JP2583841B2 - 内燃機関の点火電圧検出装置 - Google Patents
内燃機関の点火電圧検出装置Info
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- JP2583841B2 JP2583841B2 JP3339726A JP33972691A JP2583841B2 JP 2583841 B2 JP2583841 B2 JP 2583841B2 JP 3339726 A JP3339726 A JP 3339726A JP 33972691 A JP33972691 A JP 33972691A JP 2583841 B2 JP2583841 B2 JP 2583841B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火花点火式の内燃機関の
点火電圧を検出する内燃機関の点火電圧検出装置に関す
る。
点火電圧を検出する内燃機関の点火電圧検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の点火系における2次側
の点火電圧を検出する装置は公知である。これは、特開
昭52−118135号公報に開示されているように、
点火プラグ等を接続している高圧コード(ハイテンショ
ンコード)の外側にセンサとして導電体よりなる帯を巻
き付けることにより、前記高圧コードの被覆絶縁物を誘
電体とする微小なコンデンサを形成すると共に、前記導
電体を一端が接地された測定コンデンサと直列に接続し
て構成されている。そして、静電分圧の原理に従って前
記測定コンデンサに所定の信号電圧が得られることで、
点火電圧が発生していることを確認できるものである。
の点火電圧を検出する装置は公知である。これは、特開
昭52−118135号公報に開示されているように、
点火プラグ等を接続している高圧コード(ハイテンショ
ンコード)の外側にセンサとして導電体よりなる帯を巻
き付けることにより、前記高圧コードの被覆絶縁物を誘
電体とする微小なコンデンサを形成すると共に、前記導
電体を一端が接地された測定コンデンサと直列に接続し
て構成されている。そして、静電分圧の原理に従って前
記測定コンデンサに所定の信号電圧が得られることで、
点火電圧が発生していることを確認できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、点火電
圧が発生していることを確認するだけでなく、点火電圧
の波形を正確に測定しようとした場合、上述した従来装
置にあっては、高圧コードに導電体よりなる帯を巻き付
けるだけの単純な構成のため、振動や温度(水分)等に
よって静電容量が変化し易く、これにより、測定電圧が
大きく変動して検出精度及び耐久性に問題があった。ま
た、数万ボルトの高電圧が近接しているため、万が一の
高電圧リークに対処するため大がかりな保護回路が必要
であり、その分構成が複雑になるという問題点があっ
た。
圧が発生していることを確認するだけでなく、点火電圧
の波形を正確に測定しようとした場合、上述した従来装
置にあっては、高圧コードに導電体よりなる帯を巻き付
けるだけの単純な構成のため、振動や温度(水分)等に
よって静電容量が変化し易く、これにより、測定電圧が
大きく変動して検出精度及び耐久性に問題があった。ま
た、数万ボルトの高電圧が近接しているため、万が一の
高電圧リークに対処するため大がかりな保護回路が必要
であり、その分構成が複雑になるという問題点があっ
た。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、検出精度及び耐久性に優
れ、且つ高電圧リークに対処するための保護回路を不要
にし、しかも軽量及びコンパクト化を図った内燃機関の
点火電圧検出装置を提供することである。
で、その目的とするところは、検出精度及び耐久性に優
れ、且つ高電圧リークに対処するための保護回路を不要
にし、しかも軽量及びコンパクト化を図った内燃機関の
点火電圧検出装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、内燃機関の点火系における2次側高圧コード
の外側にセンサを設けて、前記内燃機関の点火電圧を検
出する内燃機関の点火電圧検出装置において、前記セン
サは、前記高圧コードが水密に挿通される挿通孔を有す
る絶縁材から成るブロック体と、該ブロック体内に前記
挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存して配設
された導電体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と前記
導電体との間に位置して配設されたセラミックから成る
絶縁体とから成ることを特徴とするものである。
本発明は、内燃機関の点火系における2次側高圧コード
の外側にセンサを設けて、前記内燃機関の点火電圧を検
出する内燃機関の点火電圧検出装置において、前記セン
サは、前記高圧コードが水密に挿通される挿通孔を有す
る絶縁材から成るブロック体と、該ブロック体内に前記
挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存して配設
された導電体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と前記
導電体との間に位置して配設されたセラミックから成る
絶縁体とから成ることを特徴とするものである。
【0006】また、同じ目的を達成するため本発明は、
複数気筒を有する内燃機関の点火系における2次側高圧
コードの外側にセンサを設けて、前記内燃機関の点火電
圧を検出する内燃機関の点火電圧検出装置において、前
記センサは、前記高圧コードが水密に挿通される挿通孔
を前記気筒数と対応して複数個有する絶縁材から成るブ
ロック体と、該ブロック体内に前記複数個の挿通孔の周
縁部より径方向外側に所定間隔を存して配設された導電
体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と前記導電体との
間に位置して配設されたセラミックから成る絶縁体とか
ら成ることを特徴とするものである。
複数気筒を有する内燃機関の点火系における2次側高圧
コードの外側にセンサを設けて、前記内燃機関の点火電
