JP2022126830A - ヒータおよび定着装置 - Google Patents
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Description
図1は電子写真記録方式の画像形成装置の断面図である。感光ドラム1は矢印の方向に回転駆動され、その表面は帯電ローラ2によって一様に帯電される。次に、帯電した感光ドラム1の表面は、レーザースキャナ3によって、画像情報に応じたレーザービームLで走査される。これにより、感光ドラム1の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像器4から供給されるトナーによって現像される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、転写ローラ5と感光ドラム1との圧接部である転写ニップ部において、給紙カセット6から給紙された記録材Pに転写される。トナー像が転写された記録材Pは定着装置7へと搬送され、定着装置7においてトナー像は記録材に加熱定着される。その後、記録材Pは排紙トレイ上に排紙される。転写後に感光ドラム1上に残留したトナーは、クリーニング器8によって回収される。
次に定着装置7について図2を用いて説明する。図2は定着装置の断面図である。定着装置7は、フィルムユニット10と加圧ローラ20を有し、両者の間には記録材Pを挟持搬送する定着ニップ部Nが形成されている。フィルムユニット10は、筒状のフィルム11と、フィルム11の内面に設色するヒータ12を有する。定着装置7は更に、ヒータ12を保持するヒータホルダ13と、不図示の加圧バネによって付勢されておりヒータホルダ13を加圧ローラ20に対して押圧する金属製のステー14を有する。
次に、本実施例のヒータ12の構成について図3を用いて説明する。ヒータ12は、基板30と、基板30に設けられている発熱体31と、を有する。ヒータ12は更に、基板30の発熱体31が設けられた面とは反対側の面に設けられている温度検知素子33と、基板30の発熱体31が設けられた面とは反対側の面に設けられており、温度検知素子33と電気的に接続している導電ライン34と、を有する。
本実施例の比較対象としての比較例について説明する。図4は比較例のヒータ120の摺動面側を示す図である。導電ライン34が短手方向D2と平行な領域34bを有するため、ヒータ120の表面(保護層36の表面)の長手方向D1における一部で局所的な段差が発生する。比較例における段差(ヒータ120の厚み方向の段差)は20μmであった。なお、比較例のヒータ裏面側は図3(a)に示す実施例1と同様である。
本実施例の変形例1として、図6に示すようなヒータでも良い。図6では導電ライン34が短手方向と平行に形成された領域も存在するが、この領域の長さが短ければ画像不良は発生しにくい。本実施例では短手方向と平行な領域の長さが1.5mm以下であれば画像不良にならなかった。本条件も角度Aの条件と同様に、一義的に決まるものではないが、短手方向へ形成される導電ライン34の長さは短い方が好ましい。
本実施例の変形例2を説明する。図7のように、変形例2のヒータの導電ラインは、基板の長手方向に平行な領域と、基板の短手方向に平行な領域と、を有し、長手方向に平行な領域と短手方向に平行な領域が交互に接続されて階段形状となっている。本変形例においても短手方向に形成された領域の長さが短ければ(本実施例では1.5mm以下)画像不良は発生しにくい。
図8のように、温度検知素子としてのサーミスタ33の形状を、長手方向にも短手方向にも平行でない形状にしても良い。サーミスタ33が短手方向と平行な領域を有する場合には、導電ライン34を短手方向と平行に伸ばした場合と同様に画像不良が発生する可能性がある。本変形例ではサーミスタ33部も含めて長手の一部に段差が集中することを回避でき、画像不良を抑制することができるため、より好ましい例と言える。
次に本発明の実施例2について説明する。本実施例の特徴は、導電ラインによって生じる段差自体を低減し、画像不良を抑制する点である。
本実施例のヒータの構成を、図9を用いて説明する。図9(a)は基板30の裏面側を表しており、実施例1と同様の形状である。図9(b)は摺動面側を表しており、図4と同様にサーミスタ33および導電ライン34が形成されている。ただし本実施例では基板の導電ラインが設けられた面に、導電ラインとは電気的に絶縁された凸部37が設けられている。本例の凸部37の材質はAgである。サーミスタ33、導電ライン34、及び凸部は保護層36(材質はガラス)で覆われている。
本実施例の効果を示す。実験は実施例1と同条件で行い、定着装置に搭載されるヒータのみ本実施例のものを用いて比較例と比較した。また本実施例の効果範囲を示すために、導電ラインと凸部の距離Dを変え、定着後の画像を評価した。図11のヒータ摺動面側の拡大図で示すように、比較例では20μmの段差が発生し、導電ラインと凸部の距離D=0.75mmのときは15μmの段差が発生し、導電ラインと凸部の距離D=0.50mmのときは10μmの段差が発生した。
