JP2022019602A - 生体情報取得装置、処理装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

生体情報取得装置、処理装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022019602000001
【課題】信頼性の低い取得環境で取得された生体パラメータを検出する。
【解決手段】受付部111は、被検者30の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一波形データW1、および当該第一生体パラメータと異なる第二生体パラメータの測定波形に対応する第二波形データW2を受付ける。推論部112は、第一波形データW1に基づいて、第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率P1を推論する。処理部113は、第一波形データW1のうち、第二波形データW2に基づいて第二生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で第一確率P1が第一閾値を上回っているものを特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサを通じて被検者の生体情報を取得する生体情報取得装置に関連する。本発明は、当該生体情報を処理する処理装置、および当該処理装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムにも関連する。
特許文献1に開示されている生体情報取得装置は、被検者の生体パラメータの測定波形に対応する波形データを受付け、当該波形データに基づいて当該生体パラメータの値と当該測定波形の少なくとも一方の異常を示すアラームを出力する。
特開2018-102671号公報
本発明の目的は、信頼性の低い取得環境で取得された生体パラメータを検出することである。
上記の目的を達成するための一態様は、被検者の生体情報を処理する処理装置であって、
前記被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付ける受付部と、
前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論する推論部と、
前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定する処理部と、
を備えている。
上記の目的を達成するための一態様は、被検者の生体情報を処理する処理装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムであって、実行されることにより、前記処理装置に
前記被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付けさせ、
前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論させ、
前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定させる。
上記の目的を達成するための一態様は、生体情報取得装置であって、
被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付ける受付部と、
前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論する推論部と、
前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定する処理部と、
前記処理部により特定された前記第一データがある場合、前記第一生体パラメータが正常に取得されていないことを示す情報を報知する報知部と、
を備えている。
第一生体パラメータの測定波形がノイズの影響を受けると、実際には第一生体パラメータの取得が正常になされていなくても、第一生体パラメータが正しく算出される第一確率が第一閾値を上回ると判断される場合がありうる。このような場合に第一生体パラメータの取得環境に関連するデータに基づいて第一生体パラメータが正常に取得されているかの判断結果を参照することにより、第一確率が正しく推論されているかを検証できる。上記の各態様に係る構成によれば、第一確率が第一閾値を上回っていても、第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている場合、当該第一確率に係る第一データは正常に取得されたものではないと結論される。したがって、信頼性の低い取得環境で取得された生体パラメータを検出できる。
一実施形態に係る生体情報取得装置の機能構成を例示している。 図1の推論部の生成方法を例示している。 心電図波形データと第一心拍数データの関係を例示している。 心電図波形データと第二心拍数データの関係を例示している。 被検者から取得された心拍数の経時変化を示すデータを例示している。 推論部による処理を経た心拍数の経時変化を示すデータを例示している。 図1の処理部により行なわれる処理の一例を説明するための図である。 図7の処理を説明するための図である。 図7の処理を説明するための図である。 図1の処理部により実行される処理の別例を示している。 図10の処理を説明するための図である。 図1の処理部により実行される処理の別例を示している。
