JP2601835Y2 - 屋根板の取付け構造 - Google Patents
屋根板の取付け構造Info
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- JP2601835Y2 JP2601835Y2 JP1993062267U JP6226793U JP2601835Y2 JP 2601835 Y2 JP2601835 Y2 JP 2601835Y2 JP 1993062267 U JP1993062267 U JP 1993062267U JP 6226793 U JP6226793 U JP 6226793U JP 2601835 Y2 JP2601835 Y2 JP 2601835Y2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テラス、バルコニー、
カーポート等の屋根における屋根板の取付け構造に関す
るものである。
カーポート等の屋根における屋根板の取付け構造に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】一般に、
この種屋根の中には、強化ガラス、強化プラスチクス等
の透光性の有る板材を屋根板として組込むことが有り、
この様な場合に、予め組み込んだ垂木の下面に屋根板を
当てがい、その下側から垂木に固定される垂木押えを介
して屋根板の取付け支持をするようにして、屋根上での
組付け作業を回避するようにし、作業の安全性を確保す
るようにしたものがある。
この種屋根の中には、強化ガラス、強化プラスチクス等
の透光性の有る板材を屋根板として組込むことが有り、
この様な場合に、予め組み込んだ垂木の下面に屋根板を
当てがい、その下側から垂木に固定される垂木押えを介
して屋根板の取付け支持をするようにして、屋根上での
組付け作業を回避するようにし、作業の安全性を確保す
るようにしたものがある。
【0003】ところが従来、屋根板を押えながら垂木押
えの取付け作業をしなければならず、そのためには、屋
根板を押える作業者と垂木押えを取り付ける作業者の二
人作業が強いられ、作業性の点で改善することが要求さ
れる。
えの取付け作業をしなければならず、そのためには、屋
根板を押える作業者と垂木押えを取り付ける作業者の二
人作業が強いられ、作業性の点で改善することが要求さ
れる。
【0004】そこで、図17に示すごとく、垂木30の
下部に略冂字形の垂木押えの取付け部30aを形成し、
該取付け部30aの両肩部30bに係止する仮保持部材
31を取付け、この仮保持部材31で屋根板8の仮保持
をする構成にすることが提唱される。ところがこのもの
において、仮保持部材31を樹脂材で形成する場合には
どうしても肉厚にならざるを得ないことになつて、取付
け部30aよりも下方に突出し、このため、取付け部3
0aに切欠き30cを形成し、ここを仮保持部材31の
取付け部位にして取付け部30aよりも下方に突出しな
いように配慮しなければならず、切欠き作業が面倒かつ
煩雑になうえ、強度的な面でも切欠いた分だけ不利にな
るという問題が有る。
下部に略冂字形の垂木押えの取付け部30aを形成し、
該取付け部30aの両肩部30bに係止する仮保持部材
31を取付け、この仮保持部材31で屋根板8の仮保持
をする構成にすることが提唱される。ところがこのもの
において、仮保持部材31を樹脂材で形成する場合には
どうしても肉厚にならざるを得ないことになつて、取付
け部30aよりも下方に突出し、このため、取付け部3
0aに切欠き30cを形成し、ここを仮保持部材31の
取付け部位にして取付け部30aよりも下方に突出しな
いように配慮しなければならず、切欠き作業が面倒かつ
煩雑になうえ、強度的な面でも切欠いた分だけ不利にな
るという問題が有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる屋根板の
取付け構造を提供することを目的として創案されたもの
であつて、上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋
根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右方向
中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに
垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝
される取付け部を形成すると共に、垂木下面の左右方向
両端部に係止部を形成する一方、屋根板を係止する屋根
板係止部が形成された仮保持部材に、前記係止部に係止
する先端係止部と、前記取付け部の肩部に係止するコー
ナー係止部とを備えて形成し、該仮保持部材を垂木に係
止保持させるように構成したことを特徴とする。さら
