1およびR2を有する。
図1に示すように、利得制御増幅器100の全回路は、電圧−電流変換回路1と、電流−電圧変換回路2とに分けることができる。ここで、電圧−電流変換回路1は、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFの電圧差に応じた電流差を有する第1の電流IM41および第2の電流IM42を生成する回路である。また、電流−電圧変換回路2は、第1の電流IM41および第2の電流IM42の電流差に応じた電圧の信号VOUTを出力する回路である。以下、電圧−電流変換回路1の構成を説明し、次いで電流−電圧変換回路2の構成を説明する。
電圧−電流変換回路1において、NチャネルトランジスタM1〜M5は、各々のソースおよびバックゲートが低電位電源VSSに接続されている。ここで、NチャネルトランジスタM1は、ドレインおよびゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには、定電流源からの基準電流IREFが供給される。そして、NチャネルトランジスタM1のドレインおよびゲートの共通接続ノードは、NチャネルトランジスタM2〜M5のゲートに各々接続されている。従って、NチャネルトランジスタM2〜M5の各々は、NチャネルトランジスタM1とともにカレントミラーを各々構成し、基準電流IREFに比例した電流値の定電流源として各々機能する。
PチャネルトランジスタM21〜M23は、各々のソースおよびバックゲートが低電位電源VSSより電位の高い高電位電源VDDに接続されている。ここで、PチャネルトランジスタM21は、ドレインおよびゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには、NチャネルトランジスタM2のドレインが接続される。そして、PチャネルトランジスタM21のドレインおよびゲートの共通接続ノードは、PチャネルトランジスタM22およびM23のゲートに各々接続されている。このような構成において、PチャネルトランジスタM21には、基準電流IREFに依存したゲート電圧が発生し、このゲート電圧がPチャネルトランジスタM22およびM23に与えられる。従って、PチャネルトランジスタM22およびM23の各々のON抵抗は、PチャネルトランジスタM21のゲート電圧を決定する基準電流IREFに依存した抵抗値となる。
PチャネルトランジスタM31〜M33は、各々のソースおよびバックゲートが高電位電源VDDに接続されている。ここで、PチャネルトランジスタM31は、ドレインおよびゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには、NチャネルトランジスタM3のドレインが接続される。そして、PチャネルトランジスタM31のドレインおよびゲートの共通接続ノードは、PチャネルトランジスタM32およびM33のゲートに各々接続されている。従って、PチャネルトランジスタM32およびM33の各々は、PチャネルトランジスタM31、NチャネルトランジスタM3およびM1とともにカレントミラーを各々構成し、基準電流IREFに比例した電流値の定電流源として各々機能する。
電圧−電流変換回路1において、第1のトランジスタであるNチャネルトランジスタM11のゲートには第1の入力信号VINが与えられる。このNチャネルトランジスタM11は、ソースおよびバックゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには定電流源として機能するNチャネルトランジスタM4のドレインが接続されている。第2のトランジスタであるNチャネルトランジスタM12のゲートには第2の入力信号VREFが与えられる。このNチャネルトランジスタM12は、ソースおよびバックゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには定電流源として機能するNチャネルトランジスタM5のドレインが接続されている。そして、NチャネルトランジスタM11およびM12の各ソース間には抵抗R1が接続されている。
NチャネルトランジスタM11のドレインには定電流源として機能するPチャネルトランジスタM32のドレインが接続される。第3のトランジスタであるPチャネルトランジスタM41は、バックゲートが高電位電源VDDに接続され、ソースがPチャネルトランジスタM22のドレインに接続され、ゲートがNチャネルトランジスタM11のドレインに接続され、ドレインがNチャネルトランジスタM11のソースに接続される。
NチャネルトランジスタM12のドレインには定電流源として機能するPチャネルトランジスタM33のドレインが接続される。第4のトランジスタであるPチャネルトランジスタM42は、バックゲートが高電位電源VDDに接続され、ソースがPチャネルトランジスタM23のドレインに接続され、ゲートがNチャネルトランジスタM12のドレインに接続され、ドレインがNチャネルトランジスタM12のソースに接続される。
電圧−電流変換回路1では、第3のトランジスタであるPチャネルトランジスタM41が、第1の電流を第1のトランジスタであるトランジスタM11のソースに供給し、第1のトランジスタのドレイン電圧の増減に応じて第1の電流を増減することにより、第1のトランジスタのコンダクタンスを一定に保つ。また、第4のトランジスタであるPチャネルトランジスタM42が、第2の電流を第2のトランジスタであるトランジスタM12のソースに供給し、第2のトランジスタのドレイン電圧の増減に応じて第2の電流を増減することにより、第2のトランジスタのコンダクタンスを一定に保つ。
