JP2026007782A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムInfo
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Abstract
【課題】休憩時間にスタッフが十分に休息できているかどうかを把握することが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出する検出部と、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部とを含む。
【選択図】図13
【解決手段】情報処理装置は、看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出する検出部と、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部とを含む。
【選択図】図13
Description
本発明は情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、生活水準の向上、衛生環境の改善、および医療水準の向上等により、長寿命化が顕著となっている。このため、出生率の低下と相まって、高齢化率が高い高齢化社会になっている。このような高齢化社会では、病気、怪我、および加齢などにより、介護や看護等のケアを必要とする要介護者および要看護者等の増加が想定される。看介護施設では、看護師および介護士等のスタッフが、被介護者をケアする。被介護者に高品質なケアを行うためには、スタッフの労働環境を整えることが重要となる。特許文献1には、睡眠と働き方との関係が記載されている。
労働環境の一つとして、休憩時間の確保が挙げられる。休憩時間中にスタッフが十分に休息できているかどうかを把握することにより、よりよい労働環境を整備することが可能となる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものである。すなわち、休憩時間中にスタッフが十分に休息できているかどうかを把握することが可能な情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出する検出部と、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部とを備える情報処理装置。
(2)前記判断部は、前記通知オフ状態の継続時間数が所定の休憩時間数以上であり、かつ、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態が基準範囲内にあるとき、前記スタッフが休息できていると判断する上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記判断部は、前記通知オフ状態の継続時間数が所定の休憩時間数未満であるか、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態が基準範囲外にあるとき、前記スタッフが休息できていないと判断する上記(1)に記載の情報処理装置。
(4)前記第1健康情報は、前記スタッフの脈拍に関する情報、前記スタッフの体温に関する情報、前記スタッフの表情に関する情報および前記スタッフの顔色に関する情報の少なくとも1つを含む上記(1)に記載の情報処理装置。
(5)前記スタッフが休息できていないと判断されたとき、要休息情報を出力する出力部をさらに有する上記(1)に記載の情報処理装置。
(6)前記要休息情報は、前記通知オフ状態の継続時間数および前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態の少なくとも一方に関する情報を含む上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記出力部は、前記スタッフが休息できていると判断されたとき、通知オン可能情報を出力する上記(5)に記載の情報処理装置。
(8)前記検出部は、前記スタッフに前記業務情報が通知され得る通知オン状態を検出し、前記取得部は、前記第1健康情報を取得した後、前記通知オン状態のときの前記スタッフの健康状態に関する第2健康情報をさらに取得し、前記判断部は、さらに、前記第2健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する上記(1)に記載の情報処理装置。
(9)看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態と、前記スタッフに前記業務情報が通知され得る通知オン状態とを切り替え可能に構成されたスタッフ端末と、前記スタッフの健康状態を検知するセンサーと、前記スタッフ端末の前記通知オフ状態を検出する検出部と、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後に前記センサーにより検知された前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部とを備える情報処理システム。
(10)前記センサーは、脈拍計、体温計およびカメラの少なくとも一つを含む上記(9)に記載の情報処理システム。
(11)情報処理装置が実行する情報処理方法であって、看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出することと、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得することと、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断することとを含む情報処理方法。
(12)看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出することと、前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得することと、取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断することとを含む処理をコンピューターに実行させるための情報処理プログラム。
本願発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムでは、通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、通知オフ状態が継続された後のスタッフの健康状態に関する第1健康情報とが取得される。そして、時間数情報および第1健康情報に基づいて、スタッフが休息できているか否かが判断される。したがって、例えば、看介護施設の管理者等が、休憩時間にスタッフが十分に休息できているかどうかを把握することが可能となる。
本発明の一つ以上の実施形態によって提供される利点および特徴は、以下の詳細な説明および添付の図面からより完全に理解されるが、これらは例示のみを目的としており、本発明の限定を定義することを意図したものではない。
情報処理システムの全体構成を示す図である。