圧を検出する内燃機関の点火電圧検出装置において、前
記センサは、前記高圧コードが水密に挿通される挿通孔
を前記気筒数と対応して複数個有する絶縁材から成るブ
ロック体と、該ブロック体内に前記複数個の挿通孔の周
縁部より径方向外側に所定間隔を存して配設された導電
体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と前記導電体との
間に位置して配設されたセラミックから成る絶縁体とか
ら成ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1及び2記載の内燃機関の点火電圧検出
装置は、絶縁材から成るブロック体の挿通孔に高圧コー
ドが水密に挿通され、この高圧コードと径方向外側に所
定間隔を存して導電体が配設されるため、耐久性及び絶
縁性に優れ、高い検出精度と安定した出力を確保するこ
とができる。また、挿通孔と導電体との間にセラミック
から成る絶縁体を設けたから、高圧コードからのコロナ
放電が防止できて、導電体を高圧コードに近接させるこ
とができるので、軽量且つ小型になると共に、導電体の
劣化も防止できる。
装置は、絶縁材から成るブロック体の挿通孔に高圧コー
ドが水密に挿通され、この高圧コードと径方向外側に所
定間隔を存して導電体が配設されるため、耐久性及び絶
縁性に優れ、高い検出精度と安定した出力を確保するこ
とができる。また、挿通孔と導電体との間にセラミック
から成る絶縁体を設けたから、高圧コードからのコロナ
放電が防止できて、導電体を高圧コードに近接させるこ
とができるので、軽量且つ小型になると共に、導電体の
劣化も防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0009】[第1実施例]図1は本発明の第1実施例
に係る内燃機関の点火電圧検出装置におけるセンサの縦
断面図、図2は同センサの一部切欠平面図であり、両図
中、1は点火電圧検出装置のセンサで、耐電圧の高いゴ
ム(EPDM)やシリコン等の絶縁材から成るブロック
体2を有している。このブロック体2は断面略長方形状
であって、図示しない内燃機関の気筒数に対応して複数
個(本実施例では4個)の挿通孔3が穿設されている。
これらの挿通孔3は、その中心がその軸線と直交する同
一直線(ブロック体2の中心線)L上に位置し、且つ互
いに前記軸線と直交方向に等間隔を存して配設されてい
る。
に係る内燃機関の点火電圧検出装置におけるセンサの縦
断面図、図2は同センサの一部切欠平面図であり、両図
中、1は点火電圧検出装置のセンサで、耐電圧の高いゴ
ム(EPDM)やシリコン等の絶縁材から成るブロック
体2を有している。このブロック体2は断面略長方形状
であって、図示しない内燃機関の気筒数に対応して複数
個(本実施例では4個)の挿通孔3が穿設されている。
これらの挿通孔3は、その中心がその軸線と直交する同
一直線(ブロック体2の中心線)L上に位置し、且つ互
いに前記軸線と直交方向に等間隔を存して配設されてい
る。
【0010】各挿通孔3には、前記内燃機関の点火系に
おける2次側高圧コード4がそれぞれ水密に挿通されて
いる。これらの高圧コード4は、芯線4aを内外2重の
被覆層4b,4cで被覆したものである。芯線4aは、
アラミド繊維等から成る中心線に対してニクロム線等か
ら成る導電材を絶縁材を介して巻装したものである。ま
た、内側被覆層4bは、柔軟性架橋ポリエチレン或は耐
電圧性の高いゴム(EPDM)等の絶縁材から成る。更
に、外側被覆層4cは、耐電圧性の高いゴム(EPD
M)等の絶縁材から成る。各挿通孔3の内径は高圧コー
ド4の外径よりも大径に設定されている。各挿通孔3の
両端内周面には防水用の環状リップ部5が一体的に突設
されている。これらの環状リップ部5の内周面が図3に
示す如く高圧コード4の外周面に密着しており、これら
の環状リップ部5により、挿通孔3と高圧コード4との
間への水の浸入が防止される。
おける2次側高圧コード4がそれぞれ水密に挿通されて
いる。これらの高圧コード4は、芯線4aを内外2重の
被覆層4b,4cで被覆したものである。芯線4aは、
アラミド繊維等から成る中心線に対してニクロム線等か
ら成る導電材を絶縁材を介して巻装したものである。ま
た、内側被覆層4bは、柔軟性架橋ポリエチレン或は耐
電圧性の高いゴム(EPDM)等の絶縁材から成る。更
に、外側被覆層4cは、耐電圧性の高いゴム(EPD
M)等の絶縁材から成る。各挿通孔3の内径は高圧コー
ド4の外径よりも大径に設定されている。各挿通孔3の
両端内周面には防水用の環状リップ部5が一体的に突設
されている。これらの環状リップ部5の内周面が図3に
示す如く高圧コード4の外周面に密着しており、これら
の環状リップ部5により、挿通孔3と高圧コード4との
間への水の浸入が防止される。
【0011】ブロック体2内には、各挿通孔3に対応し
て導電体6が配設されている。これらの導電体6は、挿
通孔3と同心円の環状(円筒状)をなしている。各導電
体6は挿通孔3の周縁部より径方向外側に所定間隔Hを
存して位置している。この間隔Hは、導電体6が高圧コ
ード4からのコロナ放電による影響を受けないような値
であって、例えば5mm〜10mm程度である。各導電体6
はその隣接部位において互いに一体に連結されている。
一端(図1及び図2において左端)の導電体6にはシー
ルド線から成る導電線7の一端が接続されている。この
導電線7は、導電材から成る芯線に絶縁体を介して導電
材から成るシールド材を巻き付け、その外側を絶縁体か
ら成る外装材で被覆したものである。この導電線7の他
端は、ブロック体2の長手方向一端面より外方へ延出さ
れている。この導電線7により、導電体6の信号電圧が
ブロック体2の外方へ取り出せるようになっている。挿
通孔3と導電体6との間の環状空間部にはセラミックか
ら成る絶縁体8が配設されている。
て導電体6が配設されている。これらの導電体6は、挿
通孔3と同心円の環状(円筒状)をなしている。各導電
体6は挿通孔3の周縁部より径方向外側に所定間隔Hを
存して位置している。この間隔Hは、導電体6が高圧コ
ード4からのコロナ放電による影響を受けないような値
であって、例えば5mm〜10mm程度である。各導電体6
はその隣接部位において互いに一体に連結されている。
一端(図1及び図2において左端)の導電体6にはシー
ルド線から成る導電線7の一端が接続されている。この
