JP2025169727A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Takanori Mitani
孝平 岡安
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Abstract

【課題】 小型化と転写性を両立することができる。
【解決手段】 像担持体と、像担持体の表面と当接して転写ニップ部を形成し、転写ニップ部において像担持体の表面に供給されたトナーを記録材に転写する回転可能な転写部材と、転写部材の回転方向において転写ニップ部の上流側かつ、記録材の移動方向において転写ニップ部の上流側の転写部材の表面と対向する対向部において転写部材の表面を除電する除電部材と、と、トナーが転写される記録材の面とは逆の面と接触することで記録材の転写ニップ部への搬送をガイドするガイド部材と、転写部材に転写電圧を印加する転写電圧印加部と、を有し、ガイド部材と除電部材と、は、同一の電流抑制回路を介して接地されており、除電部材は、転写部材に転写電圧が印加された状態で、対向部において転写部材の表面を除電する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いたプリンター、複写機、ファクシミリ装置、複合機などの画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置において、トナー像を担持して回転する無端状のベルトを用いるものがある。例えば、中間転写方式の画像形成装置では、無端状のベルトで構成された中間転写体である中間転写ベルトに、1次転写部で感光体からトナー像が1次転写される。そして、中間転写ベルトに1次転写されたトナー像は、2次転写ローラに印加された転写電圧により2次転写ニップにおいて記録材に転写される。
このような中間転写ベルトを用いる画像形成装置において、2次転写ニップの直前に形成された放電領域において記録材と中間転写ベルトの間で異常放電が生じ、異常放電部のトナー像が転写されずに欠けてしまう画像弊害(白抜け)が発生するという問題があった。
この画像弊害を抑制する方法として、グランドに接地した除電部を2次転写部の直前の2次転写ローラ表面に接触させ、2次転写ローラ表面の電位を下げることで放電領域の電界を弱める構成が提案されている(特許文献1)。また、特許文献1にも記載されているように、記録材を安定して記録材を転写ニップへと導くための案内手段としての搬送ガイドが転写ニップの前に配置される構成がある。このような搬送ガイドは、電気的にグランドに接地されていない場合には、低湿環境で記録材との摩擦による帯電電位が生じ、該電位が転写効率を妨げるように作用することがある。そのため、搬送ガイドを接地することで帯電された電荷を逃がすようにする構成が一般的である。ただし、搬送ガイドが抵抗を介すことなく直接接地すると、吸湿して抵抗が低くなった記録材にトナー像を転写する際に、記録材を伝って搬送ガイドへと転写電流が流出して転写抜けとなってしまうことがある。この転写抜けを抑制する方法として、特許文献2に示されているように、搬送ガイドを高抵抗の抵抗素子を介して接地することでこの転写電流の流出を抑制する構成が提案されている。
特開2019-197114号公報 特開昭59-34570号公報
しかしながら、引用文献1、引用文献2の構成において、以下のような課題があった。特に、搬送ガイドと除電部をそれぞれ別の導通経路で接地すると、転写前の限られたスペースに導通経路そのものの構成や導通経路と搬送ガイドや制御電極を電気的に接続するための構成を必要とし、画像形成装置の大型化を招くという問題がある。
本出願に係る発明の目的は、このような問題点に鑑みなされたもので、画像形成装置の小型化と転写性を両立する画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体の表面と当接して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部において前記像担持体の表面に供給されたトナーを記録材に転写する回転可能な転写部材と、前記転写部材の回転方向において前記転写ニップ部の上流側かつ、前記記録材の移動方向において前記転写ニップ部の上流側の前記転写部材の表面と対向する対向部において前記転写部材の表面を除電する除電部材と、トナーが転写される記録材の面とは逆の面と接触することで記録材の前記転写ニップ部への搬送をガイドするガイド部材と、前記転写部材に転写電圧を印加する転写電圧印加部と、を有し、前記ガイド部材と前記除電部材と、は、同一の電流抑制回路を介して接地されており、前記除電部材は、前記転写部材に前記転写電圧が印加された状態で、前記対向部において前記転写部材の表面を除電することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の小型化と転写性を両立することができる。
実施例1に係る画像形成装置を説明するための図である。 実施例1に係る2次転写部の拡大図である。 実施例1、2に係る電流抑制回路の模式図である。 比較例1、変形例1、変形例2に係る2次転写部の拡大図である。 実施例3に係る2次転写部の拡大図である。 実施例4に係る電流抑制回路の模式図である。 その他の実施例に係る電流抑制回路の模式図である。 実施例1に係る制御ブロック図である。 その他の実施例に係る画像形成装置を説明するための図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
<画像形成装置の全体的な構成及び動作>
図1に示す本実施例に係る画像形成装置500は、像担持体としての中間転写体を用いたタンデム型フルカラー画像形成装置であり、同図はその概略構成を示す断面図である。
実施例1の画像形成装置500において、4個の画像形成部、すなわちイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナー像をそれぞれ形成する画像形成部1a、1b、1c、1dを上流から下流に並べて配置している。これらの4つの画像形成部は一定の間隔をおいて一列に配置(並設)されている。4つの画像形成部は、イエロー色の画像を形成する画像形成部1a、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部1b、シアン色の画像を形成する画像形成部1c、及び、ブラック色の画像を形成する画像形成部1dである。画像形成装置500が設置された状態において、画像形成部1a、1b、1c、1dの重力方向の下方には、ローラ12、13に掛け渡された中間転写体である中間転写ベルト8が配設されている。
各画像形成部1a、1b、1c、1dには、それぞれ像担持体としての感光ドラム2a、2b、2c、2dが配置されている。感光ドラム2a、2b、2c、2dは、本実施例では負帯電の有機感光体でアルミニウム等のドラム基体上に感光層を有しており、駆動装置としての駆動部160(図8)によって所定のプロセススピードで回転駆動される。本実施例のプロセス速度は100mm/secとした。
像担持体としての各感光ドラム2a、2b、2c、2dの周囲には、帯電部材である帯電ローラ3a、3b、3c、3d、現像部材、現像剤担持体である現像ローラ4a、4b、4c、4dを有する現像装置5a、5b、5c、5dがそれぞれ配置されている。現像装置5a、5b、5c、5dの内部には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)に対応するトナー90a、90b、90c、90dが収容されている。トナー90a、90b、90c、90dとしては、非磁性一成分の重合トナーで帯電量-20~-50μC/mgのものを使用した。トナー90a、90b、90c、90dの正規帯電極性をマイナスである負(ネガ)極性としている。なお、この画像形成装置500は反転現像方式を採用している。さらに、各感光ドラム2a、2b、2c、2dの周囲には、清掃部材としてのクリーニングブレード7a、7b、7c、7dを有するクリーニング装置6a、6b、6c、6dがそれぞれ設置されている。クリーニングブレード7a、7b、7c、7dで感光ドラム2a、2b、2c、2dの表面に残存したトナーや紙粉、填料などの異物を掻き取り、クリーニング装置6a、6b、6c、6dの内部に収容する。さらに、各感光ドラム2a、2b、2c、2dの重力方向の上方には、露光装置9a、9b、9c、9dがそれぞれ設置されている。
