JP2516155B2 - 搾乳器具の搬送経路 - Google Patents
搾乳器具の搬送経路Info
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- JP2516155B2 JP2516155B2 JP4353418A JP35341892A JP2516155B2 JP 2516155 B2 JP2516155 B2 JP 2516155B2 JP 4353418 A JP4353418 A JP 4353418A JP 35341892 A JP35341892 A JP 35341892A JP 2516155 B2 JP2516155 B2 JP 2516155B2
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- Japan
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- track
- sub
- orbit
- cow
- milking
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛舎内に乳牛を多数並
列に繋留した状態で、搾乳を行うためにミルククロー、
ティートカップライナー、ミルクチューブ等の搾乳器具
を軌道上を摺動させて搬送する搬送装置の経路に関する
ものである。
列に繋留した状態で、搾乳を行うためにミルククロー、
ティートカップライナー、ミルクチューブ等の搾乳器具
を軌道上を摺動させて搬送する搬送装置の経路に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来の搾乳器具の搬送装置としては、畜舎
上部に設けたレールに滑車を介して運搬台を吊り下げ、
レール上を移動自在に構成したもの(特公昭39-28528
号)や、H型レールを複数のローラで挾むと共に該ロー
ラにチェーン等で搾乳器具を懸架する方式のもの(特公
昭56- 9882号)等が知られており、これらの装置では並
列に繋留された牛体に対して垂直で中央通路等に対して
平行に軌道が施設されており、搾乳器具が所定の位置に
きた時に搾乳器具を搬送装置から降ろして搾乳を行って
おり、牛舎端部のコーナーではアールを大きくとって軌
道を曲げていた。
上部に設けたレールに滑車を介して運搬台を吊り下げ、
レール上を移動自在に構成したもの(特公昭39-28528
号)や、H型レールを複数のローラで挾むと共に該ロー
ラにチェーン等で搾乳器具を懸架する方式のもの(特公
昭56- 9882号)等が知られており、これらの装置では並
列に繋留された牛体に対して垂直で中央通路等に対して
平行に軌道が施設されており、搾乳器具が所定の位置に
きた時に搾乳器具を搬送装置から降ろして搾乳を行って
おり、牛舎端部のコーナーではアールを大きくとって軌
道を曲げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来の搾乳器具の搬送装置は、レールの上を滑車又はロー
ラが滑走する方式であるために、畜舎のコーナーと同様
にレールを直角に折り曲げたりすることはできず、アー
ルの小さいコーナーや直角のコーナーを設けることは実
質的に不可能であった。さらに、従来のものではレール
を反対方向に折り曲げるために畜舎に反転スペースを必
要としていた。また従来の装置では、直角コーナーを設
けることができない関係から軌道を牛体の上を牛体と直
角方向に搬送させる方式にしているので、牛と衝突しな
いように搾乳器具を所定の高さまで持ち上げる必要が生
じ、搾乳器具の着脱作業が重労働になるという不都合が
ある。そこで本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みな
されたもので円弧を描かず直角に折り曲げることがで
き、搾乳器具を持ち上げる必要がないような軌道及びそ
の経路を提供することを目的とする。
来の搾乳器具の搬送装置は、レールの上を滑車又はロー
ラが滑走する方式であるために、畜舎のコーナーと同様
にレールを直角に折り曲げたりすることはできず、アー
ルの小さいコーナーや直角のコーナーを設けることは実
質的に不可能であった。さらに、従来のものではレール
を反対方向に折り曲げるために畜舎に反転スペースを必
要としていた。また従来の装置では、直角コーナーを設
けることができない関係から軌道を牛体の上を牛体と直