導電線7は、導電材から成る芯線に絶縁体を介して導電
材から成るシールド材を巻き付け、その外側を絶縁体か
ら成る外装材で被覆したものである。この導電線7の他
端は、ブロック体2の長手方向一端面より外方へ延出さ
れている。この導電線7により、導電体6の信号電圧が
ブロック体2の外方へ取り出せるようになっている。挿
通孔3と導電体6との間の環状空間部にはセラミックか
ら成る絶縁体8が配設されている。
【0012】なお、導電体6と絶縁体8は導電線7を導
電体6に予め接続した状態にして、ブロック体2の成形
型にセットして、このブロック体2を成形することによ
り、このブロック体2でモールドされるものである。
電体6に予め接続した状態にして、ブロック体2の成形
型にセットして、このブロック体2を成形することによ
り、このブロック体2でモールドされるものである。
【0013】以上の如く構成された点火電圧検出装置の
センサ1は、図4及び図5に示す如く内燃機関の点火系
に組み込まれる。即ち、センサ1のブロック体2の各挿
通孔3に挿通された高圧コード4の一端は点火プラグ9
に、他端はディストリビュータ10の出力側にそれぞれ
接続される。また、センサ1のブロック体2の外方へ延
出している導電線7は検出ユニット11の入力側に接続
されている。この検出ユニット11とセンサ1とにより
点火電圧検出装置を構成している。この検出ユニット1
1の出力側はECU12の入力側に接続されている。こ
のECU12の出力側は、イグナイタ13,イグニッシ
ョンコイル14及びダイオード15を介してディストリ
ビュータ10の入力側に接続されている。なお、図5
中、16は電源(バッテリー)で、その正極は抵抗17
を介してイグニッションコイル14に接続されている。
検出ユニット11は点火電圧が正常か否かを判定する判
定回路18を有している。この判定回路18は、演算増
幅器19,コンデンサ21及び抵抗22,23とを有し
ている。
センサ1は、図4及び図5に示す如く内燃機関の点火系
に組み込まれる。即ち、センサ1のブロック体2の各挿
通孔3に挿通された高圧コード4の一端は点火プラグ9
に、他端はディストリビュータ10の出力側にそれぞれ
接続される。また、センサ1のブロック体2の外方へ延
出している導電線7は検出ユニット11の入力側に接続
されている。この検出ユニット11とセンサ1とにより
点火電圧検出装置を構成している。この検出ユニット1
1の出力側はECU12の入力側に接続されている。こ
のECU12の出力側は、イグナイタ13,イグニッシ
ョンコイル14及びダイオード15を介してディストリ
ビュータ10の入力側に接続されている。なお、図5
中、16は電源(バッテリー)で、その正極は抵抗17
を介してイグニッションコイル14に接続されている。
検出ユニット11は点火電圧が正常か否かを判定する判
定回路18を有している。この判定回路18は、演算増
幅器19,コンデンサ21及び抵抗22,23とを有し
ている。
【0014】次に動作を説明する。
【0015】内燃機関の回転数に応じて調節設定される
点火時期に合わせて出力されるECU12からの点火信
号でイグナイタ13がイグニッションコイル14の1次
電流を遮断するため2次側に高圧が発生し、この高圧は
ディストリビュータ10及び高圧コード4を介して各気
筒の点火プラグ9に配電され、各気筒が点火される。
点火時期に合わせて出力されるECU12からの点火信
号でイグナイタ13がイグニッションコイル14の1次
電流を遮断するため2次側に高圧が発生し、この高圧は
ディストリビュータ10及び高圧コード4を介して各気
筒の点火プラグ9に配電され、各気筒が点火される。
【0016】前記高圧、即ち点火電圧はセンサ1により
検出され、その検出された電圧信号は検出ユニット11
に入力されて、その判定回路18において、予め設定さ
れた所定電圧値と比較され、点火電圧が正常か否かが判
定され、その判定信号が点火時期調節のための情報とし
てECU12に入力される。
検出され、その検出された電圧信号は検出ユニット11
に入力されて、その判定回路18において、予め設定さ
れた所定電圧値と比較され、点火電圧が正常か否かが判
定され、その判定信号が点火時期調節のための情報とし
てECU12に入力される。
【0017】以上の動作は従来と同様である。
【0018】本実施例においては、絶縁材から成るブロ
ック体2の挿通孔3の周縁部より径方向外側に所定間隔
を存して導電体6を配設し、且つ挿通孔3に高圧コード
4を挿通したから、高圧コード4に対して所定の距離を
正確に確保した状態で導電体6が配置される。このため
高圧コード4から発生するコロナ放電現象による導電体
6の悪影響を防止でき、該導電体6の耐久性が向上する
と共に、高い検出精度と安定した出力を得ることができ
る。
ック体2の挿通孔3の周縁部より径方向外側に所定間隔
を存して導電体6を配設し、且つ挿通孔3に高圧コード
4を挿通したから、高圧コード4に対して所定の距離を
正確に確保した状態で導電体6が配置される。このため
高圧コード4から発生するコロナ放電現象による導電体
6の悪影響を防止でき、該導電体6の耐久性が向上する
と共に、高い検出精度と安定した出力を得ることができ
る。
【0019】また、挿通孔3と導電体6との間にセラミ
ックよりなる絶縁体8を設けたから高圧コードからのコ
ロナ放電が確実に防止されると共に、導電体6を高圧コ
ード4により一層近接させることができるので、センサ
1全体の軽量化と小型化が図れると共に、導電体6の劣
化が防止され、その耐久性を向上し得る。
ックよりなる絶縁体8を設けたから高圧コードからのコ
ロナ放電が確実に防止されると共に、導電体6を高圧コ
ード4により一層近接させることができるので、センサ
1全体の軽量化と小型化が図れると共に、導電体6の劣
化が防止され、その耐久性を向上し得る。
【0020】また、高圧コード4をブロック体2の挿通
孔3に水密に挿通したから、振動や湿度(水分)等によ
って導電体6の静電容量が影響を受け難くなる。また、
挿通孔3の直径を高圧コード4の外径より大きく設定
し、挿通孔3の内周面に設けた防水用環状リップ部5に
より、挿通孔3と高圧コード4との間の水密性を確保す
るようにしたから、挿通孔3への高圧コード4の挿通が
容易でありながら、挿通孔3と高圧コード4との間の水
密性が確実である。
孔3に水密に挿通したから、振動や湿度(水分)等によ
って導電体6の静電容量が影響を受け難くなる。また、
挿通孔3の直径を高圧コード4の外径より大きく設定
し、挿通孔3の内周面に設けた防水用環状リップ部5に
より、挿通孔3と高圧コード4との間の水密性を確保す
るようにしたから、挿通孔3への高圧コード4の挿通が
容易でありながら、挿通孔3と高圧コード4との間の水
密性が確実である。
【0021】更に、複数の導電体6を互いに一体的に連
結したから、その信号電圧をブロック体2の外方へ取り
出す導電線7は1本で済み、センサ1全体の小型及び軽
量化が図れる。また、この導電線7をシールド線とした
から、耐電波障害及び耐雑音性が向上し、検出電圧の外
乱ノイズによる影響を防止できる。
結したから、その信号電圧をブロック体2の外方へ取り
出す導電線7は1本で済み、センサ1全体の小型及び軽
量化が図れる。また、この導電線7をシールド線とした
から、耐電波障害及び耐雑音性が向上し、検出電圧の外
乱ノイズによる影響を防止できる。
【0022】[第2実施例]図5は本発明の第2実施例
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は各挿通孔
3全体に亘る長さを有する1枚の平板状導電体6を挿通
孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設し、導電
体6の一端に導電線7を接続すると共に、導電体6の内
側面(挿通孔3側面)全体にセラミックよりなる絶縁体
8を添装したものである。その他の構成は上述した図1
〜図4に示す第1実施例と同一であるから図面の同一部
分に同一符号を付して、その説明を省略する。
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は各挿通孔
3全体に亘る長さを有する1枚の平板状導電体6を挿通
孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設し、導電
体6の一端に導電線7を接続すると共に、導電体6の内
側面(挿通孔3側面)全体にセラミックよりなる絶縁体
8を添装したものである。その他の構成は上述した図1
〜図4に示す第1実施例と同一であるから図面の同一部
分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0023】[第3実施例]図6は本発明の第3実施例
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、上述し
た図5に示す第2実施例と同様の絶縁体8を内側面全体
に添装した平板状導電体6を一対設け、これらの導電体
6,6を挿通孔3の中心に対して径方向両側に対称的に
配設すると共に、両導電体6,6の一端に1本の導電線
7を接続し、且つブロック体2の下面側に一体に突設し
た突出壁2aにスリット24を設け、このスリット24
に取付ブラケット25を挿入固定したものである。この
取付ブラケット25によりセンサ1を所定箇所に取り付
けることができる。その他の構成は、上述した図1〜図
4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同一部分
に同一符号を付して、その説明を省略する。
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、上述し
た図5に示す第2実施例と同様の絶縁体8を内側面全体
に添装した平板状導電体6を一対設け、これらの導電体
6,6を挿通孔3の中心に対して径方向両側に対称的に
配設すると共に、両導電体6,6の一端に1本の導電線
7を接続し、且つブロック体2の下面側に一体に突設し
た突出壁2aにスリット24を設け、このスリット24
に取付ブラケット25を挿入固定したものである。この
取付ブラケット25によりセンサ1を所定箇所に取り付
けることができる。その他の構成は、上述した図1〜図
4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同一部分
に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0024】[第4実施例]図7は本発明の第4実施例
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、各挿通
孔3全体に亘る長さを有する1枚の弯曲板状導電体6を
挿通孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設し、
この導電体6の一端に導電線7を接続すると共に、この
導電体6の内側面(挿通孔3側面)全体にセラミックよ
りなる絶縁体8を添装したものである。導電体6の弯曲
面は各挿通孔3と同心円弧状をなしている。その他の構
成は上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一である
から、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、各挿通
孔3全体に亘る長さを有する1枚の弯曲板状導電体6を
挿通孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設し、
この導電体6の一端に導電線7を接続すると共に、この
導電体6の内側面(挿通孔3側面)全体にセラミックよ
りなる絶縁体8を添装したものである。導電体6の弯曲
面は各挿通孔3と同心円弧状をなしている。その他の構
成は上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一である
から、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0025】[第5実施例]図8は本発明の第5実施例
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、上述し
た図7に示す第4実施例と同様の絶縁体8を内側面全体
に添装した弯曲板状導電体6を一対設け、これらの導電
体6,6を挿通孔3の中心に対して径方向両側に対称的
に配設すると共に、両導電体6,6の一端に1本の導電
線7を接続したものである。その他の構成は上述した図
1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同
一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、上述し
た図7に示す第4実施例と同様の絶縁体8を内側面全体
に添装した弯曲板状導電体6を一対設け、これらの導電
体6,6を挿通孔3の中心に対して径方向両側に対称的
に配設すると共に、両導電体6,6の一端に1本の導電
線7を接続したものである。その他の構成は上述した図
1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同
一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0026】[第6実施例]図9は本発明の第6実施例
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電体
6を各挿通孔3を囲繞するコ字状とし、これら各挿通孔
3に対応する導電体6を互いに一体に接続し、この導電
体6の内側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添装
し、またブロック体2の突出壁2aに、取付ブラケット
25をインサートしたものである。その他の構成は上述
した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図
面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省略す
る。
を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電体
6を各挿通孔3を囲繞するコ字状とし、これら各挿通孔
3に対応する導電体6を互いに一体に接続し、この導電
体6の内側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添装
し、またブロック体2の突出壁2aに、取付ブラケット
25をインサートしたものである。その他の構成は上述
した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図
面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0027】[第7実施例]図10は本発明の第7実施
例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電
体6を、各挿通孔3を囲繞する略正方形の枠状とし、こ
れら各挿通孔3に対応する導電体6を互いに一体に接続
し、この導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶
縁体8を添装し、またブロック体2の突出壁2aに上述
した図9に示す第6実施例と同様に取付ブラケット25
をインサートしたものである。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電
体6を、各挿通孔3を囲繞する略正方形の枠状とし、こ
れら各挿通孔3に対応する導電体6を互いに一体に接続
し、この導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶
縁体8を添装し、またブロック体2の突出壁2aに上述
した図9に示す第6実施例と同様に取付ブラケット25
をインサートしたものである。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0028】[第8実施例]図11は本発明の第8実施
例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電
体6を全ての挿通孔3を囲繞する長方形の枠状とし、こ
の導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶縁体8
を添装し、またブロック体2の突出壁2aのスリット2
4に上述した図6に示す第3実施例と同様に取付ブラケ
ット25を挿通固定したものである。その他の構成は上
述した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、
図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省略す
る。
例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、導電
体6を全ての挿通孔3を囲繞する長方形の枠状とし、こ
の導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶縁体8
を添装し、またブロック体2の突出壁2aのスリット2
4に上述した図6に示す第3実施例と同様に取付ブラケ
ット25を挿通固定したものである。その他の構成は上
述した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、
図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0029】上述した第1〜第8実施例において導電体
6を挿通孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設
したものは、センサ1全体をコンパクト化できる点で有
利である。
6を挿通孔3の中心に対して径方向一側に偏位して配設
したものは、センサ1全体をコンパクト化できる点で有
利である。
【0030】また、導電体6を挿通孔3の中心に対して
径方向両側に対称的に配設したもの(環状を含む)は、
電圧検出精度の向上及び安定化が図れる上で有利であ
る。
径方向両側に対称的に配設したもの(環状を含む)は、
電圧検出精度の向上及び安定化が図れる上で有利であ
る。
【0031】更に、導電体6の形状は高圧コード4との
一定の距離をおいて対向する面積が大きくなるほど検出
精度は向上する(静電容量を大きくする上で有利であ
る)。 [第9実施例]図12は本発明の第9実施例を示すセン
サ1の縦断面図である。本実施例は、複数の挿通孔3
を、その中心が断面略正方形状のブロック体2の中央部
を中心とする同一円線L1上に位置し、且つ互いに円周
方向に等間隔を存して配設したものである。その他の構
成は上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一である
