JP2602811Y2 - キャップ - Google Patents

キャップ

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JP2602811Y2
JP2602811Y2 JP1993057719U JP5771993U JP2602811Y2 JP 2602811 Y2 JP2602811 Y2 JP 2602811Y2 JP 1993057719 U JP1993057719 U JP 1993057719U JP 5771993 U JP5771993 U JP 5771993U JP 2602811 Y2 JP2602811 Y2 JP 2602811Y2
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cap
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新 成平
晶久 高市
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Daiwa Can Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、キャップに関し、詳
しくは、予め注出口が封止されている容器の注出口に取
付けられるキャップであって、当該キャップに設けられ
た突起によって注出口を開封できるものに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、薬味等の食品や医薬品等を収
容した容器や歯磨きチューブ等の、バリヤー性を高度に
求められる容器については、一般に、アルミ箔等のライ
ナによって注出口を封止した状態で提供されている。た
とえば、上記注出口を外側から覆うようにライナが設け
られているものでは、上記ライナ縁部につまみを付ける
ことができ、このつまみを引き上げて開封することがで
きる。ところが、上記注出口の口部と肩部に上記ライナ
を仕込んであるものでは、上記つまみを付けられないた
め、別の治具でライナを突き刺すことによって開封しな
ければならない。
【0003】このような容器に用いられるキャップとし
て、上記封止された注出口を刺貫することにより開封す
る突起が設けられたものが提供されている(たとえば、
実公昭58−50762号公報参照)。このような容器
およびキャップを図3に示し、簡単に説明する。図3を
参照して、参照符号10は、たとえばアルミ製のチュー
ブ容器であって、薬味等の内容物Fが封入されている。
容器10には、ねじが形成された注出部11が設けられ
ており、その先端は注出口12となっている。この注出
口12は、たとえばアルミからなるライナ13によって
封止されている。
【0004】また、参照符号20は、上記注出部11に
取付けられた合成樹脂製のキャップである。このキャッ
プ20は、キャップ本体21と、これに一体に成形され
た段状リング体22とからなっている。キャップ本体2
1の内部にはねじが形成されており、上記注出部11に
螺合されている。上記段状リング体22は、つなぎ部2
1aによって上記キャップ本体21と連結されている。
上記キャップ本体21の上面21bの内側中央には、三
角錘形状の突起23が形成されている。
【0005】上記注出口12を開封するには、以下のよ
うにする。すなわち、まず、上記キャップ20を上記ね
じが緩む方向に回して注出部11から取り外し、上記つ
なぎ部21aによって一体に連結された上記キャップ本
体21と段状リング体22とを切り離す。そして、この
キャップ本体21を再び上記注出部11に螺合させてね
じ込んで行けば、上記突起23が上記ライナ13を刺貫
して注出口12を開封することができる。
【0006】上記キャップ20によれば、上記突起23
がキャップ本体21の内側に設けられているので当該突
起に雑菌等が付着し難く、注出口12を衛生的に開封す
ることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記キャップ
20は、上記注出部11に対して取外し自在であるの
で、一旦キャップ20を取外して再び元の状態に戻せ
ば、一旦キャップ20が外されたかどうかの判断ができ
ない。従って、注射器等でライナ13の部分から薬物等
が注入されていても、これを認識し難く、安全性におい
て問題がある。
【0008】そこで、この考案の目的は、薬物等の混入
を防止した、安全性に優れるキャップを提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案に係るキャップ
は、容器の注出部に装着される筒状部と該筒状部を破断
するための引手とからなるシール部材と、シール部材に
装着され開封用の突起を内部に形成した開封部材とを有
開封部材のシール部材への装着が、筒状部の周縁部
内側に設けた環状溝と、開封部材の周縁部外側に形成さ
れた鍔との嵌合により行われ、筒状部の強度が、容器の
注出部からシール部材を、若しくは、シール部材から開
封部材を取り外そうとすると、先ず筒状部の破断を招く
強度であることを特徴とするものである。
【0010】また、一つの好適な態様として、上記シー
ル部材がポリエチレン樹脂により製作されており、開封
部材はこれより硬い樹脂で製作されているキャップであ
る。 また他の好適な態様として、筒状部の強度が、引手
と筒状部の母線に沿って筒状部の下面から上面にわたっ
て設けられたミシン目によって弱化されているキャップ