さらに詳述すると、例えば第1の入力信号VINのレベルが高くなり、NチャネルトランジスタM11のコンダクタンスが高くなると、NチャネルトランジスタM11のドレイン電圧が低下することによりPチャネルトランジスタM41のドレイン電流(第1の電流)が増加する。これによりNチャネルトランジスタM11のソース電圧が高くなり、NチャネルトランジスタM11のコンダクタンスが低下する。また、第2の入力信号VREFのレベルが高くなり、NチャネルトランジスタM12のコンダクタンスが高くなると、NチャネルトランジスタM12のドレイン電圧が低下することによりPチャネルトランジスタM42のドレイン電流(第2の電流)が増加する。これによりNチャネルトランジスタM12のソース電圧が高くなり、NチャネルトランジスタM12のコンダクタンスが低下する。
このようなPチャネルトランジスタM41による帰還制御およびPチャネルトランジスタM42による帰還制御が行われることにより、NチャネルトランジスタM11およびM12に流れる電流は、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFが変化したとしても一定となる。その一方、PチャネルトランジスタM41およびM42が、NチャネルトランジスタM11のゲートに与えられる第1の入力信号VINと、NチャネルトランジスタM12のゲートに与えられるおよび第2の入力信号VREFとの電圧差を吸収する。例えば第1の入力信号VINのレベルが第2の入力信号VREFのレベルよりも高い場合、そのレベル差分だけNチャネルトランジスタM11のソース電圧がNチャネルトランジスタM12のソース電圧よりも高くなり、電流IR1=(VIN−VREF)/R1が抵抗R1に流れる。そして、PチャネルトランジスタM41に流れるドレイン電流(第1の電流)IM41と、PチャネルトランジスタM42に流れるドレイン電流(第2の電流)IM42との間に、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFの電圧差に応じた電流差、すなわち、電流IR1相当の電流差が生じる。
以上が電圧−電流変換回路1の構成である。
次に電流−電圧変換回路2の構成について説明する。電流−電圧変換回路2において、PチャネルトランジスタM24〜M26は、各々のソースおよびバックゲートが高電位電源VDDに接続されている。ここで、PチャネルトランジスタM24は、ドレインおよびゲートが共通接続されており、この共通接続ノードには、制御電流源から利得制御電流ICNTが供給される。そして、PチャネルトランジスタM24のドレインおよびゲートの共通接続ノードは、PチャネルトランジスタM25およびM26のゲートに各々接続されている。このような構成において、PチャネルトランジスタM24には、利得制御電流ICNTに依存したゲート電圧が発生し、このゲート電圧がPチャネルトランジスタM25およびM26に与えられる。従って、PチャネルトランジスタM25およびM26の各々のON抵抗は、PチャネルトランジスタM24のゲート電圧を決定する利得制御電流ICNTに依存した抵抗値となる。
PチャネルトランジスタM43は、バックゲートが高電位電源VDDに接続され、ソースがPチャネルトランジスタM25のドレインに接続され、ゲートがPチャネルトランジスタM41のゲートに接続されている。従って、PチャネルトランジスタM43に流れるドレイン電流である第3の電流IM43は、電圧−電流変換回路1のPチャネルトランジスタM41が発生する第1の電流IM41に依存する。
この場合の第3の電流IM43は、PチャネルトランジスタM25のON抵抗による制限を受け、第1の電流IM41と第3の電流IM43との比例係数は、PチャネルトランジスタM25のON抵抗に依存する。そして、PチャネルトランジスタM25のON抵抗は、利得制御電流ICNTに依存する。
このように電流−電圧変換回路2において、PチャネルトランジスタM43およびM25は、第1の電流IM41に応じた第3の電流IM43を発生する第1の電流源として機能する。また、PチャネルトランジスタM25は、第1の電流IM41と第3の電流IM43との比例係数を利得制御電流ICNTに応じて制御する第1の電流制御部として機能する。
また、PチャネルトランジスタM44は、バックゲートが高電位電源VDDに接続され、ソースがPチャネルトランジスタM26のドレインに接続され、ゲートがPチャネルトランジスタM42のゲートに接続されている。従って、PチャネルトランジスタM44に流れるドレイン電流は、電圧−電流変換回路1のPチャネルトランジスタM42が発生する第2の電流IM42に依存する。
そして、PチャネルトランジスタM44のドレインは、NチャネルトランジスタM13のドレインおよびゲートに接続され、このNチャネルトランジスタM13のソースおよびバックゲートは低電位電源VSSに接続されている。また、NチャネルトランジスタM14は、ソースおよびバックゲートが低電位電源VSSに接続され、ゲートがNチャネルトランジスタM13のゲートおよびドレインに接続されている。