本実施例の変形例として、図12のように、基板30上に斜め方向に導電ライン34を形成し、かつ導電ライン34と絶縁された凸部37を形成する構成にしても良い。実施例1のように、斜め方向の導電ライン34により、段差が長手の一部に集中する状況を回避でき、かつ凸部材37によって段差自体を低減できるため、より好ましい例である。また実施例1の変形例で示した導電ライン形状を有したヒータに対して、凸部37を形成しても良い。
12 ヒータ
30 基板
31 発熱抵抗体
33 サーミスタ
34 導電ライン
37 凸部
Claims (10)
- 基板と、
前記基板に設けられている発熱体と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられている温度検知素子と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられており、前記温度検知素子と電気的に接続している導電ラインと、
を有するヒータにおいて、
前記導電ラインは、前記基板の長手方向と短手方向のいずれに対しても傾いた領域を有することを特徴とするヒータ。 - 基板と、
前記基板に設けられている発熱体と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられている温度検知素子と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられており、前記温度検知素子と電気的に接続している導電ラインと、
を有するヒータにおいて、
前記導電ラインは、前記基板の長手方向に平行な領域と、前記基板の短手方向に平行な領域と、を有し、前記長手方向に平行な領域と前記短手方向に平行な領域が交互に接続されて階段形状となっている領域を有することを特徴とするヒータ。 - 基板と、
前記基板に設けられている発熱体と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられている温度検知素子と、
前記基板の前記発熱体が設けられた面とは反対側の面に設けられており、前記温度検知素子と電気的に接続している導電ラインと、
を有するヒータにおいて、
前記基板の前記導電ラインが設けられた面に、前記導電ラインとは電気的に絶縁された凸部を有することを特徴とするヒータ。 - 前記凸部は前記導電ラインと同一の材質で形成されていることを特徴とする請求項3に記載のヒータ。
- 前記導電ラインと前記凸部は保護層で覆われており、
前記導電ライン上の保護層と、前記凸部上の保護層と、前記導電ラインと前記凸部の間に位置する保護層と、の間で生じる段差が10μm以下であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のヒータ。 - 前記導電ラインは、少なくとも二つの、前記基板の長手方向に平行でない領域を有し、前記凸部は、前記長手方向に平行でない二つの領域の間に設けられていることを特徴とする請求項3~5のいずれか一項に記載のヒータ。
- 前記ヒータは複数の前記温度検知素子を有し、複数の前記温度検知素子のうちの少なくとも一つは、前記基板の長手方向と短手方向のいずれに対しても傾いていることを特徴とする請求項1~6いずれか一項に記載のヒータ。
- 前記ヒータは、前記基板の長手方向に沿って、独立制御可能な複数の発熱体を有することを特徴とする請求項1~7いずれか一項に記載のヒータ。
- 筒状のフィルムと、
前記フィルムの内面に接触するヒータと、
を有し、回転する前記フィルムを介した前記ヒータからの熱で、記録材に形成された画像を記録材に定着する定着装置において、
前記ヒータが請求項1~8いずれか一項に記載のヒータであり、
前記ヒータの前記温度検知素子が設けられた面の側が前記フィルムの内面と接触するように配置されていることを特徴とする定着装置。 - 前記装置は更に、前記フィルムを介して、前記ヒータと共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラを有することを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (2)
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| JP2022103240A JP7322253B2 (ja) | 2017-11-06 | 2022-06-28 | ヒータおよび定着装置 |
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Citations (5)
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-
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- 2022-06-28 JP JP2022103240A patent/JP7322253B2/ja active Active
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