ここで、各画像形成部1の構成及び動作は、用いるトナーの色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために、図1中符号に与えた添え字a、b、c、dは省略して総括的に説明する。また、本実施例では、4つの画像形成部1について説明するが、これに限るものではなく、画像形成部1は複数設けられるものであればよい。また、後述するが、単一の画像形成部1を有するモノクロプリンタにも対応可能である。
各画像形成部1a、1b、1c、1dの対向する位置には、中間転写体として、回転可能な無端状の中間転写ベルト8が設置される。そして、中間転写ベルト8の表面上に感光ドラム2a、2b、2c、2dの表面に形成されたトナー像を転写させるための1次転写ローラ41a、41b、41c、41dが配置されている。中間転写ベルト8は、張架部材としての、中間転写ベルト8の駆動の役割を兼ねた2次転写対向ローラ12、テンションローラ13によって張架されている。モータとしての駆動部160が接続された2次転写対向ローラ12の駆動によって、中間転写ベルト8は、図1に示す矢印Z方向(図1では反時計方向)に回転(移動)される。図1に示すように、この中間転写ベルト8の回転方向に沿って、4つの画像形成部1、4つの1次転写ローラ41が並設されている。以下、中間転写ベルト8の回転方向を中間転写ベルト8の周方向とする。中間転写ベルト8の厚さは、薄すぎるとベルト強度が弱くなってしまい、厚すぎると弾性が無くなり曲がりにくくなってしまう為、50μm~200μmの厚さが好ましい。また、厚みは中間転写ベルト8の静電容量に関わってくる。薄すぎると静電容量が大きくなり、帯電しやすい。本実施形態では、これを鑑みて中間転写ベルト8の厚さを80μmとした。中間転写ベルト8の材質は一般的にPI、PET、PEN、PVDFなどが用いられるが、強度の観点でPIを用いた。中間転写ベルト8は所望の電気抵抗となるように導電剤を添加することによる抵抗調整が必要であり、本実施例では導電剤としてカーボンブラックを使用する。一般にカーボンブラックによる導電機構は電子導電であり、環境依存性は小さいものの、電圧依存性が大きい。一方、イオン導電剤では電圧依存性が小さく、環境依存性が大きくなる。本実施例では中間転写ベルト8の低湿環境における抵抗値上昇を抑制し、2次転写に必要な2次転写電圧を下げることで、2次転写時の異常放電を抑える構成としている。また、カーボンブラックは少量の添加で電気抵抗の調整が可能であり、安価に製造できて好ましい。本実施例の体積抵抗率は10~1014Ω・cmの範囲とする。10Ω・cmより小さい場合には、中間転写ベルト8上に転写されたトナーの電荷が中間転写ベルト8へと流出してしまい、トナー像に乱れが生じやすくなってしまう。逆に1014Ω・cmを超えると、2次転写に必要な電圧が大きくなり、異常放電を起こしやすくなる。
駆動部160は、感光ドラム2とは別に2次転写対向ローラ12用の駆動部を有してもよい。
1次転写ローラ41には、図8に示した1次転写電圧印加部としての1次転写電源73から定電圧または定電流制御されたトナー90の正規極性とは逆極性の正(ポジ)極性の転写電圧(バイアス)が印加される。そして、感光ドラム2上に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に転写される。
2次転写部材としての2次転写ローラ15は、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像を記録材としての転写材Sに転写するものである。本実施例では、φ8の金属の芯金にNBRの発泡スポンジ体で覆ってφ18とした2次転写ローラを用いた。2次転写ローラ15には図8に示した2次転写電圧印加部としての2次転写電源74から定電圧または定電流制御された正極性の電圧が印加される。
2次転写対向ローラ12には、中間転写ベルト8を駆動するために表層に高摩擦のゴム層が設けられており、このゴム層は体積抵抗率が10Ω・cm以下の導電性を有する。また、中間転写ベルト8を介して2次転写部材としての2次転写ローラ15と当接して2次転写部SNを形成している。ここで、2次転写ローラ15は中間転写ベルト8に当接するように配置され、中間転写ベルト8との間で、図1に示すように、2次転写ニップSNを形成している。テンションローラ13は、総圧約60Nの張力を中間転写ベルト8に付与し、中間転写ベルト8に従動して回転する。
2次転写対向ローラ12(対向部材)、テンションローラ13は、各々同じ抵抗値の抵抗素子を介して接地されている。本実施例では、抵抗素子の抵抗値は100MΩ、10MΩと3種類を使用している。2次転写対向ローラ12のゴム層の抵抗は、100MΩ、10MΩに比べて十分小さいため、電気的影響を無視することができる。
2次転写ローラ15としては、体積抵抗率が10~10Ωcm、ゴム硬度が30°(アスカーC硬度計)の弾性ローラを用いた。又、転写ローラ15は、中間転写ベルト8を介して2次転写対向ローラ12に対し、総圧約39.2Nで押圧するように構成されている。又、2次転写ローラ15は、中間転写ベルト8の回転に伴い、従動して回転する。更に、転写ローラ15には、図8に示した2次転写(高圧)電源としての2次転写電圧印加部74から、-2.0~7.0kVの2次転写電圧の印加が可能となっている。2次転写ローラ15は転写部材に相当し、2次転写ローラ15及び2次転写電源74は、2次転写手段に相当する。中間転写ベルト8の外側(外周側)には、中間転写ベルト8表面に残った転写残トナーを除去して回収するベルト清掃部材としてのベルトクリーニングブレード80を有するベルトクリーニング装置75が設置されている。
2次転写ローラ15は、図2に示したように、円柱形状の芯金15bと、芯金15bの外周面を被覆する円筒形状の弾性層15aとを有している。芯金15bの外径は6mm、弾性層15aの外径は16mmとした。芯金15bは、剛性の高い導電性材料が用いられ、本実施例では鉄を用いている。弾性層15aは、一般的に用いられるアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)系イオン導電ゴムをスポンジ状に発泡させたものを用いた。本実施例の弾性層15aの体積抵抗率が10~10Ω・cmとした。2次転写ローラ15の体積抵抗率が低すぎると、転写材Sの抵抗値が転写性に及ぼす影響が大きくなることで、環境によっては転写性が不安定となってしまい、反対に体積抵抗率が高すぎると2次転写に必要な電圧が大きくなり、異常放電を起こしやすくなる。そのため、弾性層15aの体積抵抗率は10~1011Ω・cmの範囲が望ましい。2次転写ローラ15の硬度は、柔らか過ぎると転写ニップ部SNの幅が太くなるため、従動している2次転写ローラ15のトルクを上げてしまうことになる。また、硬すぎると転写ニップ部SNのニップ幅が狭くなり、転写不良を招くおそれがあるため、2次転写ローラ15の硬度は、AskerC硬度計500g荷重で、20°~40°が好ましい。2次転写ローラ15の硬度は、AskerC硬度計500g荷重で、30°のものを用いた。
図1における線Wは転写材Sの第一面(おもて面)に画像を形成する際に転写材Sが搬送される搬送経路を示す搬送線である。給紙部は、2次転写部SNに転写材Sを給紙搬送するものであり、転写材Sが複数枚給紙カセット16に収納されている。画像形成時には、給紙カセット16上に載置された、最上部の転写材Sを、ピックアップローラ17(半月ローラ)がピックし、給紙ローラ対18が転写材Sを搬送ローラであるレジストローラ対19に搬送する。転写材S先端は、レジストローラ対19に突き当たり一旦停止する。画像形成部1により形成されたトナー像が中間転写ベルト8に転写される。その際、中間転写ベルト8上のトナー像先端が2次転写部SNに移動するタイミングに合わせて、レジストローラ対19により転写材Sがガイド部材としての搬送ガイド32のガイド部としての規制部Aによって規制されることで2次転写部SNに搬送される。そして、中間転写ベルト8上のトナー像が転写材Sに転写される。