被介護者の部屋に設置された検出部の例を示す図である。
検出部のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバーのハードウェア構成を示すブロック図である。
スタッフ端末操作ログ、システム検知履歴および発報ログの一例を示す図である。
被介護者の生活リズムの一例を示す図である。
介護の実績の一例を示す図である。
看介護施設の属性の一例を示す図である。
看介護施設の職員構成の一例を示す図である。
看介護施設に入居する被介護者の属性の一例を示す図である。
スタッフ端末へのログインおよびログアウトの履歴の一例を示す図である。
管理者端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
スタッフ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバーの制御部の機能構成を示すブロック図である。
スタッフ端末に表示される休憩終了選択画面の一例を示す図である。
スタッフ端末に表示される健康状態測定画面の一例を示す図である。
管理者端末に表示されるアラート画面の一例を示す図である。
サーバーの動作の一例を示すフローチャートである。
サーバーの動作の他の例を示すフローチャートである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。しかしながら、本発明の範囲は、開示される実施形態に限定されない。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<実施形態>
[情報処理システム1の構成]
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示す図であり、図2は被介護者70の部屋に設置された検出装置10の例を示す図である。
[情報処理システム1の構成]
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示す図であり、図2は被介護者70の部屋に設置された検出装置10の例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、複数の検出装置10、サーバー20、管理者端末30、1つ以上のスタッフ端末40およびセンサー60を有する。これらは、有線または無線によって、LAN、電話網またはデータ通信網等のネットワーク50を介して、相互に通信可能に接続される。LANは、Local Area Networkの略語である。ネットワーク50は、通信信号を中継するリピーター、ブリッジ、ルーターまたはクロスコネクト等の中継機を含んでいてもよい。図1に示す例では、スタッフ端末40は、検出装置10、サーバー20、管理者端末30およびセンサー60と、アクセスポイント51を含む無線LAN等のネットワーク50によって、相互に通信可能に接続されている。無線LAN等は、例えばIEEE802.11規格に従ったLANである。
情報処理システム1は、被介護者70に応じて適宜な場所に配設される。被介護者70は、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする患者、高齢による身体能力の低下等によって介護を必要とする被介護者、一人暮らしの独居者、または病院施設に入院している患者等である。特に、早期発見および早期対処を可能にする観点から、被介護者70は、例えば異常状態等の所定の不都合な事象がその者に生じた場合に、その発見を必要としている者であり得る。情報処理システム1は、被介護者70の種類に応じて、老人福祉施設、病院、および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、情報処理システム1は、複数の被介護者70が入居する看介護施設の建物に配置されている。
検出装置10は、例えば、被介護者70の観察領域であるそれぞれの居室に配置される。図1に示す例では、4つの検出装置10が被介護者70であるAさん、Bさん、CさんおよびDさんの居室にそれぞれ配置されている。検出装置10の観察領域にはベッド700が含まれている。被介護者70に対して介護または看護等の対応を行うスタッフ80は、それぞれ携帯端末であるスタッフ端末40を持ち歩いている。ただし、情報処理システム1が備える各構成の位置や個数等は、図1に示す例に限定されない。例えば、サーバー20は、ナースステーションに配置されなくてもよく、ネットワーク50に接続されている外部のサーバーユニットであってもよい。
図3は、検出装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、検出装置10は、制御部11、通信部12、カメラ13、ケアコール部14、および音声入出力部15を有し、これらはバスによって、相互に接続されている。
制御部11は、CPUおよびメモリにより構成され、プログラムに従って検出装置10の各部の制御および演算処理を行う。メモリは、例えば、RAMおよびROM等である。CPUは、Central Processing Unitの略語である。RAMは、Random Access Memoryの略語である。ROMは、Read Only Memoryの略語である。なお、制御部11は、メモリとして、さらにHDDを含んでいてもよい。HDDは、Hard Disk Driveの略語である。
通信部12は、ネットワーク50を介して、例えば、サーバー20、管理者端末30、スタッフ端末40またはセンサー60等の、他の装置と通信するためのインターフェース回路である。インターフェース回路は、例えばLANカード等である。
カメラ13は、例えば居室の天井、または壁の上部に配置され、観察領域として被介護者70のベッド700を含む領域を撮影し、撮影画像または画像データを出力する。以下、カメラ13により撮影された画像を、単に「撮影画像」とも称する。撮影画像には被介護者70を含む画像が含まれる。撮影画像は、静止画および動画を含む。カメラ13は近赤外線カメラであるが、これに換えて可視光カメラを用いてもよく、これらを併用してもよい。
制御部11は、カメラ13が撮影した撮影画像から、被介護者70の行動を認識する。この認識する行動には、ベッド700から起き上がる「起床」、ベッド700から離れる「離床」、ベッド700から転落する「転落」、および床面等に転倒する「転倒」が含まれる。
制御部11は、複数の撮影画像から画像のシルエットを検出する。以下、この画像のシルエットを「人シルエット」と称する。人シルエットは、例えば、撮影時刻が前後する画像の差分を抽出する時間差分法により差分が相対的に大きい画素の範囲を抽出することによって検出され得る。人シルエットは、撮影画像と背景画像との差分を抽出する背景差分法により検出されてもよい。起床、離床、転倒、転落の別は、検出した人シルエットから被介護者70の姿勢、およびベッド700等の居室内の設置物との相対的な位置から認識される。被介護者70の姿勢は、例えば立位、座位および横臥等である。これらの認識は、制御部11のCPUが処理するプログラムにより行ってもよく、組み込み型の処理回路により行うようにしてもよい。また、これに限られずサーバー20側でこれらの認識の全部またはほとんどの処理を行うようにし、制御部11ではサーバー20への撮影画像の送信のみを行うようにしてもよい。制御部11は、いずれかの行動を認識した場合、イベントが発生した旨の通知をサーバー20等に送信する。
