JP2024057366A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1のフレーム2は、枠状の周壁と、周壁の内側に設けられた部品収容部3と、傾斜壁23と、補強リブ24,25と、を備えている。周壁の下端部はロアカバー4の外面と重なり合った合わせ部10を成している。部品収容部3を構成する一の壁31は、周壁の一部である。部品収容部3に装着されたパワーインテグレーション5の底面には、電線群6の端末に取り付けられたコネクタ7が嵌合されている。傾斜壁23は、一の壁31の内面における合わせ部10よりも上かつパワーインテグレーション5よりも下の部分から下方かつ周壁の内側に延びている。
【選択図】図2
【解決手段】電気接続箱1のフレーム2は、枠状の周壁と、周壁の内側に設けられた部品収容部3と、傾斜壁23と、補強リブ24,25と、を備えている。周壁の下端部はロアカバー4の外面と重なり合った合わせ部10を成している。部品収容部3を構成する一の壁31は、周壁の一部である。部品収容部3に装着されたパワーインテグレーション5の底面には、電線群6の端末に取り付けられたコネクタ7が嵌合されている。傾斜壁23は、一の壁31の内面における合わせ部10よりも上かつパワーインテグレーション5よりも下の部分から下方かつ周壁の内側に延びている。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行う電気接続箱が知られている(例えば特許文献1を参照)。この電気接続箱は、様々な構造のものがあるが、その一例として、図7に示す構造のものがある。
図7に示す電気接続箱501は、樹脂製のフレーム502と、フレーム502に装着されたパワーインテグレーション505と、パワーインテグレーション505の底面に嵌合されたコネクタ507と、樹脂製のロアカバー504と、を備えている。
フレーム502は、枠状の周壁521を備えている。周壁521の内側には、パワーインテグレーション505を収容した部品収容部503が設けられている。ロアカバー504は、フレーム502の下面に取り付けられている。
コネクタ507は、フレーム502とロアカバー504との間を配索された電線群506の端末に取り付けられたものである。
上述した従来の電気接続箱501においては、周壁521の下端部とロアカバー504の外面とが重なり合った合わせ部510に電線の噛み込みが発生するおそれがあった。また、図7中に矢印で示すように、合わせ部510から水が進入し、パワーインテグレーション505下部の端子が被水するおそれがあった。
そこで、本発明は、フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、枠状の周壁を備えたフレームと、前記周壁の内側の部品収容部に装着された電子部品と、電線群の端末に取り付けられ、前記電子部品の底面に嵌合されたコネクタと、前記フレームの下面に取り付けられたロアカバーと、を備え、前記周壁の下端部は前記ロアカバーの外面と重なり合った合わせ部を成しており、前記部品収容部は、前記電子部品を囲む複数の壁を備え、上方及び下方に開口しており、前記複数の壁のうちの一の壁が前記周壁の一部であり、前記一の壁の内面における前記合わせ部よりも上かつ前記電子部品よりも下の部分から下方かつ前記周壁の内側に延びた傾斜壁を備えていることを特徴とする電気接続箱である。
本発明によれば、フレームとロアカバーの合わせ部に電線を噛み込むことを防止でき、かつ、前記合わせ部から進入した水が電子部品にかかることを防止できる。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」について、図1~6を参照して説明する。
図1に示す電気接続箱1は、自動車に搭載されて電源側から負荷側に電源分配を行うものである。この電気接続箱1は、複数の部品が装着されたフレーム2と、フレーム2の上面2aに取り付けられるアッパカバーと、フレーム2の下面2bに取り付けられたロアカバー4と、を備えている。
本明細書においては、フレーム2の深さ方向を上下方向とし、深さ方向の一方の面であり、主にリレーやヒューズが装着される面を上面2aと定義する。また、深さ方向の他方の面であり、主にリレーやヒューズに電気接続される電線やバスバが装着される面を下面2bと定義する。
フレーム2は、絶縁性の合成樹脂で構成されたものであり、金型を用いた射出成形により得られたものである。フレーム2は、枠状の周壁20を備えており、周壁20の内側には部品収容部3が設けられている。
周壁20は、内側周壁21と外側周壁22とで成る二重壁を備えている。なお、外側周壁22は、周壁20の全域にわたって形成されているのではなく、防水性や強度が求められる箇所に部分的に形成されている。
内側周壁21は、周壁20のほぼ全域に形成されている。図2に示すように、内側周壁21の下端部21bは、ロアカバー4の周壁41の上端部41aと重なり合っている。また、内側周壁21の内面とロアカバー4の周壁41の外面とが重なり合っている。この重なり合った部分を「合わせ部10」と呼称する。ロアカバー4の周壁41の外面には、内側周壁21の下端が当接する段部42が設けられている。
部品収容部3は、「電子部品」としてのパワーインテグレーション5を収容する部位である。パワーインテグレーション5は、平面視が長方形の直方体形状である。図2に示すように、パワーインテグレーション5の底面にはコネクタ7が嵌合されている。コネクタ7は、フレーム2とロアカバー4との間を配索された電線群6の端末に取り付けられたものである。
部品収容部3は、図4,5に示すように、パワーインテグレーション5を囲む4つの壁31,32,33,34と、パワーインテグレーション5に係止するための係止構造35,36と、落下防止壁37と、を備えており、上方及び下方に開口している。
壁31は、上述した内側周壁21の一部である。この壁31と壁32とが対向配置されている。また、壁33と壁34とが対向配置されている。