転写材Sの搬送方向の下流には、転写材Sに形成された電荷を除電するための下流除電針40が配置される。下流除電針40は、厚み0.1mmのSUS304の薄板材を鋸歯状に加工したものであり、隣り合う鋸歯のピッチは1mmとした。下流除電針40は、搬送される転写材Sに対して非接触となる高さに、鋸歯の先端が転写材Sの第二面(裏面)に向くように設置される。2次転写部Tを通過した転写材Sの搬送方向の下流で、転写材Sの帯電電荷を除電することで、中間転写ベルト8に対する静電吸着力を低下させて、転写材Sの分離性を向上させることが出来る。本実施例において、下流除電針40の先端と2次転写ローラ15との間の距離を3mmとした。
定着ユニットとしての定着部材20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものである。印字面側の加熱部材21は、セラミック材質の板状発熱体のセラミックヒータ21a(以後、ヒータと記載)と、これを保持するためのホルダ部材21bと、ヒータ及びホルダ部材を全周包み込んだ加熱部材の定着フィルム21cから構成される。ヒータ21の裏にはヒータの温度をコントロールし温調するサーミスタを有している。そして、加圧ローラ22によって対向側から加圧され、定着ニップを形成している。これにより、印字面側を加熱部材21で、非印字面側を加圧ローラ22で、加熱及び加圧し、トナー像を溶融して転写材Sにトナー画像を固着させる。定着部材20の転写材Sの搬送方向の下流には排紙ローラ対23があり、転写材Sを装置本体の排紙トレー24に排出する。
<制御部>
図1における502は、画像形成装置500の制御部を示したものである。制御部502は画像形成部1などの動作を制御する。図8は、本実施例の画像形成装置500の要部の制御構成を示すブロック図である。図8を用いて、さらに詳細に制御部502を説明する。
制御部502は、様々な演算処理を行う中心的素子である演算処理手段としてのCPU31、情報を記憶する記憶手段としての記憶素子であるRAM33、ROM34、NVRAM35(不揮発性メモリ)などの本体メモリなどを有する。CPU31には、露光ユニット9のほか、RAM33、ROM34、不揮発性メモリのNVRAM35などが接続されている。ROM34は、読み出し専用の記憶手段(メモリ)であり、CPU31が画像形成装置500を制御するためのプログラムや各種データが書き込まれている。RAM33は読み書き可能なメモリであり、ROM34内のデータが展開されたり、各種データが保存されたりする。NVRAM35は画像形成装置の電源が遮断されても記録内容が保持される読み書き可能なメモリである。RAM33には、センサの検知結果、カウンタのカウント結果、演算結果などが一時的に格納される。また、ROM34には、制御プログラム、予め実験などにより得られたデータテーブルなどが格納されている。また、NVRAM35には、カウンタのカウント結果、各種設定情報、センサの結果などが格納される。環境センサ36は温度センサと相対湿度センサとからなっていて、エンジン部501内部の温度情報と、相対湿度情報がCPU31に取り込まれ、画像形成部1などの制御に用いられる。
電気的接続を介して、各種の情報を示す信号が、制御部502に入力され、また制御部502から出力される。制御部502は、各種のプロセス機器やセンサから入力される信号の処理、及び各種のプロセス機器に動作の指令をするために出力する信号の処理を行う。
制御部502には、画像形成装置500における各制御対象、センサ、カウンタなどが接続されている。制御部502は、各種の信号の入出力や、各部の駆動のタイミングなどを制御して、所定の画像形成シーケンスの制御などを行う。
制御部502は、例えば、帯電ローラ3に帯電電圧を印加するための帯電電圧印加部としての帯電電源71、現像ローラ4に現像電圧を印加するための現像電圧印加部としての現像電源72の制御を行う。その他、制御部502は、露光装置9、1次転写電圧印加部としての1次転写電源73、2次転写電圧印加部としての2次転写電源74、定着ユニット20、駆動部160などの制御を行う。
また、駆動部160は、駆動源としての駆動モータ、駆動伝達部材などを有して構成される。感光ドラム2、現像ローラ4などの回転部材を駆動する駆動源は、それぞれ独立して設けられていてもよいし、少なくとも一部が共通化されていてもよい。また、各色用の要素を駆動する駆動源は、それぞれ独立して設けられていてもよいし、少なくとも一部が共通化されていてもよい。
ここで、画像形成装置500は、1つの開始指示により開始される、単数又は複数の転写材Sに画像を形成して出力する一連の動作である、画像形成動作(プリントジョブ)を実行する。画像形成動作は、一般に、画像形成工程、前工程(前回転工程、プリント前動作)、複数の転写材Sに画像を形成する場合の紙間工程、及び後工程(後回転工程、プリント後動作)を有する。画像形成工程は、実際に転写材Sに形成して出力する画像の静電潜像の形成、トナー像の形成、トナー像の1次転写、定着を行う期間であり、画像形成時とはこの期間のことをいう。より詳細には、帯電、露光、現像、1次転写、2次転写、定着の各工程を行う位置で、画像形成時のタイミングは異なる。前回転動作である前工程は、開始指示が入力されてから実際に画像を形成し始めるまでの、画像形成工程の前の準備動作を行う期間である。紙間動作である紙間工程は、複数の転写材Sに対する画像形成を連続して行う際(連続画像形成)の転写材Sと転写材Sとの間に対応する期間である。後回転動作である後回転工程は、画像形成工程の後の整理動作(準備動作)を行う期間である。非画像形成時とは、画像形成時以外の期間であって、上記前工程、紙間工程、後工程、更には画像形成装置500の電源投入時又はスリープ状態からの復帰時の準備動作である前多回転工程などが含まれる。
<画像形成動作>
画像形成動作では、画像形成がスタートすると、感光ドラム2や中間転写ベルト8等は所定のプロセススピード(ここでは100mm/sec)で駆動部160によって駆動されることで矢印方向に回転を始める。感光ドラム2は、帯電電源71によって所定の帯電電圧(約-1000V)が印加された帯電ローラ3との間で放電が生じ、約-450Vの表面電位に一様に帯電される。この時の約-450Vの表面電位を暗部電位Vdという。続いて、露光装置9からの走査ビームによって出力用画像データに基づく静電潜像が形成される。ベタ画像の静電潜像が形成された時の感光ドラムの表面電位は-100V程度である。この時の約-100Vの表面電位を明部電位Vlという。
この時の各色の静電潜像は、後に4色が中間転写ベルト8上で重ね合わされてフルカラー画像となるように、各色所定のタイミングで形成される。露光された感光ドラム2がさらに回転すると、感光ドラム2上の静電潜像は現像電源72によって-300V程度の現像電圧が印加された現像ローラ4でそれぞれ可視化(現像)される。現像ローラ4は、感光ドラム2の回転方向に対して順方向に回転する。そして、感光ドラム2上には、Y、M、C、Bkのトナー像がそれぞれ形成される。感光ドラム2上のトナー像がさらに回転すると、1次転写電源73によって+800V程度の1次転写電圧が印加された1次転写ローラ41で、トナー像は中間転写ベルト8上に転写される。
給紙カセット16に積載されている転写材Sは、半月状のピックアップローラ兼給紙ローラ17により給紙され、分離ローラ兼給紙ローラ18によって1枚に分離されて、レジストローラ19まで搬送されて、一旦停止される。一旦停止された転写材Sは、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像が2次転写ニップSNに到達するタイミングに同期してレジストローラ19によって2次転写ニップSNに供給される。そして、2次転写電源74によって2次転写電圧が印加され、中間転写ベルト8上のトナー像が転写材S上に転写される。
トナー像が転写された転写材Sは、中間転写ベルト8から分離されて定着装置20に送られる。そして、ここで印字面側を加熱部材21で、非印字面側を加圧ローラ22で、加熱及び加圧し、トナー像を溶融して転写材Sにトナー画像を固着させる。定着部材20の転写材Sの搬送方向の下流には排紙ローラ対23があり、転写材Sを装置本体の排紙トレー24に排出する。中間転写ベルト8表面に残った転写残トナーは、ベルト清掃部材としてのベルトクリーニングブレード80を有するベルトクリーニング装置75によって回収される。