このNチャネルトランジスタM14に流れるドレイン電流である第4の電流IM14は、PチャネルトランジスタM44に流れるドレイン電流に比例した電流となる。従って、第4の電流IM14は、第2の電流IM42に依存した電流となる。一方、PチャネルトランジスタM44に流れるドレイン電流は、PチャネルトランジスタM26のON抵抗による制限を受ける。従って、第4の電流IM14は、第2の電流IM42に依存し、かつ、第2の電流IM42と第4の電流IM14との比例係数はPチャネルトランジスタM26のON抵抗に依存することとなる。そして、PチャネルトランジスタM26のON抵抗は、利得制御電流ICNTに依存する。
このように電流−電圧変換回路2において、NチャネルトランジスタM14、M13およびPチャネルトランジスタM44、M26は、電圧−電流変換回路1の第2の電流IM42に応じた第4の電流IM14を発生する第2の電流源として機能する。また、PチャネルトランジスタM26は、第2の電流IM42と第4の電流IM14との比例係数を利得制御電流ICNTに応じて制御する第2の電流制御部として機能する。
そして、電流−電圧変換回路2では、PチャネルトランジスタM43のドレインとNチャネルトランジスタM14のドレインとが共通接続されており、この共通接続ノードに利得制御増幅器100の出力信号VOUTが発生する。そして、PチャネルトランジスタM43のドレインおよびNチャネルトランジスタM14のドレインの共通接続ノードと電圧−電流変換回路1におけるNチャネルトランジスタM12のゲートとの間に抵抗R2が接続されている。電流−電圧変換回路2では、PチャネルトランジスタM43に流れる第3の電流IM43と、NチャネルトランジスタM14に流れる第4の電流IM14との差分に相当する電流が抵抗R2に流れることにより出力信号VOUTが発生する。
以上が電流−電圧変換回路2の構成である。
次に本実施形態の動作について説明する。
本実施形態において、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFがNチャネルトランジスタM11およびM12の各ゲートに与えられると、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFの電圧差に応じた電流IR1=(VIN1−VREF)/R1が抵抗R1に流れる。また、電圧−電流変換回路1のPチャネルトランジスタM41に流れる第1の電流IM11と、PチャネルトランジスタM42に流れる第2の電流IM12との間に、第1の入力信号VINおよび第2の入力信号VREFの電圧差に応じた電流差IR1=(VIN1−VREF)/R1が生じる。
電流−電圧変換回路2では、第1の電流源により第3の電流IM43がPチャネルトランジスタM43に流れ、第2の電流源により第4の電流IM14がNチャネルトランジスタM14に流れる。この結果、第3の電流と第4の電流の差分が抵抗R2に流れ、出力信号VOUTが発生する。この出力信号VOUTは、次式により与えられる。
VOUT=VREF+(IM43−IM14)・R2 ……(1)
ここで、第3の電流IM43は、電圧−電流変換回路1に発生する第1の電流IM41に依存し、第4の電流IM14は、電圧−電流変換回路1に発生する第2の電流IM42に依存するので、次式のように表すことができる。
IM43=k1・IM41 ……(2)
IM14=k2・IM42 ……(3)
そして、第1の電流源における第1の電流IM41と第3の電流IM43との比例係数k1と、第2の電流源における第2の電流IM42と第4の電流IM14との比例係数k2とが同じであり、k1=k2=kである状況では、上記式(1)を次式のように変形することができる。
VOUT=VREF+k・(IM41−IM42)・R2
=VREF+k・((VIN−VREF)/R1)・R2
=VREF+k・(R2/R1)・(VIN−VREF) ……(4)
従って、利得Gは次式のようになる。
G=(VOUT−VREF)/(VIN−VREF)
=k・(R2/R1) ……(5)
上記式(5)におけるkは、第1の電流源の電流路に挿入されたPチャネルトランジスタM25のON抵抗と、第2の電流源の電流路に挿入されたPチャネルトランジスタM26のON抵抗とに依存し、両ON抵抗が小さくなる程、kは大きくなる。従って、利得制御電流ICNTの電流値を変えることにより上記式(5)のkを変化させ、利得制御増幅器100の利得Gを変化させることができる。
上記式(5)にも示されるように、利得制御増幅器100の利得Gは、入力信号VINおよびVREFの電圧値に依存しない。このように本実施形態によれば、利得が入力信号の電圧値に依存しない利得制御増幅器を実現することができる。
<第2実施形態>
図2はこの発明の第2実施形態である利得制御増幅器100Aの構成を示す回路図である。なお、この図2において、上記第1実施形態と共通する部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態における電圧−電流変換回路1Aでは、PチャネルトランジスタM22およびM23が削除されている。そして、PチャネルトランジスタM22の代わりに、PチャネルトランジスタM41と同じゲート電圧が与えられるPチャネルトランジスタM41aが設けられている。また、PチャネルトランジスタM23の代わりに、PチャネルトランジスタM42と同じゲート電圧が与えられるPチャネルトランジスタM42aが設けられている。また、PチャネルトランジスタM22およびM23が削除されたことにより、これらにゲート電圧を供給するPチャネルトランジスタM21が不要になった。このため、PチャネルトランジスタM21と、これに電流を供給するNチャネルトランジスタM2が削除されている。