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例を以下詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る生体情報取得装置10の機能構成を例示している。生体情報取得装置10は、センサ20を通じて被検者30の生体パラメータを取得する装置である。センサ20の例としては、心拍数を取得するための電極、インピーダンス呼吸数を取得するための電極、観血血圧値を取得するためのカテーテル、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)や脈拍数を取得するためのプローブ、呼吸気二酸化炭素濃度を取得するためのセンサなどが挙げられる。
生体情報取得装置10は、処理装置11を備えている。処理装置11は、受付部111、推論部112、処理部113、および出力部114を備えている。
受付部111は、センサ20から被検者30の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一波形データW1と、被検者30の第二生体パラメータの測定波形に対応する第二波形データW2とを受付けるように構成されている。第一波形データW1と第二波形データW2の各々は、アナログデータの形態であってもよいし、デジタルデータの形態であってもよい。第一波形データW1と第二波形データW2がアナログデータの形態である場合、受付部111は、A/Dコンバータを含む適宜の変換回路を含むように構成される。推論部112と処理部113は、デジタルデータの形態である第一波形データW1と第二波形データW2を処理の対象とする。第一波形データW1は、第一データの一例である。第二波形データW2は、第二データの一例である。
推論部112は、第一波形データW1に基づいて、第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率P1を推論するように構成されている。推論部112は、後述する機械学習により生成された学習済みモデルあるいは識別器として実現される。
処理部113は、第二波形データW2に基づいて、第二生体パラメータが正常に取得されているかを判断するように構成されている。具体的には、第二波形データW2より取得されうる第二生体パラメータの値が閾値範囲内にない場合や、第二波形データW2の特徴量が閾値範囲内にない場合、処理部113は、第二生体パラメータが正常に取得されていないと判断する。測定波形の特徴量は、取得される第二生体パラメータの種別に応じて適宜に定められる。その判断手法自体は周知であるので、詳細な説明は省略する。
処理部113は、汎用メモリと協働して動作する汎用マイクロプロセッサにより実現されうる。汎用マイクロプロセッサとしては、CPU、MPU、GPUが例示されうる。汎用メモリとしては、ROMやRAMが例示されうる。この場合、ROMには、後述する処理を実行するコンピュータプログラムが記憶されうる。ROMは、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。プロセッサは、ROM上に記憶されたコンピュータプログラムの少なくとも一部を指定してRAM上に展開し、RAMと協働して上述した処理を実行する。上記のコンピュータプログラムは、汎用メモリにプリインストールされてもよいし、通信ネットワークを介して外部サーバ装置からダウンロードされて汎用メモリにインストールされてもよい。この場合、外部サーバ装置は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。
処理部113は、マイクロコントローラ、ASIC、FPGAなどの上記のコンピュータプログラムを実行可能な専用集積回路によって実現されてもよい。この場合、当該専用集積回路に含まれる記憶素子に上記のコンピュータプログラムがプリインストールされる。当該記憶素子は、コンピュータプログラムを記憶している記憶媒体の一例である。処理部113は、汎用マイクロプロセッサと専用集積回路の組合せによっても実現されうる。
図2を参照しつつ、一例として心電図の測定波形に基づいて心拍数が誤って算出される確率を推論可能な推論部112の生成方法について説明する。
まず、心電図波形データEから第一心拍数データH1を取得する処理が行なわれる(STEP1)。第一心拍数データH1は、心電図波形データEから正しく算出された心拍数の値を示すデータである。
図3は、心電図波形データEと第一心拍数データH1の関係を例示している。心電図波形データEは、被検者の心臓の生理学的電気活動の経時変化を示している。心電図波形データEは、心臓の拍動に伴って変化する。1分間あたりの当該変化の回数を計数することにより、第一心拍数データH1が算出される。図3において上下方向に延びる破線は、心電図波形データEにおいて心拍数の計数に供された部分を表している。同図においては、波形が表示されている時間内(例えば10秒間)に12回の心拍が計数されている。
第一心拍数データH1に対応する心拍数の計数は、心電図波形データEを目視することによってなされてもよいし、適当な計数ソフトウェアを用いてなされてもよい。心電図波形データEは、心電図センサなどを用いて実際に被検者から取得された波形データが用いられてもよいし、心電図モニタの性能評価用にデータベースとして公開されている波形データが用いられてもよい。
