JP2026006331A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリズムの反射面を利用して発光面を形成する構造の光学部材と電波放射手段とを重ねて配置する場合において検知精度の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、前方に向けて電波を放射するレーダー装置21と、レーダー装置21の電波放射エリアRAと重なって設けられると共に、光源からの光を導入し前方に反射させる反射面Paを備えた複数のプリズムPを少なくとも後方面23dに有し、複数のプリズムPの反射面Paによって発光面LSを形成する光学部材23と、光学部材23の前方に設けられ光学部材23からの光を導入のうえ前方に出射するレンズとを備え、光学部材23は、発光面LSが電波放射エリアRAと重複し、少なくとも電波放射エリアRA内において複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下とされている。
【選択図】図3
【解決手段】車両用灯具は、前方に向けて電波を放射するレーダー装置21と、レーダー装置21の電波放射エリアRAと重なって設けられると共に、光源からの光を導入し前方に反射させる反射面Paを備えた複数のプリズムPを少なくとも後方面23dに有し、複数のプリズムPの反射面Paによって発光面LSを形成する光学部材23と、光学部材23の前方に設けられ光学部材23からの光を導入のうえ前方に出射するレンズとを備え、光学部材23は、発光面LSが電波放射エリアRAと重複し、少なくとも電波放射エリアRA内において複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下とされている。
【選択図】図3
Description
本開示は、車両用灯具に関する。
マイクロ波やミリ波等の電波を車外に放射し、その反射波を利用して障害物までの距離等を求めるレーダー装置が知られている。レーダー装置には、電波の放射側に電波が透過するカバーが設けられている。カバーは、その裏面において電波の一部が反射してしまい、反射波がレーダー装置に受信されてしまう。このため、レーダー装置は、カバーでの反射波によって検知精度が低下してしまう。そこで、裏面を凹凸構造としたカバーが提案されている(例えば特許文献1参照)。このカバーは、電波が凹凸構造によって拡散されることを利用している。レーダー装置により放射された電波は、カバーの裏面によって拡散された状態で反射される。このため、カバーは、裏面の反射を通じてレーダー装置に受信される電波の量を抑えて検知精度の低下を抑える。
ここで、本件発明者らは、光学部材を有した車両用灯具の研究を行っている。光学部材は、プリズムを有すると共に光源からの光を導入する。光学部材は、プリズムの反射面による反射を利用して光源から導入した光を車外方向に向けて出射させる。さらに、本件発明者らは、レーダー装置と光学部材とを重ねて配置することにより、設置スペースの削減が可能であることを見出している。しかし、光学部材は光を反射させて発光面を形成する関係上プリズムを除くことができない。よって、光学部材がレーダー装置の電波放射側に重ねられると、レーダー装置からの電波がプリズムによって反射等してしまい、検知精度の低下を招いてしまう。
本開示はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、プリズムの反射面を利用して発光面を形成する構造の光学部材と電波放射手段とを重ねて配置する場合において検知精度の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供することにある。
本開示に係る車両用灯具は、所定方向に向けて電波を放射する電波放射手段と、前記電波放射手段よりも前記所定方向側における電波放射エリアと重なって設けられると共に、前記所定方向と交差する方向から光源からの光を導入し前記所定方向側に反射させる反射面を備えた複数のプリズムを少なくとも前記所定方向反対側の面に有し、前記複数のプリズムの前記反射面によって発光面を形成する光学部材と、前記光学部材の前記所定方向側に設けられ前記光学部材からの光を導入のうえ前記所定方向に出射するレンズ部材と、を備え、前記光学部材は、前記電波放射エリアと前記発光面とが重複し、少なくとも前記電波放射エリア内において前記複数のプリズムのピッチと高さとが0.43mm以下とされている。
本開示によれば、プリズムの反射面を利用して発光面を形成する構造の光学部材と電波放射手段とを重ねて配置する場合において検知精度の低下を抑制することが可能な車両用灯具を提供することできる。
以下、本開示の実施形態に係る車両用灯具を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、第1実施形態に係る車両用灯具を示す側方断面図であり、図2は、図1の一部構成を示す分解斜視図である。図1に示す車両用灯具1は、例えば車両前方の中央部付近に設けられるものである。車両用灯具1は、ケース10と、レーダー照射部20と、アウターレンズ30とを備えている。
ケース10は、レーダー照射部20等の各要素を収納する部材である。ケース10は、光出射側に開口Oを有したものである。ケース10の開口Oは、アウターレンズ30によって閉じられる構成となっている。アウターレンズ30は、例えば素通しのレンズによって構成されている。
図2に示すように、レーダー照射部20は、レーダー装置(電波放射手段)21と、ハウジング22と、光学部材23と、導光部材24と、光源25と、レンズ(レンズ部材)26と、マスク(図柄形成部)27とを備えている。
レーダー装置21は、電波の1種であるミリ波を前方(所定方向)に放射するものである。また、レーダー装置21は、放射したミリ波が障害物で反射して戻ってくる反射波を受信するものである。レーダー装置21は、不図示の演算部を備えている。演算部は、受信した反射波を測定することで障害物までの距離を求める等、車両周囲の状況を検知する。なお、演算部は、レーダー装置21内に備えられる場合に限らず、レーダー装置21外のCPU(Central Processing Unit)等によって構成されていてもよい。
また、レーダー装置21は、所定の指向性で電波を放射する構成となっている。このため、レーダー装置21は、電波放射側となる前方に電波放射エリア(後述の図3の符号RA参照)が形成されることとなる。
ハウジング22は、光学部材23を支持する支持部材である。光学部材23は、前方に光を出射するものである。光学部材23は、矩形プレート23aと、矩形プレート23aを概略的に囲むように設けられた円形部23bとを備えている。円形部23bの両側方には、光の導入部23cが形成されている。導入部23cには、導光部材24が光学的に接続されている。図2において導光部材24は導入部23cと離間しているが接触していてもよい。また、導光部材24は、光学部材23と一体とされていてもよい。導光部材24のうち導入部23cと反対側となる端部近傍には光源25が設けられている。光源25からの光は、導光部材24を介して導入部23cから光学部材23内に導かれることとなる。
ハウジング22は、このような形状の光学部材23を支持する関係上、例えば円形板によって構成されている。なお、導入部23cは、両側方に限らず一側方のみに設けられていてもよい。また、導入部23cは、上方又は下方に設けられていてもよい。さらに、導入部23cは、前後方向と交差する方向から光を導入すればよく、やや斜め方向から光を導入するものであってもよい。加えて、導入部23cは2つに限らず、1つ又は3つ以上であってもよい。
図3は、図2に示したレーダー装置21の一部構成を示す構成図であり、(a)は上方断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図である。図3(a)に示すように、第1実施形態において光学部材23は、少なくとも一部が電波放射エリアRAと重なって設けられている。なお、第1実施形態において光源25(図2参照)は、電波放射エリアRA外に位置し、導光部材24(図2参照)を介して光学部材23に光を導入することが好ましい。
また、光学部材23は、後方面(所定方向反対側の面)23dに複数のプリズムPを備えている。図3(b)に示すように、複数のプリズムPは例えば断面三角形状とされている。しかし、複数のプリズムPは、断面三角形状に限らず、断面円弧形状等の他の形状であってもよい。光学部材23は、導入した光を複数のプリズムPの反射面Paによって光を前方に反射する。光学部材23は、複数のプリズムPの反射面Paによって発光面LSを形成しており、車両前方の歩行者等に発光状態を視認させる。
図2に示すレンズ26は、光学部材23の前方に設けられ光学部材23からの光を導入のうえ前方に出射するものである。このレンズ26は、アウターレンズ30(図1参照)と同様に例えば素通しのレンズによって構成されている。なお、第1実施形態においてレンズ26はアウターレンズ30と別部材であるが、特にこれに限られない。車両用灯具1は、レンズ26自体がアウターレンズとして構成されるものであってもよい。
マスク27は、レンズ26の後方に設けられるものである。マスク27は、光学部材23の複数のプリズムPによって反射した複数のプリズムPからの光を一部カットすることで所定の図柄での照射状態とするものである。図柄とは、図形及び模様のほか、文字列も含む。レンズ26は、後方が開放した凹型となっている。このため、マスク27は、レンズ26の凹部に嵌るように設けられる。なお、マスク27は、凹部外に設けられていてもよい。また、マスク27は、或る程度の厚みを有する部材であっても薄いプレート状の部材であってもよい。また、マスク27は、光の吸収率が高い黒色部によって光をカットしてもよいし、光の反射率が高い銀色部による反射を利用して光をカットしてもよい。さらに、第1実施形態においてマスク27は、レンズ26の後方に設けられているが、特にこれに限らずレンズ26の前方に設けられていてもよいし、さらにはアウターレンズ30の前方に設けられていてもよい。また、マスク27は、レンズ26に塗料や蒸着によって形成される等してレンズ26と一体に形成されていてもよい。
以上のようなレーダー照射部20は、レーダー装置21により電波放射しつつも光学部材23の発光面LSを利用して発光状態とすることができる。しかし、光学部材23は、発光面LSが電波放射エリアRAと重複するため、電波が複数のプリズムPによって反射及び屈折してしまい、レーダー装置21の検知精度の低下を招いてしまう。
そこで、図2及び図3に示す光学部材23は、少なくとも電波放射エリアRA内において複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下とされている。ここで、ピッチpは、隣り合うプリズムPとの距離を示すものであり、特定のプリズムPと、これと最も近くで隣り合うプリズムPとの同一箇所同士の距離を示すものである。高さhは、プリズムPのうち最も前方となる箇所と後方となる箇所との差をいう。複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下とすることで、複数のプリズムPは電波を反射及び屈折させ難くなる。これにより、車両用灯具1は、レーダー装置21の検知精度の低下を抑制することができる。
これは以下の理論に基づく。まず、車両用のレーダー装置21において放射する電波の中心周波数は77GHzとされている。ここで、本件発明者らは、光速に対して電波波長のサブ波長で乗じた値以下のピッチpと高さhとで複数のプリズムPを構成することで、電波が反射等し難くなることを見出した。具体的には、77GHzの周波数の波長は1/77Gであり、サブ波長はさらに1/10となる1/770Gであるとする。光速は、秒速299792458kmであることから、299792458km×(1/770G)≒0.39mmとなる。このため、ピッチpと高さhとが0.39mm以下となる複数のプリズムPに対して、77GHzの電波を照射した場合には略反射及び屈折することなく、電波は複数のプリズムPを通過する。また、電波の中心周波数が77GHzであることからすると、レーダー装置21によって放射される電波の周波数は、70GHz以上85GHz程度の幅で考えられる。このため、複数のプリズムPのピッチp及び高さhを0.43mm以下とすることで、電波が反射及び屈折し難くなり、検知精度の低下を抑制することができる。なお、レーダー装置21によって放射される電波の幅がより狭く例えば76GHz以上78GHz以下である場合、複数のプリズムPのピッチp及び高さhは0.395mm以下であることが好ましい。
また、第1実施形態において光学部材23は、両側方から光を導入する構成となっている。左側方から光が導入された場合、光は左から右に導光される。光学部材23は、この導光方向に正対する側の面である複数のプリズムPの右側の面S1が反射面Paとなる。同様に、光学部材23は、右側方からも光を導入する。この場合、光は、右から左に導光され、光学部材23は、この導光方向に正対する側の面である複数のプリズムPの左側の面S2が反射面Paとなる。
ここで、反射面Paは、導光方向に沿う断面において、前後方向に直交する面とのなす角度θが50°以下とされていることが好ましい。これにより、導光方向からの光は前方に反射し易くなり反射効率を高めることができるためである。
さらに、第1実施形態において複数のプリズムPは、高さhがピッチp以下とされていることが好ましい。これによっても、上記角度θを小さくでき、導光方向からの光の反射効率を高めることができるためである。
次に、第1実施形態に係る車両用灯具1の作用について説明する。まず、第1実施形態に係る車両用灯具1は、光源25が発光する。光源25からの光は導光部材24を介して導入部23cから光学部材23内に導入される。
光学部材23内に導入された光は、光学部材23の後方面23dに形成された複数のプリズムPに入射する。複数のプリズムPは、光の導光方向と正対する側の面S1,S2が反射面Paとして機能する。特に、複数のプリズムPは、反射面Paの角度θが50°以下であり、高さhがピッチp以下とされている場合、導入された光は効率良く前方に向けて反射させられる。
複数のプリズムPによって反射された光は、マスク27に至る。マスク27に至った光は一部がカットされ、レンズ26及びアウターレンズ30を通じて車外に出射される。これにより、視認者には、マスク27によってカットされた形状の光が認識されることとなる。例えばマスク27がエンブレムの形状で形成されている場合、視認者には発光状態のエンブレムが認識されることとなる。
また、レーダー装置21は、ミリ波を車両前方に向けて照射する。ミリ波の電波放射エリアRA内には光学部材23が位置している。ここで、光学部材23の複数のプリズムPのうち少なくとも電波放射エリアRA内のものは、ピッチp及び高さhが0.43mm以下で形成されている。
このため、レーダー装置21からのミリ波は、複数のプリズムPによって反射及び屈折し難くされることとなる。この結果、レーダー装置21の検知精度の低下が抑制されることとなる。
このようにして、第1実施形態に係る車両用灯具1において光学部材23は、少なくとも電波放射エリアRA内において複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下とされている。車両用に用いられるレーダー装置21の電波は、77GHz程度を中心とするものである。ここで、本件発明者らは、光速に電波波長のサブ波長を乗じて得られる値以下のピッチp及び高さhで複数のプリズムPを構成することで、レーダー装置21の電波が反射等し難くなり、適切に光学部材23を透過することを見出した。よって、車両用灯具1は、複数のプリズムPの反射面Paを利用して発光面LSを形成する構造の光学部材23とレーダー装置21とを重ねて配置する場合において検知精度の低下を抑制することができる。
また、車両用灯具1は、複数のプリズムPからの光を一部カットすることで所定の図柄での光の照射状態とするためのマスク27をさらに備える。このため、マスク27の形状によってメーカーエンブレム等の意匠性の高い表現が可能となる。よって、車両用灯具1は、意匠性の高い発光形態としつつも検知精度の低下を抑制することができる。
また、車両用灯具1は、光源25が電波放射エリアRA外に位置し導光部材24を介して光学部材23に光を導入する。このため、車両用灯具1は、光源25の存在によって電波の放射に影響を与え難くすることができる。
また、光学部材23は光の導光方向に対して正対する側の面S1,S2を複数のプリズムPの反射面Paとして有する。反射面Paは角度θが50°以下とされている。このため、車両用灯具1は、複数のプリズムPによる光の反射効率を高めることができる。
また、複数のプリズムPは、その高さhがピッチp以下とされている。このため、複数のプリズムPの反射面Paはより鋭角となる。よって、車両用灯具1は、複数のプリズムPによる光の反射効率を高めることができる。
次に、本開示の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る車両用灯具は第1実施形態のものと同様であるが、一部構成が異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
図4は、第2実施形態に係るレーダー装置21の一部構成を示す構成図であり、(a)は上方断面図であり、(b)は(a)の一部拡大図である。図4に示すように、光学部材23は、前方面(所定方向側の面)23eに複数の第2プリズムP2を備えている。複数の第2プリズムP2は、複数のプリズムPと同様のものであり。複数の第2プリズムP2は、光源25(図2参照)からの光を反射面Pbによって後方に反射させる。また、複数の第2プリズムP2は、少なくとも電波放射エリアRA内においてピッチp2と高さh2とが0.43mm以下とされている。
複数の第2プリズムP2のピッチp2と高さh2とが0.43mm以下である理由は、複数のプリズムPのピッチpと高さhとが0.43mm以下である理由と同じである。また、複数の第2プリズムP2のピッチp2と高さh2とは、0.395mm以下であることが好ましい。また、複数の第2プリズムP2は、導光方向に対して正対する側の面を第2プリズムP2の反射面Pbとして有している。さらに、反射面Pbは、導光方向に沿う断面において前後方向と直交する面とのなす角度θ2が50°以下とされていることが好ましい。加えて、複数の第2プリズムP2の高さh2がピッチp2以下とされていることが好ましい。
このような複数の第2プリズムP2を備える光学部材23は、光源25からの光を後方に反射する。光学部材23の後方にはハウジング22(図2参照)が設けられている。このため、第2実施形態に係る光学部材23はハウジング22を照らすこととなる。よって、ハウジング22を白色等の反射率の高い色、部材を用いた場合、ハウジング22からの反射光をさらに光学部材側へ向かわせることができるため、光源25からの光のロスを抑制でき、光学部材(エンブレム部分)23からより均一に光を照射することが可能となる。
このようにして、第2実施形態に係る車両用灯具1は、第1実施形態と同様に検知精度の低下を抑制することができる。さらに、車両用灯具1は、意匠性の高い発光形態とすることもできる。また、車両用灯具1は、光源25が電波放射エリアRA外に位置しているため、光源25の存在によって電波の放射に影響を与え難くすることができる。さらに、反射面Paは角度θが50°以下とされているため、車両用灯具1は、複数のプリズムPによる光の反射効率を高めることができる。また、複数のプリズムPは、その高さhがピッチp以下とされているため、車両用灯具1は、複数のプリズムPによる光の反射効率を高めることができる。
また、第2実施形態によれば、光学部材23は、ピッチp2と高さh2とが0.43mm以下とされた複数の第2プリズムP2を前方面23eに有する。このため、車両用灯具1は、複数の第2プリズムP2の反射面Pbによって光を後方に反射させ、ハウジング22を光らせる等、より意匠性の向上を図ることができる。
以上、実施形態に基づき本開示を説明したが、本開示は上記実施形態に限られるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、上記実施形態同士の技術や公知・周知技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において各種部材等の形状は図示したものに限られない。図5は、複数のプリズムPの変形例を示す断面図である。図3に示した複数のプリズムPは左右対称構造のものであった。しかし、これに限らず、図5に示すように、複数のプリズムPは左右非対称のものであってもよい。特に、導光方向が1方向である場合、複数のプリズムPが非対称であると反射面Paの角度設定をし易くなるためである。また、複数のプリズムPは、左右に非対称である場合に限らず、上下等、左右と交差する方向に非対称であってもよい。加えて、複数の第2プリズムP2が非対称であってもよい。
また、複数のプリズムPや複数の第2プリズムP2は、電波放射エリアRAの内外で異なる形状であってもよい。
また、上記実施形態において車両用灯具1は、車両前方中央に設けられているが、特にこれに限らず、前方のやや左右に隔たった位置や後方中央等、異なる位置に設けられていてもよい。
さらに、上記実施形態において車両用灯具1は、マスク27を備えているが、特にこれに限らず、マスク27を備えるものでなくともよい。
また、上記実施形態においてレーダー装置21は電波を照射する機能と受信する機能との双方を備えているが、特にこれに限らず、受信部のみが車両用灯具1外にあり、車両用灯具1にはレーダー装置21の電波放射部のみが設けられていてもよい。
1 :車両用灯具
21 :レーダー装置(電波放射手段)
23 :光学部材
23c :導入部
23d :後方面(所定方向反対側の面)
23e :前方面(所定方向側の面)
24 :導光部材
25 :光源
26 :レンズ(レンズ部材)
27 :マスク(図柄形成部)
LS :発光面
P :複数のプリズム
P2 :複数の第2プリズム
Pa,Pb:反射面
RA :電波放射エリア
S1,S2:正対する側の面
h,h2 :高さ
p,p2 :ピッチ
θ,θ2 :角度
21 :レーダー装置(電波放射手段)
23 :光学部材
23c :導入部
23d :後方面(所定方向反対側の面)
23e :前方面(所定方向側の面)
24 :導光部材
25 :光源
26 :レンズ(レンズ部材)
27 :マスク(図柄形成部)
LS :発光面
P :複数のプリズム
P2 :複数の第2プリズム
Pa,Pb:反射面
RA :電波放射エリア
S1,S2:正対する側の面
h,h2 :高さ
p,p2 :ピッチ
θ,θ2 :角度
Claims (6)
- 所定方向に向けて電波を放射する電波放射手段と、
前記電波放射手段よりも前記所定方向側における電波放射エリアと重なって設けられると共に、前記所定方向と交差する方向から光源からの光を導入し前記所定方向側に反射させる反射面を備えた複数のプリズムを少なくとも前記所定方向反対側の面に有し、前記複数のプリズムの前記反射面によって発光面を形成する光学部材と、
前記光学部材の前記所定方向側に設けられ前記光学部材からの光を導入のうえ前記所定方向に出射するレンズ部材と、を備え、
前記光学部材は、前記発光面が前記電波放射エリアと重複し、少なくとも前記電波放射エリア内において前記複数のプリズムのピッチと高さとが0.43mm以下とされている
ことを特徴とする車両用灯具。 - 前記光学部材の前記複数のプリズムからの光を一部カットすることで所定の図柄での光の照射状態とするための図柄形成部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記光源は、前記電波放射エリア外に位置し、導光部材を介して光を前記光学部材に導入する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記光学部材は、導入した前記光源からの光の導光方向に対して正対する側の面を前記複数のプリズムの前記反射面として有し、
前記反射面は、前記導光方向に沿う断面において、前記所定方向と直交する面に対する角度が50°以下とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記複数のプリズムは、前記高さが前記ピッチ以下とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記光学部材は、前記所定方向側の面に複数の第2プリズムを有し、前記光源からの光を前記複数の第2プリズムの反射面によって前記所定方向反対側に反射させ、少なくとも前記電波放射エリア内において前記複数の第2プリズムのピッチと高さとが0.43mm以下とされている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024105221A JP2026006331A (ja) | 2024-06-28 | 2024-06-28 | 車両用灯具 |
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