以下、添付図面を参照して、検査デバイス、端末及びリモート診療システムの各実施形態及び変形例を詳細に説明する。また、本願に係る検査デバイス、端末及びリモート診療システムは、以下に示す各実施形態及び変形例によって限定されるものではない。また、各実施形態は、内容に矛盾が生じない範囲で従来技術、他の実施形態及び変形例との組み合わせが可能である。また、変形例は、内容に矛盾が生じない範囲で従来技術、各実施形態との組み合わせが可能である。また、以下の説明において、同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る検査デバイス10の構成の一例について説明する。本実施形態では、検査デバイス10として、イムノクロマト法の原理により測定を行う検査キットに含まれる検査デバイスを例に挙げて説明する。なお、検査キットは、例えば、検査デバイス10、検体処理液、ノズル付きチューブ及び鼻腔用スワブを含み、箱などに梱包されたものである。図1は、第1の実施形態に係る検査デバイス10の構成の一例を説明するための図である。検査デバイス10は、例えば、患者の状態を検査するものであり、感染症やアレルゲン検査等を行うために使用される。例えば、検査デバイス10は、患者により調達され、保管(保存)された検査キットに含まれるものである。検査デバイス10は、患者の検査結果を後述するリモート診療システム1の医師が使用する端末(医師側端末)50に送信する。ここでいう患者の検査結果は、例えば、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の結果である。検査キットは、検査デバイス10の販売形態の一例である。
図1に示すように、検査デバイス10は、検体滴下エリア11と、滴下センサ12と、第1表示部13と、第2表示部14と、2つの光学センサ15,16と、時計17と、温度・湿度センサ18と、記憶回路19と、制御回路20と、通信回路21と、出力端子22とを備える。
検体滴下エリア11には、患者の検体が滴下される。滴下センサ12は、検体滴下エリア11に滴下された検体を検出し、検出結果を示す信号を制御回路20に送信する。例えば、滴下センサ12は、検体滴下エリア11に検体が滴下されていない場合と、滴下された場合とで、制御回路20に送信する信号の状態(レベル)を変化させる。より具体的には、例えば、滴下センサ12は、検体滴下エリア11に検体が滴下されていない場合、制御回路20に送信する信号のレベルをロー(low)にする。また、滴下センサ12は、検体滴下エリア11に検体が滴下された場合、制御回路20に送信する信号のレベルをハイ(high)にする。
第1表示部13には、検査結果が陽性である場合に赤色のライン(テストライン)が出現する。また、第1表示部13には、検査結果が陰性である場合にはラインが出現しない。
第2表示部14には、検査が有効である場合に青色のライン(コントロールライン)が出現する。また、第2表示部14には、検査が無効である場合にはラインが出現しない。
光学センサ15は、第1表示部13に出現した赤色のラインを検出し、検出結果を示す信号を制御回路20に送信する。例えば、光学センサ15は、赤色のラインが出現していない場合と、出現している場合とで、制御回路20に送信する信号の状態を変化させる。より具体的には、例えば、光学センサ15は、赤色のラインが出現していない場合、制御回路20に送信する信号のレベルをローにする。また、光学センサ15は、赤色のラインが出現している場合、制御回路20に送信する信号のレベルをハイにする。
光学センサ16は、第2表示部14に出現した青色のラインを検出し、検出結果を示す信号を制御回路20に送信する。例えば、光学センサ16は、青色のラインが出現していない場合と、出現している場合とで、制御回路20に送信する信号の状態を変化させる。より具体的には、例えば、光学センサ16は、青色のラインが出現していない場合、制御回路20に送信する信号のレベルをローにする。また、光学センサ16は、青色のラインが出現している場合、制御回路20に送信する信号のレベルをハイにする。
時計17は、日時を示す日時情報を制御回路20に送信する。温度・湿度センサ18は、検査デバイス10周辺の温度及び湿度を検出し、検出した温度を示す温度情報及び湿度を示す湿度情報を制御回路20に送信する。このように、温度・湿度センサ18は、検査デバイス10の環境の状態を検出する。なお、検査デバイス10が、検査キットに含まれる検査デバイス10以外の他の製品とともに保管されている状態で、温度・湿度センサ18により検出される温度及び湿度は、検査デバイス10の環境の状態のみならず、検査デバイス10を含む検査キットの環境の状態ともいえる。温度・湿度センサ18は、検出部の一例である。
記憶回路19は、各種の情報を記憶するメモリである。例えば、記憶回路19は、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子によって実現される。例えば、記憶回路19は、検査デバイス10により行われる検査の種類(検査種)を記憶する。例えば、検査の種類としては、インフルエンザの検査等が挙げられる。この検査の種類は、後述する医師側端末50において、検査デバイス10により行われる検査の種類が患者に対して行われる検査の種類と一致するか否かを判定する際に用いられる。なお、検査デバイス10により行われる検査の種類は、検査デバイス10を含む検査キットにより行われる検査の種類でもある。検査の種類は、第1情報の一例である。
また、記憶回路19は、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカー、検査デバイス10を含む検査キットの名称及び検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号を記憶する。検査キットを製造したメーカー、検査キットの名称及び検査キットの薬機承認番号は、医師側端末50において、検査キットが当局により承認された検査キットであるか否かを判定する際に用いられる。検査キットを製造したメーカー、検査キットの名称及び検査キットの薬機承認番号は、第2情報の一例である。
また、記憶回路19は、検査デバイス10を含む検査キットの使用有効期限を記憶する。検査キットの使用有効期限は、医師側端末50において、検査キットが使用有効期限内に使用された検査キットであるか否かを判定する際に用いられる。検査キットの使用有効期限は、第3情報の一例である。
また、記憶回路19は、検査デバイス10を含む検査キットの保存条件を記憶する。例えば、保存条件は、検査キット周辺の環境(温度及び湿度)に関する条件である。より具体的には、保存条件は、例えば、5度以上30度以下等の温度の範囲、及び、0%以上20%以下等の湿度の範囲である。検査キットの保存条件は、検査キットの環境に関する条件である。
また、記憶回路19は、検査デバイス10を含む検査キットの製造年月日を記憶する。
また、記憶回路19には、後述する検査結果デジタル化機能20aによりデジタル化された検査結果が記憶される。また、記憶回路19には、後述する環境情報生成機能20bにより生成された温度及び湿度の時系列情報である環境情報が記憶される。また、記憶回路19には、後述する逸脱状況判定機能20cにより判定された判定結果が記憶される。記憶回路19は、記憶部の一例である。記憶回路19に記憶されるこれらの情報については後述する。
制御回路20は、検査デバイス10全体の動作を制御する処理回路である。制御回路20は、例えば、プロセッサにより実現される。制御回路20は、図1に示すように、検査結果デジタル化機能20aと、環境情報生成機能20bと、逸脱状況判定機能20cと、送信制御機能20dとを備える。
ここで、例えば、図1に示す制御回路20の構成要素である検査結果デジタル化機能20a、環境情報生成機能20b、逸脱状況判定機能20c及び送信制御機能20dの各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路19に記憶されている。制御回路20は、各プログラムを記憶回路19から読み出し、読み出した各プログラムを実行することで各プログラムに対応する機能を実現する。換言すると、各プログラムを読み出した状態の制御回路20は、図1の制御回路20内に示された各機能を有することとなる。
検査結果デジタル化機能20aは、滴下センサ12から出力される信号、光学センサ15から出力される信号及び光学センサ16から出力される信号に基づいて、検査結果をデジタル化し、デジタル化された検査結果を記憶回路19に記憶させる。すなわち、検査結果デジタル化機能20aは、デジタルデータの検査結果を生成し、生成されたデジタルデータの検査結果を記憶回路19に記憶させる。ここで、検査結果デジタル化機能20aは、検査結果を生成した日時を時計17から出力される日時情報に基づいて取得し、取得した日時を検査結果に付加する。そして、検査結果デジタル化機能20aは、日時が付加された検査結果を記憶回路19に記憶させる。
検査結果デジタル化機能20aが実行する処理について具体例を挙げて説明する。例えば、検体滴下エリア11に検体が滴下されてから第1表示部13及び第2表示部14のそれぞれにラインが表示されるまでは、タイムラグがある。そこで、検体滴下エリア11に検体が滴下されてから第1表示部13及び第2表示部14のそれぞれにラインが表示されるまでの時間を時間Tとする。例えば、時間Tは、実験又はシミュレーションにより求められた時間である。
そして、検査結果デジタル化機能20aは、滴下センサ12からの信号のレベルがローからハイに変化したタイミングから時間T経過したタイミングで、光学センサ15からの信号のレベル及び光学センサ16からの信号のレベルを検出する。そして、検査結果デジタル化機能20aは、光学センサ15からの信号のレベル及び光学センサ16からの信号のレベルに応じて、デジタルデータである検査結果を生成する。検査結果デジタル化機能20aに得られた検査結果は、検査デバイス10により得られた検査の結果であるとともに、検査デバイス10を含む検査キットにより得られた検査の結果である。
例えば、光学センサ15からの信号のレベル及び光学センサ16からの信号のレベルがともにハイである場合、検査結果デジタル化機能20aは、検査は有効であり、陽性であることを示す検査結果を生成する。
また、例えば、光学センサ15からの信号のレベルがハイであり光学センサ16からの信号のレベルがローである場合、検査結果デジタル化機能20aは、陽性ではあるものの検査は無効であることを示す検査結果を生成する。
また、例えば、光学センサ15からの信号のレベルがローであり光学センサ16からの信号のレベルがハイである場合、検査結果デジタル化機能20aは、検査は有効であり、陰性であることを示す検査結果を生成する。
また、例えば、光学センサ15からの信号のレベル及び光学センサ16からの信号のレベルがともにローである場合、検査結果デジタル化機能20aは、検査は無効であり、陰性であることを示す検査結果を生成する。
環境情報生成機能20bは、温度及び湿度の時系列情報である環境情報を生成し、生成された環境情報を記憶回路19に記憶させる。例えば、環境情報生成機能20bは、第1時間間隔(例えば、1時間の時間間隔)で温度・湿度センサ18から出力される温度情報及び湿度情報に基づいて検査デバイス10周辺の温度及び湿度を特定する。なお、環境情報生成機能20bは、この検査デバイス10周辺の温度及び湿度を、検査デバイス10を含む検査キットが保管された環境の温度及び湿度として扱っても良い。そして、環境情報生成機能20bは、温度及び湿度を特定した日時を、時計17から出力される日時情報に基づいて取得する。そして、環境情報生成機能20bは、特定した温度及び湿度に、取得した日時を対応付ける。そして、環境情報生成機能20bは、日時が対応付けられた温度及び湿度を記憶回路19に記憶された環境情報に追加する。このようにして生成された環境情報は、逸脱状況判定機能20cにより用いられる。
逸脱状況判定機能20cは、出力端子22が後述する患者が使用する端末(患者側端末)30に接続された場合に、製造年月日が示す日時から現時点までの間の環境情報が、記憶回路19に記憶された保存条件を逸脱していないか否かを判定する。ここで、例えば、通信回路21は、出力端子22が患者側端末30に接続されたことを検知した場合、出力端子22が患者側端末30に接続されたことを示す検知結果を制御回路20に送信する。逸脱状況判定機能20cは、かかる検知結果を受信すると、製造年月日が示す日時から検知結果を受信した時点までの間の環境情報が示す温度又は湿度の少なくとも一方が、保存条件として定められた温度の範囲又は湿度の範囲に収まっているか否かを判定する。環境情報が示す温度又は湿度の少なくとも一方が、保存条件として定められた温度の範囲又は湿度の範囲に収まっていない場合には、逸脱状況判定機能20cは、環境情報が保存条件を逸脱していることを示す判定結果を記憶回路19に記憶させる。例えば、逸脱状況判定機能20cは、環境情報が保存条件を逸脱していることを示す判定結果として「1」を記憶回路19に記憶させる。
一方、製造年月日が示す日時から現時点までの間の環境情報が示す温度及び湿度が、保存条件として定められた温度の範囲及び湿度の範囲に収まっている場合には、逸脱状況判定機能20cは、環境情報が保存条件を逸脱していないことを示す判定結果を記憶回路19に記憶させる。例えば、逸脱状況判定機能20cは、環境情報が保存条件を逸脱していないことを示す判定結果として「0」を記憶回路19に記憶させる。
このように、逸脱状況判定機能20cは、環境情報が保存条件を満たすか否かを判定し、判定結果を記憶回路19に記憶させる。かかる判定結果は、医師側端末50において、検査デバイス10を含む検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報である。判定結果は、検査キットが保存条件を満たすように保存された検査キットであるか否かを判定する際に用いられる情報である。判定結果は、第4情報の一例である。また、逸脱状況判定機能20cは、第1判定部の一例である。
送信制御機能20dは、出力端子22が患者側端末30に接続された場合に、各種の情報を患者側端末30に送信するように通信回路21を制御する。例えば、送信制御機能20dは、通信回路21から上述した検知結果を受信すると、各種の情報を患者側端末30に送信するように通信回路21を制御する。患者側端末30に送信される各種の情報については後述する。
通信回路21は、制御回路20に接続されており、検査デバイス10と患者側端末30との通信を制御する通信インターフェースである。例えば、通信回路21は、送信制御機能20dによる制御を受けて、出力端子22を介して患者側端末30に各種の情報を送信する。例えば、通信回路21は、ネットワークカード、ネットワークアダプタ又はNIC(Network Interface Controller)等によって実現される。
出力端子22は、患者側端末30に対して着脱可能であり、リモート診療が行われる際に患者側端末30に患者により接続される。出力端子22は、例えば、USB(Universal Serial Bus)コネクタ等により実現される。
次に、図2を参照して、通信回路21が患者側端末30に送信する各種の情報の一例について説明する。図2は、第1の実施形態に係る検査デバイス10の通信回路21が送信する各種の情報の一例を示す図である。
送信制御機能20dは、通信回路21から上述した検知結果を受信すると、記憶回路19から図2に示す各種の情報を取得する。具体的には、送信制御機能20dは、図2に示すように、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を取得する。これらの情報のうち、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの使用有効期限」及び「逸脱状況判定機能20cの判定結果」は、医師側端末50において患者の検査における検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報である。
そして、送信制御機能20dは、取得された「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を患者側端末30に送信するように、通信回路21を制御する。これにより、通信回路21は、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を出力端子22を介して患者側端末30に送信する。通信回路21は、送信部の一例である。
図3は、第1の実施形態に係る検査デバイス10が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3に示すように、送信制御機能20dは、出力端子22が患者側端末30に接続されているか否かを判定する(ステップS101)。例えば、送信制御機能20dは、出力端子22が患者側端末30に接続されたことを示す検知結果を通信回路21から受信した場合には、出力端子22が患者側端末30に接続されていると判定する。また、送信制御機能20dは、かかる検知結果を通信回路21から受信していない場合には、出力端子22が患者側端末30に接続されていないと判定する。
そして、送信制御機能20dは、出力端子22が患者側端末30に接続されていないと判定した場合(ステップS101:No)、再び、ステップS101の判定処理を行う。
一方、送信制御機能20dは、出力端子22が患者側端末30に接続されていると判定した場合(ステップS101:Yes)、例えば、図2に示す各種の情報を記憶回路19から取得する(ステップS102)。
そして、送信制御機能20dは、取得された各種の情報を患者側端末30に送信するように通信回路21を制御し(ステップS103)、図3に示す処理を終了する。
次に、第1の実施形態に係るリモート診療システムの一例について説明する。図4は、第1の実施形態に係るリモート診療システム1の構成の一例を示す図である。図4に示すように、リモート診療システム1は、検査デバイス10、患者が使用する患者側端末30及び医師が使用する医師側端末50を備える。リモート診療システム1では、患者及び医師が患者側端末30及び医師側端末50を用いて電話で会話したり、患者側端末30及び医師側端末50との間で無線又は有線による通信を行ったりすることで、医師は患者に対してリモート診療を行う。また、リモート診療システム1では、医師は、患者側で実施されるリモート検査の結果に基づいてリモート診療を行う。
リモート診療では、図4に示すように、検査デバイス10の出力端子22が患者側端末30に接続される。患者側端末30は、スマートフォン、携帯電話、パーソナルコンピュータ(Personal Computer)等の端末である。図4の例では、患者側端末30がスマートフォンである場合が示されている。
患者側端末30は、タッチスクリーン31及びカメラ32を備える。タッチスクリーン31は、ディスプレイとタッチパネルとを備える。ディスプレイは、各種の画像を表示する。また、タッチパネルは、患者によりタッチされることで、患者の操作を受け付ける。
例えば、図4に示すように、タッチスクリーン31には、ボタン33,34が表示される。ボタン33は、「症状・検査情報」と表記されたボタンである。患者によりボタン33がタッチされると、タッチスクリーン31は、患者により選択可能な複数の症状の候補を表示する。複数の症状の候補の中から症状が患者により選択されると、患者側端末30は、選択された症状とともに、検査デバイス10から送信された各種の情報を医師側端末50に送信する。
例えば、患者側端末30は、選択された症状とともに、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を医師側端末50に送信する。したがって、検査デバイス10は、患者側端末30を介して、各種の情報を医師側端末50に送信するといえる。
また、ボタン34は、「医師の指示・処方」と表記されたボタンである。患者によりボタン34がタッチされると、タッチスクリーン31は、医師側端末50から送信された医師の指示及び医師により処方された処方箋の内容を表示する。
また、患者側端末30は、医師側端末50から送信された、医師の顔をカメラで撮影することにより得られた動画像データであって医師の顔が描出された動画像データである医師動画像データを受信する。そして、タッチスクリーン31は、医師動画像データに基づく動画像を表示する。
また、カメラ32は、患者を撮影することにより患者の顔が描出された動画像データである患者動画像データを生成する。そして、患者側端末30は、患者動画像データを医師側端末50に送信する。
また、患者側端末30は、周期的に、所定の時刻の患者の血圧や心拍等を示すデジタルデータを医師側端末50に送信する。具体例を挙げて説明すると、血圧や心拍は、血圧測定装置や心拍測定装置等により測定される。患者側端末30は、血圧測定装置や心拍測定装置等と有線又は無線により通信を行うことが可能である。患者側端末30は、血圧測定装置や心拍測定装置等から送信された血圧や心拍等を示すデジタルデータを受信する。そして、患者側端末30は、受信した血圧や心拍等を示すデジタルデータを医師側端末50に送信する。
医師側端末50は、医師が患者に対してリモート診療を行う場合に使用される端末である。例えば、医師側端末50は、スマートフォン、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の端末である。図4の例では、医師側端末50がパーソナルコンピュータである場合が示されている。
図4に示すように、医師側端末50は、通信回路51と、入力装置52と、記憶装置53と、ディスプレイ54と、制御回路55とを備える。
通信回路51は、制御回路55に接続されており、医師側端末50と患者側端末30との通信を制御する通信インターフェースである。例えば、通信回路51は、制御回路55による制御を受けて、各種の情報を患者側端末30に送信したり、患者側端末30から送信された各種の情報を受信し、受信した情報を制御回路55に送信したりする。例えば、通信回路51は、ネットワークカード、ネットワークアダプタ又はNIC等によって実現される。
例えば、通信回路51は、患者側端末30から送信された「患者により選択された症状」、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を受信する。そして、通信回路51は、受信されたこれらの情報を制御回路55に送信する。通信回路51は、受信部の一例である。
また、通信回路51は、患者側端末30から送信された患者動画像データを受信し、受信された患者動画像データを制御回路55に送信する。また、通信回路51は、患者側端末30から送信された患者の血圧や心拍等を示すデジタルデータを受信し、受信されたデジタルデータを制御回路55に送信する。
また、通信回路51は、医師動画像データを患者側端末30に送信する。また、通信回路51は、患者に対する医師の指示及び患者に対して処方された処方箋の内容を患者側端末30に送信する。
入力装置52は、医師からの各種の操作、各種の指示及び各種の要求等を受け付け、受け付けた操作、指示及び要求等を制御回路55に送信する入力インターフェースである。入力装置52は、トラックボール、スイッチ、ダイヤル、フットスイッチ、ジョイスティック等により実現される。例えば、入力装置52は、医師から、患者に対する指示及び患者に対して処方された処方箋の内容を受け付け、受け付けられた指示及び処方箋の内容を制御回路55に送信する。
記憶装置53は、各種の情報を記憶する。例えば、記憶装置53は、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク又は光ディスクによって実現される。
例えば、記憶装置53は、制御回路55による制御を受けて、通信回路51から送信された「患者により選択された症状」、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を記憶する。
また、記憶装置53は、予め各種の情報を記憶している。図5は、第1の実施形態に係る医師側端末50の記憶装置53に記憶されている情報の一例を示す図である。例えば、図5に示すように、記憶装置53は、患者に対して行われる検査の種類を予め記憶している。また、記憶装置53は、当局により承認された検査キットを製造する複数のメーカーを予め記憶している。また、記憶装置53は、当局により承認された複数の検査キットの名称を予め記憶している。また、記憶装置53は、複数の検査キットの薬機承認番号を予め記憶している。
図4の説明に戻り、ディスプレイ54は、制御回路55の表示制御機能55bによる制御を受けて、医師がリモート診療を行う際に必要な各種の情報及び各種の画像を表示する。例えば、ディスプレイ54は、表示領域54a~54dを有する。ディスプレイ54は、表示部の一例である。表示領域54a~54dに表示される内容については後述する。
制御回路55は、医師側端末50全体の動作を制御する処理回路である。制御回路55は、例えば、プロセッサにより実現される。例えば、制御回路55は、医師側端末50のカメラにより得られた医師動画像データを患者側端末30に送信するように通信回路51を制御する。また、制御回路55は、入力装置52により受け付けられた患者に対する指示及び患者に対して処方された処方箋の内容を患者側端末30に送信するように通信回路51を制御する。
また、制御回路55は、患者側端末30から送信された「患者により選択された症状」、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの製造年月日」、「検査キットの使用有効期限」、「検査キットの保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を記憶装置53に記憶させる。
制御回路55は、図4に示すように、判定機能55aと、表示制御機能55bとを備える。ここで、例えば、図4に示す制御回路55の構成要素である判定機能55a及び表示制御機能55bの各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶装置53に記憶されている。制御回路55は、各プログラムを記憶装置53から読み出し、読み出した各プログラムを実行することで各プログラムに対応する機能を実現する。換言すると、各プログラムを読み出した状態の制御回路55は、図4の制御回路55内に示された各機能を有することとなる。
判定機能55aは、患者側端末30から送信された複数の情報の中からいくつかの情報を用いて、患者の検査における検査キットの有効性を判定する。ここでいう患者の検査における検査キットの有効性の判定とは、例えば、患者を検査するために使用された検査キットが有効であるか否かの判定である。かかる検査キットは、上述したように検査デバイス10を含む。判定機能55aは、第2判定部の一例である。
図6は、第1の実施形態に係る医師側端末50の判定機能55aにより検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報の一例を示す図である。例えば、図6に示すように、患者側端末30から送信された複数の情報のうち、記号「○」が対応付けられている情報が、判定機能55aにより検査キットの有効性を判定する際に用いられる。
例えば、図6に示すように、「検査の種類」、「検査キットを製造したメーカー」、「検査キットの名称」、「検査キットの薬機承認番号」、「検査キットの使用有効期限」及び「逸脱状況判定機能20cの判定結果」が、判定機能55aにより検査キットの有効性を判定する際に用いられる。判定機能55aによる具体的な判定の処理の内容については後述する。
図4の説明に戻り、表示制御機能55bは、ディスプレイ54に各種の情報及び各種の画像を表示させる。例えば、表示制御機能55bは、患者動画像データに基づく動画像を表示領域54aに表示するようにディスプレイ54を制御する。また、表示制御機能55bは、患者側端末30から周期的に送信されたデジタルデータにより示される患者の血圧や心拍等の履歴を表示領域54bに表示するようにディスプレイ54を制御する。
また、表示制御機能55bは、今回の診療の各種の内容を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する。例えば、表示制御機能55bは、患者側端末30から送信された「患者により選択された症状」を主訴として表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する。また、表示制御機能55bは、入力装置52により受け付けられた、患者に対する指示及び患者に対して処方された処方箋の内容を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する。
また、表示制御機能55bは、後述する判定処理において、患者側端末30から送信された「検査結果」又は各種の警告メッセージを表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する。表示制御機能55bは、表示制御部の一例である。
また、表示制御機能55bは、今回の診療よりも前の診療の各種の内容を履歴として表示領域54dに表示するようにディスプレイ54を制御する。
図7は、第1の実施形態に係る医師側端末50が実行する判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示す判定処理では、例えば、ステップS201,S203~S205,S207,S209のそれぞれのステップで、検査キットが有効であるか否かを判定する処理として各種の判定処理が実行される。そして、最終的に検査キットが有効であると判定された場合に、ステップS211で検査結果がディスプレイ54に表示される。一方、検査キットが有効でないと判定された場合には、各種の警告メッセージがディスプレイ54に表示される。
図7に示すように、判定機能55aは、検査デバイス10を含む検査キットにより行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致するか否かを判定する(ステップS201)。ステップS201では、判定機能55aは、検査キットにより行われる検査の種類、及び、患者に対して行われる検査の種類の2つの検査の種類を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、2つの検査種類が一致するか否かを判定する。
検査キットにより行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致しない場合(ステップS201:No)、検査キットは有効ではない。例えば、検査キットにより行われる検査の種類が「感染症Aの検査」であり、患者に対して行われる検査の種類が「感染症Bの検査」である場合、2つの検査が異なるため、検査キットは有効ではない。
そこで、この場合(ステップS201:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査キットにより行われる検査の種類と、患者に対して行われる検査の種類とが一致していません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS202)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査キットにより行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致する場合(ステップS201:Yes)、判定機能55aは、当局により承認された検査キットを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカーがあるか否かを判定する(ステップS203)。ステップS203では、判定機能55aは、当局により承認された検査キットを製造する複数のメーカー、及び、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカーを記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、承認された検査キットを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカーがあるか否かを判定する。
承認された検査キットを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカーがない場合(ステップS203:No)、検査デバイス10を含む検査キットは未承認の検査キットである。このため、検査デバイス10を含む検査キットは有効ではない。そこで、この場合(ステップS203:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「患者が使用した検査キットは未承認の検査キットです」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS206)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、承認された検査キットを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を含む検査キットを製造したメーカーがある場合(ステップS203:Yes)、判定機能55aは、当局により承認された複数の検査キットの名称の中に、検査デバイス10を含む検査キットの名称があるか否かを判定する(ステップS204)。ステップS204では、判定機能55aは、当局により承認された複数の検査キットの名称、及び、検査デバイス10を含む検査キットの名称を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、承認された複数の検査キットの名称の中に、検査デバイス10を含む検査キットの名称があるか否かを判定する。
承認された複数の検査キットの名称の中に、検査デバイス10を含む検査キットの名称がない場合(ステップS204:No)、検査デバイス10を含む検査キットは未承認の検査キットである。このため、検査デバイス10を含む検査キットは有効ではない。そこで、この場合(ステップS204:No)、表示制御機能55bは、上述したステップS206に進み、ステップS206の処理を実行する。
一方、承認された複数の検査キットの名称の中に、検査デバイス10を含む検査キットの名称がある場合(ステップS204:Yes)、判定機能55aは、複数の検査キットの薬機承認番号の中に、検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号があるか否かを判定する(ステップS205)。ステップS205では、判定機能55aは、複数の検査キットの薬機承認番号、及び、検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、複数の検査キットの薬機承認番号の中に、検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号があるか否かを判定する。
複数の検査キットの薬機承認番号の中に、検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号がない場合(ステップS205:No)、検査デバイス10を含む検査キットは未承認の検査キットである。このため、検査デバイス10を含む検査キットは有効ではない。そこで、この場合(ステップS205:No)、表示制御機能55bは、上述したステップS206に進み、ステップS206の処理を実行する。
一方、複数の検査キットの薬機承認番号の中に、検査デバイス10を含む検査キットの薬機承認番号がある場合(ステップS205:Yes)、判定機能55aは、検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されたか否かを判定する(ステップS207)。ステップS207では、判定機能55aは、検査デバイス10を含む検査キットが使用された日時として、記憶装置53に記憶された検査結果に付加された日時を取得する。また、判定機能55aは、使用有効期限を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内であるか否かを判定することにより、検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されたか否かを判定する。具体的には、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内であると判定した場合、検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されていると判定する。また、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内でないと判定した場合、検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されていないと判定する。
検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されていない場合(ステップS207:No)、検査デバイス10を含む検査キットは有効ではない。そこで、この場合(ステップS207:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査キットは、使用有効期限内に使用されていません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS208)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査デバイス10を含む検査キットが使用有効期限内に使用されている場合(ステップS207:Yes)、判定機能55aは、検査デバイス10を含む検査キットが保存条件を満たすように保存されたか否かを判定する(ステップS209)。ステップS209では、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果が、環境情報が保存条件を逸脱していないことを示す場合、検査デバイス10を含む検査キットが保存条件を満たすように保存されていると判定する。また、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果が、環境情報が保存条件を逸脱していることを示す場合、検査デバイス10を含む検査キットが保存条件を満たすように保存されていないと判定する。
検査デバイス10を含む検査キットが保存条件を満たすように保存されていない場合(ステップS209:No)、検査デバイス10を含む検査キットは有効ではない。そこで、この場合(ステップS209:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査キットは、保存条件を満たすように保存されていません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS210)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査デバイス10を含む検査キットが保存条件を満たすように保存されている場合(ステップS209:Yes)、検査デバイス10を含む検査キットは有効である。そこで、この場合(ステップS209:Yes)、表示制御機能55bは、検査結果を記憶装置53から取得し、取得された検査結果が示す内容を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS211)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
以上、第1の実施形態に係る検査デバイス10、医師側端末50及びリモート診療システム1について説明した。第1の実施形態では、検査デバイス10を含む検査キットが患者により調達されて保管された検査キットであっても、各種の警告メッセージを確認した医師は、使用された検査キットが有効ではないことを正確に把握することができる。この場合、例えば、医師は、患者に対して、有効な検査キットを使用するように伝える。これにより、患者は、有効な検査キットを使用して再度検査を行う。このため、医師は、診療の際に、有効でない検査キットによる検査の結果を用いずにすむ。このため、第1の実施形態に係る医師側端末50及びリモート診療システム1によれば、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる。
また、第1の実施形態に係る検査デバイス10は、検査デバイス10を含む検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報を患者側端末30を介して医師側端末50に送信する。すなわち、検査デバイス10は、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる情報を送信する。したがって、検査デバイス10によっても、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる。
また、第1の実施形態によれば、医師は、診療報酬を得るための証拠として用いられる、有効な検査キットにより得られた検査結果を得ることができる。
また、第1の実施形態によれば、リモート診療において、医師が、患者が調達した検査キットに関する各種の情報を患者から聞き出すことなく、検査キットが有効であるか否かを把握することができる。このため、第1の実施形態によれば、リモート診療において、確認作業の時間が短くなる。それゆえ、診療自体も効率化され診療の信頼性も向上する。
また、第1の実施形態によれば、患者が医師へ検査キットの各種の情報を伝える際に、誤った情報を伝えるような事態の発生も抑制することができる。
また、上述した第1の実施形態の技術は、大規模感染症検査の管理システムにも適用することができる。患者が医療施設外で自ら検査することにより、医療施設の業務を妨げることなく、医療施設は、検査結果を収集することができる。
(第1の実施形態の変形例)
なお、上述した第1の実施形態では、送信制御機能20dが、逸脱状況判定機能20cの判定結果を患者側端末30を介して医師側端末50に送信するように通信回路21を制御する場合について説明した。しかしながら、送信制御機能20dが、逸脱状況判定機能20cの判定結果に代えて他の情報を送信するように通信回路21を制御してもよい。そこで、このような変形例を第1の実施形態の変形例として説明する。
なお、第1の実施形態の変形例の説明では、主に、第1の実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態と同様の構成の説明については省略する場合がある。
例えば、変形例では、送信制御機能20dは、記憶回路19に記憶された環境情報を取得する。そして、送信制御機能20dは、逸脱状況判定機能20cの判定結果に代えて、取得された環境情報を送信するように通信回路21を制御する。これにより、通信回路21は、環境情報を患者側端末30を介して医師側端末50に送信する。この場合、環境情報は、第4情報の一例である。
なお、変形例では、制御回路55の判定機能55aは、保存条件及び環境情報を用いて、逸脱状況判定機能20cが実行する処理と同様の処理を実行する。例えば、変形例ではステップS209において、判定機能55aは、保存条件及び環境情報を用いて、逸脱状況判定機能20cが実行する処理と同様の処理を実行することにより、環境情報が保存条件を逸脱しているか否かを示す判定結果を得る。そして、変形例では、ステップS209において、判定機能55aは、判定結果を用いて第1の実施形態に係るステップS209の処理と同様の処理を実行する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態及び変形例では、検査デバイス10が、検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報を送信し、医師側端末50が、検査キットの有効性を判定する際に用いられる情報に基づいて、検査キットの有効性を判定する場合について説明した。しかしながら、検査デバイス10が、検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる情報を送信し、医師側端末50が、検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる情報に基づいて、検査デバイス10の有効性を判定してもよい。そこで、このような実施形態を第2の実施形態として以下に説明する。
なお、第2の実施形態の説明では、主に、第1の実施形態と異なる点について説明し、第1の実施形態と同様の構成の説明については省略する場合がある。
例えば、第2の実施形態では、記憶回路19が、検査キットを製造したメーカー、検査キットの名称及び検査キットの薬機承認番号に代えて、以下の情報を記憶する点が、第1の実施形態と異なる。例えば、第2の実施形態では、記憶回路19は、検査デバイス10を製造したメーカー、検査デバイス10の名称及び検査デバイス10の薬機承認番号を記憶する。検査デバイス10を製造したメーカー、検査デバイス10の名称及び検査デバイス10の薬機承認番号は、医師側端末50において、検査デバイス10が当局により承認された検査デバイスであるか否かを判定する際に用いられる。検査デバイス10を製造したメーカー、検査デバイス10の名称及び検査デバイス10の薬機承認番号は、第2情報の一例である。
また、第2の実施形態では、記憶回路19が、検査キットの使用有効期限に代えて、検査デバイス10の使用有効期限を記憶する点が、第1の実施形態と異なる。検査デバイス10の使用有効期限は、医師側端末50において、検査デバイス10が使用有効期限内に使用された検査デバイスであるか否かを判定する際に用いられる。検査デバイス10の使用有効期限は、第3情報の一例である。
また、第2の実施形態では、記憶回路19が、検査キットの保存条件に代えて、検査デバイス10の保存条件を記憶する点が、第1の実施形態と異なる。例えば、第2の実施形態において、保存条件は、検査デバイス10周辺の環境(温度及び湿度)に関する条件である。より具体的には、保存条件は、例えば、10度以上25度以下等の温度の範囲、及び、5%以上15%以下等の湿度の範囲である。検査デバイス10の保存条件は、検査デバイス10の環境に関する条件である。
また、第2の実施形態では、記憶回路19が、検査キットの製造年月日に代えて、検査デバイス10の製造年月日を記憶する点が、第1の実施形態と異なる。
また、第2の実施形態に係る逸脱状況判定機能20cは、第1の実施形態に係る逸脱状況判定機能20cと同様に、環境情報が保存条件を満たすか否かを判定し、判定結果を記憶回路19に記憶させる。ただし、第2の実施形態において、判定結果は、医師側端末50において、検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる情報である。具体的には、判定結果は、検査デバイス10が保存条件を満たすように保存された検査キットであるか否かを判定する際に用いられる情報である。判定結果は、第4情報の一例である。
また、第2の実施形態において、送信制御機能20dは、通信回路21から上述した検知結果を受信すると、記憶回路19から各種の情報を取得する。具体的には、送信制御機能20dは、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の製造年月日」、「検査デバイス10の使用有効期限」、「検査デバイス10の保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を取得する。これらの情報のうち、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の使用有効期限」及び「逸脱状況判定機能20cの判定結果」は、医師側端末50において患者の検査における検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる情報である。
そして、送信制御機能20dは、取得されたこれらの情報を患者側端末30に送信するように、通信回路21を制御する。これにより、通信回路21は、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の製造年月日」、「検査デバイス10の使用有効期限」、「検査デバイス10の保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を出力端子22を介して患者側端末30に送信する。
また、第2の実施形態に係る患者側端末30は、第1の実施形態に係る患者側端末30と同様に、患者により選択された症状とともに、検査デバイス10から送信された各種の情報を医師側端末50に送信する。
例えば、患者側端末30は、選択された症状とともに、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の製造年月日」、「検査デバイス10の使用有効期限」、「検査デバイス10の保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を医師側端末50に送信する。
そして、第2の実施形態に係る医師側端末50の通信回路51は、患者側端末30から送信された「患者により選択された症状」、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の製造年月日」、「検査デバイス10の使用有効期限」、「検査デバイス10の保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を受信する。そして、通信回路51は、受信されたこれらの情報を制御回路55に送信する。
そして、第2の実施形態に係る制御回路55は、通信回路51から送信されたこれらの情報を記憶装置53に記憶させる。
このように、第2の実施形態に係る記憶装置53は、制御回路55による制御を受けて、「患者により選択された症状」、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の製造年月日」、「検査デバイス10の使用有効期限」、「検査デバイス10の保存条件」、「逸脱状況判定機能20cの判定結果」及び「検査結果」を記憶する。
また、記憶装置53は、予め各種の情報を記憶している。例えば、記憶装置53は、第1の実施形態と同様に、患者に対して行われる検査の種類を予め記憶している。また、記憶装置53は、当局により承認された検査デバイスを製造する複数のメーカーを予め記憶している。また、記憶装置53は、当局により承認された複数の検査デバイスの名称を予め記憶している。また、記憶装置53は、複数の検査デバイスの薬機承認番号を予め記憶している。
第2の実施形態に係る判定機能55aは、患者側端末30から送信された複数の情報の中からいくつかの情報を用いて、患者の検査における検査デバイス10の有効性を判定する。ここでいう患者の検査における検査デバイス10の有効性の判定とは、例えば、患者を検査するために使用された検査デバイス10が有効であるか否かの判定である。
例えば、「検査の種類」、「検査デバイス10を製造したメーカー」、「検査デバイス10の名称」、「検査デバイス10の薬機承認番号」、「検査デバイス10の使用有効期限」及び「逸脱状況判定機能20cの判定結果」が、判定機能55aにより検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる。
第2の実施形態に係る表示制御機能55bは、ディスプレイ54に各種の情報及び各種の画像を表示させる。例えば、表示制御機能55bは、後述する判定処理において、患者側端末30から送信された「検査結果」又は各種の警告メッセージを表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する。
図8は、第2の実施形態に係る医師側端末50が実行する判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示す判定処理では、例えば、ステップS301,S303~S305,S307,S309のそれぞれのステップで、検査デバイス10が有効であるか否かを判定する処理として各種の判定処理が実行される。そして、最終的に検査デバイス10が有効であると判定された場合に、ステップS311で検査結果がディスプレイ54に表示される。一方、検査デバイス10が有効でないと判定された場合には、各種の警告メッセージがディスプレイ54に表示される。
図8に示すように、判定機能55aは、検査デバイス10により行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致するか否かを判定する(ステップS301)。ステップS301では、判定機能55aは、検査デバイス10により行われる検査の種類、及び、患者に対して行われる検査の種類の2つの検査の種類を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、2つの検査種類が一致するか否かを判定する。
検査デバイス10により行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致しない場合(ステップS301:No)、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS301:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査デバイスにより行われる検査の種類と、患者に対して行われる検査の種類とが一致していません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS302)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査デバイス10により行われる検査の種類が、患者に対して行われる検査の種類と一致する場合(ステップS301:Yes)、判定機能55aは、当局により承認された検査デバイスを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を製造したメーカーがあるか否かを判定する(ステップS303)。ステップS303では、判定機能55aは、当局により承認された検査デバイスを製造する複数のメーカー、及び、検査デバイス10を製造したメーカーを記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、承認された検査デバイスを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を製造したメーカーがあるか否かを判定する。
承認された検査デバイスを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を製造したメーカーがない場合(ステップS303:No)、検査デバイス10は未承認の検査デバイスである。このため、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS303:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「患者が使用した検査デバイスは未承認の検査デバイスです」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS306)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、承認された検査デバイスを製造する複数のメーカーの中に、検査デバイス10を製造したメーカーがある場合(ステップS303:Yes)、判定機能55aは、当局により承認された複数の検査デバイスの名称の中に、検査デバイス10の名称があるか否かを判定する(ステップS304)。ステップS304では、判定機能55aは、当局により承認された複数の検査デバイスの名称、及び、検査デバイス10の名称を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、承認された複数の検査デバイスの名称の中に、検査デバイス10の名称があるか否かを判定する。
承認された複数の検査デバイスの名称の中に、検査デバイス10の名称がない場合(ステップS304:No)、検査デバイス10は未承認の検査キットである。このため、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS304:No)、表示制御機能55bは、上述したステップS306に進み、ステップS306の処理を実行する。
一方、承認された複数の検査デバイスの名称の中に、検査デバイス10の名称がある場合(ステップS304:Yes)、判定機能55aは、複数の検査デバイスの薬機承認番号の中に、検査デバイス10の薬機承認番号があるか否かを判定する(ステップS305)。ステップS305では、判定機能55aは、複数の検査デバイスの薬機承認番号、及び、検査デバイス10の薬機承認番号を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、複数の検査デバイスの薬機承認番号の中に、検査デバイス10の薬機承認番号があるか否かを判定する。
複数の検査デバイスの薬機承認番号の中に、検査デバイス10の薬機承認番号がない場合(ステップS305:No)、検査デバイス10は未承認の検査デバイスである。このため、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS305:No)、表示制御機能55bは、上述したステップS306に進み、ステップS306の処理を実行する。
一方、複数の検査デバイスの薬機承認番号の中に、検査デバイス10の薬機承認番号がある場合(ステップS305:Yes)、判定機能55aは、検査デバイス10が使用有効期限内に使用されたか否かを判定する(ステップS307)。ステップS307では、判定機能55aは、検査デバイス10が使用された日時として、記憶装置53に記憶された検査結果に付加された日時を取得する。また、判定機能55aは、使用有効期限を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内であるか否かを判定することにより、検査デバイス10が使用有効期限内に使用されたか否かを判定する。具体的には、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内であると判定した場合、検査デバイス10が使用有効期限内に使用されていると判定する。また、判定機能55aは、取得された日時が使用有効期限内でないと判定した場合、検査デバイス10が使用有効期限内に使用されていないと判定する。
検査デバイス10が使用有効期限内に使用されていない場合(ステップS307:No)、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS307:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査デバイスは、使用有効期限内に使用されていません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS308)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査デバイス10が使用有効期限内に使用されている場合(ステップS307:Yes)、判定機能55aは、検査デバイス10が保存条件を満たすように保存されたか否かを判定する(ステップS309)。ステップS309では、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果を記憶装置53から取得する。そして、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果が、環境情報が保存条件を逸脱していないことを示す場合、検査デバイス10が保存条件を満たすように保存されていると判定する。また、判定機能55aは、逸脱状況判定機能20cの判定結果が、環境情報が保存条件を逸脱していることを示す場合、検査デバイス10が保存条件を満たすように保存されていないと判定する。
検査デバイス10が保存条件を満たすように保存されていない場合(ステップS309:No)、検査デバイス10は有効ではない。そこで、この場合(ステップS309:No)、表示制御機能55bは、警告メッセージ「検査デバイスは、保存条件を満たすように保存されていません」を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS310)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
一方、検査デバイス10が保存条件を満たすように保存されている場合(ステップS309:Yes)、検査デバイス10は有効である。そこで、この場合(ステップS309:Yes)、表示制御機能55bは、検査結果を記憶装置53から取得し、取得された検査結果が示す内容を表示領域54cに表示するようにディスプレイ54を制御する(ステップS311)。そして、表示制御機能55bは、判定処理を終了する。
以上、第2の実施形態に係る検査デバイス10、医師側端末50及びリモート診療システム1について説明した。第2の実施形態では、検査デバイス10が患者により調達されて保管された検査デバイスであっても、各種の警告メッセージを確認した医師は、使用された検査デバイスが有効ではないことを正確に把握することができる。この場合、例えば、医師は、患者に対して、有効な検査デバイスを使用するように伝える。これにより、患者は、有効な検査デバイスを使用して再度検査を行う。このため、医師は、診療の際に、有効でない検査デバイスによる検査の結果を用いずにすむ。このため、第2の実施形態に係る医師側端末50及びリモート診療システム1によれば、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる。
また、第2の実施形態に係る検査デバイス10は、検査デバイス10の有効性を判定する際に用いられる情報を患者側端末30を介して医師側端末50に送信する。すなわち、検査デバイス10は、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる情報を送信する。したがって、検査デバイス10によっても、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができ、ひいては、診療自体の信頼性の低下も抑制することができる。
また、第2の実施形態によれば、医師は、診療報酬を得るための証拠として用いられる、有効な検査デバイスにより得られた検査結果を得ることができる。
また、第2の実施形態によれば、リモート診療において、医師が、患者が調達した検査デバイスに関する各種の情報を患者から聞き出すことなく、検査デバイスが有効であるか否かを把握することができる。このため、第2の実施形態によれば、リモート診療において、確認作業の時間が短くなる。それゆえ、診療自体も効率化され診療の信頼性も向上する。
また、第2の実施形態によれば、患者が医師へ検査デバイスの各種の情報を伝える際に、誤った情報を伝えるような事態の発生も抑制することができる。
また、上述した第2の実施形態の技術は、大規模感染症検査の管理システムにも適用することができる。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、若しくは、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、又は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは、記憶回路19及び記憶装置53に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路19及び記憶装置53にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、プロセッサは、単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。
以上述べた少なくとも1つの実施形態又は変形例によれば、リモート診療において患者側で実施されるリモート検査の信頼性の低下を抑制することができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、実施形態同士の組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。