続いて、あるいは並行して、心電図波形データEから第二心拍数データH2が取得される処理(図2におけるSTEP2)が行なわれる。第二心拍数データH2は、特定の心拍数算出アルゴリズムにより心電図波形データEから自動的に算出された心拍数の値を示すデータである。心拍数算出アルゴリズムは、例えば、生体情報取得装置10に搭載された処理装置11の処理部113により実行されるものでありうる。心拍数算出アルゴリズムは、入力された心電図波形データEにおける波形形状の特徴などに基づいて、自動的に心拍数を算出するように構成されている。
図4は、心電図波形データEと第二心拍数データH2の関係を例示している。図4に例示されている心電図波形データEは、図3に例示されている心電図波形データEと同一である。同一の心電図波形データEに基づいていながら、図4に示される例においては、12回ではなく19回の心拍が計数されている。この事実は、第二心拍数データH2の取得に使用された心拍数算出アルゴリズムが、誤検出された心拍に基づいて計数を行ないうることを意味している。
図5は、被検者から実際に取得された心電図波形データEを上記の心拍数算出アルゴリズムに入力することにより自動的に算出された心拍数の経時変化を例示している。グラフ中に含まれる複数の点の各々は、所定時間内(例えば1分間)に検出された心拍数に対応している。
図6においては、図5に例示された複数の心拍数の値のうち、誤って算出されたものを白丸で表している。誤って算出された心拍数データを除外しうる一つの手法は、心拍数について閾値範囲を設定することである。例えば、心拍数が下限閾値Th1と上限閾値Th2の間に収まっていない心拍数データが除外されうる。しかしながら、図6に示されるように、閾値範囲内であっても誤って算出された心拍数データは存在しうるし、逆に閾値範囲外であっても正しく算出された心拍数データは存在しうる。前者は心拍数算出アルゴリズムの誤解析に基づくものであり、後者は被検者における何らかの生理的現象に起因して心拍数が上昇した場合に対応している。心拍数算出アルゴリズムの誤解析は、例えば、高振幅のT波をQRS波と誤認識して心拍数を多く計数してしまう現象(いわゆるダブルカウント)によって生じうる。心拍数算出アルゴリズムの誤解析は、被検者の体動、被検者に装着された電極の劣化や脱落などの外部ノイズによっても生じうる。
続いて、心拍数算出アルゴリズムにより自動的に算出された心拍数に対応する第二心拍数データH2を第一心拍数データH1と照合することにより、当該心拍数が正解か不正解かを示す教師ラベルを含む教師データTを生成する処理(図2におけるSTEP3)が行なわれる。
図3に例示された第一心拍数データH1と図4に例示された第二心拍数データH2が照合に供された場合、教師データTは、第二心拍数データH2に対応する心拍数は不正解であることを示す教師ラベルを含む。
なお、正解であることを示す教師ラベルを含むために、必ずしも第一心拍数データH1に対応する心拍数と第二心拍数データH2に対応する心拍数が完全に一致していることを要しない。第一心拍数データH1に対応する心拍数に対する第二心拍数データH2に対応する心拍数の誤差が許容範囲内であれば、教師データTは、正解を示す教師データを含みうる。
すなわち、心拍数算出アルゴリズムによって自動的に算出された心拍数が、正しく算出されたことが知られている心拍数との照合に供される。したがって、照合の結果として得られる教師ラベルは、入力される心電図波形データEに対して当該心拍数算出アルゴリズムが正しく、あるいは誤って心拍数を算出する傾向あるいは癖を反映しうる。
続いて、心電図波形データEと教師データTの組合せに基づいて、推論部112の機械学習が行なわれる(図2におけるSTEP4)。機械学習は、周知の教師あり学習に係る手法が適宜に使用される。すなわち、推論部112は、誤って心拍数が算出された心電図波形データEの特徴量を学習し、そのような特徴量を有する心電図波形データEが入力された場合に心拍数が正しく算出される確率が低いことを示す推論データを出力するように演算パラメータの修正がなされる。演算パラメータの修正は、学習実行者によりなされてもよいし、学習を通じて推論部112自身によりなされてもよい。推論データは、算出された確率自体を示してもよいし、確率に対応するスコア(例えば1から5までの値のいずれか)などに対応付けられてもよい。
上記の例においては、心拍数が誤って算出される確率を推論するための推論部112を生成するために、共通の心電図波形データEを用いて第一心拍数データH1と第二心拍数データH2が取得されている。前述の通り、第一心拍数データH1は、心電図波形データEから正しく算出された心拍数を示すデータである。第二心拍数データH2は、特定の心拍数算出アルゴリズムにより算出された心拍数を示すデータであり、誤算出された心拍数を含む可能性がある。
別例として、呼吸数が誤って算出される確率を推論するための推論部112を生成するために、共通のカプノグラムデータを用いて第一呼吸数データと第二呼吸数データが取得されてもよい。カプノグラムデータは、波形データの一例である。呼吸数は、生体パラメータの一例である。第一呼吸数データは、カプノグラムデータから正しく算出された呼吸数を示すデータである。第二呼吸数データは、特定の呼吸数算出アルゴリズムにより算出された呼吸数を示すデータであり、誤算出された呼吸数を含む可能性がある。
推論部112が誤算出確率の推定の対象としている生体パラメータと、アラームの出力対象となる生体パラメータとが相違していてもよい。例えば、心電図波形データにおけるST値、QT間隔、QTcなどの異常に対してアラームが出力される構成に対して、心拍数が誤って算出される確率を推論するための推論部112が用いられうる。あるいは、カプノグラムデータにおける呼気終末期二酸化炭素分圧(EtCO2)などの異常に対してアラームが出力される構成に対して、呼吸数が誤って算出される確率を推論するための推論部112が用いられうる。