から、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
一定の距離をおいて対向する面積が大きくなるほど検出
精度は向上する(静電容量を大きくする上で有利であ
る)。 [第9実施例]図12は本発明の第9実施例を示すセン
サ1の縦断面図である。本実施例は、複数の挿通孔3
を、その中心が断面略正方形状のブロック体2の中央部
を中心とする同一円線L1上に位置し、且つ互いに円周
方向に等間隔を存して配設したものである。その他の構
成は上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一である
から、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0032】[第10実施例]図13は本発明の第10
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、
上述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数
の挿通孔3全体を囲繞する略4角枠状の導電体6を設
け、この導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶
縁体8を添装したものである。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は、
上述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数
の挿通孔3全体を囲繞する略4角枠状の導電体6を設
け、この導電体6の内側面全体にセラミックから成る絶
縁体8を添装したものである。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0033】[第11実施例]図14は本発明の第11
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に該中央部を中
心とする放射板状の導電体6を設け、この導電体6の外
側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添装し、この
導電体6の1つの片に1本の導電線7の一端を接続した
もので、この導電体6の各挿通孔3との対向面は挿通孔
3と同心円弧状となっている。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に該中央部を中
心とする放射板状の導電体6を設け、この導電体6の外
側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添装し、この
導電体6の1つの片に1本の導電線7の一端を接続した
もので、この導電体6の各挿通孔3との対向面は挿通孔
3と同心円弧状となっている。その他の構成は上述した
図1〜図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の
同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0034】[第12実施例]図15は本発明の第12
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に該中央部を中
心とする十字状(放射板状)の導電体6を設け、この導
電体6の外側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添
装し、この導電体6の1つの片に1本の導電線7の一端
を接続したものである。その他の構成は上述した図1〜
図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同一部
分に同一符号を付して、その説明を省略する。
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に該中央部を中
心とする十字状(放射板状)の導電体6を設け、この導
電体6の外側面全体にセラミックから成る絶縁体8を添
装し、この導電体6の1つの片に1本の導電線7の一端
を接続したものである。その他の構成は上述した図1〜
図4に示す第1実施例と同一であるから、図面の同一部
分に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0035】[第13実施例]図16は本発明の第13
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に断面略正方形
の棒状導電体6を配設し、この導電体6の外側面全体に
セラミックから成る絶縁体8を添装し、この導電体6の
1隅角部に1本の導電線7の一端を接続したものであ
る。その他の構成は上述した図1〜図4に示す第1実施
例と同一であるから、図面の同一部分に同一符号を付し
て、その説明を省略する。
実施例を示すセンサ1の縦断面図である。本実施例は上
述した図12に示す第9実施例と同様に配設した複数の
挿通孔3により囲繞されたエリア中央部に断面略正方形
の棒状導電体6を配設し、この導電体6の外側面全体に
セラミックから成る絶縁体8を添装し、この導電体6の
1隅角部に1本の導電線7の一端を接続したものであ
る。その他の構成は上述した図1〜図4に示す第1実施
例と同一であるから、図面の同一部分に同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0036】[第14実施例]図17は本発明の第14
実施例を示すセンサ1の斜視図、図18は同センサ1の
縦断面図である。本実施例は、内燃機関のシリンダヘッ
ドカバー(図示省略)に取り付けられるコードクランパ
と同形状にブロック体2を形成し、このブロック体2の
上面に互いに平行間隔を存して断面略半円状の挿通孔3
を4個設け、各挿通孔3の内周面に沿い且つ互いに一体
に連結された断面略半円状の導電体6をブロック体2に
設け、これらの導電体6の全面を絶縁体8でモールド
し、導電体6に1本の導電線7の一端を接続し、ブロッ
ク体2の下面に、シリンダヘッドカバーに取り付けるた
めの取付金具26を設けたものである。その他の構成は
上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるか
ら、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省
略する。
実施例を示すセンサ1の斜視図、図18は同センサ1の
縦断面図である。本実施例は、内燃機関のシリンダヘッ
ドカバー(図示省略)に取り付けられるコードクランパ
と同形状にブロック体2を形成し、このブロック体2の
上面に互いに平行間隔を存して断面略半円状の挿通孔3
を4個設け、各挿通孔3の内周面に沿い且つ互いに一体
に連結された断面略半円状の導電体6をブロック体2に
設け、これらの導電体6の全面を絶縁体8でモールド
し、導電体6に1本の導電線7の一端を接続し、ブロッ
ク体2の下面に、シリンダヘッドカバーに取り付けるた
めの取付金具26を設けたものである。その他の構成は
上述した図1〜図4に示す第1実施例と同一であるか
ら、図面の同一部分に同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0037】上述した図12〜図16に示す第9〜第1
3実施例の如く挿通孔3を、その中心が断面略正方形状
のブロック体2の中央部を中心とする同一円線L1上に
位置し、且つ互いに円周方向に等間隔を存して配設した
ことにより、上述の第1〜第8実施例に比してセンサ1
全体の形状をコンパクト化できる上で有利である。
3実施例の如く挿通孔3を、その中心が断面略正方形状
のブロック体2の中央部を中心とする同一円線L1上に
位置し、且つ互いに円周方向に等間隔を存して配設した
ことにより、上述の第1〜第8実施例に比してセンサ1
全体の形状をコンパクト化できる上で有利である。
【0038】なお、上記各実施例においては、ブロック
体2に4個の挿通孔3を設けた場合について説明した
が、これに限られるものではなく、この挿通孔3の配設
数は内燃機関の気筒数に対応して設定されるものであ
る。
体2に4個の挿通孔3を設けた場合について説明した
が、これに限られるものではなく、この挿通孔3の配設
数は内燃機関の気筒数に対応して設定されるものであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上の如く本発明の内燃機関の点火電圧
検出装置によればセンサ構造を、絶縁材から成るブロッ
ク体の挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存し
て導電体を配設し、且つ挿通孔に高圧コードを挿通した
から、高圧コードに対して所定の距離を正確に確保した
状態で導電体が配置される。このため高圧コードから発
生するコロナ放電現象による導電体の悪影響を防止で
き、該導電体の耐久性が向上すると共に、高い検出精度
と安定した出力を得ることができる。また、挿通孔と導
電体との間にセラミックよりなる絶縁体を設けたから高
圧コードからのコロナ放電が確実に防止されると共に、
導電体を高圧コードに、より一層近接させることができ
るので、センサ全体の軽量化と小型化が図れると共に、
導電体の劣化が防止され、その耐久性を向上し得る。ま
た、高圧コードをブロック体の挿通孔に水密に挿通した
から、振動や湿度(水分)等によって導電体の静電容量
が影響を受け難くなる。更に、このような構造のセンサ
を設けた場合は、高電圧リークに対処するための保護回
路が不要である。
検出装置によればセンサ構造を、絶縁材から成るブロッ
ク体の挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存し
て導電体を配設し、且つ挿通孔に高圧コードを挿通した
から、高圧コードに対して所定の距離を正確に確保した
状態で導電体が配置される。このため高圧コードから発
生するコロナ放電現象による導電体の悪影響を防止で
き、該導電体の耐久性が向上すると共に、高い検出精度
と安定した出力を得ることができる。また、挿通孔と導
電体との間にセラミックよりなる絶縁体を設けたから高
圧コードからのコロナ放電が確実に防止されると共に、
導電体を高圧コードに、より一層近接させることができ
るので、センサ全体の軽量化と小型化が図れると共に、
導電体の劣化が防止され、その耐久性を向上し得る。ま
た、高圧コードをブロック体の挿通孔に水密に挿通した
から、振動や湿度(水分)等によって導電体の静電容量
が影響を受け難くなる。更に、このような構造のセンサ
を設けた場合は、高電圧リークに対処するための保護回
路が不要である。
【図1】本発明の第1実施例に係る内燃機関の点火電圧
検出装置におけるセンサの縦断面図である。
検出装置におけるセンサの縦断面図である。
【図2】同センサの一部切欠平面図である。
【図3】本発明装置を備えた内燃機関の点火系のシステ
ム構成図である。
ム構成図である。
【図4】同システムの電気回路図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るセンサの縦断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第3実施例に係るセンサの縦断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の第4実施例に係るセンサの縦断面図で
ある。
ある。
【図8】本発明の第5実施例に係るセンサの縦断面図で
ある。
ある。
【図9】本発明の第6実施例に係るセンサの縦断面図で
ある。
ある。
【図10】本発明の第7実施例に係るセンサの縦断面図
である。
である。
【図11】本発明の第8実施例に係るセンサの縦断面図
である。
である。
【図12】本発明の第9実施例に係るセンサの縦断面図
である。
である。
【図13】本発明の第10実施例に係るセンサの縦断面
図である。
図である。
【図14】本発明の第11実施例に係るセンサの縦断面
図である。
図である。
【図15】本発明の第12実施例に係るセンサの縦断面
図である。
図である。
【図16】本発明の第13実施例に係るセンサの縦断面
図である。
図である。
【図17】本発明の第14実施例に係るセンサの斜視図
である。
である。
【図18】同センサの縦断面図である。
