JP2581969Y2 - 成形用ダイス - Google Patents
成形用ダイスInfo
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- JP2581969Y2 JP2581969Y2 JP1408693U JP1408693U JP2581969Y2 JP 2581969 Y2 JP2581969 Y2 JP 2581969Y2 JP 1408693 U JP1408693 U JP 1408693U JP 1408693 U JP1408693 U JP 1408693U JP 2581969 Y2 JP2581969 Y2 JP 2581969Y2
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- JP
- Japan
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- die
- molding
- die holder
- aluminum alloy
- holder
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、焼結部品を成形する
粉末成形用金型における成形用ダイスに関する。
粉末成形用金型における成形用ダイスに関する。
【0002】
【従来の技術】焼結部品を成形する粉末成形用金型の基
本構成としては、成形体の外側形状を形成するための内
孔を有する、超硬合金,工具鋼,セラミックス等の硬質
材料からなるダイを、ニッケルクロムモリブデン鋼(S
NCM)等の鋼材からなるダイホルダの内孔に焼き嵌め
した成形用ダイスと、上下のパンチおよびコアロッドで
ある。
本構成としては、成形体の外側形状を形成するための内
孔を有する、超硬合金,工具鋼,セラミックス等の硬質
材料からなるダイを、ニッケルクロムモリブデン鋼(S
NCM)等の鋼材からなるダイホルダの内孔に焼き嵌め
した成形用ダイスと、上下のパンチおよびコアロッドで
ある。
【0003】上記成形用ダイスは、成形プレスに直接固
定する形式や、ウイズドロアル方式のように、下側ラム
に支持されたロッドに固定され上下動するものがある。
定する形式や、ウイズドロアル方式のように、下側ラム
に支持されたロッドに固定され上下動するものがある。
【0004】前者の場合の取付けは、成形用ダイスを成
形プレスのハウジングに嵌合させ、押え板を用いてボル
ト締め固定され、また、後者の場合は、成形用ダイスを
固定するダイプレートのほか、ベースプレート,ヨーク
プレート,ロッド等は成形プレスにセットしておいて、
ダイプレートに成形用ダイスを取付ける方法が一般に用
いられている。
形プレスのハウジングに嵌合させ、押え板を用いてボル
ト締め固定され、また、後者の場合は、成形用ダイスを
固定するダイプレートのほか、ベースプレート,ヨーク
プレート,ロッド等は成形プレスにセットしておいて、
ダイプレートに成形用ダイスを取付ける方法が一般に用
いられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
成形用ダイスは、容積の大部分を締めるダイホルダが鋼
材で構成されているため、特に、大型の焼結部品を成形
するものにあっては、重くて、取扱いが難しく、組付け
および解体する際に、他の型部材を損傷したり、安全性
の面でも問題があった。
成形用ダイスは、容積の大部分を締めるダイホルダが鋼
材で構成されているため、特に、大型の焼結部品を成形
するものにあっては、重くて、取扱いが難しく、組付け
および解体する際に、他の型部材を損傷したり、安全性
の面でも問題があった。
【0006】この考案は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、軽量で取扱いが良好で、しかも型寿命を長
期化できる成形用ダイスを提供することを目的としてい
る。
れたもので、軽量で取扱いが良好で、しかも型寿命を長
期化できる成形用ダイスを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ダイホルダをヤング率5000Kgf /mm
2 以上のアルミ合金から構成するとともに、ダイの外径
とダイホルダの内径とが1/30〜1/100のテーパ
比で締まりばめ嵌合することを要旨とし、また、ダイホ
ルダの少なくとも上面をアルマイト処理したことを特徴
としている。
に、本考案は、ダイホルダをヤング率5000Kgf /mm
2 以上のアルミ合金から構成するとともに、ダイの外径
とダイホルダの内径とが1/30〜1/100のテーパ
比で締まりばめ嵌合することを要旨とし、また、ダイホ
ルダの少なくとも上面をアルマイト処理したことを特徴
としている。
【0008】アルミニウム合金としては、Al−Cu合
金,Al−Cu−Mg合金,Al−Zn−Mg−Cu合
金等が挙げられ、T6処理等の熱処理を施したものが用
いられる。
金,Al−Cu−Mg合金,Al−Zn−Mg−Cu合
金等が挙げられ、T6処理等の熱処理を施したものが用
いられる。
【0009】アルミニウム合金のヤング率は、5000
Kgf /mm2 より低いと、剛性が少なく、高い成形圧力で
はダイが破壊するおそれがある。ヤング率は高いほど良
いが、一般的なアルミニウム合金は高くても10000
Kgf /mm2 である。
Kgf /mm2 より低いと、剛性が少なく、高い成形圧力で
はダイが破壊するおそれがある。ヤング率は高いほど良
いが、一般的なアルミニウム合金は高くても10000
Kgf /mm2 である。
【0010】また、硬質材料からなるダイとアルミニウ
ム合金製のダイホルダとは、各嵌合面を所定量の約同じ
テーパ面として圧入,嵌合される。この嵌合は、締まり
ばめとし、その嵌合量は嵌合部直径の0.2〜0.95
%程度である。この圧入は嵌合面をテーパにしない場合
は、圧入荷重が高いとともに、嵌合面各部の締まり嵌め
量が不均一になりやすいので、雄雌ほぼ同じテーパ比の
面で嵌合される。
ム合金製のダイホルダとは、各嵌合面を所定量の約同じ
テーパ面として圧入,嵌合される。この嵌合は、締まり
ばめとし、その嵌合量は嵌合部直径の0.2〜0.95
%程度である。この圧入は嵌合面をテーパにしない場合
は、圧入荷重が高いとともに、嵌合面各部の締まり嵌め
量が不均一になりやすいので、雄雌ほぼ同じテーパ比の
面で嵌合される。
【0011】テーパ比は1/30〜1/100で、好ま
しくは1/60程度である。1/30より角度が大きい
と軸方向に抜けやすくなる一方、1/100より角度が
小さい場合は、テーパがない場合に近似した状態にな
り、圧入荷重が高く、圧入状態が不均一になりやすく好
ましくない。
しくは1/60程度である。1/30より角度が大きい
と軸方向に抜けやすくなる一方、1/100より角度が
小さい場合は、テーパがない場合に近似した状態にな
り、圧入荷重が高く、圧入状態が不均一になりやすく好
ましくない。
【0012】前記のダイホルダに水冷等のための流通孔
または流通溝を設けることができる。
または流通溝を設けることができる。
【0013】また、前記のダイの内孔を成形体の抜き出
し側に拡大する1/5000〜1/1000のテーパを
設けたものも含まれる。
し側に拡大する1/5000〜1/1000のテーパを
設けたものも含まれる。
【0014】このとき、テーパ角が小さいと効果が少な
く、テーパ角が大きいと圧粉体のテーパも大きいため、
歯車のようなものは歯筋精度が悪くなり、焼結体のサイ
ジングで矯正が困難なものとなる。
く、テーパ角が大きいと圧粉体のテーパも大きいため、
歯車のようなものは歯筋精度が悪くなり、焼結体のサイ
ジングで矯正が困難なものとなる。
【0015】
【作用】以上の構成から明らかなように、ダイホルダを
アルミニウム合金にすることにより、ダイスは軽量にな
り、取扱いが良好になる。また、熱伝導性が良好である
から、成形による摩擦熱を放熱しやすく、温度が高い場
合に生じやすい型かじりが減少し、型寿命を改善する。
アルミニウム合金にすることにより、ダイスは軽量にな
り、取扱いが良好になる。また、熱伝導性が良好である
から、成形による摩擦熱を放熱しやすく、温度が高い場
合に生じやすい型かじりが減少し、型寿命を改善する。
【0016】更に、ダイスの上面は、フィーダーが摺動
するので、アルミニウム合金のダイホルダ上面は耐摩耗
性が必要になる。アルマイト処理による酸化被膜は、耐
摩耗性を向上させる。
するので、アルミニウム合金のダイホルダ上面は耐摩耗
性が必要になる。アルマイト処理による酸化被膜は、耐
摩耗性を向上させる。
【0017】成形体の外側形状を形成するダイの内孔を
成形体の抜き出し側に拡大する適度のテーパを設ける
と、粉末成形の場合、圧粉中にテーパ比の量だけ圧粉体
の横断面積が減少するので、パンチの加圧方向の圧縮に
加え、それと直角方向からも圧縮されることになり、密
度の高い成形体が得られ、また成形体を抜き出す際に
は、圧粉体の移動に伴い、圧粉体が順次解放されるた
め、離型抵抗が小さくなる。
成形体の抜き出し側に拡大する適度のテーパを設ける
と、粉末成形の場合、圧粉中にテーパ比の量だけ圧粉体
の横断面積が減少するので、パンチの加圧方向の圧縮に
加え、それと直角方向からも圧縮されることになり、密
度の高い成形体が得られ、また成形体を抜き出す際に
は、圧粉体の移動に伴い、圧粉体が順次解放されるた
め、離型抵抗が小さくなる。
【0018】
【実施例】以下、本考案による成形用ダイスを図1を基
に説明する。図1は、ウイズドロアル式金型のダイプレ
ート部の要部縦断面図である。
に説明する。図1は、ウイズドロアル式金型のダイプレ
ート部の要部縦断面図である。
【0019】図面において、超硬合金製のダイ1は、ア
ルミニウム合金製のダイホルダ2に圧入されて成形用ダ
イス3を構成し、この成形用ダイス3をダイプレート4
の内孔に装着し、ダイ押え5によりボルト締めした構造
になっており、この成形用ダイス3と図示しない上下の
パンチおよびコアロッドとで粉末成形用金型を構成す
る。
ルミニウム合金製のダイホルダ2に圧入されて成形用ダ
イス3を構成し、この成形用ダイス3をダイプレート4
の内孔に装着し、ダイ押え5によりボルト締めした構造
になっており、この成形用ダイス3と図示しない上下の
パンチおよびコアロッドとで粉末成形用金型を構成す
る。
【0020】上記ダイホルダ2は、ヤング率8000Kg
f /mm2 のジュラルミン系アルミ合金で、外径寸法76
mm,長さ寸法155mm,内孔寸法は一方がダイの外径3
0mmより0.9%小さい29.73mmで、テーパ比は1
/60である。
