JP2575551B2 - 連続掲示装置 - Google Patents

連続掲示装置

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JP2575551B2
JP2575551B2 JP3158131A JP15813191A JP2575551B2 JP 2575551 B2 JP2575551 B2 JP 2575551B2 JP 3158131 A JP3158131 A JP 3158131A JP 15813191 A JP15813191 A JP 15813191A JP 2575551 B2 JP2575551 B2 JP 2575551B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数枚のポスター、広告
等を連続して掲示する連続掲示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の掲示装置としては、図1
9に示すものを挙げることができる。図19は従来の連
続掲示装置を示す側断面図である。なお、この図におい
て、左側を前方、右側を後方としている。
【0003】この従来の掲示装置を説明すると、掲示装
置のキャビネット51内の左右両側には、引掛金具53
を備えた搬送チェーン54が多数のスプロケット52に
てそれぞれ環状に張架され、この搬送チェーン54の上
部はチェーン案内板55により半円状をなしている。両
搬送チェーン54は一対の伝達チェーン56,57を介
してキャビネット51の底部に設置されたモータ58に
連結され、このモータ58により相互に同期して矢印方
向に走行するようになっている。前記チェーン案内板5
5の下側には前下りのガイド溝59が形成され、このガ
イド溝59の前後両端は、チェーン案内板55の上側に
搬送チェーン54に沿って半円状に形成された半円弧状
ガイド溝60と連続している。
【0004】前記ガイド溝59の下側には一対のローラ
61にてラバーベルト62が張架され、このラバーベル
ト62は前記搬送チェーン54の走行に伴い、駆動ベル
ト63を介して矢印方向に走行するようになっている。
また、前記半円弧状ガイド溝60の上側にはバネ64で
下方に付勢された加圧片65が設けられている。
【0005】一方、前記キャビネット51内には多数の
シート状の表示体66が直立姿勢で配設され、図示はし
ないが、各表示体66には上下逆の2枚のポスターが挟
み込まれて、表面と裏面のいずれからでも一方のポスタ
ーを視認できるようになっている。表示体66の上下両
端には支持棒67,68が設けられ、上側の支持棒67
の左右両端は前記ガイド溝59内に掛止され、その結
果、各表示体66が整列配置された状態でガイド溝59
から吊下されている。そして、各表示体66は前記ラバ
ーベルト62の走行に伴って前方に搬送され、最前部に
位置する表示体66の表面側のポスターがキャビネット
51の掲示窓51aを介して前方に掲示されるようにな
っている。また、この最前部に位置する表示体66の上
側の支持棒67は、前記搬送チェーン54の走行に伴っ
て下方より引掛金具53にて補足されるようになってい
る。
【0006】次に、このように構成された従来の連続掲
示装置の動作を説明する。
【0007】前述したように、掲示窓51aには最前部
に位置する表示体66の表面側のポスターが掲示されて
いる。そして、モータ58にて搬送チェーン54が走行
を開始すると、そのチェーン54に沿って引掛金具53
が環状に移動し、ガイド溝59の最前部に位置する表示
体66の上側の支持棒67を下方より補足する。したが
って、補足された表示体66は、半円弧状ガイド溝60
に沿って円弧を描きながら後方に搬送される。更に、引
掛金具53に補足された上側の支持棒67は、ガイド溝
59の後方開口部を通過して下方に移動し、その後方開
口部に下側の支持棒68が到達すると、支持棒68は前
記加圧片65に押圧されてガイド溝59内に案内され
る。故に、表示体66の上下が逆転して表裏が反転され
たことになり、その後、表示体66はラバーベルト62
にて前方に移送されて他の表示体66の最後部に位置す
る。
【0008】このように、ガイド溝59内に吊下された
各表示体66は、最前部において表面側のポスターを掲
示した後に、引掛金具53にて順次表裏を反転されて最
後部に搬送される。そして、その後に各表示体66の裏
面側のポスターが順次掲示され、以後、同様に表示体6
6の両面のポスターが交互に掲示される。
【0009】また、前述したように、各表示体66はガ