1 センサ 2 ブロック体 3 挿通孔 4 高圧コード 5 環状リップ部 6 導電体 7 導電線 8 絶縁体 H 所定間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金広 正毅 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 馬場 茂樹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 石岡 卓司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−370372(JP,A) 特開 平4−298685(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関の点火系における2次側高圧コ
ードの外側にセンサを設けて、前記内燃機関の点火電圧
を検出する内燃機関の点火電圧検出装置において、前記
センサは、前記高圧コードが水密に挿通される挿通孔を
有する絶縁材から成るブロック体と、該ブロック体内に
前記挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存して
配設された導電体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と
前記導電体との間に位置して配設されたセラミックから
成る絶縁体とから成ることを特徴とする内燃機関の点火
電圧検出装置。 - 【請求項2】 複数気筒を有する内燃機関の点火系にお
ける2次側高圧コードの外側にセンサを設けて、前記内
燃機関の点火電圧を検出する内燃機関の点火電圧検出装
置において、前記センサは、前記高圧コードが水密に挿
通される挿通孔を前記気筒数と対応して複数個有する絶
縁材から成るブロック体と、該ブロック体内に前記複数
個の挿通孔の周縁部より径方向外側に所定間隔を存して
配設された導電体と、前記ブロック体内に前記挿通孔と
前記導電体との間に位置して配設されたセラミックから
成る絶縁体とから成ることを特徴とする内燃機関の点火
電圧検出装置。 - 【請求項3】 前記複数の挿通孔は、その中心がその軸
線と直交する同一直線上に位置し、且つ互いに前記軸線
と直交方向に等間隔を存して配設されていることを特徴
とする請求項2記載の内燃機関の点火電圧検出装置。 - 【請求項4】 前記複数の挿通孔は、その中心が前記ブ
ロック体の中央部を中心とする同一円線上に位置し、且
つ互いに円周方向に等間隔を存して配設されていること
を特徴とする請求項2記載の内燃機関の点火電圧検出装
置。 - 【請求項5】 前記導電体は、前記挿通孔の中心に対し
て径方向一側に偏位して配設されていることを特徴とす
る請求項1,2または3記載の内燃機関の点火電圧検出
装置。 - 【請求項6】 前記導電体は、前記挿通孔の中心に対し
て径方向両側に対称的に配設されていることを特徴とす
る請求項1,2または3記載の内燃機関の点火電圧検出
装置。 - 【請求項7】 前記複数の挿通孔に対応する各導電体
は、互いに一体的に連結されていることを特徴とする請
求項2〜5または6記載の内燃機関の点火電圧検出装
置。 - 【請求項8】 前記挿通孔の内径は前記高圧コードの外
径より大径であり、且つ前記挿通孔の少なくとも両端部
内周面に該挿通孔と前記高圧コードとの間への水の浸入
を阻止する防水用環状リップ部を設けたことを特徴とす
る請求項1〜6または7記載の内燃機関の点火電圧検出
装置。 - 【請求項9】 前記導電体の信号電圧はシールド線から
成る導電線を介して前記ブロック体の外方へ取り出され
ることを特徴とする請求項1〜7または8記載の内燃機
関の点火電圧検出装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339726A JP2583841B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
| US07/979,687 US5317268A (en) | 1991-11-28 | 1992-11-20 | Sparking voltage detecting device for internal combustion engines |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339726A JP2583841B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149235A JPH05149235A (ja) | 1993-06-15 |
| JP2583841B2 true JP2583841B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=18330230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3339726A Expired - Fee Related JP2583841B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583841B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2946066B2 (ja) | 1991-11-28 | 1999-09-06 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
| JP2946065B2 (ja) | 1991-11-28 | 1999-09-06 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3339726A patent/JP2583841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2946066B2 (ja) | 1991-11-28 | 1999-09-06 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
| JP2946065B2 (ja) | 1991-11-28 | 1999-09-06 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の点火電圧検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05149235A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |