JP2022110672A - 太陽電池モジュールの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】太陽電池モジュールの支持構造は、レール部材30と、太陽電池モジュールをパネル支持フレーム及びパネル把持部材を介して間接的に支持し、レール部材30に挿入された状態でレール部材30に沿ってスライド移動可能に形成される固定部材40と、固定部材40をレール部材30に固定するボルト61と、を備える。レール部材30は、レール部材30に沿って延びるレール板部34,35を備える。固定部材40は、レール板部34,35が挿入可能に形成される挿入凹部41a,42aと、レール板部34,35よりも壁面の近くに位置し、レール板部34,35に面接触した状態でボルト61によりレール板部34,35に固定される接触板部44,45と、を備える。
【選択図】図5
Description
図1及び図2に示すように、支持構造20は、本例では、太陽電池モジュール10を壁面85に対面する位置に支持する。太陽電池モジュール10は、太陽光を受けて発電するソーラーパネルであり、支持構造20により鉛直方向に沿う方向に支持される。以下では、壁面85に沿う互い直交する方向をX方向及びY方向と規定し、壁面85に直交する方向をZ方向と規定する。
詳しくは、支持構造20は、一対のレール部材30と、複数の固定部材40と、複数のパネル支持フレーム50と、複数のパネル把持部材59と、を備える。支持構造20の各部材は金属からなる。
図4に示すように、レール部材30は、太陽電池モジュール10(図1参照)に向かって開口する断面C字状をなす。詳しくは、レール部材30は、底板部31と、側壁部32,33と、レール板部34,35と、を備える。
底板部31は、X方向に長い長方形板状をなす。底板部31は被取付部80に面接触する。底板部31は、複数のボルト39により被取付部80に固定されている。複数のボルト39はX方向に並べられる。ボルト39の頭部は、底板部31の上面であって、底板部31のY方向の中央に位置する。
側壁部32,33は、Y方向の底板部31の両端部に位置し、底板部31に直交する方向に延びる。
レール板部34,35は、側壁部32,33の壁面85から遠い端部に設けられ、側壁部32,33に直交するY方向において互いに近づく向きに延びる。一対のレール板部34,35の間にはY方向に隙間が形成されている。この隙間には固定部材40が挿入される。
図5に示すように、レール板部34,35には、レール板部34,35の厚さ方向に貫通した貫通孔34h,35hが形成されている。貫通孔34h,35hは、固定部材40をレール部材30に固定するためのボルト61の軸部が通過するねじ通過孔であり、X方向に長い長孔として形成されている。
詳しくは、図6に示すように、固定部材40は、一対の挿入壁部41,42と、連結部43と、一対の接触板部44,45と、一対の支持部47,48と、を備える。
一対の挿入壁部41,42は、Y方向及びZ方向に沿う矩形板状をなし、一対の接触板部44,45を挟んでX方向に対面する。
図7に示すように、挿入壁部41,42には、それぞれ、一対の挿入凹部41a,42a、ボルト通過凹部41b,42b、一対の傾斜部41c,42c、貫通孔41h,42h及び一対の力受け部41d,42dが形成される。
図6に示すように、連結部43は、X方向に並ぶ一対の挿入壁部41,42を連結する。連結部43は、X方向及びY方向に延びる板状をなし、一対の挿入壁部41,42の上側側面同士を連結する。
図1に示すように、パネル支持フレーム50は、三角形のトラス形状をなす。詳しくは、パネル支持フレーム50は、第1辺部51と、第2辺部52と、第3辺部53と、を備える。第1辺部51、第2辺部52及び第3辺部53はX方向に延びる回転軸を中心に互いに回転可能に接続されている。
第1辺部51は、Y方向に並ぶ2つの固定部材40の間に延び、この2つの固定部材40に固定される。図8に示すように、第1辺部51は、Y方向から見てコの字形状をなし、2つの固定部材40それぞれの挿入壁部41,42を外側から挟み込み、ボルト62により固定部材40に固定される。
パネル把持部材59は、第3辺部53の第1端部53a及び第2端部53bに1つずつ設けられ、太陽電池モジュール10をY方向から把持する。第1辺部51と第3辺部53のなす角度が約20°に設定されることにより、複数のパネル支持フレーム50は太陽電池モジュール10を壁面85に対して太陽に向かう方向に支持する。これにより、太陽電池モジュール10は効率的に発電できる。
まず、図3及び図4に示すように、一対のレール部材30がボルト39より互いに平行をなすようにそれぞれ被取付部80に固定される。次に、各レール部材30に2つずつ固定部材40が挿入される。具体的には、図5に示すように、レール部材30のレール板部34,35に固定部材40の挿入凹部41a,42aが挿入されて、固定部材40をレール部材30に沿って移動させる。そして、固定部材40の接触板部44,45の貫通孔44h,45hをレール部材30の貫通孔34h,35hに重ね合わせる。ボルト61の軸部を貫通孔34h,35hを通過させて貫通孔44h,45hに螺合させる。よって、接触板部44,45とレール板部34,35は面接触した状態でボルト61により固定される。これにより、固定部材40がレール部材30に固定される。
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)太陽電池モジュール10の支持構造20は、レール部材30と、太陽電池モジュール10をパネル支持フレーム50及びパネル把持部材59を介して間接的に支持し、レール部材30に挿入された状態でレール部材30に沿ってスライド移動可能に形成される固定部材40と、固定部材40をレール部材30に固定する締結部材の一例であるボルト61と、を備える。レール部材30は、レール部材30に沿って延びるレール板部34,35を備える。固定部材40は、レール板部34,35が挿入可能に形成される挿入凹部41a,42aと、レール板部34,35よりも壁面85の近くに位置し、レール板部34,35に面接触した状態でボルト61によりレール板部34,35に固定される接触板部44,45と、を備える。
この構成によれば、固定部材40の接触板部44,45がレール部材30のレール板部34,35に面接触した状態で固定されている。よって、固定部材40がレール部材30に対して斜めにずれたり、固定部材40がレール部材30から外れたりすることが抑制される。これにより、支持構造20は、太陽電池モジュール10をより安定的に支持することができる。
また、接触板部44,45とレール板部34,35が面接触する部位にてボルト61で固定されることにより、接触板部44,45とレール板部34,35が面接触した状態を確実に維持できる。
この構成によれば、一対の挿入壁部41,42がX方向において接触板部44,45を挟み込むように並べられる。よって、固定部材40がレール部材30に挿入されたときにレール部材30に対して傾くことが抑制される。また、接触板部44,45は、一対の挿入壁部41,42の間に位置するため、接触板部44,45とレール板部34,35をより確実に面接触させることができる。これにより、支持構造20は、太陽電池モジュール10をより安定的に支持することができる。
この構成によれば、ボルト39の頭部がレール部材30に対する固定部材40のスライド移動を阻害することが抑制される。
この構成によれば、太陽電池モジュール10の重さ又は太陽電池モジュール10が受ける風圧により固定部材40に外力が加わったときに固定部材40の力受け部41d,42dがレール部材30の底板部31、側壁部32,33及びレール板部34,35の少なくとも何れか一つに接触することで、固定部材40をレール部材30に固定するボルト61に加わる負荷を小さくすることができる。よって、支持構造20は、太陽電池モジュール10をより安定的に支持することができる。
上記実施形態における一対の挿入壁部41,42の何れか一方が省略されてもよい。
また、ボルト通過凹部41b,42b、力受け部41d,42d及び傾斜部41c,42cの少なくとも何れかは省略されてもよい。
上記実施形態においては、支持構造20は、1つの太陽電池モジュール10を、2つのパネル支持フレーム50で支持していたが、3つ以上のパネル支持フレーム50で支持してもよい。また、パネル支持フレーム50が省略されて、固定部材40が太陽電池モジュール10を直接的に支持してもよい。
また、上記実施形態においては、支持構造20は、太陽電池モジュール10を壁面85に対面する位置に支持していたが、これに限らず、太陽電池モジュール10を、例えば、軒下の柱材に対向する位置に支持してもよい。
Claims (4)
- レール部材と、
太陽電池モジュールを直接的又は間接的に支持し、前記レール部材に挿入された状態で前記レール部材に沿ってスライド移動可能に形成される固定部材と、
前記固定部材を前記レール部材に固定する締結部材と、を備え、
前記レール部材は、前記レール部材に沿って延びるレール板部を備え、
前記固定部材は、
前記レール板部が挿入可能に形成される挿入凹部と、
前記レール板部よりも壁面の近くに位置し、前記レール板部に面接触した状態で前記締結部材により前記レール板部に固定される接触板部と、を備える、
太陽電池モジュールの支持構造。 - 前記レール部材は、
被取付部に固定される底板部と、
前記レール部材が延びる方向に交わる方向における前記底板部の両端に設けられ、それぞれ前記底板部に交わる方向に延びる一対の側壁部と、を備え、
一対の前記レール板部は、前記一対の側壁部の前記底板部と反対側の端部に位置し、前記側壁部に交わり、かつ互いに近づく方向に延び、
前記固定部材は、それぞれ前記挿入凹部が形成され、前記レール部材が延びる方向において前記接触板部を挟み込むように並ぶ一対の挿入壁部を備える、
請求項1に記載の太陽電池モジュールの支持構造。 - 前記一対の挿入壁部には、それぞれ、前記固定部材が前記レール部材に沿ってスライド移動される際に、前記固定部材を前記被取付部に固定するボルトの頭部が通過可能となるようにボルト通過凹部が形成される、
請求項2に記載の太陽電池モジュールの支持構造。 - 前記挿入壁部は、前記底板部、前記側壁部及び前記レール板部に囲まれて、前記固定部材に外力が加わったときに前記底板部、前記側壁部及び前記レール板部の少なくとも何れか一つに接触する力受け部を備える、
請求項2又は3に記載の太陽電池モジュールの支持構造。
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