JP2023139727A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの誤操作を低減して、高品位の撮像に有利な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】撮像装置は、操作時にクリック感がある第一回転操作部と、操作時にクリック感がない第二回転操作部と、前記第一及び第二回転操作部それぞれを撮影パラメータへ対応付け可能であり、前記対応付け、前記第一及び第二回転操作部の操作に基づき、前記撮影パラメータを変更する制御手段と、前記第一及び第二回転操作部に対応付けられた前記撮影パラメータの状態を表示する表示部と、前記第一及び第二回転操作部の対応付けの少なくとも一方に基づき、前記第一回転操作部による前記撮影パラメータの変更を無効にする無効化手段を備え、前記無効化手段によって前記第一回転操作部の操作による前記撮影パラメータの変更が無効にされた場合、撮影可能又は撮影中の状態において、前記表示部は前記第一回転操作部の操作が無効であることを表示することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置に関する。
従来の撮像装置には、レンズにクリック感のある回転操作部とクリック感のない回転操作部を備え、調整したい撮影パラメータの種類に応じて、それぞれに調整機能を任意に割り当てることが可能なものが知られている。
特許文献1には、より好適な操作感を提供するために、クリック感のある回転操作部とクリック感のない回転操作部を備え、撮影モードごとに適切なパラメータ調整機能を割り当てることが開示されている。特許文献2には、ユーザーの意図しない誤操作を抑制するために、複数の操作部のそれぞれの操作の有効性を判断する手段を設け、複数の判断の閾値を用いてパラメータ変更を許可するか、禁止するかの処理を行うことが開示されている。特許文献3には、ユーザーが誤操作を認識できるように、調整機能を無効化した操作部が操作されたら、表示手段に操作が無効であることの警告を一定時間表示することが開示されている。
特開2015-126418号公報 特開2020-36082号公報 特開2012-189883号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2では、撮像装置がユーザーの操作が有効か無効かを判断し、処理を行ってしまうために、ユーザーが気づかない状態で、操作処理が無効化されてしまい、ユーザーが機器の故障だと混乱してしまう事態も想定される。
また、特許文献3では、操作が無効であったことをユーザーが知るのは、操作した事後であるため、撮影結果の質に影響を及ぼしてしまう事態も想定される。
本発明では、ユーザーの誤操作を低減して、高品位の撮像に有利な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、光学系を含むレンズ鏡筒部と、前記光学系により形成された光学像を撮像する撮像素子を備えるカメラ本体と、操作時にクリック感がある第一回転操作部と、操作時にクリック感がない第二回転操作部と、前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部それぞれを、操作対象とする撮影パラメータへ対応付けることが可能であり、前記対応付け、前記第一回転操作部の操作、前記第二回転操作部の操作に基づき、前記撮影パラメータを変更する制御手段と、前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部それぞれに対応付けられた前記撮影パラメータの状態を表示する表示部と、前記第一回転操作部の前記対応付け、及び前記第二回転操作部の前記対応付けのうちの少なくとも一方に基づいて、前記第一回転操作部の操作による前記撮影パラメータの変更を無効にする無効化手段とを備え、前記無効化手段によって前記第一回転操作部の操作による前記撮影パラメータの変更が無効にされた場合、撮影可能な状態又は撮影中の状態において、前記表示部は、前記第一回転操作部の操作が無効であることを表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーの誤操作を低減して、高品位の撮像に有利な撮像装置を提供することを可能とする。
