JP2026026558A - 潤滑油供給装置、ディーゼルエンジン、およびディーゼルエンジンの起動方法 - Google Patents
潤滑油供給装置、ディーゼルエンジン、およびディーゼルエンジンの起動方法Info
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Abstract
【解決手段】ディーゼルエンジンの高圧燃料ポンプの摺動部に対して潤滑油を供給するための潤滑油供給装置は、潤滑油が貯留されている潤滑油貯留部と前記高圧燃料ポンプとを接続する潤滑油ラインと、潤滑油貯留部から吸い上げた潤滑油を、潤滑油ラインを介して、高圧燃料ポンプの摺動部に供給するためのオイルポンプと、潤滑油ラインにおける高圧燃料ポンプの上流側に設けられたオイル溜まりと、を備え、オイル溜まりは、潤滑油が流入する流入口と、潤滑油が流出する流出口であって流入口よりも低い位置にある流出口と、を含み、オイル溜まりの流出口は、潤滑油ラインの出口よりも低い位置にある。
【選択図】図2
Description
図1は、高圧燃料ポンプ100の構成の一例を概略的に示す図である。図1に示すように、高圧燃料ポンプ100は、プランジャ102と、タペットローラ104と、カムシャフト106と、を含む。この高圧燃料ポンプ100は、内部にタペットローラ104およびカムシャフト106を収容するカム室101が形成されているハウジング103と、ハウジング103に取り付けられているシリンダ108と、をさらに含んでいる。
(構成)
図2は、一実施形態に係る潤滑油供給装置1の構成を概略的に示す図である。図2に示すように、潤滑油供給装置1は、潤滑油ライン2と、オイルポンプ4と、オイル溜まり6と、を含む。図2に例示する形態では、潤滑油供給装置1は、ストレーナ8と、オイルクーラ10と、オイルフィルタ12と、調圧装置14と、をさらに含んでいる。
一実施形態に係る潤滑油供給装置1の作用・効果について説明する。図5は、一実施形態に係る潤滑油供給装置1の作用・効果を説明するための図であって、経過時間を横軸とし、カム室101内の潤滑油Xの量を縦軸とするグラフである。実線L1が一実施形態に係る潤滑油供給装置1からカム室101に供給された潤滑油Xの量であり、点線L2が従来の潤滑油供給装置からカム室101に供給された潤滑油の量である。一点鎖線L3は、オイルポンプ4の回転数である。タイミングT0は、オイルポンプ4の駆動が開始するタイミング(ディーゼルエンジンEの回転によってオイルポンプ4の回転が開始するタイミング)である。タイミングT1は、オイルポンプ4が吸い込んだ流体(主に空気)の吐出が開始するタイミングである。尚、オイルポンプ4の回転数は、タイミングT0、タイミングT1、およびタイミングT2のうちタイミングT0が最も小さく、タイミングT2が最も大きい。
図6は、一実施形態に係る潤滑油供給装置1を備えるディーゼルエンジンEの起動方法のフローチャートである。このディーゼルエンジンEは、上述した電動ポンプ130も備えている。図6に示すように、ディーゼルエンジンEの起動方法は、準備ステップS1と、潤滑ステップS2と、燃料圧送ステップS3と、を含む。
前記潤滑油が貯留されている潤滑油貯留部(120)と前記高圧燃料ポンプとを接続する潤滑油ライン(2)と、
前記潤滑油貯留部から吸い上げた前記潤滑油を、前記潤滑油ラインを介して、前記高圧燃料ポンプの前記摺動部に供給するためのオイルポンプ(4)と、
前記潤滑油ラインにおける前記高圧燃料ポンプの上流側に設けられたオイル溜まり(6)と、を備え、
前記オイル溜まりは、前記潤滑油が流入する流入(6a)口と、前記潤滑油が流出する流出口であって前記流入口よりも低い位置にある流出口(6b)と、を含み、
前記オイル溜まりの前記流出口は、前記潤滑油ラインの出口(2b)よりも低い位置にある。
前記オイル溜まりは、前記潤滑油を貯留可能な溜まり空間(17)が形成されている箱部(16)を含み、
前記箱部の最低部(24)を前記箱部の高さ方向(D2)の長さに対する0%の位置とし、前記箱部の最上部(26)を前記箱部の前記高さ方向の長さに対する100%の位置と定義すると、
前記流出口は、前記箱部の高さ方向の長さに対する0%以上5%以下の範囲内に位置する。
前記オイル溜まりが前記潤滑油を貯留可能な貯留容量(V)は、前記潤滑油ラインのうち前記潤滑油貯留部から前記オイル溜まりまでの部分の容積の0.8倍以上5倍以下である。
前記潤滑油貯留部の接続位置を前記潤滑油ラインの長さに対する0%の位置とし、前記高圧燃料ポンプの接続位置を前記潤滑油ラインの長さに対する100%の位置と定義すると、
前記オイル溜まりは、前記潤滑油ラインの長さに対する50%以上100%未満の範囲内に位置する。
前記オイル溜まりは、前記潤滑油を貯留可能な溜まり空間(17)が形成されている箱部(16)を含み、
前記箱部は、前記流出口から前記流入口に向かうにつれて前記溜まり空間を水平方向に沿って切断した断面積を拡大させる拡大部(28)を含む。
前記オイル溜まりよりも前記潤滑油ラインの前記高圧燃料ポンプ側とは反対側に設けれる調圧装置であって、前記潤滑油ラインから前記潤滑油の一部をリリーフするリリーフ経路(41)が形成される調圧装置(14)をさらに備え、
前記リリーフ経路の少なくとも一部は、前記オイル溜まりの前記流入口よりも上方に位置している。
前記オイル溜まりは、前記調圧装置と一体的に構成されている。
前記調圧装置は、内部に長手方向を有する調圧室(47)が形成されているケーシング(40)と、前記調圧室内を前記長手方向に移動することで前記リリーフ経路に対して開弁または閉弁するリリーフバルブ(42)と、前記リリーフバルブを閉弁方向に付勢するスプリング(44)と、を含み、
前記オイル溜まりは、前記長手方向に沿って長く延びている。
前記電動ポンプによって前記潤滑油を前記オイル溜まりに供給する準備ステップ(S1)と、
前記準備ステップの後、前記オイルポンプを駆動させて前記高圧燃料ポンプの前記摺動部に前記潤滑油を供給する潤滑ステップ(S2)と、
前記潤滑ステップとの後、前記高圧燃料ポンプを駆動させる燃料圧送ステップ(S3)と、
を備える。
2 潤滑油ライン
2a 潤滑油ラインの入口
2b 潤滑油ラインの出口
4 オイルポンプ
6 オイル溜まり
6a オイル溜まりの流入口
6b オイル溜まりの流出口
8 ストレーナ
10 オイルクーラ
12 オイルフィルタ
14 調圧装置
16 箱部
17 溜まり空間
20 潤滑油ラインの出口部
21 第1の水平延在部
22 第2の水平延在部
23 上下延在部
24 最低部
26 最上部
28 拡大部
30 側部
40 ケーシング
41 リリーフ経路
41a 入口
41b 出口
42 リリーフバルブ
44 スプリング
45 分岐流路
46 キャップ
47 調圧室
49 流入空間
50 戻しライン
51 スプリング室
52 折り返し部
100 高圧燃料ポンプ
101 カム室
102 プランジャ
103 ハウジング
104 タペットローラ
106 カムシャフト
107 加圧室
108 シリンダ
110 シリンダヘッド
112 タペット
112a タペットの溝
114 ポンプ用スプリング
115 ポンプ用スプリング室
120 潤滑油貯留部(オイルパン)
121 貯留空間
130 電動ポンプ
D1 上下方向
D2 箱部の高さ方向
D3 調圧室の長手方向
F 燃料
L1 実線(一実施形態に係る潤滑油供給装置)
L2 点線(従来の潤滑油供給装置)
L3 一点鎖線(オイルポンプの回転数)
S 断面積
S1 準備ステップ
S2 潤滑ステップ
S3 燃料圧送ステップ
T0,T1,T2 タイミング
V 貯留容量
VL 体積
X 潤滑油
Claims (10)
- ディーゼルエンジンの高圧燃料ポンプの摺動部に対して潤滑油を供給するための潤滑油供給装置であって、
前記潤滑油が貯留されている潤滑油貯留部と前記高圧燃料ポンプとを接続する潤滑油ラインと、
前記潤滑油貯留部から吸い上げた前記潤滑油を、前記潤滑油ラインを介して、前記高圧燃料ポンプの前記摺動部に供給するためのオイルポンプと、
前記潤滑油ラインにおける前記高圧燃料ポンプの上流側に設けられたオイル溜まりと、を備え、
前記オイル溜まりは、前記潤滑油が流入する流入口と、前記潤滑油が流出する流出口であって前記流入口よりも低い位置にある流出口と、を含み、
前記オイル溜まりの前記流出口は、前記潤滑油ラインの出口よりも低い位置にある、
潤滑油供給装置。 - 前記オイル溜まりは、前記潤滑油を貯留可能な溜まり空間が形成されている箱部を含み、
前記箱部の最低部を前記箱部の高さ方向の長さに対する0%の位置とし、前記箱部の最上部を前記箱部の前記高さ方向の長さに対する100%の位置と定義すると、
前記流出口は、前記箱部の高さ方向の長さに対する0%以上5%以下の範囲内に位置する、
請求項1に記載の潤滑油供給装置。 - 前記オイル溜まりが前記潤滑油を貯留可能な貯留容量は、前記潤滑油ラインのうち前記潤滑油貯留部から前記オイル溜まりまでの部分の容積の0.8倍以上5倍以下である、
請求項1または2に記載の潤滑油供給装置。 - 前記潤滑油貯留部の接続位置を前記潤滑油ラインの長さに対する0%の位置とし、前記高圧燃料ポンプの接続位置を前記潤滑油ラインの長さに対する100%の位置と定義すると、
前記オイル溜まりは、前記潤滑油ラインの長さに対する50%以上100%未満の範囲内に位置する、
請求項1または2に記載の潤滑油供給装置。 - 前記オイル溜まりは、前記潤滑油を貯留可能な溜まり空間が形成されている箱部を含み、
前記箱部は、前記流出口から前記流入口に向かうにつれて前記溜まり空間を水平方向に沿って切断した断面積を拡大させる拡大部を含む、
請求項1または2に記載の潤滑油供給装置。 - 前記オイル溜まりよりも前記潤滑油ラインの前記高圧燃料ポンプ側とは反対側に設けられる調圧装置であって、前記潤滑油ラインから前記潤滑油の一部をリリーフするリリーフ経路が形成される調圧装置をさらに備え、
前記リリーフ経路の少なくとも一部は、前記オイル溜まりの前記流入口よりも上方に位置している、
請求項1または2に記載の潤滑油供給装置。 - 前記オイル溜まりは、前記調圧装置と一体的に構成されている、
請求項6に記載の潤滑油供給装置。 - 前記調圧装置は、内部に長手方向を有する調圧室が形成されているケーシングと、前記調圧室内を前記長手方向に移動することで前記リリーフ経路に対して開弁または閉弁するリリーフバルブと、前記リリーフバルブを閉弁方向に付勢するスプリングと、を含み、
前記オイル溜まりは、前記長手方向に沿って長く延びている、
請求項7に記載の潤滑油供給装置。 - 請求項1または2に記載の潤滑油供給装置を備える、ディーゼルエンジン。
- 請求項9に記載のディーゼルエンジンの起動方法であって、前記潤滑油を前記オイル溜まりに供給するように構成される電動ポンプをさらに備えるディーゼルエンジンの起動方法は、
前記ディーゼルエンジンの起動直前に前記電動ポンプによって前記潤滑油を前記オイル溜まりに供給する準備ステップと、
前記準備ステップの後、前記オイルポンプを駆動させて前記高圧燃料ポンプの前記摺動部に前記潤滑油を供給する潤滑ステップと、
前記潤滑ステップとの後、前記高圧燃料ポンプを駆動させる燃料圧送ステップと、
を備える、
ディーゼルエンジンの起動方法。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024128747A JP7594152B1 (ja) | 2024-08-05 | 2024-08-05 | 潤滑油供給装置、ディーゼルエンジン、およびディーゼルエンジンの起動方法 |
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| JP2024128747A Active JP7594152B1 (ja) | 2024-08-05 | 2024-08-05 | 潤滑油供給装置、ディーゼルエンジン、およびディーゼルエンジンの起動方法 |
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