係止構造35は、壁31の壁33寄りの端部から壁32側に突出したリブ31a、壁32の壁33寄りの端部から壁31側に突出したリブ32a、壁33に形成された凹部33aで構成されている。これらリブ31a、リブ32a、凹部33aは、パワーインテグレーション5の長手方向一端側に係止する。
また、パワーインテグレーション5の長手方向他端側に係止する係止構造36は、壁31の壁34寄りの端部から壁32側に突出したリブ31b、壁32の壁34寄りの端部から壁31側に突出したリブ32b、壁34に形成された凹部34aで構成されている。
落下防止壁37は、壁32の下部から壁31側に突出している。
パワーインテグレーション5は、部品収容部3の上方から部品収容部3内に嵌め込まれることで、上述した係止構造35,36により部品収容部3に装着される。
さらにフレーム2は、図2,3,5,6に示す傾斜壁23と、傾斜壁23と壁31同士を繋いだ複数の補強リブ24,25を備えている。
傾斜壁23は、壁31の内面における合わせ部10よりも上かつパワーインテグレーション5よりも下の部分から下方かつ周壁20の内側に延びている。
補強リブ24,25は、傾斜壁23における壁32と反対側の面と壁31の内面、即ち内側周壁21の内面とを繋いでいる。複数の補強リブ24,25は、壁33と壁34の対向方向に等間隔をあけて配置されている。また、複数の補強リブ24,25は、隣接した補強リブ24,25同士の下端位置の高さが異なるように形成され、さらに、一の補強リブ24,25とその二つ隣の補強リブ24,25同士の下端位置の高さが同じになるように形成されている。即ち、上下方向に長い補強リブ24と短い補強リブ25とが交互に配置されている。これら補強リブ24,25は、傾斜壁23の倒れや変形を防止する。
上記電気接続箱1においては、パワーインテグレーション5の底面から下垂した電線群6の配索方向を傾斜壁23によって周壁20の内側に向けることができ、合わせ部10に電線を噛み込むことを防止できる。
また、上記電気接続箱1においては、図2中に矢印で示すように、合わせ部10から進入した水を傾斜壁23によって下方に流すことができ、パワーインテグレーション5の下部が被水することを防止できる。さらに、長・短交互に補強リブ24,25を配置したことによって、合わせ部10から進入した水が一極集中することを回避でき、防水性を向上させることができる。即ち、図6に示す各区間B1,B2,B3,B4においては、中央の補強リブ25が短いことで、一点鎖線矢印で示すように様々な方向に水が跳ね返り、全てを長い補強リブ24にするよりも水が広く分散する。
また、上記電気接続箱1においては、万が一パワーインテグレーション5が係止構造35,36から外れた場合でも、落下防止壁37と傾斜壁23によってパワーインテグレーション5が落下することを防止できる。
上述した実施形態では、電子部品としてのパワーインテグレーション5を例に説明したが、電子部品はパワーインテグレーションに限定されない。
上述した実施形態では、 隣接した補強リブ24,25同士の下端位置の高さが異なるように形成されていたが、隣接した補強リブ同士の下端位置の高さが同じになるように形成されていてもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 電気接続箱
2 フレーム
3 部品収容部
4 ロアカバー
5 パワーインテグレーション(電子部品)
6 電線群
7 コネクタ
10 合わせ部
20 周壁
23 傾斜壁
24,25 リブ
31,32,33,34 壁
2 フレーム
3 部品収容部
4 ロアカバー
5 パワーインテグレーション(電子部品)
6 電線群
7 コネクタ
10 合わせ部
20 周壁
23 傾斜壁
24,25 リブ
31,32,33,34 壁
Claims (4)
- 枠状の周壁を備えたフレームと、前記周壁の内側の部品収容部に装着された電子部品と、電線群の端末に取り付けられ、前記電子部品の底面に嵌合されたコネクタと、前記フレームの下面に取り付けられたロアカバーと、を備え、
前記周壁の下端部は前記ロアカバーの外面と重なり合った合わせ部を成しており、
前記部品収容部は、前記電子部品を囲む複数の壁を備え、上方及び下方に開口しており、前記複数の壁のうちの一の壁が前記周壁の一部であり、
前記一の壁の内面における前記合わせ部よりも上かつ前記電子部品よりも下の部分から下方かつ前記周壁の内側に延びた傾斜壁を備えている
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記傾斜壁と前記一の壁同士を繋いだ補強リブを複数備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。 - 隣接した前記補強リブ同士の下端位置の高さが異なるように形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。 - 一の前記補強リブとその二つ隣の前記補強リブ同士の下端位置の高さが同じになるように形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2022164060A JP7851675B2 (ja) | 2022-10-12 | 2022-10-12 | 電気接続箱 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010200431A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
| WO2012133243A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
| JP2023168999A (ja) * | 2022-05-16 | 2023-11-29 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
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2022
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