ケアコール部14は、押しボタン式のスイッチを含み、スイッチが被介護者70によって押されることによってケアコールを検出する。ケアコールはナースコールとも言う。押しボタン式のスイッチに換えて、音声マイクによりケアコールを検出してもよい。ケアコール部14のスイッチが押された場合、すなわち、ケアコールを検出した場合、制御部11は、通信部12およびネットワーク50を介して、ケアコールがあった旨の通知をサーバー20等に送信する。
音声入出力部15は、例えばスピーカーとマイクであり、通信部12を介してスタッフ端末40等との間で音声信号を送受信することによって音声通話を可能とする。なお、音声入出力部15は検出装置10の外部装置として、通信部12を介して検出装置10に接続されてもよい。
また、検出装置10は、ベッド700の方向に向けてマイクロ波を送受信して被介護者70の体動によって生じたマイクロ波のドップラシフトを検出するドップラシフト方式の体動センサーを、さらに含んでいてもよい。被介護者70の体動は、例えば呼吸動である。この体動センサーにより、被介護者70の呼吸動作に伴う胸部の体動を検出し、検出装置10が、微体動異常等を認識してもよい。
検出装置10は、被介護者70の居室の気温、気圧および湿度等の被介護者70の生活環境を検出するセンサーをさらに含んでいてもよい。検出装置10は、被介護者70の居室以外の施設内の気温、気圧および湿度を検出するセンサーを含んでいてもよく、施設の外の気温、気圧および湿度を検出するセンサーを含んでいてもよい。
スタッフ80は、業務に応じた、被介護者70への各種の対応を行う者である。業務には、医療業務および介護業務を含み得る。ここで、スタッフ80の業務が、被介護者70に対する介護業務である場合に、各イベントに関する対応内容について説明する。検出装置10が、イベントとして「起床」を判定したとき、その判定が施設で設定された起床時間であれば、スタッフ80はモーニングケアを行う。施設で設定された起床時間は、例えば、午前7時から午前8時である。このモーニングケアには、洗顔、歯磨き介助、義歯装着、着替え介助等が含まれる。また、「離床」のイベントであれば、車椅子移乗、歩行介助が必要となる場合がある。また、検出装置10が判定したイベント以外の定期的なイベントとして、水分摂取、食事介助、排泄介助、車椅子移乗、歩行介助および体位変換がある。体位変換は、例えば、褥瘡予防のためになされる。これらの定期的イベントは、ケアコール部14等により、定時になるとアラートを発生させるようにしてもよい。
イベントには、スタッフ80により被介護者70への対応が行われるべき事象が広く含まれる。例えば、イベントには、スタッフ80への発報または報知が行われることによってスタッフ80が対応すべき事象、決まった時間にスタッフ80が対応すべき事象、およびスタッフ80が気付いた際に対応すべき事象等が含まれる。以下、スタッフ80への発報または報知が行われることによってスタッフ80が対応すべき事象を第1事象と称する。決まった時間にスタッフ80が対応すべき事象を第2事象と称する。スタッフ80が気付いた際に対応すべき事象を第3事象と称する。第1事象には、例えば、ケアコール、ならびに、起床、離床、転倒、転落、および微体動異常が含まれる。第2事象には、例えば、食事、入浴、着替え、および散策等の際の車椅子への移乗が含まれる。第3事象には、例えば、被介護者70の口頭での依頼による排泄ケア、発熱が疑われるときの体温測定、嘔吐していたときの対応、および認知症症状発生時の対応等が含まれる。
検出装置10は、検出したイベントの情報、ドップラシフト、生活環境および撮影画像等の情報をサーバー20へ送信する。以下、検出装置10により検出されたイベントの情報を、単に「イベント情報」とも称する。
(サーバー20)
図4は、サーバー20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、サーバー20のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバー20は、制御部21、通信部22、および記憶部23を備える。ここでは、サーバー20が、本発明の情報処理装置の一具体例に対応する。本実施形態では、このサーバー20により、スタッフ80が休憩時間に休息できているか否かが判断される。
サーバー20は、被介護者70用の居室と同じ建物内に設けられてもよく、遠隔地に設けられてネットワークを介して接続可能であってもよい。例えば、サーバー20は、インターネット等のネットワーク上に配置された複数のサーバーによって仮想的に構築されるクラウドサーバーであってもよい。各構成は、バスによって、相互に通信可能に接続されている。制御部21、および通信部22は、それぞれ検出装置10の制御部11、および通信部22と同様の機能を有するため、詳細な説明を省略する。制御部21の具体的な機能については、後述する。
記憶部23は、本実施形態に係る情報処理プログラムを記憶する。サーバー20の上記構成要素は、プログラムに従い、制御部21により制御される。記憶部23には、例えば、スタッフ端末操作ログ、システム検知履歴、発報ログ、被介護者70の生活リズム、介護の実績、看介護施設の属性、看介護施設の職員構成および被介護者70の属性等が記憶されている。
図5A~図5Fは、記憶部23に記憶されている情報の一例を表している。図5Aは、システム検知履歴および発報ログに関する情報の一例である。この情報は、施設ID999の看介護施設で取得された情報である。この情報は、情報処理システム1によって検知された被介護者70の特定の行動の履歴と、スタッフ端末40への通知およびスタッフ80の対応ログと含んでいる。
図5Bは、情報処理システム1によって記録された被介護者70の生活リズムの一例を表している。生活リズムは、例えば、睡眠および覚醒等に関する情報を含んでいる。
図5Cは、スタッフ端末40への操作により記録された介護の実績データの一例を表している。
図5Dは、看介護施設の属性の例である。施設の属性には、例えば、施設タイプ、定員、所在地、および稼働率に関する情報が含まれる。この施設の属性は、例えば、管理者90等により管理者端末30を通じて入力される。
図5Eは、看介護施設の職員構成の一例、図5Fは、看介護施設に入居している被介護者70の属性の一例を各々、表している。
記憶部23には、例えば、さらに、各スタッフ80が所持するスタッフ端末40でのログインおよびログアウトの履歴が記憶されている。
図6は、スタッフ端末40でのログインおよびログアウトの履歴の一例を表している。スタッフ80は、例えば、出勤時にスタッフ端末40でログインを選択し、退勤時にログオフを選択する。スタッフ80は、例えば、休憩開始時にスタッフ端末40でログオフを選択し、休憩終了後にスタッフ端末40でログインを選択する。この履歴から、例えば、各スタッフ80の総労働時間および休憩時間等を算出することができる。