<2次転写部の構成>
本実施例では、ガイド部としての規制部Aを有する搬送ガイド32と除電部Bを有する除電部材としての接触電極29が電気的に接続されており、電流抑制回路60を介してグランドに接地されている。以下、本実施例における搬送ガイド32の構成詳細について図2を用いて説明する。
搬送ガイド32は、鉄製の厚さ1.0mmの板金を成型したものであり、2次転写対向ローラ12側へと突き出した規制部Aを有する。また、接触電極29も、鉄製の厚さ1.0mmの板金を成型したものであり、除電部Bで2次転写ローラ15と接触している。搬送ガイド32と接触電極29は導通経路61を介して接続されている。本実施例では、規制部Aとニップ部SNの入口SNaまでの距離αを5mmとした。この距離αは短いほど記録材Sの先端を安定してニップ部SNへと案内することが可能となる。除電部Bとニップ部SNの入口SNaまでの距離βを5mmとした。この距離βは短いほど放電領域6における2次転写ローラ15の表面の電位が下がることで白抜け抑制効果が大きくなる。白抜けとは、2次転写ニップSNの直前に形成された放電領域Hにおいて記録材Sと中間転写ベルト8の間で異常放電が生じ、異常放電部のトナー像が転写されずに欠けてしまう画像弊害のことである。
また、搬送ガイド32は電流抑制回路60を介してグランドに接地されている。具体的には、搬送ガイド32は導通経路60aによって電流抑制回路60と接続され、電流抑制回路60は導通経路60bによってグランドに接続されている。このように、搬送ガイド32と接触電極29を別々の導通経路ではなく同一の導通経路60aからグランドに接地する構成とすることで、グランドに接地する導通経路を減らすことや、導通経路の配置の自由度を上げることができる。このことにより、2次転写ニップSNの直前の限られた空間に搬送ガイド32や接触電極29とそれらをグランドに接地する導通経路をコンパクトに配置し、画像形成装置の小型化を実現することができる。
搬送ガイド32の先端に除電部Bが形成されている。図2に示したように、除電部Bは、2次転写ローラ15と中間転写ベルト8と、における接線Lで分割される領域L1、L2のうち2次転写ローラ15が配置される領域L1側に配置される。
また、本実施例では、搬送ガイド32の規制部Aは、転写ニップSNの入口SNaと出口SNbを結ぶ直線Lよりも2次転写ローラ15とは反対側(2次転写対向ローラ12側)の領域L2に位置するように配置している。このように規制部Aを配置することで、規制部Aに規制された記録材Sの搬送経路は放電領域である放電部Hにおいて中間転写ベルト8に近づくことになる。このように、放電部Hにおける記録材Sと中間転写ベルト8の距離が近いことで、異常放電が発生しにくくなり、白抜けをより抑制できる。また、本実施例の画像形成装置500の記録材Sへのトナー像印刷範囲は、記録材Sの後端部から5mmまでであり、記録材Sの後端部5mmは余白となっている。本実施例のように、距離αを余白の長さと同等以下とすることで、記録材Sの後端付近のトナー像の白抜けも抑制できる。
本実施例においては、図3(b)の構成のように、実施例2で詳細に説明する図3(a)の高抵抗素子602と低抵抗素子601の間の抵抗を持つ中抵抗素子603を単一で用いるような構成である。図3(b)のような構成とすることで、装置全体の小型化に寄与しつつ、低湿環境、高湿環境の両方に、ある程度対応することが可能である。すなわち、白抜けや転写抜けが起きにくい条件においては、問題無く使用できる。本実施例においては、中抵抗素子603の抵抗範囲は100MΩ~1GΩの範囲が好ましい。実施例1の中抵抗素子603の抵抗を600MΩとした。
<評価試験>
本実施例の効果を確認するために、白抜けと転写抜けの評価を行った。評価を行う画像形成装置は、図3(b)に示した実施例1と、従来技術としての比較例1の計2種類を用意した。比較例1の構成は、実施例1に対して搬送ガイド32や接触電極29をグランドに接地するための導通経路や電気抑制回路60の構成を変更している。
比較例1について、図4(a)を用いて説明する。比較例1の画像形成装置は搬送ガイド32と接触電極29が別々の導通経路を介してグランドに接地されている。具体的には、搬送ガイド32は導通経路602aによって接続された高抵抗素子602を介してグランドに接地されており、接触電極29は導通経路601aによって接続された低抵抗素子601を介してグランドに接地されている。高抵抗素子602と低抵抗素子601の抵抗値は実施例1と同じとした。この構成においては、導通経路601aは搬送ガイド32や導通経路602aと電気的にショートしたり放電しないように、搬送ガイド32や導通経路602aと十分に距離を確保して配置する必要がある。よって、導通経路601aの配置スペースによって、画像形成装置が大型化することがある。
白抜けと転写抜けの評価方法は以下の通りである。
白抜けの評価方法:
記録材Sは、75g/m(Vitality(Xerox社)、用紙サイズLTR)の未開封状態の用紙を使用し、室温15℃、湿度10%の環境で全面ブラックの画像を10枚印刷した。2次転写ローラ15に印加した電圧は、トナーの記録材Sへの転写効率が最適となる3500V(2次転写ローラ15から記録材Sへ流れる転写電流は10μA狙い)とした。印刷したトナー画像に目視でわかる白抜けが無い場合はOK、一枚でもある場合はNGとした。
転写抜けの評価方法:
記録材Sは、75g/m(Vitality(Xerox社)、用紙サイズLTR)の未開封状態の用紙を使用し、室温30℃、湿度80%の環境で全面ブラックの画像を10枚印刷した。2次転写ローラ15に印加した電圧は、トナーの記録材Sへの転写効率が最適となる700V(2次転写ローラ15から記録材Sへ流れる転写電流は10μA狙い)とした。印刷したトナー画像に目視でわかる転写抜けが無い場合はOK、一枚でもある場合はNGとした。
評価結果と小型化に適した構成であるかどうかを表1に示す。画像形成装置の小型化に適した構成の場合はOK、画像形成装置の小型化に適していない構成の場合はNGと記載している。
比較例1に関しては白抜け評価の2次転写時に低抵抗素子601に流れた電流値と転写抜け評価の2次転写時に高抵抗素子602に流れた電流値を計測して、それぞれ括弧の中に記載した。また、実施例1に関しては2次転写時に電流抑制回路60に流れた電流値を計測して、括弧の中に記載した。
表1に示すように、比較例1では白抜けと転写抜けはともにOKであった。これは、接触電極29と搬送ガイド32のそれぞれを適切な抵抗を介してグランドに接地できているためである。しかし、上述したように小型化がNGとなっている。
一方、実施例1では搬送ガイド32と接触電極29の両方が電流抑制回路60を介して接地していることで、小型化を可能としつつ、白抜けと転写抜けの両方がOKとなっている。これは、低湿環境で高抵抗の記録材Sに転写する場合に対応出来るように、電流抑制回路60の抵抗値を中抵抗帯に設定することで除電部Bから転写電流をある程度逃がすことが出来るからである。加えて、高湿環境で低抵抗の記録材Sを転写する場合に対応出来るように、電流抑制回路60の抵抗値を中抵抗帯に設定することで、搬送ガイド32を介した転写電流の流出をある程度抑制できているためである。
実施例1の構成は以下のような特徴を有する。