f /mm2 のジュラルミン系アルミ合金で、外径寸法76
mm,長さ寸法155mm,内孔寸法は一方がダイの外径3
0mmより0.9%小さい29.73mmで、テーパ比は1
/60である。
【0021】この成形用ダイス3の重量は、ダイホルダ
2に工具鋼を用いたものに比べて46%軽量であった。
2に工具鋼を用いたものに比べて46%軽量であった。
【0022】前記アルミ合金製のダイホルダ2を使用し
たダイス3と、従来の工具鋼をダイホルダとしたダイス
を用意し、圧粉体寸法が内径5mm,外径11mm,長さ5
0mmの円筒形状圧粉体を連続成形した。アルミ合金製ダ
イホルダ2はアルマイト処理が施されている。
たダイス3と、従来の工具鋼をダイホルダとしたダイス
を用意し、圧粉体寸法が内径5mm,外径11mm,長さ5
0mmの円筒形状圧粉体を連続成形した。アルミ合金製ダ
イホルダ2はアルマイト処理が施されている。
【0023】連続2000個を成形した後の成形用ダイ
ス3の温度は、本考案の場合35℃であり、従来の工具
鋼をダイホルダとした場合39℃であり、成形体の温度
は、本考案の場合45℃、従来の場合50℃であり、本
考案のダイス3の方が低い温度を示した。また、10万
個を成形しても何等問題はなかった。
ス3の温度は、本考案の場合35℃であり、従来の工具
鋼をダイホルダとした場合39℃であり、成形体の温度
は、本考案の場合45℃、従来の場合50℃であり、本
考案のダイス3の方が低い温度を示した。また、10万
個を成形しても何等問題はなかった。
【0024】
【考案の効果】以上説明した通り、本考案による成形用
ダイスは、ダイホルダをアルミニウム合金製とし、ダイ
をダイホルダに対してテーパ面で締まりばめ結合したも
のであるから、軽量で取扱いが良好であり、放熱性が良
く型かじり等の不具合が生じにくいという特徴があり、
粉末成形における金型の段取り性および成形能率を向上
させるという効果を有する。
ダイスは、ダイホルダをアルミニウム合金製とし、ダイ
をダイホルダに対してテーパ面で締まりばめ結合したも
のであるから、軽量で取扱いが良好であり、放熱性が良
く型かじり等の不具合が生じにくいという特徴があり、
粉末成形における金型の段取り性および成形能率を向上
させるという効果を有する。
【図1】本考案による成形用ダイスの構成を示す要部断
面図である。
面図である。
1 ダイ 2 ダイホルダ 3 成形用ダイス 4 ダイプレート 5 ダイ押え
Claims (2)
- 【請求項1】 成形体の外側形状を形成するための内孔
を有し硬質材料からなるダイをダイホルダの内孔に嵌合
させた成形用ダイスにおいて、 前記ダイホルダはヤング率5000Kgf /mm2 以上のア
ルミ合金から構成されるとともに、ダイの外径とダイホ
ルダの内径とがテーパ比1/30〜1/100で締まり
ばめ嵌合していることを特徴とする成形用ダイス。 - 【請求項2】 アルミ合金からなるダイホルダの少なく
とも上面がアルマイト処理されていることを特徴とする
請求項1記載の成形用ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1408693U JP2581969Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 成形用ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1408693U JP2581969Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 成形用ダイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673133U JPH0673133U (ja) | 1994-10-11 |
| JP2581969Y2 true JP2581969Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=11851303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1408693U Expired - Lifetime JP2581969Y2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | 成形用ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581969Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4533869B2 (ja) * | 2006-07-31 | 2010-09-01 | 本田技研工業株式会社 | 2段ギア圧粉成型用金型 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP1408693U patent/JP2581969Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0673133U (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980706 |
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