イド溝59内で順次最前部まで移送され、この最前部で
掲示される。つまり、ガイド溝59は、その最前部の表
示体66を掲示窓51aから掲示できるように位置調整
されている。
【0010】なお、この種の連続掲示装置としては、特
開昭62−124590号公報に記載のものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の連続掲示装置
は、上記のようにガイド溝59の位置が、掲示窓51a
の位置によって拘束されているため、キャビネット51
内でガイド溝59を設置可能な位置が自ずと限られてし
まい、その結果、ガイド溝59の前後長を長く設定でき
ずに、格納できる表示体の数が減少してしまうという不
具合があった。また、逆にガイド溝59を適切な位置に
設置した場合には、その最前部の表示体66を前方に向
けて掲示できるように、掲示窓51aの位置を変更しな
ければならず、キャビネット前面のデザインの自由度が
制限されてしまう可能性があった。
【0012】一方、特許公報をみると実開昭52−12
2089号公報がある。この公報の技術によれば、掲示
物保持具を取付け、ガイド溝に格納した複数の掲示物保
持具を所定の順序で連続的に掲示する技術が開示されて
いる。しかし、ガイド溝に格納した掲示物保持具は連続
して格納され、その先端の位置を掲示位置としているか
ら、現実には、使用状態で掲示物保持具のシートが静電
気を帯ると、後続の掲示物保持具の影響を受け正確な表
示位置が維持できなくなる問題点があった。結果的に、
安定した表示状態を維持できず、そのデザインの自由度
が制限されることになる。
【0013】また、特開昭61−193187号公報に
は、掲示物保持具の掲示待機位置と掲示位置とを異にす
る技術が開示されているが、掲示待機位置と掲示位置と
が同一方向に傾いているから装置が大型化になる問題点
がある。
【0014】そこで、本発明は掲示物保持具相互が静電
気による影響を受けることなく、かつ、デザイン上の自
由度を維持した上で、小形化でき、かつ、大きな収容量
を確保することができる連続掲示装置の提供を課題とす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる連続掲示
装置は、枚葉掲示物を取付けたシート基材の両端に保持
軸を配設してなる掲示物保持具と、前記保持軸を支持
し、前記掲示物保持具を吊下状態で掲示位置に保持する
掲示凹部からなる掲示手段と、前記掲示凹部からなる掲
示手段を含む経路を周動し、前記保持軸を捕捉する運搬
爪を備え、前記掲示物保持具を順次移送する循環路と、
前記掲示凹部からなる掲示手段の後方に設けられ、前記
保持軸を支持し、前記複数の掲示物保持具を吊下状態で
掲示待機位置に保持する案内溝からなり、前記複数の掲
示物保持具が所定の順序で連続的に掲示待機位置に保持
軸の自走によって整列すべく、前記枚葉掲示物の掲示位
置側を低く、その後方の供給位置側を高く形成してなる
保持手段と、前記掲示物保持具が掲示位置から前記循環
路の周動に伴って移送されるとき、前記掲示物保持具の
先に通過する一方の保持軸の通過を許容し、後に通過す
る他方の保持軸を前記保持手段の供給位置に導く選択手
段とを具備し、前記保持手段における掲示位置側の掲示
待機位置と前記掲示手段における掲示凹部の位置とは、
前記保持手段における掲示位置側の掲示待機位置より、
前記掲示凹部の位置を高くし、かつ、前記保持手段の掲
示位置側の掲示待機位置から前記掲示凹部に前記掲示物
保持具が前記循環路の周動に伴って移動する送り爪の押
上によって移動自在としたものである。
【0016】
【作用】本発明においては、保持手段における掲示位置
側の掲示待機位置と掲示手段における掲示凹部の位置と
を異にし、掲示凹部をその掲示待機位置から離れた任意
の位置に設けることができるので、掲示中の掲示物保持
具が静電気による影響を受けることなく、また、保持手
段における掲示位置側の掲示待機位置と掲示手段におけ
る掲示凹部の位置とを異にし、掲示凹部を任意の位置に
設けることができるので、デザイン上の自由度が高く、
かつ、掲示位置に掲示待機位置が拘束されないので、掲
示待機位置を適切な位置に設置可能となる。また、保持
手段における掲示待機位置を掲示物保持具が自走により
移動自在に傾け、その掲示位置側端部より掲示凹部の位
置を高くしているので、掲示待機位置と掲示位置とが一
方的に連続した流れとなっていないから、掲示物保持具
の収容容量に対して小形化できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の連続掲示装置を
示す分解斜視図である。
【0019】図に示すように、四角環状をなす本体枠1
の左右両側部2の各内側面(一方の内側面のみ図示)の
上部には3個の掛止ローラ5a〜5cがほぼ直角三角形
状をなすように配設されている。そして、中央の掛止ロ
ーラ5bの斜め下方には上方スプロケット6が設けら
れ、この上方スプロケット6近傍には3個の張設ローラ
7が配置されている。これら張設ローラ7のうち上下に
離間する2個の間には、同張設ローラ7より側部2側に
位置する一対の移動ローラ8,9が設けられている。
【0020】また、前記側部2の内側面下部には下方ス
プロケット10及び3個の張設ローラ11が設けられ、
上下両スプロケット6,10間に掛け渡した循環路とし
ての無端状のチェーン12が張設ローラ7,11にて緊
張状態に保持されている。なお、図面中、13は枠体1
の下部に配置したモータであり、同モータ13の回転軸
14が下方スプロケット10の回転軸15に対してベル
ト16を介して連結されている。そして、モータ13の
回転が下方スプロケット10に伝達され、同下方スプロ
ケット10の回転に伴って、チェーン12が上下両スプ
ロケット6,10を通過して周動するようになってい
る。また、下方スプロケット10の回転軸15は対向す
る側部2の下方スプロケット10に連結され、両側部2
においてチェーン12が同一タイミングで周動する。
【0021】図6は本発明の一実施例の連続掲示装置の
循環路を示す拡大側断面図である。図に示すように、前
記チェーン12には送り爪18と、これに所定間隔をお
いて後続する運搬爪19とが半周に1個ずつ取付けられ
ている。前記送り爪18は、チェーン12の周動に伴っ
て上昇するとき、上方に位置する水平部20とこれから
テーパ状に下方へと延びる斜状部21を含む三角形状を
なしている。また、前記運搬爪19は、U字状に切り欠
かれたフック部22が運搬爪19の上昇姿勢において、
上方に開口するようになっている。
【0022】図7は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける変位促進片と移動ローラを示す斜視図である。
【0023】図に示すように、この運搬爪19の側面に
は2個のチェーン片状をなす変位促進片43が取付けら
れ、チェーン12の周動時に、これら促進片43が移動
ローラ9の外周面に係合して押圧されることにより、図
6に二点鎖線で示すように、運搬爪19が若干前方に変
位して移動するようになっている。
【0024】図3乃至図5は本発明の一実施例の連続掲
示装置の循環路を組立順に示す側断面図である。
【0025】図に示すように、前記側部2の上部には、
上方スプロケット6、張設ローラ7、移動ローラ8,9
を覆うカバー体23が取付けられ、保持手段としての案
内溝24にて上方カバー23a及び下方カバー23bに
二分されている。同案内溝24は後方〔図4左方〕より
徐々に下降し、最下降部を経て若干上昇した位置で終了
している。また、前記上方カバー23aの前端部におい
て、案内溝24の終了端近傍には掲示手段としての掲示
凹部25が形成されている。
【0026】ここで、案内溝24内の前下りの箇所を掲
示待機位置とし、前記掲示凹部25を掲示位置とする。
後述するように、この掲示待機位置には掲示物としての
複数個の掲示物保持具34が整列吊下され、その掲示物
保持具34は掲示位置である掲示凹部25に順次移送さ
れて、枠体1の前面のガラスドアGを介して前方に掲示
されるようになっている。つまり、本実施例の掲示装置
では、掲示物保持具34を格納する掲示待機位置と、掲
示物保持具34を掲示する掲示位置とを異にしている。
そして、この掲示待機位置を構成する案内溝24は、掲
示物保持具34を最大限に収容できるように、枠体1内
での設置位置が配慮され、また、掲示位置である掲示凹
部25は、吊下した掲示物保持具34がガラスドアGに
対応するように、設置位置が配慮されている。即ち、図
4から図7に示すように、掲示物保持具34の掲示待機
位置を構成する案内溝24と前記循環路の掲示位置であ
る掲示凹部25とを、掲示待機位置の掲示位置側端部よ
り掲示位置を高くしている。なお、この掲示物保持具3
4については後に詳述する。
【0027】また、図1に示すように、前記カバー体2
3の上方カバー23aからは、上方スプロケット6及び
上方張設ローラ7の各回転軸が突出し、これらの突出部
分に保持ローラ26,27がそれぞれ取付けられてい
る。更に、3個の掛止ローラ5a〜5cには、これらを