中間転写ベルト8と、中間転写ベルト8の表面と当接して2次転写ニップ部SNを形成し、2次転写ニップ部SNにおいて中間転写ベルト8の表面に供給されたトナー90を記録材Sに転写する回転可能な2次転写ローラ15と、を有する。2次転写ローラ15の回転方向において2次転写ニップ部SNの上流側かつ、記録材Sの移動方向において2次転写ニップ部SNの上流側の2次転写ローラ15の表面と対向する対向部において2次転写ローラ15の表面を除電する接触電極29を有する。トナー90が転写される記録材Sの面とは逆の面と接触することで記録材Sの2次転写ニップ部SNへの搬送をガイドする搬送ガイド32を有する。2次転写ローラ15に転写電圧を印加する2次転写電圧印加部74を有する。搬送ガイド32と接触電極29と、は、同一の電流抑制回路60としての抵抗603を介して接地されており、接触電極29は、2次転写ローラ15に転写電圧が印加された状態で、対向部において2次転写ローラ15の表面を除電する。接触電極29は、対向部B-B’において2次転写ローラ15と接触する。中間転写ベルト8の内面に接触し、2次転写ローラ15と対向する2次転写対向ローラ12を有し、転写ニップ部SNは、中間転写ベルト8と2次転写ローラ15と2次転写対向ローラ12とで形成される。トナー90の正規極性と転写電圧の極性は逆である。2次転写ローラ15の回転軸線と直交する断面において、接触電極29は、2次転写ローラ15と中間転写ベルト8と、における接線で分割される領域L1、L2のうち2次転写ローラ15が配置される領域L1に配置される。転写電圧は接触電極29と放電する大きさである。接触電極29は、2次転写ローラ15と中間転写ベルト8との間で放電が発生する領域Hよりも2次転写ローラ15の回転方向の上流で対向部B-B’を形成している。
以上のように、本実施例の形態であれば、画像形成装置を小型化しつつ、白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することができた。
[実施例2]
続いて、実施例2について説明する。実施例2の構成は、搬送ガイド32と接触電極29の両方が実施例1とは異なる構成である電流抑制回路60を介して接地しており、放電によって2次転写ローラ15から除電部Bへと転写電流を逃がす構成となっている。そのため、実施例1の構成に比べて、小型化は担保しつつ、白抜けや転写抜けが発生しやすい環境などでも転写による画像弊害を抑制することが可能となっている。上記以外の構成は実施例1のものと同じである。そのため、実施例1のものと同一もしくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
<2次転写部の構成>
本実施例の電流抑制回路60は、図3(a)に示すように制御部502によって制御可能なリレースイッチ60cによって、グランドとの間に介する抵抗を、低抵抗素子601と高抵抗素子602に切り替えられるようになっている。本実施例では、環境センサとしての温湿度センサ36の検知結果を制御部502で読み取り、湿度が50%以上の場合は高湿環境、湿度が50%より小さい場合は低湿環境と判断して、リレースイッチ60cを切り替えている。環境センサとしての温湿度センサ36は湿度のみが検知可能な湿度センサでもよい。
低湿環境においては記録材Sが乾燥して記録材Sの電気抵抗が上がることで、記録材Sへトナーを2次転写するためにより大きな転写電圧を2次転写ローラ15に印加する必要があり、白抜けが発生しやすくなる。そこで、低湿環境では電流抑制回路60のリレースイッチ60cを抵抗の低い低抵抗素子601の側へと切り替えることで、2次転写ローラ15の表面から除電部Bを介してグランドへと転写電流の一部が逃げやすくする。これにより、除電部B近傍の2次転写ローラ15表面の電位が局所的に下がる(除電される)ことで放電領域Hの電界も小さくなり、放電領域Hに発生する転写材Sと中間転写ベルト8の異常放電が抑制され、白抜けを抑制することができる。この低抵抗素子601の抵抗値は、白抜け抑制できる除電部Bからグランドへの電流量を確保できる値とする必要があり、0Ω~300MΩ程度が望ましい。本実施例では低抵抗素子601の抵抗値は100MΩとした。
高湿環境においては記録材Sが吸湿して電気抵抗が低くなるため、転写電流が記録材Sを伝って流出して転写抜けが発生しやすい。そこで、高湿環境では電流抑制回路60のリレースイッチ60cを抵抗の高い高抵抗素子602の側へと切り替えて、除電部Bからグランドへと電流が流れにくくする。このようにすることで、記録材Sが吸湿して電気抵抗が低くなった場合であっても、記録材Sと規制部Aを介して転写電流が流出してしまうことを抑制できる。一方、白抜けに関しては、電気抵抗の低い記録材Sへとトナーを転写する際の転写電圧は低くなるため、除電部Bからグランドへの電流が流れにくくても白抜けは発生しにくい。この高抵抗素子602の抵抗値は、規制部Aからグランドへの電流量を転写電流の流出による転写抜けを抑制できる電流量まで制限できる値とする必要があり、400MΩ~5GΩ程度が望ましい。本実施例では高抵抗素子602の抵抗値は1GΩとした。
<評価試験>
本実施例の効果を確認するために、白抜けと転写抜けの評価を行った。評価を行う画像形成装置は、実施例2と、変形例1、2の計3種類を用意した。参考として、実施例1の構成も記している。変形例1、2の構成は、実施例2に対して搬送ガイド32や接触電極29をグランドに接地するための導通経路や電気抑制回路60の構成を変更している。
変形例1について図4(b)、変形例2について図4(c)を用いて説明する。変形例1の画像形成装置は、搬送ガイド32と接触電極29が導通経路61で接続されており、また、搬送ガイド32は導通経路602aによって接続された高抵抗素子602を介してグランドに接地されている。この構成においては、実施例1と同様に同一の導通経路602aを介して搬送ガイド32と接触電極29をグランドに接地しており、実施例1、2と同様に画像形成装置の小型化には適した構成である。変形例2の画像形成装置は、搬送ガイド32と接触電極29が導通経路61で接続されており、また、搬送ガイド32は導通経路601aによって接続された低抵抗素子601を介してグランドに接地されている。この構成においても、実施例1と同様に同一の導通経路601aを介して搬送ガイド32と接触電極29をグランドに接地しており、変形例1と同様に画像形成装置の小型化には適した構成である。したがって、変形例1、2は、あくまで下記条件である実施例2との比較による評価であって、実施例1と同様な上記条件であれば、使用上問題ない。
白抜けと転写抜けの評価方法は以下の通りである。実施例1、比較例1で行った評価よりも画像弊害が発生しやすい条件である。
白抜けの評価方法:
記録材Sは75g/m(Vitality(Xerox社)、用紙サイズLTR)の用紙を室温15℃、湿度10%の環境に1週間放置して乾燥させたものを使用した。そして、含水率が2.9%(紙水分計 モイストレックスMX8000型で測定)となった白抜けが発生しやすいものを用いた。上記環境で全面ブラックの画像を10枚印刷した。
2次転写ローラ15に印加した電圧は、トナーの記録材Sへの転写効率が最適となる4000V(2次転写ローラ15から記録材Sへ流れる転写電流は10μA狙い)とした。印刷したトナー画像に目視でわかる白抜けが無い場合はOK、一枚でもある場合はNGとした。
転写抜けの評価方法:
記録材Sは75g/m(Vitality(Xerox社)、用紙サイズLTR)の用紙を室温30℃、湿度80%の環境に1週間放置して吸湿させたものを使用した。そして、含水率が9.2%(紙水分計 モイストレックスMX8000型で測定)となった転写抜けの発生しやすいものを用い、上記環境で全面ブラックの画像を10枚印刷した。2次転写ローラ15に印加した電圧は、トナーの記録材Sへの転写効率が最適となる500V(2次転写ローラ15から記録材Sへ流れる転写電流は10μA狙い)とした。印刷したトナー画像に目視でわかる転写抜けが無い場合はOK、一枚でもある場合はNGとした。
評価結果と小型化に適した構成であるかどうかを表2に示す。画像形成装置の小型化に適した構成の場合はOK、画像形成装置の小型化に適していない構成の場合はNGと記載している。
変形例1に関しては白抜け評価と転写抜け評価の2次転写時に高抵抗素子602に流れた電流値を、それぞれ括弧の中に記載した。また、変形例2に関しては白抜け評価と転写抜け評価の2次転写時に低抵抗素子601に流れた電流値を計測して、それぞれ括弧の中に記載した。また、実施例1、2に関しては2次転写時に電流抑制回路60に流れた電流値を計測して、括弧の中に記載した。
表2に示すように、変形例1では、白抜けはNGとなってしまった。これは、接触電極29が高抵抗素子602を介してグランドに接地しており、接触電極29からグランドに流れる電流が白抜け抑制に対して不十分となってしまったためである。
変形例2では、転写抜けがNGとなってしまった。これは、搬送ガイド32が低抵抗素子601を介してグランドに接地しており、記録材Sを通って搬送ガイド32からグランドに流出する転写電流が多くなってしまったためである。つまり、搬送ガイド32と接触電極29を同じ抵抗素子を介して接地した場合、画像形成装置の小型化は可能となる。しかし、条件次第では、白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することができない場合がある。したがって、変形例1、変形例2を使用する場合には、上記ケースを加味した設計を行う必要がある場合がある点に留意されたい。
一方、実施例1では、白抜け、転写抜けが発生しやすい条件に変化したことで、多少、両者の現象に対して悪化傾向が見られた。しかし、画像品質としては許容できる範囲であった。
実施例2では、搬送ガイド32と接触電極29の両方が電流抑制回路60を介して接地していることで、小型化を可能としつつ、白抜けと転写抜けの両方のレベルが実施例1よりもさらに良くなっている。低湿環境で高抵抗の記録材Sを転写する際に、電流抑制回路60の抵抗値を下げることで除電部Bから転写電流を十分に逃がす。そして、高湿環境で低抵抗の記録材Sを転写する際には、電流抑制回路60の抵抗値を上げることで搬送ガイド32を介した転写電流の流出を抑制できる。両方の環境の対応が取れているため、実施例2ではさらに白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することが出来る。
実施例2の構成は以下の特徴を有する。
湿度に関する情報を検知する湿度検知手段としての環境センサ36と、環境センサ36の検知結果に基づいて、電流抑制回路60を制御する制御部502と、を有する。電流抑制回路60は可変抵抗回路であり、制御部502は、検知結果に基づいて可変抵抗回路の抵抗値をリレースイッチ60cによって、グランドとの間に介する抵抗を、低抵抗素子601と高抵抗素子602に切り替えるように制御する。電流抑制回路60の電流量は、第1の記録材Sに中間転写ベルト8上のトナー像を転写する場合よりも、第1の記録材Sの抵抗よりも低い第2の記録材Sに中間転写ベルト8上のトナー像を転写する場合の方が抑制されるように構成されている。
以上のように、本実施例の形態であれば、画像形成装置を小型化しつつ、さらに白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することができた。
[実施例3]
実施例3が適用される画像形成装置の構成は、除電部Bが2次転写ローラ15とは接触しておらず、放電によって2次転写ローラ15から除電部Bへと転写電流を逃がす構成となっている以外は実施例2のものと同じである。そのため、実施例2のものと同一もしくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図5(a)は、本実施例における中間転写ベルト8と2次転写ローラ15によって形成される2次転写部近傍を示す拡大図であり、図5(b)は、本実施例における非接触電極28を図5(a)に示した矢印Xの方向から見た模式図である。
本実施例では、実施例2の除電部材として接触電極29の代わりに非接触電極28を配置している。非接触電極28は鉄製の厚さ1.0mmの板金を成型したものである。図5(b)に示すように、2次転写ローラ15側の端部は除電部Bとして鋸歯状に加工した除電針となっており、隣り合う鋸歯のピッチCは3.5mm、鋸歯の長さDは2mm、鋸歯の先端角度Eは18.9°とした。また、除電部Bの先端が0.1mmの厚みに薄くなるように研磨加工を加えている。鋸歯のピッチCは、広すぎると除電されない場所が生じてしまい、狭すぎると先端放電の効果が薄れてしまうため、0.5mm~8.0mm程度が好ましい。
この除電部Bとしての除電針の先端は、2次転写ローラ15とは1mmの隙間を隔てた非接触の状態で除電針先端が2次転写ローラ15の方向へと向くように配置されている。また、除電部Bは、2次転写ローラ15と中間転写ベルト8との間で放電が発生する領域Hよりも2次転写ローラ15の回転方向の上流で対向部B-B’を形成している。また、非接触電極28は導通経路61によって搬送ガイド32と接続されており、非接触電極28と搬送ガイド32は同一の導通経路60aで接続された電流抑制回路60を介してグランドに接地されている。このような構成とすることにより、二次転写電圧の印加時に、除電部Bの除電針先端にイオン電流が集中することで、除電部Bと除電位置B’との間にコロナ放電が起こり、2次転写ローラ15の表面の電位が下がることで白抜けを抑制することができる。除電位置B’は2次転写ローラ15の表面であって除電部Bと最も近づく位置であり、図5(a)に示すように直線B-B’は2次転写ローラ15の表面の接線に対して垂直となる。このコロナ放電による電流量が大きいほど除電位置B’の電位が下がり、白抜け効果が大きくなる。よって、除電部Bと除電位置B’の距離は、除電部Bと除電位置B’のコロナ放電開始距離よりも近づけて配置する必要がある。また、十分な白抜け抑制効果を得るために、除電部Bと除電位置B’の間をコロナ放電で流れる電流量は、転写ニップSNを流れる転写電流と同等以上であることが望ましい。
このように、搬送ガイド32と非接触電極28を別々の導通経路ではなく同一の導通経路60aからグランドに接地する構成とすることで、グランドに接地する導通経路を減らすことや、導通経路の配置の自由度を上げることができる。このことにより、転写ニップSNの直前の限られた空間に搬送ガイド32や非接触電極28とそれらをグランドに接地する導通経路をコンパクトに配置し、画像形成装置の小型化を実現することができる。
また、本実施例のように除電部Bを除電針のような非接触の除電部材とすることで、除電部Bを2次転写ローラ15に接触させることなく転写電流を除電部Bへと逃がすため、実施例1の構成よりも2次転写ローラ15の耐久性の面で有利となる。ただし、本実施例の構成では除電部Bと2次転写ローラ15の間にギャップを設ける必要があるため、設計の自由度が下がることがある。よって、画像形成装置の要求する特性に合わせて、除電部Bの接触、非接触を選択すればよい。
<評価試験>
本実施例の効果を確認するために、白抜けと転写抜けの評価を行った。白抜けと搬送性の評価方法は実施例2に記載の方法と同じとした。
評価結果と小型化に適した構成であるかどうかを表3に示す。
画像形成装置の小型化に適した構成の場合はOK、画像形成装置の小型化に適していない構成の場合はNGと記載している。また、2次転写時に電流抑制回路60に流れた電流値を計測して括弧の中に記載した。
表3より、実施例3では搬送ガイド32と非接触電極28の両方が電流抑制回路60を介して接地していることで、実施例1、2と同様に、小型化を可能としつつ、白抜けと転写抜けの両方がOKとなっている。これは、低湿環境で高抵抗の記録材Sを転写する際には電流抑制回路60の抵抗値を下げることで除電部Bから転写電流を十分に逃がす。そして、高湿環境で低抵抗の記録材Sを転写する際には電流抑制回路60の抵抗値を上げることで搬送ガイド32を介した転写電流の流出を抑制できているためである。また、本実施例は上述したように小型化に対しても有利である。
以上のように、本実施例の形態であれば、2次転写ローラ15に非接触な非接触電極28を用いた構成においても、画像形成装置を小型化しつつ、白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することができた。
なお、本実施例の非接触電極28は除電部B付近のみを薄くする構成としたが、本発明は係る構成に限定されない。例えば、除電部Bの厚みを1.0mmの厚さのままとしてもよいが、その場合は除電部Bと2次転写ローラの放電が不安定となり、本実施例の構成よりも白抜け抑制効果は若干劣ってしまう。また、除電部材は非接触であれば、除電針にこだわるものではなく、2次転写ローラ15の表面を除電できれば除電ブラシや除電布などの選択が可能である。
[実施例4]
実施例4が適用される画像形成装置の構成は、電流抑制回路60の構成以外は実施例3のものと同じであるため、実施例3のものと同一もしくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図6は、本実施例における電流抑制回路60を示す図である。本実施例の電流抑制回路60は、定電圧素子としてのツェナーダイオード60cを介してグランドに接地される構成となっている。ツェナーダイオード60cは、電流が流れることにより所定の電圧(以下、降伏電圧と称する)を維持する素子である。本実施例の構成によれば、ツェナーダイオード60cの一端側(アノード側)はグランドに接地され、+端側(カソード側)は導通経路60aによって搬送ガイド32に接続されている。したがって、ツェナーダイオード60cに一定以上の電流が流れると、搬送ガイド32はツェナーダイオード60cの降伏電圧に維持される。
ツェナーダイオード60cの降伏電圧は、転写抜けの発生しやすい条件(例えば、低抵抗の記録材Sを2次転写する際)に2次転写ローラ15に印加する転写電圧と同程度に設定することが望ましい。このように設定することにより、低抵抗の記録材Sを2次転写する際に、搬送ガイド32の電位を転写電圧と同じ電位に維持することができる。そして、2次転写ローラ15から転写電流が記録材Sを伝って搬送ガイド32へと転写電流が逃げて、転写抜けとなることを抑制できる。このツェナーダイオード60cの降伏電圧が小さすぎると、転写電流が記録材Sを伝って搬送ガイド32へと転写電流が流出しはじめて転写抜けが発生する。一方、反対にツェナーダイオード60cの降伏電圧が大きすぎると、搬送ガイド32から記録材Sを伝って電流が転写ニップSNへと流れ込むことで転写効率が低下してしまう。そのため、ツェナーダイオード60cの降伏電圧は、転写抜けの発生しやすい条件における転写電圧の±100Vに設定するのが望ましい。本実施例ではツェナーダイオード60cの降伏電圧を500Vに設定した。
本実施例の構成においても、白抜けが発生しやすい条件においては、電流抑制回路60に白抜けを抑制するために、十分な電流を流すことが可能となる。白抜けが発生しやすい高抵抗の記録材Sを2次転写する際にも、搬送ガイド32は500Vの電位に維持される。そのため、導通経路61で搬送ガイド32と接続された非接触電極28の除電部Bも500Vの電位に維持される。白抜けが発生しやすい高抵抗の記録材Sを2次転写する際には、この非接触電極28よりも大きな転写電圧が2次転写ローラ15に印加される。そのため、除電部Bによって2次転写ローラ15の表面の電位を下げることが可能となる。
このように、本実施例の構成では、実施例1や実施例2、実施例3のように温湿度センサ36やリレースイッチ60cのような構成を必要とせず、簡易なコストを抑えた構成で画像形成装置の小型化を行いつつ、白抜けと転写抜けを両立することが可能となる。
<評価試験>
本実施例の効果を確認するために、白抜けと転写抜けの評価を行った。白抜けと転写抜けの評価方法は実施例3に記載の方法と同じとした。
評価結果と小型化に適した構成であるかどうかを表4に示す。画像形成装置の小型化に適した構成の場合はOK、画像形成装置の小型化に適していない構成の場合はNGと記載している。また、2次転写時に電流抑制回路60に流れた電流値を計測して括弧の中に記載した。
表4より、実施例4では搬送ガイド32と非接触電極28の両方を定電圧素子からなる電流抑制回路60を介して接地することで、実施例3と同様に、小型化を可能としつつ、白抜けと転写抜けの両方がOKとなっている。これは、高抵抗の記録材Sを転写する際には電流抑制回路60によって除電部Bから転写電流を十分に逃がし、低抵抗の記録材Sを転写する際には電流抑制回路60によって搬送ガイド32を介した転写電流の流出を抑制できているためである。
以上のように、本実施例の形態であれば、画像形成装置を小型化しつつ、白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することができた。
なお、本実施例の非接触電極28の代わりに実施例1のような接触電極29を用いた場合においても、本実施例のような定電圧素子からなる電流抑制回路60を用いることで、画像形成装置を小型化することが出来る。さらに、白抜け抑制効果と転写抜け抑制効果を両立することが可能である。
なお、本発明の電流抑制回路60は、本実施例のように定電圧素子を単体で用いる構成に限定されず、転写抜けの発生しやすい条件において、導通経路60aの電位を転写電圧と略同じにできる構成であれば何でもよい。例えば、図6(b)のようなコンデンサ60dを定電圧素子に対して並列で配置する構成でもよい。この構成では、記録材Sを伝って高周波のノイズが流入した場合に、コンデンサ60dでこのノイズによる電圧変動を低減することが可能となる。また、例えば、図6(c)のように低抵抗素子601を定電圧素子に直列で配置する構成でもよい。この構成では、除電部Bからの転写電流の逃がす量を適切に調整することができる。また、図6(d)のように図6(b)と図6(c)を組み合わせた構成でもよい。また、本実施例においては、定電圧素子としてツェナーダイオード60cを使用したが、ツェナーダイオード60cと同様の効果を得ることが可能な素子として、アバランシェダイオードやバリスタなどを用いても良い。また、図6(e)のように定電圧素子を高圧電源60dに置き換えて導通経路60aに直接電圧を印加する構成でもよい。
なお、実施例1~4では、搬送ガイド32や接触電極29、非接触電極28は鉄製の板金を成形した構成としたが、本発明は係る構成に限定されず導電性を有していればよい。例えば、搬送ガイド32や接触電極29、非接触電極28は導電性樹脂によって成型された構成でもよい。
なお、実施例1~4では、接触電極29または非接触電極28が除電部Bを有したが、搬送ガイド32が除電部Bを有する構成でもよい。例えば、図7(a)に示すような、搬送ガイド32が2次転写ローラ15と接触して2次転写ローラ15の表面を除電する除電部Bを有し、搬送ガイド32が電流抑制回路60を介してグランドに接地する構成でもよい。また、図7(b)に示すような、搬送ガイド32が2次転写ローラ15と非接触で2次転写ローラ15の表面を除電する除電部Bを有し、搬送ガイド32が電流抑制回路60を介してグランドに接地する構成でもよい。これらの構成では、接触電極29や非接触電極28、導通経路61を設ける必要が無くなり、さらなる小型化が可能となる。
また、本実施例の構成の中間転写ベルト8は、張架部材としての、中間転写ベルト8の駆動の役割を兼ねた2次転写対向ローラ12、テンションローラ13によって張架されている。しかし、図9に記載のように、張架ローラ11を用いて、3軸の構成によって、中間転写ベルト8を張架する構成においても適用可能である。
なお、本発明の効果は中間転写ベルトを用いる画像形成装置にとどまらず、例えばモノクロ画像形成装置のような感光ドラムから直接記録材へとトナーを転写する構成においても同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
像担持体と、
前記像担持体の表面と当接して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部において前記像担持体の表面に供給されたトナーを記録材に転写する回転可能な転写部材と、
前記転写部材の回転方向において前記転写ニップ部の上流側かつ、前記記録材の移動方向において前記転写ニップ部の上流側の前記転写部材の表面と対向する対向部において前記転写部材の表面を除電する除電部材と、と、
トナーが転写される記録材の面とは逆の面と接触することで記録材の前記転写ニップ部への搬送をガイドするガイド部材と、
前記転写部材に転写電圧を印加する転写電圧印加部と、を有し、
前記ガイド部材と前記除電部材と、は、同一の電流抑制回路を介して接地されており、
前記除電部材は、前記転写部材に前記転写電圧が印加された状態で、前記対向部において前記転写部材の表面を除電することを特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記除電部材は、前記対向部において前記転写部材と接触することを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成3)
前記除電部材は、前記対向部において前記転写部材と接触していないことを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成4)
前記電流抑制回路は可変抵抗回路であることを特徴とする構成1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(構成5)
湿度に関する情報を検知する湿度検知手段と、
前記湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記電流抑制回路を制御する制御部と、を有し、
前記電流抑制回路は可変抵抗回路であり、前記制御部は、前記検知結果に基づいて、前記可変抵抗回路の抵抗値を切り替えるように制御することを特徴とする構成4に記載の画像形成装置。
(構成6)
前記電流抑制回路は定電圧素子であることを特徴とする構成1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(構成7)
前記定電圧素子はツェナーダイオードであることを特徴とする構成6に記載の画像形成装置。
(構成8)
前記電流抑制回路の電流量は、第1の記録材に前記像担持体上のトナー像を転写する場合よりも、前記第1の記録材の抵抗よりも低い第2の記録材に前記像担持体上の前記トナー像を転写する場合の方が抑制されるように構成されていることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成9)
前記ガイド部材は、前記除電部材を兼ねていることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成10)
前記像担持体の内面に接触し、前記転写部材と対向する対向部材を有し、
前記転写ニップ部は、前記像担持体と前記転写部材と前記対向部材とで形成されることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成11)
前記トナーの正規極性と前記転写電圧の極性は逆であることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成12)
前記転写部材の回転軸線と直交する断面において、前記除電部材は、前記転写部材と前記像担持体と、における接線で分割される領域のうち前記転写部材が配置される領域に配置されることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成13)
前記除電部材は、除電針で構成されていることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成14)
前記転写電圧は前記除電部材と放電する大きさであることを特徴とする構成2に記載の画像形成装置。
(構成15)
前記除電部材は、前記転写部材と前記像担持体との間で放電が発生する領域よりも前記転写部材の回転方向の上流で前記対向部を形成していることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成16)
前記像担持体は中間転写ベルトであることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
(構成17)
前記像担持体は感光ドラムであることを特徴とする構成1に記載の画像形成装置。
2 感光ドラム
8 中間転写ベルト
15 2次転写ローラ
28 非接触電極
29 接触電極
32 搬送ガイド
60 電流抑制回路
74 2次転写電圧印加部

Claims (17)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体の表面と当接して転写ニップ部を形成し、前記転写ニップ部において前記像担持体の表面に供給されたトナーを記録材に転写する回転可能な転写部材と、
    前記転写部材の回転方向において前記転写ニップ部の上流側かつ、前記記録材の移動方向において前記転写ニップ部の上流側の前記転写部材の表面と対向する対向部において前記転写部材の表面を除電する除電部材と、
    トナーが転写される記録材の面とは逆の面と接触することで記録材の前記転写ニップ部への搬送をガイドするガイド部材と、
    前記転写部材に転写電圧を印加する転写電圧印加部と、を有し、
    前記ガイド部材と前記除電部材と、は、同一の電流抑制回路を介して接地されており、
    前記除電部材は、前記転写部材に前記転写電圧が印加された状態で、前記対向部において前記転写部材の表面を除電することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記除電部材は、前記対向部において前記転写部材と接触することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記除電部材は、前記対向部において前記転写部材と接触していないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記電流抑制回路は可変抵抗回路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 湿度に関する情報を検知する湿度検知手段と、
    前記湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記電流抑制回路を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記検知結果に基づいて、前記可変抵抗回路の抵抗値を切り替えるように制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記電流抑制回路は定電圧素子であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記定電圧素子はツェナーダイオードであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記電流抑制回路の電流量は、第1の記録材に前記像担持体上のトナー像を転写する場合よりも、前記第1の記録材の抵抗よりも低い第2の記録材に前記像担持体上の前記トナー像を転写する場合の方が抑制されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記ガイド部材は、前記除電部材を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記像担持体の内面に接触し、前記転写部材と対向する対向部材を有し、
    前記転写ニップ部は、前記像担持体と前記転写部材と前記対向部材とで形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記トナーの正規極性と前記転写電圧の極性は逆であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写部材の回転軸線と直交する断面において、前記除電部材は、前記転写部材と前記像担持体と、における接線で分割される領域のうち前記転写部材が配置される領域に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 前記除電部材は、除電針で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  14. 前記転写電圧は前記除電部材と放電する大きさであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  15. 前記除電部材は、前記転写部材と前記像担持体との間で放電が発生する領域よりも前記転写部材の回転方向の上流で前記対向部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  16. 前記像担持体は中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  17. 前記像担持体は感光ドラムであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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