である。
【0011】
【作用】本考案に係るキャップによれば、筒状部の強度
が最も弱く構成されているので、不正な開封を試みた
り、引手を引張ると、シール部材の筒状部が破断して注
出部から外れる。また、上記筒状部の破断に伴って、環
状溝も破断するので、当該環状溝に嵌合していた開封部
材を容易に取り外せる。
【0012】そして、この開封部材をそのまま容器の注
出部に押付けるように被せると、開封部材に設けられた
突起が、上記注出部の注出口を封止しているライナを刺
貫して注出口を開封することができる。このように、シ
ール部材の筒状部を破断しない限り開封部材を取り外す
ことができないので、上記筒状部が破断されているか否
かによって、一旦キャップが取り外されたかどうかを一
見して認識することができる。しかも、シール部材がポ
リエチレン樹脂により製作されており、開封部材はこれ
より硬い樹脂で製作されていれば、引手を引いて筒状部
を破断することが容易にでき、一方、突起により、封止
されている注出口を刺貫して開封することが容易にでき
る。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1はこの考案の一実施例のキャップCが容器
50に取付けられている状態を示した断面図である。図
1を参照して説明すると、このキャップCは、シール部
材30と、このシール部材30に嵌合している開封部材
40とを有している。さらに、上記シール部材30は、
容器50の注出部51に嵌め込まれている。
【0014】容器50は、たとえばアルミ製のチューブ
容器であって、薬味等の内容物Fが封入されている。容
器50には、内容物Fを注出させる円錐台形状の注出部
51が形成されており、その先端開口は注出口52とな
っている。この注出口52は、たとえば、アルミ製のラ
イナ53によって封止されている。また、上記注出部5
1の基部付近には、円環状の突部54が形成されてい
る。
【0015】図2は、上記シール部材30の外観を示す
斜視図である。図2を同時に参照して、シール部材30
は、たとえば、低密度ポリエチレンにより製作されてお
り、下面31が開放された略円錐台形状を呈している。
シール部材30の上面32の周縁部33には、断面略L
字状の環状溝34が形成されている。また、シール部材
30の筒状部35に、その母線に沿って破断部としての
ミシン目36が設けられている。このミシン目36は、
上記筒状部35の下面31から上面32までにわたって
設けられている。さらに、このミシン目36に沿って、
上記下面31から上記環状溝34まで、シール部材30
に一体に引手37が形成されている。この引手37は、
シール部材30から外方に突出する基板37aと、この
基板37aに対して直角方向に延設された指掛片37b
とを有している。この指掛片37bには、引掛穴39が
設けられている。なお、シール部材30の、内面30a
の下部には、環状溝38が形成されている。この環状溝
38は、上記容器50の注出部51に形成された突部5
4と嵌合しており(図1参照)、これによって、シール
部材30は、容器50に対して強固に装着されている。
すなわち、このシール部材30を取り外すには、上記筒
状部35を破壊しなければならず、このため、上記シー
ル部材30は、事実上取り外し不可能な状態となってい
る。
【0016】開封部材40は、たとえば、比較的硬い樹
脂であるポリプロピレン,ポリスチレンにより製作され
ており、下面41が開放された円錐台形状を呈してい
る。この下面41の周縁部43には鍔42が形成されて
いる。この鍔42が形成されることにより、上記下面4
1の周縁部43の形状は、略L字状となっている。そし
て、この略L字状の周縁部43は、上記シール部材30
の、断面略L字状の環状溝34に嵌合しており、シール
部材30に対して強固に装着されている。すなわち、こ
の開封部材40をシール部材30から取り外すには、当
該シール部材30を破壊しなければならず、このため、
上記開封部材40は、事実上取り外し不可能な状態とな
っている。また、開封部材40の上面44の内側中央部
には、当該開封部材40の内部に突出した突起45が形
成されている。この突起45は、三角錘形状をしてい
る。
【0017】上記構成のキャップCが取付けられている
容器50の注出口52を開封するには、以下のようにす
る。すなわち、まず、上記シール部材30に設けられた
引手37を引張ることにより、シール部材30に設けら
れたミシン目36に沿って当該シール部材30の筒状部
35を破断する。シール部材30は、低密度ポリエチレ
ンにより製作されているので破断しやすい。そして、こ
のシール部材30の筒状部35が破断されることによ
り、当該筒状部35を拡開させることができるので、シ
ール部材30を容器50の注出部51から取り外すこと
ができる。また、これに伴って環状溝34も拡開させる
ことができるので、この環状溝34に装着された上記開
封部材40をシール部材30から取り外すことができ
る。そして、この開封部材40を容器50の注出部51
に被せて押付けることにより、上記突起45が、上記注
出部51の注出口52を封止しているライナ53を刺貫
する。これにより、容器50の注出口52を開封するこ
とができる。
【0018】また、引手37を引かずに、上記筒状部3
5を捩じったり、上記開封部材40のみを取り外そうと
不正な開封を試みた場合には、上記シール部材30が上
記注出部51に強固に装着されており、また、上記開封
部材40が上記シール部材30に強固に装着されている
ので、溝が形成されることより強度が弱化している上記
環状溝34若しくは上記環状溝38部分が破壊され、必
ず、上記筒状部35が破断される。
【0019】従って、この実施例によれば、上記筒状部
材35を破断しない限り、開封部材40を取外すことが
できない。しかも、一旦破断した筒状部材35は、当然
に元に戻すことができない。これにより、容器50に取
付けられているキャップCが、一旦外されたかどうかが
一目瞭然に判断できる。その結果、従来のように、一旦
キャップが取外され、たとえば、注射器等で薬物等が注
入されていてもそれを認識し難いため、不測の被害を受
けてしまうという事故を未然に防ぐことができ、確実に
安全性を確保することができる。
【0020】また、容器50の注出口52を開封するた
めの突起45が開封部材40の内側に設けられているの
で、雑菌等が付着することを防ぐことができる。従っ
て、開封の際に、内容物Fに雑菌等が混入するのを防ぐ
ことができ衛生的である。しかも、開封後の開封部材4
0は、容器50のキャップとして使用することもでき
る。
【0021】なお、この考案は上記実施例に限定される
ものではなく、シール部材30は、上下面が開放された
筒状のものであっても良い。シール部材30の筒状部3
5の形状についても、多角形断面のものであっても良
い。また、シール部材30に形成する環状溝34は、L
字状のものに限らず、内拡溝であっても良い。さらに、
ミシン目36を設ける他に、筒状部35の所定部位の肉
厚を薄く形成しても良い。
【0022】要するにこの考案は、筒状部35の破断強
度が、注出部51からシール部材30を取り外そうとし
た場合、または、シール部材30から開封部材40を取
り外そうとした場合には、必ず先に筒状部35の破断を
招く強度に構成されていれば良い。また、容器50の注
出部51の形状を逆テーパ状、すなわち、注出口52側
を広くし、これに合わせてシール部材30の筒状部35
の内周を逆テーパ状にすることにより、筒状部35を破
断しなければシール部材30を取外せないようにするこ
とができる。
【0023】その他、上記開封部材40を透明に形成す
れば、内部を透視することができ都合が良い等、この考
案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すこと
ができる。
【0024】
【考案の効果】この考案によれば、シール部材の筒状部
を破断しない限り開封部材を取り外すことができない。
これにより、不正に開封された場合でも、上記シール部
材が破断されているか否かによって、キャップが一旦外
されたかどうかを一目瞭然に判断することができる。従
って、薬物混入等の不測の事故を未然に防ぐことがで
き、安全性に優れるキャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るキャップを容器に取付
けた状態を示す断面図である。
【図2】シール部材の斜視図である。
【図3】従来のキャップを示した一部断面正面図であ
る。
【符号の説明】
C キャップ 30 シール部材 31 下面 32 上面 33 周縁部 34 環状溝 35 筒状部 36 ミシン目(破断部) 37 引手 40 開封部材 41 下面 42 鍔 43 周縁部 45 突起 50 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−131352(JP,U) 実開 昭64−9128(JP,U) 実公 昭42−17992(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/44 - 35/54 B65D 39/00 - 55/16

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め封止されている注出口を刺貫すること
    によって開封するための突起を備えたキャップにおい
    て、 容器(50)の注出部(51)に装着される筒状部(35)と、該筒
    状部(35)を破断するための引手(37)とからなるシール部
    材(30)と、 ール部材(30)に装着され、開封用の突起(45)を内部に
    形成した開封部材(40)とを有し開封部材(40)のシール部材(30)への装着が、筒状部(35)
    の周縁部(33)内側に設けた環状溝(34)と、開封部材(40)
    の周縁部(43)外側に形成された鍔(42)との嵌合により行
    われ、 筒状部(35)の強度が、容器(50)の注出部(51)からシール
    部材(30)を取り外そうとすると、若しくは、シール部材
    (30)から開封部材(40)を取り外そうとすると、先ず筒状
    部(35)の破断を招く強度に構成されていることを特徴と
    するキャップ。
  2. 【請求項2】シール部材(30)がポリエチレン樹脂により
    製作されており、開封部材(40)はこれより硬い樹脂で製
    作されていることを特徴とする上記請求項1記載のキャ
    ップ。
  3. 【請求項3】状部(35)の強度が、引手(37)と筒状部(3
    5)の母線に沿って筒状部(35)の下面(31)から上面(32)ま
    でにわたって設けられたミシン目(36)によって弱化され
    ていることを特徴とする上記請求項1記載のキャップ。
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