撮像装置の構成を示すブロック図である。 実施例1における回転操作部の操作無効化処理を示すフローチャートである。 実施例1における撮影パラメータの設定を示す図である。 実施例1における撮影パラメータの設定を示す図である。 実施例1における撮影パラメータの設定を示す図である。 実施例1におけるライブビュー表示を示す図である。 実施例2における回転操作部の操作無効化処理を示すフローチャートである。 実施例3における回転操作部の操作無効化処理を示すフローチャートである。 実施例3におけるライブビュー表示を示す図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例である撮像装置の構成を示している。撮像装置は、撮像装置としてのカメラ本体200と、該カメラ本体200に着脱可能及び通信可能に装着される交換レンズ(レンズ鏡筒部)100とにより構成されている。
まず、カメラ本体200の構成について説明する。カメラ本体200は、位相差焦点検出画素等を含む撮像素子220、信号処理回路221、表示デバイス230、第三操作部240及びカメラマイクロコンピュータ(以下、カメラマイコンという)210とを有する。
撮像素子220は、撮像レンズにより形成された被写体像(光学像)を光電変換(撮像)して電気信号としてのアナログ撮像信号を出力する。アナログ撮像信号は、不図示のA/D変換回路によってデジタル撮像信号に変換される。
信号処理回路221は、デジタル撮像信号に対して各種画像処理を行うことで映像信号(撮像画像)を生成する。画像処理を行うための撮影パラメータは、撮像装置が撮影条件に応じて最適に設定する以外に、後述する操作部材へのユーザー操作に応じて個別に設定することが可能である。ここで、撮影パラメータとは、絞り値、シャッター速度、ISO感度、露出補正、合焦距離(フォーカスレンズ位置)、焦点距離等を指す。また、信号処理回路221は、映像信号から被写体像のコントラスト状態、すなわち撮像レンズの焦点状態を示すフォーカス情報や、露出状態を表す輝度情報も生成する。
信号処理回路221は映像信号を表示デバイス230に出力し、表示デバイス230は映像信号を構図やピント状態等の確認に用いられるライブビュー画像として表示する。表示デバイス230は具体的にはカメラ本体200の背面液晶画面や電子ビューファインダー等である。
カメラ制御手段及び取得手段としてのカメラマイコン210は、第三操作部240を含む撮像指示スイッチや各種設定スイッチ、又はタッチパネルが内蔵された表示デバイス230へのタッチ操作に応じてカメラ本体200を制御する。
また、カメラマイコン210は、マウントに設けられた通信端子を介してレンズマイクロコンピュータ(以下、レンズマイコン)110と通信を行う。具体的には、カメラマイコン210は、レンズマイコン110に対して、輝度情報に応じた絞り制御コマンドや、撮像素子220の位相差検出画素の出力から生成されたフォーカス情報に応じたフォーカス制御コマンドを送信する。
次に交換レンズ100の構成について説明する。交換レンズ100は、撮影光学系と、撮影光学系の駆動手段である駆動部と、駆動部を制御するレンズマイコン110と、第一回転操作部120と、第二回転操作部121を有する。撮影光学系は、フィールドレンズ111と、変倍を行うズームレンズ112と、光量を調節する絞りユニット113と、焦点調節を行うフォーカスレンズ114とを含む。
レンズマイコン110は、カメラマイコン210から送信された送信要求に応じて、交換レンズ100の識別情報や光学情報等を含むレンズデータをカメラマイコン210に送信する。また、レンズマイコン110は、カメラマイコン210から送信された受信要求に応じて、カメラマイコン210の各種情報を含むカメラデータをカメラマイコン210から受信する。
ズームレンズ112は、ユーザーが不図示のズーム操作部を操作することで不図示の駆動機構を介して光軸方向に駆動される。これにより、撮像レンズの焦点距離が変更される変倍が行われる。ズームレンズ112に付随するズーム位置検出部は、可変抵抗等のセンサを用いてズームレンズ112の位置(ズーム位置)を検出し、そのズーム位置データをレンズマイコン110に出力する。レンズマイコン110は、ズーム位置データを用いて焦点距離に関する情報を生成する。
レンズマイコン110は、カメラマイコン210から受信した絞り制御コマンドに応じて、絞りユニット113を開閉駆動する。絞りユニット113の絞り羽根の位置は、ホール素子等のセンサにより検出され、その絞り位置データがレンズマイコン110に出力される。レンズマイコン110から駆動指令を受けた絞りユニット113は、ステッピングモータやボイスコイルモータ等により構成される絞りアクチュエータを駆動することで絞り羽根を開閉駆動する。これにより、絞りユニット113による光量調節が行われる。
また、レンズマイコン110は、カメラマイコン210から受信したフォーカス制御コマンドに応じて、フォーカスレンズ114を光軸方向に駆動する。フォーカスレンズ114の位置は、フォトインタラプタ等のセンサを用いて検出され、そのフォーカス位置データをレンズマイコン110に出力する。レンズマイコン110は、フォーカス位置データとフォーカス制御コマンドに含まれるフォーカス駆動量データに基づいてフォーカスレンズ114の目標位置を演算する。レンズマイコン110から目標位置を含む駆動指令を受けたフォーカスレンズ114に付随するフォーカス制御部は、ステッピングモータ等のフォーカスアクチュエータを駆動してフォーカスレンズ114を移動する。これにより、オートフォーカス(AF)が行われる。
また、フォーカスレンズ114は、ユーザーが第二回転操作部121を操作すると、その操作量に応じて、位置を移動させることもできる。これにより、マニュアルフォーカス(MF)が可能となる。ここで第二回転操作部121は、光軸に平行な方向を軸として回転可能な構造であり、MF時にはフォーカスレンズ114の位置を微調整できるように、回転操作時にクリック感がない操作部材(以下、スムーズリング)であることが好ましい。
第一回転操作部120は、第二回転操作部121と同様に光軸に平行な方向を軸として回転可能な構造を有する。第一回転操作部120による操作対象(撮影パラメータ)は、ユーザーがその紐付け(対応付け)の設定を変更することができる。ユーザーは表示デバイス230を見ながら、第一回転操作部120で紐付け設定の変更をしたい撮影パラメータ(操作対象)を選択すると、カメラマイコン210に第一回転操作部120の紐付け設定が記憶される。
レンズマイコン110は、第一回転操作部120の操作量をカメラマイコン210に出力し、カメラマイコン210はその操作量に応じて、対応付けられた操作対象である撮影パラメータの設定値を変更し、信号処理回路221へ出力する。信号処理回路221はその入力情報に基づいて画像処理を行う。
第一回転操作部120で設定変更する撮影パラメータは、絞り値、シャッター速度、ISO感度、露出補正などである。それらの設定値は離散的な数値であるので、第一回転操作部120は回転操作時にクリック感がある操作部材(以下、クリックリング)であることが好ましい。
なお、クリック感がある(クリック感をユーザに与える)操作部材とは、回転範囲において、所定の大きさ以上の力の回転力が加えられなければ自由には回転しない位置が、少なくとも一か所以上に備えられた操作部材を指すものとする。例えば、ノッチに対して突起が係合するような機械的な構造が組み込まれた操作部材であるが、この構成に限定されるものではない。
ここで、動画撮影等において、静かに撮影パラメータを設定変更したいというユーザーニーズに応えるため、撮影パラメータの設定変更機能を回転操作時にクリック感がないスムーズリングに割り当てることも可能である。機能の割り当て方法及び処理方法はクリック感のある第一回転操作部120と同じであり、詳細は後述する。
次に図2のフローチャートを用いて、第一の実施例における回転操作部の操作無効化処理と表示処理の詳細を説明する。本実施例では、クリックリングとスムーズリングに同じ撮影パラメータの設定変更をする機能が割り当てられた場合を想定し、レンズマイコン110及びカメラマイコン210の処理を説明する。
Step301では、クリックリングに撮影パラメータの変更機能が設定されたか否かを判断する。変更機能が設定されていない場合は、本処理を終了する。変更機能が設定された場合は、この撮影パラメータを「第一の撮影パラメータ」とし、Step302に進む。以下、本実施例では、「第一の撮影パラメータ」を絞り値とする場合を例に挙げて説明する。
図3に、クリックリングに撮影パラメータの変更機能を設定する時の表示デバイス230の画面を示す。画面は、操作部材表示部401、設定状態文字表示部402、クリックリング設定状態表示部403、スムーズリング設定状態表示部404から構成される。
設定状態文字表示部402には、現在、クリックリングが選択されていることと、絞り値の変更機能を割り当てた状態であることが示されている。
クリックリング設定状態表示部403には、クリックリングを表す「C」、回転操作部のアイコン、「Av」と表示されている。一方、スムーズリング設定状態表示部404には、スムーズリングを表す「S」、回転操作部のアイコン、「OFF」と表示されている。スムーズリングに機能が割り当てられていない状態を示している。
Step302では、スムーズリングに前記「第一の撮影パラメータ」つまり同一の撮影パラメータである絞り値を変更する機能が設定されたか否かを判断する。スムーズリングにいずれの撮影パラメータの変更機能も設定されていない場合、又は絞り値とは別の撮影パラメータの変更機能が設定されている場合は、処理を終了する。