種別の異なる生体パラメータが推論部112の生成に使用されてもよい。一例として、脈拍数が誤って算出される確率を推論するための推論部112を生成するために、心電図波形データから取得された心拍数データと観血的動脈圧波形データから取得された脈拍数データが用いられうる。心電図波形データと観血的動脈圧波形データは、同一の被検者から取得されることを要する。心拍数データは、心電図波形データから正しく算出された心拍数を示すデータである。脈拍数データは、特定の脈拍数算出アルゴリズムにより算出された脈拍数を示すデータであり、誤算出された脈拍数を含む可能性がある。
上記のように生成された推論部112は、観血的動脈圧が誤って算出される確率を推論するために使用される。
脈拍数データを取得するために、脈波波形データが用いられてもよい。脈波波形データは、パルスフォトメトリプローブなどを用いて血液の吸光度の経時変化を非観血的に測定することによって取得されうる。あるいは、脈波波形データは、非観血的動脈圧計などを用いてカフ内圧の経時変化を測定することによって取得されうる。この場合、生成された推論部112は、非観血的動脈圧、脈拍数、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)が誤って算出される確率を推論するために使用される。
別例として、呼吸数が誤って算出される確率を推論するための推論部112を生成するために、インピーダンス呼吸波形データから取得された第一呼吸数データとカプノグラムデータから取得された第二呼吸数データが用いられうる。インピーダンス呼吸波形データとカプノグラムデータは、同一の被検者から取得されることを要する。第一呼吸数データは、インピーダンス呼吸波形データから正しく算出された呼吸数を示すデータである。第二呼吸数データは、特定の呼吸数算出アルゴリズムにより算出された呼吸数を示すデータであり、誤算出された呼吸数を含む可能性がある。
処理部113は、第二生体パラメータが正常にモニタされていないと判断されている状況下で推論部112により推論された第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1を特定するように構成されている。
図7を参照しつつ、このように構成された処理部113により実行される処理の流れの一例について説明する。本例においては、第一波形データW1は、インピーダンス呼吸の測定波形に対応している。第一生体パラメータとして、被検者30の呼吸数が取得される。第二波形データW2は、心電図の測定波形に対応している。第二生体パラメータとして、被検者30の心拍数が取得される。したがって、推論部112は、入力されたインピーダンス呼吸の測定波形に対応する第一波形データW1に基づいて呼吸数が正しく算出される第一確率P1に対応する推論データを出力するように、教師データTの生成および機械学習がなされる。
なお、インピーダンス呼吸の測定波形に対応する第一波形データW1と、心電図の測定波形に対応する第二波形データW2は、共通のセンサ20(電極)より取得されうる。
処理部113は、呼吸数が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1があるかを判断する(STEP11)。第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定されるまで、当該処理が繰り返される(STEP11においてNO)。
第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定された場合(
STEP11においてYES)、処理部113は、第二生体パラメータが正常に取得されているかを判断する(STEP12)。
第二生体パラメータが正常に取得されていると判断された場合(STEP12においてYES)、処理は終了する。
第二生体パラメータが正常に取得されていないと判断された場合(STEP12においてNO)、処理部113は、当該判断に供された第一波形データW1を、異常な測定波形に対応するものとして特定する(STEP13)。
呼吸数の測定波形がノイズの影響を受けると、実際には呼吸数の取得が正常になされていなくても、呼吸数が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回ると判断される場合がありうる。本例に係る構成においては、このような場合に心拍数が正常に取得されているかの判断結果を参照することにより、第一確率P1が正しく推論されているかが検証される。具体的には、第一確率P1が第一閾値Pt1を上回っていても、心拍数が正常に取得されていないと判断されている場合、当該第一確率P1に係る第一波形データW1は正常に取得されたものではないと結論される。したがって、信頼性の低い取得環境で取得された呼吸数を検出できる。
信頼性の低い取得環境で取得された生体パラメータを検出するという観点からは、高い相関関係を有する第一生体パラメータと第二生体パラメータが適宜に選定されることが好ましい。本例におけるインピーダンス呼吸波形と心電図波形のように、共通のセンサ20を通じて取得されうる二つのパラメータは、高い相関関係を有する傾向にある。図8は、正常に取得されている心電図波形とインピーダンス呼吸波形を例示している。図9は、ノイズの影響を受けている心電図波形とインピーダンス呼吸波形を例示している。両図ともに上側が心電図波形であり、下側がインピーダンス呼吸波形である。したがって、心拍数が正常に取得されているかを参照することによって、信頼性の低い取得環境で検出された呼吸数を検出できる。
