JP2504354B2 - ロ―ドヒ―テイング用プレキャストコンクリ―ト舗装版 - Google Patents

ロ―ドヒ―テイング用プレキャストコンクリ―ト舗装版

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JP2504354B2 JP3316766A JP31676691A JP2504354B2 JP 2504354 B2 JP2504354 B2 JP 2504354B2 JP 3316766 A JP3316766 A JP 3316766A JP 31676691 A JP31676691 A JP 31676691A JP 2504354 B2 JP2504354 B2 JP 2504354B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロードヒーテイング用コ
ンクリート舗装路に係わり、特に温水管をコンクリート
層内に埋設して舗装面を加熱するロードヒーテイング用
プレキャストコンクリート舗装版に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の歩道、公園等の融雪に用
いられるコンクリート舗装路は、コンクリート層内に温
水管を埋設し、この温水管の管端を、土中に埋設した共
同溝内の圧送管と排水管とにそれぞれ接続し、前記圧送
管より送られる温水を前記温水管に通して舗装面上の積
雪を融雪し前記排水管へと排水するようにしており、現
場施工によって前記温水管を路盤上に配管した後、コン
クリートを打設して該温水管をコンクリート層内に埋設
し舗装路を形成するようにしている。
【0003】また、プレキャストコンクリートの平板を
用いる暖房融雪用加熱装置が実開平1−137307号
公報に提案されており、この装置では、前記平板が複数
個の貫通孔を有し、この貫通孔内にヒートパイプを装着
し、このヒートパイプに熱媒体を循環せしめるものであ
り、平板の端面に前記ヒートパイプの管端を突設してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コンクリートを打
設する前者従来技術のロードヒーテイング用コンクリー
ト舗装路では、現場施工によって路盤上に温水管を配管
し、この温水管を現場打ちしたコンクリート内に埋設す
るようにしており、温水管の配管,コンクリートの打設
およびその養生といった多くの工程を現場で行うため工
期の短縮が難しいという問題があった。またこのような
現場施工では舗装面からの温水管の深さが不均一になり
易く温水による加熱効率の低下を招き易い面もあった。
さらに前記温水管は共同溝内の圧送管並びに排水管と接
続され、この接続箇所の保守点検のためにコンクリート
舗装路には開口窓部が設けられており、コンクリート層
を開口して開口窓部を形成するためにその型枠を現場に
て組まなければならず一層作業が煩雑となり施工性に劣
るという問題があった。
【0005】また、暖房融雪用加熱装置では、ヒートパ
イプの管端が邪魔になって、この管端が突出した側に平
板を連続して敷設することができず、また、ヒートパイ
プと他の管との接続箇所を施工後に確認及び保守するこ
とは困難であった。
【0006】そこで本発明は現場施工が容易で、工期の
短縮可能し、また、舗装版の敷設後に温水管と他の管
等との接続を行うことができると共に、その温水管の接
続箇所の保守点検を容易に行うことができるロードヒー
テイング用プレキャストコンクリート舗装版を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンクリート
舗装版に温水管を埋設し、前記コンクリート舗装版に
舗装版の表,裏面間を貫通する開口窓部を形成し、この
開口窓部の端面に前記温水管の管端を突設すると共に、
前記開口窓部には蓋体が着脱可能に設けられるものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成により、工場で成型したプレキャスト
コンクリート舗装版を路盤上に敷設し、このコンクリー
ト舗装版の開口窓部の端面突設した温水管の管端を、
圧送管と排水管とにそれぞれ接続する。これより現場に
おける開口窓部の型枠作業およびコンクリート打設作業
を省き、現場工程及び工期の削減が図られる。
【0009】また、温水管の管端の接続が済んだら、蓋
体により開口窓部を閉めることができ、さらに、保守点
検などの際には、蓋体を外して管端の接続箇所等の確認
を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1および図2は本発明の第1実施例を示
し、同図において1はコンクリート舗装版であり、この
コンクリート舗装版1は、工場にて図示しない型枠内で
ワイヤメッシュ2上にポリブデンパイプ等からなる温水
管3を蛇行状に配置し、前記型枠内にコンクリートを打
設して前記ワイヤメッシュ2と温水管3とをコンクリー
ト舗装版1内に埋設してなり、かつこの例ではコンクリ
ート舗装版1の中央一側に該舗装版1の表,裏面間を貫
通する開口窓部4を設け、前記温水管には接続用アダ
プター5を介して管端たるステンレス製の両ネジソケッ
ト6を接続し、この両ネジソケット6の先端側を前記開
口窓部4の端面4Tに突設している。さらに前記コンク
リート舗装版1の面には予め工場にタイル例えばグ
ラニットタイル7が一体に敷設されている。前記開口窓
部4の上部には鋼製等からなる枠体8が設けられ、この
枠体8に蓋体9が載置されて前記開口窓部4が閉塞さ
れ、この蓋体9の面には前記タイル7が敷設されて一
体に設けられている。また、前記コンクリート舗装版1
を敷設する路盤Aにはコンクリート製のU字型共同溝10
が埋設され、この共同溝10内には温水用圧送管11と排水
管12とが布設され、両管11,12にはそれぞれ分水用のサ
ドル型分岐栓13が装着され、圧送管11の分岐栓13には、
ボールバルブ14と、該圧送管11から温水管3に流れる温
水の量を一定に保つ定流量弁15とが接続され、この定流
量弁15と前記一方の両ネジソケット6とを可撓性を有す
るステンレス製接続管16により接続し、また排水管12の
分岐栓13にはボールバルブ14が接続され、このボールバ
ルブ14と他方の両ネジソケット6とをステンレス製接続
管16により接続する。また前記圧送管11には加熱器17に
より暖められた温水がポンプなどの圧送装置18により圧
送され、その温水が前記温水管3内を流れて排水管12か
ら排水されて循環するようになっている。
【0011】そして現場において、路盤Aにモルタル層
19を設けた後、工場で予め成型されたプレキャストコン
クリート舗装版1を前記モルタル層19上に敷設し、この
コンクリート舗装版1の開口窓部4の端面4T突設し
温水管の両ネジソケット6,6を接続管16等を介し
て圧送管11と排水管12とにそれぞれ接続する。これより
現場における開口窓部4の型枠作業およびコンクリート
層を形成するためのコンクリート打設作業を省き、現場
工程が削減され、工期の短縮が図られる。そして冬季期
間などの使用時には、開口窓部4から蓋体9を取り外
し、共同溝10内の両ボールバルブを開成して加熱器17に
より暖められた温水を温水管3内に流して舗装面の融雪
を行う。
【0012】このように本実施例においてはコンクリー
ト舗装版1に温水管3を埋設し、コンクリート舗装版1
該舗装版1の表,裏面間を貫通する開口窓部4を形成
し、この開口窓部4の端面4Tに前記温水管3の管端た
る両ネジソケット6を突設すると共に、開口窓部4には
蓋体9が着脱可能に設けられるものであるから、工場で
成型したプレキャストコンクリート舗装版1を路盤Aに
敷設することにより、現場でのコンクリート打設を行う
ことなく舗装施工を行うことができ、現場施工の省力化
と工期の短縮を図ることができる。また、予め工場にて
コンクリート舗装版1に開口窓部4を形成したことによ
り、従来の現場において型枠を組んで開口窓部4の施工
を行っていたものに比べその現場での型枠作業が不要と
なる。また、温水管3の管端が開口窓部4に臨んで設け
られているから、コンクリート舗装版1の敷設後、共同
溝10の上部に突出した温水管3の管端と、例えば共同溝
10内の圧送管11並び排水管12との接続を容易に行うこと
ができる。さらに温水管3の管端と両管11,12との接続
箇所を、開口窓部4から蓋体9を取り外して簡単に確認
することができ、その保守点検を容易に行うことができ
る。さらにまた、温水管3を工場にてコンクリート舗装
版1内に埋設するものであるから、現場にて施工するも
のに比べて温水管3の配管寸法および舗装面からの深さ
等を正確に成型することができ、これにより温水管3を
流れる温水によって均一かつ効率よく舗装面を加熱する
ことができる。
【0013】図3および図4は本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例ではコンクリ
ート舗装版版1Aのには工場にて予めモルタル層
19Aを一体に形成し、このモルタル層19の面にタイル
7を一体に敷設し、かつコンクリート舗装版1Aに形成
した開口窓部4Aは該コンクリート舗装版1Aの側部に
切欠き状に形成しており、隣って敷設されるコンクリ
ート舗装版1A,1A相互の前記開口窓部4A,4Aの
位置合わせ、これら開口窓部4A,4Aを1つ蓋体9
Aが閉塞するようになっている。またこの例では蓋体9
はモルタル19上にタイル7を敷設している。さらに
温水管は略渦巻き状に配設され、その管端たる両ネジ
ソケット6が前記開口窓部4Aの端面4T突設されて
いる。そして、図4に示すように両コンクリート舗装版
1A,1Aを、それぞれの切欠き状開口窓部4A,4A
を共同溝10に上に合わせて敷設し、共通の圧送管11と
管12とにそれぞれの温水管3,3を接続する。なお図
3中、20は路盤A上に敷設した断熱シートである。
【0014】このように本実施例においてはコンクリー
ト舗装版1Aに温水管3を埋設し、コンクリート舗装版
1Aに該舗装版1Aの表,裏面間を貫通する開口窓部4
Aを形成し、この開口窓部4Aの端面4Tに温水管3の
管端たる両ネジソケット6を突設すると共に、開口窓部
4A,4Aには蓋体9Aが着脱可能に設けられるもので
あるから、現場での型枠作業およびコンクリート打設を
行うことなく舗装施工を行うことができ、現場施工の省
力化および工期の短縮を図ることができる。また、コン
クリート舗装版1Aの端面に切欠き状の開口窓部4Aを
形成したことにより、二つのコンクリート舗装版1A,
1Aの開口窓部4A,4Aを合わせて、それぞれの温水
管3,3を共同溝10の同一か所で該共同溝10内の両管1
1,12と接続することができ、これにより施工性の向上
を図ることができ、さらに一カ所の蓋体9を開けて2
つのコンクリート舗装版1A,1Aの接続箇所の確認お
よびそのボールバルブ14の開閉操作を行うことができ、
保守点検の省力化が図られる。
【0015】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能であり、例えば実施例においては温水管に両ネ
ジソケットを設けて管端を構成したものを示したが、そ
の管端の形状は適宜選定することができ、例えば実施例
で示したポリブデンパイプ等からなる温水管3を開口窓
部4内に挿出して接続管と連結するようにしてもよい。
また温水管3の配置パターンも各種パターンを用いるこ
とができる。さらにコンクリート舗装版1,1Aにタイ
ルを敷設せずに、コンクリートあるいはモルタルの表面
をはけひきコンクリート状に仕上げてもよい。また第2
実施例で示した断熱シート20は予め工場にてコンクリー
ト舗装版1Aの面に設けるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、コンクリート舗装版に温水管
を埋設し、前記コンクリート舗装版に該舗装版の表,裏
面間を貫通する開口窓部を形成し、この開口窓部の端面
に前記温水管の管端を突設すると共に、前記開口窓部に
は蓋体が着脱可能に設けられるものであり、現場施工が
容易で、工期の短縮可能し、また、舗装版の敷設後に
温水管と他の管等との接続を行うことができると共に、
その温水管の接続箇所の保守点検を容易に行うことがで
きるロードヒーテイング用プレキャストコンクリート舗
装版を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す平面説明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す平面説明図である。
【符号の説明】
1,1A コンクリート舗装版 3 温水管 4,4A 開口窓部4T 端面 6 両ネジソケット(管端)9,9A 蓋体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート舗装版に温水管を埋設し、
    前記コンクリート舗装版に該舗装版の表,裏面間を貫通
    する開口窓部を形成し、この開口窓部の端面に前記温水
    管の管端を突設すると共に、前記開口窓部には蓋体が着
    脱可能に設けられることを特徴とするロードヒーテイン
    グ用プレキャストコンクリート舗装版。
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