JP2545832Y2 - 床面洗浄機に於ける汚水滴下防止装置 - Google Patents

床面洗浄機に於ける汚水滴下防止装置

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JP2545832Y2
JP2545832Y2 JP863891U JP863891U JP2545832Y2 JP 2545832 Y2 JP2545832 Y2 JP 2545832Y2 JP 863891 U JP863891 U JP 863891U JP 863891 U JP863891 U JP 863891U JP 2545832 Y2 JP2545832 Y2 JP 2545832Y2
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哲一 鶴見
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、モータによって回転さ
れる洗浄ブラシの部分に、洗剤液又は水を供給して床面
の洗浄を行う床面洗浄機の技術分野で利用されるもので
あって、具体的には、床面洗浄機に使用して好適な汚水
滴下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述した床面洗浄機では、例えば、実願
昭63−9905号(実開昭1−115452号公報)
等に見られるように、洗浄ブラシの後方に洗浄後の汚れ
た洗剤液又は水(以下単に汚水と云う)を、吸引ブロア
の吸引作用を受けて吸い上げるスキージを設けて、これ
等洗浄ブラシとスキージの双方にて床面の洗浄と汚水の
吸水及び拭き取りを行っている。
【0003】また、以上の如き構成の床面洗浄機では、
洗浄機の吸引ブロアが吸引作動している時には、床面の
汚水をスキージが吸い上げているが、洗浄機側のスイッ
チ等をOFFにして吸引ブロアの運転を停止した時に、
ホース内に付着した水滴がスキージより床面に落下する
滴下現象が発生して、折角きれいに洗浄した床面を滴下
した汚水で再び汚してしまう問題があった。
【0004】そこで従来は、例えば、実願昭63−99
07号(実開平1−115454号公報)に見られるよ
うに、スキージとブロアを結ぶホースの途中にトラップ
を設けたり、図4に示すように吸引ブロアとスキージS
の間を接続するホースHの下端側部分に、紐Bで丸く巻
いた屈曲部Hbを形成して、これ等トラップとか屈曲部
Hbに吸引ブロアの運転を停止した時に滴下する上記の
汚水を溜め込むことによって、床面の再汚染を防止して
いた。尚、図4に於いてHaはホースHの下端部に取付
けた接続用のカフス、SaはカフスHaを嵌込むスキー
ジSの接続口、Mは洗浄ブラシ、MaはスキージSを取
付けるための板バネである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の様にホ
ースにトラップとか屈曲部Hbを設けると、この部分に
汚水と一緒に吸上げたゴミが溜ってしまい、また、一度
トラップとか屈曲部Hbに溜ったゴミは内壁面に付着し
てしまって、これを容易に取り出せない問題があった。
【0006】従って本考案の技術的課題は、吸引ブロア
を停止した時に汚水がスキージから滴下しないようにす
ると共に、溜ったゴミの取り出しをきわめて容易に行う
ことができる床面洗浄機に於ける汚水滴下防止装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。モ
ータによって回転される洗浄ブラシに洗剤液又は水を供
給して床面の洗浄を行い、洗浄後の汚水を吸引ブロアの
吸引作用を受けてスキージが吸い上げるように構成した
床面洗浄機に於いて、 (1) スキージの上面に形成した接続口と、吸引ブロ
アの吸引作用が及ぶ汚水吸水用のホースとを接続するカ
フスを略く字状に屈曲形成して、この屈曲したカフスの
内側屈曲部の内壁に、下側外方に向って脹らむ水溜め部
を設けること。 (2) 水溜め部の部分を外部から自由に押圧できるよ
うに、カフスの全体又は少くとも水溜め部の部分をゴム
又は軟質のプラスチックを用いて構成すること。
【0008】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素は、吸引ブロアを停止した時にホ
ースの内壁を伝わって流下する汚水を水溜め部に溜め込
んで、スキージからの汚水の滴下を防止すると共に、こ
の水溜め部を略く字状に屈曲形成したカフスの内側屈曲
部の内壁に設けた点で、ホースの内壁を伝わって流下す
る汚水の殆どを確実にキャッチすることを可能にする。
【0009】 上記(2)の要素は、水溜め部にゴミ
が溜った場合に、水溜め部を外側から指等でプッシュす
ることにより、溜ったゴミを容易に、而も確実に水溜め
部から排出することを可能にする。以上の如くであるか
ら、上記の手段によって上述した技術的課題を解決し
て、前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0010】
【実施例】以下に、上述した本考案に係る床面洗浄機に
於ける汚水滴下防止装置の好適な実施例を添付した図面
と共に詳細に説明する。図1は本考案に係る汚水滴下防
止装置を実施した床面洗浄機の斜視図を示したものであ
って、図中、1は車輪1b,1cと、操作用ハンドル2
を備えた洗浄機であって、前カバー1aを開閉自在に取
付けたこの洗浄機1の内部には、洗浄後の汚水を溜め込
む回収タンク5と、ホース6Mを通して回収タンク5に
吸引作用を及ぼす吸引ブロアMと、洗浄用の洗剤液又は
水を収容した給水タンクTが収められている。
【0011】また、3は底面側にモータ(図示せず)に
よって回転される洗浄ブラシ3aを取付けたブラシケー
ス体であって、ブラシケース体3の全体はペダルとかレ
バー等の操作によって図示の如く上向きに上昇させた
り、下向きに降下させて洗浄ブラシ3aを床面上に接地
できるように、洗浄機1の前面部にアーム(図示せず)
を介して連結されていて、このブラシケース体3内の洗
浄ブラシ3aに対しては、洗浄時に上記の給水タンクT
からホース(図示せず)を介して洗剤液又は水が給水さ
れる仕組に成っている。更に、4は上記洗浄機1とブラ
シケース体3の間に設けたスキージであって、このスキ
ージ4は板バネ3bによってブラシケース体3の後部に
作動自在に連結されている。
【0012】図2と図3は本考案の要部を分解して示し
た斜視図と、要部を拡大して示した側断面図であって、
図中、4aはスキージ4の中央部上面に突設した接続口
で、4bは同じくスキージ4の上面に設けた板バネ取付
用のボルト、4cは板バネ取付用の締付ナットを示す。
更に、4dと4eはスキージ4の底面に取付けたゴム板
で、4fはスキージ4の内部に取付けたゴム板4e,4
dを押えるための押え板を示す。
【0013】本考案に係る汚水滴下防止装置は、以上述
べた如き構成の洗浄機1に実施して使用されるものであ
って、その詳細な構成は図2と図3に示されている。即
ち、上記の各図に於いて6は上端部を前述した汚水タン
ク5に接続した汚水吸水用のホースであって、前記吸引
ブロアMの吸引作用は、ホース6Mと回収タンク5を通
してこのホース6側に及ぶ仕組に成っている。
【0014】また、図中7は上記ホース6の下端部6a
と、スキージ4の接続口4aとの間を接続するカフスで
あって、7bと7cは接続用の上端口と下端口を示し、
且つ、カフス7の全体は図3に示す如く略く字状に屈曲
形成されている。7aはカフス7の内側屈曲部の内壁部
分に、下側外方に向けて脹出形成した水溜め部であっ
て、この水溜め部7aを形成したカフス7の部分は、他
のホース6の断面積より極端に広がって流速が落ちない
ように、断面を略小判形状の楕円状に形成している。ま
た、7a1は上記水溜め部7aの内部水溜め室を示す。
【0015】更に上記のカフス7は、水溜め部7aの部
分を外部から指等でプッシュして、内部に溜ったゴミを
排出できるように、その全体又は少くとも水溜め部7a
の部分を、押圧自在で且つ自力で復元可能なゴム材、或
は、軟質のプラスチック材等を用いて形成されている。
【0016】本考案に係る床面洗浄機に於ける汚水滴下
防止装置は以上述べた如き構成であるから、吸引ブロア
Mの運転を停止してスキージ4に対する吸引作用を止め
た時に、回収タンク5に回収しきれずにホース6の内壁
を伝わってスキージ4の方向に流下する汚水は、カフス
7の部分で水溜め部7aの水溜め室7a1内に入ってこ
こに溜め込まれるため、スキージ4より床面に滴下して
床面を汚す問題を解決することができる。
【0017】また、上記のカフス7は全体が略く字状に
屈曲形成され、而も、水溜め部7aがこのカフス7の内
側屈曲部分に形成されているため、カフス7の内壁に沿
って流下して来る汚水は、その殆どが水溜め部7aの水
溜め室7a1内に落し込まれて、スキージ4への流下を
防止することができる。
【0018】更に、上記水溜め部7aの部分は外部より
指等でプッシュ自在に構成されているため、水溜め室7
a1内にゴミが溜った場合は、これをプッシュしてゴミ
を排出することが可能である。尚、ゴミの排出に当って
は、吸引ブロアMを吸引運転している状態で上記水溜め
部7aのプッシュを行えば、スキージ4の内部とか床面
等を汚すことなく、排出したゴミをそのまま回収タンク
5側に回収処理することができる。
【0019】
【考案の効果】従って本考案に係る床面洗浄機に於ける
汚水滴下防止装置によれば、吸引ブロアを停止した時に
汚水がスキージより床面に滴下する問題を解決できるた
め、停止時に汚水の滴下を気にしたり、洗浄後に滴下し
た汚水を拭き取ったりする煩わしさがなく、洗浄機によ
る床面洗浄を常にきれいに、而も、円滑に進めることが
できる利点を発揮できると共に、カフスの水溜め部に溜
ったゴミの排出も、水溜め部を外部から指等でプッシュ
するだけで極め簡単に且つ確実にこれを行うことができ
るから、ゴミによる吸引力の低下とか床面の再汚染も合
せて防止できるものであって、構成が簡単で実施が容易
である点と相俟って、その実用的効果は洵に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る汚水滴下防止装置を実施した床面
洗浄機の斜視図である。
【図2】本考案の要部を分解して示した斜視図である。
【図3】本考案の要部を拡大して示した断面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄機 3a 洗浄ブラシ 4 スキージ 4a 接続口 5 回収タンク M 吸引ブロア T 給水タンク 6 汚水吸水用のホース 7 カフス 7a 水溜め部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって回転される洗浄ブラシに
    洗剤液又は水を供給して床面の洗浄を行い、洗浄後の汚
    水を吸引ブロアの吸引作用を受けてスキージが吸い上げ
    るように構成した床面洗浄機に於いて、スキージの上面
    に形成した接続口と、吸引ブロアの吸引作用が及ぶ汚水
    吸水用のホースとを接続するカフスを略く字状に屈曲形
    成して、この屈曲したカフスの内側屈曲部の内壁に、下
    側外方に向って脹らむ水溜め部を設けたことを特徴とす
    る床面洗浄機に於ける汚水滴下防止装置。
  2. 【請求項2】 水溜め部の部分を外部から自由に押圧で
    きるように、カフスの全体又は少くとも水溜め部の部分
    をゴム又は軟質のプラスチックを用いて構成したことを
    特徴とする請求項1記載の床面洗浄機に於ける汚水滴下
    防止装置。
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