図4に、スムーズリングに操作対象の撮影パラメータとして絞り値を設定する時の表示デバイス230の画面を示す。画面の構成は図3と同じであり、ユーザーの操作によってスムーズリングが選択されていることと、絞り値を変更する機能が割り当てられた状態であることが示されている。
スムーズリング設定状態表示部404には、スムーズリングを示す「S」、回転操作部のアイコン、「Av」と表示されている。このように、スムーズリングにクリックリングと同じ操作対象としての撮影パラメータが設定された場合は、Step303に進む。
Step303では、クリックリングの操作を無効化する処理を行う。通常、カメラマイコン210はレンズマイコン(無効化手段)110から入力されるクリックリングの操作量に応じて絞り値の設定値を変更するが、Step303では絞り値の変更処理を行わない。そのため、信号処理回路221での画像処理は行われず、映像信号は変更されない。なお、これに代えて、レンズマイコン(無効化手段)110がクリックリングの操作量をカメラマイコン210へ通知しない処理を行ってもよい。
Step304ではクリックリング及びスムーズリングの操作が有効であるか無効であるかを表示デバイス230に表示する(図5)。Step302時点の図4では、クリックリング設定状態表示部403に絞り値(Av)と表示されていたものが、本処理によりクリックリング設定状態表示部403は「LOCK」と無効であることが表示される。また、スムーズリング設定状態表示部404には絞り値(Av)と表示されており、ユーザーは各回転操作部の設定状態、つまり有効か無効か、を直ちに認識することができる。
Step305では、ユーザーが各種設定を完了したら、カメラマイコン210は撮影スタンバイ状態に移行する。
Step306では、表示デバイス230のライブビュー画面に、各回転操作部の設定状態、つまり有効か無効かを表示する。有効である場合は、現在値を表示する。図6にその表示例を示す。絞り設定値表示部501には、操作部材を示す文字、回転操作部のアイコン、各設定値を表示する。具体的には、クリックリングが操作無効状態であることを示す、「C」、「回転操作部のアイコン」、「LOCK」の表示と、スムーズリングが絞り値(Av)の設定を変更可能な状態であることを示す、「S」、「回転操作部のアイコン」、「絞り値」の表示から成る。
このように、クリックリングとスムーズリングに同じ撮影パラメータに対する設定を変更する機能が割り当てられた場合、クリックリングの操作が無効にされ、設定状態や撮影スタンバイ状態で各回転操作部の設定状態が表示される。ユーザーにとっては、クリック感ありの回転操作部とクリック感なしの回転操作部を備える撮像装置においても、誤操作しないよう意識しながら、静かに撮影パラメータを調整して撮影することができる。
[実施例2]
実施例1では、クリックリングとスムーズリングに同じ撮影パラメータに対する設定を変更する機能が割り当てられた場合に、ユーザーが誤操作しないよう意識しながら、撮影パラメータ調整を静かに操作して撮影できる方法を説明した。実施例2では、動画撮影時において静かに撮影パラメータを調整して撮影できる方法について説明する。
図7を用いて実施例2の撮像装置について実施例1との差異を中心に説明する。
Step601では、実施例1のStep302と同様に、スムーズリングに撮影パラメータの変更機能が設定されたか否かを判断する。以下、実施例2では、設定された撮影パラメータが絞り値である場合を例に挙げて説明する。撮影パラメータの変更機能が設定されていない場合は、本処理を終了する。撮影パラメータの変更機能が設定された場合は、Step602に進む。Step601においてスムーズリングへの撮影パラメータの割り当てを確認することにより、シーンの動画の撮影中又は撮影可能な状態に変更操作される撮影パラメータは、スムーズリングの操作によるものであると見做すことができる。
Step602では、カメラマイコン210は動画撮影が開始されたか否かを判断する。動画撮影が開始されていない場合は、Step601での判断に戻り、スムーズリングへの撮影パラメータの変更機能の設定が解除されるまで処理を繰り返す。動画撮影が開始された場合は、Step603に進む。
Step603では、実施例1のStep303と同様に、クリックリングの操作を無効化する処理を行う。具体的にはカメラマイコン210が、レンズマイコン110からクリックリングの操作量が入力されても、予め割り当てられた撮影パラメータの変更処理を行わない。そのため、信号処理回路221での画像処理は行われず、映像信号は変更されない。なお、レンズマイコン110がクリックリングの操作量をカメラマイコン210へ通知しない処理を行ってもよい。