本実施形態では、直列接続されたPチャネルトランジスタM41およびM41aがNチャネルトランジスタM11のコンダクタンスを一定に保つ制御を行う。また、直列接続されたPチャネルトランジスタM42およびM42aがNチャネルトランジスタM12のコンダクタンスを一定に保つ制御を行う。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
<他の実施形態>
以上、この発明の各実施形態について説明したが、この発明には、これ以外にも他の実施形態が考えられる。
(1)上記各実施形態では、電界効果トランジスタにより利得制御増幅器を構成したが、バイポーラトランジスタにより利得制御増幅器を構成してもよい。
(2)上記各実施形態において、PチャネルのトランジスタをNチャネルのトランジスタに変更し、NチャネルのトランジスタをPチャネルのトランジスタに変更し、高電位電源と低電位電源とを入れ替えてもよい。
(3)抵抗R1およびR2は、利得制御増幅器を構成するトランジスタが形成される半導体基板と同じ基板に形成された抵抗であってもよく、利得制御増幅器の外付けの抵抗であってもよい。また、抵抗R1およびR2の一方または他方を温度センサ、圧力センサ等のセンサに置き換え、あるいはこれらのセンサと組み合わせてもよい。
(4)上記第1および第2実施形態では、PチャネルトランジスタM25およびM26のON抵抗を変化させるために、利得制御電流ICNTの与えられるPチャネルトランジスタM24に発生するゲート電圧をPチャネルトランジスタM25およびM26に与えたが、ON抵抗を変化させるための手段はこれに限定されるものではない。他の任意の回路によりPチャネルトランジスタM25およびM26の各ゲートに与える電圧を調整すればよい。
100,100A……利得制御増幅器、1,1A……電圧−電流変換回路、2……電流−電圧変換回路、M1〜M5,M11〜M14……Nチャネルトランジスタ、M21〜M26,M31〜M33,M41〜M44,M41a,M42a……Pチャネルトランジスタ。

Claims (3)

  1. 第1の入力信号および第2の入力信号の電圧差に応じた電流差を有する第1および第2の電流を生成する電圧−電流変換回路と、
    前記第1の電流および前記第2の電流の電流差に応じた電圧の信号を出力する電流−電圧変換回路と、を有し、
    前記電流−電圧変換回路は、
    前記第1の電流に応じた第3の電流を発生する第1の電流源と、
    前記第2の電流に応じた第4の電流を発生する第2の電流源と、
    前記第3の電流と前記第4の電流との差分が与えられることにより前記電流−電圧変換回路の出力信号を発生する抵抗と、を有し、
    前記第1の電流源は、利得制御信号に応じて前記第1の電流と前記第3の電流との比例係数を制御する第1の電流制御部を有し、
    前記第2の電流源は、前記利得制御信号に応じて前記第2の電流と前記第4の電流との比例係数を制御する第2の電流制御部を有することを特徴とする利得制御増幅器。
  2. 前記電圧−電流変換回路は、
    第1〜第4のトランジスタを有し、
    前記第1のトランジスタのゲートに前記第1の入力信号が入力され、
    前記第2のトランジスタのゲートに前記第2の入力信号が入力され、
    前記第1のトランジスタのソースと前記第2のトランジスタのソースとの間に抵抗が接続され、
    前記第3のトランジスタは、前記第1の電流を前記第1のトランジスタのソースに供給するものであり、前記第1のトランジスタのドレイン電圧の増減に応じて前記第1の電流を増減し、
    前記第4のトランジスタは、前記第2の電流を前記第2のトランジスタのソースに供給するものであり、前記第2のトランジスタのドレイン電圧の増減に応じて前記第2の電流を増減することを特徴とする請求項1に記載の利得制御増幅器。
  3. 前記電流−電圧変換回路において、
    前記第1の電流制御部は、前記第1の電流源において前記第3の電流を発生するトランジスタに直列接続された第1の電流制御用トランジスタを含み、
    前記第2の電流制御部は、前記第2の電流源において前記第4の電流を発生するトランジスタに直列接続された第2の電流制御用トランジスタを含み、
    前記第1の電流制御用トランジスタのON抵抗および前記第2の電流制御用トランジスタのON抵抗が前記利得制御信号により制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の利得制御増幅器。
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JPH0774555A (ja) * 1993-07-05 1995-03-17 Nec Corp Mos差動電圧電流変換回路
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