特にインピーダンス呼吸波形は、心電図波形と共通の電極を用いて取得できる簡便性を有している一方で、ノイズの影響を受けやすいという性質を有している。しかしながら、相関の高い心電図波形の状態を参照することによってノイズの影響を受けているインピーダンス呼吸波形を精度よく特定できるので、簡便性の恩恵を享受しやすくなる。
図1に例示されるように、生体情報取得装置10は、報知部12を備えている。報知部12は、前述の手法に基づいて正常でないと特定された第一波形データW1を、ユーザに報知するように構成されている。具体的には、処理装置11の処理部113は、特定の第一波形データW1が正常でないとユーザに認識させる報知を報知部12に行なわせる制御データCを、出力部114から出力する。
報知部12へ送信される制御データCは、アナログデータの形態であってもよいし、デジタルデータの形態であってもよい。制御データCがアナログデータの形態である場合、出力部114は、D/Aコンバータを含む適宜の変換回路を含むように構成される。
報知部12により行なわれる報知は、視覚的報知、聴覚的報知、および触覚的報知の少なくとも一つを含みうる。例えば、図6に示された例と同様に、第一波形データW1に基づいて表示に供される呼吸数の算出結果のうち、正常でないと特定された第一波形データW1に基づいて算出された呼吸数の算出結果を別の色で表示することによって報知がなされうる。このような構成によれば、呼吸数が正しく算出される可能性が高いと推論されつつも呼吸数の取得が正常になされなかった場合を容易に特定できるとともに、推論が正しくなされなかった状況を分析するための情報も提供できる。
図7に例示されるように、処理装置11の処理部113は、正常でないと特定された第一波形データW1に対して付加処理を実行しうる(STEP14)。
一例として、処理部113は、正常でないと特定された第一波形データW1を削除しうる。このような構成によれば、ユーザが提供される情報を整理する負担を軽減できるとともに、正常でないと特定された第一波形データW1の提示に係る処理負荷も軽減できる。
別例として、処理部113は、正常でないと特定された第一波形データW1以外の第一波形データW1を削除しうる。このような構成によれば、現状のアルゴリズムが算出を誤りやすい波形データの傾向を把握しやすくなるので、当該アルゴリズムの改善に係る情報を取得できる。
上記の各例に加えてあるいは代えて、処理部113は、正常でないと特定された第一波形データW1について推定された第一確率P1を更新しうる。例えば、処理部113は、第一確率P1を、第一閾値P1tを上回らない値に更新しうる。このような構成によれば、正常でないと特定された第一波形データW1について第一確率P1が適切な値をとるように扱われるので、後段の処理が第一確率P1を利用する場合などにおいて有利である。
第二生体パラメータが正常に取得されているかの判断処理は、推論部112を用いて行なわれうる。この場合、推論部112は、第二波形データW2に基づいて第二生体パラメータの値が正しく算出される第二確率P2を推論するように構成される。上記の例においては、推論部112は、入力された心電図の測定波形に対応する第二波形データW2に基づいて心拍数が正しく算出される第二確率P2に対応する推論データを出力するように、教師データTの生成および機械学習がなされる。
具体的には、図7に例示されるように、処理部113は、推論部112により推論された第二確率P2が第二閾値P2tを下回るかを判断する(STEP15)。第二確率P2が第二閾値P2tを下回る場合(STEP15においてYES)、処理部113は、第二生体パラメータが正常に取得されていないと判断し、処理をSTEP13に進める。第二確率P2が第二閾値P2tを下回らない場合(STEP15においてNO)、処理部113は、処理を終了する。
上記の例においては、処理装置11の受付部111は、共通のセンサ20から第一生体パラメータの測定波形に対応する第一波形データW1と第二生体パラメータの測定波形に対応する第二波形データW2を受付けている。しかしながら、図1に例示されるように、第二波形データW2は、センサ20とは異なるセンサ21から受付けてもよい。例えば、センサ20が被検者の心電図波形データを取得するように構成され、センサ21が当該被検者の脈波波形データを取得するように構成されうる。この場合、心拍数が第一生体パラメータの一例であり、脈拍数が第二生体パラメータの一例である。すなわち、心電図波形データが第一データの一例であり、脈波波形データが第二データの一例である。
あるいは、処理装置11の受付部111は、センサ21から第二生体パラメータの測定値に対応する測定値データV2を受け付けうる。図10は、この場合において処理部113により実行されうる処理の流れの一例を示している。図7を参照して説明した処理と実質的に同一の処理については、同一のSTEP番号を付与し、繰り返しとなる説明は省略する。
本例においては、第一波形データW1は、観血的動脈圧の測定波形に対応している。第一生体パラメータとして、被検者30の観血的動脈圧が取得される。したがって、推論部112は、入力された観血的動脈圧の測定波形に対応する第一波形データW1に基づいて観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1に対応する推論データを出力するように、教師データTの生成および機械学習がなされる。