に、上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋根板を
挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右方向中央部
から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに垂木押
えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝される
取付け部を形成すると共に、該取付け部の肩面から係止
部を上方に向けて延設する一方、屋根板を係止するため
の屋根板係止部が形成された仮保持部材に、前記係止部
に係止する鉤状の先端係止部を備えて形成し、該仮保持
部材を垂木に係止保持させるように構成したことを特徴
とする。さらに、上側の垂木と下側の垂木押えとのあい
だに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左
右方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端から
さらに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状
に分枝される取付け部を形成すると共に、前記垂下辺
に、屋根板を係止するための屋根板係止部が形成された
ピン状の仮保持部材を貫通支持するための貫通孔を穿設
し、該貫通支持される仮保持部材を介して屋根板を仮保
持するように構成したことを特徴とする。さらに、上側
の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋根板を挟持状に
取付けるにあたり、垂木下面の左右方向中央部から垂下
辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに垂木押えからの
止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝される取付け部
を形成すると共に、前記取付け部に、屋根板を係止する
ための屋根板係止部が形成されたピン状の仮保持部材を
貫通支持するための貫通孔を穿設し、該貫通支持される
仮保持部材を介して屋根板を仮保持するように構成した
ことを特徴とする。さらに、上側の垂木と下側の垂木押
えとのあいだに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂
木下面の左右方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺
の下端からさらに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく
平行二股状に分枝される取付け部を形成すると共に、屋
根板を係止するための屋根板係止部、取付け部を包込む
ようにして外嵌する両側辺部、そして両側辺部に上端に
取付け部の肩部に係止するための係止爪が形成される仮
保持部材を、弾性を有した金属薄板材で一体形成したこ
とを特徴とする。そして、上側の垂木と下側の垂木押え
とのあいだに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木
下面に、ボルト頭を嵌合係止すべく蟻溝状の嵌合係止部
を形成し、該嵌合係止部に係止したボルトに、長短辺を
備えた仮保持部材を螺装し、該仮保持部材を、長辺が垂
木の長手方向に直交する方向を向くようセツトすること
で屋根板を仮保持するための屋根板係止部が形成される
ように構成したことを特徴とするものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる屋根板の
取付け構造を提供することを目的として創案されたもの
であつて、上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋
根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右方向
中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに
垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝
される取付け部を形成すると共に、垂木下面の左右方向
両端部に係止部を形成する一方、屋根板を係止する屋根
板係止部が形成された仮保持部材に、前記係止部に係止
する先端係止部と、前記取付け部の肩部に係止するコー
ナー係止部とを備えて形成し、該仮保持部材を垂木に係
止保持させるように構成したことを特徴とする。さら
に、上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋根板を
挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右方向中央部
から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに垂木押
えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝される
取付け部を形成すると共に、該取付け部の肩面から係止
部を上方に向けて延設する一方、屋根板を係止するため
の屋根板係止部が形成された仮保持部材に、前記係止部
に係止する鉤状の先端係止部を備えて形成し、該仮保持
部材を垂木に係止保持させるように構成したことを特徴
とする。さらに、上側の垂木と下側の垂木押えとのあい
だに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左
右方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端から
さらに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状
に分枝される取付け部を形成すると共に、前記垂下辺
に、屋根板を係止するための屋根板係止部が形成された
ピン状の仮保持部材を貫通支持するための貫通孔を穿設
し、該貫通支持される仮保持部材を介して屋根板を仮保
持するように構成したことを特徴とする。さらに、上側
の垂木と下側の垂木押えとのあいだに屋根板を挟持状に
取付けるにあたり、垂木下面の左右方向中央部から垂下
辺を垂設し、該垂下辺の下端からさらに垂木押えからの
止め螺子を螺入すべく平行二股状に分枝される取付け部
を形成すると共に、前記取付け部に、屋根板を係止する
ための屋根板係止部が形成されたピン状の仮保持部材を
貫通支持するための貫通孔を穿設し、該貫通支持される
仮保持部材を介して屋根板を仮保持するように構成した
ことを特徴とする。さらに、上側の垂木と下側の垂木押
えとのあいだに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂
木下面の左右方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺
の下端からさらに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく
平行二股状に分枝される取付け部を形成すると共に、屋
根板を係止するための屋根板係止部、取付け部を包込む
ようにして外嵌する両側辺部、そして両側辺部に上端に
取付け部の肩部に係止するための係止爪が形成される仮
保持部材を、弾性を有した金属薄板材で一体形成したこ
とを特徴とする。そして、上側の垂木と下側の垂木押え
とのあいだに屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木
下面に、ボルト頭を嵌合係止すべく蟻溝状の嵌合係止部
を形成し、該嵌合係止部に係止したボルトに、長短辺を
備えた仮保持部材を螺装し、該仮保持部材を、長辺が垂
木の長手方向に直交する方向を向くようセツトすること
で屋根板を仮保持するための屋根板係止部が形成される
ように構成したことを特徴とするものである。
【0006】そして本考案は、この構成によつて、仮保
持部材を、取付け部にいちいち切欠きを形成することな
く簡単に取付けることができるようにしたものである。
持部材を、取付け部にいちいち切欠きを形成することな
く簡単に取付けることができるようにしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は本考案が実施されたバルコ
ニー用ルーフであつて、バルコニー屋根として躯体2側
から片持ち状に突出するよう建付けられるものである
が、該バルコニー用ルーフ1を構成する左右ブラケツト
3の基端部が、躯体側から突出する複数の支持ボルト4
に一体的に取り付けられるようになつている。この場合
に、支持ボルト4のうち、最上位置のものは、残りのも
のよりも突出量が多くなつている。そしてブラケツト3
の基端部に穿設される取付け孔3aに支持ボルト4を貫
通させるにあたり、先ず突出量の大きい最上位置の取付
け孔3aを対応する支持ボルト4に貫通させて仮保持
し、この状態で残りの取付け孔3aを対応する支持ボル
ト4に貫通させることができるように配慮されていて、
ブラケツト3の支持ボルト4貫通作業の作業性を改善す
る工夫がなされている。
明する。図面において、1は本考案が実施されたバルコ
ニー用ルーフであつて、バルコニー屋根として躯体2側
から片持ち状に突出するよう建付けられるものである
が、該バルコニー用ルーフ1を構成する左右ブラケツト
3の基端部が、躯体側から突出する複数の支持ボルト4
に一体的に取り付けられるようになつている。この場合