角方向に搬送させる方式にしているので、牛と衝突しな
いように搾乳器具を所定の高さまで持ち上げる必要が生
じ、搾乳器具の着脱作業が重労働になるという不都合が
ある。そこで本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みな
されたもので円弧を描かず直角に折り曲げることがで
き、搾乳器具を持ち上げる必要がないような軌道及びそ
の経路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、牛を
複数頭並列に繋留させる牛床上に施設された軌道を合成
樹脂からなる円柱状の摺動体を摺動させると共に該摺動
体の下部に吊り下げられたハンガー部を前記軌道に設け
た溝内を移動させることにより搾乳器具を搬送するため
の装置において、前記軌道が牛舎内繋留された牛の前部
又は後部の中央長手方向の通路上に所定間隔で案内溝を
設けながら一対のアングル材を線対称に前記通路に対し
て平行に施設した平坦な摺動面を有するメイン軌道と、
該メイン軌道とT字又は十字コーナーを介して略垂直で
牛体間に所定間隔で案内溝を設けながら一対のアングル
材を線対称に連設した平坦な摺動面を有するサブ軌道
と、前記サブ軌道の中途又は端部にT字又は十字コーナ
ーを介して牛体に向けて延び所定間隔で案内溝を設けな
がら一対のアングル材を線対称に連設した平坦な摺動面
を有する枝軌道とで構成すると共に前記メイン軌道とサ
ブ軌道及びサブ軌道と枝軌道を連続させるT字又は十字
コーナーの角部をアールとした搾乳器具の搬送経路によ
り本目的を達成する。
複数頭並列に繋留させる牛床上に施設された軌道を合成
樹脂からなる円柱状の摺動体を摺動させると共に該摺動
体の下部に吊り下げられたハンガー部を前記軌道に設け
た溝内を移動させることにより搾乳器具を搬送するため
の装置において、前記軌道が牛舎内繋留された牛の前部
又は後部の中央長手方向の通路上に所定間隔で案内溝を
設けながら一対のアングル材を線対称に前記通路に対し
て平行に施設した平坦な摺動面を有するメイン軌道と、
該メイン軌道とT字又は十字コーナーを介して略垂直で
牛体間に所定間隔で案内溝を設けながら一対のアングル
材を線対称に連設した平坦な摺動面を有するサブ軌道
と、前記サブ軌道の中途又は端部にT字又は十字コーナ
ーを介して牛体に向けて延び所定間隔で案内溝を設けな
がら一対のアングル材を線対称に連設した平坦な摺動面
を有する枝軌道とで構成すると共に前記メイン軌道とサ
ブ軌道及びサブ軌道と枝軌道を連続させるT字又は十字
コーナーの角部をアールとした搾乳器具の搬送経路によ
り本目的を達成する。
【0005】
【作用】本発明にかかる装置では、中央通路に平行にメ
イン軌道が施設されており、該メイン軌道から垂直にサ
ブ軌道が分岐され、さらにサブ軌道からT字又は十字コ
ーナーを介して枝軌道が分岐されている。前記軌道上に
摺動体が摺動自在に載置され、該摺動体の下部に吊り下
げられたハンガー部が軌道に設けた溝を貫通している。
従って摺動体の中央下部に吊り下げられたハンガー部に
搾乳器具を懸けた状態となり平坦な摺動面を有する軌道
に沿って摺動体を摺動させると共に軌道で形成される溝
内をハンガー部が移動することにより搾乳器具を搬送さ
せることができる。本発明の搬送経路では軌道上のT字
又は十字のコーナーでは案内溝自体もT字又は十字に形
成されさらに丸くアールとなるように形成されているの
で、ハンガー部をスムーズにT字又は十字の溝に沿って
移動させることにより搾乳器具を90°方向転換させて
メインからサブ軌道へ、サブ軌道から枝軌道へ移動させ
ることができ、牛体の横に位置した時点でティートカッ
プユニット、ミルククロー等を降ろして乳房にユニット
を装着して搾乳を行う。本発明では、枝軌道が牛体側に
延びている関係からストール内の牛が搾乳中に左右に動
いても、これに追従して摺動体も移動する関係から乳房
に対して搾乳器を適正な位置に保持できる。また搾乳終
了後はユニットを乳房から外してハンガー部にかけて搬
送し、T字又は十字のコーナーから再びサブ軌道を介し
て直線の軌道に沿って移動させる。このようにハンガー
部は、軌道の案内溝に沿って自由自在に方向転換するこ
とができる。
イン軌道が施設されており、該メイン軌道から垂直にサ
ブ軌道が分岐され、さらにサブ軌道からT字又は十字コ
ーナーを介して枝軌道が分岐されている。前記軌道上に
摺動体が摺動自在に載置され、該摺動体の下部に吊り下
げられたハンガー部が軌道に設けた溝を貫通している。
従って摺動体の中央下部に吊り下げられたハンガー部に
搾乳器具を懸けた状態となり平坦な摺動面を有する軌道
に沿って摺動体を摺動させると共に軌道で形成される溝
内をハンガー部が移動することにより搾乳器具を搬送さ
せることができる。本発明の搬送経路では軌道上のT字
又は十字のコーナーでは案内溝自体もT字又は十字に形
成されさらに丸くアールとなるように形成されているの
で、ハンガー部をスムーズにT字又は十字の溝に沿って
移動させることにより搾乳器具を90°方向転換させて
メインからサブ軌道へ、サブ軌道から枝軌道へ移動させ
ることができ、牛体の横に位置した時点でティートカッ
プユニット、ミルククロー等を降ろして乳房にユニット
を装着して搾乳を行う。本発明では、枝軌道が牛体側に
延びている関係からストール内の牛が搾乳中に左右に動
いても、これに追従して摺動体も移動する関係から乳房
に対して搾乳器を適正な位置に保持できる。また搾乳終
了後はユニットを乳房から外してハンガー部にかけて搬
送し、T字又は十字のコーナーから再びサブ軌道を介し
て直線の軌道に沿って移動させる。このようにハンガー
部は、軌道の案内溝に沿って自由自在に方向転換するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示された実施例に従って詳
細に説明する。図1は牛舎内の縦断面図であり、通路1
を隔てて牛床2を設け、該牛床2上にストール3を並列
に設置することにより牛を横2列に繋留するように構成
されており、通路1中央で長手方向に所定の高さ(均
一)にアングル材4,4を線対称で所定間隔の案内溝5
ができるようにレール支持金具14を介して直線のメイン
軌道Aが施設されており、該メイン軌道Aから牛床の方
向に垂直に十字、T字又はL字コーナーを介してサブ軌
道Bが施設されており、さらに本実施例では十字又はT
字コーナーを介して枝軌道Cとが施設されている。尚サ
ブ軌道Bは、ストール内の牛体の上ではなく牛と牛との
間の牛床2の上に設置するのが良い(図5)。
細に説明する。図1は牛舎内の縦断面図であり、通路1
を隔てて牛床2を設け、該牛床2上にストール3を並列
に設置することにより牛を横2列に繋留するように構成
されており、通路1中央で長手方向に所定の高さ(均
一)にアングル材4,4を線対称で所定間隔の案内溝5
ができるようにレール支持金具14を介して直線のメイン
軌道Aが施設されており、該メイン軌道Aから牛床の方
向に垂直に十字、T字又はL字コーナーを介してサブ軌
道Bが施設されており、さらに本実施例では十字又はT
字コーナーを介して枝軌道Cとが施設されている。尚サ
ブ軌道Bは、ストール内の牛体の上ではなく牛と牛との
間の牛床2の上に設置するのが良い(図5)。
【0007】次に図4に示すものは、摺動体Sの実施例
を示すものであり、中心部に孔を有する円柱状で摩擦係
数の少なくて固い合成樹脂(テトラフルオロエチレンが
好ましい)からなる摺動部材20と、該摺動部材20の平ら
な上部にボルト等により装着した、中央に孔を有する円
板22と、該円板22の孔に挿入したボルト7と、該ボルト
7の外周を覆うカラー8と、該カラー8を挾持するナッ
ト9とからなる。尚、本実施例では摺動部材20の下部も
平らなもので構成したが、これに限定されるものではな
く図10の他の実施例に示すように摺動部材20の中心か
ら所定の距離のところに曲面の極値が位置するように構
成してもよく、かかる場合は軌道を構成するアングル材
4,4と線接触することになり摩擦力を小さくすること
ができる。この摺動体Sの下方にはハンガー部Hが装着
されており、該ハンガー部Hは、前記ナット9の端部に
螺合された一部切欠きを有するリング状のフック10と、
該フック10と繋がれたリング16と、該リング16を回転自
在に支持する棒材18とからなる。このように棒材18をフ
ック10及びリング16とで連結することにより棒材18は図
の前後、左右方向に揺動するユニバーサルジョイントと
して機能する。
を示すものであり、中心部に孔を有する円柱状で摩擦係
数の少なくて固い合成樹脂(テトラフルオロエチレンが
好ましい)からなる摺動部材20と、該摺動部材20の平ら
な上部にボルト等により装着した、中央に孔を有する円
板22と、該円板22の孔に挿入したボルト7と、該ボルト
7の外周を覆うカラー8と、該カラー8を挾持するナッ
ト9とからなる。尚、本実施例では摺動部材20の下部も
平らなもので構成したが、これに限定されるものではな
く図10の他の実施例に示すように摺動部材20の中心か
ら所定の距離のところに曲面の極値が位置するように構
成してもよく、かかる場合は軌道を構成するアングル材
4,4と線接触することになり摩擦力を小さくすること
ができる。この摺動体Sの下方にはハンガー部Hが装着
されており、該ハンガー部Hは、前記ナット9の端部に
螺合された一部切欠きを有するリング状のフック10と、
該フック10と繋がれたリング16と、該リング16を回転自
在に支持する棒材18とからなる。このように棒材18をフ
ック10及びリング16とで連結することにより棒材18は図
の前後、左右方向に揺動するユニバーサルジョイントと
して機能する。
【0008】またレール支持金具14と軌道A,B,Cを
構成するアングル材4,4との結合は、図3に示すよう
にアングル材4と平行に固定孔を有する固定部材14aが
接合されており、所定間隔でアングル材4に穿孔された
孔を介してボルト及びナットにて固定される。
構成するアングル材4,4との結合は、図3に示すよう
にアングル材4と平行に固定孔を有する固定部材14aが
接合されており、所定間隔でアングル材4に穿孔された
孔を介してボルト及びナットにて固定される。
【0009】次に図5に示すものは、メイン軌道A,サ
ブ軌道B,枝軌道Cを施設した状態の平面図であり、中
央通路1上にメイン軌道Aが施設され、該軌道Aから牛
床2上に設置された牛の仕切りを構成するストールに向
けてサブ軌道Bを分岐すると共に、該サブ軌道Bから牛
体に向けて枝軌道Cをそれぞれ分岐している。このため
サブ軌道Bは2頭おきに分岐すれば良い。この結果軌道
A,Bの分岐点はL字,T字状又は十字状となる。
ブ軌道B,枝軌道Cを施設した状態の平面図であり、中
央通路1上にメイン軌道Aが施設され、該軌道Aから牛
床2上に設置された牛の仕切りを構成するストールに向
けてサブ軌道Bを分岐すると共に、該サブ軌道Bから牛
体に向けて枝軌道Cをそれぞれ分岐している。このため
サブ軌道Bは2頭おきに分岐すれば良い。この結果軌道
A,Bの分岐点はL字,T字状又は十字状となる。
【0010】図6及び図7に示すものは、ハンガー部H
におけるユニバーサルジョイントの他の実施例を示すも
ので、図6に示すものは棒材の中途2箇所で互いに垂直
な軸24,25にて揺動自在に支持されたものである。また
図7に示すものは玉関節を有する玉継ぎ手26にて2本の
棒材を結合したものである。
におけるユニバーサルジョイントの他の実施例を示すも
ので、図6に示すものは棒材の中途2箇所で互いに垂直
な軸24,25にて揺動自在に支持されたものである。また
図7に示すものは玉関節を有する玉継ぎ手26にて2本の
棒材を結合したものである。
【0011】図8及び図9は、軌道A,B,CのT字状
の分岐部の案内溝5の形状を示す実施例であり、主に摺
動部材からなる摺動体Sに使用するものが好ましい。す
なわち、分岐点をL字、T字又は十字状に構成したとき
案内溝5に余裕がないと、鋭角に方向転換することがで
きても角のところが固くなる傾向にある。そこで、角に
アールr,Rを設け分岐方向への方向転換がよりスムー
ズにいくように案内溝5の径を広げてある。図8に示す
ものは径の小さなアールで構成しており、図9のものは
径の大きなアールで構成している。勿論アールの代わり
にテーパー状に形成しても良い。
の分岐部の案内溝5の形状を示す実施例であり、主に摺
動部材からなる摺動体Sに使用するものが好ましい。す
なわち、分岐点をL字、T字又は十字状に構成したとき
案内溝5に余裕がないと、鋭角に方向転換することがで
きても角のところが固くなる傾向にある。そこで、角に
アールr,Rを設け分岐方向への方向転換がよりスムー
ズにいくように案内溝5の径を広げてある。図8に示す
ものは径の小さなアールで構成しており、図9のものは
径の大きなアールで構成している。勿論アールの代わり
にテーパー状に形成しても良い。
【0012】また摺動部材20の底部を曲面で構成したも
のの場合は、摺動部材20とアングル材4,4との接触は
線接触となり、非常に摩擦力が小さなものとなる。
のの場合は、摺動部材20とアングル材4,4との接触は
線接触となり、非常に摩擦力が小さなものとなる。
【0013】以上述べたように本発明にかかる搬送装置
では、搬送装置のハンガー部Hに搾乳器具を懸けて、直
線のメイン軌道A上を摺動させながら移動させ、搾乳予
定の牛側に形成された十字分岐点からサブ軌道Bに方向
転換する。次にサブ軌道Bを摺動移動させ、サブ軌道B
の十字分岐点又はT字分岐点から搾乳しようとする牛側
に分岐した枝軌道Cに方向転換し、さらに摺動体Sを移
動させ、所定の地点で停止させ、ハンガー部から搾乳器
具を降ろすと共に真空チューブやミルクチューブをパイ
プラインと接続して搾乳を行う。この時牛がストール内
で左右に動いても、摺動体とハンガー部が同時に動くこ
とによって、ティートカップユニットやミルクチューブ
が牛の動きに追従するため、常に乳房との最適な位置・
角度を維持する。そして搾乳終了後は、パイプラインか
ら外した真空チューブやミルクチューブと牛の乳房から
外したティートカップをハンガー部に懸けた後、摺動体
Sを枝軌道C上で摺動させてサブ軌道Bの分岐点まで移
動させ、サブ軌道Bを横断して反対側の枝軌道Cまで移
動し、前述同様に隣の牛の搾乳を行い、枝軌道C、サブ
軌道Bを経由してメイン軌道Aに戻し、再びメイン軌道
A軌道上を摺動させて次の搾乳を行う牛が位置するサブ
軌道Bまで移動していく。
では、搬送装置のハンガー部Hに搾乳器具を懸けて、直
線のメイン軌道A上を摺動させながら移動させ、搾乳予
定の牛側に形成された十字分岐点からサブ軌道Bに方向
転換する。次にサブ軌道Bを摺動移動させ、サブ軌道B
の十字分岐点又はT字分岐点から搾乳しようとする牛側
に分岐した枝軌道Cに方向転換し、さらに摺動体Sを移
動させ、所定の地点で停止させ、ハンガー部から搾乳器
具を降ろすと共に真空チューブやミルクチューブをパイ
プラインと接続して搾乳を行う。この時牛がストール内
で左右に動いても、摺動体とハンガー部が同時に動くこ
とによって、ティートカップユニットやミルクチューブ
が牛の動きに追従するため、常に乳房との最適な位置・
角度を維持する。そして搾乳終了後は、パイプラインか
ら外した真空チューブやミルクチューブと牛の乳房から
外したティートカップをハンガー部に懸けた後、摺動体
Sを枝軌道C上で摺動させてサブ軌道Bの分岐点まで移
動させ、サブ軌道Bを横断して反対側の枝軌道Cまで移
動し、前述同様に隣の牛の搾乳を行い、枝軌道C、サブ
軌道Bを経由してメイン軌道Aに戻し、再びメイン軌道
A軌道上を摺動させて次の搾乳を行う牛が位置するサブ
軌道Bまで移動していく。
【0014】ここで本実施例にかかる軌道A,B,Cに
は、案内溝5が形成されており、該案内溝5を摺動体S
のカラー8が当接しながら移動していき、各分岐点にサ
ブ軌道B又は枝軌道Cに導くように角部がアールとなる
ように形成されているのでスムーズにカラー8を導くこ
とができる。この摺動体Sにハンガー部Hが接続されて
いるが、作業者が搬送装置の下方部を持って引っ張った
り、押したりするときに力の方向は、軌道に向けて水平
方向だけではなく斜めの方向もあるが、本実施例では、
ハンガー部Hがユニバーサルジョイントにて接続されて
いるので、摺動体Sは水平に保たれ、摺動体Sや棒材18
にかかる余計な力が減殺され、摺動する際のブレーキに
ならずに済む。
は、案内溝5が形成されており、該案内溝5を摺動体S
のカラー8が当接しながら移動していき、各分岐点にサ
ブ軌道B又は枝軌道Cに導くように角部がアールとなる
ように形成されているのでスムーズにカラー8を導くこ
とができる。この摺動体Sにハンガー部Hが接続されて
いるが、作業者が搬送装置の下方部を持って引っ張った
り、押したりするときに力の方向は、軌道に向けて水平
方向だけではなく斜めの方向もあるが、本実施例では、
ハンガー部Hがユニバーサルジョイントにて接続されて
いるので、摺動体Sは水平に保たれ、摺動体Sや棒材18
にかかる余計な力が減殺され、摺動する際のブレーキに
ならずに済む。
【0015】本実施例では、アングル材を支持金具を介
して所定の溝ができるように構成し、アングル材の表面
に特別な処理を施していないが、本発明は軌道上を摺動
させるものであるから、アングル材の摺動面に摩擦係数
の少ない樹脂を付着させても良い。樹脂としてはテトラ
フルオロエチレンが好ましいが、この場合にアングル材
表面に樹脂を焼き付けるかテトラフルオロエチレン配合
の塗料を塗布するのが良い。
して所定の溝ができるように構成し、アングル材の表面
に特別な処理を施していないが、本発明は軌道上を摺動
させるものであるから、アングル材の摺動面に摩擦係数
の少ない樹脂を付着させても良い。樹脂としてはテトラ
フルオロエチレンが好ましいが、この場合にアングル材
表面に樹脂を焼き付けるかテトラフルオロエチレン配合
の塗料を塗布するのが良い。
【0016】
【効果】以上述べたように本発明にかかる搾乳器具の搬
送装置の経路では、従来のものと異なり円弧を描くこと
なく略直角に摺動体の移動方向変換することができるの
で、牛舎スペースを有効に利用することができると共
に、搬送距離を短くすることができる。さらに方向転換
に際して平坦な摺動面を円柱状の摺動体が平行移動する
ために方向変換する場所における摺動体の段差がなくか
つ、コーナーがアールに形成されているのでハンガー部
をスムーズ方向転換させることができる。また本発明に
かかる経路では、メイン軌道だけではなく牛床に向けて
メイン軌道に対して垂直にサブ軌道を設けると共に、サ
ブ軌道から分岐させて牛体の側面に向けて枝軌道を施設
している関係から、作業者は搾乳器具を持って移動する
必要がなく、枝軌道を設けていることから搾乳中の牛体
の左右方向の動きに追従して最適な角度(乳房に対して
ティートカップユニットを適正な位置)で搾乳すること
ができる。さらに、一つのサブ軌道から軌道上を摺動さ
せることにより二頭の牛から搾乳することができ、作業
者の労力を軽減することができる。
送装置の経路では、従来のものと異なり円弧を描くこと
なく略直角に摺動体の移動方向変換することができるの
で、牛舎スペースを有効に利用することができると共
に、搬送距離を短くすることができる。さらに方向転換
に際して平坦な摺動面を円柱状の摺動体が平行移動する
ために方向変換する場所における摺動体の段差がなくか
つ、コーナーがアールに形成されているのでハンガー部
をスムーズ方向転換させることができる。また本発明に
かかる経路では、メイン軌道だけではなく牛床に向けて
メイン軌道に対して垂直にサブ軌道を設けると共に、サ
ブ軌道から分岐させて牛体の側面に向けて枝軌道を施設
している関係から、作業者は搾乳器具を持って移動する
必要がなく、枝軌道を設けていることから搾乳中の牛体
の左右方向の動きに追従して最適な角度(乳房に対して
ティートカップユニットを適正な位置)で搾乳すること
ができる。さらに、一つのサブ軌道から軌道上を摺動さ
せることにより二頭の牛から搾乳することができ、作業
者の労力を軽減することができる。
【図1】 本発明にかかる搬送装置の縦断面図である。
【図2】 本発明にかかる軌道の部分裏面図である。
【図3】 本発明にかかる軌道の施設状態を示す断面図
である。
である。
【図4】 本発明にかかる摺動体の実施例の縦断面図で
ある。
ある。
【図5】 本発明にかかる牛舎における軌道A,B,C
の施設状態を示す部分平面図である。
の施設状態を示す部分平面図である。
【図6】 ハンガー部の接続関係を示す第2実施例の部
分正面図である。
分正面図である。
【図7】 ハンガー部の接続関係を示す第3実施例の部
分正面図である。
分正面図である。
【図8】 本発明にかかる軌道分岐部分の案内溝の状態
の第2実施例を示す部分裏面図である。
の第2実施例を示す部分裏面図である。
【図9】 本発明にかかる軌道分岐部分の案内溝の状態
の第3実施例を示す部分裏面図である。
の第3実施例を示す部分裏面図である。
【図10】 本発明にかかる摺動体の第2実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
1 通路 2 牛床 3 ストール 4 アングル材 5 案内溝 7 ボルト 8 カラー 9 ナット 10 フック 12 ボールローラ 14 支持金具 16 リング 18 棒材 20 摺動部材 22 円板 24,25 軸 26 玉継ぎ手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 博行 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオ ン機械株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−1275(JP,A) 特開 昭63−118479(JP,A) 特開 平3−63372(JP,A) 実開 昭60−174774(JP,U) 特公 昭39−28528(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】 牛を複数頭並列に繋留させる牛床上に施
設された軌道を合成樹脂からなる円柱状の摺動体を摺動
させると共に該摺動体の下部に吊り下げられたハンガー
部を前記軌道に設けた溝内を移動させることにより搾乳
器具を搬送するための装置において、前記軌道が牛舎内
繋留された牛の前部又は後部の中央長手方向の通路上に
所定間隔で案内溝を設けながら一対のアングル材を線対
称に前記通路に対して平行に施設した平坦な摺動面を有
するメイン軌道と、該メイン軌道とT字又は十字コーナ
ーを介して略垂直で牛体間に所定間隔で案内溝を設けな
がら一対のアングル材を線対称に連設した平坦な摺動面
を有するサブ軌道と、前記サブ軌道の中途又は端部にT
字又は十字コーナーを介して牛体に向けて延び所定間隔
で案内溝を設けながら一対のアングル材を線対称に連設
した平坦な摺動面を有する枝軌道とで構成すると共に前
記メイン軌道とサブ軌道及びサブ軌道と枝軌道を連続さ
せるT字又は十字コーナーの角部をアールとしたことを
特徴とする搾乳器具の搬送経路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4353418A JP2516155B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 搾乳器具の搬送経路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4353418A JP2516155B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 搾乳器具の搬送経路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06178628A JPH06178628A (ja) | 1994-06-28 |
| JP2516155B2 true JP2516155B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=18430708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4353418A Expired - Lifetime JP2516155B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 搾乳器具の搬送経路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2516155B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6814027B2 (en) * | 2002-09-12 | 2004-11-09 | Westfaliasurge, Inc. | Milker unit detacher for rotary milking parlor |
| SE531281C2 (sv) * | 2007-05-09 | 2009-02-10 | Delaval Holding Ab | Mjölkningsutrustning och metod för att indikera dess läge |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS511275A (en) * | 1974-06-19 | 1976-01-07 | Nogyo Kikaika Kenkyusho | Sutoorukeiryugyuno sakunyusochi |
| JPS60174774U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-19 | 後藤 孝男 | スライデイングウオ−ルの案内レ−ル |
| JPS63118479A (ja) * | 1986-11-05 | 1988-05-23 | コマニー株式会社 | 移動パネルのクロス走行装置 |
| JPH0363372A (ja) * | 1989-07-31 | 1991-03-19 | Comany Kk | パネルの吊設走行装置 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP4353418A patent/JP2516155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06178628A (ja) | 1994-06-28 |
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