本例においては、第二生体パラメータとして、被検者30の非観血的動脈圧が取得される。すなわち、センサ21は、被検者30に装着されるカフにより実現されうる。測定値データV2は、非観血的動脈圧の測定値に対応している。測定値データV2は、第二データの一例である。
処理部113は、観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1があるかを判断する(STEP11)。第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定されるまで、当該処理が繰り返される(STEP11においてNO)。
第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定された場合(
STEP11においてYES)、処理部113は、測定値データV2に対応する非観血的動脈圧が閾値範囲内であるかを判断する(STEP22)。
観血的動脈圧が第一閾値範囲内であると判断された場合(STEP22においてYES)、処理は終了する。
第二生体パラメータが正常に取得されていないと判断された場合(STEP22においてNO)、処理部113は、当該判断に供された第一波形データW1を、異常な測定波形に対応するものとして特定する(STEP13)。
観血的動脈圧の取得環境が適切でないとき、測定波形自体は維持されたまま観血的動脈圧が異常な測定値をとる場合がある。例えば、図11に例示されるように、観血的動脈圧の取得時においてゼロ校正に異常があると、観血的動脈圧の測定波形自体は正常なまま、観血的動脈圧が異常値をとりうる。図11の上側に示された例においては最低血圧値が異常に低く、下側に示された例においては最高血圧値が異常に高い。しかしながら、これらの例においては測定波形自体が正常であるので、観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回ると判断される場合がありうる。
本例に係る構成においては、このような場合に非観血的動脈圧の測定値を参照することにより、第一確率P1が正しく推論されているかが検証される。具体的には、第一確率P1が第一閾値Pt1を上回っていても、非観血的動脈圧の測定値が閾値範囲内でない場合、当該第一確率P1に係る第一波形データW1は正常に取得されたものではないと結論される。したがって、信頼性の低い取得環境で取得された観血的動脈圧を検出できる。
図7を参照して説明した例と同様に、処理装置11の処理部113は、特定の第一波形データW1が正常でないとユーザに認識させる報知を報知部12に行なわせる制御データCを、出力部114から出力しうる。
次に、図12を参照しつつ、第一波形データW1のみを用いて処理装置11の処理部113により実行されうる処理の一例を説明する。図7を参照して説明した処理と実質的に同一の処理については、同一のSTEP番号を付与し、繰り返しとなる説明は省略する。
本例においては、第一波形データW1は、観血的動脈圧の測定波形に対応している。第一生体パラメータとして、被検者30の観血的動脈圧が取得される。したがって、推論部112は、入力された観血的動脈圧の測定波形に対応する第一波形データW1に基づいて観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1に対応する推論データを出力するように、教師データTの生成および機械学習がなされる。
図1に例示されるように、本例に係る報知部12は、第一アラームA1と第二アラームA2を出力可能に構成される。第一アラームA1は、観血的動脈圧が第一閾値範囲内にないことを示すために出力される。第一閾値範囲は、例えば70mmHgから180mmHgとされうる。第一閾値範囲は、被検者30の観血的動脈圧が異常であることを判断するための範囲として定められる。第二アラームA2は、観血的動脈圧の取得状態の異常を示すために出力されうる。第一アラームA1と第二アラームA2の各々は、視覚的アラーム、聴覚的アラーム、および触覚的アラームの少なくとも一つを含みうる。
処理部113は、観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1があるかを判断する(STEP11)。第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定されるまで、当該処理が繰り返される(STEP11においてNO)。
第一確率P1が第一閾値P1tを上回っている第一波形データW1が特定された場合(
STEP11においてYES)、処理部113は、第一波形データW1から特定された観血的動脈圧の測定値が第一閾値範囲内であるかを判断する(STEP32)。観血的動脈圧の測定値は、第二データの一例である。
観血的動脈圧が第一閾値範囲内であると判断された場合(STEP32においてYES)、処理は終了する。
観血的動脈圧が第一閾値範囲内にないと判断された場合(STEP32においてNO)、処理部113は、第一波形データW1から算出された観血的動脈圧が第二閾値範囲内であるかを判断する(STEP33)。第二閾値範囲は、第一閾値範囲よりも広くかつ第一閾値範囲を含むように定められている。第二閾値範囲は、例えば20mmHgから300mmHgとされうる。第二閾値範囲内にない値は、被検者30の観血動脈血が通常取り得ない値であるものの、観血的動脈圧測定に固有のゼロ校正が正常になされていない場合においてとりうる値である。
観血的動脈圧が第一閾値範囲内になく、かつ第二閾値範囲内にあると判断された場合(STEP33においてYES)、処理部113は、報知部12に第一アラームA1を出力させる制御データCを、出力部114から出力する(STEP34)。これにより、ユーザは、被検者30の観血的動脈圧が正常でないことを報知される。
観血的動脈圧が第二閾値範囲内にないと判断された場合(STEP33においてNO)、処理部113は、当該判断に供された第一波形データW1を、異常な取得状態に対応するものとして特定する(STEP13)。
図11を参照して説明したように、観血的動脈圧の取得状態が正常でないとき、測定波形自体は維持されたまま観血的動脈圧が異常な測定値をとる場合がある。しかしながら、測定波形自体が正常であると、観血的動脈圧が正しく算出される第一確率P1が第一閾値P1tを上回ると判断される場合がありうる。
本例に係る構成においては、このような場合に観血的動脈圧の測定値を参照することにより、第一確率P1が正しく推論されているかが検証される。具体的には、被検者が正常である場合に観血的動脈圧がとりうる第一閾値範囲を含んでかつ当該第一閾値範囲よりも広い第二閾値範囲が設定され、第一確率P1が第一閾値Pt1を上回っていても、観血的動脈圧が第二閾値範囲内にないと判断されている場合、当該第一確率P1に係る第一波形データW1は異常な状態の下で取得されたと結論される。したがって、信頼性の低い取得環境で取得された観血的動脈圧を検出できる。
処理部113は、異常な状態の下で取得されたと特定された第一波形データW1がある場合、報知部12に少なくとも第二アラームA2を出力させる制御データCを、出力部114から出力しうる。これにより、観血的動脈圧の取得状態の異常がユーザに報知される。第二アラームA2が出力される状況下においては、観血的動脈圧は第一閾値範囲内にないので、第一アラームA1の出力を併せて行なってもよい。
第二アラームA2の出力に加えてあるいは代えて、図6に示された例と同様に、第一波形データW1に基づいて表示に供される観血的動脈圧の算出結果のうち、正常でないと特定された第一波形データW1に基づいて算出された観血的動脈圧の算出結果を別の色で表示することによって報知がなされうる。このような構成によれば、観血的動脈圧が正しく算出される可能性が高いと推論されつつも観血的動脈圧の取得が正常になされなかった場合を容易に特定できるとともに、推論が正しくなされなかった状況を分析するための情報も提供できる。
図12に例示されるように、処理装置11の処理部113は、正常でないと特定された第一波形データW1に対して付加処理を実行しうる(STEP14)。
図10を参照して説明した例と同様に、処理装置11の受付部111は、センサ21から被検者30の非観血的動脈圧の測定値に対応する測定値データV2を受け付けうる。この場合、処理装置11の処理部113は、付加処理の一例として、測定値データV2に対応する非観血的動脈値の測定値に基づいて第一閾値範囲と第二閾値範囲の少なくとも一方を調節しうる。具体的には、算出された非観血的動脈圧に基づいて、正常なゼロ校正条件下で想定される被検者30の観血的動脈圧の正常値範囲が定められ、第一閾値範囲と第二閾値範囲の少なくとも一方が再設定される。
このような構成によれば、第一閾値範囲と第二閾値範囲の少なくとも一方について適切な数値範囲が定められるので、信頼性の低い取得環境で取得された観血的動脈圧の検出精度を高めることができる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。
上記の実施形態においては、第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率P1の検証の際に参照されるデータは、被検者30の生体パラメータの測定波形または測定値である。しかしながら、当該データは、被検者30に装着された加速度センサから出力される加速度データや、被検者30を撮影した画像データでありうる。この場合、加速度データや画像データは、第二データの一例である。
加速度データと画像データのいずれも被検者30の体動に対応しうる。例えば、第一確率P1が第一閾値Pt1を上回っていても、被検者30の体動が大きいことが当該データから判断された場合、処理装置11の処理部113は、当該第一確率P1に係る第一波形データW1は正常に取得されたものではないと結論する。このような構成によっても、信頼性の低い取得環境で取得された第一生体パラメータを検出できる。
すなわち、第一生体パラメータの取得環境に関連するデータであれば、被検者30の第一生体パラメータと異なる第二生体パラメータの測定波形または測定値だけでなく、第一生体パラメータの取得中である被検者30の体動を表しうる加速度データや画像データもまた、第二データの一例となりうる。
上記の実施形態においては、処理装置11と報知部12の双方が生体情報取得装置10に搭載されている。しかしながら、処理装置11は、生体情報取得装置10と通信ネットワークを介して通信可能な外部サーバ装置に搭載されてもよい。この場合、処理装置11は、センサ20(必要に応じてセンサ21)あるいは生体情報取得装置10から通信ネットワークを介して受付けた第一波形データW1と第二波形データW2に基づいて前述の処理を実行し、通信ネットワークを介して適宜の制御データCを送信し、報知部12に報知を実行させる。
外部サーバ装置から送信される制御データCに基づいて報知を実行する報知部12は、生体情報取得装置10とは独立した装置であってもよい。例えば、報知部12の機能は、通信ネットワークを介して生体情報取得装置10と上記外部サーバ装置の少なくとも一方とデータ通信が可能である独立した出力装置において実現されうる。この場合、制御データCは、生体情報取得装置10の出力部114または外部サーバ装置から通信ネットワークを介して当該出力装置へ送信される。