に、支持ボルト4のうち、最上位置のものは、残りのも
のよりも突出量が多くなつている。そしてブラケツト3
の基端部に穿設される取付け孔3aに支持ボルト4を貫
通させるにあたり、先ず突出量の大きい最上位置の取付
け孔3aを対応する支持ボルト4に貫通させて仮保持
し、この状態で残りの取付け孔3aを対応する支持ボル
ト4に貫通させることができるように配慮されていて、
ブラケツト3の支持ボルト4貫通作業の作業性を改善す
る工夫がなされている。
【0008】一方、5は所定間隔を存して建付けられる
垂木であつて、該垂木5は、左右ブラケツト3の基端部
間に介装され、躯体側に固着された垂木掛け6に基端部
が取付けられ、左右ブラケツト3の先端部間に介装され
る前枠7に先端部が取付けられるが、垂木5は型材によ
つて構成され、四角柱形状をした本体5aと、該本体5
aの下辺5bから垂下する垂下辺5cと、該垂下辺5c
の下端から略冂字形をする平行二股状に分枝した取付け
部5dとが備えられている。そして、後述するように屋
根板8をあいだに挟む状態で取付け部5dの下側から垂
木押え(垂木カバー)9を当てがい、垂木押え9から貫
通した止め螺子10を取付け部5dの平行二股状の両板
辺間に螺入することで屋根板8の下側からの取付けがで
きるようになつている。
垂木であつて、該垂木5は、左右ブラケツト3の基端部
間に介装され、躯体側に固着された垂木掛け6に基端部
が取付けられ、左右ブラケツト3の先端部間に介装され
る前枠7に先端部が取付けられるが、垂木5は型材によ
つて構成され、四角柱形状をした本体5aと、該本体5
aの下辺5bから垂下する垂下辺5cと、該垂下辺5c
の下端から略冂字形をする平行二股状に分枝した取付け
部5dとが備えられている。そして、後述するように屋
根板8をあいだに挟む状態で取付け部5dの下側から垂
木押え(垂木カバー)9を当てがい、垂木押え9から貫
通した止め螺子10を取付け部5dの平行二股状の両板
辺間に螺入することで屋根板8の下側からの取付けがで
きるようになつている。
【0009】次に、本考案が実施された前記屋根板8の
取付け構造について、幾つかの実施例を用いて説明す
る。先ず、図5、6に示す第一実施例のものは、垂木5
の下面両側にそれぞれ形成される蟻溝状の気密材取付け
部11の内側板から突出する状態で係止部11aが形成
されている。一方、仮保持部材(仮止めピース)12は
例えば合成樹脂材を素材として型形成されるものであ
り、上辺12a、縦辺12b、下辺12cによつて略コ
字形に形成されるが、上辺12aの先端部は前記係止部
11aに嵌入係止する先端係止部に構成されており、縦
辺12bは垂下辺5cに沿い、縦辺12bと下辺12c
とのコーナー部12dが取付け部5dの肩部5eに係止
するようコーナー係止部に構成されており、この様に組
込まれることで仮保持部材12が垂木5に係止保持され
るようになつているが、下辺12cにはさらに屋根板8
の端縁を仮保持するための屋根板係止部12eが段差状
に形成されている。
取付け構造について、幾つかの実施例を用いて説明す
る。先ず、図5、6に示す第一実施例のものは、垂木5
の下面両側にそれぞれ形成される蟻溝状の気密材取付け
部11の内側板から突出する状態で係止部11aが形成
されている。一方、仮保持部材(仮止めピース)12は
例えば合成樹脂材を素材として型形成されるものであ
り、上辺12a、縦辺12b、下辺12cによつて略コ
字形に形成されるが、上辺12aの先端部は前記係止部
11aに嵌入係止する先端係止部に構成されており、縦
辺12bは垂下辺5cに沿い、縦辺12bと下辺12c
とのコーナー部12dが取付け部5dの肩部5eに係止
するようコーナー係止部に構成されており、この様に組
込まれることで仮保持部材12が垂木5に係止保持され
るようになつているが、下辺12cにはさらに屋根板8
の端縁を仮保持するための屋根板係止部12eが段差状
に形成されている。
【0010】そしてこのものでは、隣接垂木5同志の何
れか一方の垂木7に、先ず仮保持部材12を係止させた
後、該仮保持部材12の係止片12eに屋根板8の一端
を係止させ、この状態で、屋根板8の他端部を他の仮保
持部材12の係止片12eに係止させ、そして屋根板8
を係止した状態の仮保持部材12を他方の垂木5に係止
させれば良く、この様にして屋根板8を垂木5に仮保持
させ、垂木5に必要枚数(一枚、もしくは二枚)の屋根
板8を仮保持させた後、垂木押え9を下側から当てが
い、止め螺子10で下側から止め固定することで屋根板
8の取付けができることになつて、一人作業ができる許
りでなく、仮保持部材12を備えながら、取付け部5d
を切欠くような必要が全くない。
れか一方の垂木7に、先ず仮保持部材12を係止させた
後、該仮保持部材12の係止片12eに屋根板8の一端
を係止させ、この状態で、屋根板8の他端部を他の仮保
持部材12の係止片12eに係止させ、そして屋根板8
を係止した状態の仮保持部材12を他方の垂木5に係止
させれば良く、この様にして屋根板8を垂木5に仮保持
させ、垂木5に必要枚数(一枚、もしくは二枚)の屋根
板8を仮保持させた後、垂木押え9を下側から当てが
い、止め螺子10で下側から止め固定することで屋根板
8の取付けができることになつて、一人作業ができる許
りでなく、仮保持部材12を備えながら、取付け部5d
を切欠くような必要が全くない。
【0011】また、図7、8に第二実施例を示すが、こ
のものは、取付け部5dの肩部5eから係止部5fが上
方に向けて突設される一方、同じく合成樹脂材で型形成
される仮保持部材13には、取付け部5dに沿う縦辺1
3aの上端に鉤状の先端係止部13bが形成され、該先
端係止部13aが前記係止部5fに係止することで仮保
持部材13が垂木5に係止される構成になつている。そ
してこの仮保持部材13には、屋根板8を仮保持するた
めの屋根板係止部13cが形成されており、前記第一実
施例の場合と略同様の作業で屋根板8の垂木5への仮保
持ができるようになつている。
のものは、取付け部5dの肩部5eから係止部5fが上
方に向けて突設される一方、同じく合成樹脂材で型形成
される仮保持部材13には、取付け部5dに沿う縦辺1
3aの上端に鉤状の先端係止部13bが形成され、該先
端係止部13aが前記係止部5fに係止することで仮保
持部材13が垂木5に係止される構成になつている。そ
してこの仮保持部材13には、屋根板8を仮保持するた
めの屋根板係止部13cが形成されており、前記第一実
施例の場合と略同様の作業で屋根板8の垂木5への仮保
持ができるようになつている。
【0012】また、図9、図10に示す第三実施例のも
のは、垂下辺5cに貫通孔5gを穿設し、該貫通孔5g
にピン状の仮保持部材14を貫通することで仮保持部材
14を垂木5に取付けることができるが、この場合に、
仮保持部材14は、貫通孔5gのみの支持では不安定で
あり、そこで、図10に示すように仮保持部材14の一
端部を折返し折曲し、該折返し折曲部14aを垂下辺5
cの穿設した補助貫通孔5hに貫通保持させることで仮
保持部材14に二点支持ができ、これによつて安定した
仮保持部材14の垂木5に対する係止ができるように配
慮したものである。また、垂下部5cに貫通孔5gを穿
設して仮保持部材を係止させる手法として、図9に示す
実施例のように貫通孔5gを、垂下辺5cの最下端位置
に穿設し、そして、貫通孔5gに貫通せしめた仮保持部
材14を取付け部5dの上面で幅広支持することで安定
性を持たせるようにしたものでも良く、このものでは一
個の貫通孔5gを穿設するのみで良いという利点が有る
が、何れであつても勿論実施することができる。
のは、垂下辺5cに貫通孔5gを穿設し、該貫通孔5g
にピン状の仮保持部材14を貫通することで仮保持部材
14を垂木5に取付けることができるが、この場合に、
仮保持部材14は、貫通孔5gのみの支持では不安定で
あり、そこで、図10に示すように仮保持部材14の一
端部を折返し折曲し、該折返し折曲部14aを垂下辺5
cの穿設した補助貫通孔5hに貫通保持させることで仮
保持部材14に二点支持ができ、これによつて安定した
仮保持部材14の垂木5に対する係止ができるように配
慮したものである。また、垂下部5cに貫通孔5gを穿
設して仮保持部材を係止させる手法として、図9に示す
実施例のように貫通孔5gを、垂下辺5cの最下端位置
に穿設し、そして、貫通孔5gに貫通せしめた仮保持部
材14を取付け部5dの上面で幅広支持することで安定
性を持たせるようにしたものでも良く、このものでは一
個の貫通孔5gを穿設するのみで良いという利点が有る
が、何れであつても勿論実施することができる。
【0013】次に、図11に示す第四実施例のものは、
取付け部5dの平行二股状に分岐した両辺に貫通孔5i
を穿設し、ここにピン状の仮保持部材15を貫通したも
のでも良く、そしてこのものでは、仮保持部材15は取
付け部5dの両辺によつて二点支持がなされるという利
点が有り、構造が簡単となる。
取付け部5dの平行二股状に分岐した両辺に貫通孔5i
を穿設し、ここにピン状の仮保持部材15を貫通したも
のでも良く、そしてこのものでは、仮保持部材15は取
付け部5dの両辺によつて二点支持がなされるという利
点が有り、構造が簡単となる。
【0014】さらに、図12、13に示す第五実施例の
ものは、仮保持部材16がバネ鋼等の金属薄板材を用い
て形成されるものであり、そしてこの仮保持部材16
は、取付け部5dを下側から包込むようにして外嵌する
断面略凵字形をした保持部(本考案の側辺部に相当)1
6aと、その両上端に形成され取付け部5dの肩部5e
に係止可能な鉤状の係止爪16bと、保持部16aから
突設され屋根板8の端縁を係止する屋根板係止部16c