外方から巻くように環状ゴムよりなる選択手段としての
付勢部材33が架設され、同付勢部材33が上方スプロ
ケット6側の保持ローラ26を押圧している。
【0028】前記側部2の内側面下部には下方スプロケ
ット10及び2個の張設ローラ11を覆うようにL字状
をなすカバー体28が取付けられ、その前端には誘導溝
29を有する取付け金具30が配設されている。また、
側部2の内側面前端部には上下に延びる長尺板状の案内
部材31が固設され、そのガイド溝32の下端が前記取
付け金具30の誘導溝29と連通するとともに、その上
端がカバー体23の下方カバー23bの下端近傍に達し
ている。
【0029】図2は本発明の一実施例の連続掲示装置の
掲示物保持具を示す断面図である。さて、前述した掲示
物保持具34について述べると、図に示すように、上下
一対の保持軸35をシート基材としての表裏一対の透明
シート36にて連結し、これらのシート36にて上下を
逆に配置した枚葉掲示物としての2枚のポスター37を
重ね合わせた状態で挟持したものである。また、掲示物
保持具34の各保持軸35の左右両端には大径状の離脱
防止部38が設けられ、その内方には一対のローラ3
9,40がそれぞれ離間配置されている。そして、両ロ
ーラ39,40間には送り爪18及び運搬爪19が係合
する係合部41が、また離脱防止部38と外方のローラ
39との間には上下両カバー体23,28の端縁、案内
溝24等に摺接する回転手段としての摺接部42が形成
されている。
【0030】次に、このように構成した本実施例の連続
掲示装置の動作を説明する。
【0031】図8は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具が掲示待機位置にあるときを示す側
断面図、図9は本発明の一実施例の連続掲示装置におけ
る掲示物保持具を掲示位置に移送する送り爪を示す側面
図、図10は本発明の一実施例の連続掲示装置における
掲示物保持具が掲示位置にあるときを示す側断面図であ
る。
【0032】図8に示すように、前記掲示物保持具34
はカバー体23の案内溝24内において掲示待機位置に
整列保持されている。そして、図9に示すように、先頭
に配置された掲示物保持具34は上方に位置する一方の
保持軸35の係合部41が、チェーン12の周動に伴っ
て移動する送り爪18の水平部20にて押上げられる。
すると、図10に示すように、掲示凹部25へと搬送さ
れて掲示位置に達する。この掲示位置において、掲示物
保持具34の表面側のポスター37は、全体がガラスド
アGを通して外部正面から視認し得るようになってい
る。また、このとき、後続の各掲示物保持具34は、自
重によって一方の保持軸35の摺接部42を案内溝24
の端面上で転動させながら前方に移動して、先頭の掲示
物保持具34の空きスペースを埋める。
【0033】図11は本発明の一実施例の連続掲示装置
における掲示物保持具を掲示待機位置に移送し始めた運
搬爪を示す側面図、図12は本発明の一実施例の連続掲
示装置における掲示物保持具が掲示待機位置に移送され
始めたときを示す側断面図、図13は本発明の一実施例
の連続掲示装置における掲示物保持具の反転途中を示す
側断面図である。
【0034】前記掲示凹部25内にある掲示物保持具3
4は一方の保持軸35の係合部41が、図11に示すよ
うに、送り爪18に後続する運搬爪19の変位運動時に
フック部22にて捕捉され、掲示凹部25から離脱す
る。そして、図12に示すように、掲示物保持具34が
運搬爪19の移動に伴って上昇を開始する。このとき、
他方の保持軸35の摺接部42は取付け金具30の誘導
溝29を経て案内部材31のガイド溝32内を上昇す
る。すると、図13に示すように、運搬爪19にて捕捉
された一方の保持軸35の係合部41は保持ローラ26
の外周を通過する。そして、掲示物保持具34の裏面側
の透明シート36が付勢部材33の作用にて保持ローラ
26周面上を、また摺接部42がカバー体23の後縁上
を摺動しながら下降する。このとき、他方の保持軸35
の摺接部42は案内部材31のガイド溝32の上端部に
達し、更に案内溝24内に待機していた別の掲示物保持
具34が掲示凹部25に移動される。
【0035】図14は本発明の一実施例の連続掲示装置
における掲示物保持具を反転させている運搬爪を示す側
面図、図15は本発明の一実施例の連続掲示装置におけ
る掲示物保持具を反転し終えたときを示す側断面図、図
16は本発明の一実施例の連続掲示装置における反転完
了時の掲示物保持具の落下を防止する送り爪を示す側面
図である。
【0036】図14に示すように、前記運搬爪19にて
牽引される一方の保持軸35の係合部41は下降を続
け、更に、図15に示すように、他方の保持軸35の摺
接部42は案内部材31のガイド溝32内から上方に離
脱し、掲示物保持具34の上下が逆転される。換言すれ
ば、このとき掲示物保持具34の表裏反転が完了する。
なお、掲示物保持具34に対し下方への強い力が作用し
ても、図16に示すように、他方の保持軸35には付勢
部材33の押圧力に加えて、係合部41が半周遅れて移
動する送り爪18の斜状部21にて後方から支持されて
いるため、掲示物保持具34が落下する等の不測の事故
が防止される。そして、一方の保持軸35は運搬爪19
にて牽引され、掲示物保持具34は表面を後方に向けた
状態で保持ローラ26の外周を通過して下方へと移動す
る。
【0037】図17は本発明の一実施例の連続掲示装置
における掲示物保持具を掲示待機位置に移送し終えたと
きを示す側断面図、図18は本発明の一実施例の連続掲
示装置における掲示物保持具を掲示待機位置に案内する
送り爪を示す側面図である。
【0038】図18に示すように、他方の保持軸35は
下降時において下方より送り爪18の斜状部21にて支
持されて、前方への移動が許容された状態にあり、か
つ、この他方の保持軸35は前記付勢部材33にて前方
に付勢されている。したがって、図17に示すように、
他方の保持軸35が上方のカバー体23の案内溝24の
後方開口部近傍に達すると、この保持軸35の係合部4
1は、付勢部材33の付勢力によって送り爪18の斜状
部21上を案内溝24内に摺動する。そして、他方の保
持軸35の摺接部42が案内溝24の端面上を前方へと
転動し、掲示物保持具34は裏面を前方に向けた状態で
掲示待機位置に後方から復帰する。このとき、掲示位置
にある掲示物保持具34は非掲示位置に移動を開始し、
前述と同一の動作が繰り返される。
【0039】そして、前述したようにして掲示待機位置
に復帰した掲示物保持具34は、掲示装置の作動に伴っ
て再び掲示位置に搬送され、この掲示位置において、裏
面側のポスター37がガラスドアGを通して外部から視
認される。このように各掲示物保持具34は、掲示位置
から掲示待機位置に復帰する際に表裏を反転されること
から、その表面側と裏面側のポスター37が交互に掲示
され、掲示物保持具34の両面がポスター掲示に利用さ
れる。
【0040】このように、上記実施例の連続掲示装置
は、表裏一対の透明シート36間に上下を逆にしたポス
ター37を挟持し、その透明シート36の上下に、摺接
部42を備えた保持軸35を連結した掲示物保持具34
と、その保持軸35を支持し、掲示物保持具34を吊下
状態で掲示位置に保持する掲示凹部25と、その掲示凹
部25を含む経路をモータ13にて駆動されて環状に循
環し、前記保持軸35を捕捉する運搬爪19を備え、掲
示物保持具34を順次移送する一対のチェーン12と、
掲示凹部25の後方に設けられ、前記保持軸35を支持
し、複数の掲示物保持具34を吊下状態で掲示待機位置
に保持する案内溝24であって、複数の掲示物保持具3
4が所定の順序で連続的に掲示待機位置に保持軸35の
自走によって整列すべく、前記ポスター37の掲示位置
側を低く、その後方の供給位置側を高く形成してなる案
内溝24と、掲示物保持具34が掲示位置から前記チェ
ーン12の周動に伴って移送されるとき、前記掲示物保
持具34の先に通過する一方の保持軸35の通過を許容
し、後に通過する他方の保持軸35を前記案内溝24供
給位置に導く付勢部材33とを具備し、ここで、前記案
内溝24の掲示位置側の掲示待機位置と前記掲示凹部2
5の位置とは、その案内溝24の掲示位置側の掲示待機
位置より、掲示凹部25の位置を高くし、かつ、その掲
示待機位置から掲示凹部25に掲示物保持具34が前記
チェーン12の周動に伴って移動する送り爪18の押上
によって移動自在としている。
【0041】したがって、枠体1に設けられたガラスド
アGの位置に応じて掲示凹部25を設置し、かつ、その
掲示凹部25の位置に拘束されることなく、掲示物保持
具34の収容量が最大となる位置に、案内溝24を設置
することができる。故に、枠体1前面の任意の位置にガ
ラスドアGを設けて、掲示装置のデザイン上の自由度を
高め、その美観を向上させることができるとともに、案
内溝24を適切な位置に設置して、掲示物保持具34の
収容量を大幅に増大させることができる。
【0042】ところで、上記実施例の枚葉掲示物は、一
対の透明シート36に挟持されたポスター37として構
成されているが、本発明を実施する場合には、これに限
定されるものではなく、透明シート36に取付可能なシ
ート状の掲示物保持具であればよい。
【0043】また、上記実施例の掲示物保持具は、透明
シート36の両端に保持軸35を配設した掲示物保持具
34として構成されているが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、ポスター37を保
持して掲示可能なものであればよい。
【0044】更に、上記実施例の循環路は、送り爪18
及び運搬爪19を備え、所定の経路を摺動する無端状チ
ェーン12として構成されているが、本発明を実施する
場合には、これに限定されるものではなく、掲示物保持
具34を順次連続的に移送できるものであればよい。
【0045】一方、上記実施例の保持手段は、斜状に設
けられた案内溝24として構成されているが、本発明を
実施する場合には、これに限定されるものではなく、掲
示物保持具34を所定の順序で整列配置できるものであ
ればよい。
【0046】また、上記実施例の選択手段は、掛止ロー
ラ5a〜5cに架設された環状ゴムよりなる付勢部材3
3として構成されているが、本発明を実施する場合に
は、これに限定されるものではなく、掲示物保持具34
の先の保持軸35の通過を許容し、後の保持軸35を案
内溝24内に導くものであればよい。
【0047】更に、上記実施例の掲示待機位置は案内溝
24内に設けられ、掲示位置はその案内溝24の近傍の
掲示凹部25にそれぞれ設けられたが、本発明を実施す
る場合には、この掲示待機位置より掲示位置が高い位置
になればよい。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の連続掲示装置
は、枚葉掲示物を取付けたシート基材の両端に保持軸を
配設してなる掲示物保持具と、前記保持軸を支持し、前
記掲示物保持具を吊下状態で掲示位置に保持する掲示凹
部からなる掲示手段と、前記掲示凹部からなる掲示手段
を含む経路を周動し、前記保持軸を捕捉する運搬爪を備
え、前記掲示物保持具を順次移送する循環路と、前記掲
示凹部からなる掲示手段の後方に設けられ、前記保持軸
を支持し、前記複数の掲示物保持具を吊下状態で掲示待
機位置に保持する案内溝からなり、前記複数の掲示物保
持具が所定の順序で連続的に掲示待機位置に保持軸の自
走によって整列すべく、前記枚葉掲示物の掲示位置側を
低く、その後方の供給位置側を高く形成してなる保持手
段と、前記掲示物保持具が掲示位置から前記循環路の周
動に伴って移送されるとき、前記掲示物保持具の先に通
過する一方の保持軸の通過を許容し、後に通過する他方
の保持軸を前記保持手段の供給位置に導く選択手段とを
具備し、前記保持手段における掲示位置側の掲示待機位
置と前記掲示手段における掲示凹部の位置とは、前記保
持手段における掲示位置側の掲示待機位置より、前記掲
示凹部の位置を高くし、かつ、前記保持手段の掲示位置
側の掲示待機位置から前記掲示凹部に前記掲示物保持具
が前記循環路の周動に伴って移動する送り爪の押上によ
って移動自在としたものである。したがって、掲示物保
持具の掲示待機位置と掲示位置との関係において、保持
手段における掲示待機位置を掲示物保持具が保持軸の自
走自在になるように傾け、掲示位置側端部より掲示凹部
からなる掲示手段の位置を高くしたことによって、保持
手段で自走による整列配置を確実化し、また、掲示装置
全体の表示面積の率、具体的には、ハウジングを構成す
る枠体の正面の面積に対してガラスドアから表示できる
表示面積の率を大きくし、そのデットスペースを少なく
することができ、また、掲示凹部からなる掲示手段の位
置に掲示待機位置が傾けられ、小形化でき、かつ、掲示
物保持具の収容量を増大させ、デザイン上の自由度を維
持することができる。そして、掲示物保持具が静電気に
よる影響を受けることなく掲示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の連続掲示装置を示す
分解斜視図である。
【図2】図2は本発明の一実施例の連続掲示装置の掲示
物保持具を示す断面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例の連続掲示装置の循環
路を組立順に示す側断面図である。
【図4】図4は本発明の一実施例の連続掲示装置の循環
路を組立順に示す側断面図である。
【図5】図5は本発明の一実施例の連続掲示装置の循環
路を組立順に示す側断面図である。
【図6】図6は本発明の一実施例の連続掲示装置の循環
路を示す拡大側断面図である。
【図7】図7は本発明の一実施例の連続掲示装置におけ
る変位促進片と移動ローラを示す斜視図である。
【図8】図8は本発明の一実施例の連続掲示装置におけ
る掲示物保持具が掲示待機位置にあるときを示す側断面
図である。
【図9】図9は本発明の一実施例の連続掲示装置におけ
る掲示物保持具を掲示位置に移送する送り爪を示す側面
図である。
【図10】図10は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具が掲示位置にあるときを示す側断面
図である。
【図11】図11は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具を掲示待機位置に移送し始めた運搬
爪を示す側面図である。
【図12】図12は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具が掲示待機位置に移送され始めたと
きを示す側断面図である。
【図13】図13は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具の反転途中を示す側断面図である。
【図14】図14は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具を反転させている運搬爪を示す側面
図である。
【図15】図15は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具を反転し終えたときを示す側断面図
である。
【図16】図16は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける反転完了時の掲示物保持具の落下を防止する送り
爪を示す側面図である。
【図17】図17は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具を掲示待機位置に移送し終えたとき
を示す側断面図である。
【図18】図18は本発明の一実施例の連続掲示装置に
おける掲示物保持具を掲示待機位置に案内する送り爪を
示す側面図である。
【図19】図19は従来の連続掲示装置を示す側断面図
である。
【符号の説明】
12 チェーン 18 送り爪 19 運搬爪 24 案内溝(保持手段) 25 掲示凹部(掲示手段) 33 付勢部材(選択手段) 34 掲示物保持具 35 保持軸 36 透明シート(シート基材) 37 ポスター(枚葉掲示物)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉掲示物を取付けたシート基材の両端
    に保持軸を配設してなる掲示物保持具と、 前記保持軸を支持し、前記掲示物保持具を吊下状態で掲
    示位置に保持する掲示凹部からなる掲示手段と、 前記掲示凹部からなる掲示手段を含む経路を周動し、前
    記保持軸を捕捉する運搬爪を備え、前記掲示物保持具を
    順次移送する循環路と、 前記掲示凹部からなる掲示手段の後方に設けられ、前記
    保持軸を支持し、前記複数の掲示物保持具を吊下状態で
    掲示待機位置に保持する案内溝からなり、前記複数の掲
    示物保持具が所定の順序で連続的に掲示待機位置に保持
    軸の自走によって整列すべく、前記枚葉掲示物の掲示位
    置側を低く、その後方の供給位置側を高く形成してなる
    保持手段と、 前記掲示物保持具が掲示位置から前記循環路の周動に伴
    って移送されるとき、前記掲示物保持具の先に通過する
    一方の保持軸の通過を許容し、後に通過する他方の保持
    軸を前記保持手段の供給位置に導く選択手段とを具備
    し、 前記保持手段における掲示位置側の掲示待機位置と前記
    掲示手段における掲示凹部の位置とは、前記保持手段に
    おける掲示位置側の掲示待機位置より、前記掲示凹部の
    位置を高くし、かつ、前記保持手段の掲示位置側の掲示
    待機位置から前記掲示凹部に前記掲示物保持具が前記循
    環路の周動に伴って移動する送り爪の押上によって移動
    自在としたことを特徴とする連続掲示装置。
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JPS52122089U (ja) * 1976-03-10 1977-09-16
JPS61193187A (ja) * 1985-02-22 1986-08-27 株式会社 東京タツノ 表示装置

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