10:生体情報取得装置、11:処理装置、111:受付部、112:推論部、113:処理部、12:報知部、20、21:センサ、30:被検者、A1:第一アラーム、A2:第二アラーム、P1:第一確率、P1t:第一閾値、P2:第二確率、P2t:第二閾値、V2:測定値データ、W1:第一波形データ、W2:第二波形データ

Claims (14)

  1. 被検者の生体情報を処理する処理装置であって、
    前記被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付ける受付部と、
    前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論する推論部と、
    前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定する処理部と、
    を備えている、
    処理装置。
  2. 前記第二データは、前記第一生体パラメータと異なる前記被検者の第二生体パラメータの測定波形に対応しており、
    前記推論部は、前記第二データに基づいて、前記第二生体パラメータの値が正しく算出される第二確率を推論し、
    前記処理部は、前記第二確率が第二閾値を下回る場合に前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断する、
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記受付部は、共通のセンサを通じて前記第一データと前記第二データを受付ける、
    請求項2に記載の処理装置。
  4. 前記第一データは、インピーダンス呼吸波形データであり、
    前記第二データは、心電図波形データである、
    請求項2または3に記載の処理装置。
  5. 前記第二データは、前記第一生体パラメータと異なる前記被検者の第二生体パラメータの測定値に対応しており、
    前記処理部は、前記測定値が閾値範囲内にない場合、前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断する、
    請求項1に記載の処理装置。
  6. 前記第一生体パラメータは、観血的動脈圧であり、
    前記第二生体パラメータは、非観血的動脈圧である、
    請求項5に記載の処理装置。
  7. 前記第二データは、前記第一生体パラメータの測定値に対応しており、
    前記処理部は、前記測定値が閾値範囲内にない場合、前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断する、
    請求項1に記載の処理装置。
  8. 前記第一生体パラメータは、観血的動脈圧である、
    請求項7に記載の処理装置。
  9. 前記処理部は、非観血的動脈圧の測定値に基づいて前記閾値範囲を調節可能である、
    請求項8に記載の処理装置。
  10. 前記処理部は、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っていると特定された前記第一データを削除する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の処理装置。
  11. 前記処理部は、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っていると特定された前記第一データ以外の前記第一データを削除する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の処理装置。
  12. 前記処理部は、特定された前記第一データについて推定された結果を更新する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の処理装置。
  13. 被検者の生体情報を処理する処理装置の処理部により実行可能なコンピュータプログラムであって、
    実行されることにより、前記処理装置に
    前記被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付けさせ、
    前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論させ、
    前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定させる、
    コンピュータプログラム。
  14. 被検者の第一生体パラメータの測定波形に対応する第一データ、および当該第一生体パラメータの取得環境に関連する第二データを受付ける受付部と、
    前記第一データに基づいて、前記第一生体パラメータの値が正しく算出される第一確率を推論する推論部と、
    前記第一データのうち、前記第二データに基づいて前記第一生体パラメータが正常に取得されていないと判断されている状況下で前記第一確率が第一閾値を上回っているものを特定する処理部と、
    前記処理部により特定された前記第一データがある場合、前記第一生体パラメータが正常に取得されていないことを示す情報を報知する報知部と、
    を備えている、
    生体情報取得装置。
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