記憶部23には、さらに、撮影画像および被介護者70のドップラシフトが記憶されていてもよい。
上記の各情報は、サーバー20の記憶部23以外において蓄積されてもよく、例えばネットワークを介してサーバー20と接続されるクラウドサーバー等の各種ストレージに蓄積されていてもよい。また、上記の各情報は、一つのデータベースとして構築される形態に限定されず、相互に関連付けられた複数のデータベースに分散されて蓄積されてもよい。
サーバー20は、検出装置10から受信したイベント情報および撮影画像を単独で、または検出装置10と協働することによって、検出装置10が認識した、起床、離床、転倒、ナースコール等のイベントが、どの被介護者70に関するものであるかを判定または識別する。この判定は、イベントを認識した検出装置10が設置されている居室番号から、これに対応付けられている被介護者70、すなわち、居室の入居者を判定することによって行う。なお、被介護者70の判定は、被介護者70がICタグを携帯している場合には、このICタグを各居室に設けたRFIDリーダーで読み取ることにより、判定してもよい。なお、相部屋等で、1つの居室に複数の被介護者70が存在する場合には、ベッド700ごとに検出装置10を配置することによって、被介護者70を判定してもよい。
サーバー20は、検出装置10からイベント情報を受信したときは、イベントを発生させた被介護者70の氏名、居室番号、およびイベントの内容を含むイベント通知をスタッフ端末40へ送信することによって、スタッフ80にイベントの発生を報知するとともに、イベントへの対応を指示する。
(管理者端末30)
図7は、管理者端末30のハードウェア構成を示すブロック図である。管理者端末30は、いわゆるPCであり、制御部31、通信部32、表示部33、および入力部34を有しており、これらはバスにより相互に接続される。PCは、Personal Computerの略語である。
図7は、管理者端末30のハードウェア構成を示すブロック図である。管理者端末30は、いわゆるPCであり、制御部31、通信部32、表示部33、および入力部34を有しており、これらはバスにより相互に接続される。PCは、Personal Computerの略語である。
制御部31は、検出装置10の制御部11と同様の構成として、CPU、RAM、ROM等を備える。
通信部32は、有線通信または無線通信のインターフェース等の各種ローカル接続向けのインターフェースであり、ネットワーク50に接続した各端末との通信を行う。有線通信のインターフェースの規格は、例えば、イーサネット(登録商標)等である。無線通信のインターフェースの規格は、例えば、Bluetooth(登録商標)およびIEEE802.11等である。
表示部33は、例えば液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。
入力部34は、キーボード、テンキー、マウス等を備えており、各種情報の入力を行う。
管理者端末30は、管理者90用の端末として用いられる。管理者90は、例えば、スタッフ80を統括するマネージャーである。
管理者端末30は、管理者90等からケア情報の分析や出力に関する指示を受け付けて、受け付けた指示をサーバー20へ送信する。
(スタッフ端末40)
図8は、スタッフ端末40のハードウェア構成を示すブロック図である。スタッフ端末40は、制御部41、無線通信部42、表示部43、入力部44および音声入出力部45を有しており、これらはバスにより相互に接続される。
図8は、スタッフ端末40のハードウェア構成を示すブロック図である。スタッフ端末40は、制御部41、無線通信部42、表示部43、入力部44および音声入出力部45を有しており、これらはバスにより相互に接続される。
制御部41は、検出装置10の制御部11と同様の構成であり、CPU、RAMおよびROM等を備える。
無線通信部42は、Wi-FiまたはBluetooth(登録商標)等の規格を用いた無線通信が可能であり、アクセスポイント51を経由して、または直接的に各装置と無線通信する。
表示部43、および入力部44は、例えばタッチパネル式のディスプレイであり、液晶等で構成される表示部43の表示面に、入力部44としてのタッチセンサーを重畳させたものである。表示部43によって、スタッフ80に対する各種指示が通知される。また、表示部43および入力部44は、イベント通知を表示した操作画面を表示する。表示部43および入力部44は、操作画面を通じてイベントへの対応の受諾の応答の入力、および、介護記録の入力等の各種の操作を受け付ける。被介護者70の認知症症状が発生したとき、例えば、スタッフ80は、どの被介護者70について、どのような認知症症状が発生したのかを、入力部44を介して、スタッフ端末40に入力する。スタッフ80は、認知症症状の発生日時を入力してもよい。
スタッフ80は、例えば、入力部44を介して、スタッフ端末40でのログインおよびログオフを選択する。スタッフ端末40は、ログインが選択されたとき、ログイン情報をサーバー20に送信または出力する。スタッフ端末40は、ログオフが選択されたとき、ログオフ情報をサーバー20に送信または出力する。サーバー20は、例えば、このログイン情報およびログオフ情報に基づいて、スタッフ端末40でのログインおよびログオフの履歴を作成し、記憶部23に記憶する。
スタッフ端末40がログインされているとき、表示部43には、スタッフ80に対する各種指示およびイベント通知が表示される。スタッフ端末40がログオフされているとき、スタッフ80に対する各種指示およびイベント通知は表示部43に表示されない。
ここでは、表示部43に表示されるスタッフ80に対する各種指示およびイベント通知等が、本願発明の業務情報の一具体例に対応する。スタッフ端末40がログインされている状態が、スタッフ80に業務情報が通知され得る状態であり、本発明の通知オン状態の一具体例に対応する。スタッフ端末40がログオフされている状態が、スタッフ80に業務情報が通知され得ない状態であり、本発明の通知オフ状態の一具体例に対応する。
音声入出力部45は、例えばスピーカーとマイクであり、無線通信部42を介して他のスタッフ端末40との間でスタッフ80による音声通話を可能にする。スタッフ端末40は、例えば、タブレット型コンピューター、スマートフォンまたは携帯電話等の、持ち運び可能な通信端末機器によって構成できる。
(センサー60)
センサー60は、各スタッフ80の健康状態を測定する。センサー60は、例えば、脈拍計、体温計およびカメラの少なくともいずれか一つを含んでいる。センサー60は、サーマルカメラを含んでいてもよく、表情および脈拍の少なくとも一方を認識可能なアプリカメラ等を含んでいてもよい。センサー60は、例えば、スタッフ80の休憩室等に配置されており、休憩終了後のスタッフ80の健康状態を測定する。センサー60は、測定されたスタッフ80の健康状態に関する健康情報をサーバー20に送信する。
センサー60は、各スタッフ80の健康状態を測定する。センサー60は、例えば、脈拍計、体温計およびカメラの少なくともいずれか一つを含んでいる。センサー60は、サーマルカメラを含んでいてもよく、表情および脈拍の少なくとも一方を認識可能なアプリカメラ等を含んでいてもよい。センサー60は、例えば、スタッフ80の休憩室等に配置されており、休憩終了後のスタッフ80の健康状態を測定する。センサー60は、測定されたスタッフ80の健康状態に関する健康情報をサーバー20に送信する。
[制御部21の機能]
図9は、制御部21の機能構成を示すブロック図である。制御部21は、記憶部23に記憶されたプログラムを読み込んで処理を実行することによって、検出部211、取得部212、判断部213および出力部214として機能する。
図9は、制御部21の機能構成を示すブロック図である。制御部21は、記憶部23に記憶されたプログラムを読み込んで処理を実行することによって、検出部211、取得部212、判断部213および出力部214として機能する。
検出部211は、スタッフ端末40のログインおよびログオフを検出する。例えば、スタッフ端末40から送信されたログイン情報またはログオフ情報をサーバー20が受信することにより、検出部211がスタッフ端末40のログインまたはログオフを検出する。検出部211は、さらに、スタッフ80の休憩終了を検出する。例えば、スタッフ端末40から送信された休憩終了情報をサーバー20が受信することにより、検出部211がスタッフ80の休憩終了を検出する。
図10は、スタッフ端末40の表示部43に表示される休憩終了選択画面の一例を表している。サーバー20は、例えば、ログオフ情報を受信してから所定時間経過後、スタッフ端末40にこの休憩終了選択画面を表示させる。スタッフ80が、この休憩終了選択画面において、「休憩終了」を選択することにより、スタッフ端末40が、休憩終了情報をサーバー20に送信する。
取得部212は、検出部211によりログオフが検出されたとき、時間数情報および第1健康情報を取得する。時間数情報は、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数に関する情報である。第1健康情報は、スタッフ端末40でログオフが継続された後のスタッフ80の健康状態に関する情報である。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数は、例えば、検出部211によりスタッフ端末40のログオフが検出されてから、スタッフ80の休憩終了が検出されるまでの時間数である。スタッフ端末40でログオフが継続された後のスタッフ80の健康状態は、例えば、休憩終了後のスタッフ80の健康状態である。スタッフ80は、休憩終了後に、センサー60により、自身の健康状態を測定する。
図11は、スタッフ端末40の表示部43に表示される健康状態測定画面の一例を表している。サーバー20は、例えば、休憩終了情報を受信後、スタッフ端末40に、この健康状態測定画面を表示させる。スタッフ80は、例えば、この画面を確認後、センサー60により、自身の健康状態を測定する。このセンサー60が、サーバー20にスタッフ80の健康状態に関する健康情報を送信することにより、取得部212が第1健康情報を取得する。センサー60の測定結果をスタッフ80がスタッフ端末40に入力することにより、取得部212に第1健康情報が取得されてもよい。第1健康情報は、例えば、スタッフ80の脈拍に関する情報、体温に関する情報、表情に関する情報および顔色に関する情報の少なくとも1つを含んでいる。このようにスタッフ端末40に健康状態測定画面が表示されることにより、スタッフ80が自身の健康状態を測定しないまま、業務を再開することを防ぐことができる。
判断部213は、取得部212により取得された時間数情報および第1健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かを判断する。判断部213は、例えば、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であり、かつ、休憩終了後のスタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、スタッフが休息できていると判断する。
判断部213は、例えば、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数未満であるか、休憩終了後のスタッフ80の健康状態が基準範囲外にあるとき、スタッフ80が休息できていないと判断する。
所定の休憩時間数は、例えば1時間である。基準範囲は、例えば、体温が35度以上37.5度以下の範囲である。
出力部214は、判断部213の判断結果に応じた情報を出力する。判断部213により、スタッフ80が休息できていないと判断されたとき、出力部214は、例えば、要休息情報を出力する。要休息情報は、例えば、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数および休憩終了後のスタッフ80の健康状態の少なくとも一方に関する情報を含んでいる。出力部214は、例えば、管理者端末30に要休息情報を送信することにより、要休息情報を出力する。要休息情報を受信した管理者端末30は、例えば、表示部33にアラート画面を表示させる。
図12は、表示部33に表示されるアラート画面の一例を表している。アラート画面には、例えば、スタッフ80の氏名とともに、休息ができていないことを報知する文章等が表示される。アラート画面には、さらに、休憩時間の不足および体調不良の少なくとも一方を報知する文章等が表示される。
判断部213により、スタッフ80が休息できていると判断されたとき、出力部214は、例えば、通知オン可能情報を出力する。出力部214は、例えば、スタッフ端末40に通知オン可能情報を送信することにより、通知オン可能情報を出力する。通知オン可能情報を受信したスタッフ端末40は、表示部43にログイン画面を表示させる。スタッフ80が、このログイン画面で、ログインを選択することにより、スタッフ端末40がログインされる。このように、通知オン可能情報の受信に応じて、スタッフ端末40にログイン画面が表示されることにより、休息が不十分なスタッフ80の業務再開を防ぐことができる。
なお、検出装置10、サーバー20、管理者端末30、スタッフ端末40およびセンサー60は、上記の構成要素以外の構成要素を含んでもよく、あるいは、上記の構成要素のうちの一部を含まなくてもよい。
[サーバー20の動作]
次に、サーバー20の動作について説明する。
次に、サーバー20の動作について説明する。
図13は、サーバーの動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、サーバー20の記憶部23に記憶されたプログラムに従い、制御部21により実行され得る。
(ステップS101)
制御部21は、まず、スタッフ端末40のログオフを検出する。例えば、スタッフ80が、休憩開始時に、スタッフ端末40の入力部44を介してログオフを選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信されたログオフ情報を受信し、スタッフ端末40のログオフを検出する。
制御部21は、まず、スタッフ端末40のログオフを検出する。例えば、スタッフ80が、休憩開始時に、スタッフ端末40の入力部44を介してログオフを選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信されたログオフ情報を受信し、スタッフ端末40のログオフを検出する。
(ステップS102)
次に、制御部21は、スタッフ80の休憩終了を検出する。例えば、スタッフ80が、休憩終了時に、スタッフ端末40の入力部44を介して休憩終了を選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信された休憩終了情報を受信し、スタッフ80の休憩終了を検出する。
次に、制御部21は、スタッフ80の休憩終了を検出する。例えば、スタッフ80が、休憩終了時に、スタッフ端末40の入力部44を介して休憩終了を選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信された休憩終了情報を受信し、スタッフ80の休憩終了を検出する。
(ステップS103)
続いて、制御部21は時間数情報を取得する。制御部21は、例えば、ステップS101でのログオフ検出時からステップS102での休憩終了検出時までの時間数を算出することにより、時間数情報を取得する。
続いて、制御部21は時間数情報を取得する。制御部21は、例えば、ステップS101でのログオフ検出時からステップS102での休憩終了検出時までの時間数を算出することにより、時間数情報を取得する。
(ステップS104)
次に、制御部21は第1健康情報を取得する。例えば、スタッフ80が休憩終了後に、センサー60により自身の健康状態を測定する。制御部21は、この測定結果に基づく健康情報をセンサー60から受信することにより、第1健康情報を取得する。
次に、制御部21は第1健康情報を取得する。例えば、スタッフ80が休憩終了後に、センサー60により自身の健康状態を測定する。制御部21は、この測定結果に基づく健康情報をセンサー60から受信することにより、第1健康情報を取得する。
(ステップS105)
次に、制御部21は、ステップS103で取得した時間数情報に基づいて、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるか否かを判断する。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるとき、制御部21はステップS106の処理に進む。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数未満であるとき、制御部21はステップS109の処理に進む。
次に、制御部21は、ステップS103で取得した時間数情報に基づいて、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるか否かを判断する。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるとき、制御部21はステップS106の処理に進む。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数未満であるとき、制御部21はステップS109の処理に進む。
(ステップS106)
制御部21は、ステップS104で取得した第1健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS107の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS109の処理に進む。
制御部21は、ステップS104で取得した第1健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS107の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS109の処理に進む。
(ステップS107、S108)
制御部21は、スタッフ80が休息できていると判断し、通知オン可能情報を出力して処理を終了する。
制御部21は、スタッフ80が休息できていると判断し、通知オン可能情報を出力して処理を終了する。
(ステップS109、S110)
制御部21は、スタッフ80が休息できていないと判断し、要休息情報を出力して処理を終了する。
制御部21は、スタッフ80が休息できていないと判断し、要休息情報を出力して処理を終了する。
[サーバー20および情報処理システム1の作用効果]
本実施形態に係るサーバー20および情報処理システム1では、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数に関する時間数情報と、休憩終了後のスタッフ80の健康状態に関する第1健康情報とが取得される。そして、時間数情報および第1健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。したがって、例えば、看介護施設の管理者90等が、休憩時間にスタッフ80が十分に休息できているかどうかを把握することが可能となる。以下、この作用効果について説明する。
本実施形態に係るサーバー20および情報処理システム1では、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数に関する時間数情報と、休憩終了後のスタッフ80の健康状態に関する第1健康情報とが取得される。そして、時間数情報および第1健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。したがって、例えば、看介護施設の管理者90等が、休憩時間にスタッフ80が十分に休息できているかどうかを把握することが可能となる。以下、この作用効果について説明する。
被介護者により高品質なケアを行うため、看介護施設等では、スタッフの十分な休憩時間の確保が重要となる。看介護の分野では、ナースコールおよびイベント通知など、突発的な業務が生じやすい。このため、スタッフが、休憩を中断して被介護者に対応することがある。また、このような事情から、スタッフ端末をログインしたまま、即ち、ナースコールおよびイベント通知がなされる状態のまま、休憩をとるスタッフも存在する。したがって、看介護施設等に勤務するスタッフは、休憩時間であっても、十分に休息できないおそれがある。
これに対し、サーバー20および情報処理システム1では、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数および休憩終了後のスタッフ80の健康状態に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。これにより、スタッフ80が休息できていない場合には、管理者90等に報知して、管理者90等が必要な措置を講じることが可能となる。管理者90等は、例えば、代替人員を確保し、休息が不十分なスタッフ80に帰宅を指示することができる。したがって、スタッフ80の十分な休息を確保し、労働環境を改善することが可能となる。
<変形例>
図14は、サーバー20の動作を示すフローチャートの他の例を表している。このサーバー20では、時間数情報および第1健康情報に加えて、第2健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。この点を除き、変形例に係るサーバー20は、上記実施形態のサーバー20と同様の構成を有し、同様の作用効果を奏する。
図14は、サーバー20の動作を示すフローチャートの他の例を表している。このサーバー20では、時間数情報および第1健康情報に加えて、第2健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。この点を除き、変形例に係るサーバー20は、上記実施形態のサーバー20と同様の構成を有し、同様の作用効果を奏する。
(ステップS201~S205)
制御部21は、上記実施形態で説明したステップS101~S105と同様にして、ステップS201~S205の処理を実施する。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるとき、制御部21はステップS206の処理に進む。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数未満であるとき、制御部21はステップS208の処理に進む。
制御部21は、上記実施形態で説明したステップS101~S105と同様にして、ステップS201~S205の処理を実施する。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数以上であるとき、制御部21はステップS206の処理に進む。スタッフ端末40でのログオフの継続時間数が所定の休憩時間数未満であるとき、制御部21はステップS208の処理に進む。
(ステップS206)
制御部21は、ステップS204で取得した第1健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS207の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS210の処理に進む。
制御部21は、ステップS204で取得した第1健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS207の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS210の処理に進む。
(ステップS207)
制御部21は、スタッフ80が休息できていると判断し、処理を終了する。
制御部21は、スタッフ80が休息できていると判断し、処理を終了する。
(ステップS210)
制御部21は、スタッフ端末40のログインを検出する。例えば、スタッフ80が、自身の健康状態を測定後に、スタッフ端末40の入力部44を介してログインを選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信されたログイン情報を受信し、スタッフ端末40のログインを検出する。
制御部21は、スタッフ端末40のログインを検出する。例えば、スタッフ80が、自身の健康状態を測定後に、スタッフ端末40の入力部44を介してログインを選択する。このとき、サーバー20は、スタッフ端末40から送信されたログイン情報を受信し、スタッフ端末40のログインを検出する。
(ステップS211)
次に、制御部21は第2健康情報を取得する。例えば、スタッフ80は、スタッフ端末40にログイン後、センサー60により自身の健康状態を測定する。制御部21は、この測定結果に基づく健康情報をセンサー60から受信することにより、第2健康情報を取得する。
次に、制御部21は第2健康情報を取得する。例えば、スタッフ80は、スタッフ端末40にログイン後、センサー60により自身の健康状態を測定する。制御部21は、この測定結果に基づく健康情報をセンサー60から受信することにより、第2健康情報を取得する。
(ステップS212)
制御部21は、ステップS211で取得した第2健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS207の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS208の処理に進む。
制御部21は、ステップS211で取得した第2健康情報に基づいて、スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるかどうかを判断する。スタッフ80の健康状態が基準範囲内にあるとき、制御部21はステップS207の処理に進む。スタッフ80の健康状態が基準範囲外であるとき、制御部21はステップS208の処理に進む。
(ステップS208、S209)
制御部21は、スタッフ80が休息できていないと判断し、要休息情報を出力して処理を終了する。
制御部21は、スタッフ80が休息できていないと判断し、要休息情報を出力して処理を終了する。
本変形例に係るサーバー20では、スタッフ端末40でのログオフの継続時間数に関する時間数情報と、休憩終了後のスタッフ80の健康状態に関する第1健康情報および第2健康情報とが取得される。そして、時間数情報、第1健康情報および第2健康情報に基づいて、スタッフ80が休息できているか否かが判断される。したがって、例えば、看介護施設の管理者90等が、休憩時間にスタッフ80が十分に休息できているかどうかを把握することが可能となる。また、2回にわたって、スタッフ80の健康状態が測定されるので、測定ミス等に起因する判断精度の低下を防ぐことが可能となる。
以上に説明した情報処理システム1の構成は、上述の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上述の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的な情報処理システムが備える構成を排除するものではない。
例えば、上述の実施形態では、スタッフ80が休息できていると判断した場合に、サーバー20が、スタッフ端末40に通知オン可能情報を送信する例を説明した。サーバー20は、第1健康情報を受信したとき、スタッフ端末40に通知オン可能情報を送信してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明の情報処理装置の一具体例がサーバー20である例を説明した。本発明の情報処理装置は、PC等の他の情報処理装置であってもよい。
また、サーバー20が有する機能の一部または全部を、管理者端末30、スタッフ端末40または検出装置10が有するようにしてもよい。
また、検出装置10、サーバー20、管理者端末30およびスタッフ端末40は、それぞれ複数の装置により構成されてもよく、あるいはいずれかの装置が他の装置に含まれて単一の装置として構成されてもよい。
また、上述したフローチャートは、一部のステップを省略してもよく、他のステップが追加されてもよい。また各ステップの一部は同時に実行されてもよく、一つのステップが複数のステップに分割されて実行されてもよい。また各ステップの実行順序が変更されてもよい。
また、上述した実施形態に係る情報処理システム1における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、USBメモリやDVD-ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。DVDは、Digital Versatile Discの略語である。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、一機能としてその検出部等の装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
本発明の実施形態を詳細に説明および図示したが、開示された実施形態は、図示および例示のみを目的として作成されたものであり、限定するものではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲の文言によって解釈されるべきである。
1 情報処理システム、
10 検出装置、
11 制御部、
12 通信部、
13 カメラ、
14 ケアコール部、
15 音声入出力部、
20 サーバー、
21 制御部、
22 通信部、
23 記憶部、
30 管理者端末、
31 制御部、
32 通信部、
33 表示部、
34 入力部、
40 スタッフ端末、
41 制御部、
42 無線通信部、
43 表示部、
44 入力部、
45 音声入出力部、
50 ネットワーク、
51 アクセスポイント、
60 センサー、
70 被介護者、
80 スタッフ、
90 管理者、
700 ベッド。
10 検出装置、
11 制御部、
12 通信部、
13 カメラ、
14 ケアコール部、
15 音声入出力部、
20 サーバー、
21 制御部、
22 通信部、
23 記憶部、
30 管理者端末、
31 制御部、
32 通信部、
33 表示部、
34 入力部、
40 スタッフ端末、
41 制御部、
42 無線通信部、
43 表示部、
44 入力部、
45 音声入出力部、
50 ネットワーク、
51 アクセスポイント、
60 センサー、
70 被介護者、
80 スタッフ、
90 管理者、
700 ベッド。
Claims (12)
- 看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出する検出部と、
前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、
取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部と
を備える情報処理装置。 - 前記判断部は、前記通知オフ状態の継続時間数が所定の休憩時間数以上であり、かつ、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態が基準範囲内にあるとき、前記スタッフが休息できていると判断する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記判断部は、前記通知オフ状態の継続時間数が所定の休憩時間数未満であるか、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態が基準範囲外にあるとき、前記スタッフが休息できていないと判断する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1健康情報は、前記スタッフの脈拍に関する情報、前記スタッフの体温に関する情報、前記スタッフの表情に関する情報および前記スタッフの顔色に関する情報の少なくとも1つを含む請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記スタッフが休息できていないと判断されたとき、要休息情報を出力する出力部をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記要休息情報は、前記通知オフ状態の継続時間数および前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態の少なくとも一方に関する情報を含む請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、前記スタッフが休息できていると判断されたとき、通知オン可能情報を出力する請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記検出部は、前記スタッフに前記業務情報が通知され得る通知オン状態を検出し、
前記取得部は、前記第1健康情報を取得した後、前記通知オン状態のときの前記スタッフの健康状態に関する第2健康情報をさらに取得し、
前記判断部は、さらに、前記第2健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する請求項1に記載の情報処理装置。 - 看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態と、前記スタッフに前記業務情報が通知され得る通知オン状態とを切り替え可能に構成されたスタッフ端末と、
前記スタッフの健康状態を検知するセンサーと、
前記スタッフ端末の前記通知オフ状態を検出する検出部と、
前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後に前記センサーにより検知された前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得する取得部と、
取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断する判断部と
を備える情報処理システム。 - 前記センサーは、脈拍計、体温計およびカメラの少なくとも一つを含む請求項9に記載の情報処理システム。
- 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出することと、
前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得することと、
取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断することと
を含む情報処理方法。 - 看介護施設のスタッフに業務情報が通知され得ない通知オフ状態を検出することと、
前記通知オフ状態が検出されたとき、前記通知オフ状態の継続時間数に関する時間数情報と、前記通知オフ状態が継続された後の前記スタッフの健康状態に関する第1健康情報とを取得することと、
取得された前記時間数情報および前記第1健康情報に基づいて、前記スタッフが休息できているか否かを判断することと
を含む処理をコンピューターに実行させるための情報処理プログラム。
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|---|---|---|---|
| JP2024107940A JP2026007782A (ja) | 2024-07-04 | 2024-07-04 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム |
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