Step604では、実施例1のStep306と同様に、表示デバイス230のライブビュー画面に、各回転操作部の設定状態、つまり有効か無効かを表示する。有効である場合は、割り当てられている撮影パラメータの現在値を表示する。動画撮影時の表示例は図6のように、クリックリングの操作が無効である「LOCK」が表示され、スムーズリングは「絞り値」が表示される。
このように、動画撮影時においても、クリックリングの操作が無効になり、かつ撮影スタンバイ状態や撮影状態において、各回転操作部の設定状態を表示デバイス230に表示する。ユーザーにとっては、実施例1と同様にクリック感ありとクリック感なしの複数の回転操作部を備える撮像装置においても、誤操作しないよう意識しながら、静かに撮影パラメータを調整して撮影することができる。
通常、一つのシーンの動画撮影において、ユーザーが変更操作をする撮影パラメータは1つである場合が多く、実施例2の撮像装置・方法は、そのような動画撮影において特に有効である。
[実施例3]
実施例1、2では、撮像装置が条件に応じて回転操作部を無効化し、各回転操作部の設定状態を表示する方法を説明した。実施例3の方法は、動画撮影において、複数の撮影パラメータをシーン毎に切り替えて連続的に調整する場合に特に有効である。多くの場合、一つのシーンの動画撮影において調整される撮影パラメータは一つである。実施例3は、一つのシーンの撮影において、クリックリングとスムーズリングの両方に撮影パラメータが設定されているが、スムーズリング側の撮影パラメータが操作され、クリックリング側の撮影パラメータが操作されない場合に特に有効である。実施例3では、ユーザーが意図をもってクリックリングの有効と無効を切り替え操作することで、静かに撮影パラメータを調整して撮影できる方法について説明する。ここではシャッター速度と絞り値を連続的に調整する場合を事例に挙げて、説明する。
図8を用いて実施例1との違いを中心に説明する。
Step701では、実施例1のStep301と同様に、クリックリングに撮影パラメータの変更機能が設定されたか否かを判断する。クリックリングに撮影パラメータの変更機能が設定されていない場合は、本処理を終了する。クリックリングに撮影パラメータの変更機能が設定された場合は、この撮影パラメータを「第一の撮影パラメータ」とし、Step702に進む。ここでは「第一の撮影パラメータ」をシャッター速度とする。
Step702では、実施例1とは異なり、スムーズリングに「第一の撮影パラメータ」とは別の「第二の撮影パラメータ」の変更機能が設定されたか否かを判断する。ここでは「第二の撮影パラメータ」を絞り値とする。変更機能が設定されていない場合は、本処理を終了する。変更機能が設定された場合は、Step703に進む。
Step703では、カメラマイコン210がカメラ本体200に設けられた入力部である第三操作部240が押下(入力操作)されたか否かを判断する。押下されていない場合は、Step701に戻り、押下された場合は、Step704に進む。なお、第三操作部240が交換レンズ100に備えられ、レンズマイコン110が第三操作部240の押下状態を判断し、その結果をカメラマイコン210に通知するようにしてもよい。
Step704では、Step703での第三操作部240が押下されたことが判断されると、実施例1のStep303と同様に、クリックリングの操作を無効化する処理を行う。具体的には、レンズマイコン110からクリックリングの操作量が入力されても、カメラマイコン210はシャッター速度の変更処理を行わない。そのため、信号処理回路221での画像処理は行われず、映像信号は変更されない。なお、Step704においては、レンズマイコン110がクリックリングの操作量をカメラマイコン210へ通知しないようにしてもよい。
Step705では、実施例1のStep306と同様に、表示デバイス230のライブビュー画面に、各回転操作部の設定状態、つまり有効か無効かを表示する。有効である場合は、現在値を表示する。
本実施例での表示例を図9に示す。図9(a)は表示デバイス230のライブビュー画面であり、画面下部にシャッター速度設定値表示部801、絞り設定値表示部802を含む各撮影パラメータウィンドウがあり、回転操作部アイコンと現在値を表示している。
図9(b)に、Step702が完了した時点のライブビュー画面を示す。ライブビュー画面には、クリックリングにシャッター速度調整機能が、スムーズリングに絞り値調整機能が割り当てられた状態が表示されている。