とを備える状態で一体形成されたものである。そしてこ
のものでは、仮保持部材16を取付け部5dに外嵌係止
することになるが、この仮保持部材16は、金属薄板材
を用いて形成されているため、その厚みも僅かで無視で
きる程度であり、このため、取付け部5dを切欠く必要
がないという利点がそのまま享受できるものである。
ものは、仮保持部材16がバネ鋼等の金属薄板材を用い
て形成されるものであり、そしてこの仮保持部材16
は、取付け部5dを下側から包込むようにして外嵌する
断面略凵字形をした保持部(本考案の側辺部に相当)1
6aと、その両上端に形成され取付け部5dの肩部5e
に係止可能な鉤状の係止爪16bと、保持部16aから
突設され屋根板8の端縁を係止する屋根板係止部16c
とを備える状態で一体形成されたものである。そしてこ
のものでは、仮保持部材16を取付け部5dに外嵌係止
することになるが、この仮保持部材16は、金属薄板材
を用いて形成されているため、その厚みも僅かで無視で
きる程度であり、このため、取付け部5dを切欠く必要
がないという利点がそのまま享受できるものである。
【0015】最後に、図14、15に示す第六実施例に
ついて説明する。このものは、前記各実施例のような垂
下辺および取付け部がない垂木17であり、該垂木17
の下面には、ボルト頭が嵌合係止する蟻溝状の嵌合溝1
7aが形成されている。そして、嵌合溝17aに嵌合係
止されたボルト18に螺子孔19aが形成された長方形
板状体からなる仮保持部材19を螺装しておき、一方の
垂木17側の仮保持部材19を、長辺19bが垂木17
長手方向と直交する方向にセツトして屋根板8の一端縁
の係止をする一方、他方の垂木17側の仮保持部材19
を、短辺19cが垂木17長手方向と直行するようにセ
ツトし、前記一端縁が係止された屋根板8の他端縁を該
垂木17に当接する程度に持ち上げて仮保持部材19を
90度ほど回転して長辺19bが垂木17長手方向と直
交する姿勢にして屋根板他端縁の係止をし、これによつ
て屋根板8の仮保持がなされ、次いで、垂木カバー20
を止着することになるが、該垂木カバー20に穿設され
る取付け孔20aに、前記ボルト18を貫通させ、ナツ
ト21で緊締すれば良く、この様にしても本考案を実施
することができる。因みにこのものにおいて、仮保持部
材19における長辺19bの長さは、垂木17に形成さ
れる気密材取付け部17bに影響を与えない長さである
ことが好ましく、かつ、仮保持部材19のボルト螺入位
置は、垂木カバー20をナツト21で緊締する場合に、
垂木カバー20が仮保持部材19に丁度当接する位置よ
りも上位にセツトしておくことが必要であることはいう
までもない。
ついて説明する。このものは、前記各実施例のような垂
下辺および取付け部がない垂木17であり、該垂木17
の下面には、ボルト頭が嵌合係止する蟻溝状の嵌合溝1
7aが形成されている。そして、嵌合溝17aに嵌合係
止されたボルト18に螺子孔19aが形成された長方形
板状体からなる仮保持部材19を螺装しておき、一方の
垂木17側の仮保持部材19を、長辺19bが垂木17
長手方向と直交する方向にセツトして屋根板8の一端縁
の係止をする一方、他方の垂木17側の仮保持部材19
を、短辺19cが垂木17長手方向と直行するようにセ
ツトし、前記一端縁が係止された屋根板8の他端縁を該
垂木17に当接する程度に持ち上げて仮保持部材19を
90度ほど回転して長辺19bが垂木17長手方向と直
交する姿勢にして屋根板他端縁の係止をし、これによつ
て屋根板8の仮保持がなされ、次いで、垂木カバー20
を止着することになるが、該垂木カバー20に穿設され
る取付け孔20aに、前記ボルト18を貫通させ、ナツ
ト21で緊締すれば良く、この様にしても本考案を実施
することができる。因みにこのものにおいて、仮保持部
材19における長辺19bの長さは、垂木17に形成さ
れる気密材取付け部17bに影響を与えない長さである
ことが好ましく、かつ、仮保持部材19のボルト螺入位
置は、垂木カバー20をナツト21で緊締する場合に、
垂木カバー20が仮保持部材19に丁度当接する位置よ
りも上位にセツトしておくことが必要であることはいう
までもない。
【0016】尚、これら各実施例において、隣接する垂
木間に母屋を建付けて補強しても良く、この場合、図1
6に示すように、略凵字形をした母屋22の一方の側辺
22aの上端から係止片22bを他方の側辺22cに向
け開口22dを有するように延設した母屋22を形成
し、該母屋22を、垂木押え9の側辺に一体的にビス固
定した略L字形の取付けブラケツト23に対し開口22
dを通るようにして嵌め込んだ後、係止片22bを取付
けブラケツト23に係止することで母屋22の仮保持が
でき、この状態でビス24を用いて母屋を取付けブラケ
ツト23に一体固定すれば良く、この様にすることによ
り母屋22の取付けも一人作業ができるという利点が有
る。
木間に母屋を建付けて補強しても良く、この場合、図1
6に示すように、略凵字形をした母屋22の一方の側辺
22aの上端から係止片22bを他方の側辺22cに向
け開口22dを有するように延設した母屋22を形成
し、該母屋22を、垂木押え9の側辺に一体的にビス固
定した略L字形の取付けブラケツト23に対し開口22
dを通るようにして嵌め込んだ後、係止片22bを取付
けブラケツト23に係止することで母屋22の仮保持が
でき、この状態でビス24を用いて母屋を取付けブラケ
ツト23に一体固定すれば良く、この様にすることによ
り母屋22の取付けも一人作業ができるという利点が有
る。
【0017】
【作用効果】以上要するに、本考案は叙述の如く構成さ
れたものであるから、垂木に仮保持部材を取付けて屋根
板の仮保持ができるものであるが、この場合に仮保持部
材は、垂木下端縁から下方に肉厚状態で突出することが
なく、この結果、従来のようにいちいち垂木下端部に切
欠きを設けて仮保持部材を設ける必要がなくなつて、屋
根板の垂木への建付けが一人作業で行えることになる許
りでなく、もつて、作業の簡略化が大幅に計れるうえ、
強度的な面でも切欠いたもののように不利になることが
なくなる。
れたものであるから、垂木に仮保持部材を取付けて屋根
板の仮保持ができるものであるが、この場合に仮保持部
材は、垂木下端縁から下方に肉厚状態で突出することが
なく、この結果、従来のようにいちいち垂木下端部に切
欠きを設けて仮保持部材を設ける必要がなくなつて、屋
根板の垂木への建付けが一人作業で行えることになる許
りでなく、もつて、作業の簡略化が大幅に計れるうえ、
強度的な面でも切欠いたもののように不利になることが
なくなる。
【図1】バルコニー用ルーフの平面図である。
【図2】バルコニー用ルーフの正面図である。
【図3】バルコニー用ルーフの側面図である。
【図4】ブラケツトの取付け状態を示す要部側面図であ
る。
る。
【図5】第一実施例を示す作用説明である。
【図6】第一実施例の仮保持部材の斜視図である。
【図7】第二実施例を示す要部断面図である。
【図8】第二実施例を示す作用説明である。
【図9】第三実施例を示す作用説明である。
【図10】第三実施例の要部斜視図である。
【図11】第四実施例を示す要部断面図である。
【図12】第五実施例を示す作用説明である。
【図13】第五実施例の仮保持部材の斜視図である。
【図14】第六実施例を示す作用説明である。
【図15】第六実施例の仮保持部材の斜視図である。
【図16】母屋の取付け状態を示す説明図である。
【図17】従来例を示す要部斜視図である。
1 バルコニー用ルーフ 2 躯体 3 左右ブラケツト 4 支持ボルト 5 垂木 5a 本体5a 5b 下辺 5c 垂下辺 5d 取付け部 5e 肩部 8 屋根板 9 垂木押え(垂木カバー) 10 止め螺子 12 仮保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−77414(JP,U) 実開 昭54−142914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 3/00 - 3/40 E04B 7/02 501
Claims (6)
- 【請求項1】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右
方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさ
らに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に
分枝される取付け部を形成すると共に、垂木下面の左右
方向両端部に係止部を形成する一方、屋根板を係止する
屋根板係止部が形成された仮保持部材に、前記係止部に
係止する先端係止部と、前記取付け部の肩部に係止する
コーナー係止部とを備えて形成し、該仮保持部材を垂木
に係止保持させるように構成したことを特徴とする屋根
板の取付け構造。 - 【請求項2】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右
方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさ
らに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に
分枝される取付け部を形成すると共に、該取付け部の肩
面から係止部を上方に向けて延設する一方、屋根板を係
止するための屋根板係止部が形成された仮保持部材に、
前記係止部に係止する鉤状の先端係止部を備えて形成
し、該仮保持部材を垂木に係止保持させるように構成し
たことを特徴とする屋根板の取付け構造。 - 【請求項3】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右
方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさ
らに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に
分枝される取付け部を形成すると共に、前記垂下辺に、
屋根板を係止するための屋根板係止部が形成されたピン
状の仮保持部材を貫通支持するための貫通孔を穿設し、
該貫通支持される仮保持部材を介して屋根板を仮保持す
るように構成したことを特徴とする屋根板の取付け構
造。 - 【請求項4】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右
方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさ
らに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に
分枝される取付け部を形成すると共に、前記取付け部
に、屋根板を係止するための屋根板係止部が形成された
ピン状の仮保持部材を貫通支持するための貫通孔を穿設
し、該貫通支持される仮保持部材を介して屋根板を仮保
持するように構成したことを特徴とする屋根板の取付け
構造。 - 【請求項5】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面の左右
方向中央部から垂下辺を垂設し、該垂下辺の下端からさ
らに垂木押えからの止め螺子を螺入すべく平行二股状に
分枝される取付け部を形成すると共に、屋根板を係止す
るための屋根板係止部、取付け部を包込むようにして外
嵌する両側辺部、そして両側辺部に上端に取付け部の肩
部に係止するための係止爪が形成される仮保持部材を、
弾性を有した金属薄板材で一体形成したことを特徴とす
る屋根板の取付け構造。 - 【請求項6】 上側の垂木と下側の垂木押えとのあいだ
に屋根板を挟持状に取付けるにあたり、垂木下面に、ボ
ルト頭を嵌合係止すべく蟻溝状の嵌合係止部を形成し、
該嵌合係止部に係止したボルトに、長短辺を備えた仮保
持部材を螺装し、該仮保持部材を、長辺が垂木の長手方
向に直交する方向を向くようセツトすることで屋根板を
仮保持するための屋根板係止部が形成されるように構成
したことを特徴とする屋根板の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993062267U JP2601835Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 屋根板の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993062267U JP2601835Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 屋根板の取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726445U JPH0726445U (ja) | 1995-05-19 |
| JP2601835Y2 true JP2601835Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=13195210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993062267U Expired - Fee Related JP2601835Y2 (ja) | 1993-10-26 | 1993-10-26 | 屋根板の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601835Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100974277B1 (ko) * | 2008-03-04 | 2010-08-06 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 건설기계의 유압배관 고정장치 |
| JP6652388B2 (ja) * | 2016-01-19 | 2020-02-19 | 株式会社Lixil | 屋外用構造物及び屋外用構造物の施工方法 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP1993062267U patent/JP2601835Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0726445U (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |