JP2023007715A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第一の態様に係るステアリングコラム装置は、ステアリングシャフトを支持するステアリングコラムを備え、前記ステアリングコラムは、ステアリングホイール側に前記ステアリングシャフトを回転可能に支持する軸受部を有し、前記軸受部は、荷重センサを有する。
本発明の第一実施形態について、図1から図10を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るステアリングコラム装置100を備えるステアリング装置300の構成を示す模式図である。
ステアリング装置(操舵装置)300は、図1に示すように、車両を操向するための操舵部材であるステアリングホイール(入力機構)200と、ステアリングホイール200の回転に連動して操向車輪を転舵する転舵機構210と、ドライバの操舵を補助する操舵補助機構230と、を備える。
ピニオンは、中間軸225に連結しており、中間軸225の回転に連動して回転する。
ラックは、自動車の左右方向(直進方向に直交する方向)に沿って直線状に延びている。ラックは、ラックの軸方向の中間部付近において、ピニオンと噛み合う。ピニオンおよびラックは、ピニオンの回転をラックの軸方向移動に変換する。ラックを軸方向に移動させることにより、操向車輪が転舵される。
操舵補助機構230は、減速機構231と、電動モータ(図示省略)と、ECU(図示省略)と、ハウジング240と、を備える。
ステアリングコラム装置100は、ステアリングホイール200を支持する装置であり、ステアリングホイール200の前後方向の位置を調整するテレスコピック機構と、ステアリングホイール200の上下方向の角度を調整するチルト機構と、を有する。ステアリングコラム装置100は、ステアリングシャフト220を支持するステアリングコラム10と、ロア側テレスコ用アクチュエータ6と、アッパ側テレスコ用アクチュエータ7と、チルト用アクチュエータ8と、制御装置9と、を備える。
ステアリングシャフト220は、インナシャフト221と、アウタシャフト222と、を有する。インナシャフト221とアウタシャフト222とは、軸方向Aに沿う軸を回転軸とした相対回転が不能であって、前後方向に沿って相対移動が可能に連結されている。本実施形態において、前方FRのインナシャフト221と後方RRのアウタシャフト222とは、スプライン係合により連結されている。
ステアリングコラム10は、ステアリングシャフト220を支持する軸管部材である。ステアリングコラム10は、車体に取り付けられるベースブラケット1と、コラムホルダ2と、ロアコラム3(第一コラム)と、インナコラム4と、アッパコラム5(第二コラム)と、を有する。
コラムホルダ2は、ベースブラケット1に対して前後方向に沿って相対移動可能に連結されている。コラムホルダ2は、変位板部21と、一対の垂下板部(右垂下板部22a,左垂下板部22b)と、上下方向に揺動可能にロアコラム3を支持する揺動支持ブラケット部23と、を有する。
第一軸受部51(軸受部)は、径方向Rにおいてアッパコラム5とアウタシャフト222とに挟まれて設けられている。第一軸受部51は、ベアリング54と、荷重センサ55と、第一留め具56と、第二留め具57と、を有する。
ベアリング54は、公知のボールベアリングであって、ラジアル荷重に加えて、アキシアル荷重をも支えることができるベアリングである。ベアリング54の内周面は、アウタシャフト222の外周面222cと当接している。なお、ベアリング54は、ボールベアリングに限定されず、ラジアル荷重およびアキシアル荷重を支えることができるベアリングであればよい。
例えば、ハンドルに対しUP方向に荷重を加えた場合、荷重センサ55のUP側が圧縮されてひずむため、この圧縮ひずみを検出することにより、UP方向の荷重を検出することができる。荷重センサ55に生じるひずみは、ひずみゲージや磁歪センサ等の公知のひずみ検出方法により検出することができる。
例えば、ハンドルに対しFR方向に荷重を加えた場合、荷重センサ55のFR側の係合凸部5tとベアリング54とに挟まれた領域が圧縮されてひずむため、このひずみを検出することにより、FR方向の荷重を検出することができる。
または、ベアリング54の外周とアッパコラム5の内周に挟まれた領域に生じる剪断ひずみを検出することにより、FR方向の荷重を検出してもよい。
荷重センサ55に生じる歪みは、歪みセンサや磁歪センサ等の公知の歪み検出方法により検出することができる。
ロア側テレスコ用アクチュエータ6は、ロア側テレスコ用モータ60と、ロア側送りねじ装置61と、を有する。ロア側テレスコ用アクチュエータ6は、ロア側テレスコ用モータ60を駆動源として、ベースブラケット1に対してコラムホルダ2を前後方向に移動させる。
アッパ側テレスコ用アクチュエータ7は、アッパ側テレスコ用モータ70と、アッパ側送りねじ装置71と、を有する。アッパ側テレスコ用アクチュエータ7は、アッパ側テレスコ用モータ70を駆動源として、コラムホルダ2に対してアッパコラム5を前後方向に移動させる。
チルト用アクチュエータ8は、チルト用モータ80と、チルト用送りねじ装置81と、を有する。チルト用アクチュエータ8は、チルト用モータ80を駆動源として、コラムホルダ2に対してロアコラム3を上下方向に移動させる。
制御装置9は、プロセッサと、メモリと、記憶部と、入出力制御部と、を備えるプログラム実行可能な装置(コンピュータ)である。所定のプログラムを実行することにより、ロア側テレスコ用アクチュエータ6、アッパ側テレスコ用アクチュエータ7およびチルト用アクチュエータ8を制御する。なお、制御装置9の少なくとも一部の機能を、専用の論理回路等によって構成してもよい。なお、制御装置9は、操舵補助機構230のECUと共通化されていてもよい。
運転者は、ステアリングホイール200の前後方向の位置を調節したい場合、制御装置9を通常モードから調整モードに設定し、ステアリングホイール200を移動させたい向き(前方FRまたは後方RR)に対して、ステアリングホイール200に力を加える。
なお、通常モードと調整モードとの遷移は、図示しないスイッチを押下することに基づいて行うことができる。また、車両のダッシュボードに配置された入出力装置を介して、通常モードと調整モードの切り替えを行ってもよい。入出力装置の一例として、タッチパネル式の情報表示用ディスプレイが挙げられる。
運転者は、ステアリングホイール200の上下方向の角度を調節したい場合、制御装置9を通常モードから調整モードに設定し、ステアリングホイール200を移動させたい向き(上方UPまたは下方LWR)に対して、ステアリングホイール200に力を加える。
図10にて、パッド36aからパッド36bまでの距離をL34、パッド36aからステアリングホイール220までの距離をL3h、第二軸受部52から第一軸受部51までの距離をL21、第二軸受部52からステアリングホイール220までの距離をL2hとする。
アッパコラム5、ステアリングシャフト220の間では、第二軸受部52の上方に圧縮力F2が発生し、第一軸受部51の下方に圧縮力F1が発生する。
ロアコラム3と、アッパコラム5との間では、パッド36aの上方に圧縮力F3が発生し、パッド36bの下方に圧縮力F4が発生する。
式6をF1について整理すると、式7が導出される。
上記実施形態において、ステアリングコラム装置100は、2段階に伸縮するテレスコピック機構を有する。しかしながら、テレスコピック機構の態様はこれに限定されない。ステアリングコラム装置100は、一段階に伸縮するテレスコピック機構を有してもよい。
上記実施形態において、第一軸受部51(軸受部)は、ベアリング54と、荷重センサ55とを有する。しかしながら、第一軸受部51(軸受部)の態様は、これに限定されあない。リング状に形成された荷重センサ55によりアウタシャフト222を回転自在に支持できる場合、荷重センサ55はベアリング54を介してアウタシャフト222と連結させなくてもよい。
上記実施形態において、アッパコラム5に形成された係合凸部5tにより荷重センサ55の前方FRへの移動が制限され、アウタシャフト222に形成された係合凹部222aにより荷重センサ55の後方RRへの移動が制限される。しかし、荷重センサ55の前後方向への移動制限態様はこれに限定されない。アウタシャフト222に形成された係合凹部222aにより荷重センサ55の前方FRへの移動が制限され、アッパコラム5に形成された係合凸部5tにより荷重センサ55の後方RRへの移動が制限されてもよい。
220 ステアリングシャフト
200 ステアリングホイール(入力機構)
100 ステアリングコラム装置
10 ステアリングコラム
1 ベースブラケット
2 コラムホルダ
3 ロアコラム(第一コラム)
4 インナコラム
5 アッパコラム(第二コラム)
51 第一軸受部(軸受部)
52 第二軸受部
54 ベアリング
55 荷重センサ
6 ロア側テレスコ用アクチュエータ
7 アッパ側テレスコ用アクチュエータ
8 チルト用アクチュエータ
9 制御装置
Claims (7)
- ステアリングシャフトを支持するステアリングコラムを備え、
前記ステアリングコラムは、ステアリングホイール側に前記ステアリングシャフトを回転可能に支持する軸受部を有し、
前記軸受部は、荷重センサを有する、
ステアリングコラム装置。 - 前記軸受部は、径方向において、前記ステアリングシャフトと前記ステアリングコラムとに挟まれて設けられている、
請求項1に記載のステアリングコラム装置。 - 前記軸受部は、ベアリングをさらに有し、
前記荷重センサは、ベアリングを介して前記ステアリングシャフトと連結されている、
請求項2に記載のステアリングコラム装置。 - 前記荷重センサは、
前記ステアリングコラムと前記ステアリングシャフトの一方により前方への移動が制限され、
前記ステアリングコラムと前記ステアリングシャフトの他方により後方への移動が制限される、
請求項2または請求項3に記載のステアリングコラム装置。 - 前記荷重センサは、リング状に形成されたロードセルである、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のステアリングコラム装置。 - 前記ステアリングコラムは、前後方向に相対移動可能な第一コラムと第二コラムとを有し、
前記第二コラムは、前記第一コラムよりステアリングホイール側に設けられており、
前記軸受部は、前記第二コラムに設けられている、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のステアリングコラム装置。 - 前記第二コラムと前記ステアリングシャフトとの間に、前記軸受部とは異なる第二の軸受部を備え、
前記軸受部と前記第二の軸受部とにより、前記第二コラムと前記ステアリングシャフトを支持し、
前記軸受部が前記第二の軸受部より前記ステアリングホイールに近い位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載のステアリングコラム装置。
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