Step705は、第三操作部240が押下された場合であり、図9(c)に表示を切り替える。
図9(c)では、Step704の処理に対応して、クリックリングが無効化された状態として、「LOCK」と表示する。一方、スムーズリングの設定変更機能は変わらないため、「絞り値」を表示する。
このように、複数の撮影パラメータを連続的に調整するときに、ユーザーが意図をもって回転操作部の有効と無効を切り替え操作することで、静かに撮影パラメータを調整して撮影することができる。
(その他の実施例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、操作を無効化する第一回転操作部は、回転操作時にクリック感があるクリックリングである場合を例に説明したが、操作を無効化する部材は第二回転操作部である、回転操作時にクリック感がないスムーズリングであってもよい。この場合も、ユーザーは撮影時に無効化されている操作部材を確認でき、誤操作しないよう意識しながら、撮影パラメータを調整して撮影することができる。
110 レンズマイコン(制御手段、無効化手段)
120 第一回転操作部
121 第二回転操作部
210 カメラマイコン(制御手段)
230 表示デバイス(表示部)

Claims (8)

  1. 光学系を含むレンズ鏡筒部と、
    前記光学系により形成された光学像を撮像する撮像素子を備えるカメラ本体と、
    操作時にクリック感がある第一回転操作部と、
    操作時にクリック感がない第二回転操作部と、
    前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部それぞれを、操作対象とする撮影パラメータへ対応付けることが可能であり、前記対応付け、前記第一回転操作部の操作、前記第二回転操作部の操作に基づき、前記撮影パラメータを変更する制御手段と、
    前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部それぞれに対応付けられた前記撮影パラメータの状態を表示する表示部と、
    前記第一回転操作部の前記対応付け、及び前記第二回転操作部の前記対応付けのうちの少なくとも一方に基づいて、前記第一回転操作部の操作による前記撮影パラメータの変更を無効にする無効化手段とを備え、
    前記無効化手段によって前記第一回転操作部の操作による前記撮影パラメータの変更が無効にされた場合、撮影可能な状態又は撮影中の状態において、前記表示部は、前記第一回転操作部の操作が無効であることを表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段によって、前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部に同一の撮影パラメータが対応付けられた場合、前記無効化手段は前記第一回転操作部を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置で動画の撮影を開始した場合、前記無効化手段は前記第一回転操作部を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 入力操作が可能な入力部を備え、
    前記入力部から入力があった場合、前記無効化手段は前記第一回転操作部を無効にすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記表示部は、前記入力部の前記入力に基づき、前記第一回転操作部の操作が無効と操作が有効とを切り替えて表示することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第一回転操作部及び前記第二回転操作部は、前記レンズ鏡筒部に備えられ、前記光学系の光軸と平行な軸を中心に回転操作が可能な回転操作部であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮影パラメータは、絞り値、シャッター速度、ISO感度、露出補正、合焦距離、焦点距離のいずれかであることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の撮像装置。
  8. 前記表示部は、前記カメラ本体に備えられた電子ビューファインダー又は背面液晶画面であることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載の撮像装置。
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